JP3134289B2 - 画像情報登録方法及び装置 - Google Patents

画像情報登録方法及び装置

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JP3134289B2
JP3134289B2 JP01113334A JP11333489A JP3134289B2 JP 3134289 B2 JP3134289 B2 JP 3134289B2 JP 01113334 A JP01113334 A JP 01113334A JP 11333489 A JP11333489 A JP 11333489A JP 3134289 B2 JP3134289 B2 JP 3134289B2
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弘和 鳴戸
博一 山田
信行 谷口
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像情報登録装置に関し、詳しくは撮影画
像情報担持体に記録された撮影画像情報を記録媒体に記
録する画像情報登録装置に関する。
(従来の技術) この種の装置として、従来電子スチルカメラにより得
られた静止画像を記録する媒体として光カードを用いる
とともに、この光カードの検索性及び収納性を高めるべ
く該光カードの表面一部にインデックスを印刷したもの
が提案されている(特開昭64−30026号公報)。
また、同様な装置として、一旦記録された情報につい
て検索条件が設定可能であるとともにその検索条件を一
覧リストの形で表示出来、しかもその中から指定された
情報がサンプル画として表示、プリント、あるいは削除
するようにして検索作業の容易性を向上させたものが提
案されている(特開昭64−35662号公報)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前者の従来装置は、光カードの表面にインデ
ックスを印刷したものであるため、多数の情報を印刷す
るのがスペースの関係上困難であった。また、多数の情
報を印刷した場合、インデックスが繁雑となり、かえっ
て検索性が悪くなる。従って、前者の従来装置では1枚
の光カードに異なる検索条件を有した撮影画像を多数記
録した場合、個々の撮影画像を実質上管理することがで
きない。
また、後者の装置によれば、検索方法についての記載
はあるものの、フロッピーやハードディスク等の記録媒
体への画像情報及び検索条件の記録方法は開示されてい
ない。
そこで、本発明は、記録媒体に撮影画像情報を記録す
る場合において繁雑な操作が不要である画像情報登録方
法及び装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、撮影画像情報を容易に検索すること
ができる検索性に優れた画像情報登録方法及び装置を提
供することを第2の目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記の第1の目的を達成するために、請求項1に記載
の画像情報登録装置は、複数の撮影画像情報を記録する
容量を有したブロックを複数有した記録媒体を収容する
収容部と、収容部に収容された記録媒体の所望のブロッ
クを、外部操作に基づいて選択する選択手段と、該選択
手段によって選択されたブロックに、撮影画像情報担持
体に記憶された複数駒分の撮影画像のうち少なくとも指
定された撮影画像情報を記録する記録手段と、前記記録
媒体のブロック毎に検索情報を登録する登録手段とを備
えたものである。
また、請求項7に記載の画像情報登録方法は、複数の
撮影画像情報を記録する容量を有したブロックを複数有
した記録媒体の所望のブロックを、外部操作に基づいて
選択する第1工程と、該第1工程で選択されたブロック
に、撮影画像情報担持体に記憶された複数駒分の撮影画
像のうち少なくとも指定された撮影画像情報を記録する
第2工程と、前記記録媒体のブロック毎に検索情報を登
録する第3工程とを含むものである。
また、第1の目的に加え、第2の目的を達成するため
に、請求項2に記載の画像情報登録装置は、前記選択手
段によって選択されたブロックに予め記憶された撮影画
像情報のうち、少なくとも一つを再生する再生手段を備
えた請求項1に記載の画像情報登録装置である。
請求項3に記載の画像情報登録装置は、前記検索情報
が書き換え可能である請求項1又は2記載の画像情報登
録装置である。
請求項4に記載の画像情報登録装置は、前記検索情報
が撮影場所、撮影日時、撮影者、画像内容のうち、少な
くとも一つである請求項1乃至3のいずれかに記載の画
像情報登録装置である。
請求項5に記載の画像情報登録装置は、前記撮影画像
情報担持体がICカードである請求項1に記載の画像情報
登録装置である。
請求項6に記載の画像情報登録装置は、前記記録媒体
がCD−ROMである請求項1に記載の画像情報登録装置で
ある。
(作用) 請求項1、7に記載の画像情報登録装置、方法による
と、複数の撮影画像情報を記録する容量を有したブロッ
クを複数有した記録媒体の所望のブロックが外部操作に
基づいて選択され、選択されたブロックに、撮影画像情
報担持体に記憶された複数駒分の撮影画像情報のうち少
なくとも指定された撮影画像情報が記録され、そして、
該ブロックにはブロック毎の検索情報が登録される。
請求項2に記載の画像情報登録装置によると、再生手
段は、選択手段によって選択されたブロックに予め記憶
された撮影画像情報のうち、少なくとも一つを再生す
る。
請求項3に記載の画像情報登録装置によると、前記検
索情報は適宜書き換えられる。
(実施例) 以下、本実施例を、次の順序で説明する。
すなわち、前半(第1図〜第17図)はカメラ本体側を
説明し、後半(第18図〜第52図)は画像を再生する再生
機側を説明する。上記カメラ本体側の説明はその構成、
ブロック図(動作)及びフローチャートの順からなり、
再生機側の説明は各外部機器との接続ブロック図、電子
アルバム装置としてのCD−ROMドライバ側の構成及びメ
ニューモード画面の順からなる。
第1図は、本発明に係る電子アルバム装置を含む画像
情報記録再生システムのシステム構成図である。
図において、1はプリント部及びモニター部を備えた
カメラで、その詳細な構成は第2図(A)、第2図
(B)に示す。2は、例えばSRAMで構成され、バックア
ップ電池を内蔵する第1の記録媒体(以下、ICカードと
いう)で、カメラ1に着脱可能で、装着することにより
カメラ1で撮影した画像を、後述するようにして記録す
る。このICカードは下記の各外部機器に接続可能なよう
に構成されている。3はCD−ROMドライバで、上記ICカ
ード2からCD−ROM4に、あるいはその逆に記録画像を転
送し、記録させるものである。上記CD−ROM4は書換え可
能領域を有する記憶容量540メガバイトの追記型のもの
で、読出、1回のみの書込及び消去(消去コードを書込
み再生不能にして、見かけ上消去したようにする。新し
いデータは別のエリアに書込まれる。以下、単に「消
去」と称する)が可能なものである。
また、このCD−ROM4をベースとして、コンピュータデ
ータに加えてオーディオ信号や静止画像等の各種デジタ
ル情報を必要に応じて相互は自在に利用可能なシステム
として、Compact Disc Interactive Media(以下、CD−
Iという)システムが知られている。このCD−Iシステ
ムの主な仕様を表1に示す 5は超音波または光を用いて前記CD−ROMドライバ3を
遠隔的に操作するリモコン、6はCD−ROM4に記録された
画像を再生する時に、再生画像の指定のための検索情報
入力装置として用いられるキーボードである。上記CD−
ROMドライバ3は再生用のCRT7、プリンタ8あるいは画
像伝送のための電話やTV電話の回線9と接続可能になさ
れており、CD−ROMドライバ3内でこれらの各外部機器
に対応すべく撮影画像に所定の処理が施された後、出力
される。
一方、ICカード2はファクシミリ10、TV電話11及びハ
ンディコピー12(携帯用複写器)に装着可能になされて
おり、ファクシミリ10及びTV電話11に装着した場合は電
話回線により撮影画像の伝送が行われ、ハンディコピー
12に装着した場合は撮影画像が複写される。以下、本シ
ステムの各部について説明する。
先ず、カメラ1について、第2図(A)、第2図
(B)を用いて説明する。
第2図(A)はカメラ1の斜視図である。
図において、102は撮影レンズ、103はフラッシュ発光
部である。104は図示のようにON側にあるときはカメラ
を起動状態にし、OFF側にあるときは停止状態にするカ
メラ起動用スイッチ、105は被写体を撮影する場合は撮
影開始釦として働き、プリントする場合はプリント開始
釦として働く開始釦である。106はカメラ上面適所に設
けられた、例えば液晶等からなる表示部である。この表
示部106は、撮影動作を行っている場合はカメラモード
であることを示す表示と駒番号とを表示し、一方プリン
ト動作を行う場合はプリントモードであることを示す表
示と後述するように撮影画像が記録されたICカード2、
あるいはカメラ1の内蔵メモリから読み出され画像を再
生表示する。更に、プリント動作の場合には、プリント
画像の駒番号の他、プリント中、プリント完了の各動作
状態の表示も行うようになされている。
107、108はスイッチで、撮影時は撮影レンズ102をそ
れぞれテレ側あるいはワイド側に切換移動させ、テレ側
あるいはワイド側にセットされることにより撮影レンズ
102は2種類の撮影倍率に切換わる。またスイッチ107、
108は再生時には記録画像をそれぞれ順送りあるいは逆
送りさせるものである。
カメラ本体の端部に設けられた可動部101aは内部にプ
リンタ部を有しており、図の矢印方向に引き出すことに
より、プリント可能状態にするものである。109は撮影
のためのファインダ用レンズ、112はTV出力用スイッ
チ、113はTV出力用端子、114は記録した画像を消去する
ための消去用スイッチである。また、111はICカード2
の挿入口で、挿入されたICカード2に撮影画像が記録さ
れる。
第2図(B)は上記第2図(A)において、可動部10
1aを引き出し、プリント可能状態にした図である。
なお、図中、第2図(A)と同一符号が付されたもの
は同一物を示す。
可動部101aが引き出されることにより、サーマルヘッ
ド(第9図、420参照)及び転写インクフィルム201とプ
リント枠202(斜線部)が現われる。この状態におい
て、プリント開始釦105を操作すると、サーマルヘッド4
20が図の矢印方向に移動走査し、これによりプリントを
希望する画像がプリント枠202の下面に用意された用紙
にプリントされる。なお、転写インクフィルム201の幅
はプリント枠202を覆うのに充分な寸法のものが用いら
れる。また、可動部101aの縦、横側壁には、操作者にプ
リント位置を指示するために位置決め線203等のマーク
がそれぞれ付されている。
第3図は、カメラ1のブロック図である。
301は前記プリンタ部も含めてカメラ1全体の動作を
制御するシステムコントローラ(以下、CPUという)で
ある。302は撮影画像が取り込まれる固体撮像素子(以
下、CCDという)を有するとともにその駆動、入力画像
の処理、ICカード2への記録及びプリント動作等を行う
ブロックで、詳細は後述する。303は被写体の輝度を測
光し、測光データをCPU301に出力する測光部である。30
4は前記第2図(A)及び第2図(B)において説明し
た表示部106と該表示部106の駆動部とからなる表示部
で、CPU301からの表示データ及びブロック302からの記
録画像を表示106に表示、再生するものである。305は前
記第2図(A)及び第2図(B)に示すフラッシュ発光
部103及び発光を行うための電荷を蓄積するコンデンサ
等からなるフラッシュ部で、CPU301からの信号によりコ
ンデンサへの充電及びフラッシュ発光部103による発光
を行うとともに充電完了を知らせる信号をCPU301に出力
する。306はCPU301からの露出時間TV、絞り値AV等の露
出演算結果と後述するCCD−TG(第4図)の発生するCCD
駆動用のタイミング信号に基づいてカメラの露出制御を
行う露出制御部である。307はCCDは駆動するための、例
えば20Vの高電圧VHと各部を駆動するための、例えば5V
の低電圧VLを発生する電源部で、上記高電圧VHはCPU301
からの信号(P)によりCCDに供給されるようになされ
ている。次に、スイッチ類SM〜SEについて説明する。SM
はプリンタ部を含むカメラを起動するメインスイッチ
で、第2図(A)に示すスイッチ104に相当するもので
ある。SRは撮影動作を行う場合は撮影開始釦として、プ
リント動作を行う場合はプリント開始釦として操作され
る開始スイッチで、第2図(A)に示す開始釦105に相
当するものである。SPは可動部101aが引き出された状態
でオンするスイッチで、プリント動作に移行したことを
検知するものである。
STは撮影動作時には撮影レンズ102をテレ側に切換え
