JPH10200919A - ダイレクトプリントアダプタ - Google Patents

ダイレクトプリントアダプタ

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JPH10200919A
JPH10200919A JP9001589A JP158997A JPH10200919A JP H10200919 A JPH10200919 A JP H10200919A JP 9001589 A JP9001589 A JP 9001589A JP 158997 A JP158997 A JP 158997A JP H10200919 A JPH10200919 A JP H10200919A
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JP
Japan
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data
memory
image data
signal
scanner
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Withdrawn
Application number
JP9001589A
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English (en)
Inventor
Masanori Tanizaki
正徳 谷崎
Tadashi Shiozaki
正 塩▲崎▼
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナーで読取った画像信号或いはフォト
CDの画像データを入力して処理し、プリンタに直接出
力し得るダイレクトプリントアダプタの提供。 【解決手段】 ビデオモードではビデオ機器4,5から
の映像信号は映像信号処理部110で処理されてデジタ
ル化され、データ転送方向切換部120で転送方向が切
換えられてメモリー142に転送される。デジタルカメ
ラモードではデジタルカメラ2からの画像データがメモ
リー142に取込まれ、スキャナーモードではスキャナ
ー9,8からの画像データがメモリー142に取込まれ
る。表示時はデータ転送方向切換部120でデータ転送
方向が切換えられ、メモリー142からの画像データが
表示処理部150に転送され、ビデオモニター6に表示
される。印刷時にはデータ処理部140でメモリー14
2上の画像データがカラー印刷用データとされ、入出力
制御部130の制御によりプリンタ2に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像信号を入力して
プリンタに直接画像出力するために用いるダイレクトプ
リントアダプタに関し、特に、スキャナーからの画像信
号を入力してプリンタに直接出力し得るダイレクトプリ
ントアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるコンピュータを用いた画像
処理技術の発達に伴い、カラー画像の印刷出力の需要が
増大し、それに伴いカラープリンタ装置の開発が進み、
現在ではワードプロセッサの印字部、或いはパーソナル
コンピュータの周辺機器等として安価なものが市販され
るに至っている。
【0003】また、ビデオ映像或いはテレビ映像を印刷
出力する従来技術として、特開昭63−179677号
公報に開示された、映像信号に応じたプリントを行なう
プリント手段と、映像信号をモニタに出力するモニタ出
力端と、入力画像信号の画質を調節してプリント手段及
びモニタ出力端に出力する画質調節手段を備えたビデオ
プリンタがある。
【0004】一方、上述の技術をもとにした映像印刷出
力専用装置以外に、パーソナルコンピュータを用いて映
像信号を画像信号に変換してモニターに表示し所望の画
像を選んで印刷出力する方法が近年用いられている。
【0005】また、近年、デジタルカメラが開発/販売
され普及しつつあるが、デジタルカメラの撮影結果(デ
ジタル化されたカラー画像データ)は終局的には印刷出
力する必要があるので、ビデオ或いはテレビ映像を印刷
出力する場合と同じようにパーソナルコンピュータを用
いてプリンタにより印刷出力している。
【0006】この場合、デジタルカメラ側に記憶した画
像信号(画像データ)をパーソナルコンピュータに取込
み伸張処理を施してからカラー印刷出力処理を行なって
おり、この場合、カラー画像(映像)の高精度な再生印
刷を行なうためにパーソナルコンピュータ側でプログラ
ム群によるカラー画像印刷用二値化データ作成処理を行
ない描画に必要な印刷色毎にビットマップデータを作成
して描画制御信号と共にプリンタに与えカラー印刷動作
を行なわせている。
【0007】なお、カラープリンタとして、濃・淡両イ
ンクを用い、絵画や写真のような高品質の画像印刷が可
能な濃・淡カラープリンタが開発/販売されており、カ
ラー印刷出力には、通常、シアン,マゼンタ,イエロ
ー,ブラックの4色のインクが用いられるが、濃インク
のみでは高品位の階調表現が困難なため濃・淡カラープ
リンタ(以下、単に、カラープリンタと記す)ではシア
ン,マゼンタ,イエロー,ブラックの各色について濃度
の異なるインクを用いて階調表現を疑似的に実現してカ
ラー画像出力を得ている。
【0008】更に、カラー画像信号をデジタル化してパ
ーソナルコンピュータ等の処理装置の入力とする装置
に、カラー原稿に光をあて反射光を色分解して電気信号
に変換しデジタル化したR(赤),G(緑),B(青)
の色信号を出力する装置としてカラーイメージスキャナ
ー(カラーイメージリーダとも呼ばれる)がある。ま
た、カラー写真フィルム(ネガフィルム或いはポジフィ
ルム)を読取って透過光を色分解して電気信号に変換し
デジタル化したR(赤),G(緑),B(青)の色信号
を出力する装置としてフィルムスキャナーがある。
【0009】更に、近年、フィルムスキャナーでデジタ
ル化されたR,G,BデータをCDーROMに書込んだ
もの(フォトCD(photo CD)と呼ばれている)があ
り、フォトCDに記録された撮像結果はパーソナルコン
ピュータを用いた画像処理装置の入力データ(画像デー
タ)として用いられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開昭63−179677号公報に開示されたビデオプ
リンタでは入力した映像信号を一旦デジタル信号に変換
してから再びアナログ信号に戻して色の調整を行なって
いるので、R,G,Bの3原色に分解されたRGB多階
調ビットイメージデータを得ることは出来るが、D/A
変換とA/D変換を繰返しているので画質の劣化が生じ
やすく、また、安定性に欠けるというアナログ特有の問
題点があった。
【0011】また、パーソナルコンピュータを用いて画
像(または映像)印刷処理を行なう場合には、使用者は
OS(オペレーションシステム)で規定されたコマンド
入力操作を行なって印刷処理アプリケーションプログラ
ムおよびプリンタドライバをそれらが格納されている格
納装置(例えば、磁気ディスク)からパーソナルコンピ
ュータの内部メモリーに取込んで実行可能状態にする必
要があるが、コマンド入力や印刷処理アプリケーション
プログラムおよびプリンタドライバの取込に時間(いわ
ゆる、オーバーヘッドタイム)を要し、オーバーヘッド
タイムは短くても数分間を要し、起動に時間がかかると
いう問題点と、パーソナルコンピュータは普及が著しい
とはいえ、実際に使いこなすにはまだ解決すべき問題が
多く、持っていても使いこなせない者が大多数であると
の指摘もあり、これらの者がデジタルカメラでの撮影結
果を印刷するため画像(映像)の印刷処理用アプリケー
ションプログラムやプリンタドライバを購入してインス
トールしようとしてもインストール自体が困難であった
