JP3136639B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3136639B2
JP3136639B2 JP03083305A JP8330591A JP3136639B2 JP 3136639 B2 JP3136639 B2 JP 3136639B2 JP 03083305 A JP03083305 A JP 03083305A JP 8330591 A JP8330591 A JP 8330591A JP 3136639 B2 JP3136639 B2 JP 3136639B2
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博一 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像が記録された記録
媒体から画像を読み出して用紙上に画像形成する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像形成装置としては、
例えば、特開昭64−54991号公報に示されている
ように、ビデオフロッピーから画像データを読み出して
プリンタにてプリントアウトするものや、特公平1−2
4369号公報に示されているように、スチルカメラに
モニタとプリンタを設けたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スチルビデ
オカメラで撮ったデータはビデオフロッピーやICカー
ド等の記録媒体に記録されているが、その内容について
写真のネガフィルムを見るようにインデックスがあれば
便利である。ところが、上述したような従来技術にあっ
て、例えば、ディジタルカラー複写機などをプリンタと
して用い、ビデオフロッピーの画像データをハードコピ
ー出力する場合は、ビデオカメラと複写機との間のデー
タの速度合わせなどのためにフルメモリを用いていたた
め、大容量のメモリが必要となり、カラー画像の場合、
非常に高価なものとなっていた。インデックスとして見
るには、ビデオフロッピー等が1フレームを2フィール
ドで記録したフレーム記録とされていても、1フィール
ドのみをハードコピーしても画像劣化はそれ程問題とな
らず、また、メモリも小容量で済むと考えられる。本発
明は上記背景下になされたもので、フレーム記録されて
いても、1フィールドのデータを用紙上に記録出力する
ようにしたことにより、少容量のメモリでよく、大幅な
コスト削減が可能な画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、1つの画像を複数に分割して複数の記録領
域に記録させる第1記録方式と、1つの画像を1つの記
録領域に記録させる第2記録方式とを用いて複数の画像
が記録された記録媒体から画像を読み出して用紙上に画
像を形成する画像形成装置において、前記記録媒体に記
録された複数の画像を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された複数の画像を同一用紙上に形成するマル
チ画像形成手段と、画像が第1記録方式によって記録さ
れたものか第2記録方式によって記録されたものかを判
別する判別手段と、画像が第1記録方式によって記録さ
れたものである場合は、その画像が記録された複数の記
録領域のうちの1つからのみ画像を読み出して前記記憶
手段に記憶させる一方、画像が第2記録方式によって記
録されたものである場合は、その画像が記録された1つ
の記録領域から画像を読み出して前記記憶手段に記憶さ
せる制御手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】上記構成によれば、記録媒体に記録されている
画像の記録方式が第1記録方式であるか第2記録方式で
あるかが判別手段により判別される。制御手段は、第1
記録方式によって記録されたものである場合は、その画
像が記録された複数の記録領域の中の1つのみから画像
データを読み出し、第2記録方式によって記録されたも
のである場合は、その画像が記録された1つの記録領域
から画像データを読み出し、この読み出した画像データ
を記憶手段に記憶させる。この記憶手段に記憶された画
像データは、マルチ画像形成手段によって用紙上に画像
形成される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の画像記録装置の実施例につい
て図面を用いて説明する。図1は、スチルビデオカメラ
1とディジタルカラー複写機4を組み合わせた実施例の
示す。同図において、スチルビデオカメラ1(以下スチ
