JP5359428B2 - ベルト搬送装置、及びベルト搬送プログラム - Google Patents
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Description
図1は、ベルト搬送装置を含む画像形成装置の側面概略構成図である。また、図2は、ベルト搬送装置部分の拡大図である。また、図3は、画像形成装置の要部平面図である。
なお、搬送ベルト21の裏側には、記録ヘッド8による印写領域に対応して搬送ベルト21を記録ヘッド8側に突き上げるガイド部材(印写受け部材、プラテン)を配置することができる。
図4は、画像形成装置の機能構成図である。図4に示すように、画像形成装置200は、マイクロコンピュータで構成され、画像形成装置200全体の制御を司る主制御部101と、マイクロコンピュータで構成され、印刷制御を司る印刷制御部102とを有するように構成される。
駆動手段としての副走査モータ駆動回路104は、主制御部101から入力される搬送量に応じて副走査モータ31を回転駆動させて、搬送ローラ22を回転駆動して搬送ベルト21を所定位置に所定の速度で移動させる。
また、主制御部101はACバイアス供給部107を介して帯電ローラ26に対してACバイアスを与えることで搬送ベルト21を帯電する制御を行う。
上述した構成により、画像形成装置200は、給紙部から用紙12が1枚ずつ分離給紙される。また、この給紙された用紙12は、搬送ガイドで案内され、搬送ローラ22に相対する搬送ベルト21の部分とレジストローラ16との間で先端位置調整を行なわれた後、約90°方向転換されて、押さえコロ18と搬送ベルト21との間から送り出され、押さえコロ19で押さえられながら記録ヘッド8による画像形成領域に向けて送り出される。
次に、この画像形成装置における搬送ベルトの駆動制御について説明する。図5は、画像形成装置における搬送ベルトの駆動制御の説明図である。また、図6は、画像形成装置における搬送ベルトに生じた癖を示す図である。
次に、主制御部101によるベルト癖つきを抑制しつつ、省エネモード中の搬送ローラの駆動回数を減らすための処理を以下に説明する。図9は、省エネモード中の搬送ローラの駆動回数を減らす処理を示すフローチャートである。
上述した実施例1では省エネモード中はベルト癖抑制制御の頻度が低くなるため、印刷待機モードに比べ、ベルト癖がつきやすくなる可能性がある。そこでこの問題を解決するため、図10に実施例2を示す。図10は、省エネモード中に印刷要求を受信した場合の処理を示すフローチャートである。なお、図10に示すS10〜S15の処理については、上述した図9に示すフローチャート等に示した実施例1の処理と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
上述した実施例2では、省エネモードからの印刷待機モードに移行したときに、搬送ベルト21を所定量駆動することでベルトについた癖を減衰させるベルト癖抑制動作処理を実行している。しかしながら、省エネモード中の時間が短かった場合にベルトに癖がついている可能性は低い。そのため、省エネモード中の時間が短かった場合には、省エネモードから印刷待機モードへの復帰時に、実行するベルト駆動動作の必要性は低くく、無駄な動作により、電力を消費してしまうこととなる。
上述した実施例1〜実施例3では、省エネモード、又は印刷待機モードにおいて搬送ベルト21を駆動するタイミングを制御するタイマーの値はそれぞれ一定である。しかしながら、搬送ベルト21と、搬送ベルト21の環境温度との関係から考えると、相対的に高温では搬送ベルト21は伸び易く、相対的に低温において搬送ベルト21についた癖200はそのままの状態で固まり易いという傾向がある。そのため、高温時において、ベルト癖抑制のための搬送ベルト21を駆動させる搬送ベルト駆動周期を、低温時と同じように設定すると、必要以上に搬送ベルトを駆動し電力を消費してしまうこととなる。
次に、印刷待機モードから省エネモードに移行するときの、ベルト癖抑制動作処理について説明する。図13は、印刷待機モードから省エネモードへ移行するときのベルト駆動周期との関係を説明するための図である。
発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能である。
3 キャリッジ
4 主走査モータ
5 駆動プーリ
6 従動プーリ
7 タイミングベルト
8 記録ヘッド
9 ヘッドタンク
10 給紙トレイ
11 用紙積載部(圧板)
12 用紙
13 給紙ローラ
14 分離パッド
16 レジストローラ
17 搬送ガイド部材
18,19 用紙押えコロ
20 用紙押え部材
21 搬送ベルト
22 搬送ローラ
23 テンションローラ
26 帯電ローラ
31 副走査モータ
32 駆動ベルト
33 プーリ
34 エンコーダホイール
35 エンコーダセンサ
36 副走査エンコーダ
41 用紙押えコロ
42 ガイド部材
43 排紙スタックトレイ
50 両面ユニット
51,52 用紙反転ローラ
60 マルチ手差しトレイ
61 マルチ手差し
