JP4008377B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、見開き原稿のような複数の画像領域を分かち持つ原稿から分割画像を独立の媒体(用紙)に形成する機能を有する画像形成装置(例えば、複写機や複写機をベースにした多機能機等)に関し、より特定すると、原稿読み取り位置にセットする原稿の方向の自由度を高め、様々な原稿に上記分割機能を適用し得るようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機等の画像形成装置においては、アナログ機からデジタル機へ急速に切り替わろうとしており、普及しつつあるデジタル機においては、画像の集約(画像合成)、分割等の機能の付加に例示されるように、デジタル方式特有の機能も多く搭載されている。
画像分割機能は、見開き原稿を分割することを意図した方法として従来から提案されており、例えば、下記特許文献1,2を例示することができる。
見開きの状態で原稿台上にセットされた原稿を分割コピー(ページ連写)する従来装置においては、画像読み取り装置の移動範囲を分けることにより副走査方向に原稿の領域を分割する方法が一般的であり、特許文献1にその例を見ることができる。なお、特許文献1には、見開きモードにより作成された複写物であることを示す識別マークを該複写物に付与する手段について開示されている。
しかしながら、上記したように、副走査方向に原稿の領域を分割する方法を採用する場合には、原稿台上にセットする原稿の方向を規定しないと所望の分割コピー(ページ連写)が得られない。従って、この方法によると、適正な動作をさせるためにユーザに負担がかかり、使い勝手が良くない。
そこで、特許文献2では、副走査方向に原稿の領域を分割するような状態(縦長)にセットするだけでなく、縦長、横長セットのいずれであっても、分割コピーをすることができるようにするという方法を採用している。この例では、原稿の長手方向を検知することにより縦長、横長セット状態を検出し、夫々のセット状態により主走査又は副走査の走査範囲を各分割領域に応じて有効にする、という方法により実現している。
【0003】
【特許文献1】
特開平6-350787号公報
【特許文献2】
特開昭64-7060号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献2によれば、原稿を縦、横のいずれの状態にセットしたとしても、適正に画像領域を分割したコピーが可能になるが、セット状態は、上下或いは左右の向きは規定されないので、セット状態によっては出力される画像の向きや、それぞれ分割して出力される画像の順序が変わってしまう。従って、ユーザは、意に反して逆向きの画像になった複写物、或いはページ順の決まった文書などの場合においてはページ順が逆になって重ねられた複写物を手にする、といった不具合が生じる結果となる。
本発明は、見開き原稿のような複数の画像領域を分かち持つ原稿から分割画像を独立の媒体(用紙)に形成する機能を有する画像形成装置における従来技術の上記した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、原稿の向きを上下或いは左右、いずれのセット状態をとっても、出力される画像が一定の向きになり、また分割画像の出力順序が一定となるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、原稿読み取り手段と、原稿の分割領域の画像形成を指示する手段と、読み取られた原稿画像に基づいて指示された分割領域の画像を形成する手段を有する画像形成装置であって、前記原稿の分割領域のサイズを検出する検出手段と、前記原稿読み取り手段の原稿読み取り位置にセットする前記原稿の上下左右方向を、条件として設定する条件設定手段と、前記検出された分割領域サイズと、前記設定された原稿の上下左右方向に基づいて、前記分割領域のうち先に読み取られる領域と後に読み取られる領域を設定する読み取り領域設定手段と、前記設定された原稿の上下左右方向に基づいて読み取られた画像データを回転させる回転手段と、前記回転された画像データを出力する出力手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像形成装置において、読み取った原稿画像を記憶する手段を備え、原稿画像を回転させる前記手段として、原稿画像記憶手段に画像を記憶する際に該画像を回転させる手段、該画像記憶手段に記憶された画像信号を読み出す時に該画像信号を回転させる手段の少なくとも一方の手段を用いることを特徴とするものである
【0007】
請求項の発明は、請求項1又は2に記載された画像形成装置において、画像形成に用いるデータを出力する際に、原稿読み取り位置にセットする原稿の方向が互いに反対を向く原稿に対して各原稿分割領域の出力順序を逆にする手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載された画像形成装置において、設定された変倍率により原稿画像を変倍する画像変倍手段を有し、見開き原稿画像に対し変倍率が設定されたときに、検出された原稿サイズ及び設定された変倍率により、画像形成に用いる最適な用紙サイズを指示する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の画像形成装置を添付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説明する。ここでは、本発明の画像形成装置として複写機への実施形態を例示する。先ず、この実施例に係わる複写機の装置構成及びその動作及び機能の概略について説明をする。
図1は、本発明の画像形成装置の実施形態としての複写機の全体構成を示す概略図である。
図1を参照し、図示の複写機により行われる原稿のコピー処理の動作フローに沿って、本機の装置構成と、原稿の読み取り、画像書き込みという本機の基本的な動作に関して説明する。