ルカメラと記す)は、ビデオフロッピー2(以下フロッ
ピーと記す)、ICカード3等の記録媒体に静止画像を
記録するものである。ディジタルカラー複写機4は、イ
メージリーダ部5とプリンタ部6から構成され、原稿画
像を撮像素子によって電気信号に変換し、この電気信号
に対応した画像を電子写真方式により、複写紙上に形成
するものである。ディジタルカラー複写機4は、各種の
記録媒体のデータを読み込み、あるいは書き込む記録媒
体駆動部、もしくはファイリング装置を備え、この駆動
部に対して記録媒体が着脱自在に受け入れられる挿入口
6a,6bを有する。挿入口6aにはCD−ROM7が
挿入され、挿入口6bにはフロッピー2、もしくはIC
カード3が挿入される。CD−ROM7は記憶容量が大
きいので、ファイリング装置によりフロッピー2、IC
カード3からCD−ROM7に画像データを書き込むよ
うにしている。なお、CD−ROM7の代わりにDAT
(ディジタル・オーディオ・テープレコーダ)等を用い
てもよい。
【0007】図2は、スチルカメラ1とパーソナルコン
ピュータ8(以下パソコンと記す)とディジタルカラー
複写機4を組み合わせた実施例を示す。この実施例で
は、パソコン8でスチルカメラ1で撮った画像を様々に
処理することができる。なお、パソコン8とディジタル
カラー複写機4とのインタフェース9(以下I/Fと記
す)は、パソコンI/FであってもICカード3等の記
録媒体であってもよい。
【0008】図3は、スチルカメラ1の外観構成を示
す。同図において、10はカメラ起動用電源スイッチ
で、ON側にあるときスチルカメラ1を起動状態とし、
OFF側にあるとき停止状態とする。11は撮影ズーム
レンズ、12はフラッシュ、13はレリーズスイッチで
ある。14はテレ(T)側スイッチ、15はワイド
(W)側スイッチで、これらは撮影時には撮影ズームレ
ンズ11を移動させ、また、再生時には記録画像を順送
りあるいは逆送りさせるスイッチである。16は記録画
像を再生するためのテレビ出力用スイッチ、17はスチ
ルカメラ1とテレビを接続するためのテレビ出力用端
子、18は記録画像を消去するための消去スイッチ、1
9はスチルカメラ1の上面に設けられた液晶等でなる液
晶表示部で、この表示部19は、撮影動作を行っている
ときは、駒番号とカメラモードであることを示し、撮影
画像の再生動作を行っているときは、再生モードである
ことを示す。20はICカード挿入口であり、ここに撮
影画像を記録するためのICカード3が挿入される。図
3では記録媒体にICカード3を示しているが、これに
限らずフロッピー2、CD−ROM7、DAT等を用い
てもよい。
【0009】図4は、スチルカメラ1の機能ブロック構
成を示す。同図において、撮影ズームレンズ11、絞り
・シャッタ部21、ファインダ22等の光学系および露
光制御部29、フラッシュ12は、銀塩フィルムカメラ
で使用されているものと基本的には同一のものを用いて
いる。撮影ズームレンズ11はテレ・ワイドスイッチ1
4,15にて倍率を可変させる。画像読取手段としての
撮像素子23は、撮影ズームレンズ11、絞り・シャッ
タ部21を介して入射した光信号を電気信号(画信号)
に変換する。撮像素子としてはCCDの他、MOS等の
固体素子が用いられる。撮像信号処理回路24は、撮像
素子CCD23から出力される画信号からカラー映像信
号(輝度信号と色信号)を形成する。
【0010】記録回路25は前記カラー映像信号を、I
Cカード3、フロッピー2、CD−ROM7、DAT等
の記録媒体26に記録に適した形に変換し、記録する。
再生回路27は、記録媒体26からカラー映像信号を読
み出し再生する。ビデオ端子28は撮像信号処理回路2
4もしくは再生回路27からのカラー映像信号を再生用
テレビモニタ等に出力するものである。システムコント
ローラ30は装置全体の制御をする。このシステムコン
トローラ30は、レリーズスイッチ13、テレ側スイッ
チ14、ワイド側スイッチ15、テレビ出力用スイッチ
16、および消去スイッチ18からの指示を受け、これ
らの指示を液晶表示部19に表示する。なお、図4にお
いて、実線は光信号、二重線は画信号、点線は制御信号
の流れを示している。
【0011】図5は、スチルカメラ1により撮影した画
像信号をディジタル処理してICカード3に記録する場
合の構成を示す。同図において、前述と同部材には同番
号を付しており、カメラ制御マイコン31は、前述のシ
ステムコントローラ30に相当し、アンプ33、A/D
変換器34、ディジタル信号処理回路35は、前述の撮
像信号処理回路24および記録回路25に相当する。カ
