JP2020134819A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダウンタイムの短縮を図ることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、画像形成部40と、制御部10とを備える。画像形成部40は、用紙(記録媒体)に画像を形成する。制御部10は、画像形成部40を制御する。制御部10は、電源を切断する前から電源を投入した後の間のユーザーの指示に基づいて、画像形成部40の動作異常を推測し、推測の結果に応じて、画像形成部40が画像キャリブレーションを実行するべきか否かを判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置は、故障予測や自己診断、自己修復といった機能を搭載している。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置は、オプション機器の異常を検知し、異常が発生したオプション機器を再起動する。特許文献1に記載の画像形成装置は、オプション機器が再起動しても正常に機能しなければ、オプション機器との通信を切り離す。
特開2012−51205号公報
特許文献1に記載の画像形成装置は、オプション機器の異常を検知した場合、オプション機器を復旧するためにオプション機器全体の電源を切断した後電源を投入することによって、オプション機器全体を再起動する。したがって、特許文献1に記載の画像形成装置は、異常が発生した箇所のみを修復していない。その結果、特許文献1に記載の画像形成装置は、ダウンタイムが長くなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ダウンタイムの短縮を図ることができる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成部と、制御部とを備える。前記画像形成部は、記録媒体に画像を形成する。前記制御部は、前記画像形成部を制御する。前記制御部は、電源を切断する前から前記電源を投入した後の間のユーザーの指示に基づいて、前記画像形成部の動作異常を推測し、前記推測の結果に応じて、前記画像形成部が画像キャリブレーションを実行するべきか否かを判定する。
本発明の画像形成装置によれば、ダウンタイムを短縮を図ることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るリトライ画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る呼出画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図1から図7を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。本発明の実施形態1の画像形成装置1は、カラー複合機である。
図1に示すように、画像形成装置1は、用紙Pに画像を形成する。用紙Pは、記録媒体の一例である。用紙Pは、例えば、普通紙、コピー紙、再生紙、薄紙、厚紙、光沢紙、又はOHP(Overhead Projector)用紙である。
図1に示すように、画像形成装置1は、操作部20、給紙部30、画像形成部40、搬送部60、定着部70、第1用紙検出部81、第2用紙検出部82、第3用紙検出部83、記憶部9及び制御部10を備える。
操作部20は、各種の画面を表示する。操作部20は、ユーザーによる操作を受付ける。操作部20は、電源の投入と、電源の切断とを受付ける。操作部20は、タッチパネルと、電源スイッチ20cとを有する。
タッチパネルは、ディスプレー20a、及びタッチセンサー20bを有する。ディスプレー20aは、表示部の一例である。
ディスプレー20aは、各種の画面を表示する。ディスプレー20aは、例えば、液晶ディスプレー、又は有機EL(electroluminescence)ディスプレーである。
タッチセンサー20bは、ユーザーによる操作を受付ける。タッチセンサー20bは、ディスプレー20aの表示面に重畳するように配置されている。
電源スイッチ20cは、画像形成装置1の電源の投入と切断とを切り換える。電源スイッチ20cは、ユーザーによる電源の投入と、電源の切断とを受付ける。
給紙部30は、複数のカセット31を有する。各カセット31は、複数の用紙Pを収容する。カセット31から給紙された用紙Pは、搬送部60へ搬送される。
搬送部60は、所定の搬送経路に沿って用紙Pを搬送する。搬送部60は、排出トレイ61と、複数のガイド板と、複数の搬送ローラー対とを有する。複数のガイド板が所定の搬送経路を形成し、複数の搬送ローラー対は、所定の搬送経路に沿って配置される。複数の搬送ローラー対が回転することにより、用紙Pが搬送される。詳しくは、用紙Pは、画像形成部40を経由して、排出トレイ61まで搬送される。
