JP4398219B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は画像形成装置に関し、特に双方向印刷が可能な画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ等の各種画像形成装置として、液体である記録液(インク)を微細なノズルから吐出させる液滴吐出ヘッドを搭載して画像を形成(記録)する液滴吐出記録方式のものが知られている。また、液滴吐出ヘッドから吐出する液体をインク以外のものに代えることで、例えば液体フォトレジストを吐出させて画像を形成したり、DNA試料を吐出して画像を形成したりすることもでき、さらに、電子部品や電子部品の配線形成、有機ELパネル等のディスプレイ製造、マイクロレンズ加工などにも適用できる画像形成装置が開発されている。
このような画像形成装置としては、液滴吐出ヘッドで構成した記録へッドをキャリッジに搭載して、このキャリッジを記録媒体(被記録媒体、用紙などとも称される。)の搬送方向(副走査方向)に対して直交する方向(主走査方向)にシリアルスキャンさせるとともに、記録媒体を記録幅に応じて間歇的に搬送し、搬送と記録を交互に繰り返すことによって記録媒体に画像を形成(記録)するシャトル型(シリアル型)のものが知られている。
そして、このようなシリアル型の画像形成装置においては、主走査モータによって駆動ローラと従動ローラ間に架け渡されたタイミングベルトを介してキャリッジを移動させる主走査機構が用いられている。
特開平11−245388号公報
また、シリアル型の画像形成装置においては、印刷速度の高速化を図るためにキャリッジの往路走査及び復路走査のそれぞれで記録を行う双方向印刷ができるようにしている。なお、同文献2記載の装置は、ノズルから液滴を吐出できなかった非動作ノズルを検知して、例えば往路で印刷できなかったところは別のノズルで再度印字するために、逆方向の副走査を行って補完印字するものである。
特開2000−255044号公報
ところで、上述したようなモータとタイミングベルトを用いる主走査機構によってキャリッジを往復移動させる場合、キャリッジを摺動自在に装着するガイドロッドとキャリッジ側の軸受とのガタや、モータの正転、逆転により、キャリッジとタイミングベルトとを結合している作用点に対する押し、引き時に生じる力の向きが異なることにより、キャリッジの傾きが生じる。
例えば、ガイドロッドとキャリッジ側の軸受けのガタによって往路走査では、キャリッジそのものが記録媒体の搬送方向側に片寄り、復路走査では搬送方向とは逆側に片寄るといった機構上の特性を有する場合が生じる。
あるいは、キャリッジとタイミングベルトとを結合している作用点に対する押し、引き時に生じる力の向きが異なることにより、往路走査と復路走査でキャリッジの傾きが逆になったり、その際の傾き量に差異が生じることある。
さらに、これらのガタや作用点に対する力の向きの異なりの相互の関係によって、往路と復路でキャリッジの理想位置からのずれ方向やずれ量が異なることもある。
このように往路走査と復路走査でキャリッジの片寄り、傾きが異なってくると、往路印刷と復路印刷では液滴の着弾位置にずれが生じて、画像品質が低下することになるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、双方向印刷における画像品質を向上した画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、キャリッジを一方の方向に走査して記録ヘッドによって当該記録ヘッドの1走査で印刷可能な副走査方向の幅に相当する1バンド分の印刷を行った後、記録媒体を送って1バンド分に対応した幅分の改行を行うとき、次の行を往路で印刷するときと復路で印刷するときとでは記録媒体の送り方向が同じで送り量が異なる構成とした。
ここで、往路で印刷するときの記録媒体の送り量が復路で印刷するときの記録媒体の送り量よりも多い又は少ない構成とすることができる。また、往路で印刷するときの記録媒体の送り量と復路で印刷するときの記録媒体の送り量は予め定めた設定値を補正して設定される構成とすることができる。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録媒体を送って1バンド分に対応した幅分の改行を行うとき、次の行を往路で印刷するときと復路で印刷するときとでは記録媒体の送り方向が同じで送り量が異なるので、往路印刷と復路印刷でキャリッジの片寄りが異なる場合でも液滴の着弾位置をおなじにすることができるようになり、画像品質が向上する。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図、図2は同装置の要部平面説明図、図3は同装置の要部正面説明図である。
この画像形成装置は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド1とガイドレール2とでキャリッジ3を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ4で駆動プーリ6aと従動プーリ6b間に架け渡したタイミングベルト5を介して図2で矢示方向(主走査方向)に移動走査する。なお、キャリッジ3とガイドロッド1との間にはガイドブッシュ(軸受け)3a、3aをそれぞれ介在させている。