メラ制御マイコン31は、レリーズスイッチ13からの
情報により、フラッシュ制御部29a、電子シャッタ制
御部29b、アンプ33、A/D変換器34、ディジタ
ル信号処理回路35、電源回路36などを制御する。な
お、電源は、バッテリ37より供給される。本構成にお
いて、画像信号をICカード3に記録する処理動作につ
いて説明する。レリーズスイッチ13からの指示を受け
てフラッシュ12が発光し、被写体像は撮影ズームレン
ズ11を介して撮像素子23上に結像し、電気信号に変
換される。この電気信号はアンプ33で増幅され、A/
D変換器34でディジタル信号に変換されて、ディジタ
ル信号処理回路35へ出力され、ここで信号処理され、
ICカード3に記録される。
【0012】図6は、撮影した画像信号をアナログ処理
して磁気ディスク(フロッピー2)に記録する場合の構
成を示す。同図において、撮像素子23から出力される
電気信号はアンプで増幅され、輝度(Y)信号分離回路
38と色差(R−YとB−Y)信号分離回路39により
Y信号とR−Y,B−Y信号に分けられ、それぞれFM
変調回路40a,40bでFM変調される。図示してい
ないCPUから出力される日付等の付加データは、デー
タ変調(DPSK)回路41で変調され、前記FM変調
された画像信号と共に記録アンプ42を経て記録ヘッド
43に与えられ磁気ディスク44に記録される。
【0013】また、図示していないMPUから出力され
る制御信号により、モータ制御回路45が作動し、モー
タ46を介して磁気ディスク44は速度制御され、所定
の回転速度で駆動される。再生アンプ47は再生ヘッド
からの出力を増幅し、再生信号は、FM復調回路48
a,48b、データ復調回路49に転送され、Y信号と
R−Y,B−Y信号はアナログ信号に変換される。デー
タ再生信号は、復調後、MPUへデータ出力される。こ
れら再生信号は、NTSC変換回路50により、NTS
C方式のビデオ信号に変換され出力される。
【0014】図7は、ディジタルカラー複写機4の全体
構成を示す。このディジタルカラー複写機4は、複数色
の画像形成を行う場合、各色毎の原稿画像の読取りおよ
び複写紙上への画像形成を繰り返し実行する。スキャナ
51は、原稿台52上に設置された原稿を照明する露光
ランプ53と、原稿からの反射光を集光するロッドレン
ズアレイ54と、集光された光を受けて原稿の画像を電
気信号に変換するCCDカラーセンサ55で構成されて
いる。スキャナ51は、モータ56により駆動され、原
稿台52に沿って走査移動する。
【0015】CCDカラーセンサ55によって得られた
電気信号は、信号処理部57において、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックのいずれかの色信号に変換され
る。複写動作を実行する際、この色信号はバッファメモ
リ58を介してプリンタヘッド部59に送られる。プリ
ンタヘッド部59は、半導体レーザ60と、信号処理部
57からの色信号に応じて半導体レーザ60を駆動する
半導体レーザ駆動回路61を備える。従って、半導体レ
ーザ60から発生されるレーザビームは、原稿の画像の
色信号に応じて変調され、ミラー62を介して感光体ド
ラム63を露光する。これにより、感光体ドラム63上
には、原稿の画像の色成分と対応した静電潜像が形成さ
れる。
【0016】感光体ドラム63上に形成された静電潜像
は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
トナーを収容する現像器64a〜64dのうち対応する
1つの現像器によって現像され、トナー像に変換され
る。このトナー像は転写チャージャ65によって、転写
ドラム66上に巻き付けられた複写紙上に転写される。
フルカラー画像を形成する場合は、以上の過程をイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色について繰り返
し実行する。単色画像を形成する場合は、以上の過程を
いずれか1つの色についてのみ実行する。複写紙はカセ
ット67から供給され、転写ドラム66上のチャッキン
グ機構68aによってその先端を保持された状態で転写
ドラム66に巻き付けられる。この複写紙は全てのトナ
ー像が転写された後、分離爪68bによって転写ドラム
66から分離され、定着器69を通って排紙トレイ70
に排出される。
【0017】信号処理部57は、スチルカメラインタフ
ェース71(以下、SVインタフェースと記す)を介し
てスチルカメラドライバ72(以下、SVドライバと記
す)に接続されている。信号処理部57は、CCDカラ
ーセンサ55によって得られた電気信号を色信号に変換
