JP2014188963A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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雅彦 露木
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Abstract

【課題】印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図る。
【解決手段】搬送経路8を搬送中の媒体5に対して紫外線硬化型のインク10を吐出し、媒体5上に着弾したインク10に対する紫外光源61による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置1において、媒体5の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体5の搬送速度を所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御部110と、第1のモード時に所定出力で紫外光源61を発光させ、第2のモード時には所定出力より低い出力で紫外光源61を発光させる、露光量制御部111とを備えることとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷装置及び印刷方法に関する。
ヘッドから媒体に向けて紫外線硬化型のインクを吐出し、媒体上に着弾したインクに紫外線を照射して硬化させることで画像形成を行う、いわゆるインクジェット式のプリンターが知られている。このようなプリンターについては、様々な条件に柔軟に対応した機能制御を行い、良好な画質を得るための手法が提案されてきた。
こうした技術としては、例えば、選択的にインク滴の吐出制御可能な少なくとも一つのノズルを有する記録ヘッドで、活性光線により硬化するインクを記録材料面に吐出する画像形成方法において、インク着弾後の活性光線の照射条件を任意に可変する技術(特許文献1参照)などが知られている。
特開2003−191594号公報
ところで、上述のプリンターは、外部からの画像形成用データの受信速度等に応じて、媒体を高速搬送するモード(例:15m/分)と、低速搬送するモード(例:7.5m/分)の2つの動作モードを備えている場合がある。こうしたプリンターにおいて、紫外光源における紫外線の照射強度および照射範囲は固定的であるため、媒体上に着弾したインクにおける紫外線の露光量は、媒体の搬送速度に応じて決まることになる。つまり、上述の2つの動作モード間で、インクへの紫外線の露光量は異なることになる。
つまり、動作モードを切り替えて実行する状況となれば、媒体上でのインクの硬化度が動作モード間で異なる事態、すなわち、媒体上で形成した画像の画質が動作モード間で相違してしまう事態となる。特に、低速搬送モードでは高速搬送モードと比べて露光量が大きくなりがちで、インクが過度に硬化される結果となり、画質劣化につながりやすい。
そこで本発明は、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置であって、
媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御部と、
前記第1のモード時に所定出力で紫外光源を発光させ、前記第2のモード時には前記所定出力より低い出力で紫外光源を発光させる、露光量制御部と、
を備えることを特徴とする印刷装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本実施形態の印刷装置が備える装置構成の一例を示す模式図である。 第1実施形態の印刷装置の全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態の印刷方法の手順例を示すフロー図である。 第1実施形態の印刷装置における動作例1を示す概略図である。 第1実施形態の印刷装置における動作例2を示す概略図である。 第2実施形態の印刷装置の全体構成を示すブロック図である。 第2実施形態の印刷方法の手順例を示すフロー図である。 第2実施形態の印刷装置における動作例1を示す概略図である。 第2実施形態の印刷装置における動作例2を示す概略図である。 第3実施形態の印刷装置の全体構成を示すブロック図である。 第3実施形態の印刷方法の手順例を示すフロー図である。 第3実施形態の印刷装置における動作例1を示す概略図である。 第3実施形態の印刷装置における動作例2を示す概略図である。 本実施形態の印刷装置における配線例1を示す図である。 本実施形態の印刷装置における出力例1を示す図である。 本実施形態の印刷装置における配線例2を示す図である。 本実施形態の印刷装置における出力例2を示す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置であって、媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御部と、前記第1のモード時に所定出力で紫外光源を発光させ、前記第2のモード時には前記所定出力より低い出力で紫外光源を発光させる、露光量制御部と、を備えることを特徴とする印刷装置が明らかとなる。
このような印刷装置によれは、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