り、コマンド入力の方法がわからないという不都合が生
じかねないという問題点がある。
【0012】れらの問題点を解消し、撮影結果の印刷処
理時の操作の簡易化とオーバーヘッドタイムをほぼゼロ
とし電源スイッチオンで処理動作が起動を可能とするこ
とによりデジタルカメラの今後の一般家庭レベルでの普
及を図ったものとして本発明の発明者により発明され、
本願出願人により平成8年10月18日付けで出願され
た特願平8−276467号(名称「ダイレクトプリン
トアダプタ」)がある。この発明は映像信号入力或いは
デジタル画像信号を入力して高品質の画像をプリンタに
直接出力するものであるが、入力画像信号を処理し簡単
に直接プリンタに出力できるという機能に着目すると、
デジタルカメラからの映像出力だけではなく従来のカメ
ラでの撮像フィルム(ネガフィルム、或いはポジフィル
ム)やカラー原稿についても画像信号化して上記ダイレ
クトプリントアダプタに入力して直接プリンタに出力で
きれば好適であり、特に、フィルムスキャナーやフォト
CDに記録された撮像結果についても記録内容(R,
G,B化されたデジタルデータ)を読取って処理し直接
プリンタに出力できれば更に好適である。
【0013】本発明は上記着眼を実現するためになされ
たものであり、スキャナーで読取った画像信号或いはフ
ォトCDに記録された画像データを入力して処理し、プ
リンタに直接出力し得るダイレクトプリントアダプタを
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のダイレクトプリントアダプタは、少なくと
も、プリンタ、デジタルカメラ,スキャナーおよびビデ
オ機器を接続可能であって、ビデオ機器から入力する映
像信号をデジタルデータに変換する映像信号処理部と、
CPUおよび印刷用二値化データ作成処理における色補
正後の濃淡色振分け処理後のCMYK階調ビットイメー
ジデータを格納するメモリーを有するデータ処理部と、
画像データから映像信号を復元してビデオモニタに表示
する表示処理部と、入出力制御部からの切換制御信号に
よりデータ転送方向を切換えるデータ転送方向切換部
と、データ処理部に対する、メモリーへのデータ取込或
いはデータ取り出しのタイミング信号と、映像信号処理
部、データ転送方向切換部およびデータ処理部へ与える
タイミング信号を生成すると共に、データ処理部からの
印刷用カラーデータの出力タイミングを制御し、更に、
ビデオモードではデータ転送方向切換部に対しメモリー
にデジタル化された色差信号を転送可能にするための切
換制御信号を送出し、表示時にはデータ転送方向切換部
に対しメモリーから取り出した画像データを表示処理部
に転送可能にするための切換制御信号を送出する入出力
制御部と、データ処理部に対し指示信号を与える指示信
号入力部と、を備え、ビデオモードではデジタルデータ
化された輝度信号と色差信号をデータ転送方向切換部を
介して画像データとしてメモリーに取込み、デジタルカ
メラモードではデジタルカメラのメモリーに格納されて
いる画像データを受信してメモリーに取込み、また、ス
キャナーモードではスキャナーによって作成された画像
データを受信してメモリーに取込み、表示時にはメモリ
ーから画像データを取り出してデータ転送方向切換部を
介して表示処理部に与え、印刷時にはメモリーに取込ま
れた画像データからカラー印刷用データを作成して入出
力制御部の制御の下にプリンタに送信することを特徴と
する。
【0015】なお、上記ダイレクトプリントアダプタに
おいて、更に、メモリー上の画像データを読み出して保
存し、また保存した画像データを読み出してメモリー或
いはプリンタに転送可能なデータ書込/読出装置を接続
すると共に、上記データ書込/読出装置に画像データを
保存し、また上記データ書込/読出装置に保存された画
像データを読み出して印刷する保存/再生モードを有す
るよう構成することが望ましい。
【0016】また、実施例では上記各ダイレクトプリン
トアダプタにおいて、データ処理部が、所定のテストパ
ターンを作成してプリンタに送信するテストパターン作
成手段と、スキャナーから入力したキャリブレーション
データに基づいてダイレクトプリントアダプタの諸元お
よび出力を調整する自己キャリブレーション手段を有す
るよう構成し、キャリブレーションデータがダイレクト
プリンタアダプタに接続するプリンタによって用紙上に
プリントされたテストパターンに対応する記入欄に記入
されたマークをスキャナーで読取った結果であるように
することが望ましい。
【0017】更に、他の実施例では上記各ダイレクトプ
リントアダプタにおいて、データ処理部がスキャナーで
読取った印刷情報を解析しデータを得て印刷情報解析手
段を有し、当該印刷情報によって指定された処理を実行
するよう構成し、印刷情報がダイレクトプリンタアダプ
タに接続するプリンタによって用紙上に印刷されたサム
ネイル画像に対応するようそれぞれの画像と共に印刷さ
れた記入欄に記入されたデータであることことが望まし
く、また、印刷情報が用紙上に予め印刷されたダイレク
トプリントアダプタの処理選択メニューに対応するよう
それぞれのメニューと共に印刷された記入欄に記入され
たデータであるようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明のダイレクトプリン
トアダプタの一実施例の構成を示すブロック図であり、
イメージスキャナー,フィルムスキャナーの付加、イン
ターフェイスおよびデジタルデータ処理部140のデー
タ処理モジュール200の変更等を除いた他の構成は前
述した本願出願人により平成8年10月18日付けで出
願された特願平8−276467号によるダイレクトプ
リントアダプタの構成と同様である。
【0019】図1で、ダイレクトプリントアダプタ(以
下、アダプタ本体と記す)1は、映像信号処理部11
0、データ転送方向切換部120、入出力制御部13
0、デジタルデータ処理部140、表示処理部150、
操作部160、およびプリンタ用のパラレルインターフ
ェイス21、デジタルカメラ用のシリアルインターフェ
イス31およびスキャナー用のインターフェイス36、
電源部12とから構成されている。なお、メモリーカー
ドインターフェイス32および高速インターフェイス3
7を設けることもできる。
【0020】また、アダプタ本体1には図2に示すよう
に入力機器として、デジタルカメラ3,ビデオ機器4,
5、メモリーカードリーダー7、イメージスキャナー
8、フィルムスキャナー9、フォトCDリーダー10
が、出力機器としてプリンタ2およびビデオモニタ6そ
れぞれ対応のインターフェイスを介して接続可能であ
り、電源補充用にA/Cアダプタ12が接続する。な
お、メモリーカードリーダー7およびフォトCDリーダ
ー10はオプションであり、イメージスキャナー8およ
びフィルムスキャナー9(以下、両者を共に示す場合に
は単にスキャナーと記す)はインターフェイスを共用す
ることができる。
【0021】また、図示しないが、更に、HD(磁気デ
ィスク)やMO(光ディスク)等のリムーバルメディア
(書込/読み出し可能な記憶憶媒体)の書込み/読み出
しを行なう装置(HDD(磁気ディスク装置)や,MO
D(光ディスク)装置等)を接続することもできる。
【0022】図8(a)にフィルムスキャナーの例を示
す(実施例2参照)。図8(b)はフラットベッド型ス
キャナーで透過フィルムを読み取る例である。また、フ
ィルムスキャナーとしては新写真システム対応のフィル
ムスキャナーもある。
【0023】また、ここでいうビデオ機器はデジタルV
CR、TVゲーム機、VTR、VCR等のビデオ信号出
力可能な機器をいう。また、接続するプリンタ2はカラ
ー印刷可能なプリンタであり、高品質なカラー画像の再
現印刷が可能な濃・淡カラープリンタであることが望ま
しい。
【0024】アダプタ本体1は、デジタルカメラ3(ま