画像形成部40は、用紙Pに画像を形成する。画像形成部40は、電子写真方式によってトナー像を形成する。換言すると、画像形成部40は、トナーを用いてトナー像を形成する。
画像形成部40は、第1画像形成ユニット40y、第2画像形成ユニット40c、第3画像形成ユニット40m、及び第4画像形成ユニット40kを有する。画像形成部40は、露光装置42、転写部50、及び濃度センサー84を更に有する。
第1画像形成ユニット40yは、イエロー色のトナー像を形成する。第2画像形成ユニット40cは、シアン色のトナー像を形成する。第3画像形成ユニット40mは、マゼンタ色のトナー像を形成する。第4画像形成ユニット40kは、ブラック色のトナー像を形成する。
第1画像形成ユニット40y、第2画像形成ユニット40c、第3画像形成ユニット40m、及び第4画像形成ユニット40kの構成は、略同一である。したがって、以下、第1画像形成ユニット40yの構成について説明し、第2画像形成ユニット40c、第3画像形成ユニット40m、及び第4画像形成ユニット40kの構成についての説明を省略する。
第1画像形成ユニット40yは、感光体ドラム41と、帯電装置43と、現像装置44とを有する。
帯電装置43は、感光体ドラム41を帯電させる。露光装置42は、帯電した感光体ドラム41にレーザー光を照射する。これにより、感光体ドラム41の表面に静電潜像が形成される。現像装置44は、感光体ドラム41の表面にトナーを供給する。この結果、静電潜像が現像されて、トナー像が形成される。
転写部50は、中間ベルト51を有する。中間ベルト51は、移動方向Dに沿って進む。第1画像形成ユニット40yから第4画像形成ユニット40kは、中間ベルト51の表面にトナー像を形成する。転写部50は、中間ベルト51の表面に形成されたトナー像を用紙Pに転写する。換言すると、転写部50は、二次転写方式によってトナー像を用紙Pに転写する。中間ベルト51には、キャリブレーション画像も形成される。キャリブレーション画像は、一定間隔で並んだ複数の矩形状画像を含む。複数の矩形状画像は、一方向に沿ってトナー濃度が濃くなるように設定されている。キャリブレーション画像は、画像キャリブレーションの実行時に中間ベルト51に形成される。
濃度センサー84は、中間ベルト51に転写されたトナー像の濃度を検出する。詳しくは、濃度センサー84は、トナー像の反射率を示す信号を生成する。トナー像の反射率は、トナー像の濃度に対応する。濃度センサー84は、画像キャリブレーションの実行時に、キャリブレーション画像の濃度を検出する。詳しくは、キャリブレーション画像に含まれる矩形状画像のそれぞれの濃度を検出する。濃度センサー84から出力される信号は、制御部10に入力される。濃度センサー84は、第4画像形成ユニット40kの下流に配置される。
濃度センサー84は、例えば、反射率センサー、又は画像センサーである。反射率センサーは、光を出射し、トナー像からの反射光を受光する。反射率センサーは、反射光に基づいて、反射率を示す信号を出力する。画像センサーは、CCD(Charge Coupled Device)のような撮像素子を含む。画像センサーは、トナー像を撮影して、撮像信号を出力する。撮像信号は、トナー像の反射率を示す。
定着部70は、加熱部材71及び加圧部材72を含む。加熱部材71、及び加圧部材72は互いに対向して配置され、定着ニップを形成する。搬送部60は、定着ニップを通過するように用紙Pを搬送する。トナー像が形成された用紙Pは、定着ニップを通過することにより加熱、及び加圧される。この結果、用紙Pに形成されたトナー像が用紙Pに定着する。
第1用紙検出部81、第2用紙検出部82及び第3用紙検出部83は、搬送経路に沿って配置される。第1用紙検出部81、第2用紙検出部82及び第3用紙検出部83の各々は、用紙Pの先端と終端とを検出する。第1用紙検出部81、第2用紙検出部82及び第3用紙検出部83の各々は、例えば、フォトセンサーによって構成される。第1用紙検出部81、第2用紙検出部82及び第3用紙検出部83の各々は、用紙Pの先端の通過を示す情報と、用紙Pの終端の通過を示す信号とを制御部10に出力する。
第1用紙検出部81は、給紙部30と転写部50との間に配置される。第2用紙検出部82は、転写部50と定着部70との間に配置される。第3用紙検出部83は、定着部70と排出トレイ61との間に配置される。
記憶部9は、制御プログラム、及び各種データを記憶する。記憶部9は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような揮発性メモリー、及びフラッシュメモリーのような不揮発性メモリーを備える。記憶部9は、更に、不揮発性の大容量記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)を備えてもよい。記憶部9については、図2を参照して後述する。