また、搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置であって、前記紫外光源が、前記媒体上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さを所定長さとするための第1の照射部と、前記媒体上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さを前記所定長さより短い長さとするための第2の照射部とを含むものであり、媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御部と、前記第1のモード時には前記第1の照射部を駆動し、前記第2のモード時には前記第2の照射部を駆動して前記各照射部の切替制御を行う、露光量制御部を備える、ことを特徴とする印刷装置が明らかとなる。
このような印刷装置によれは、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
また、搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置であって、前記紫外光源が、第1の出力で紫外線を発光する第1の紫外光源と、前記第1の出力より低い出力で紫外線を発光する第2の紫外光源とからなっており、媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御部と、前記第1のモード時には前記第1の紫外光源を駆動し、前記第2のモード時には前記第2の紫外光源を駆動して前記第1および第2の紫外光源の切替制御を行う、露光量制御部を備える、ことを特徴とする印刷装置が明らかとなる。
このような印刷装置によれは、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
また、搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置が、媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御処理と、前記第1のモード時に所定出力で紫外光源を発光させ、前記第2のモード時には前記所定出力より低い出力で紫外光源を発光させる、露光量制御処理と、を実行することを特徴とする印刷方法が明らかとなる。
このような印刷方法によれは、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
また、搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置において、前記紫外光源が、前記媒体上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さを所定長さとするための第1の照射部と、前記媒体上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さを前記所定長さより短い長さとするための第2の照射部とを含むものであり、媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御処理と、前記第1のモード時には前記第1の照射部を駆動し、前記第2のモード時には前記第2の照射部を駆動して前記各照射部の切替制御を行う、露光量制御処理と、を実行することを特徴とする印刷方法が明らかとなる。
このような印刷方法によれは、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
また、搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置において、前記紫外光源が、第1の出力で紫外線を発光する第1の紫外光源と、前記第1の出力より低い出力で紫外線を発光する第2の紫外光源とからなっており、媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御処理と、前記第1のモード時には前記第1の紫外光源を駆動し、前記第2のモード時には前記第2の紫外光源を駆動して前記第1および第2の紫外光源の切替制御を行う、露光量制御処理と、を実行することを特徴とする印刷方法が明らかとなる。
このような印刷方法によれは、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
===実施形態===
<印刷装置の構成について>
図1は、本実施形態の印刷装置が備える装置構成の一例を示す模式図である。本実施形態における印刷装置すなわちプリンター1は、紙、布、フィルム等の媒体に画像を印刷する装置であり、外部装置(図4:コンピュータ200)と通信可能に接続されている。なお、本実施形態においては、プリンター1が画像を記録する媒体の一例として、ロール状に巻かれた用紙(以下、シート5(連続紙)という)を用いて説明する。また、以下の説明では、シート5のうち印刷される側(すなわちヘッドと対向する側)の面を表面、印刷されない側の面を裏面と称する。
図1にて示すように、プリンター1では、その両端が繰出軸20および巻取軸25にロール状に巻き付けられた上述のシート5が、繰出軸20と巻取軸25の間に張架されており、シート5はこうして張架された経路8に沿って、繰出軸20から巻取軸25へと搬送される。そしてこのプリンター1では、この搬送経路8に沿って搬送されるシート5に対して画像が記録されることとなる。