たはメモリーカードリーダー7)からの画像データのメ
モリー142(図3)への取込,画像選択および選択画
像のプリンタ2への出力等を行なうデジタルカメラモー
ドと、ビデオ機器4,5からの映像データのメモリー1
42への取込およびプリンタ2への出力を行なうビデオ
モードと、イメージスキャナー8或いはフィルムスキャ
ナー9(またはフォトCD読取り用のフォトCDリーダ
ー10)からの映像データのメモリー142への取込お
よびプリンタ2への出力を行なうスキャナーモードの3
モード(図5)を有しており、モード選択画面,選択ス
イッチ或いはプリ印刷シート(実施例2参照)により選
択できる。
【0025】また、上記各モードでは印刷終了時あるい
はプリンタ2による印刷に代えて上述の各モードで取込
んだ画像データをHDやMO等のリムーバルメディアへ
書込む処理を選択できるよう構成し、書込まれた画像デ
ータを所望の時期に再生(読み出し)し、ビデオモニタ
ー6にサムネイル画像を表示したり、プリンタ2に出力
したりすることができるよう構成することもできる。こ
の場合、書込むデータをモニター6への表示用のR,
G,Bデータと、印刷用にデータ処理部140で処理し
たハーフトーン処理済みの印刷処理用データを別ファイ
ルとして格納するように構成してもよい。
【0026】なお、上記各モードでの印刷終了時あるい
はプリンタ2による印刷に代えて上述の各モードで取込
んだ画像データをHDやMO等のリムーバルメディアへ
書込処理を選択する構成に代えて保存/再生モードを設
け、上述の各モードで取込んだ画像データをHDやMO
等のリムーバルメディアへの書込みおよび再生を行なう
ように構成してもよい。
【0027】映像信号処理部110は、Sビデオ機器5
からの映像信号を入力しフロントエンドを経て、クロマ
信号についてU信号(RーY)とV信号(BーY)の2
つの色差信号に変換するとともに、輝度信号Yから複合
同期信号を分離し、これらY,U,V信号をA/D変換
してデジタル信号とする。なお、入力映像信号がコンポ
ジットビデオ機器4の出力(すなわち、コンポジット信
号)の場合は輝度信号Yとクロマ信号に分離したあと色
差信号に変換以降の処理が施される。映像信号処理部1
10は、また、上述の複合同期信号と入出力制御部13
0からのタイミング信号に基づいてドットクロックを生
成し、入出力制御部130に帰還させる。
【0028】データ転送方向切換部120は、映像系
(以下、ビデオ機器4または5および映像信号処理部1
10を含む系をいう)の出力である映像データをデジタ
ルデータ処理部140(図3)のメモリー142に取込
む場合やメモリー142のデータを表示系(以下、表示
処理部150およびビデオモニタ6を含む系をいう)に
与える場合に必要な信号方向の切換え、および映像系の
タイミングとデジタルデータ処理部140のCPU14
1のサイクルタイムが異なることから両者の時間差を吸
収しタイミングを一致させるために設けられている。
【0029】データ転送方向切換部120は映像系から
1フレーム分の映像データをメモリー142に取込む場
合には映像信号処理部110でA/D変換されたデジタ
ル信号を一旦データ転送方向切換部120内に取込み、
入出力制御部130からのタイミング信号により取込ん
だ映像データをデジタルデータ処理部140の方向に流
れるように転送方向を切換える。これにより、映像デー
タはデジタルデータ処理部140のメモリー142にD
MA転送され、メモリー142に画像データとして取込
まれる。
【0030】また、データ転送方向切換部120は、メ
モリー142から1フレーム分の画像データ等を表示処
理部150に転送する場合には、メモリー142からD
MA転送される画像データを一旦取込み、入出力制御部
130からのタイミング信号により取込んだ映像データ
を表示処理部150の方向に流れるように転送方向を切
換える。
【0031】入出力制御部130は論理回路で構成さ
れ、映像信号処理部110、データ転送方向切換部12
0および表示処理部150に対して与えるタイミング信
号(同期信号)を生成すると共にDMA転送のタイミン
グを生成しCPU141に与える。また、プリンタ2に
対するデジタルデータ処理部140からの印刷用出力デ
ータ(二値化データ)等の出力制御を行なう。
【0032】なお、入出力制御部130に二値化回路を
設けてデジタルデータ処理部140で行なう印刷用デー
タ作成処理のうちハーフトーン処理の一部(拡散誤差法
やデイザ法等による二値化処理)を入出力制御部130
で行なうよう構成することもできる。
【0033】デジタルデータ処理部140は、図3に示
すように、MPUで構成されCPU141のデータバス
に接続するメモリー142およびPROM143から構
成されている。
【0034】デジタルデータ処理部140は操作部16
0からの指示信号或いは入出力制御部130からの信号
を受けて、データ転送方向切換部120を介しての映像
系画像データのメモリー142への取込、メモリー14
2に格納されている画像データ及びメニューデータのデ
ータ転送方向切換部120を介しての表示系への転送、
デジタルカメラ3用のシリアルインターフェイス31
(或いはメモリーカードリーダ7用のメモリーカードイ
ンターフェイス32)を介してのデジタルカメラ3から
の画像データのメモリー142への取込、イメージスキ
ャナー8およびフィルムスキャナー9用のインターフェ
イス36、フォトCDリーダー10用の高速インターフ
ェイス37を介してのスキャナーからの画像データの取
込等を行なう。
【0035】更に、メモリー142に取込んだ画像デー
タの伸張処理やデジタルカメラ3に対する設定条件の設
定/変更、メモリー142に格納されている画像データ
をカラー印刷用データに変換するための色変換処理、入
出力制御部130の制御に基づく印刷用データのパラレ
ルインターフェイス21を介してのプリンタ2への転
送、操作部160からの操作信号入力に基づく表示制
御、処理モードの指定に基づくメニュー画面、設定画
面、警告画面等の表示制御等を行なう。
【0036】PROM143にはデータ処理モジュール
200(図4)、メニューデータ等および初期データ等
が格納されている。
【0037】メモリー142はCPU141のDMAに
よりアクセスされ、映像系の画像データまたはデジタル
カメラ3(或いはメモリーカード7)またはスキャナー
9,8或いはフォトCDリーダー10や磁気ディスク、
光ディスク等のリムーバルメディアからの画像データの
取込または読み出しが行なわれ、さらに、メニューデー
タや操作部160からの操作入力信号および設定データ
が格納され、また、印刷出力用二値化データ処理用の作
業領域等としても用いられる。
【0038】表示処理部150は、データ転送方向切換
部120からの画像データ(Y’,U’,V’(デジタ
ル信号))を輝度信号Yと色差信号U,V(アナログ信
号)に変換し、合成回路で輝度信号Yと複合同期信号を
合成すると共にU,V信号を合成してクロマ信号を得て
Sビデオ用信号を得る。なお、コンポジットビデオ用入
力端子を持つビデオモニタ6用には、更に、輝度信号Y
と複合同期信号クロマ信号を合成してコンポジットビデ
オ用信号を出力するように構成され、Sビデオ信号また
はコンポジットビデオ信号をビデオモニタ6に出力す
る。
【0039】操作部160は操作パネル(図示せず)か
ら操作信号を受取り、指示信号(デジタル信号)に変換
してデジタルデータ処理部140に与える。
【0040】<プリンタへの出力>プリンタ2への出力
制御は入出力制御部130で行なわれる。入出力制御部
130は、更に、デジタルデータ処理部140からのビ
ットマップデータおよび描画制御データのパラレルイン
ターフェイス21を介してのプリンタ2への送信タイミ
ングを制御する。プリンタ2は、また、アダプタ本体1
からの各データを受信して印刷処理を行なう。