制御部10は、画像形成装置1が備える各部を制御することによって、各種ジョブの実行を制御する。ジョブは、例えば、印刷(プリント)、画像読取(スキャン)、コピー、FAX送信、及びFAX受信である。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーによって構成される。また、制御部10は、画像形成処理用の集積回路を備える。画像形成処理用の集積回路は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって構成される。制御部10については、図2を参照して後述する。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置1の構成について更に説明する。図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置1は、時計部85を更に備えている。時計部85は、現在時刻を管理し、現在時刻を示す信号を制御部10に出力する。
図2に示すように、記憶部9は、各種データを不揮発性メモリーに記憶する。各種データは、所定時刻データ91、所定時間データ92、ジョブデータ93、エラーデータ94、所定回数データ95、及びキャリブレーションデータ96である。また、記憶部9は、電源が最後に切断された切断時刻を不揮発性メモリーに記憶する。
所定時刻データ91は、所定時刻を示す。所定時刻は、電源が切断される所定の時刻を示す。所定時刻は、例えば、19時である。所定時刻は、所定の時間帯を示してもよい。所定の時間帯は、例えば、18時30分から19時30分である。電源が、所定の時間帯に切断された場合、電源は所定時刻に切断されたとみなされる。
所定時間データ92は、所定時間を示す。所定時間は、電源が切断された後電源が投入されるまでの時間である。所定時間は、例えば、1分である。所定時間は、所定の時間幅を示してもよい。所定の時間幅は、例えば、30秒から1分30秒である。この場合、電源が切断された後電源が投入されるまでの時間が、30秒から1分30秒までの時間であれば、所定時間の間に電源が投入されたとみなされる。
ジョブデータ93は、電源が切断される前に画像形成装置1が実行していたジョブを示す。ジョブデータ93は、例えば、ジョブのユーザー、ジョブで使用するファイルのファイル名、ジョブの種類を示す。ジョブの種類は、例えば、印刷(プリント)、画像読取(スキャン)、コピー、FAX送信、及びFAX受信である。記憶部9は、ジョブデータ93として、ジョブで使用するファイルを記憶してもよい。ジョブで使用するファイルは、例えば、印刷ジョブで用紙Pに印刷される画像を示すデータである。
エラーデータ94は、電源が切断される前に画像形成装置1で発生したエラーを示す。エラーデータ94は、例えば、転写部50から定着部70の間の搬送経路に紙詰まりが発生し、電源スイッチ20cが切断される前に紙詰まりが解消していないことを示す。
所定回数データ95は、所定回数を示す。所定回数は、実行回数に対して設定される閾値である。実行回数は、制御部10が画像キャリブレーションを画像形成部40に実行させた回数である。画像キャリブレーションは、各トナーの量、及び各トナー間の量のバランスを調節するための処理である。制御部10は、濃度センサー84から出力される信号に基づいて、各トナーの量、及び各トナー間の量のバランスを調節する。所定回数は、例えば、3回である。
キャリブレーションデータ96は、キャリブレーション画像を示す画像データである。
制御部10は、電源が切断された時刻を示す切断時刻を記憶部9に記録させる。詳しくは、制御部10は、時計部85から出力される信号に基づいて、電源スイッチ20cが切断された時刻を特定し、記憶部9に切断時刻を示すデータを記憶させる。
制御部10は、電源を切断する前から電源を投入した後の間のユーザーの指示に基づいて、画像形成部40の動作異常を推測する。制御部10は、推測の結果に応じて、画像形成部40が画像キャリブレーションを実行するべきか否かを判定する。具体的には、以下のように判定する。
制御部10は、切断時刻と所定時刻とが同一であるか否かを判定する。制御部10は、切断時刻と所定時刻と同一でないと判定した場合、画像形成部40が画像キャリブレーションをするべきであると判定する。
制御部10は、時計部85から出力される信号に基づいて、電源が投入された時刻と、切断時刻との間の時間を示す経過時間を算出する。制御部10は、経過時間と、所定時間とが同一であるか否かを判定する。制御部10は、経過時間と、所定時間とが同一でないと判定した場合、画像形成部40が画像キャリブレーションをするべきであると判定する。