した後、SVインタフェース71へ出力する。SVイン
タフェース71は、この色信号をスチルカメラ1の記憶
媒体に記憶できる形式の電気信号に変換して、SVドラ
イバ72へ出力するもので、SVドライバ72は、転送
された信号をスチルカメラ1の記憶媒体に記憶させるも
のである。また、逆に、SVドライバ72によって、ス
チルカメラ1の記憶媒体から画像信号を読取り、読み取
った信号をSVインタフェース71によって、後述する
画素密度変換等の処理を行い、信号処理部57を介して
ディジタルカラー複写機4のバッファメモリ58に格納
することもできる。
【0018】図8は、本発明によるディジタルカラー複
写機4の操作パネル部の概略構成を示す。操作パネル7
3は、液晶表示部74、セットキー75、ジョグダイヤ
ル76、テンキー77、プリントキー78等で構成され
ている。このジョグダイヤル76およびセットキー75
を操作することによって、任意の操作メニューを液晶表
示部74に表示させることができる。例えば、ディジタ
ルカラー複写機4によって原稿から読み取った画像信号
をスチルカメラ1の記憶媒体に記憶する場合、所望の画
像信号記録方式を選択するため、図9に示すような操作
メニューを液晶表示部74に表示させる。そして、ジョ
グダイヤル76の操作によりカーソル79を移動し、所
望の記録方式を指定した後、セットキー75を押すこと
によって、その記録方式が選択される。その他、各種の
操作メニューの選択表示により、条件設定を行うことが
できる。
【0019】図10は、CCDカラーセンサ55から得
られた電気信号の処理を示すブロック構成である。シス
テムコントローラ80は、操作パネル73等からの信号
に基づいて信号処理部57、バッファメモリ58および
SVインタフェース71の制御を行う。クロック発生回
路87は、各回路の同期をとるためのクロック信号を生
成し出力する。CCDカラーセンサ55から得られた電
気信号は、アンプ81を介してA/D変換器82でディ
ジタル信号に変換される。このディジタル信号はシェー
ディング補正回路83でシェーディング補正され、バス
制御回路84に入力される。バス制御回路84は、シェ
ーディング補正回路83から入力されたディジタル信号
をバッファメモリ58へ送る機能と、同じくシェーディ
ング補正回路83から入力されたディジタル信号をSV
インタフェース71へ送る機能と、SVインタフェース
71から入力されたディジタル信号をバッファメモリ5
8へ送る機能を有する。このバス制御回路84の機能選
択は操作パネル73を操作することにより、システムコ
ントローラ80によって実行される。なお、CCDカラ
ーセンサ55からバス制御回路84までの処理において
は、RGB信号が並列処理される。
【0020】バス制御回路84とバッファメモリ58の
間には、マスキング処理回路85と中間調処理回路86
が設けられる。マスキング処理回路85は、バス制御回
路84からのRGB信号からイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックのいずれかの色信号を画像形成プロセスと
同期して生成し出力する。中間調処理回路86は、マス
キング処理回路85からの色信号を2値化処理して疑似
中間調の色信号を生成する。この疑似中間調の色信号
は、バッファメモリ58に一時記録され、システムコン
トローラ80からの指示に従って、逐次、半導体レーザ
駆動回路61に与えられ、半導体レーザ60を駆動す
る。
【0021】図11は、SVドライバ72、SVインタ
フェース71およびI/Fコントローラ93(判別手
段)のブロック構成を示す。本実施例においては、SV
ドライバ72はフロッピー2に対応したものとなってお
り、フロッピー2からの画像読取りを実行する。スチル
カメラ1の記録媒体としては、フロッピー2以外にもI
Cカード3およびCD−ROM7等、他の記録媒体に適
合するようにしてもよい。同図において、SVドライバ
72は、SVインタフェース71の制御を司るI/Fコ
ントローラ93の指示に基づいてフロッピー等の記録媒
体から画像を読み出し、SVインタフェース71へ出力
する他、その画像がフィールド記録されたものかフレー
ム記録されたものであるかを指示する信号をIDコード
としてI/Fコントローラ93へ出力する。画像がフィ
ールド記録されている場合は、1画面の画像がフロッピ
ー2の1トラックに記録されている。一方、フレーム記
録されている場合は、1画面の画像が階層別に2分割さ
れ、その分割された画像がフロッピ2の連続する2トラ
ックのそれぞれに記録されている。SVインタフェース