るスイッチとして働き、一方、再生時等撮影動作以外の
時にはICカード2やカメラ内部のメモリに記憶されてい
る画像を順次表示部106に再生していく順送り用アクセ
ス釦として働くもので、第2図(A)に示すスイッチ10
7に相当する。このSTは順送り用アクセス釦として働く
ときは、オンする毎に次の記憶画像が再生される。SWは
撮影動作時には撮影レンズ102をワイド側に切換えるス
イッチとして働き、一方、再生時等撮影動作以外の時に
はICカード2やカメラ内部のメモリに記憶されている画
像を順次表示部106に再生していく逆送り用アクセス釦
として働くもので、第2図(A)に示すスイッチ108に
相当する。このSWは逆送り用アクセス釦として働くとき
は、オンする毎に前の記憶画像が再生される。
SVはオンされるとICカード2あるいはカメラ内部のメ
モリに記憶されている画像をカメラ本体に接続されたTV
(不図示)に出力するスイッチで、第2図(A)に示す
スイッチ112に相当する。このスイッチSVをオンするこ
とにより、操作者は表示部106は他の、付属のTV画面で
撮影画像を拡大して見ることが出来る。SCはカメラ本体
の挿入口111にICカード2が装着されているかどうかを
検知するスイッチで、ICカード2が装着されている場合
にオンするようになされている。SEは記録画像消去用ス
イッチで、第2図(A)に示すスイッチ114に相当す
る。このスイッチSEがプリント時やTV再生時にオンされ
ると、モニター表示されている画像をICカード2あるい
は内部メモリ内から消去するものである。なお、スイッ
チSP、ST、SW、SV及びSCはそれぞれAND回路AN1に入力さ
れており、どれか1つがオンされることにより、後述す
る割込みINTの処理が行われる。
次に、第4図は第3図に示すブロック302内のCCDから
ICカード2までの構成を説明するブロック図、第5図は
プリンタ部のブロック図、第6図はTV再生のブロック図
である。
第4図において、CCD401は、前述したように電子シャ
ッタ機能を備えた固体撮像素子で、R、G、Bのストラ
イプフィルタを有するものである。CCD−TG402はこのブ
ロック内の各回路に制御信号やクロックを供給するため
のもので、CCD401に対するシャッタ動作制御信号や画像
信号読出駆動用クロックの発生、CDS403へのクロック発
生、A/Dコンバータ404へのクロック発生及びアドレスコ
ントローラ406へのクロック発生を行う。CDS403はCCD40
1の出力画像信号に対して二重相関のためのサンプリン
グを行うものである。A/Dコンバータ404はCCD401のアナ
ログ出力画像信号をデジタルデータに変換するものであ
る。なお、本実施例では、このA/Dコンバータ404として
8ビットのものを用いているが、要求される画質に応じ
て適切なビット数を選択し得るものである。内部メモリ
405はアクセス時間の短い、例えばSRAMで、CCD401から
のシリアルデータの取込みや画像データの保存を行うも
のである。この内部メモリ405は少なくとも1駒分の撮
影画像が記憶可能な容量を有する画像領域以外に画像処
理時のワークとなるワーク領域を有する。また、内部メ
モリ405はプロセッサ407でデータ圧縮処理された結果の
保存も行う。
アドレスコントローラ406はCCD401からのデータ取込
み時にCCD−TG402からのクロックを受けて内部メモリ40
5の書込アドレス信号をシリアルに出力し、また処理用
のプロセッサ407からのI/O出力及びアドレス信号出力を
デコードして内部メモリ405にアドレス信号を出力し、
更に処理結果のデータをICカード2等の外部記録媒体に
書き込むためにシリアルクロックを低速で読み出すよう
になされている。テーブルROM408は後述するホワイトバ
ランス(以下、WBという)の修正を施す場合のWB用係数
データ、プリンタ用及びTV用への色変換を施す場合のγ
補正用係数データが予め書き込まれているものである。
プロセッサ407は画像データに、第7図に示す各デジタ
ル信号処理を施すものである。内部メモリ405内の画像
データは第8図に示すフォーマットで記憶されており、
各R、G、Bのデータに対してWB処理、γ補正処理等、
更に圧縮処理が施された後、再び同一アドレスに書き込
まれる。
なお、WB処理はWBセンサ412からの色温度情報を予め
定めた変換係数が記憶されたテーブルROM408を介してデ
ータ変換するものであり、γ補正処理は色変換されたデ
ータを予め定めた変換係数が記憶されたテーブルROM408
を介して更にデータ変換するものである。また、圧縮処
理は、例えば原データを輝度Y信号と色差C(U,V)信
号とに分離して2/3に圧縮し、更にY、U、V毎に前値
との差分を取って1/2に圧縮し、全体として1/3に圧縮す
る前記表1で示すCD−IのDYUV圧縮方式である。
バッファ409は内部メモリ405とICカード2間に介在さ
れ、内部メモリ405からの出力画像データを一時的に蓄
えるものである。アドレスコントローラ410はバッファ4
09の記憶内容を出力し、ICカード2に書き込むための読
出、書込アドレス信号を発生するものである。
ゲート411は内部メモリ405あるいはICカード2とプロ
ッセサ407との接続を切換えたり、内部メモリ405とICカ
ード2とを接続させるもので、CPU301により切換制御さ
れる。なお、413はWBセンサ412のアナログ信号をデジタ
ルに変換するもの、210はICカード2の内部電池であ
る。
上記ブロック構成について、次に動作を説明する。CP
U301は撮影モードの際に、開始スイッチSRがオンされる
と、CCD−TG402に起動信号を出力するとともに測光部30
3を駆動させて測光を行わせる。露出制御部306は測光結
果から求めた絞り値AVに基づいて絞りを制御し、さらに
露出時間TVに応じてシャッタコントロル信号をCCD−TG4
02に出力してCCD401の露光を行う。
上記露光終了後、CPU301はアドレスコントローラ406
をシリアル信号を出力するように切換えるとともに、CC
D−TG402に対して読出許可信号を出力する。これによ
り、CCD401に取り込まれた画像データが内部メモリ405
に転送される。転送後、CPU301はアドレスコントローラ
406をプロセッサ407側に切換えて交信を行い、第7図で
詳述するように画像データにWB処理、γ補正処理等、更
には圧縮処理を施すべく指令信号を出力する。そして、
各処理が施された画像データは再び内部メモリ405に記
憶される。
一方、ICカード2に記憶可能な場合は、CPU301はゲー
ト411を切換えて内部メモリ405とICカード2とを接続さ
せるとともにアドレスコントローラ406、410にアドレス
信号を出力させる。これにより、内部メモリ405の画像
データがバッファ409を介してICカード2内に転送され
る。
次に、第5図によりプリンタ部のブロック図について
説明する。
アドレスコントローラ414はプロセッサ415からの指令
によりICカード2内の各処理が施された圧縮画像データ
を処理用ワークメモリ416の所定位置に転送させるもの
である。なお、上記所定とは、例えばメモリの各行毎に
データを格納するという意味である。また、アドレスコ
ントローラ414は、後述する各信号処理時にはプロセッ
サ415からのアドレス信号をデコードしてワークメモリ4
16に対してアドレス信号を出力する。ワークメモリ416
はアクセス時間の短い、例えばSRAMで、ICカード2内の
圧縮データの取込み処理、データの一時的格納及び処理
結果の保存用として使用される。テーブルROM417はTV用
の画像データをプリンタ用の画像データに変換するため
のγ補正用係数データやプリントされる画素に濃淡を施
すために後内の面積階調化するビットマップデータが予
め書込まれている。プロセッサ415はICカード2内の圧
縮データの復調、すなわち伸張及びデータをプリンタ用
に変換するとともにテーブルROM417を利用して上記γ補
正や面積階調化を行う。すなわち、圧縮データを伸張し
て輝度Y及び画述する色差C信号を生成し、これらの信
号からプリンタのインクの色彩に合った補色信号を作成
する。そして、この補色信号からプリンタに応じたγ補
正を行う。更に、各画素の各色毎にテーブルROM417のビ
ットマップを利用して面積階調化し、その結果をライン
順次化メモリ418に書込んで、4ドット幅のライン毎の
データを作成する。上記処理が1行分終了する毎に、プ
ロセッサ415はCPU301に終了信号を出力する。なお、圧
縮データの伸張処理は、前述のCD−Iシステムの場合に
はICカード2のデータに基づいて真の差分を求め、この
差分データを前隣の値に加えることにより、元のデータ
に再現するものであり、後述するADCT方式の場合には圧
縮の際に行った変換の逆変換を行うことにより、ICカー
ド2のデータを元のデータに再現するものである。γ補
正処理はTV用に作成されている画像データをテーブルRO
Mを用いてプリンタ用の画像データに変換するものであ
る。また、面積階調化は各画素の色強度を4ビット×4
ビットからなる16ドットの内のプリントされるドット数
に変換するものである。そして、この4ビット×4ビッ
トが1単位(1画素)として、ライン順次化メモリ418
に順次取込まれる。
ライン順次化メモリ418は上記各画素毎の4ビット×
4ビットのデータを1ライン分格納し、1行分(横画素
数×4)のデータにしてプリンタヘッド420のバッファ4
19に出力するものである。ヘッド420はライン順次化メ
モリ418及びバッファ419の出力を受けて加熱されること
により、紙にインクを熱転写するものである。
上記ブロック図について、動作を説明する。
プリントモードになっている際に、CPU301がプリント
開始指令を検知することによりプリント動作が開始され
る。ICカード2に記憶されている画像をプリントする場
合は、プリントする画像の圧縮信号データがアドレスコ
ントローラ414によりICカード2からワークメモリ416内
の所定位置に転送される。一方、前記内部メモリ405内
の画像を直接プリントする場合は、アドレスコントロー
ラ406により内部メモリ405内のプリントする画像が記憶
されている駒(ページ)が選択され、ゲート411、プロ
セッサ415を介してワークメモリ416に取り込まれる。次
に、CPU301はプロセッサ415に対して、プリントのため
の信号処理を命令する。
プロセッサ415はCPU301からの命令を受けて、ワーク
メモリ416からの画像データを読出してCy(シアン)、Y
e(黄)、Mg(マゼンタ)及びBk(黒)のインク色の順
に前述した処理を施す。CPU301は上記1行分の処理の終
了を検知すると、ライン順次化メモリ418とヘッド420を
制御して該1行分のプリントを実行させる。この1行分
のプリント動作が終了する毎に、ヘッド420を1行分、
第2図(B)の矢印方向に移動して次の行のプリントに
備える。このようにして、1色分についての1駒分の画
像のプリント処理が終了する。そして、この1色Cy(シ
アン)分のプリント処理が終了すると、引き続きYe
(黄)、Mg(マゼンタ)及びBk(黒)の順で前記と同様
なプリント処理が繰り返され、これにより1駒分の画像
のプリント処理が完了する。
あるいは、各行について4色分のプリント処理が終了
する毎に、ヘッド420を1行分移動させて1駒分の画像
を形成するようにすることも出来る。
第6図はTV再生のブロック図で、アドレスコントロー
ラ421はプロセッサ422からの指令によりICカード2内の
圧縮画像データを映像出力用メモリ423の所定位置に転
送させるものである。なお、上記所定とは、例えばメモ
リの各行毎にデータを格納するという意味である。ま
た、アドレスコントローラ421は信号処理時にはプロセ
ッサ422からのアドレス信号をデコードして映像出力用
メモリ423に対してアドレス信号を出力し、更に映像出
力用メモリ423からコンポジット信号を出力する際は、
読出シリアルアドレスとD/Aコンバータ424用のクロック
を発生する。映像出力用メモリ423はアクセス時間の短
い、例えばSRAMで、ICカード2内の圧縮画像データの取
込み、信号処理途中における処理データの一時的格納、
及びその処理結果である、NTSCビデオ信号の保存用とし
て用いられる。プロセッサ422圧縮画像データを伸張す
るもので、その際、輝度Y及び色差C信号を符号化(エ
ンコード)してNTSCコンポジット信号を作成するもので
ある。この伸張処理は前述と同様な方法で行う。また、
上記符号化(エンコード)は上記色差C信号をサブキャ
リアを用いて変調して輝度Y信号に加えるようにする。
D/Aコンバータ424は上記NTSCコンポジット信号をアナロ
グTV信号にデコードするものである。なお、75Ωドライ
バ425はTVとの整合(マッチング)をとるためのもので
ある。
上記ブロック図について、TV出力時の動作を説明す
る。
CPU301は、TV再生モードになったことを検知すると、
TVによる再生動作が開始される。ICカード2に記憶され