先ず、原稿読み取りであるが、本機では自動原稿送り装置(以下「ADF」という)と、いわゆる圧板による読み取り動作を行うことを可能にしている。ADFの動作では、片面原稿と両面原稿の2モードの読み取り動作を行う。片面原稿モードでは、読み取り原稿束が自動原稿送り装置(以下「ADF」という)101の原稿台120に原稿の画像面を上にして置かれ、オペレータにより操作部(図2参照)上のスタートキー205が押下されると、分離ローラ126により一番下の原稿から給送ベルト125、プルアウトローラ127、補助ローラ128、排紙ローラ129によって原稿を送り、その途中の読み取り位置122で読み取りユニット150により原稿の画像データを読み取る。読み取り終えた原稿を排紙ローラ129によって排紙トレイ123上に排出する。このとき、反転切り替え爪130は作用しないようにOFF位置におく。なお、上記原稿送りの際に搬送の途中で原稿サイズ検知器148により原稿のサイズおよび方向を検知する。
両面原稿モードでは、片面を上記と同様の動作で読み取り終えた後、ON位置に切り替えた反転切り替え爪130の作用により一旦原稿を反転ローラ132により反転トレイ121に排紙する。そこで反転切り替え爪130を又OFFに切り替え、切り替えた爪130の作用により反転した原稿を再びプルアウトローラ127、補助ローラ128、排紙ローラ129により送ることにより、もう一方の面を読み取り位置122で読み取りユニット150により読み取り、排紙トレイ123上に排出する。
一枚の原稿の読み取りを終えた後、原稿セット検知手段193が原稿台102に次の原稿が在ることを検知すると、前の原稿と同様の読み取り動作を連続して行うことを可能にする。上記したADF101の原稿送り機構は搬送モータ(図示せず)によって駆動される。
さらに、ADFを使用しない、圧板により読み取るモードの動作では、ADF101をヒンジにより開放自在にすることを可能にして、ADFを開放した後、コンタクトガラス106上にブック原稿を載せ、読み取りユニット150にスキャン読み取り動作をさせて、圧板による原稿読み取りを行う。なお、このブック原稿読み取りの際には、原稿サイズ検知器149により原稿のサイズおよび方向を検知する。
【0009】
書き込みユニット157では、読み取りユニット150で読み込まれた画像データに基づいて書き込み用に変換・処理されたデータによりレーザ出力ユニット158のレーザ出力が変調され、感光体115にレーザ書き込みが行われる。書き込みにより形成された感光体115上の静電潜像は現像ユニット170を通過することによって、トナー像を形成する。
また、第1トレイ108、第2トレイ109、第3トレイ110に積載された転写紙は、各々第1給紙装置111、第2給紙装置112、第3給紙装置113によって給紙され、縦搬送ユニット114によって感光体115に接触する位置まで搬送された後、感光体115の回転と等速で搬送ベルト116によって搬送されながら、紙上に感光体115上のトナー画像が転写される。その後、定着ユニット117にてトナー画像を定着させ、排紙ユニット118によって機外に排出され、排紙トレイ119に納まる。
【0010】
転写紙の両面に画像を作像する場合に、両面給紙ユニット161が使用される。両面モードでは、各給紙トレイ108〜110から給紙され上記の動作に従い作像がなされるが、作像後に転写紙を排紙トレイ119側に導かないで、経路切り替えの為の両面分岐爪162を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニット161にストックする。その後、両面給紙ユニット161にストックされた転写紙は再び感光体115に作像されたトナー画像を転写する。そのために、両面給紙ユニット161から再給紙される。両面転写後、排紙工程では経路切り替えの為の両面分岐爪162を下側にセットし、後処理装置164を使用するモードがセットされている場合は、経路切り替えの為の排紙口分岐爪163を上側にセットする事で、後処理装置164に転写紙を排紙する事が出来る。後処理装置を使用しないモードの場合は、上記切り替えの排紙口分岐爪163を下側にセットする事で排紙トレイ119に導く。
【0011】
図2は、図1に示す複写機におけるユーザが指令入力を行う操作部の概略図で、図3は、図2中のLCD表示部の概略図である。
操作部には、図2に示すように、LCD表示部(LCDタッチパネル)201、テンキー202、初期設定キー203、モードクリアキー204、プリントキー205、クリア/ストップキー206が設けられている。LCDタッチパネル201は表示機能と操作キーの機能を持ち、図3に示すように、各モード機能キー301〜312の表示、セット数315、コピー部数316、倍率317及び画像形成装置の状態314を示すメッセージなどが表示されると同時に、タッチパネル方式により各画像形成モードを設定、解除する場合に操作するモードキーが配置されている。ここには、分割キー310が配置され、本発明により可能となる、見開き原稿のような複数の画像領域を分かち持つ原稿から分割画像を独立の媒体(用紙)に形成する機能を使用するための分割コピーモードの設定操作をこのキーにより行う。
【0012】
図5は、本実施形態の複写機に係わる画像形成動作の制御を司るメインコントローラ(MCU)501を中心とする制御装置の概略ブロック図を示すものである。MCU501は複写機全体を制御する。MCU501には、ユーザに対する表示及びユーザの指令(キー入力)による機能(モード)設定に応じた入力制御を行う操作部503と、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御及び画像メモリからの画像データをもとに作像の制御等を行う画像処理ユニット(IPU)502と、原稿自動送り装置(ADF)507と、後処理制御装置であるソータ508、等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置とMCU501は必要に応じて機械の状態、動作指令のやりとりを行う。
また、紙搬送等に必要なメインモータ、各種クラッチもI/Oボード506に接続されており、MCU501によって、制御されている。
【0013】
次に、原稿画像から読み取られた画像の潜像が記録面上に形成されるまでの本実施形態の装置による動作を、図1を参照して、より詳細に説明する。なお、潜像とは感光体面上に画像を光情報に変換して照射することにより生じる電位分布である。ここでは、読み取りユニット150と書き込みユニット157での動作を中心に動作を説明する。