このキャリッジ3には、例えば、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)のインク滴を吐出する液滴吐出ヘッドからなる4個の記録ヘッド7を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド7を構成する液滴吐出ヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどをインク(液体)を吐出するためのエネルギー発生手段として備えたものなどを使用できる。なお、異なる色を吐出する複数のノズル列を備えた1又は複数の液滴吐出ヘッドで記録ヘッドを構成することもできる。
キャリッジ3には、記録ヘッド7に各色のインクを供給するための各色のサブタンク8を搭載している。このサブタンク8にはインク供給チューブ9を介して図示しないメインタンク(インクカートリッジ)からインクが補充供給される。なお、インク滴を吐出する記録ヘッド7以外に、記録液(インク)と反応することでインクの定着性を高める定着用処理液(定着用インク)を吐出する記録ヘッドを備えることもできる。
一方、給紙カセット10などの用紙積載部(圧板)11上に積載した用紙12を給紙するための給紙部として、用紙積載部11から用紙12を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙ローラ)13及び給紙ローラ13に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド14を備え、この分離パッド14は給紙ローラ13側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙12を記録ヘッド7の下方側で搬送するための搬送部として、用紙12を静電吸着して搬送するための搬送ベルト21と、給紙部からガイド15を介して送られる用紙12を搬送ベルト21との間で挟んで搬送するためのカウンタローラ22と、略鉛直上方に送られる用紙12を略90°方向転換させて搬送ベルト21上に倣わせるための搬送ガイド23と、押さえ部材24で搬送ベルト21側に付勢された先端加圧コロ25とを備えている。また、搬送ベルト21表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ26を備えている。
ここで、搬送ベルト21は、無端状ベルトであり、搬送ローラ27とテンションローラ28との間に掛け渡されて、副走査モータ31からタイミングベルト32及びタイミングローラ33を介して搬送ローラ27が回転されることで、図2のベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。なお、搬送ベルト21の裏面側には記録ヘッド7による画像形成領域に対応してガイド部材29を配置している。
また、図2に示すように、搬送ローラ27の軸には、スリット円板34を取り付け、このスリット円板34のスリットを検知するセンサ35を設けて、これらのスリット円板34及びセンサ35によってエンコーダ36を構成している。
帯電ローラ26は、搬送ベルト21の表層に接触し、搬送ベルト21の回動に従動して回転するように配置され、加圧力として軸の両端に各2.5Nをかけている。
また、キャリッジ3の前方側には、図1に示すように、スリットを形成したエンコーダスケール42を設け、キャリッジ3の前面側にはエンコーダスケール42のスリットを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ43を設け、これらによって、キャリッジ3の主走査方向位置を検知するためのエンコーダ44を構成している。
さらに、記録ヘッド7で記録された用紙12を排紙するための排紙部として、搬送ベルト21から用紙12を分離するための分離部と、排紙ローラ52及び排紙コロ53と、排紙される用紙12をストックする排紙トレイ54とを備えている。
また、背部には両面給紙ユニット61が着脱自在に装着されている。この両面給紙ユニット61は搬送ベルト21の逆方向回転で戻される用紙12を取り込んで反転させて再度カウンタローラ22と搬送ベルト21との間に給紙する。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部から用紙12が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙12はガイド15で案内され、搬送ベルト21とカウンタローラ22との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド23で案内されて先端加圧コロ25で搬送ベルト21に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、図示しない制御回路によって高圧電源から帯電ローラ26に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト21が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト21上に用紙12が給送されると、用紙12が搬送ベルト21に静電力で吸着され、搬送ベルト21の周回移動によって用紙12が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ3を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド7を駆動することにより、停止している用紙12にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙12を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙12の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙12を排紙トレイ54に排紙する。