ている画像をTV出力用端子113を介してTV再生する場合
は、TVへ出力する圧縮画像データがアドレスコントロー
ラ421によりICカード2から映像出力用メモリ423内の所
定位置に転送される。一方、前記内部メモリ405の画像
をTV再生する場合は、アドレスコントローラ406、412に
より内部メモリ405内のTV再生する画像が記憶されてい
る駒(ページ)が選択され、ゲート411、プロセッサ422
を介して映像出力用メモリ423に取り込まれる。次に、C
PU301はプロセッサ422とアドレスコントローラ421を交
信可能にするとともに、プロセッサ422に対して、TV再
生のための信号処理を命令する。
プロセッサ422はCPU301からの命令を受けて、映像出
力用メモリ423から画像データを1ライン毎に読出し
て、後述する各処理を行い、その結果であるデジタルNT
SC信号を映像出力用メモリ423に再び書き込む。この
際、画像データのみならず、水平、垂直同期信号も付加
する。また、原画像が水平線密度1/2のフィールド画の
場合は、映像出力メモリ423に書き込む際に疑似フレー
ム画の処理を施し、映像出力メモリ423には1フレーム
の画像が記憶されているようにする。そして、1フレー
ム分の処理が終了すると、プロセッサ422はCPU301に終
了信号を出力する。CPU301は上記終了信号を検知する
と、アドレスコントローラ421をNTSC出力用に切換え、
これにより映像出力用メモリ423からNTSCコンポジット
信号を出力させるとともにD/Aコンバータ424を動作させ
てアナログTV信号を出力させる。
以上の各モードによって、撮影、プリント及びTVへの
出力が行われる。
第7図は、CCD401の画像信号がA/D変換され、内部メ
モリ405に取込まれた後に実行されるデータ処理のフロ
ーチャートを示す。
先ず、#11でR,B信号に対してG信号と同一レベルに
なるようにWB補正を行う。これは、前述した測色系41
2、413からの色温度情報により決定される色温度係数を
用いて、設定色温度の光を照射した基準白色の画像の撮
影を行ったときに、同一信号レベルになるように補正す
るものである。このWB補正は、第8図に示すRGB3画素単
位で順次列(横)方向に256回(768/3)、すなわち1行
分行われる。
次に、#12でG信号及びWB補正されたR、B信号に対
してγ補正を行う。このγ補正も上記同様RGB3画素単位
で順次列(横)方向に1行分行われる。
上記WB補正及びγ補正された信号に対して、#13で、
例えば後述の演算式を用いてマトリクス処理を行い、低
域輝度信号(Y)及び色差信号(R−Y、B−Y)を作
成する(#14)。
Y =0.30R+0.59G+0.11B R−Y=0.70R−0.59G−0.11B B−Y=0.89R−0.59G−0.30B 続いて、#15で輝度信号Yの低域処理を行い、#16で
各画素の折り返し歪みを軽減すべくR、G、Bそれぞれ
に対して所定の各係数を乗算するとともに、高周波領域
で点順次信号レベルを成すR、G、Bのレベル調整を行
う。この低域(#15)及び高域(#16)処理も上記同様
RGB3画素単位で順次列(横)方向に1行分行われる。
上記処理が終了すると、次に、#17、#18で必要に応
じて色差信号及び輝度信号の帯域制限を順次列(横)方
向に1行分行う。更に、#15及び#16で求めた低域輝度
信号と高域輝度信号を周波数的に加算して輝度信号を作
成する(#19)。この輝度信号の作成処理は順次列
(横)方向に256回、すなわち1行分行われる。
以上の各処理が終了した後、この信号がTVに再生され
るときは、更にバースト信号及び水平、垂直信号を画像
全体について付加してNTSC信号のような標準テレビジョ
ン信号に変換する(#20〜#22)。
次に、第9図はサーマルヘッドの動作を説明する模式
図で、第10図は転写インクフィルム201を示す。
第9図(A)、(B)において、201は前述した転写
インクフィルム、220は該転写インクフィルム201の巻取
り部材、221は転写インクフィルム201の供給部材、420
はサーマルヘッドである。上記転写インクフィルム201
は、第10図に示されるように所定間隔毎に、例えばCy,Y
e,Mg及びBkの順でインク領域が形成されている。上記所
定間隔はプリント面に等しいか、それ以上の幅に設定さ
れている。222はこの転写インクフィルム201の各色を検
出する色帯検出センサで、サーマルヘッド420の下方に
位置するインクの色を識別する。これにより、ライン順
次化メモリ418からサーマルヘッド420に出力される各色
毎の画像信号が対応する色でプリントされる。
第9図(A)はプリント前、例えば撮影時等の状態
で、巻取り部材220及び不図示の巻取り駆動系は、第2
図に示す可動部101aの部分を除くカメラ本体側に設けら
れている。一方、供給部材221、サーマルヘッド420、色
帯検出センサ222及びその駆動系は可動部101a側に設け
られている。
次に、第9図(B)は可動部101aが引き出された状態
を示し、サーマルヘッド420を転写インクフィルム201に
接触して走査することにより、プリント動作を行う。こ
の場合、供給部材221は可動部101a内のままであるが、
サーマルヘッド420は第2図に示すプリント枠202上の矢
印方向に走査する。この走査を4回、すなわち4色分繰
返すと、その合成色により撮影画像がプリント再生され
る。
次に、第11図はプリント部の構成及び動作を説明のた
めのブロック図である。
CPU301はこのブロック全体の動作を制御するものであ
る。431は前記したプロセッサ415及びライン順次化メモ
リ418等から構成されるプリントデータ作成部である。
バッファ419は前記したように、ライン順次化メモリ418
より供給される1行分のビット数のパラレルデータをシ
リアルデータに変換してヘッド駆動回路432に出力する
ものである。このヘッド駆動回路432は上記バッファ419
からの出力によりサーマルヘッド420の加熱駆動するも
のである。
機構部制御回路433はCPU301からの指示に基づいて、
第9図に示される各機構部を制御するもので、サーマル
ヘッド420を走査方向に駆動するヘッド駆動用パルスモ
ータ434、転写インクフィルム201の巻取り部材220を駆
動する転写インクフィルム巻取り用モータ435及び色帯
検出センサ222がそれぞれ接続されている。
上記ブロック構成において、動作を説明する。
CPU301は、プリントモードに移行したことを検知する
と、ヘッド駆動回路432にプリント命令信号を出力す
る。ヘッド駆動回路432はCPU301からのプリント命令信
号に基づいて、バッファ419から供給される1行分のド
ットデータからサーマルヘッド420への加熱信号を形成
して第1行目にCy色を印刷を行わす。そして、ヘッド駆
動用パルスモータ434はサーマルヘッド420をプリント枠
202上、第2図に示される矢印の方向に1行移動させ
る。このCy色によるプリントとサーマルヘッド420の移
動を交互に繰返すことにより、Cy色による第1色目のプ
リントが終了する。この後、CPU301はヘッド駆動用パル
スモータ434によりサーマルヘッド420を基準位置、すな
わち第1行目にリターンさせるとともに、転写インクフ
ィルム巻取り用モータ435により転写インクフィルム204
を1色分だけ巻取駆動させてYe色をセットする。そし
て、上述同様にYe色によるプリントとサーマルヘッド42
0の移動を交互に繰返してYe色によるプリントを終了す
る。以下、Mg色、Bk色についても同様な手順を実行し、
このようにして合成色による画像のプリント再生が完了
する。なお、上記のプリント方法に代えて、前述したよ
うに1行毎にCy,Ye,Mg,Bkの各色をプリントするように
してもよい。
第12図は表示部106にモニタ表示を行う場合のブロッ
ク図である。
なお、図中、第6図と同一番号が付されたものは同一
物を示す。文字出力用メモリ440は表示部106に画像とと
もに表示される駒番号やプリント中、プリント完了等、
CPU301から送られてくる各文字データ等が書込まれる、
例えばRAM等である。また、RAMに代えて、CPU301からの
指示信号に応じて所定の文字データを出力するキャラク
タジェネレータを用いることもできる。
合成部441は映像出力と文字出力とを合成して1画面
を構成するためのものである。表示装置442は表示部106
を有してなる、例えば液晶TVモニタで、D/Aコンバータ4
24から入力される信号をモニタ表示するものである。駆
動回路443は表示部106の表示画面の走査や液晶素子の電
圧印加を行うものである。
表示部106でのモニタ表示を行うのは、プリント動作
時、あるいはTV再生時であるので、プリント動作移動ス
イッチSPあるいはTV出力用スイッチSVがオンされた後に
アクセス釦STあるいはSWがオンされる毎に、表示部106
記憶画像が再生される。
先ず、画像を再生する場合は、第6図で説明した如
く、映像出力用メモリ423にTV出力用に処理された画像
データが記憶される。この画像データは、アクセス釦ST
あるいはSWによって選択された、ICメモリ2あるいは内
部メモリ405内の駒番号に記憶されているものである。
一方、駒番号やプリント中、プリント完了等の表示
は、CPU301からのデータがプロセッサ422内で処理され
て文字出力用メモリ440に記憶される。そして、この文
字出力用メモリ440の文字データと映像出力用メモリ423
の画像データは合成部441で1つの画面として合成され
る。すなわち、駒番号と該駒番号に対応した画像が表示
される。そして、上記合成データはD/Aコンバータ424を
経て表示装置442に導かれ、表示される。以上のように
して、モニタ表示をした後、開始スイッチSRがオンにさ
れると、このモニター表示されている画像が、前述した
ようにしてプリントされる。
上記カメラの各ブロック図において、次に第13図〜第
17図のフローチャートに基づいてカメラの動作を主に撮
影動作を中心にして説明する。
このカメラ1の動作は、CPU301及び該CPU301に接続さ
れるROM(不図示)内のプログラムにより制御される。
電源がカメラ1に装着されると、第13図のSTARTルー
チンを実行する。
すなわち、先ず、メインスイッチSMがオンされている
かどうかを判別する(#101)。メインスイッチSMがオ
フであれば(#101でNO)、#102に移行してフラグをリ
セットするとともに、表示部106に表示が行われている
ときはこの表示を消灯して(#103)、再び#101に戻
り、メインスイッチSMがオンされるのを待機する。そし
て、メインスイッチSMがオンされると(#101でYES)、
あるいは上記電源装着時に既にオン状態にあると、後述
の割込み(INT)を可能な状態にして(#104)、#105
に進む。
#105では、開始スイッチSRが押されてオフからオン
に変化したかどうかを判別する。開始スイッチSRが押さ
れなければ(#105でNO)、#101に戻って、上記#101
〜#104のルーチンを繰返す。一方、開始スイッチSRが
押されると(#105でYES)、CCD401の電源をオンにする
(#106)。すなわち、電源部307は、第3図に示すCPU3
01からの信号(P)を受けてCCDに高電圧VHを電源電圧
として供給する。この電力供給の開始と同時に、CCD401
の初期化のための指示信号がCCD−TG402に出力され、CC
D401の残留電荷の消去が行われる(#107)。次いで、
測光部303によって測光を行い、露出時間TV、絞り値AV
を演算する(#108)。また、測光結果から被写体が低
輝度であるかどうかを判別し(#109)、低輝度である
と判別された場合は(#109でYES)、フラッシュ撮影を
行うべく、先ずフラッシュの発光タイミングを測光値に
基づいて演算する(#111)。次に、フラッシュ部305内
の電荷蓄積用コンデンサに必要な電荷が既に充電されて
いるかどうかを判別し、充電が完了していなければ(#
112でNO)、未充完フラグを“1"にして充電を開始し
(#113,#114)、充電が完了すると(#112でYES)、
#115に進む。#115では、充電の完了を確認して充電を
停止し、#116で未充完フラグが“1"かどうかを判別す
る。未充完フラグが“1"であれば(#116でYES)、#11
7でこの未充完フラグを“0"にして開始スイッチSRがオ
フになるまで待機する(#118)。そして、開始スイッ
ッチSRがオフになると(#118でYES)、#101に戻り、
いわゆるレリーズロックを行う。一方、#116で未充完
フラグが“0"であれば、#119に移行して、第16図に示
す露出制御2のサブルーチンを実行する。
第16図においては、先ず#401でINTを禁止して、前記
測光演算より求めた露出時間TV、絞り値AVを露出制御部
306に出力する(#402)。露出制御部306はこれらのデ
ータに基づいてカメラ1の絞りを駆動するとともに、露
出時間TVに応じてシャッターコントロール信号をCCD−T
G402に出力してCCD401の露出を行う。CPU301は露出制御
