JP2004237693A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yoshiya Ito
喜也 伊藤
Takeshi Miyata
剛 宮田
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Abstract

【課題】用紙を搬送ベルトで搬送することで用紙先端から記録を開始できるようにした場合には、用紙先端検出にずれが生じると、搬送ベルト上に液滴が着弾して搬送ベルトが汚れるなどの誤記録が発生する。
【解決手段】記録ヘッド7を搭載したキャリッジ3に搬送ベルト21で搬送される用紙12を検知する用紙センサ41を設け、この用紙センサ41は記録ヘッド7による記録開始位置よりも用紙搬送方向上流側で用紙12の先端を検知できるとともに、キャリッジ3がホーム位置にあるときに記録領域側に位置するように設けた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2001−10151号公報
【特許文献2】特開平5−131729号公報
【特許文献3】特公平6−30933号公報
【特許文献4】特開平6−278912号公報
【0003】
プリンタ等の画像形成装置(或いは画像記録装置ともいう。)として、例えばインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置は、インク記録ヘッドから用紙(紙に限定するものではなく、OHPなどを含み。液滴が付着可能なものの意味であり、被記録媒体あるいは記録媒体、記録紙などとも称される。)にインク滴を吐出して記録(画像形成)を行うものであり、高精細な画像を高速で記録することができ、ランニングコストが安く、騒音が少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を有している。
【0004】
このようなインクジェット記録装置として、従来、
【特許文献1】に記載されているように、記録ヘッドに用紙を送り込むフィードローラの用紙搬送方向上流側に用紙の先端を検知するためのセンサを設けるとともに、記録ヘッドを搭載したキャリッジに用紙の後端を検知するためのセンサを設けたものがある。
【0005】
また、
【特許文献2】に記載されているように、キャリッジに用紙の有無を検出する用紙センサを設け、この用紙センサは用紙搬送方向で記録ヘッドと同じ位置を検出するように設け、用紙の幅方向及び用紙後端を検出するようにしたものがある。
【0006】
また、
【特許文献3】に記載されているように、キャリッジに用紙の有無を検出する用紙センサを設け、この用紙センサは用紙搬送方向で記録ヘッドと同じ位置を検出するように設け、用紙の幅方向及び用紙先端を検出するようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記
【特許文献1】に記載のものにあっては、用紙先端を検知するセンサと用紙幅を検知するセンサとを別個に設けるために部品点数が多くなるという課題がある。
【0008】
これに対して、
【特許文献2】又は
【特許文献3】に記載のものにあっては、キャリッジに用紙を検出するセンサを設けてキャリッジを走査することで用紙幅も検出できるようにしているために、用紙の有無を検出するセンサが1個で済むという利点がある。
【0009】
ところが、これらの
【特許文献2】又は
【特許文献3】に記載のものにあっては、用紙センサによる用紙の検知位置が記録ヘッドの記録位置と同じにしている。これらは、用紙をプラテンローラで搬送するために用紙先端余白を十分に確保する場合には適用できるが、搬送ベルトで搬送することで、用紙先端から記録を開始できるようにした場合には、用紙先端検出にずれが生じると、用紙外に液滴が吐出され、画像品質が低下したり、搬送ベルト上に液滴が着弾して搬送ベルトが汚れることになるなど、誤記録が生じるという課題がある。
【0010】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で用紙の先端及び用紙幅を検知でき、誤記録を防止可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、記録ヘッドを搭載する部材に用紙を検知する検知手段を備え、この検知手段は記録ヘッドによる記録開始位置よりも用紙搬送方向上流側で用紙を検知する構成とした。
【0012】
ここで、記録ヘッドを搭載する部材が記録ヘッドを主走査方向に移動させるためのキャリッジであることが好ましい。
【0013】
本発明に係る画像形成装置は、キャリッジに用紙を検知する検知手段を備え、この検知手段は記録ヘッドによる記録開始位置よりも用紙搬送方向上流側で用紙を検知可能で、かつキャリッジのホーム位置で記録領域側に位置する構成とした。
【0014】
これらの本発明に係る画像形成装置においては、検知手段が用紙の先端を検知した時からの用紙送り量に基づいて記録を開始することが好ましい。また、検知手段の検知結果に基づいて用紙がない部分に対しては記録動作を行わないことが好ましい。また、用紙を搬送ベルトによって搬送することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の一例を示すインクジェット記録装置の全体構成を説明する側面説明図、図2は同記録装置の要部平面説明図、図3は同記録装置の要部斜視説明図である。
【0016】