本実施形態の読み取りユニット150は、上記したように、ADF読み取りのほか、ブック(圧板)原稿読み取りも可能とし、そのための構成として、ブック原稿を載置するコンタクトガラス106と光学走査系を備える。光学走査系は、露光ランプ151、第1ミラー152、結像レンズ153、CCDイメージセンサ154等を構成要素とし、露光ランプ151及び第1ミラー152は図示しない第1キヤリッジ上に固定され、第2ミラー155及び第3ミラー156は図示しない第2キヤリッジ上に固定され、原稿像を読み取る時には、光路長が変わらないように、第1キャリッジ第2キャリッジとを2対1の相対速度で原稿面に沿い走行させる(副走査させる)機構を用いる。この動作は、図示しないスキャナ駆動モータの駆動により行われる。
ADF読み取りを行う場合には、先に述べたADF読み取り位置122に対応する固定位置に上記キャリッジを停止させ、読み取りを行う。
いずれの場合にも、光学走査系を介して伝達される原稿画像は、CCDイメージセンサ154によって読み取られ、電気的な画像信号として出力される。
【0014】
書き込みユニット157はレーザ出力ユニット158、結像レンズ159、ミラー160で構成される。レーザ出力ユニット158の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備えられている。レーザ出力ユニット158より出射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏向され、結像レンズ159を通り、ミラー160で折り返され、感光体115面上に集光結像する。
偏向されたレーザ光は感光体115が回転する方向と直交する方向(主走査方向)に走査され感光体115面を露光し、後述する画像処理ユニット502のセレクタ711より出力された画像信号の各ラインの記録を行う。
感光体115の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体115面上に画像(静電潜像)が形成される。
図示しないが感光体115の一端近傍にビームセンサが配置され、上述のように、書き込みユニット157から出力され画像作像系の感光体115に照射される走査レーザビームがビームセンサを照射し、ビームセンサからのビーム検知信号に基づき主走査同期信号が発生される。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、及び後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0015】
次に、読み取りユニット150で読み取った画像データから、書き込みユニット157に入力する画像データを生成するまでの本例における画像処理ユニット(IPU)502を中心にした画像データの処理について、詳細に説明する。
図6は、図5に示すIPU502の回路構成を示す概略ブロック図である。
露光ランプ151から出射された光は原稿面を照射し、原稿面からの反射光を結像レンズ(図示せず)によりCCDイメージセンサ154の受光面上に結像させることにより原稿画像が読み取られる。図6に示すように、CCD601(図1のCCDイメージセンサ154に相当)により受光され光電変換されたアナログ画像信号はA/Dコンバータ602にてデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された画像信号は、2色分離、シェーディング補正処理部603で処理が施された後、フィルタ補正、変倍、色データ膨張、γ補正等の補正・画像処理部604にて処理される。
また、変換・画像処理部605では、画像信号の送り先を、画像メモリコントローラ(MSU)606又は書き込みユニット610(図1の書き込みユニット157に相当)へ切り替える。MSU606と変換・画像処理部605は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。
【0016】
なお、図6には特に明示していないが、IPU502は、読み取りユニット150から入力される画像データ以外にも外部から供給される画像データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数データの入出力の選択を行う機能を有する。また、IPU502には、図6に示すように、MSU606等への設定や、読み取りユニット150、書き込みユニット610(図1の書き込みユニット157に相当)の制御を行うCPU607及びそのプログラムやデータを格納するROM609及びRAM608を備える。更に、CPU607は、MSU606を介して、後述する画像メモリ803のデータの書き込み、読み出しが行える。
【0017】
図7は、図6に示す変換・画像処理部605の内部回路構成をより詳細に示したブロック図である。
変換・画像処理部605では、画像補正処理部604からの画像データを読み込む時に、領域をマスクするスキャナマスク701を介してモードに応じて、色変換をする色変換処理回路702、色消去処理回路703、画像反転をするビット反転処理回路704、ページ、日付、特殊文字等を印字合成する印字合成処理回路705を通して画像データを無条件にMSU710(図6のMSU606に相当)にて保存する。なお、印字コア706はページ印字のページを作成するほか、スタンプ文字等、文字コードを取り出し印字を作成し、印字イメージデータを発生する装置である。ROM707及びRAM708は印字コア706が上記動作に用いるためのデータを記憶するメモリである。
また、画像データ選択回路711は、前段の処理回路701〜705により処理された画像データをスルーで画質コア712に出力するか、MSU710からの画像データを画質コア712に出力するか、MSU合成回路709の制御により処理回路701〜705により処理された画像データにMSU710からの画像を合成した画像データを画質コア712に出力するかを選択する。
【0018】
図8、図9は、図7におけるMSU710を詳細に示したブロック図である。なお、図8及び図9は後述するMSU710の動作、即ちメモリへの保存、読み出し動作、をそれぞれ説明するための図で、データのフローを異にするが、同一の回路構成部を示す。