部306からレリーズが開始(露出開始)されたことを示
す信号が入力されると(#403)、前記#111で求めたフ
ラッシュ発光のタイミングに基づいてCPU301内のタイマ
をスタートさせる(#404)。このフラッシュの発光はC
CD401の露出開始から所定時間経過後のタイミングで行
われるようになされている。次に、CPU301は露出制御部
306からレリーズ完了信号が入力されたかどうかを判別
する(#405)。この判定を行うのは、上記露出時間TV
は予測値であって、例えばフラッシュ発光用タイマのカ
ウント動作中に、被写体輝度が急に高くなったりする
と、フラッシュ発光タイミングに達する前でも露出制御
部306がレリーズ完了信号を出力する場合があるからで
ある。すなわち、フラッシュ発光タイミング前に露出制
御部306がレリーズ完了信号を出力した時は(#406でN
O,#405でYES)、フラッシュを発光させることなく露出
動作を終了させる。一方、レリーズが完了する前にフラ
ッシュ発光タイミングに達すると(#406でYES)、フラ
ッシュを発光させるとともに露出制御部306にレリーズ
完了信号を出力して(#407,#408)、露出動作を終了
させる。
この露出動作が終了すると、#409でカードフラグが
“1"かどうかを判別し、“1"の場合は(#409でYES)、
CCD401に取込まれた画像信号を、装着されているICカー
ド2へ書込む制御を行い(#411)、“0"の、場合はCCD
401に取込まれた画像信号を、カメラ1の内部メモリ405
に書込む制御を行う(#410)。このとき内部メモリ405
の容量が飽和すると(#416でYES)、表示あるいは音声
による警告が行われる(#417)。ICカード2に画像信
号を書込んだ後は、上記同様ICカード2の容量が飽和し
たかどうかを判別し、容量飽和の場合は(#412でYE
S)、#413でカードフラグを“0"にするとともに、#41
4で警告を行う。なお、内部メモリ405のアドレスはICカ
ード2のアドレスに連続するように設定することが出
来、このようにすることによって、ICカード2の容量が
飽和したことを撮影者に知らせるとともに、以後の撮影
画像信号がICカード2に代えて内部メモリに書込めるよ
うにしてある。以上の処理が終了すると、#415でINTを
可能にしてリターンする。
一方、第13図のフローチャートで、測光の結果低輝度
でないと判断した場合は(#109でNO)、第15図に示す
フラッシュ発光を伴わない露出制御1のサブルーチンを
実行する(#110)。
第15図においては、先ず#301でINTを禁止して、前記
測光演算より求めた露出時間TV、絞り値AVを露出制御部
306に出力する(#302)。露出制御部306はこれらのデ
ータに基づいてカメラ1の絞りを駆動するとともに、露
出時間TVに応じてシャッターコントロール信号をCCD−T
G402に出力してCCD401の露出を行う。CPU301は露出制御
部306からレリーズが開始(露出開始)されたことを示
す信号が入力されると(#303)、手振れ限界時間を計
時するためのタイマをスタートさせる(#304)。この
手振れ限界時間は撮影が手振れなく適切に行われる露出
時間の最長限界を示すもので、フラッシュ発光を伴わな
い比較的長い露出時間を要する時間に問題となる。上記
タイマをスタートさせた後、前記フラッシュ発光の場合
と同様、タイマのカウント動作中に露出制御部306から
レリーズ完了信号が出力されたかどうかを判別する(#
305)。手振れ限界時間が経過する前(#306でNO)に、
露出時間TVに達した時は露出制御部306はレリーズ完了
信号を出力して(#305でYES)、露出動作を終了する。
一方、レリーズが完了する前にタイマのカウントが完了
すると(#306でYES)、手振れ限界時間に達したとし
て、CPU301は強制的にシャッタ閉信号を露出制御部306
へ出力し(#307)、露出動作を終了させる。
この露出動作が終了すると、露出制御2のルーチンに
おける#409〜#417の処理と同様、#308でカードフラ
グが“1"かどうかを判別し、“1"の場合は(#308でYE
S)、CCD401に取込まれた画像信号を、装着されているI
Cカード2へ書込む制御を行い(#310)、“0"の場合は
CCD401に取込まれた画像信号を、カメラ1の内部メモリ
405に書込む制御を行う(#309)。このとき内部メモ入
の容量が飽和すると(#315でYES)、表示あるいは音声
による警告が行れる(#316)。ICカード2に画像信号
を書込んだ後は、上記同様ICカード2の容量が飽和した
かどうかを判別し、容量飽和の場合は(#311でYES)、
#312でカードフラグを“0"にするとともい、#313で警
告を行う。以上の処理が終了すると、#314でINTを可能
にしてリターンする。
再び、第13図のフローチャートに戻って、前記#110
あるいは#119における露出制御のサブルーチンが終了
すると、#120に移行して駒番号を1だけ更新し、これ
を表示部106に表示する。次に、全駒の撮影が完了してI
Cカード2及び内部メモリ405の記憶容量が飽和すると
(#121でYES)、#122で表示あるいは音声による警告
が行われ、撮影者の注意を喚起する。記録が可能な場合
は警告は行なれない。
そして、#123に移行して開始スイッチSRがオフされ
るまで待機し、開始スイッチSRがオフになると(#123
でYES)、CPU301は信号(P)を出力してCCD401の電源
をオフにするとともに1駒分の撮影を終了する(#12
4)。以上の処理の後に、対の撮影のためにフラッシュ
の充電が完了しているかどうかが判別される(#12
5)。充電が完了していない場合は(#125でNO)、未充
完フラグを“1"にするとともに充電を完了すべく充電を
完了する(#126、#127)。一方、充電が完了した場合
は(#125でYES)、未充完フラグを“0"にするとともに
充電を停止する。(#128、#129)。この後、再び#10
1に戻り、上記の#101〜#129の動作を繰返す。
次に、INTを可能にした#104以降において、このINT
が発生した場合に実行される処理について、第14図のフ
ローチャートにより説明する。このINTはICカード2の
有無を検知するスイッチSC、プリント動作への移行を検
知するスイッチSP、TV再生を指示するスイッチSV、及び
アクセス釦ST、SWのいずれかがオンされると発生する。
このINTが発生すると、#201で未充完フラグが“1"か
どうかを判別し、“1"であれば、電荷蓄積用コンデンサ
への充電中にINTが発生したとして、#202で一旦充電を
停止し、“0"であれば、#202をスキップして、#203で
スイッチSCがオフからオンにされたかどうかを判別す
る。スイッチSCがオフのままであると(#203でNO)、I
Cカード2が装着されていないものと判断して、カード
フラグを“0"にするとともにICカード未装着を示す表示
を行う(#205、#206)。
一方、スイッチSCがオンされると(#203でYES)、#
204のICカード装着のサブルーチンを実行する。
第17図はこのサブルーチンを説明するフローチャート
である。すなわち、先ず#501において、ICカード2内
で画像の記憶状態を示すメモリマップを読み出し、#50
2で記憶容量が飽和しているかどうか、すなわち画像の
記憶が可能かどうかの判別が行れる。画像記憶が可能で
あれば(#502でNO)、カードフラグを“1"にするとと
もにICカード有りの表示を行い(#503、#504)、既に
記憶容量が飽和していると(#502でYES)、カードフラ
グを“0"にするとともに警告を行なって(#505、#50
6)、リターンする。
第14図に戻って、次に、スイッチSPがオフからオンに
されたかどうかを判別する。スイッチSPがオンされると
(#207でYES)、可動部101aが引出されてプリント動作
に移行したと判断して#208に進み、一方スイッチSPが
オフのままであると(#207でNO)、#229に進む。#20
8では、現在カメラがプリントモードにあることを示す
表示を行い、次いでアクセス釦STがオフからオン、すな
わち押されたかどうかを判別する(#209)。アクセス
釦STがオンされると(#209でYES)、#210に移行し、
アクセス釦STがオフかオンのまま、あるいはオンからオ
フにされると(#209でNO)、#215に移行する。
#210では、アクセス釦STが押されたと判断して駒番
号を1だけアップして表示部106に表示するとともに、
アドレスコントローラ421はこの駒番号に対応した画像
を再生するために該駒番号に対応したアドレスデータを
出力する(#211)。#212で上記処理のための時間待ち
をした後、現在の駒番号に対応した画像情報を表示部10
6にモニタ表示する(#213)。そして、#209に戻り、
アクセス釦STが押される毎に駒番号を1ずつ増加して、
該駒番号応に対応する画像を表示部106にモニター表示
する処理を繰返す。一方、#215では、アクセス釦STが
オンであるかどうかを判別し、オンであれば(#215でY
ES)、#209に戻り、オフであれば(#215でNO)、#21
6に移行する。
次に、アクセス釦STに代えてアクセス釦SWがオンされ
ると(#216でYES)、#217に移行し、アクセス釦SWが
オフかオンのまま、あるいはオンからオフにされると
(#216でNO)、#222に移行する。
#217では、アクセス釦SWが押されたと判断して駒番
号を1だけダウンして表示部106に表示するとともに、
アドレスコントローラ421はこの駒番号に対応した画像
を再生するために該駒番号に対応したアドレスデータを
出力する(#218)。#219で上記処理のための時間待ち
をした後、現在の駒番号に対応した画像情報を表示部10
6にモニタ表示する(#220)。そして、#216に戻り、
アクセス釦SWが押される毎に駒番号を1ずつ減少して、
該駒番号に対応する画像を表示部106にモニター表示す
る処理を繰返す。一方、#222では、アクセス釦SWがオ
ンであるかどうかを判別し、オンであれば(#222でYE
S)、#216に戻り、オフであれば(#222でNO)、#250
に移行する。
#250では、消去スイッチSEがオンされたかどうかを
判別する。この消去スイッチSEがオンされると(#250
でYES)、表示部106にモニタ表示されている画像をICカ
ード2、あるいは内部メモリ405から消去して(#25
1)、#203に移行する。一方、消去メモリSEがオンされ
ないときは(#250でNO)、#223に移行して、開始スイ
ッチSRがオンされたかどうかを判別する。
開始スイッチSRがオンされなければ(#223でNO)。
プリントを行わないと判断して#203に戻り、上記の処
理を繰り返す。一方、開始スイッチSRがオンされると
(#223でYES)、プリント動作に移行すべく、CPU301は
ブロック302内のプロセッサにプリント命令信号を出力
する(#224)。プロセッサは上記信号を受けて、プリ
ンタ部にプリント動作を開始させる。一方、CPU301はプ
リント中であることを表示部106に表示するとともに,
前述したプリント動作の制御を行う(#225、#226)。
#227で、プリントが完了するのを待機し、プリント完
了信号が出力されると(#227でYES)、プリント完了を
示す表示を点灯させる。以上の動作により、1駒分のプ
リントが終了し、#203に戻る。
一方、#207で、スイッチSPがオンされなければ、プ
リント動作は行なわいと判断して#229に移行する。す
なわち、#229ではTV再生用スイッチSVがオンされたか
どうかを判別する。TV再生用スイッチSVがオフであると
(#229でNO)、TVによる再生表示は行わないと判断し
て#241に移行し、一方、TV再生用スイッチSVがオンさ
れると(#229でYES)、TVによる再生表示を行うことを
示す再生モードの表示を行う(#230)。
この再生モードにおいて、次にアクセス釦STあるいは
SWが押されたかどうかの判別が行われる(#231、#23
6)。アクセス釦STがオンされると(#231でYES)、駒
番号を1だけアップして表示するとともに、アドレスコ
ントローラ421はこの駒番号に対応した画像を再生する
ために該駒番号に対応したアドレスデータを出力する
(#232、#233)。次いで、前述したように現在の駒番
号に対応した画像情報をTVにモニタ表示する(#23
4)。そして、#231に戻り、アクセス釦STが押される毎
に駒番号を1ずつ増加して、該駒番号に対応する画像を
TVにモニター表示する処理を繰返す、一方、#235で
は、アクセス釦STがオンであるかどうかを判別し、オン
であれば(#235でYES)、#231に戻り、オフであれば
(#235でNO)、#236に移行する。
次に、アクセス釦STに代えてアクセス釦SWがオンされ
ると(#236でYES)、#237に移行し、一方、アクセス
釦SWがオフかオンのまま、あるいはオンからオフにされ
ると(#236でNO)、#240に移行する。