このインクジェット記録装置は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド1とガイドレール2とでキャリッジ3を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ4でタイミングベルト5を介して図2で矢示方向(主走査方向)に移動走査する。
【0017】
このキャリッジ3には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個のインクジェットヘッドからなる記録ヘッド7を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
【0018】
記録ヘッド7を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどをインクを吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できる。
【0019】
また、キャリッジ3には、記録ヘッド7に各色のインクを供給するための各色のサブタンク8を搭載している。このサブタンク8には図示しないインク供給チューブを介してメインタンク(インクカートリッジ)からインクが補充供給される。
【0020】
一方、給紙カセット10などの用紙積載部(圧板)11上に積載した用紙12を給紙するための給紙部として、用紙積載部11から用紙12を1枚づつ分離給送する半月コロ(給紙ローラ)13及び給紙ローラ13に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド14を備え、この分離パッド14は給紙ローラ13側に付勢されている。
【0021】
そして、この給紙部から給紙された用紙12を記録ヘッド7の下方側で搬送するための搬送部として、用紙12を静電吸着して搬送するための搬送ベルト21と、給紙部からガイド15を介して送られる用紙12を搬送ベルト21との間で挟んで搬送するためのカウンタローラ22と、略鉛直上方に送られる用紙12を略90°方向転換させて搬送ベルト21上に倣わせるための搬送ガイド23と、押さえ部材24で搬送ベルト21側に付勢された先端加圧コロ25とを備えている。また、搬送ベルト21表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ26を備えている。
【0022】
ここで、搬送ベルト21は、無端状ベルトであり、搬送ローラ27とテンションローラ28との間に掛け渡されて、副走査モータ31からタイミングベルト32及びタイミングローラ33を介して搬送ローラ27が回転されることで、図2の矢示方向(ベルト搬送方向)に周回するように構成している。
【0023】
この搬送ベルト21は、抵抗制御を行っていない純粋な厚さ40μm程度の樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)とを有している。
【0024】
また、搬送ローラ27とカウンタローラ22とで搬送ローラニップ部18を形成し、この搬送ローラニップ部18よりも用紙搬送方向上流側の所定の位置に用紙12を検出する用紙検出センサ16を配置している。この用紙検出センサ16は用紙12が検知レバー17を変位させることで用紙12を検出する(図1の破線図示の位置がオン位置である)。なお、用紙検出センサ16は用紙給紙を検出するためのものである。
【0025】
帯電ローラ26は、搬送ベルト21の表層に接触し、搬送ベルト21の回動に従動して回転するように配置され、加圧力として軸の両端に各2.5Nをかけている。また、搬送ローラ27はアースローラの役目も担っており、搬送ベルト21の中抵抗層(裏層)と接触配置され接地している。
【0026】
また、搬送ベルト21の裏側には、記録ヘッド4による印写領域に対応してガイド部材36を配置している。このガイド部材36は、上面が搬送ベルト21を支持する2つのローラ(搬送ローラ27とテンションローラ28)の接線よりも記録ヘッド7側に突出している。これにより、搬送ベルト21は印写領域ではガイド部材36の上面にて押し上げられてガイドされる。
【0027】
そして、搬送ベルト21で搬送される用紙12の先端を検知するために、図3にも示すように、キャリッジ3には検知手段である反射型フォトセンサからなる用紙センサ41を設けている。この用紙センサ41は記録ヘッド7による記録位置(印字領域)よりも用紙搬送方向上流側で用紙12を検知できる位置に設けている。また、この用紙センサ41はキャリッジ3がホーム位置(図3の実線図示の位置)にあるときに記録領域側(搬送ベルト21側)に位置する側に設けている。
【0028】
また、キャリッジ3の前方側には、図1及び図3に示すように、スリットを形成したエンコーダスケール42を設け、キャリッジ3の前面側にはエンコーダスケール42のスリットを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ43を設け、これらによって、キャリッジ3の主走査方向位置(ホーム位置に対する位置)を検知するためのエンコーダ44を構成している。
【0029】
さらに、記録ヘッド7で記録された用紙12を排紙するための排紙部として、搬送ベルト21から用紙12を分離するための分離部と、排紙ローラ52及び排紙コロ53と、排紙される用紙12をストックする排紙トレイ54とを備えている。
【0030】
また、背部には両面給紙ユニット61が着脱自在に装着されている。この両面給紙ユニット61は搬送ベルト21の逆方向回転で戻される用紙12を取り込んで反転させて再度カウンタローラ22と搬送ベルト21との間に給紙する。
【0031】