また、両面印刷の場合には、表面(最初に印刷する面)の記録が終了したときに、搬送ベルト21を逆回転させることで、記録済みの用紙12を両面給紙ユニット61内に送り込み、用紙12を反転させて(裏面が印刷面となる状態にして)再度カウンタローラ22と搬送ベルト21との間に給紙し、タイミング制御を行って、前述したと同様に搬送ベル21上に搬送して裏面に記録を行った後、排紙トレイ54に排紙する。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図4のブロック図を参照して説明する。
この制御部80は、この装置全体の制御を司るCPU81と、CPU81が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM82と、画像データ等を一時格納するRAM83と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能なNVRAMメモリ84と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC85とを備えている。
なお、この実施形態では、ROM82に往路印刷における記録媒体の送り量A及び往路印刷における記録媒体の送り量Bをそれぞれ予め格納している。また、往路印刷及び復路印刷のいずれか一方の送り量を理論上の予め定めた設定量(設定量Xとする。)として、他方の送り量をこの設定量Xに対して増加又は減少した量とする制御を行うような場合には、設定量Xと増加又は減少させる補正量γのデータを格納することもできる。さらに、送り量の補正を行う場合には、ROM82に予め定めた設定量と初期の補正量を格納しておき、NVRAMメモリ84に後発的に変更した補正量を格納するようにすることもできる。
また、この制御部80は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行うためのI/F86と、記録ヘッド7を駆動制御するためのヘッド駆動制御部87及びヘッドドライバ88と、主走査モータ4を駆動するための主走査モータ駆動部90と、副走査モータ31を駆動するための副走査モータ駆動部91と、エンコーダ36、44からの検出パルス、送り量補正のためのテストパターンを印刷したときに、そのテストパターンを読み取る読み取り手段95からの読み取り信号、その他の各種センサからの検知信号を入力するためのI/O92などを備えている。また、この制御部80には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル93が接続されている。
制御部80は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト側からの印刷データ等をケーブル或いはネットを介してI/F86で受信する。
そして、CPU81は、I/F86に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC85にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行ってヘッド駆動制御部87に画像データを転送する。なお、画像出力するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM82にフォントデータを格納して行っても良いし、ホスト側のプリンタドライバで画像データをビットマップデータに展開してこの装置に転送するようにしても良い。
ヘッド駆動制御部87は、記録ヘッド7の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)を受け取ると、この1行分のドットパターンデータを、クロック信号に同期して、ヘッドドライバ88にシリアルデータで送出し、また所定のタイミングでラッチ信号をヘッドドライバ88に送出する。
このヘッド駆動制御部87は、駆動波形(駆動信号)のパターンデータを格納したROM(ROM82で構成することもできる。)と、このROMから読出される駆動波形のデータをD/A変換するD/A変換器を含む波形生成回路及びアンプ等で構成される駆動波形発生回路を含む。
また、ヘッドドライバ88は、ヘッド駆動制御部87からのクロック信号及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をヘッド駆動制御部87からのラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含み、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動波形を選択的に記録ヘッド7のアクチュエータ手段に印加してヘッドを駆動する。
主走査モータ駆動部90は、CPU81側から与えられる目標値とエンコーダ44からの検出パルスをサンプリングして得られる速度検出値に基づいて制御値を算出して内部のモータドライバを介して主走査モータ4を駆動する。
同様に、副走査モータ駆動制御部91は、CPU81側から与えられる目標値とエンコーダ36からの検出パルスをサンプリングして得られる速度検出値に基づいて制御値を算出して内部のモータドライバを介して副走査モータ31を駆動する。
そこで、この画像形成装置での双方向印刷における副走査送り量の制御について図5を参照して説明する。
制御部80は印刷指示が与えられると、前述したようにキャリッジ13を主走査方向の一方向に移動走査し、1バンド分のデータを印刷した後、記録媒体である用紙12を副走査方向に送り、更に、キャリッジ13を他方向に移動走査して用紙12に次の1バンド分のデータを印刷するというように、間歇的に用紙12を副走査送りしながら画像を形成する。