【0041】なお、入出力制御部130に前述したよう
に二値化回路を設けた場合には印刷出力用二値化データ
作成処理のうちデジタル処理部140で実行される色補
正処理後のハーフトーン処理を行ない、メモリー142
のビットマップに展開する。
【0042】プリンタ2はアダプタ本体1からの各デー
タを受信して印刷処理を行なう。
【0043】<インターフェイス>インターフェイス2
1,31,32,36,37はデジタルデータ処理部1
40のバスに接続しており、アダプタ本体1からの外部
機器(プリンタ、デジタルカメラ等)への出力データお
よび外部機器(デジタルカメラ、スキャナー等)からの
入力データはそれぞれ対応のインターフェイスを介して
行なわれる。
【0044】インターフェイス21はプリンタ用インタ
ーフェイスであり、パラレルインターフェイス(例え
ば、セントロニクスタイプ)が用いられいる。印刷用デ
ータは入出力制御部130からの制御信号に基づきメモ
リー142から読み出され、インターフェイス21を介
してプリンタに取込まれ印刷処理される。
【0045】インターフェイス31はデジタルカメラ用
インターフェイスであり、実施例では現段階のデジタル
カメラの解像度が640×480dpi程度と低いこと
からシリアルインターフェイスを用いている。しかしな
がら、将来、デジタルカメラの解像度が高くなった場合
にはシリアルインターフェイスに代えて、パラレルイン
ターフェイス或いはその他の高速インターフェイスを用
いることが望ましい。
【0046】なお、インターフェイス31はデジタルカ
メラが画像記録に固定内部メモリーを使うタイプの場合
に用いられ、デジタルカメラが画像記録にメモリーカー
ドを使うタイプの場合にはインターフェイス32を用い
る。すなわち、メモリーカードをメモリーカードリーダ
ー(読取り装置)7で読取り、その出力をインターフェ
イス32およびバスを介してメモリー142に取込む。
【0047】インターフェイス36はスキャナー用のイ
ンターフェイスであり、スキャナーの場合、スキャナー
出力は解像度が高い(フィルムスキャナーで1,200
×1,400dpi程度)のでパラレルインターフェイ
ス或いはその他の高速インターフェイスを用いる。
【0048】インターフェイス37はフォトCDに記録
された写真画像記録を読み出すフォトCDリーダー(C
DーROMリーダー)用のインターフェイスであり高速
インターフェイスを用いる。なお、高速インターフェイ
スとしてはパラレルインターフェイスとして、SCSI
1,2,3ワイド、セントロニクスIEEE1284
(ニブル,EPC,EPD),高速シリアルインターフ
ェイスとしてIEEE1394、ファイバーチャンネル
などが知られている。
【0049】このほかのインターフェイスとしてHDD
やMODを接続するインターフェイス(高速インターフ
ェイス)をバスに接続すように構成してもよく、或い
は、HDDやMODの使用にはフォトCDリーダー10
用の高速インターフェイス37を共用するようにしても
よい。
【0050】<データ処理モジュール>図4はデジタル
データ処理部140による処理を実行するためのデータ
処理モジュールの構成を示すブロック図であり、データ
処理モジュール200を構成する各プログラムはPRO
M143等の記憶媒体に格納されている。なお、本実施
の形態ではデータ処理モジュール200をプログラム群
で構成しているがファームウエアとして構成してもよ
い。
【0051】図4で、データ処理モジュール200は制
御プログラム201、モード変更プログラム202、条
件設定/変更プログラム203、データ伸張プログラム
204、データ補間プログラム205および印刷用デー
タ処理モジュール210を有している。
【0052】制御プログラム201は操作パネル160
からの指示信号を受取り、アダプタ本体1が指示信号に
対応する動作を行なうように制御信号を入出力制御部1
40やメモリー142に送り、また、PROM143か
らその実行に必要なプログラムを取り出してCPU14
1による実行および制御を可能とする。
【0053】モード判定プログラム202はアダプタ本
体1の起動時にビデオモニター6の画面上に表示される
選択画面でどのモードが選択されたかを判定し、対応の
処理の実行モジュールに制御を移行する(図5)。
【0054】ここで、取込んだ画像データについてのH
DやMO等のリムーバルメディアへ書込処理を選択して
HDDやMODに画像データを書込む場合には、書込ま
れるデータがどのモードで書込まれたデータか、印刷用
に処理されたデータか、などを識別する識別子を画像デ
ータ(或いはファイル)の先頭に書込むようにすること
が望ましい。このようにすることにより書込まれた画像
を再生する場合の処理を容易にすることができる。
【0055】なお、モード選択をビデオモニター6の画
面上へのモード選択画面による選択に代えて、操作部1
60の操作パネル上にモード選択表示を行なって選択す
るように構成したり、スイッチ(例えば、アイコン表示
等により判別可能にしたパネルスイッチ等)を設けて選
択できるように構成したり、プリ印刷シートに記入した
選択処理マークをスキャナー8或いは9で読取って処理
を選択する(実施例2参照)よう構成することもでき
る。この場合はモード判定プログラム202はパネル上
のスイッチ選択に基づく操作部160からの信号或いは
選択データを調べて選択されたモードに対応する処理の
実行プログラムに制御を移行する。
【0056】条件設定/変更プログラム203は、デジ
タルカメラモードの場合でデジタルカメラ側の条件を設
定したり選択したりする場合に起動される。使用者がデ
ジタルカメラモードを選択すると条件設定/変更画面が
表示され、使用者は条件設定/変更画面上の条件選択或
いは操作パネル70(図6)からの操作によりデジタル
カメラ3側の日付やパワーオフ時間等の設定条件を設定
したり変更することができ、設定或いは変更した条件は
デジタルカメラ3側にインターフェイス31を介して送
信されるものであり、オプションとして備えられてい
る。
【0057】データ伸張プログラム204はデジタルカ
メラモード或いはスキャナーモードの場合に、デジタル
カメラ3或いはフォトCDから取込まれた圧縮画像デー
タの伸張処理を行なう。伸張処理は画像の圧縮方式に対
応しているのでデータ伸張プログラム204としてその
圧縮方式に対応した伸張プログラムを用いればよい。
【0058】なお、スキャナーで作成される画像データ
は圧縮されていないので伸張処理を行なう必要がなく、
従って、伸縮処理の前段に取込んだデータが圧縮データ
か否かを判定する手段(例えば、モード変更プログラム
の一部として)を設け、圧縮データでない場合にはデー
タ補間処理または印刷用データ作成処理に移行するよう
構成することが望ましい。
【0059】データ補間プログラム205は印刷画像の
拡大のためのデータ補間処理を行なう。データ補間処理
は取込まれたデータの画素が構成するビットマップの大
きさと印刷する記録紙のサイズが異なる場合に、原画像
を拡大して印刷するために必要な処理であり、補間方式
として線形補間法や単純に画素を水増しして原画像のビ
ットマップを拡大する単純拡大方法が知られている。
【0060】印刷用データ処理モジュール210は、ラ
スタライザ211,色補正モジュール212およびハー
フトーンモジュール213の3つを描画に必要な2値デ
ータを得るための基本的手段として備えている。
【0061】ラスタライザ211は、画像データ
(Y’,U’,V’)をR(赤),G(緑),B(青)
の3原色に変換し、それぞれの色毎にラスタ変換された
RGB多階調(例えば、256階調)ビットイメージデ
ータとしてメモリー142の所定の作業領域に展開す
る。なお、スキャナーからの画像データはRGBの3原
色毎に変換され、色毎の多階調データとして入力するの
で、スキャナーモードの場合にはラスタライザ211は