このように構成したインクジェット記録装置においては、給紙部から用紙12が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙12はガイド15で案内され、搬送ベルト21とカウンタローラ22との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド23で案内されて先端加圧コロ25で搬送ベルト21に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
【0032】
このとき、図示しない制御回路によって高圧電源から帯電ローラ26に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト21が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト21上に用紙12が給送されると、用紙12内で帯電パターンと反対の電荷に分極するので、平行接続されたコンデンサが形成されたこととなり、用紙12が搬送ベルト21に吸着され、搬送ベルト21の周回移動によって用紙12が副走査方向に搬送される。
【0033】
そこで、キャリッジ3を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド7を駆動することにより、停止している用紙12にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙12を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙12の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙12を排紙トレイ44に排紙する。
【0034】
また、両面印刷の場合には、表面(最初に印刷する面)の記録が終了したときに、搬送ベルト21を逆回転させることで、記録済みの用紙12を両面給紙ユニット61内に送り込み、用紙12を反転させて(裏面が印刷面となる状態にして)再度カウンタローラ22と搬送ベルト21との間に給紙し、タイミング制御を行って、前述したと同様に搬送ベル21上に搬送して裏面に記録を行った後、排紙トレイ44に排紙する。
【0035】
次に、このインクジェット記録装置の制御部の概要について図4を参照して説明する。なお、図4は同制御部の全体ブロック説明図である。
この制御部は、プリンタコントローラ70と、主走査モータ4及び副走査モータ31を駆動するためのモータドライバ81と、給紙ローラ13に副走査モータ31の回転を伝達するための給紙クラッチ83を駆動するためのドライバ82と、記録ヘッド7(インクジェットヘッド)を駆動するためのヘッドドライバ(ヘッド駆動回路、ドライバICで構成)84等を備えている。
【0036】
プリンタコントローラ70は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側からの印刷データ等をケーブル或いはネットを介して受信するインターフェース(以下「I/F」という)72と、CPU等からなる主制御部73と、各種データの記憶等を行うRAM74と、各種データ処理のためのルーチン等を記憶したROM75と、記録ヘッド7への駆動波形を発生させる駆動信号発生回路77と、ドットパターンデータ(ビットマップデータ)に展開された印字データ及び駆動波形等をヘッドドライバ84に送信するためのI/F78、モータ駆動データをモータドライバ81に送信し、クラッチオン信号をドライバ82に送信するためのI/F79等とを備えている。
【0037】
RAM74は各種バッファ及びワークメモリ等として用いる。ROM75は主制御部73によって実行する各種制御ルーチンとフォントデータ及びグラフィック関数、各種手続き等を記憶している。
【0038】
主制御部73は用紙検出センサ16からの検出信号に基づいて給紙制御を行う。また、主制御部73はエンコーダ44の出力信号に基づいてキャリッジ3の主走査方向の位置を検出してキャリッジ3の停止位置制御を行い、用紙センサ42の検知信号に基づいて用紙12の先端位置検知及び搬送ベルト21上での用紙12の有無の検出を行う。
【0039】
この主制御部73は、I/F72に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、この解析結果(中間コードデータ)をRAM74の所定のエリアに記憶し、記憶した解析結果からROM75に格納したフォントデータを用いて画像出力するためのドットパターンデータを生成し、RAM74の異なる所定のエリアに再び記憶する。なお、ホスト側のプリンタドライバで画像データをビットマップデータに展開してこの記録装置に転送する場合には、単にRAM74に受信したビットマップの画像データを格納する。
【0040】
そして、主制御部73は、記録ヘッド7の1行分に相当するドットパターンデータが得られると、この1行分のドットパターンデータを、発振回路76からのクロック信号CLKに同期して、I/F78を介してヘッドドライバ82にシリアルデータで送出し、また所定のタイミングでラッチ信号をヘッドドライバ82に送出する。
【0041】
駆動信号発生回路77は、駆動波形(駆動信号)のパターンデータを格納したROM(ROM75で構成することもできる。)と、このROMから読み出される駆動波形のデータをD/A変換するD/A変換器を含む波形生成回路及びアンプ等で構成している。
【0042】