制御部10は、ジョブデータ93に基づいて、電源が切断される前に実行していたジョブと、電源が投入された後に実行するジョブとが、同一であるか否かを判定する。制御部10は、電源が切断される前に実行していたジョブと、電源が投入された後に実行するジョブとが同一であると判定した場合、画像形成部40が画像キャリブレーションをするべきであると判定する。
また、制御部10は、エラーが発生した場合、エラーデータ94を記憶部9に記憶させる。制御部10は、電源が切断された後、電源が投入されるとエラーに対する対応処理を実行する。対応処理は、例えば、エラーを解消するためにユーザーが行う作業を示すメッセージをディスプレー20aに表示することである。
制御部10は、エラーの一つである紙詰まりを検出する。詳しくは、制御部10は、第1用紙検出部81、第2用紙検出部82、及び第3用紙検出部83から、用紙Pの先端の通過を示す情報と、用紙Pの終端の通過を示す情報を受信する。制御部10は、用紙Pの先端の通過を示す情報を受信してから、用紙Pの終端の通過を示す情報を受信するまでの時間が、規定の時間以内であるか否かに基づいて、紙詰まりの発生を検出する。なお、規定の時間は、用紙Pの大きさ、用紙Pの平滑度、及び用紙Pの種類によって予め設定される。
エラーデータ94が紙詰まりを示す場合、制御部10は、対応策として、紙詰まりを発生させた用紙Pが搬送経路から取り除きやすい位置まで移動するように、搬送ローラー対を駆動する処理を実行する。
制御部10は、画像キャリブレーションを実行するように、画像形成部40を制御する。詳しくは、制御部10は、中間ベルト51上にキャリブレーション画像を形成するように画像形成部40を制御する。濃度センサー84は、キャリブレーション画像の反射率を示す信号を生成する。制御部10は、濃度センサー84が生成した信号に基づいて、各トナーの量、及び各トナー間の量のバランスを調整する。
制御部10は、画像キャリブレーションが成功した場合、リトライ画面を表示するようにディスプレー20aを制御する。リトライ画面については、図6を参照して後述する。
制御部10は、画像キャリブレーションが失敗した場合、画像キャリブレーションを除く調整処理を実行するように画像形成部40を制御する。画像キャリブレーションを除く調整処理は、例えば、感光体ドラム41の調整、及び現像装置44の調整を含む。
制御部10は、調整処理の実行回数が所定回数を超えても画像キャリブレーションが成功しない場合、呼出画面を表示するようにディスプレー20aを制御する。呼出画面については、図7を参照して後述する。
次に、図2〜図5を参照して、本実施形態の画像形成装置1の動作について説明する。図3〜図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。図3〜図5に示す画像形成装置1の動作は、ユーザーが画像形成装置1にジョブの実行を指示することによって開始する。
ステップS101において、画像形成装置1が、ジョブを実行する。
ステップS102において、制御部10が、ジョブデータ93を記憶部9に記憶させる。動作はステップS103に進む。
ステップS103において、エラーが発生したか否かを制御部10が判定する。エラーが発生したと制御部10が判定した場合(ステップS103のYes)は、動作はステップS104に進む。エラーは発生していないと制御部10が判定した場合(ステップS103のNo)は、動作はステップS105に進む。
ステップS104において、制御部10が、エラーデータ94を記憶部9に記憶させる。動作はステップS105に進む。
ステップS105において、制御部10が、電源の切断に応じて、切断時刻を記憶部9に記憶させる。ユーザーが電源スイッチ20cを切ることにより、電源が切断される。動作はステップS106に進む。
ステップS106において、制御部10が、電源の投入に応じて、切断時刻からの経過時間を算出する。経過時間は、時計部85が出力した現在時刻を示す信号に基づいて、現在時刻と切断時刻とから算出する。ユーザーが電源スイッチ20cを投入することによって、電源が投入される。動作は図4に示すステップS107に進む。
ステップS107において、切断時刻が所定時刻と同一であるか否かを制御部10が判定する。切断時刻が所定時刻と同一であると制御部10が判定した場合(ステップS107のYes)は、動作はステップS108に進む。切断時刻が所定時刻と同一でないと制御部10が判定した場合(ステップS107のNo)は、動作は図5に示すステップS121に進む。
ステップS108において、経過時間が所定時間と同一であるか否かを制御部10が判定する。経過時間が所定時間と同一であると制御部10が判定した場合(ステップS108のYes)は、動作はステップS109に進む。経過時間が所定時間と同一でないと制御部10が判定した場合(ステップS108のNo)は、動作は図5に示すステップS121に進む。