Y’,U’,V’からR,G,Bへの変換処理を行なう
ことなく、RGBデータをビットイメージデータとして
メモリー142の所定の作業領域に展開する。
【0062】色補正モジュール212は、ラスタライザ
211でラスタ変換されたRGB多階調ビットイメージ
データに色補正処理を施し、印刷用のCMYK階調ビッ
トイメージデータに変換する。
【0063】ハーフトーンモジュール213は色補正モ
ジュール212を通して得たCMYK階調ビットイメー
ジデータを濃淡インクテーブルによって濃淡各々のデー
タに振分け、更に、ディザ法、誤差拡散等のハーフトー
ン処理を施して色毎にビットマップ上の濃・淡色の配分
若しくは配置を決定し、それぞれ2値のビットマップを
作成する。ここで、濃・淡インクテーブルとはハーフト
ーンモジュール213に入力されるCMYKの多階調デ
ータに応じて淡インク・濃インクの打込み率を決定する
テーブルであり、入力される階調データ×打込み率で濃
・淡それぞれの新たな階調データを生成し、各々ハーフ
トーン処理を行ない、メモリー142の所定の領域に一
時保存する。
【0064】なお、前述したように入出力制御部130
に二値化回路を設けてデジタルデータ処理部140で行
なう印刷用データ作成処理のうちハーフトーン処理の一
部(拡散誤差法等による二値化処理)を入出力制御部1
30で行なうよう構成した場合には、ハーフトーン処理
モジュール(上述のハーフトーンモジュール213から
誤差拡散等のハーフトーン処理に相当する部分を除いた
もの)で色補正モジュール212を通して得たCMYK
階調ビットイメージデータを濃淡インクテーブルによっ
て濃淡各々のデータに振分け、出力制御部130の二値
化回路に送り、二値化回路では誤差拡散処理を施して得
た二値化データをデジタルデータ処理部140に送るよ
う構成し、デジタルデータ処理部140では二値化回路
によって濃淡色の配分若しくは配置が決定された二値化
データをハーフトーン処理モジュールにより色毎のビッ
トマップ上に展開し、それぞれ2値のビットマップを作
成するよう構成する。
【0065】ハーフトーン処理が行なわれると処理結果
は入出力制御部130からのタイミング信号によりメモ
リー142から順次(バンド毎に)取り出されて、イン
ターフェイス21を介してプリンタ2に送信される。
【0066】なお、アダプタ本体1に接続されるプリン
タの機種によっては濃・淡インクを用いての濃淡カラー
印刷機能を持たないものもあるが、このような場合には
印刷用データ処理モジュール210でのハーフトーン処
理を要しないのでハーフトーンモジュール213を機能
させることなく、色補正モジュール212を通して得た
CMYK階調ビットイメージデータをプリンタ2に送信
するよう構成することができる。
【0067】
【実施例】
<実施例1>アダプタ本体1の一実施例について以下に
より説明する。
【0068】アダプタ本体1は操作パネル基板、メイン
基板、およびACアダプタ8を幅240〜250mm,
高さ50mm,奥行140〜160mm程度の外形の箱
型筐体に収容してなり、筐体の上面前部には図6に示す
ような操作パネル70が設けられ、筐体後部には図7に
示すような端子部80が設けられている。また、メーカ
或いは販売店の技術者等が操作する調整用パネルを目立
たない位置に設けることもできる。
【0069】操作パネル70には電源が投入された場合
に点灯する電源表示LED71,アダプタ本体1の電源
投入スイッチ72,エラー表示LED73,ビデオ画面
を用いて諸設定を行なうメニュー画面を起動するための
メニュー画面起動用スイッチ74,メニュー画面での設
定内容変更スイッチ75,印刷表示LED76,印刷ス
イッチ77,ビデオモニタに表示する画像をモードによ
って切換える切換表示スイッチ78およびメモリー52
に取込まれている画像データをモードによって画像表示
するためのメモリースイッチ79等が設けられている。
【0070】また、端子部80にはプリンタ用出力端子
81、デジタルカメラ用入力出力端子82、メモリーカ
ード用入力端子83、スキャナー用入力端子84、フォ
トCDリーダー用入力端子85、コンポジットビデオモ
ニタ用出力端子86、コンポジットビデオ用入力端子8
7、S端子ビデオ用入力端子88、電源入力端子89等
が備えられている。
【0071】図5は、図1のアダプタ本体1の基本的動
作例、すなわち、メモリー142への画像データの取
込、メモリー142上の画像データの表示および印刷用
データ作成処理動作を示すフローチャートである。
【0072】説明の前提として電源オンで接続されてい
る機器がテレビやビデオ等のビデオ機器4または5の場
合を「ビデオモード」、デジタルカメラ2或いはメモリ
ーカード7の場合を「デジタルカメラモード」、フィル
ムスキャナー9,イメージスキャナー8,或いはフォト
CDリーダー(フォトCDドライバー)10の場合を
「スキャナーモード」とする。また、電源が投入される
と制御プログラム201によりテレビモニター6の画面
上に案内メニューや、選択メニュー、或いは設定メニュ
ーが表示され、使用者は操作パネル上の各スイッチを操
作することによりメニューの選択或いは条件設定ができ
るよう構成されている。
【0073】<メモリーへの画像データの取込>ステッ
プS1でCPU141はモード判定プログラム202に
より入出力制御部130の状態信号とデジタルカメラ用
インターフェイス31、メモリーカードインターフェイ
ス32、スキャナー用インターフェイス36およびフォ
トCD用インターフェイス37の状態信号を調べてモー
ドを判定し、ビデオモードの場合にはステップS2に移
行し、デジタルカメラモードの場合にはステップS4に
移行し、スキャナーモードの場合にはステップS7に移
行する。
【0074】ステップS2で、CPU141は入出力制
御部130にデータ転送方向切換部120の信号方向を
データ処理部140側に切換えるための切換指示信号を
送出する。入出力制御部130は切換指示信号を受けて
データ転送方向切換部120の方向を切換えるのでデジ
タル化された映像データY’,U’,V’がデータ処理
部140に与えられる。
【0075】ステップS3で、CPU141はDMA転
送により1フレーム分の映像データをデータバスを介し
てメモリー142に取込んで画像データ格納用領域に格
納し、ステップS9に移行する。
【0076】ステップS4で、CPU141はデジタル
カメラ用インターフェイス31或いはメモリーカードイ
ンターフェイス32から所定の数(実施例では1〜36
個)の画像データをメモリー142に取込む。取込んだ
画像データはJPEG(静止画像の代表的な圧縮規格)
で圧縮されているのでデータ伸張プログラム204で伸
張処理を行なって画像を復元し、画像データ格納用領域
に格納する(ステップS6参照)。
【0077】ステップS7でスキャナー用インターフェ
イス36或いはフォトCD用インターフェイス37から
所定の数の画像データをメモリー142に取込む。取込
んだ画像データがフォトCDに格納されているような圧
縮データの場合にはステップS6に移行して圧縮画像の
伸張処理を行ない、圧縮データでない場合にはステップ
S9に移行する。なお、スキャナーモードの場合、スキ
ャナーフラグをオンにしておくようにすることが望まし
い(ステップS13参照)。
【0078】<メモリー上の画像データの表示>ステッ
プS9で、CPU141は入出力制御部130にデータ
転送方向切換部120の信号方向を表示処理部150側
に切換えるための切換指示を送出する。入出力制御部1
30はデータ転送方向切換部120の信号方向を表示処
理部150側に切換えるのでメモリー152からの画像
データが表示処理部150に与えられ、表示処理部15
0でコンポジットビデオ信号或いはS端子ビデオ信号に
復元されてビデオモニター6に表示される。
【0079】ステップS10でCPU141は印刷スイ