63 給紙コロ
65 モータ
66 駆動力伝達機構
71 用紙有無センサ
72 用紙センサ
81 維持回復機構
82 キャップ
88 空吐出受け
89 開口
100 通信回路
101 主制御部
102 印刷制御部
103 主走査モータ駆動回路
104 副走査モータ駆動回路
105 キャリッジ位置検出回路
106 搬送量検出回路
107 ACバイアス供給部
108 給紙コロ駆動回路
109 維持回復機構用モータ駆動回路
110 ヘッド駆動回路
113 環境センサ
114 カートリッジ通信回路
115 EEPROM
116 カートリッジEEPROM
120 PC
121 操作パネル
122 記録媒体
140 1次転写バイアスローラ
200 画像形成装置
250 給紙カセット
300 トナー像形成部
320 レジストローラ対
400 中間転写体
410 中間転写ユニット
420 駆動ローラ
430 テンションローラ
440 2次転写対向ローラ
500 転写搬送ベルト
510 2次転写バイアスローラ
600 定着ユニット
1011 CPU
1012 ROM
1013 RAM
1014 1/F部
Claims (9)
- 被搬送物を搬送するベルト状部材と、前記ベルト状部材を張架して支持する複数の支持部材と、前記ベルト状部材を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する駆動制御手段とを有するベルト搬送装置であって、
前記駆動制御手段は、
前記被搬送物を搬送する搬送動作終了後、予め設定された条件に応じて、前記被搬送物に対する印刷を待機する印刷待機モードか、前記印刷待機モードよりも省電力化となる省エネモードかを判定し、判定したモードに対応させて、前記駆動手段により駆動する前記ベルト状部材の動作頻度を制御することを特徴とするベルト搬送装置。 - 前記動作頻度は、
所定時間当たりの駆動回数であることを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。 - 前記動作頻度は、
所定時間当たりの駆動時間であることを特徴とする請求項1に記載のベルト搬送装置。 - 前記駆動制御手段は、
前記印刷待機モードから前記省エネモードに移行してからの経過時間、又は前記省エネモード中の前記駆動手段の駆動回数より、前記省エネモードから前記印刷待機モードへの復帰時に前記駆動手段を駆動する駆動量を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のベルト搬送装置。 - 前記駆動制御手段は、
前記印刷待機モードから前記省エネモードに移行してからの経過時間が所定時間以下、又は前記省エネモード中の前記駆動手段の駆動回数が所定回数以下の場合は、前記省エネモードから前記印刷待機モードへの復帰時に前記駆動手段を駆動させないことを特徴とする請求項4に記載のベルト搬送装置。 - 前記駆動制御手段は、
前記駆動手段の動作頻度を周囲の温度により決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のベルト搬送装置 - 前記駆動制御手段は、
前記駆動手段の動作頻度を、前記温度が所定温度未満のときに比べて所定温度以上のときの方が少なくするように制御することを特徴とする請求項6に記載のベルト搬送装置。 - 前記駆動制御手段は、
前記印刷待機モードから前記省エネモードに移行する前に、前記駆動手段を駆動させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のベルト搬送装置。 - 複数の支持部材に張架して、被搬送物を搬送するベルト状部材を駆動する駆動手段を制御するベルト搬送プログラムであって、
コンピュータを、
前記被搬送物を搬送する搬送動作終了後、予め設定された条件に応じて、前記被搬送物に対する印刷を待機する印刷待機モードか、前記印刷待機モードよりも省電力化となる省エネモードかを判定し、判定したモードに対応させて、前記駆動手段により駆動する前記ベルト状部材の動作頻度を制御する駆動制御手段として機能させるためのベルト搬送プログラム。
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JP2009067099A JP5359428B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | ベルト搬送装置、及びベルト搬送プログラム |
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JP2009067099A Active JP5359428B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | ベルト搬送装置、及びベルト搬送プログラム |
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2009
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