#237では、アクセス釦SWが押されたと判断して駒番
号を1だけダウンして表示するとともに、アドレスコン
トローラ421はこの駒番号に対応した画像を再生するた
めに該駒番号に対応したアドレスデータを出力する(#
238)。次いで前述したように現在の駒番号に対応した
画像情報をTVにモニタ表示する(#239)。そして、#2
36に戻り、アクセス釦SWが押される毎に駒番号を1ずつ
減少して、該駒番号に対応する画像をTVにモニター表示
する処理を繰返す。一方、#240では、アクセス釦SWが
オンであるかどうかを判別し、オンであれば(#240でY
ES)、#236に戻り、オフであれば(#240でNO)、#25
2に移行する。
#252では、消去スイッチSEがオンされたかどうかを
判別する。この消去スイッチSEがオンされると(#252
でYES)、TVにモニタ表示されている画像をICカード
2、あるいは内部メモリ405から消去して(#253)、#
203に戻り、消去メモリSEがオンされないときは(#252
でNO)、そのまま#203に戻る。
#241以降は撮影時、すなわちプリント及びTV再生時
でない場合のアクセス釦STとSWの判別ルーチンである。
アクセス釦STがオンになると(#241でYES)、撮影レン
ズ102をテレ側に切換え(#242)、アクセス釦SWがオン
になると(#243でYES)、撮影レンズ102をワイド側に
切換える(#244)。アクセス釦STとSWが共にオフのと
きは、レンズの切換えは行われない。そして、このINT
の最後で、未充完フラグが“1"かどうかの判別を行う
(#245)。未充完フラグが“1"であれば、充電途中にI
NTが発生したため、未充電の状態で中断されていた充電
動作を再開させた(#246)後、リターンし、未充完フ
ラグが“0"であれば、そのままリターンする。
次に、第18図〜第32図は、ICカード2からCRT7(以
下、TV7という)へ、ICカード2からCD−ROM4へ、ICカ
ード2からTV電話11へ及びICカード2からFAX10へ記憶
画像データを導くブロックをそれぞれ示すものである。
なお、第18図〜第21図は記憶画像データがNTSC信号の
場合、第22図〜第25図は記憶画像データがRGB信号の場
合、第26図〜第29図は記憶画像データが色差信号の場
合、第30図と第31図は記憶画像データがCD−Iによる圧
縮方式に代えてADCTによる圧縮方式で記憶されている場
合、第32図はTV電話とFAXとを一体にした場合の図であ
る。
先ず、第18図はICカード2に記憶されている画像デー
タをTV7に再生するブロック図である。図において、50A
は伸長器501Aを有する変換部で、差分圧縮された画像デ
ータに前の値を加えて元の画像データに戻すものであ
る。
ICカード2内の画像データはNTSC信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器501Aで元の画像データに戻し
て出力される。この出力信号はNTSC信号に変換されてい
るので、直接TV7へ出力されて再生される。
第19図はICカード2に記憶されている画像データをCD
−ROM4に転送するブロック図である。60Aは差分圧縮さ
れた画像データを元の画像データに戻すとともにCD−I
処理する変換部で、伸長器601A、色差変換回路602A及び
差分圧縮回路603Aを有する。
ICカード2内の画像データはNTSC信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器601Aで元の画像データに戻さ
れる。次に、色差変換回路602Aにより、この伸長した画
像データから輝度Y信号と色差C信号を分離し、更に次
段圧縮回路603Aで上記輝度Y信号と色差C信号をそれぞ
れ差分圧縮する、いわゆるCD−I処理が施されてCD−RO
M4に書き込まれる。
第20図はICカード2に記憶されている画像データをTV
電話11により出力するブロック図である。70Aは差分圧
縮された画像データを元の画像データに戻すとともに間
引き処理する変換部で、伸長器701A、間引き回路702Aを
有する。
ICカード2内の画像データはNTSC信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器701Aで元の画像データに戻さ
れる。画像データはNTSC信号であるので、TV用として直
接入力可能であるが、電話回線の伝送容量を考慮して間
引き回路702Aにより所定の間引き処理が施された後、TV
電話11に出力される。なお、電話回線として、ISDN(デ
ジタル通信網)を利用するときは間引き回路702Aを取り
除いてもよい。
第21図はICカード2に記憶されている画像データをFA
X10を用いて出力するブロック図である。80Aは差分圧縮
された画像データを元の画像データに戻すとともにRGB
変換し、更に圧縮処理する変換部で、伸長器801A、RGB
変換回路802A及びADCT圧縮回路803Aを有する。
MPU808Aはブロック全体の制御及び画像情報の流れの
管理の他、通信制御、網(ネットワーク)制御等の総括
制御を行うものである。RGB変換回路802Aは伸長処理さ
れた元の画像データをRGBの色信号に変換するものであ
る。ADCT圧縮回路803AはISO/JTC1/SC2/WG8、N800の規格
に基づく変換符号化の一種で、画像信号を直交変換して
低周波から高周波までの複数の信号を抽出し、これらの
抽出信号の内、一般には高周波成分ほど原信号との相関
性が低下することに着目して、高周波成分の信号ほどサ
ンプリングビット数を低減させることによりデータ圧縮
するものであるが、周波数成分に変換されているので、
高周波成分に限らず、ある一定周波数の成分のサンプリ
ングビット数を低減させることも可能である。そして、
適当な数の画素をブロックとして画面を分け、このブロ
ック毎に標本値からなる数値列を直交変換する。すなわ
ち、この実施例ではADCT圧縮変換は画像信号を8×8画
素ずつブロック化した後、2次元DCT(Discrete Cosine
Transform)により直交変換する。変換された各項は元
の標本値に較べ、より独立(より無関係)になり、これ
により冗長な情報が抑圧される。
メモリ804Aは送信バッファとして用いられるものであ
る。通信制御部805Aは相手局と画像データの伝送を実行
すべく所定のファクシミリ送信制御の手順を実行するも
のである。モデム806Aはアナロブ回線網である公衆電話
回線を伝送用として使用出来るようにデジタルデータを
変調するもので、この実施例ではADCT圧縮信号をTV電話
回線に乗せるべく信号変調を行うものである。また、IS
DNを使用する場合は、そのためのモデムが使用される。
NCU807Aは送信時にFAX10を公衆電話回線網に接続するた
めのもので、NCU810Aは受信時にFAX10を公衆電話回線網
に接続するためのものである。モデム811Aはアナログ信
号をデジタルデータに復調するものである。通信制御部
812Aは前記同様、相手局と画像データの伝送を実行すべ
く所定のファクシミリ受信制御の手順を実行するもので
ある。メモリ813Aは受信バッファとして用いられるもの
である。伸長回路814AはADCT圧縮変換されている入力画
像データを逆変換により元の画像データに戻すものであ
る。プロッタ815Aは受信したファクシミリ画像を印画す
るものである。操作表示部809Aは各種操作キーと表示器
を備え、操作案内を表示するとともに、キー操作を行う
ためのものである。なお、上記メモリ804Aと813A、通信
制御部805Aと812A、モデム806Aと811A及びNCU807Aと810
Aは、説明の便宜上別個に示しているが、同一装置内に
おいて兼用することが出来る。
上記のブロックにおいて、送信時と受信時に分けて動
作を説明する。
ICカード2内の画像データはNTSC信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器801Aで元の画像データに戻さ
れる。次に、RGB変換回路802Aにより、この伸長した画
像データからRGB色信号が形成され、次段ADCT圧縮回路8
03Aで圧縮処理が施されてメモリ804Aに書き込まれる。
そして、通信制御部805Aにより、メモリ804A内の画像デ
ータはNCU807Aを介して相手局へ伝送される。
一方、通信制御部812Aが相手局からの呼出信号を検知
すると、NCU810Aを制御して回線を接続する。これによ
り、伝送されてきたADCT変換されている画像データはNC
U810Aを通過してモデム811Aで復調された後、メモリ813
Aに取込まれる。次に、メモリ813A内の画像データは順
次読み出されて伸長器814Aで逆変換されて元の画像デー
タに戻され、プロッタ815で印画される。
次に、第22図はICカード2に記憶されている画像デー
タをTVに再生するブロック図である。図において、50B
は差分圧縮された画像データを元に戻すとともにNTSC変
換を行う変換部で、伸長器501B、マトリクス回路502B及
びNTSC変換回路503Bを有する。
マトリクス回路503Bは、第7図(#13〜#19)に示す
マトリクス処理を施すものである。NTSC変換回路503Bは
RGB信号をTV用のNTSC信号に変換するものである。
ICカード2内の画像データはRGB信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器501Bで元の画像データに戻し
て出力される。この出力信号はマトリクス処理及びNTSC
変換を施してTV7に導かれ、再生される。
第23図はICカード2に記憶されている画像データをCD
−ROM4に転送するブロック図である。60Bは差分圧縮さ
れた画像データを元の画像データに戻すとともにCD−I
処理する変換部で、伸長器601B、色差変換回路602B及び
差分圧縮回路603Bを有する。
ICカード2内の画像データはRGB信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器601Bで元の画像データに戻さ
れる。次に、色差変換回路602Bにより、この伸長した画
像データから輝度Y信号と色差C信号を分離し、更に次
段圧縮回路603Bで上記輝度Y信号及び色差C信号を差分
圧縮する、いわゆるCD−I処理が施されてCD−ROM4に書
き込まれる。
第24図はICカード2に記憶されている画像データをTV
電話11により出力するブロック図である。70Bは差分圧
縮された画像データを元の画像データに戻すとともにNT
SC信号に変換した後、間引き処理する変換部で、伸長器
701B、マトリクス回路702B、NTSC変換回路703B及び間引
き回路704Bを有する。
ICカード2内の画像データはRGB信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器701Bで元の画像データに戻さ
れる。伸長器701Bからの出力信号はTV用に変換すべくマ
トリクス処理及びNTSC変換が施され、更に次段間引き回
路704Bに送入されて輝度信号の間引き処理が施された
後、TV電話11により伝送される。なお、前述同様ISDNを
利用するときは間引き回路704Bを取り除いてもよい。
第25図はICカード2に記憶されている画像データをFA
X10を用いて出力するブロック図である。80Bは差分圧縮
されたデータを元のデータに戻すとともに圧縮処理する
変換部で、伸長器801BとADCT圧縮回路803Bを有する。
このブロックは第21図のブロックからRGB変換回路802
Aを除いたもので、各回路部の動作は前述と同一であ
る。
次に、本ブロック図の動作を簡単に説明する。
ICカード2内の画像データはRGB信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器801Bで元の画像データに戻さ
れる。次に、このRGB信号は次段ADCT圧縮回路803Bで圧
縮処理が施されてメモリ804Bに書き込まれる。そして、
通信制御部805Bにより、メモリ804内の画像データがNCU
807Bを介して相手局へ伝送される。
一方、通信制御部812Bが相手局からの呼出信号を検知
すると、NCU810Bを制御して回線を接続する。これによ
り、伝送されてきたADCT変換されているRGB画像データ
はNCU810Bを通過してモデム811Bで復調された後、メモ
リ813Bに取込まれる。次に、メモリ813B内の画像データ
は順次読み出されて伸長器814Bで逆変換されて元の画像
データに戻され、プロッタ815Bで印画される。
次に、第26図はICカード2に記憶されている画像デー
タをTV7に再生するブロック図である。
図において、50Cは差分圧縮されたデータを元の画像
データに戻すとともにNTSC変換する変換部で、伸長器50
1CとNTSC変換回路502Cを有する。
ICカード2内の画像データは色差信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器501Cで元の画像データに戻し