ッチ77(図6)が押されているか否かを調べ、印刷ス
イッチ77が押されている場合にはステップS11に移
行する。印刷スイッチ77が押されているか否かは操作
部160から印刷指示信号を受け取った否かを調べるこ
とにより判定できる。なお、印刷スイッチ77以外のス
イッチ操作があった場合には当該スイッチの操作に基づ
く処理を行なうため指示信号を調べ、ステップS12で
対応の処理を実行する。
【0080】<画像データの印刷処理>ステップS11
で、CPU141はデータ補間プログラム205を実行
して、画像を印刷する用紙サイズ情報を調べメモリーに
格納されている1画像分の画像の情報量(画素数)の拡
大倍率を決定し補間処理(本実施例では線形補間)を施
して、補間された画像データをメモリー142の印刷用
作業領域に一時的に格納する。
【0081】ステップS13でスキャナーフラグがオン
の場合にはスキャナーモードとしてステップS15に移
行し、オフの場合にはステップ14に移行する。
【0082】ステップS14で、CPU141は印刷用
データ処理モジュール210により印刷用データ作成処
理を実行し、ラスタライザ211により画像データ
Y’,U’,V’をR(赤),G(緑),B(青)の3
原色に変換し、それぞれの色毎にラスタ変換されたRG
B多階調(例えば、256階調)ビットイメージデータ
としてメモリー142の所定の作業領域に展開し、色補
正モジュール212によりラスタライザ211でラスタ
変換されたRGB多階調ビットイメージデータに色補正
処理を施し、印刷用のCMYK階調ビットイメージデー
タに変換し、ハーフトーンモジュール213により色補
正モジュール212を通して得たCMYK階調ビットイ
メージデータを濃淡インクテーブルによって濃淡各々の
データに振分け、ハーフトーン処理を施して色毎にビッ
トマップ上の濃・淡色の配分若しくは配置が決定し、そ
れぞれ2値のビットマップデータを作成し、ハーフトー
ン処理が終了するとステップS16に移行する。
【0083】ステップ15では、スキャナーからの画像
データはRGBの3原色毎に変換され、色毎の多階調デ
ータとして入力するので、スキャナーモードの場合には
ラスタライザ211はY’,U’,V’からR,G,B
への変換処理を行なうことなく、RGBデータをビット
イメージデータとしてメモリー142の所定の作業領域
に展開し、以下、色補正モジュール212、ハーフトー
ンモジュールでの処理を得て、ステップS16に移行す
る。
【0084】ステップS16で、CPU141は入出力
制御部130に印刷準備終了信号を送出する。入出力制
御部130は印刷準備終了信号を受け取ると、プリンタ
2側の印刷動作状態を調べ、印刷動作可能状態の場合に
CPU142にデータ送信要求信号を送出する。
【0085】ステップS17で、CPUはDMA転送に
よりメモリー142から印刷制御データ及び色毎のビッ
トマップデータをパラレルインターフェイス21を介し
て順次プリンタ2に送信する。
【0086】<画像データの保存/再生>なお、図示し
ないが、上記ステップS12で、或いはステップS17
に続けて画像データの各モードで印刷終了時あるいはプ
リンタ2による印刷に代えて上述の各モードで取込んだ
画像データをHDやMO等のリムーバルメディアへ書込
む処理を選択よう構成することができ、この場合、再生
処理ではモード判定プログラム202は上記モードに応
じてステップS3、ステップ5或いはステップS7に制
御を移行し、CPU141はHDDまたはMOから画像
データをメモリー142に転送させるよう構成する。
【0087】また、上述のようにステップS12で、或
いはステップS17に続けて画像データの保存をする代
りに、保存/再生モードを設けた場合にはモード判定プ
ログラム202はステップS4でデジタルカメラモード
でない場合にスキャナーモードかを判定するステップS
4’(図示せず)を設け、スキャナーモードでない場合
に保存/再生モードとし表示される保存メニューあるい
は再生メニューを使用者に選択して、保存処理或いは再
生処理を行なうように構成してもよい。なお、この場合
の再生処理でも各モードに応じてステップS3、ステッ
プ5或いはステップS7に制御を移行し、CPU141
はHDDまたはMOから画像データをメモリー142に
転送させるよう構成すればよい。
【0088】<実施例2>図8は図1のアダプタ本体1
に接続可能なフィルムスキャナーの例を示す図であり、
図8(a)のタイプでは移動原稿台91上のフィルム原
稿(ネガフィルム或いはポジフィルム)92に対し光源
93から光を照射し、集光レンズ96でラインセンサー
97に集光させて電気信号に変換し、図(b)のタイプ
では固定原稿台91’上のフィルム原稿92に対し光源
93または、キャリッジ94に設けられた光源95から
光を照射し、キャリッジ94内の集光レンズ96でライ
ンセンサー97に収束させてCCD97で電気信号に変
換するよう構成されている。
【0089】この他のフィルムスキャナーの例として
は、近年開発された新写真システム対応のフィルムスキ
ャナーや映画フィルムをコンピュータにより画像処理す
るための巻取式フィルムスキャナーがある。新写真シス
テムは従来撮像フィルムを現像した場合5〜6コマ分ず
つ裁断して紙ケースに収納していた現像フィルムを、裁
断することなく1巻として扱うよう未現像フィルムのサ
イズおよび巻取機構を従来のカメラとは変えて構成した
ものであり、新写真システムのカメラで撮像されたフィ
ルムは現像後に巻取られて1巻として新写真システム対
応のフィルムスキャナー(巻取式フィルムスキャナー)
により読取られ、画像データとして出力される。
【0090】また、現像フィルムをフィルムスキャナー
で読取って、その出力画像データをCDーROMに書込
んだフォトCDがあり、フォトCDではデジタル化され
た画像データがフィルム1コマ毎に1ファイルとして書
込まれている。フォトCD上の画像データはフォトCD
リーダ(CDーROMリーダー)によって読み出すこと
ができる。
【0091】図9はフラットベッドタイプのスキャナー
を用いたダイレクトプリントアダプタの一実施例として
の自己キャリブレーション(印刷画像の出力調整)への
応用例を示す図である。
【0092】[自己キャリブレーション]本実施例で
は、データ処理部140はROM143にプログラムか
らなるテストパターン作成手段と、プログラム群からな
る自己キャリブレーションプログラム手段を備え、ま
た、制御プログラム101は最初の処理選択画面或いは
スキャナーモード選択後の処理選択画面中に自己キャリ
ブレーション選択用メニューを表示する。
【0093】自己キャリブレーション選択用メニューが
選択されるとテストパターン作成手段は所定のテストパ
ターン(例えば、カラー印刷パターン等)をメモリー1
42に作成し、入出力制御部130の出力タイミング信
号に基づいてプリンタ2に送信し、プリンタ2にテスト
パターン901を印刷させる。
【0094】メーカ或いは販売店の技術者はアダプタ本
体1の出庫時或いは販売時に印刷されたテストパターン
901を見てアダプタ本体1の調整用操作パネル(図示
せず)を操作して諸元を調整する。自己キャリブレーシ
ョン手段は入力した諸元に基づいて次の自己キャリブレ
ーション選択用メニューを表示し新たなテストパターン
を作成する。このような操作を繰返して望ましい状態に
アダプタ本体1を調整することができる。
【0095】しかしながら、アダプタ本体1が一般家庭
レベルまで普及する場合を考慮すると、使用者により調
整ができるようにすることが望ましい。図9(b)は使
用者側で少なくとも色合を調整可能なように構成した例
の説明図である。
【0096】テストパターン用紙901上にキャリブレ
ーション用選択ファクター欄或いは選択数値を印刷し、
調整者或いは使用者がマークできるように構成する(例
えば、濃度について、現状より、「濃く」、「やや濃