71は、A/D変換器82、色変換テーブル100、マ
スキングテーブル101、メモリブロック102(記憶
手段)、画素密度変換回路103およびメモリコントロ
ーラ104から構成されている。
【0022】SVドライバ72により読み出された輝度
(Y)信号および色差(R−YとB−Y)信号は、A/
D変換器82に入力されディジタル信号に変換される。
そして、このA/D変換器82の出力は、色変換テーブ
ル100に入力され、シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)、ブラック(BK)の信号に変換され
る。このC,M,Y,BKの各信号はマスキングテーブ
ル101に入力され、ここで実際のディジタルカラー複
写機4(マルチ画像形成手段)の記録特性に応じた色補
正および下色除去(UCR)の処理が実行される。この
色補正および下色除去条件の指定は、I/Fコントロー
ラ93によって行われる。マスキングテーブル101か
ら出力された信号は、次段のメモリブロック102に送
られる。
【0023】メモリブロック102は、本実施例におい
ては、図12に示すように、フロッピー2から読み出し
た複数の画像を、A4サイズの用紙に4×4の16画面
(No.1〜No.16で記す)で再生するように構成
されている。すなわち、メモリブロック102は、主走
査方向(レーザビームが感光体を走査して1ラインを形
成する方向と対応している)に形成される4つの画像と
対応して、4つのフィールドメモリM1〜M4から構成
されるAブロックと、同じく4つのフィールドメモリM
5〜M8から構成されるBブロックとからなる。メモリ
M1〜M8は、それぞれ1フィールド(フロッピー2の
1トラック)の画像信号を記録することができる。な
お、メモリブロック102は、これ以外のフォーマット
に対応して構成することもできる。
【0024】4×4の16画面の画像No.1〜No.
16を再生する場合、I/Fコントローラ93は、SV
ドライバ72に対して、まず画像No.1の信号を出力
させる。この際、画像がフィールド記録されている場合
はその画像が記録された1つの記録領域から画像信号が
読み出され、フレーム記録されている場合は1フィール
ドの画像信号のみが出力される。出力された画像信号
は、前述したように、A/D変換器82、色変換テーブ
ル100を介してマスキングテーブル101に入力され
る。I/Fコントローラ93は、マスキングテーブル1
01からC信号を出力させ、これをフィールドメモリM
1に記憶させる。同様にして、画像No.2〜No.4
のC信号を、それぞれフィールドメモリM2〜M4に記
憶させる。
【0025】次に、I/Fコントローラ93は、同様に
して、画像No.5〜No.8のC信号を、それぞれフ
ィールドメモリM5〜M8に記憶させるのと同時に、先
にメモリM1〜M4に記憶されたC信号を画素密度変換
回路103を介して、バス制御回路84に出力させる。
さらに、その後、I/Fコントローラ93は、画像N
o.9〜No.12のC信号をフィールドメモリM1〜
M4に記憶させるのと同時に、先にフィールドメモリM
5〜M8に記憶されたC信号を画素密度変換回路103
を介してバス制御回路84に出力させる。以上の動作を
繰り返して画像No.1〜No.16のC信号が出力さ
れると、次に、M,Y,BKの各信号についても同様の
処理を行う。このようにして、1ページ分の画像信号が
転送される。
【0026】また、メモリコントローラ104は、I/
Fコントローラ93からのコマンドに応じてフィールド
メモリM1〜M8および画素密度変換回路103を制御
するものである。画素密度変換回路103は画像信号を
所定の倍率で拡大するものである。図12に示すよう
に、A4横サイズに画像を記録する場合、16ドット/
mmの解像度で記録するとレーザビームによって記録す
べき画素数は4752×3360となるので、前述した
ように16画面を記録するときに、スチルカメラ1の記
録媒体内において1フィールドの画素数が910×26
3であれば、主走査方向についてはそのままで、副走査
方向についてはそのまま、若しくは2倍に拡大すること
ができる。
【0027】図13は、I/Fコントローラ93で実行
される制御のフローチャートであって、4つの画像の色
信号をそれぞれ4つのフィールドメモリに記憶させる際
の動作を示す。まず、I/Fコントローラ93は、シス
テムコントローラ80(制御手段)からのコマンドに従
って、検索すべきトラックナンバーNをSVドライバ7
2に指示する(ステップ1、以下S1と記す)。次に、
SVドライバ72にトラックナンバーNのトラックを検
索させ、画像信号をて出力させる(S2)。続いて、S