ステップS109において、電源投入後に実行されているジョブと、ジョブデータ93が示すジョブとが同一であるか否かを制御部10が判定する。電源投入後に実行されているジョブと、ジョブデータ93が示すジョブとが同一であると制御部10が判定した場合(ステップS109のYes)は、動作は図5に示すステップS121に進む。電源投入後に実行されているジョブと、ジョブデータ93が示すジョブとが同一でないと制御部10が判定した場合(ステップS109のNo)は、動作はステップS110に進む。
ステップS110において、制御部10は、通常起動処理を実行して、図3から図5に示す動作は完了する。具体的には、画像形成装置1は、画像キャリブレーション、感光体ドラム41の調整、及び現像装置44の調整をせずに起動する。画像形成装置1は、通常起動では、例えば、15秒で起動する。
ステップS121において、電源投入の直前にエラーがあったが否かを制御部10が判定する。電源投入の直前にエラーがあったと制御部10が判定した場合(ステップS121のYes)は、動作はステップS122に進む。電源投入の直前にエラーはなかったと制御部10が判定した場合(ステップS121のNo)は、動作はステップS123に進む。
ステップS122において、制御部10は、直前のエラーに応じた処理をする。具体的には、直前のエラーが紙詰まりの場合は、制御部10は、紙詰まりを解消するためにユーザーが行う作業を示すメッセージをディスプレー20aに表示させる。また、制御部10は、対応策として、紙詰まりを発生させた用紙Pが搬送経路から取り除きやすい位置まで移動するように、搬送ローラー対を駆動する処理を実行する。動作はステップS123に進む。
ステップS123において、制御部10は、画像形成部40が画像キャリブレーションを実行するように制御する。動作はステップS124に進む。
ステップS124において、画像キャリブレーションが成功したか否かを制御部10が判定する。具体的には、トナーの量、及び各トナー間の量のバランスを調節した後、制御部10は、画像形成部40に再度キャリブレーション画像を形成させて、濃度センサー84の信号を取得する。制御部10は、2度目の濃度測定結果に基づいて、画像キャリブレーションが成功したか否かを判定する。画像キャリブレーションが成功したと制御部10が判定した場合(ステップS124のYes)は、動作はステップS125に進む。画像キャリブレーションが成功していないと制御部10が判定した場合(ステップS126のNo)は、動作はステップS128に進む。
ステップS125において、実行回数が所定回数未満であるか否かを制御部10が判定する。実行回数が所定回数未満であると制御部10が判定した場合(ステップS125のYes)は、動作はステップS126に進む。実行回数が所定回数未満でないと制御部10が判定した場合(ステップS125のNo)は、動作はステップS127に進む。
ステップS126において、制御部10は、リトライ画面を表示するようにディスプレー20aを制御し、図3から図5に示す動作は完了する。
ステップS127において、制御部10は、呼出画面を表示するようにディスプレー20aを制御し、図3から図5に示す動作は完了する。
ステップS128において、制御部10が、画像キャリブレーションを除く調整処理を実行し、図3から図5に示す動作は完了する。
図6及び図7を参照して、画像形成装置1のディスプレー20aに表示される画面について説明する。図6は、リトライ画面G1を示す図である。リトライ画面G1は、ジョブの再実行を促す画面である。リトライ画面G1は、第1メッセージM1を表示する。図7に示す例において、第1メッセージM1は、「ジョブを再開してください。」である。
図7は、呼出画面G2を示す図である。呼出画面G2は、サービスマンの呼出しをユーザーに要請する画面である。呼出画面G2は、第2メッセージM2を表示する。図7に示す例において、第2メッセージM2は、「サービスマンを呼び出して下さい。電話番号は、×××−○○○○−△△△△です。」である。
図1から図7を参照して説明したように、本実施形態に係る画像形成装置1は、電源切断、及び電源投入の時刻から、異常の有無を検出し、画像キャリブレーションを実行するべきか否かを判定する。その結果、不要な画像キャリブレーションを回避して、ダウンタイムを短縮できる。
本実施形態に係る画像形成装置1は、電源が所定の時刻で切断されなかったこと、電源が切断された後に電源が投入されるまでの経過時間が所定の時間でなかったこと、又は同一のジョブが連続して実行されることによって、異常の有無を判定する。本実施形態に係る画像形成装置1は、電源の切断前にエラーが生じていても、電源の投入後にエラーに対処できる。本実施形態に係る画像形成装置1は、画像キャリブレーションを実行しても効果がない場合には、画像キャリブレーションを除く調整処理を行なう。