く」、「このまま」、「やや薄く」、「薄く」といった
選択ファクターを示してマークさせる)ことによりメー
カ或いは販売店の技術者によることなく調整することが
できる。
【0097】この方法は高品位な色合を必要とし、しか
もそれが使用者(撮影者)の好みの範疇に属する写真の
印刷のような場合に好適である。
【0098】図9(b)で、自己キャプレーション選択
用メニューが選択されるとパターン作成手段は所定のテ
ストパターン(例えば、カラー印刷パターン等)をメモ
リー142に作成し、入出力制御部130の出力タイミ
ング信号に基づいてプリンタ2に送信し、プリンタ2に
テストパターン901を印刷させる。
【0099】使用者は印刷されたテストパターン901
を見て色合等を調べ、所望のものであった場合はそのま
まアダプタ本体1の動作実行を行なうスイッチ選択し、
異なる場合には印刷されたテストパターン901の記入
欄にマーク等を記入してから、スキャナー902でその
印刷されたテストパターン901を読取らせる。スキャ
ナー902は印刷されたテストパターンを走査してRG
Bに分解された画像データをインターフェイス36を介
してアダプタ本体1に送信する。アダプタ本体1側では
画像データをメモリー142に取込む。
【0100】自己キャリブレーション手段はメモリー1
42に取込まれた画像データから使用者が記入した調整
データ(自己キャリブレーションデータ)を読取って、
各調整データ値に基づいて諸元を調整し、調整後のテス
トパターンをメモリー142に展開し、そのデータをプ
リンタ2に送信し、プリンタ2に新たなテストパターン
を印刷させる。このような操作を繰返すことにより使用
者の望が望む色印刷出力が出る状態にアダプタ本体1を
調整する。
【0101】[サムネイルシートによる印刷選択]図1
0(a)は反射光を用いるフラットベッドタイプ(図8
(b)参照))のスキャナー8を用いたダイレクトプリ
ントアダプタの他の実施例としてのサムネイル画像の読
取りによる写真の印刷方法を示す図であり、印刷処理選
択メニューでサムネイル印刷が選択された場合に、デジ
タルカメラ2(或いは、メモリーカード7)またはスキ
ャナー8(或いはフォトCDリーダー10)からメモリ
ーに取込まれた画像データのうちからサムネイルデータ
をプリンタ2から印刷させ、図10(b)に示すような
サムネイル画像912とサムネイル画像912に対応し
た選択欄或いは記入欄(枚数、印刷サイズ等の印刷情
報)913,914を印刷したサムネイルシート911
を得ておき、使用者が所望の時期にそのサムネイルシー
トの選択欄にマーク等の記入を行なって、スキャナー8
でそのサムネイルシート911を走査して結果をアダプ
タ本体1に送り、アダプタ本体1側では指定された画像
について対応の機器等から画像データを取込み、印刷デ
ータ作成処理を行なうと共に、プログラム群からなる印
刷情報解析手段により印刷情報を解析して枚数、印刷サ
イズ等を知り、プリンタ2に印刷データと共に印刷情報
に対応する印刷動作を行なわせるよう印刷情報を送信す
る。
【0102】[プリ印刷シートによる処理選択]図11
は、スキャナー8を用いたダイレクトプリントアダプタ
の一実施例としての処理選択用プリ印刷シート(以下、
単に、プリ印刷シート)による処理選択への応用例を示
す図であり、これにより、使用者はビデオモニター6に
よる処理選択に代えてメーカ或いは販売店から提供され
たプリ印刷シートにより、アダプタ本体1の処理を選択
でき、人によっては煩わしく感じられるメニュー選択や
選択画面の切換えなしにアダプタ本体1を動作させるこ
とができる。
【0103】まず、図11(b)に例示するように選択
メニュー枠951,952,953,954,955,
・・を用紙上に使用者がマーク可能に構成したメニュー
957および選択欄と共に予め印刷した(1枚の用紙に
全ての選択画面を印刷することが望ましいが、複数枚の
でもよい)プリ印刷シート950を用意する。
【0104】プリ印刷シート950上には更に、処理内
容の説明等が印刷されることが望ましいが、それら説明
は別紙としてもよい。また、プリ印刷シート950はメ
ーカ或いは販売店から提供されたものの他、同じフォー
ムのものをアダプタ本体1側でも印刷が可能なようにプ
ログラムからなるプリ印刷シート作成手段を備えておく
ことが望ましい。また、プリ印刷シートに印刷される印
刷項目は選択する処理項目だけでなく、必要な数値等も
選択できるように構成することが望ましい。
【0105】使用者は所望の処理をプリ選択シート95
0から選択して対応の記入欄にマークを付す。なお、プ
リ選択シート950はツリー構造として上位の選択肢か
ら下位の選択肢へと使用者が自然に所望の処理の実現に
必要なメニューを選択できるように構成しておくことが
望ましい。
【0106】使用者がプリ印刷シート950をスキャナ
ー8に読取らせると、スキャナー8はデジタル化された
選択データをアダプタ本体1に送信する。アダプタ本体
1側ではプログラム群からなる選択データ解析手段96
2により使用者が選択した処理および数値を取り出し、
選択した処理プログラムに移行させるため制御プログラ
ム961に取り出した諸元を引渡す。
【0107】制御プログラム961は受け取った諸元に
基づいて必要なプログラムを呼び出して対応の処理を実
行させる。
【0108】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、本発明の主要部である映像信号処理部、データ転
送方向切換部、入出力処理部、デジタルデータ処理部、
表示処理部および各インターフェイスをビデオ機器,プ
リンタ,ファクシミリ装置、デジタルカメラ或いはスキ
ャナーに組込んだり、その他種々の変形実施が可能であ
ることはいうまでもない。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、A
/D変換が1回ですむので信号変換による画質の劣化が
生じず、デジタル処理のため安定的である。また、デー
タ転送方向切換部により映像系からメモリーへのデータ
の取込やメモリーから表示系へのデータ転送ができ制御
が簡単である。また、電源オンで起動し、使用者はモニ
ター画面に表示される案内メニューに従って選択或いは
設定ができるので操作が簡単で起動に時間がかからない
い。また操作が簡単なため特別な知識を要することな
く、一般家庭でビデオ機器からの映像のカラープリント
やデジタルカメラで撮影した撮影結果や現像済みフィル
ムの画像を簡単にプリンタで印刷できる。
【0110】更に、スキャナーモードを設けたことによ
り、光学カメラで取った撮影フィルムやフォトCDに格
納された画像データについてもそれらを読取ってカラー
印刷することができるので、現在DPE店に依頼してい
る印画紙への焼付けを必要としない。
【0111】また、スキャナーを接続するように構成し
たことにより、自己キャリブレーションによる色調整を
使用者が簡単に行なうことができる。更に、サムネイル
シートによる印刷写真の選択ができるのでサムネイルシ
ートを印刷しておき仲間に回覧して所望の数やサイズを
書込ませ、そのままスキャナーから読取らせて印刷する
ことが可能になった。また、更に、プリ印刷シートによ
る処理選択ができるので、プリ印刷シートによりダイレ
クトプリントアダプタの処理を選択でき、人によっては
煩わしく感じられるメニュー選択や選択画面の切換えな
しにダイレクトプリントアダプタを動作させることがで
きる。
【0112】更に、磁気ディスクや光ディスク等の媒体
に画像データを保存できるように構成した場合には、印
刷した画像データを保存したり、取込んだ画像データを
印刷することなく保存しておき、所望の時期に印刷する
ことができ写真を印刷した場合に後で刷り増しすること