MSU710の構成を詳細に示す図8(図9)を参照すると、MSU710は、1次圧縮回路801/伸張回路802、1次画像データの保存メモリである画像メモリDRAM803(バンクA804、バンクB805)、2次圧縮/伸張回路806、大容量のHDD(ハードディスクドライブ)807、伸張された登録画像の画像倍率を変更する変倍回路808、MSU合成後或いは変倍処理後の画像を回転する回転処理回路800の各ブロックを有している。各ブロックへの制御データの設定はCPU607(図6、参照)より行われる。
【0019】
MSU710の1次記憶装置は、図8(図9)に示すように、例えばDRAM803等の高速アクセスが可能なメモリを使用し、メモリの指定した領域へのデータ書き込み、又は画像出力時のメモリの指定した領域からのデータ読み出しが画像データの入力/出力時に要求されるデータ転送速度に略同期して行えるようにする。また、この1次記憶装置としてのDRAM803は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリア、この実施形態ではバンクA804,バンクB805、に分割して画像データの入出力を同時に実行可能にする構成(メモリコントローラとのインターフェース部)を有している。
MSU710の2次記憶装置は、図8(図9)に示すように、例えば、HDD807等の大容量のメモリを使用し、入力された画像の合成、ソーテイングを行うためにデータを保存しておくようにする。2次記憶装置であるHDD807においても、1次記憶装置であるDRAM803と同様に、画像入出力時に要求されるデータ転送速度に略同期してデータの書き込み/読み出しを行うことを可能とする。
【0020】
ここで、上記画像メモリコントローラ(MSU)710の動作例を図8及び図9により説明する。
[1]画像入力(画像メモリへの保存)動作
図8を参照すると、前段の変換・画像処理部605(図6,7参照)により画像加工された画像データ8V1は無条件にMSU合成回路709に供給され、既に画像メモリに保存され、合成すべきデータとして設定されているデータがある場合、そのデータとの合成を行う。MSU合成回路709によって処理された画像データは原稿読み取り時に画像回転の指示がある場合、画像データを回転処理回路800により90度、又は180度、270度と回転処理をする。この後、回転された画像データ8V2を保存するために、1次圧縮回路801によりデータ圧縮し、圧縮後のデータを1次記憶装置DRAM803に書き込むと同時に2次圧縮/伸張回路806で更に圧縮を行った後にHDD807に保存する。
【0021】
[2]画像出力(画像メモリからの読み出し)動作
この動作は、HDD807から画像データを読み込み、画像メモリに保存し、伸張、変倍をして出力する処理で、図9を参照してその動作を説明する。1次記憶装置DRAM803に記憶されている画像データを読み出して画像出力を行う。出力対象となる画像が1次記憶装置DRAM803に格納されている場合には、1次伸張回路802でDRAM803の画像データの伸張を行い、伸張後のデータ、もしくは伸張後のデータと入力データとの画像合成を行った後のデータを出力する。その際、変倍回路808により伸張後の画像の倍率を変更可能としている。また、変倍した後の画像データに対して書き込み(プリント出力時のレーザ書き込み)時に画像回転の指示がある場合、画像データを回転処理回路800により90度、又は180度、270度と回転処理をする。この後、MSU合成回路709は、回転されたDRAM803の画像データ9V5と、入力データ8V1(図8参照)との合成(画像データの位相調整機能を有する)、合成後の画像データの出力先選択(画像出力、DRAM803へのライトバック、両方の出力先への同時出力も可能)等の処理を行う。
出力対象となる画像が1次記憶装置DRAM803に格納されていない場合には、HDD807に格納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸張回路806で伸張を行い、伸張後のデータを1次記憶装置DRAM803に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作を行う。
【0022】
また、前記で説明した印字モードにおいて、任意のスタンプ用イメージはユーザが必要に応じて登録できるように構成されている。スタンプイメージ登録モードになるとスキャナからの画像を上述のHDD807に登録しておき、後で、ユーザが必要なスタンプイメージを選択するとこのスタンプイメージデータがHDD807から読み出されてMSU合成回路709に送られて原稿画像に合成される。
本来、原稿画像1枚に対して画像形成枚数が1枚の場合は、あえて画像データを画像メモリに記憶する必要は無いが、要求する画像形成枚数が複数部の場合は、毎回スキャンする必要が無いこと又は、転写紙ジャム等が発生した場合でも、再度原稿を読み込ませる必要が無いことを考慮して、この実施形態ではスキャンして読み込んだ全ての画像は、一旦画像メモリDRAM803及びHDD807に保存する様になっている。
また、本実施形態の複写機が有する機能として設けた分割機能(図3に示す分割キー310の指示により起動)は、見開き原稿のような複数の画像領域を分かち持つ原稿から分割画像を独立の媒体(用紙)に形成する機能であり、原稿画像から各分割画像の形成に用いる画像データを各別に作成する。このために、原稿読み取り時に、分割の指示に応じて、分割複写特有の読み取り動作を行わせるが、さらに、ここでは、原稿読み取りにより得た画像データを一旦格納するMSU710における記憶操作の過程で画像データに対し像回転処理や所定の順序に従って出力を行わせる(分割機能の処理については、下記に詳述)操作を行うことにより、原稿を異なる向きのセット状態にしても、出力される画像を一定の向きにし、また分割画像の出力順序が一定となるようにする。
【0023】
次に、分割機能に係わる実施形態について詳細に説明する。
なお、下記では、ブック原稿を対象にした例により説明するが、例えば、2 in 1の集約複写物(2枚の原稿を1枚の用紙に複写したもの)を原稿として分割コピーを行う(即ち、元の別刷りの状態に復する)場合には、ADF読み取りモードにおける分割コピーに適用することが可能であり、この場合にも下記の実施形態と同様に一定の向き、順序の出力処理を実施することができる。