て出力される。この出力信号は既に色差信号に変換され
ているので、NTSC変換を施してTVに導かれ、再生され
る。
第27図はICカード2に記憶されている画像データをCD
−ROM4に転送するブロック図である。
本ブロック図においては、ICカード2内の画像データ
が色差信号を差分圧縮した形で記憶されているので、IC
カード2から出力される差分圧縮データは直接CD−ROM4
に書き込まれる。
第28図はICカード2に記憶されている画像データをTV
電話11により出力するブロック図である。70Cは差分圧
縮された画像データを元の画像データに戻すとともにNT
SC信号に変換した後、間引き処理する変換部で、伸長器
701C、NTSC変換回路703C及び間引き回路路704Cを有す
る。
ICカード2内の画像データは色差信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器701Cで元の画像データに戻さ
れる。伸長器701Cからの出力信号はTV信号用に変換すべ
くNTSC変換が施され、更に次段間引き回路704Cに送入さ
れて輝度信号の間引き処理が施された後、TV電話11によ
り伝送される。なお、前述同様ISDNを利用するときは間
引き回路704Cを取り除いてもよい。
第29図はICカード2に記憶されている画像データをFA
X10を用いて出力するブロック図である。80Cは差分圧縮
された画像データを元の画像データに戻すとともにRGB
変換し、更に圧縮処理する変換部で、伸長器801C、RGB
変換回路802C及びADCT圧縮回路803Cを有する。
本ブロック図は第21図に示されるブロック図と同一で
ある。
本ブロック図の動作を簡単に説明する。
ICカード2内の画像データは色差信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器801Cで元の画像データに戻さ
れるとともにRGB変換回路802Cで色差信号からRGB信号に
変換される。次に、このRGB信号は次段ADCT圧縮回路803
Cで圧縮処理が施されてメモリ804Cに書き込まれる。そ
して、通信制御部805Cにより、メモリ804C内の画像デー
タがNCU807Cを介して相手局へ伝送される。
一方、通信制御部812Cが相手局からの呼出信号を検知
すると、NCU810Cを制御して回線を接続する。これによ
り、伝送されてきたADCT変換されているRGB画像データ
はNCU810Cを通過してモデム811Cで復調された後、メモ
リ813Cに取込まれる。次に、メモリ813C内の画像データ
は順次読み出されて伸長器814Cで逆変換されて元の画像
データに戻され、プロッタ815Cで印画される。
第30図は、第19図に対応するもので、ICカード2にAD
CT圧縮方式で記憶されている画像データをCD−ROM4に転
送するブロック図である。
なお、上記ADCT圧縮方式は、前述したように画像信号
を直交変換して低周波から高周波までの複数の信号を抽
出し、これらの抽出信号の内、高周波成分ほど原信号と
の相関性が低下することに着目して、高周波成分の信号
ほどサンプリングビット数を低減させることにより、デ
ータ圧縮するものである。
60DはADCT圧縮方式で差分圧縮された画像データを元
の画像データに戻すとともにCD−I処理する変換部で、
伸長器601D、色差変換回路602D及び差分圧縮回路603Dを
有する。
ICカード2内の画像データはNTSC信号を差分圧縮した
形で記憶されている。このICカード2から出力される差
分圧縮データは上記伸長器601Dで元の画像データに戻さ
れる。次に、色差変換回路602Dにより、この伸長した画
像データから輝度Y信号と色差C信号を分離し、更に次
段差分圧縮回路603Dで上記輝度Y信号及び色差C信号を
差分圧縮する、いわゆるCD−I処理が施されてCD−ROM4
に書き込まれる。
第31図は、第25図に対応するもので、ICカード2にAD
CT圧縮方式で記憶されている画像データをFAX10を用い
て出力するブロック図である。
本ブロック図においては、ICカード2内の画像データ
がRGB信号をADCT圧縮方式で差分圧縮した形で記憶され
ているので、変換部は不要となる。すなわち、ICカード
2からの画像データはメモリ804Dに直接送入され、書き
込まれる。そして、通信制御部805Dにより、メモリ804D
内の画像データがNCU807Dを介して相手局へ伝送され
る。
一方、通信制御部812Dが相手局からの呼出し信号を検
知すると、NCU810Dを制御して回線を接続する。これに
より、伝送されてきたADCT変換されているRGB画像デー
タはNCU810Dを通過してモデム811Dで復調された後、メ
モリ813Dに取込まれる。次に、メモリ813D内の画像デー
タは順次読み出されて伸長器814Dで逆変換されて元のデ
ータに戻され、プロッタ815Dで印画される。
なお、上述のように、ICカード2がADCT圧縮方式で記
憶されているものは、TV7に再生表示する場合(第18図
に対応)、TV電話11に出力する場合(第20図に対応)、
FAX10により出力する場合(第21図に対応)にも適用可
能である。更に、NTSC信号の場合に限らず、RGB信号の
場合(第22〜25図に対応)、色差信号の場合((第26〜
29図に対応)及び後述の第32図にも同様に適用可能であ
る。また、FAX10により出力する場合を除き、伸長回路
はADCT圧縮データを元の画像データに戻すものが使用さ
れる。
第32図はTV電話とFAXとを一体にした場合のブロック
図である。
先ず、TV電話として機能する場合について説明する。
TV電話11に内蔵のCCD900からの画像信号を伝送する場
合と、ICカード2に記憶されている画像データを伝送す
る場合がある。これらの両画像信号は、本ブロック全体
を統括する不図示の制御部により制御されるゲート902
により切換えて出力される。
CCD900からの画像信号を伝送する場合はこの画像信号
をA/Dコンバータ901でデジタルデータに変換してゲート
902に導く。このデジタルデータは間引き回路903で所定
の間引き処理を施されて送信バッファとして機能するメ
モリ904に一時的に書込まれる。メモリ904からの出力デ
ータはD/Aコンバータ905でアナログ信号に変換され、更
にモデム909で電話回線用の信号に変調されて網制御を
行うNCU910を介して回線に送出される。また、ICカード
2からの画像データを伝送する場合は差分圧縮されてい
る画像データを伸長器906で伸長して元の画像データに
戻した後、ゲート902に導く。そして、上述同様に、こ
の画像データは所定の間引き処理を施されてメモリ904
に一時的に取込まれる。メモリ904からの出力データは
アナログ信号に変換され、更に電話回線用の信号に変調
されて網制御を行うNCU910を介して回線に送出される。
一方、受信する場合は、NCU910を通過した受信信号は
モデム909で復調され、更にA/Dコンバータ913でデジタ
ルデータに変換されて、受信バッファとして機能するメ
モリ914に一時的に取込まれる。メモリ914からのデジタ
ルデータは画像制御部915で順次、伸長及び画面サイズ
等を考慮した各種画像処理に供されてインターフェース
916に導かれる。そして、インターフェース916の出力デ
ータは、必要に応じてTV7に導かれて再生され、あるい
はCD−I圧縮回路918で差分圧縮されて、装着されてい
るICカード2に書き込まれる。このように、必要に応じ
てICカード2に受信画像を一旦記憶しておくことによ
り、必要時にTV再生、プリント出力及び他の記録媒体へ
の転送が可能となる。
次に、FAXとして機能する場合は、ゲート902は働か
ず、ICカード2からの画像データはADCT圧縮回路907及
びメモリ908のラインを通ってNCU910に送られる。すな
わち、ICカード2からの差分圧縮されている画像データ
は伸長回路906で元の画像データに戻された後、ADCT圧
縮回路907でFAX用に圧縮処理されて、一時的にメモリ90
8に取込まれる。この場合、ICカード2に記憶されてい
る画像データがADCT圧縮されているものであれば、前述
の説明のように伸長回路906、ADCT圧縮回路907は省いて
もよい。そして、このメモリ908を送信バッファとして
モデム909に出力して回線用に変調され、NCU910を介し
て回線に送出される。
一方、受信する場合は、NCU910を通過した受信信号は
モデム909で復調されて受信バッファとして機能するメ
モリ911に一時的に取込まれる。この画像データは差分
圧縮処理されているので、伸長回路912で元の画像デー
タに戻された後,インターフェース916に導かれる。そ
して、インターフェース916の出力データは、必要に応
じてプロッタ917で印画され、あるいはCD−I圧縮回路9
18で差分圧縮されて、装着されているICカード2に書き
込まれる。このように、必要に応じてICカード2に受信
画像を一旦記憶しておくことにより、必要時にTV再生、
プリント出力及び他の記録媒体への転送が可能となる。
次に、第33図は第1図に示すCD−ROMドライバ3のブ
ロック図である。
350a、350bはそれぞれICカード2a、2bがCD−ROMドラ
イバ3に装着された際、ICカード2内の画像情報を取込
み、あるいはICカードに画像情報を書込み、更にICカー
ド間で画像情報の転送を行うためのコネクタとインター
フェース部である。351はCD−ROM4に画像情報を記憶
し、あるいはCD−ROM4に記憶された画像情報を読み出す
ためのCD−ROMドライブユニットとインターフェースで
ある。
352はICカード2aあるいは2b内の画像情報をCD−ROM4
に転送記録するするためのデータの圧縮、伸長処理を行
う変換部である。また、この変換部352は、逆にCD−ROM
4の画像情報をICカードに転送する際の信号処理も行
う。353はCD−ROMドライバ3のブロック全体を制御する
マイクロコンピュータ(以下、MPUという)である、354
は画像情報を一時的に書込むイメージメモリである。35
5はTV7及び後述のプリンタ8や回線9を介した再生機
(TV電話、FAX等)による画像情報の再生において、再
生画面や後述のメニュー画面の作成を行うイメージプロ
セッサである。356はTV7による画像情報の再生におい
て、該TV7に対応させて再生出来るように、画像情報の
処理を行ってTV7に出力するインターフェースである。
357は画像情報を回線9に乗せるために圧縮、伸長等
の画像処理を行う伝送インターフェースで、358はプリ
ンタ8でプリント出力可能にすべく同じく画像処理を行
うプリンタインターフェースである。上記伝送インター
フェース357及びプリンタインターフェース358は、機能
拡張ユニットとしてCD−ROMドライバ3に付加されるこ
とにより、更にシステムアップを図るものであってもよ
いし、予めCD−ROMドライバ3に内蔵されていてもよ
い。
359はCD−ROMドライバ3前面に設けられた操作スイッ
チやリモコン5及びキーボード6から情報を入力して操
作状態をMPU353に伝えるための操作入力部である。ま
た、この操作入力部359の操作により、コネクタとイン
ターフェース部350a、350bを制御して、前述したように
ICカード2aと2b間での画像のコピーも可能にされてい
る。上記各ブロックはイメージデータバス360を介して
画像情報のやり取りを行い、制御データバス361により
制御される。
第34図はCD−ROMドライバ3の前面に設けられた操作
入力部359の操作パネルを示す。
図において、370はオンすることによりCD−ROMドライ
バ3全体に電力を供給する電源スイッチである。371はT
V7等による再生、検索時等に使用されるファンクション
キーで、カーソルキー371a、エンターキー371b及びクリ
アキー371cとからなる。372は再生中、プリント中等で
の操作状態の表示を行う表示部である。373a及び373bは
ICカード2a、2bの挿入口で、374a及び374bはそれぞれIC
カード2a、2bの取出し用スイッチである。375はCD−ROM
4の挿入口で、376はCD−ROM4の取出し用スイッチであ
る。
第35図はリモコン5の操作パネルを示す。図におい
て、380は電源スイッチ、381は上記第34図に示すファン
クションキー371と同様の機能を行うファンクションキ
ーで、カーソルキー381a、エンターキー381b及びクリア
キー381cとからなる。
第36図はキーボード6の操作パネルを示す。図におい
て、390は電源スイッチ、391は上記第34図に示すファン
クションキー371と同様の機能を行うファンクションキ
ーで、カーソルキー391a、エンターキー391b及びクリア
キー391cとからなる。392は撮影した画像をCD−ROM4に
記録してブロック毎にアルバムを作成する際に、タイト
ル、年月日、撮影場所等の検索データを入力するための
キャラクタキーである。
第37図はCD−ROMドライバ3による画像の検索、再生
等の画像編集を説明するためのフローチャートである。
電源370がオンされると、先ず、第33図に示されるMPU