ヘッドドライバ82は、主制御部73からのクロック信号及び印字信号であるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値を主制御部73からのラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)とからなり、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動波形を選択的にヘッド7に印加する。
【0043】
次に、主制御部73による印字制御(記録制御)の概要について図5を参照して説明する。
主制御部73は、給紙に先立って主走査モータ4を回転駆動してキャリッジ3を搬送ベルト21の略中央部(あるいは給紙する用紙サイズの用紙の略中央部)に移動させた後、給紙クラッチ83をオンして副走査モータ31の回転を給紙ローラ13に与える。これにより、給紙ローラ13が時計方向に1回転し、給紙トレイ10から用紙12がフリクションパッド14で1枚に分離されて送り出される。
【0044】
そして、用紙センサ41の検知信号をチェックして用紙12の先端が検知されたか否かを判別し、用紙12の先端を検知した時から用紙12を所定の印字開始位置まで搬送(フィード)して停止させる。このとき、用紙センサ41は記録ヘッド7による印字領域よりも用紙搬送方向上流側で用紙12の先端を検知するので、用紙12の先端の検知位置ずれが生じても、用紙12を印字開始位置に確実に送ることができ、用紙12の先端から印字を開始する場合でも搬送ベルト21上に誤印字されるようなことはない。
【0045】
その後、キャリッジ3を一旦ホーム位置に戻し、ホーム位置を基準にしてエンコーダ44の出力に基づいてキャリッジ3の記録領域側への移動を開始し、このとき用紙センサ41の検知信号をチェックして用紙12があるか否かを判別し、用紙12があるときに所要の印字(記録動作)を行い、用紙12が検出されないときには記録動作を行わない。これにより、用紙12がない箇所での印字(インク滴吐出)が行われないので、搬送ベルト21上にインク滴を打ち込むことがなくなり、搬送ベルト21や用紙12の汚れを防止することができる。
【0046】
なお、上記実施形態においては本発明をキャリッジを用いるシャトル型インクジェット記録装置に適用した例で説明したが、ライン型ヘッドを用いるライン型インクジェット記録装置にも適用することができ、また、インクジェット記録装置に限らず、複写装置、ファクシミリ装置、複写装置/プリンタ/ファクシミリ装置の複合機などの画像形成装置にも適用することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像形成装置によれば、記録ヘッドを搭載する部材に用紙を検知する検知手段を備え、この検知手段は記録ヘッドによる記録開始位置よりも用紙搬送方向上流側で用紙を検知することで用紙先端を検知するので、簡単な構成で用紙先端、用紙幅の検知が可能になるとともに誤記録を防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示す側面説明図
【図2】同装置の要部平面説明図
【図3】同装置の要部斜視説明図
【図4】同装置の制御部の概要を説明するブロック説明図
【図5】同制御部による制御の一例の説明に供するフロー図
【符号の説明】
3…キャリッジ、7…記録ヘッド、10…給紙トレイ、12…用紙、13…給紙ローラ、15…ガイド、16…用紙検出センサ、21…搬送ベルト、22…カウンタローラ、26…帯電ローラ、27…搬送ローラ、28…テンションローラ、41…用紙センサ(検知手段)、44…エンコーダ。

Claims (6)

  1. 液滴を吐出する吐出口を有する記録ヘッドを備えた画像形成装置において、前記記録ヘッドを搭載する部材に用紙を検知する検知手段を備え、この検知手段は前記記録ヘッドによる記録開始位置よりも用紙搬送方向上流側で前記用紙を検知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記記録ヘッドを搭載する部材が前記記録ヘッドを主走査方向に移動させるためのキャリッジであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 液滴を吐出する吐出口を有する記録ヘッドをキャリッジに搭載した画像形成装置において、前記キャリッジに用紙を検知する検知手段を備え、この検知手段は前記記録ヘッドによる記録開始位置よりも用紙搬送方向上流側で前記用紙を検知可能で、かつ前記キャリッジのホーム位置で記録領域側に位置することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記検知手段が前記用紙の先端を検知した時からの用紙送り量に基づいて記録を開始することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記検知手段の検知結果に基づいて前記用紙がない部分に対しては記録動作を行わないことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記用紙を搬送ベルトによって搬送することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8043016B2 (en) 2005-10-20 2011-10-25 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2014223762A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置

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