まず、この実施形態における画像分割処理の対象となる“原稿”及び処理結果として得られる“分割画像”について説明する。図10は、分割処理の対象となる“原稿”、図11は、処理結果の“分割画像”の一例を示す図である。
図10を参照すると、同図に示す原稿Aは、通常の視読状態で見開いた状態のブック原稿を示し、綴じ目を中心にしてその左面をA1、右面をA2とし、それぞれの画像面を識別できるように異なる図柄を持つものとして示している。ここでは、見開き原稿の左右各面をそれぞれ分割(つまり、原稿を綴じ目で2分割)して、図11の(I),(II),(III)に示すように2枚の分割画像を形成した複写物を得る。
例示した原稿Aは、ブック原稿であるとしているから、コピーを行うときに圧板読み取りモードの動作を行わせるようにするので、ユーザはコピー面がコンタクトガラス106に接するように通常の視読状態(原稿Aの状態)から裏返した状態で原稿をセットする。
本実施形態では、セット状態の自由度を大きくしており、4方向の状態をとり得るようにしている。図10に示す原稿B,C,D,Eは、セット時に原稿がとり得る4状態を示しており、それぞれ上,下,左,右に向けてセットされた場合に当る。
【0024】
このように、原稿のセット状態をB,C,D,Eとして示すような異なる状態をとり得るようにすると、同一面、例えば左面A1(画像「T」が描かれた面)をスキャナ走査により読み取る時の有効な読み取り領域は、セット状態によりそれぞれ異なるものとなる。これは、図10に[走査方向]として示すように、決まった主・副走査方向に行われるスキャナ走査との対応関係により生じることである。本実施形態は、原稿の向きを上下或いは左右(図10のB,C,D,E)いずれのセット状態をとっても、コピー結果として出力される画像を一定の向きにし、また分割画像の出力順序が一定となるようにする。つまり、原稿をどのようにセットするかによって、見開き原稿の分割方法をセット状態に合わせて変更し、例えば図11の(I)〜(III)に示すような所定の向きで出力させる。
【0025】
ところで、原稿をセットする向きに応じた上記した動作を行わせるためには、その設定を行う必要がある。本実施形態では、原稿をセットする向きに応じた動作を行わせるモード設定をユーザの操作により行うようにする。
図4は、分割コピーを指示するときに、その動作モードを設定するためのキー入力の操作画面を示す。図4に示す操作画面は、図3に示したコピーの動作モードを設定するための操作画面において、分割キー310を押下すると、表示されるLCDタッチパネルの子画面である。
この子画面は、表示機能と操作キーの機能を持ち、図4に示すように、分割コピーの各モード機能キーとして、見開き原稿を片面にコピーする見開き片面モードキー411、見開き原稿を両面にコピーする左右ページ両面キー412、見開き原稿の第一面を表画像とし、第二面及び2枚目以降の見開き原稿に対して両面コピーし、最終原稿の第二面を裏画像として両面コピーする表裏ページ両面キー413を設けている。また、上記した分割コピーの各モードキー411〜413の設定と同時に、見開き原稿をスキャナにセットする際のセット方向を設定するキーとして、「上」の場合に設定するキー414、同様に「下」415、「左」416、「右」417の各キーを設け、原稿をセットする向きに対応した動作を行わせるモード設定を可能にする。
【0026】
上記のようにして、ユーザのキー操作により分割コピーモードの設定を可能にしたので、ユーザの操作によって原稿の向きを指示して分割コピーが設定されたときには、指示に応じてスキャナによる読み取り方法を変更し、その方法に従う動作を行わせることにより分割処理を実施する。
即ち、図10に示す例では、原稿Aの第一面(左面)A1、第二面(右面)A2の順でこの2枚の分割画像に対応する有効な読み取り領域を原稿の向きによって変更・設定する。このように読み取り領域の設定を変えて読み取った画像データに基づいて画像を形成することにより、ページ順が逆になったり、見開き部分で分割出来なかったりすることなくコピー出力を行うことを可能にする。
また、上下(或いは左右でも同様である)の原稿セット状態では原稿が逆向きになるので、上下方向のセットを行った場合に、スキャナにより読み取った画像をそのまま出力に用いると上下で逆向きになるので、一定の向きで画像が形成されなくなったり、さらに、同一サイズであってもスキャナにおける原稿(分割画像)のセット状態と出力する転写紙のセット状態(縦・横の関係)が一致しないと、適正な画像が形成できなかったりする。こうした不具合は、読み取られた画像データを一旦格納する記憶部における記憶操作の過程で画像に対し像回転処理を行うことにより、回避することが可能になる。ここでは、この不具合を防ぐために、像回転処理を適用し、原稿セット状態 B,C,D,Eのいずれによっても、コピー出力は、図11の(I),(II),(III)に各々示すように、元の原稿Aの第一面(左面)A1、第二面(右面)A2の順で、又画像方向を一定にして、つまり転写紙が横セット状態の場合(図11の(I),(III))、元の原稿Aの向きで、また、転写紙が縦セット状態の場合(図11の(II))も、図示のように定める。
【0027】
原稿セット状態 B,C,D,E(図10参照)に対する分割コピーモードの処理について、具体的にその動作を説明する。
「原稿セット状態 B」
ここでは、例えば、見開き原稿Aを裏返して原稿Bの様な原稿セット状態で2分割のコピー出力(例えば図11の(I)或いは(III))を行う場合を示す。
この分割コピーは、分割コピーモードを設定するための操作画面(図4)において、見開き原稿を片面にコピーする見開き片面モードキー411と、セット方向を「上」に設定するキー414に対する設定操作により指示される。また、本実施形態は、同時にコピー設定の初期画面(図3)における「変倍」キー308に対する入力操作により、指定倍率による変倍モードが指示された場合に対応する分割コピーの形態を示す。
分割コピーの動作モードを上記のような操作により設定した後、原稿Bの状態で見開き原稿Aを読み取り位置にセットして、コピースタートキー205を押すとスキャナ読み取りが開始される。原稿Bのようなセット状態でスキャナによる読み取りを行った場合、第一面であるA1面(画像「T」が描かれた面)を読み取るために、図10中に矢印b1で示すようにスキャンして、原稿サイズ検知器149(又は148)により検知した原稿サイズと方向より見開き原稿の半分を判断して、その結果により半分の原稿サイズを求める。