以上、図面を参照しながら本実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、画像形成装置1は、電子写真方式の複合機であったが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置1は、例えば、インクジェット記録方式の複合機であってもよい。
(2)本実施形態では、画像形成装置1はカラー複合機であるが、本発明はこれに限定されない。本発明は、モノクロ複合機、カラーコピー機、又はモノクロコピー機にも適用され得る。
(3)本実施形態では、画像形成装置1は、電源が所定の時刻で切断されなかったこと、電源が切断された後に電源が投入されるまでの経過時間が所定の時間でなかったこと、又は同一のジョブが連続して実行されることに応じて、画像キャリブレーションを開始するが、本発明はこれに限定されない。本発明の画像形成装置1は、画像キャリブレーションを開始する前に、ユーザーに画像キャリブレーションを開始するか否かを尋ねる画面をディスプレー20aに表示してもよい。
本発明は、画像形成装置に利用可能である。
1 画像形成装置
10 制御部
40 画像形成部

Claims (9)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    電源を切断する前から前記電源を投入した後の間のユーザーの指示に基づいて、前記画像形成部の動作異常を推測し、
    前記推測の結果に応じて、前記画像形成部が画像キャリブレーションを実行するべきか否かを判定する、画像形成装置。
  2. 前記電源が切断される所定の時刻を記憶する記憶部を更に備え、
    前記制御部は、前記電源が切断された時刻と前記所定の時刻とが異なる場合、前記画像形成部が前記画像キャリブレーションを実行するべきであると判定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電源が切断された後前記電源が投入されるまでの所定の時間を記憶する記憶部を更に備え、
    前記制御部は、前記電源が切断されて前記電源が投入されるまでの時間と前記所定の時間とが異なる場合、前記画像形成部が前記画像キャリブレーションを実行するべきであると判定する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記電源が切断される前に実行していたジョブを示すデータを記憶する記憶部を更に備え、
    前記制御部は、前記電源が切断される前に実行していたジョブと、前記電源が投入された後に実行するジョブとが同一である場合、前記画像形成部が前記画像キャリブレーションを実行するべきであると判定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記電源が切断される前に発生したエラーを示すデータを記憶する記憶部を更に備え、
    前記制御部は、前記電源が切断された後電源が投入されると前記エラーに対する対応処理を実行する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、
    キャリブレーション画像が形成される中間ベルトと、
    前記キャリブレーション画像の濃度を検出する濃度センサーと
    を有し、
    前記制御部は、前記キャリブレーション画像を使用して、前記画像キャリブレーションを実行するように前記画像形成部を制御する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. ユーザーにジョブの再実行を促すリトライ画面を表示する表示部を更に備え、
    前記制御部は、前記画像キャリブレーションが成功した場合、前記表示部が前記リトライ画面を表示するように前記表示部を制御する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記画像キャリブレーションが失敗した場合、前記画像キャリブレーションを除く調整処理を実行するように前記画像形成部を制御する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. サービスマンの呼出を要請する呼出画面を表示する表示部を更に備え、
    前記制御部は、前記調整処理の実行回数が所定回数を超えても前記画像キャリブレーションが成功しない場合、前記呼出画面を表示するように前記表示部を制御する、請求項8に記載の画像形成装置。
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