などが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイレクトプリントアダプタの一実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】ダイレクトプリントアダプタの入出力機器接続
例を示す図である。
【図3】デジタルデータ処理部の基本的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】データ処理モジュールの構成例の説明図であ
る。
【図5】ダイレクトプリントアダプタの基本的動作例を
示すフローチャートである。
【図6】ダイレクトプリントアダプタの操作パネルの一
例を示す説明図である。
【図7】ダイレクトプリントアダプタの外部機器との接
続端子部の一例を示す図である。
【図8】フィルムスキャナーの一例を示す図である。
【図9】フラットベッドタイプのフィルムスキャナーを
用いたダイレクトプリントアダプタの一実施例を示す図
である。
【図10】フラットベッドタイプのフィルムスキャナー
を用いたダイレクトプリントアダプタの一実施例を示す
図である。
【図11】フラットベッドタイプのフィルムスキャナー
を用いたダイレクトプリントアダプタの一実施例を示す
図である。
【符号の説明】
1 アダプタ本体(ダイレクトプリントアダプタ) 2 プリンタ(カラープリンタ) 3 デジタルカメラ 4,5 ビデオ機器(デジタルVCR、TVゲーム機、
VTR、VCR) 6 ビデオモニタ(モニターテレビ、家庭用テレビ) 7 メモリーカードリーダー 8,9 スキャナー 10 フォトCDリーダー 21,31,32,36,37 インターフェイス 110 映像信号処理部 120 データ転送方向切換部 130 入出力制御部 140 デジタルデータ処理部(データ処理部) 141 CPU 142 メモリー(DーRAM) 143 PROM(FLUSH ROM) 160 操作部(指示信号入力部) 200 データ処理モジュール 201 制御プログラム 202 モード判定プログラム 203 条件設定/変更プログラム 204 データ伸張プログラム 205 データ補間プログラム 210 印刷用データ処理モジュール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、プリンタ、デジタルカメ
    ラ,スキャナーおよびビデオ機器を接続可能であって、
    ビデオ機器から入力する映像信号をデジタルデータに変
    換する映像信号処理部と、 CPUおよび印刷用二値化データ作成処理における色補
    正後の濃淡色振分け処理後のCMYK階調ビットイメー
    ジデータを格納するメモリーを有するデータ処理部と、 画像データから映像信号を復元してビデオモニタに表示
    する表示処理部と、入出力制御部からの切換制御信号に
    よりデータ転送方向を切換えるデータ転送方向切換部
    と、 データ処理部に対する、メモリーへのデータ取込或いは
    データ取り出しのタイミング信号と、映像信号処理部、
    データ転送方向切換部およびデータ処理部へ与えるタイ
    ミング信号を生成すると共に、データ処理部からの印刷
    用カラーデータの出力タイミングを制御し、更に、ビデ
    オモードではデータ転送方向切換部に対しメモリーにデ
    ジタル化された色差信号を転送可能にするための切換制
    御信号を送出し、表示時にはデータ転送方向切換部に対
    しメモリーから取り出した画像データを表示処理部に転
    送可能にするための切換制御信号を送出する入出力制御
    部と、 データ処理部に対し指示信号を与える指示信号入力部
    と、を備え、 ビデオモードではデジタルデータ化された輝度信号と色
    差信号をデータ転送方向切換部を介して画像データとし
    てメモリーに取込み、 デジタルカメラモードではデジタルカメラのメモリーに
    格納されている画像データを受信してメモリーに取込
    み、また、スキャナーモードではスキャナーによって作
    成された画像データを受信してメモリーに取込み、表示
    時にはメモリーから画像データを取り出してデータ転送
    方向切換部を介して表示処理部に与え、 印刷時にはメモリーに取込まれた画像データからカラー
    印刷用データを作成して入出力制御部の制御の下にプリ
    ンタに送信することを特徴とするダイレクトプリントア
    ダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、更に、メモリー上の画像データを読み
    出して保存し、また保存した画像データを読み出してメ
    モリー或いはプリンタに転送可能なデータ書込/読出装
    置を接続すると共に、上記データ書込/読出装置に画像
    データを保存し、また上記データ書込/読出装置に保存
    された画像データを読み出して印刷する保存/再生モー
    ドを有することを特徴とするダイレクトプリントアダプ
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のダイレクトプ
    リントアダプタにおいて、データ処理部が、所定のテス
    トパターンを作成してプリンタに送信するテストパター
    ン作成手段と、スキャナーから入力したキャリブレーシ
    ョンデータに基づいてダイレクトプリントアダプタの諸
    元および出力を調整する自己キャリブレーション手段を
    有することを特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、キャリブレーションデータがダイレク
    トプリンタアダプタに接続するプリンタによって用紙上
    にプリントされたテストパターンに対応する記入欄に記
    入されたマークをスキャナーで読取った結果であること
    を特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のダイレクトプ
    リントアダプタにおいて、データ処理部がスキャナーで
    読取った印刷情報を解析しデータを得て印刷情報解析手
    段を有し、当該印刷情報によって指定された処理を実行
    することを特徴とするダイレクトプリントアダプタ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、印刷情報がダイレクトプリンタアダプ
    タに接続するプリンタによって用紙上に印刷されたサム
    ネイル画像に対応するようそれぞれの画像と共に印刷さ
    れた記入欄に記入されたデータであることを特徴とする
    ダイレクトプリントアダプタ。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のダイレクトプリントア
    ダプタにおいて、印刷情報が用紙上に予め印刷されたダ
    イレクトプリントアダプタの処理選択メニューに対応す
    るようそれぞれのメニューと共に印刷された記入欄に記
    入されたデータであることを特徴とするダイレクトプリ
    ントアダプタ。
  8. 【請求項8】 ダイレクトプリントアダプタのデータ処
    理部の制御動作を機能させる下記a,bも手段のうち少
    なくとも1つをコンピュータが読取り可能に格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。 a: 請求項3に記載のテストパターン作成手段及び自
    己キャリブレーション手段、 b: 請求項5に記載の印刷情報解析手段。
JP9001589A 1997-01-08 1997-01-08 ダイレクトプリントアダプタ Withdrawn JPH10200919A (ja)

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