【0028】
この半分の原稿サイズを求めた結果は、設定操作により入力された原稿のセット方向(図4の画面における「上」キー414により設定)データとともに、第一面(画像「T」が描かれた面)に対応する有効な読み取り領域を定めるために用いられる。
また、倍率が設定されている場合には、この半分の原稿サイズを求めた結果と設定された倍率から、分割画像を納めることが可能な最適な転写紙サイズを判断する。
原稿のスキャンを図10中における矢印b1によって行い、有効な読み取り領域として定めた第一面(画像「T」が描かれた面)に対応する画像データを読み取った後、この読み取り画像データに基づいて、ページ画像データを生成する。このときに、変倍設定が指示されている場合には、設定された倍率に従って変倍回路808(図9参照)により変倍処理を行う。
次いで、生成されたページ画像データを画像形成プロセスの作像(書き込み)用の信号として出力し、この信号により画像形成プロセスで画像形成(作像)処理が施され、得られる転写紙は、第一面の分割コピー結果(図11のA1-(I),A1-(III))として出力される。
原稿の第二面は、見開き原稿の残りの半分を有効な読み取り領域として定め、即ち、図10中に矢印b2で示すような範囲をスキャンして、原稿読み取りを行う。第二面において、原稿読み取りから画像形成プロセスにおける画像形成(作像)処理までのコピー出力に必要な処理は、第一面と同様に行うことができ、第二面の分割コピー結果(図11のA2-(I),A2-(III))として出力される。
【0029】
「原稿セット状態 C」
次に、例えば、見開き原稿Aを裏返して原稿Cの様な原稿セット状態で2分割のコピー出力(例えば図11の(I)或いは(III))を行う場合を示す。
この分割コピーは、分割コピーモードを設定するための操作画面(図4)において、見開き原稿を片面にコピーする見開き片面モードキー411と、セット方向を「下」に設定するキー415に対する設定操作により指示される。
分割コピーの動作モードを上記のような操作により設定した後、原稿Cの状態で見開き原稿Aを読み取り位置にセットして、コピースタートキー205を押すとスキャナ読み取りが開始される。このとき、半分の原稿サイズを求めるために、上記実施形態(原稿セット状態B)と同様のスキャン動作を行う。
求めた半分の原稿サイズ及び設定操作により入力された原稿のセット方向(図4の画面における「下」キー415により設定)データを受けて、有効な読み取り領域を図10中に矢印c1で示す領域として定め、第一面(画像「T」が描かれた面)に対応する画像データを読み取る。このように原稿のセット方向が「下」と指示されたときに、「上」の場合と分けて、それぞれに適合する有効な読み取り領域を設定することにより、出力順序を一定に、即ち、第一面(画像「T」が描かれた面)を先に出力可能となる。なお、従来は、原稿セット状態Bで常にセットされるという仮定の下に、動作が一つに定められていたために、ユーザが誤って原稿セット状態Cの様にセットした場合、ページ順が狂う結果になっていたが、本実施形態では、そうした不具合をなくすことが可能になる。
【0030】
また、見開き原稿を原稿Cの様な逆さまの原稿セット状態にセットした場合、上記のように、出力順序を一定に、即ち、第一面(画像「T」が描かれた面)を先に出力するために、有効な読み取り領域の設定を変更することにより対応することができるが、原稿画像は逆さまのため、出力画像の向きは一定(見開き原稿Aの元の状態)にならない。
そこで、画像の向きを見開き原稿Aの元の状態で出力するために次の方法を用いる。この方法は、原稿Cの様に逆さまの原稿セット状態で読み取った画像に対して、出力画像を180度回転して出力する機能を適用することにより、この解決を図るものである。具体化手段としては、読み取り画像データに基づいて、ページ画像データを生成する過程で、スキャナ読み取り画像を一旦格納する記憶手段(図8,9におけるDRAM803、HDD807)へ入力する際、或いは該記憶手段から出力する際に、原稿のセット方向(図4の画面における「下」キー415により設定)データを受けて行なわれる回転回路800(図8,9参照)への180度回転の指示によりにより像回転処理を行う。
なお、ページ画像データを生成する過程で行う変倍処理、さらに、生成されたページ画像データに基づいて行う画像形成プロセスは、上記実施形態(原稿セット状態B)と同様に行う。
原稿の第二面は、見開き原稿の残りの半分を有効な読み取り領域として定め、即ち、図10中に矢印c2で示すような範囲をスキャンして、原稿読み取りを行う。第二面において、原稿読み取りから画像形成プロセスにおける画像形成(作像)処理までのコピー出力に必要な処理は、第一面と同様に行うことが可能であり、その処理には、出力画像を180度回転して出力する上記したと同様の像回転処理が含まれる。
【0031】
「原稿セット状態 D」
次に、例えば、見開き原稿Aを裏返して原稿Dの様な原稿セット状態で2分割のコピー出力(例えば、図11の(I)或いは(II))を行う場合を示す。この分割モード設定は、A2サイズの原稿を読み取ることができる複写機におけるように、A3サイズの原稿は縦でも横でも読み取ることが可能な場合に想定される、原稿Dの様な原稿セット状態で、主走査方向に原稿画像を分割することを意図したものである。
この分割コピーは、分割コピーモードを設定するための操作画面(図4)において、見開き原稿を片面にコピーする見開き片面モードキー411と、セット方向を「左」に設定するキー416に対する設定操作により指示される。
分割コピーの動作モードを上記のような操作により設定した後、原稿Dの状態で見開き原稿Aを読み取り位置にセットして、コピースタートキー205を押すとスキャナ読み取りが開始される。原稿Dのようなセット状態でスキャナによる読み取りを行った場合、第一面であるA1面第一面(画像「T」が描かれた面で、この場合には、主走査方向に2分割された面の一方)を読み取るために、図10中に矢印d1で示すようにスキャンして、原稿サイズ検知器149(又は148)により検知した原稿サイズと方向より見開き原稿の半分を判断して、その結果により半分の原稿サイズを求める。例えば、A3サイズの原稿である場合、スキャンにより検知したサイズによりA3横原稿を検知し、見開き原稿のため、第一面はA4縦と認識する。