353、イメージメモリ354の他各ブロックが初期化される
(S1)。次に、CD−ROMドライバ3、リモコン5あるい
はキーボード6の操作パネルからの操作入力の有無の判
別処理が実行される(S2)。この操作入力処理が終了す
ると、TV7でモニタ表示する内容を設定する表示モード
設定処理が実行される(S3)。次いで、設定された表示
すべき内容をイメージメモリ354に転送するイメージ転
送処理が実行される(S4)。上記イメージ転送が終了す
ると、イメージプロセッサ355により各表示モードに応
じたイメージ画面が作成される(S5)。そして、ビデオ
インターフェース356にイメージ(画像)データが送ら
れて表示される(S6)。更に、イメージデータの伝送、
あるいはプリント処理が実行されて(S7、S8)、S2に戻
り、以後この手順が繰り返される。
以下、各処理について、説明する。
先ず、操作入力処理(第37図、S2)について、第38図
のフローチャートにより説明する。
CD−ROMドライバ3、リモコン5あるいはキーボード
6のいずれかにより、ファンクションキー371、381、39
1による入力があるかどうかを判別する(S11)。入力が
ある場合は(S11でYES)、ファンクションキーによる入
力があったことを示すファンクションコードをセットし
て(S12)、リターンし、逆にファンクションキーによ
る入力がない場合は、S13に移行して、キーボード6の
キャラクタキーによる入力があるかどうかを判別する。
キャラクタキー入力がある場合は(S13でYES)、キャラ
クタキーによる入力があったことを示すキャラクタコー
ドをセットして(S14)リターンし、ファンクションキ
ー及びキャラクタキーどちらによる入力もない場合は、
S15に移行してファンクションコード及びキャラクタコ
ードをリセットしてリターンする。
次に、表示モード設定(第37図、S3)について、第39
図〜第45図のフローチャートにより説明する。
先ず、第39図において、S21で、ファンクションコー
ドがセットされているかどうかを判別し、セットされて
いる場合は(S21でYES)、S22で示すファンクション処
理用のサブルーチン(第40図で後述する)に移行する。
逆にセットされていない場合は、S23でキャラクタコー
ドがセットされているかどうかを判別する。このS23
で、キャラクタコードがセットされており(S23でYE
S)、更にデータ入力モードになっている場合は(S24で
YES)、S25でデータ入力処理のサブルーチン(第45図で
後述する)を実行してリターンする。一方、キャラクタ
コードがセットされていても、データ入力モードになっ
ていない場合は(S25でNO)及びいずれのコードもセッ
トされていない場合は(#23、#24共NO)、そのままリ
ターンする。
次に、第40図は、上記S22で示すファンクション処理
用のサブルーチンを示す。
S31で、TV7の表示画面がメニューモードであるかどう
を判別する。メニューモードである場合は(S31でYE
S)、S32でメユー処理のサブルーチン(第41図で後述す
る)を実行してリターンする。メユーモードでない場合
は、S33で標準画面モードであるかどうかを判別する。
この標準画面モードとはTV7の画面に1画像を表示する
モードをいう。標準画面モードの場合は(S33でYES)、
S34で標準画面処理のサブルーチン(第42図で後述す
る)を実行してリターンする。標準画面モードでない場
合は、S35でマルチ画面モードであるかどうかを判別す
る。このマルチ画面モードとはTV7の画面を分割して複
数画像、本実施例では後述するように20画像を分割表示
するモードをいう。マルチ画面モードの場合は(S35でY
ES)、S36に移行してマルチ画面処理のサブルーチン
(第43図で後述する)を実行してリターンする。マルチ
画面モードでない場合は、S37でデータ入力モードであ
るかどうかを判別する。データ入力モードの場合は(S3
7でYES)、S38でデータ入力処理のサブルーチンを実行
してリターンする。そして、データ入力モードでない場
合は、そのままリターンする。
第41図は、上記S32で示すメニュー処理のサブルーチ
ンを示す。
以下、このサブルーチンを第48図〜第52図に示すメニ
ュー画面の一例を参照しつつ説明する。
先に、第48図〜第51図について説明する。
第48図において、(a)は初期画面としてのメニュー
モードである。画面中、白抜き部がカーソルキーの選択
位置を示している。(a)画面で「再生」を選択する
と、TV7に再生表示が行われる。すなち、「再生」で、
エンターキーをオン(選択)すると、(b)画面のよう
に再生される画像が記憶された記録媒体の種類を示す画
面が表われる。ここで、例えば(b)画面で「ディス
ク」を選択すると、(c1)画面のようにディスク(CD−
ROM4に対応)内の記録ブロックに相当するアルバム番号
が表示される。そして、(c1)画面で、「アルバム1」
を選択すると、(c2)画面のような再生表示形態等を示
す画面が表われ、ここで更にエンターキーを押すと、デ
ィスクの記録領域内からアルバム1の記録画像が再生さ
れることになる。一方、(b)画面で「カード1」を選
択すると、(c2)画面のように、カード1内に記憶され
た画像の再生表示形態、あるいは検索の有無の画面が表
われる。各画面はリターンキーをオンすることにより、
順次前画面に戻る。例えば、(c1)画面は(b)画面に
戻り、更にリターンキーをオンすると、(a)画面に戻
る。
第49図はメニューモードで、「コピー」を選択する場
合を示す。(a)画面で「コピー」を選択すると、
(b)画面のように複数の記録媒体間での画像転送の種
類が表示される。ここで、(b)画面で「カード1→デ
ィスク」を選択すると、(c)画面のように、ICカード
1内から転送される画像を記録するブロックを示すアル
バム番号が表示される。そして、(c)画面で「アルバ
ム1」を選択すると、画像転送の形態が表示される。そ
して、(d)画面の状態でエンターキーを押すと、ICカ
ード2内の画像がディスク内のアルバムに標準画面の形
態で転送されて記録される。なお、前述同様リターンキ
ーをオンすると、順次前画面に戻る。
第50図はメニューモードで、「消去」を選択する場合
を示す。(a)画面で「消去」を選択すると、(b)画
面のように、消去される記録媒体の種類が表示される。
ここで、(b)画面で「カード1」を選択すると、(c
1)のように消去される画面の形態が表示される。一
方、(b)画面で「ディスク」を選択すると、(c2)画
面のように、ディスク内から消去されるアルバム番号が
表示される。そして、(c2)画面で「アルバム1」を選
択すると、消去される画面の形態が表示される。そし
て、(d2)画面の「標準画面」あるいは「マルチ画面」
を選択すると、アルバム1内の画像が消去される。一
方、「画面指定」を選択すると、更に不図示の指定画面
が表示されて個々に画像指定が行え、この画像を一旦再
生して確認した上で指定画像単位での消去が可能とな
る。なお、前述同様リターンキーをオンすると、前画面
に順次戻る。
第51図は、メニューモードで、「補助機能」を選択す
る場合を示す。(a)画面で「補助機能」を選択する
と、(b)画面のように後述する「データ入力」その他
の機能のタイトルが表示される。なお、前述同様リター
ンキーをオンすると、前画面に順次戻る。
さて、第41図においては、CD−ROMドライバ3、リモ
コン5あるいはキーボード6のファンクションキーによ
り判別を行う。すなわち、カーソルキーが押された(オ
ンされた)場合は(S41でYES)、S42で選択するメニュ
ーを変更する。例えば、第48図(a)画面でカーソルキ
ーをオンすると、白抜き部が「コピー」に移って、この
「コピー」が選択可能状態になる。更に、カーソルキー
をオンすると、白抜き部が「消去」に移る。カーソルキ
ーが押されなければ、S43でエンターキーがオンされた
かどうかを判別する。エンターキーがオンされた場合は
(S43でYES)、S44で次メニューあるいはメニューモー
ドから画面モードに移る。例えば、第48図(a)画面で
エンターキーをオンすると、(b)画面に移り、更にエ
ンターキーをオンすると、(c1)画面に移る。また、同
図(c2)画面でエンターキーをオンすると、ICカード1
内の画像データがTV7に標準画面で表示される。エンタ
ーキーが押されなければ、S45でクリアキーがオンされ
たかどうかを判別する。クリアキーがオンされた場合は
(S45でYES)、S46で前メニューの画面に戻る。例え
ば、第48図(c1)画面でクリアキーをオンすると、
(b)画面に戻り、更にクリアキーをオンすると、
(a)画面に戻る。
第42図は、上記S34で示す標準画面処理のサブルーチ
ンを示す。
この処理においても、CD−ROMドライバ3、リモコン
5あるいはキーボード6のファンクションキーにより判
別を行う。すなわち、カーソルキーが押された(オンさ
れた)場合は(S51でYES)、S52でTV7に現在再生中の画
像を次の画像または前の画像に変更する。カーソルキー
が押されなければ、S53でエンターキーがオンされたか
どうかを判別する。エンターキーがオンされた場合は
(S53でYES)、S54で再生画面を順次自動送りするため
のタイマをスタートあるいは逆にストップしてカーソル
キーによる画像送りに戻す。エンターキーが押されなけ
れば、S55でクリアキーがオンされたかどうかを判別す
る。クリアキーがオンされた場合は(S55でYES)、S56
でメニューモードの画面、あるいはマルチ画面に戻る。
例えば、TV7に画像が再生されている場合に、クリアキ
ーをオンすると、第48図(c2)画面等のメニューモード
に戻る。また、マルチ画面から標準画面に移行している
場合は、クリアキーをオンすると、再びマルチ画面に戻
る。
ここで、上記マルチ画面について、第52図を用いて説
明する。
マルチ画面はTV画面内に、例えば20駒分の画像を再生
する表示部D1、再生画像が記憶された記録媒体の種別、
例えば図示のように「カード1→」を上記表示部D1の下
方に表示する表示部D2、前の20駒分の画像、あるいは次
の20駒分の画像を選択するための「前群」、「次群」の
表示部D3とD4から構成される。また、SF1はカーソルキ
ーの操作により表示部D1内の各画像域あるいは各表示部
D2〜D4を移動可能になされた選択枠である。そして、エ
ンターキーをオンすると、第43、44図で後述する処理が
実行される。
第43図は、上記S36で示すマルチ画面モードのサブル
ーチンを示す。
この処理においても、CD−ROMドライバ3、リモコン
5あるいはキーボード6のファンクションキーにより判
別を行う。すなわち、カーソルキーが押された(オンさ
れた)場合は(S61でYES)、S62でTV7に現在再生中のマ
ルチ画面内で選択枠SF1を上下左右方向に移動させ、選
択画像あるいは各表示部D2〜D4の選択を変更する。カー
ソルキーが押されなければ、S63でエンターキーがオン
されたかどうかを判別する。エンターキーがオンされた
場合は(S63でYES)、S64でマルチ画面モードにおける
エンター処理のサブルーチン(第44図で説明する)を実
行する。エンターキーが押されなければ、S65でクリア
キーがオンされたかどうかを判別する。クリアキーがオ
ンされた場合は(S65でYES)、S66でメニューモードの
画面に戻る。例えば、TV7にマルチ画像が再生されてい
る場合に、クリアキーをオンすると、第48図(c2)画面
等のメニューモードに戻る。
第44図は、上述のマルチ画面モードにおけるエンター
処理のサブルーチンを示す。
先ず、S71で、第52図に示す表示部D3、D4が選択枠SF1
により選択されているかどうかを判別する。表示部D3
D4が選択されていると(S71でYES)、S72で前群20駒分
の画像、あるいは次群20駒分の画像を再生する。表示部
D3、D4が選択されていない場合は、S73でマルチ画面の
再生モードであるかどうかを判別する。再生モード時で
あると(S73でYES)、S72で選択枠SF1で選択した画像を
標準画面表示する(第42図、S62)。再生モード時でな
ければ、S75でコピーモード時であるかどうかを判別す
る。コピーモード時であると(S75でYES)、S76で選択
枠SF1で選択した画像を、例えば「カード→ディスク」
のように、指定した記録媒体にコピーする。コピーモー
ド時でなければ、S77で消去モード時であるかどうかを
判別する。消去モード時であると(S77でYES)、S78で
選択した画像を消去する。
第45図は、上記S38で示すデータ入力処置のサブルー
チンを示す。
この処理では、CD−ROMドライバ3、リモコン5ある
いはキーボード6のファンクションキー及びキーボード
6のキャラクタキー392により判別を行う。すなわち、
カーソルキーが押された(オンされた)場合は(S81でY
ES)、S82でカーソル表示位置を移動し、次にエンター
キーがオンされると(S83でYES)、S84で入力された検
索データを登録する。一方、クリアキーがオンされると