Vドライバ72からIDコードを読み出して(S3)、
その画像がフレーム記録されたものかフィールド記録さ
れたものであるかを判別する(S4)。
【0028】フレーム記録されたものである場合は、1
フィールドの画像信号を、マスキングテーブル101か
らメモリブロック102へ転送し(S5)、Nに2を加
算する(S6)。これにより、トラックナンバーNのト
ラックの検索に引き続き、トラックナンバー(N+2)
のトラックを検索し、フレーム記録された2番目の画像
と対応する(N+1)のトラックはスキップする。フィ
ールド記録されたものである場合は、画像信号をマスキ
ングテーブル101からメモリブロック102へ転送し
(S7)、Nに1を加算する(S8)。そして、4画面
分の画像が転送されたかどうかを判定し(S9)、転送
が終了していない場合は、S2へ戻って、以下同様の処
理を繰り返し、4画面分の画像信号の転送を行う。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像がフ
レーム記録されている場合、記録媒体から読み出された
画像信号のうち、1フィールドの画像信号だけが記憶手
段に記憶されることになり、フロッピー等に記録された
画像をインデックスとして見る場合には、1フィールド
の画像を記憶しても、それ程画像の劣化は生じない。従
って、記憶手段のメモリ容量を半分にすることができ、
大幅なコスト削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像記録装置の一実施例による外観
図である。
【図2】 他の実施例による全体構成を示す外観図であ
る。
【図3】 本装置に用いられるスチルカメラの外観図で
ある。
【図4】 同スチルカメラの機能ブロック構成図であ
る。
【図5】 同スチルカメラにより撮影した画像信号をデ
ィジタル処理してICカードに記録する場合の機能ブロ
ック構成図である。
【図6】 撮影した画像信号をアナログ処理して磁気デ
ィスクに記録する場合の機能ブロック構成図である。
【図7】 本装置に用いられるディジタルカラー複写機
の構成図である。
【図8】 同複写機の操作パネル部の構成図である。
【図9】 同複写機の液晶表示部の表示例を示した図で
ある。
【図10】 同複写機におけるCCDカラーセンサから
得られた電気信号の処理を示すブロック構成図である。
【図11】 SVドライバ72とSVインタフェース7
1のブロック構成を示す図である。
【図12】 複数の画像を、A4サイズの用紙に4×4
の16画面で再生する場合の構成を示す図である。
【図13】 I/Fコントローラ93で実行される制御
のフローチャートである。
【符号の説明】
2 フロッピー 3 ICカード 4 ディジタルカラー複写機 7 CD−ROM 80 システムコントローラ 93 I/Fコントローラ 102 メモリブロック
フロントページの続き (72)発明者 壷井 俊雄 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−88977(JP,A) 実開 昭63−108277(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/937

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの画像を複数に分割して複数の記録
    領域に記録させる第1記録方式と、1つの画像を1つの
    記録領域に記録させる第2記録方式とを用いて複数の画
    像が記録された記録媒体から画像を読み出して用紙上に
    画像を形成する画像形成装置において、前記記録媒体に
    記録された複数の画像を記憶する記憶手段と、前記記憶
    手段に記憶された複数の画像を同一用紙上に形成するマ
    ルチ画像形成手段と、画像が第1記録方式によって記録
    されたものか第2記録方式によって記録されたものかを
    判別する判別手段と、画像が第1記録方式によって記録
    されたものである場合は、その画像が記録された複数の
    記録領域のうちの1つからのみ画像を読み出して前記記
    憶手段に記憶させる一方、画像が第2記録方式によって
    記録されたものである場合は、その画像が記録された1
    つの記録領域から画像を読み出して前記記憶手段に記憶
    させる制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
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