【0032】
この半分の原稿サイズを求めた結果は、設定操作により入力された原稿のセット方向(図4の画面における「左」キー416により設定)データとともに、第一面(画像「T」が描かれた面)に対応する有効読み取り領域を定めるために用いられる。この有効読み取り領域は、主走査方向に2分した領域の一方が原稿のセット方向に応じて指示される。
原稿のスキャンを図10中における矢印d1によって行い、主走査方向に2分した有効読み取り領域の一方として定めた第一面(画像「T」が描かれた面)に対応する画像データを読み取った後、この読み取り画像データに基づいて、ページ画像データを生成する。
次いで、生成されたページ画像データを画像形成プロセスの作像(書き込み)用の信号として出力し、この信号により画像形成プロセスで画像形成(作像)処理が施され、得られる転写紙は、第一面の分割コピー結果(図11のA1-(II))として出力される。
原稿の第二面は、見開き原稿の残りの半分を有効な読み取り領域として定め、即ち、図10中に矢印d2で示すような範囲をスキャンして、原稿読み取りを行う。第二面において、原稿読み取りから画像形成プロセスにおける画像形成(作像)処理までのコピー出力に必要な処理は、第一面と同様に行うことができ、第二面の分割コピー結果(図11のA2-(II))として出力される。
【0033】
ところで、上記のコピー出力では、原稿セット状態 Dに対する転写紙のセット状態(図11(II)の縦セット状態)が整合しており、スキャナ読み取り画像をそのまま用いて、適性な出力を行うことが可能な場合の動作を示した。
しかしながら、原稿セット状態 Dに対する転写紙のセット状態が整合していない場合、即ち、転写紙が図11(I)に示すような横セット状態の場合には、スキャナにおける原稿(分割画像)のセット状態と出力する転写紙のセット状態が一致せず、適正な画像が形成できないという、不都合が生じる。
そこで、原稿セット状態 Dで読み取った画像に対して、出力画像を90度回転して出力する機能を適用することにより、この不都合が生じないようにする。具体的には、読み取り画像データに基づいて、ページ画像データを生成する過程で、スキャナ読み取り画像を一旦格納する記憶手段(図8,9におけるDRAM803、HDD807)へ入力する際、或いは該記憶手段から出力する際に、原稿のセット方向(図4の画面における「左」キー416により設定)データを受けて行なわれる回転回路800(図8,9参照)への90度回転の指示によりにより像回転処理を行い、画像形成用のデータを生成し、第一、第二面の各分割コピー結果(図11のA1-(I) ,A2-(I))として出力される。
【0034】
「原稿セット状態 E」
次に、例えば、見開き原稿Aを裏返して原稿Eの様な原稿セット状態で2分割のコピー出力(例えば図11の(I)或いは(II))を行う場合を示す。
この分割コピーは、分割コピーモードを設定するための操作画面(図4)において、見開き原稿を片面にコピーする見開き片面モードキー411と、セット方向を「右」に設定するキー417に対する設定操作により指示される。
分割コピーの動作モードを上記のような操作により設定した後、原稿Eの状態で見開き原稿Aを読み取り位置にセットして、コピースタートキー205を押すとスキャナ読み取りが開始される。このとき、半分の原稿サイズを求めるために、上記実施形態「原稿セット状態 D」と同様のスキャン動作を行う。
求めた半分の原稿サイズ及び設定操作により入力された原稿のセット方向(図4の画面における「右」キー417により設定)データを受けて、有効な読み取り領域を図10中に矢印e1で示す領域として定め、第一面(画像「T」が描かれた面で、この場合には、主走査方向に2分割された面の一方)に対応する分割画像データを読み取る。このように原稿のセット方向が「右」と指示されたときに、「左」の場合と分けて、それぞれに適合する有効な読み取り領域を設定することにより、出力順序を一定に、即ち、第一面(画像「T」が描かれた面)を先に出力可能となる。
【0035】
このように、出力順序を一定に、即ち、第一面(画像「T」が描かれた面)を先に出力するために、有効読み取り領域の設定変更により対応することができるが、見開き原稿を原稿Eの様に原稿Dとは逆の原稿セット状態にセットした場合、原稿画像は逆さまのため、出力画像の向きは一定にならない。
そこで、画像の向きを一定にして出力する(図11(II)の状態)ために次の方法を用いる。この方法は、逆さまの原稿セット状態 Eで読み取った画像に対して、出力画像を180度回転して出力する機能を適用することにより、この解決を図る。
具体的には、読み取り画像データに基づいて、ページ画像データを生成する過程で、上記と同様に、スキャナ読み取り画像を一旦格納する記憶手段へ入力する際、或いは該記憶手段から出力する際に、原稿のセット方向(図4の画面における「右」キー417により設定)データを受けて行なわれる回転回路800(図8,9参照)への180度回転の指示によりにより像回転処理を行う。
【0036】
また、原稿セット状態 Eに対する転写紙の縦・横セット状態が整合していない場合、即ち、転写紙が図11(I)に示すような横セット状態の場合には、スキャナにおける原稿(分割画像)のセット状態と出力する転写紙のセット状態が一致せず、適正な画像が形成できないという、不都合が生じる。
そこで、原稿セット状態 Eで読み取った画像に対して、出力画像を90度回転して出力する機能を適用し、画像の向きを一致させることにより、この不都合が生じないようにする。具体的な方法は、上記した画像の向きを一定にするために用いたと同様の像回転処理を行い、画像形成用のデータとして出力する。なお、原稿セット状態 に対する転写紙の縦・横セット状態の整合を図るために行うこの像回転は、原稿セット状態 Eの場合と、原稿セット状態 Dの場合とでは、90度回転を行うが、回転させる方向は逆になる。
原稿の第二面は、見開き原稿の残りの半分を有効な読み取り領域として定め、即ち、図10中に矢印e2で示すような範囲をスキャンして、原稿読み取りを行う。第二面において、原稿読み取りから画像形成プロセスにおける画像形成(作像)処理までのコピー出力に必要な処理は、第一面と同様に行うことが可能である。