(S85でYES)、S86でカーソル位置の検索データを消去
する。次にキャラクタキーが押されていると(S87でYE
S)、S88でカーソル位置に検索データを入力する。この
データ入力はCD−ROM4に記録する際に、キャラクタキー
392により、ブロックとしての各アルバムの検索見出し
として、撮影場所、年月日、追記事項が入力される。ま
た、消去後に再生入力ができる。
第46図は、上記S4で示すイメージ転送のサブルーチン
を示す。
前記第45図までの処理で表示モードを設定すると、こ
のイメージ転送のサブルーチンに移行する。すなわち、
S91で画面再生を行う場合は(S91でYES)、S92で再生す
る画像をイメージメモリ354に転送し、画像再生に備え
る。コピーモードの場合は(S93でYES)、S94でコピー
対象となる画像をコピーしたい記録媒体に書込む。ま
た、消去モードの場合は(S95でYES)、S95で対象とな
る画像を該記録媒体から消去する。このイメージ転送処
理が終了すると、次にイメージの作成処理が実行され
る。
第47図は、上記S5で示すイメージ作成のサブルーチン
を示す。
先ず、メニューモードを表示するかどうかを判別す
る。メニューモードを表示する場合は(S101でYES)、S
102でイメージプロセッサ355によりメニュー画面を作成
する。一方、標準画面モードで再生を行う場合は(S103
でYES)、そのままイメージメモリ354内の画像を再生す
る。また、マルチ画面モードで再生を行う場合は(S104
でYES)、S105でイメージプロセッサ355によりイメージ
メモリ354内の画像に所定の間引き処理を施した後、マ
ルチ画面を作成する。また、データ入力モードが選択さ
れた場合は(S106でYES)、S107でイメージプロセッサ3
55によりデータ入力用の画面を作成する。これらの各処
理が実行された後、リターンする。
以上第37図のS2〜S5までの処理で作成された画面デー
タは、同図のS6でビデオインターフェース256に出力さ
れ、TV7に再生、あるいは表示される。更に、必要に応
じて前述したS7、S8の処理が実行された後、再びS2に戻
り、以後この処理が順次繰り返される。
なお、本実施例では、検索情報の入力手段として別個
のキーボードを用いたが、CD−ROMドライバ3と一体に
されたものでもよい。
以上の説明においては、TV、TV電話、CD−ROM及びFAX
による再生について説明したが、第1図のハンディコピ
ー12による再生はハンディコピーのリーダ部分(光源、
レンズ、イメージセンサ等)がICカード2に代わる。す
なわち、ICカード2に記憶されている画像がプリントさ
れる。プリント方式(信号処理も含む)は第5図におい
て説明したものと同じである。
また、本実施例では、記録媒体としてデジタルメモリ
を用いたが、アナログメモリであってもよい。例えば、
ICカードに代えてフロッピーディスクを用い、CD−ROM
に代えてアナログ記録を行う光ディスクを用いてもよ
い。更に、CD−ROMに代えて光磁気ディスクやPCM信号が
記録可能なDATを用いてもよい。
また、本実施例では、プリント方式として熱転写型を
用いているが、感熱型、昇華型、溶融型のいずれであっ
てもよく、さらにインクジェット方式、バブルジェット
方式であってもよい。更に、カラープリントでなく白黒
のプリントアウトであっても良い。
また、カメラ本体1内に設けられたプリント部は記録
紙及び紙送り機構を内部に有するようにしてもよいし、
カメラにプリンタを内蔵するのではなく、プリンタ部は
別体として外部のプリンタによりプリントアウトしても
よい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によると、記録媒体のブ
ロック毎に検索情報を登録し得る構成としたので、ブロ
ック毎に任意の検索情報を付すことができ、更に検索性
に優れた記録或いは再生を行える画像情報登録装置、方
法を提供できる。しかも、これらの検索情報の登録はブ
ロック毎に行われるため、撮影画像情報の一つ一つに検
索情報を入力するものに比べ、入力作業が格段に簡略で
きる。
また、請求項2記載によれば、記録媒体に記録された
撮影画像情報のうち、少なくとも一つを再生する構成と
したので、記録媒体に記録された撮影画像情報をブロッ
ク単位で管理して再生することができ、検索時にいちい
ち検索情報を入力しなくても容易に所望の画像情報を再
生することができる。従って、記録媒体に多種多様の画
像情報が記録されていた場合であっても、所望の画像情
報を容易に検索することができる検索性に優れた画像情
報登録装置、方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像情報記録再生システムのシス
テム構成図、第2図(A)はカメラ1の斜視図、第2図
(B)はカメラ1の可動部101aを引き出した状態を示す
斜視図、第3図はカメラ1のブロック図、第4図は第3
図に示すブロック302内のCCDからICカードまでの構成を
説明するブロック図、第5図はプリンタ部のブロック
図、第6図はTV再生のブロック図、第7図は画像処理を
説明するフローチャート、第8図はCCDからの信号の記
憶状態を示すメモリマップ、第9図(A)はプリント前
のプリント部の模式図、第9図(B)はプリント中のプ
リント部の模式図、第10図は転写インクフィルムを示す
図、第11図はプリント部の構成を示すブロック図、第12
図は表示部106にモニタ表示を行うためのブロック図、
第13図〜第17図はカメラ側の動作を説明するフローチャ
ート、第18図はNTSC信号をICカードからTVにモニタ再生
するブロック図、第19図はNTSC信号をICカードからCD−
ROMに転送するブロック図、第20図はNTSC信号をICカー
ドからTV電話に出力するブロック図、第21図はNTSC信号
をICカードからFAXに出力するブロック図、第22図はRGB
信号をICカードからTVにモニタ再生するブロック図、第
23図はRGB信号をICカードからCD−ROMに転送するブロッ
ク図、第24図はRGB信号をICカードからTV電話に出力す
るブロック図、第25図はRGB信号をICカードからFAXに出
力するブロック図、第26図は色差信号をICカードからTV
にモニタ再生するブロック図、第27図は色差信号をICカ
ードからCD−ROMに転送するブロック図、第28図は色差
信号をICカードからTV電話に出力するブロック図、第29
図は色差信号をICカードからFAXに出力するブロック
図、第30図はADCT圧縮されたNTSC信号をICカードからCD
−ROMに転送するブロック図、第31図はADCT圧縮されたR
GB信号をICカードからFAXに出力するブロック図、第32
図はTV電話とFAXとを一体にした場合のブロック図、第3
3図はCD−ROMドライバ3のブロック図、第34図はCD−RO
Mドライバ3前面に設けられた操作パネル、第35図はリ
モコン5の操作パネル、第36図はキーボード6の操作パ
ネル、第37図はCD−ROMドライバ3による画像の検索、
再生等の画像編集を説明するためのフローチャート、第
38図〜第47図は第37図のフローチャートにおいて実行さ
れるサブルーチンのフローチャート、第48図(a)〜
(c2)はメニューモードで再生が選択された場合のTV画
面、第49図(a)〜(d)はメニューモードでコピーが
選択された場合のTV画面、第50図(a)〜(d)はメニ
ューモードで消去が選択された場合のTV画面、第51図
(a)、(b)はメニューモードで補助機能が選択され
た場合のTV画面、第52図はマルチ画面モードの場合のTV
画面である。 1……カメラ、2……ICカード、3……CD−ROMドライ
バ、4……CD−ROM、5……リモコン、6……キーボー
ド、7……TV(CRT)、8……プリンタ、9……回線、1
0……FAX、11……TV電話、12……ハンディコピー、106
……表示部、301……CPU、405……内部メモリ、501A〜5
01C,601A〜601B,701A〜601C,801A〜801C……伸長回路、
602A,602B……色差変換回路、603A,603B……差分圧縮回
路、503B,703B,502C,703C……NTSC変換回路、802A,802C
……RGB変換回路、803A〜803C……ADCT圧縮回路、350
a、350b……コネクタとインターフェース部、352……変
換部、353……MPU、354……イメージメモリ、355……イ
メージプロセッサ、356……ビデオインターフェース、3
71a,381a,391a……カーソルキー、371b,381b,391b……
エンターキー、371c,381c,391c……クリアキー、392…
…キャラクタキー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 良弘 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3号13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 石部 博史 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3号13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 鳴戸 弘和 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3号13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 山田 博一 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3号13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 谷口 信行 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3号13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 難波 克行 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3号13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭59−14181(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/937

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の撮影画像情報を記録する容量を有し
    たブロックを複数有した記録媒体を収容する収容部と、
    収容部に収容された記録媒体の所望のブロックを、外部
    操作に基づいて選択する選択手段と、該選択手段によっ
    て選択されたブロックに、撮影画像情報担持体に記憶さ
    れた複数駒分の撮影画像のうち少なくとも指定された撮
    影画像情報を記録する記録手段と、前記記録媒体のブロ
    ック毎に検索情報を登録する登録手段とを備えたことを
    特徴とする画像情報登録装置。
  2. 【請求項2】前記選択手段によって選択されたブロック
    に予め記憶された撮影画像情報のうち、少なくとも一つ
    を再生する再生手段を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載の画像情報登録装置。
  3. 【請求項3】前記検索情報は書き換え可能であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の画像情報登録装置。
  4. 【請求項4】前記検索情報は、撮影場所、撮影日時、撮
    影者、画像内容のうち、少なくとも一つであることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像情報登
    録装置。
  5. 【請求項5】前記撮影画像情報担持体は、ICカードであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像情報登録装
    置。
  6. 【請求項6】前記記録媒体は、CD−ROMであることを特
    徴とする請求項1に記載の画像情報登録装置。
  7. 【請求項7】複数の撮影画像情報を記録する容量を有し
    たブロックを複数有した記録媒体の所望のブロックを、
    外部操作に基づいて選択する第1工程と、該第1工程で
    選択されたブロックに、撮影画像情報担持体に記憶され
    た複数駒分の撮影画像のうち少なくとも指定された撮影
    画像情報を記録する第2工程と、前記記録媒体のブロッ
    ク毎に検索情報を登録する第3工程とを含むことを特徴
    とする画像情報登録方法。
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