この場合、1行の印刷が終了すると、次の行はキャリッジ3を往路方向に主走査して印字する往路印刷であるか、復路方向に走査して印字する復路印刷であるか判別する処理を行う。そして、次の行が往路印刷のときには、次の行を印刷するために用紙12を副走査方向に送るとき、予め定められた送り量Aで用紙12を送る。これに対して、次の行が復路印刷のときには、次の行を印刷するために用紙12を副走査方向に送るとき、予め定められた送り量Bで用紙12を送る。
このとき、往路印刷の送り量Aと復路印刷の送り量Bとは異なる値に設定している。すなわち、前述したように、ガイドロッド1とキャリッジ3側の軸受3aのガタによって往路走査と復路走査では、キャリッジ13の片寄りが逆になったり、キャリッジ3の傾きが逆になったり、その際の傾き量に差異が生じることある。例えば、同じ位置を狙って液滴を吐出した場合、往路印刷の着弾位置と復路印刷での着弾位置との関係が、用紙搬送方向で見たとき、往路印刷では相対的に前方側、復路印刷では相対的に後方側になるような特性を示すことがある。
そこで、往路印刷の送り量Aと復路印刷の送り量Bとは異なる値に設定して、上述した往路印刷と復路印刷におけるキャリッジ3の用紙搬送方向での片寄りの差異を吸収するようにしている。これにより、往路印刷と復路印刷における液滴の着弾位置を可及的に同じになるようにすることができる。
この場合、往路印刷の送り量Aと復路印刷の送り量Bは、例えば、予め着弾位置精度が得られる往路印刷の送り量Aと復路印刷の送り量Bを測定してこれらの値を格納しておくことができる。
また、例えば、理論上の送り量Xを往路印刷の送り量Aとし、この往路印刷の送り量Aに対する復路印刷の送り量の補正量γ0として、これらの送り量Aと補正量γ0を格納しておき、次の行が復路印刷のときには(A+γ0)の演算を行った結果を送り量Bとして送り制御するようにすることもできる。
さらに、図6に示すように、理論上の送り量(設定量)Xと、往路印刷の設定量Xに対する補正量α、復路印刷の設定量に対する補正量βをそれぞれ格納しておき、次の行が往路印刷のときには(X+α)の演算を行った結果を送り量Aとして、次の行が往路印刷のときには(X+β)の演算を行った結果を送り量Bとして、それぞれ送り制御するようにすることもできる。
次に、補正量を用いる場合に補正量を変更するための処理の一例について図7を参照して説明する。
この処理では、操作パネル93から補正量変更指示が与えられたり、あるいは、ホスト側のプリンタドライバから補正量変更指示が与えられると、往路でテストパターンを印刷してCCDなどの読み取り手段95で読み取り、次いで、往路でテストパターンを印刷してCCDなどの読み取り手段95で読み取り、これらの読み取り結果に基づいて、補正量を算出して、現在格納されている補正量を変更する。
このようにすれば主走査機構の駆動系の経時的な変化に対しても対応することができるようになる。なお、構成を簡単にするためには、操作パネルやホスト側のプリンタドライバによって補正量を入力できるようにし、ユーザーがテストパターンの印刷結果を確認しながら補正量(数値に限らず、単に増加又は減少の指示を含む)を入力して補正する構成が好ましい。
なお、本発明は、プリンタ、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ/ファックス/コピア複合機などの画像形成装置に適用することができ、また、インク以外の液体である記録液を用いた画像形成装置にも適用することができる。
本発明に係る画像形成装置の機構部の概略を示す構成図である。 同機構部の要部平面説明図である。 同機構部の主走査機構の正面説明図である。 同画像形成装置の制御部の概略ブロック説明図である。 送り制御処理の一例の説明に供するフロー図である。 送り制御処理の他の例の説明に供するフロー図である。 送り制御処理で用いる補正量の変更処理の一例の説明に供するフロー図である。
符号の説明
3…キャリッジ
4…主走査モータ
5…タイミングベルト
6a…駆動プーリ
6b…従動プーリ
15…サブタンク
12…用紙(記録媒体)
21…搬送ベルト
31…副走査モータ
32…タイミングベルト

Claims (3)

  1. 記録ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に往復走査し、前記主走査方向と直交する副走査方向に記録媒体を送りながら、前記記録ヘッドから液滴を吐出させて前記記録媒体上に画像を形成する双方向印刷ができる画像形成装置において、
    前記キャリッジを一方の方向に走査して前記記録ヘッドによって当該記録ヘッドの1走査で印刷可能な副走査方向の幅に相当する1バンド分の印刷を行った後、前記記録媒体を送って前記1バンド分に対応した幅分の改行を行うとき、
    次の行を往路で印刷するときと復路で印刷するときとでは前記記録媒体の送り方向が同じで送り量が異なること特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、往路で印刷するときの前記記録媒体の送り量が復路で印刷するときの前記記録媒体の送り量よりも多い又は少ないことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、往路で印刷するときの前記記録媒体の送り量と復路で印刷するときの前記記録媒体の送り量は予め定めた設定値を補正して設定されることを特徴とする画像形成装置。
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