【0037】
【発明の効果】
(1)請求項1の発明に対応する効果
原稿の分割領域の画像形成が可能な複写機等の画像形成装置において、原稿サイズ及び設定された原稿の上下左右方向によって各分割領域に対応する読み取り領域のうち、先に読み取られる領域と後に読み取られる領域の設定を指示し、また設定された原稿の上下左右方向によって読み取られた原稿画像を回転させ、画像形成に用いる画像として出力するようにしたことにより、上下、左右の4方向の原稿セット状態をとっても、出力される画像を正常な分割画像とし、かつ一定の向きで排出することが可能になるので、当該画像形成装置の高機能化及び利便性の向上を図ることができる。
(2)請求項2の発明に対応する効果
原稿画像の回転を記憶手段に対する書込み・読み出し操作の過程で行うようにしたので、簡単な手段により上記(1)の効果が実現できる。
【0038】
(3)請求項の発明に対応する効果
原稿セット状態が互いに反対を向く原稿に対して、各分割画像の出力順序を逆にしたことにより、上下,左右の4方向の原稿セット状態をとっても、一定の順序(原稿のページ順)に出力され、利便性の向上を図ることが可能になる。
(4)請求項の発明に対応する効果
分割画像と変倍を同時に指示した場合に対応する処理を行うことを可能にしたので、変倍モードにおいて上記(1)〜(3)の効果が実現でき、当該画像形成装置のパフォーマンスの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態としての複写機の全体構成を概略図として示す。
【図2】 図1の複写機にユーザが指令入力を行う操作部を示す図である。
【図3】 図2の操作部におけるモード設定時の液晶タッチパネルの入力画面を示す。
【図4】 図2の操作部における分割モード設定時の液晶タッチパネルの入力画面を示す。
【図5】 本発明の実施形態としての複写機のメインコントローラ(MCU)を中心とする制御装置の概略ブロック図を示す。
【図6】 図5に示す画像処理部(IPU)の回路構成を示す概略ブロック図である。
【図7】 図6に示す変換・画像処理部605の回路構成をより詳細に示したブロック図である。
【図8】 画像メモリコントローラ(MSU)の回路構成とその画像入力動作を説明する図である。
【図9】 画像メモリコントローラ(MSU)の回路構成とその画像出力動作を説明する図である。
【図10】 分割処理の対象となる見開き原稿Aと、セット状態の各原稿 B,C,D,Eを説明するための図である。
【図11】 見開き原稿A(図10)の分割コピー結果(I),(II),(III)の各形態を示す図である。
【符号の説明】
101…自動原稿送り装置(ADF)、 106…コンタクトガラス、
115…感光体、 116…搬送ベルト、
117…定着ユニット、 118…排紙ユニット、
119…排紙トレイ、 120…原稿台、
121…反転トレイ、 122…読み取り位置、
123…排紙トレイ、 104…給送ベルト、
130…反転切り替え爪、 148,149…原稿サイズ検知器、
150…読み取りユニット、 151…露光ランプ、
152…第1ミラー、 153…レンズ、
154…CCDイメージセンサ、 155…第2ミラー、
156…第3ミラー、 157…書き込みユニット、
158…レーザ出力ユニット、 159…結像レンズ、
160…ミラー、 161…両面給紙ユニット、
162…両面分岐爪、 163…排紙口分岐爪、
164…後処理装置、 170…現像ユニット、
193…原稿セット検知手段、 201…LCDタッチパネル、
202…テンキー、 203…初期設定キー、
205…プリント(スタート)キー、 206…クリア/ストップキー、
310…分割キー、 411…見開き片面モードキー、
412…左右ページ両面モードキー、 413…表裏ページ両面モードキー、
414…「上」セット方向指示キー、 415…「下」セット方向指示キー、
416…「左」セット方向指示キー、 417…「右」セット方向指示キー、
501…メインコントローラ(MCU)、
502…画像処理ユニット(IPU)、 506…I/Oボード、
507…自動原稿送り装置(ADF)、
606,710…画像メモリコントローラ(MSU)。

Claims (4)

  1. 原稿読み取り手段と、原稿の分割領域の画像形成を指示する手段と、読み取られた原稿画像に基づいて指示された分割領域の画像を形成する手段を有する画像形成装置であって、前記原稿の分割領域のサイズを検出する検出手段と、前記原稿読み取り手段の原稿読み取り位置にセットする前記原稿の上下左右方向を、条件として設定する条件設定手段と、前記検出された分割領域サイズと、前記設定された原稿の上下左右方向に基づいて、前記分割領域のうち先に読み取られる領域と後に読み取られる領域を設定する読み取り領域設定手段と、前記設定された原稿の上下左右方向に基づいて読み取られた画像データを回転させる回転手段と、前記回転された画像データを出力する出力手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    読み取った原稿画像を記憶する手段を備え、原稿画像を回転させる前記手段として、原稿画像記憶手段に画像を記憶する際に該画像を回転させる手段、該画像記憶手段に記憶された画像信号を読み出す時に該画像信号を回転させる手段の少なくとも一方の手段を用いることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載された画像形成装置において、
    画像形成に用いるデータを出力する際に、原稿読み取り位置にセットする原稿の方向が互いに反対を向く原稿に対して各原稿分割領域の出力順序を逆にする手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置において、
    設定された変倍率により原稿画像を変倍する画像変倍手段を有し、見開き原稿画像に対し変倍率が設定されたときに、検出された原稿サイズ及び設定された変倍率により、画像形成に用いる最適な用紙サイズを指示する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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