なお、上述のシート5の種類としては、上質紙、キャスト紙、アート紙、コート紙等の紙系と、合成紙、PET(Polyethylene terephthalate)、PP(polypropylene)等のフィルム系とがある。また、媒体としてシート5を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、例えば、カット紙、フィルム、布であってもよい。
図1にて示すように、プリンター1は、繰出軸20から繰り出したシート5をプラテンドラム30に巻回させ、このプラテンドラム30上に所定距離だけ離間配置したヘッド類の動作によりシート5に画像を記録する機構を備えている。画像の記録されたシート5は巻取軸25に巻き取り、経路後方に排出する。
シート5の繰出を行う機構としては、シート5の端を巻き付けた繰出軸20と、繰出軸20から引き出されたシート5を巻き掛ける従動ローラー21とが含まれる。繰出軸20は、シート5の表面を外側に向けた状態で、シート5の端を巻き付けて支持する。この繰出軸20が図1の紙面上を時計回りに回転することで、当該繰出軸20に巻き付けられたシート5が従動ローラー21を経由してプラテンドラム30に向けて繰り出される。なお、シート5は、繰出軸20に着脱自在な芯管(不図示)を介して繰出軸20にセットされている。したがって、繰出軸20のシート5がプラテンドラム30に向けて全て繰り出された際には、ロール状のシート5が巻き付けられた新たな芯管を繰出軸20に装着して、繰出軸20のシート5を取り換えることが可能となっている。
一方、上述のように繰り出されたシート5は、プラテンドラム30において支持されつつ、このプラテンドラム30の外周面に沿って配置された各ヘッド51、52、および紫外光源たるUVランプ61〜63によって所定処理が施され、その表面に画像を記録することとなる。こうした画像形成を行う機構には、プラテンドラム30の両側に備わる前駆動ローラー31と後駆動ローラー32とが設けられており、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシート5がプラテンドラム30に支持されて、画像記録の処理を受ける。
このうち、前駆動ローラー31は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、繰出軸20から繰り出されたシート5を裏面側から巻き掛ける。そして、前駆動ローラー31は図1の紙面上を時計回りに回転することで、繰出軸20から繰り出されたシート5を搬送経路の下流側へと搬送する。
なお、前駆動ローラー31に対してはニップローラー31nが設けられている。このニップローラー31nは、前駆動ローラー31側へ付勢された状態でシート5の表面に当接しており、前駆動ローラー31との間でシート5を挟み込む。これによって、前駆動ローラー31とシート5の間の摩擦力が確保され、前駆動ローラー31によるシート5の搬送を確実に行なうことができる。
また、プラテンドラム30は、所定の支持機構(不図示)により回転自在に支持された円筒形状のドラムであり、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシート5を裏面側から巻き掛ける。このプラテンドラム30は、シート5との間の摩擦力を受けてシート5の搬送方向Rsに従動回転しつつ、シート5を裏面側から支持するものである。なお、このプラテンドラム30への巻き掛け部の両側には、シート5を折り返す従動ローラー33、34が設けられている。このうち従動ローラー33は、前駆動ローラー31とプラテンドラム30との間でシート5の表面を巻き掛けて、シート5を折り返す。一方、従動ローラー34は、プラテンドラム30と後駆動ローラー32との間でシート5の表面を巻き掛けて、シート5を折り返す。このように、プラテンドラム30に対して搬送方向Rsの上流側、下流側のそれぞれでシート5を折り返すことで、プラテンドラム30へのシート5の巻き掛け部を長く確保することができる。
また、後駆動ローラー32は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、プラテンドラム30から従動ローラー34を経由して搬送されてきたシート5を裏面側から巻き掛ける。そして、後駆動ローラー32は、図1の紙面上を時計回りに回転することで、シート5を巻取軸25に向けて搬送する。なお、後駆動ローラー32に対してはニップローラー32nが設けられている。このニップローラー32nは、後駆動ローラー32側へ付勢された状態でシート5の表面に当接しており、後駆動ローラー32との間にシート5を挟み込む。これによって、後駆動ローラー32とシート5との間の摩擦力が確保され、後駆動ローラー32によるシート5の搬送を確実に行なうことができる。
こうしてシート5を指示するプラテンドラム30の外周面上には、プラテンドラム30が指示するシート5の表面に対してカラー画像を記録する複数のヘッド51が設けられている。この複数のヘッド51は、互いに異なる色に対応しており、具体的には、イエロー、シアン、マゼンタおよびブラックに対応する4個のヘッド51となる。なお、ヘッド51らは、上述の色順で搬送方向Rsに並ぶ。
上述の各ヘッド51は、プラテンドラム30に巻き掛けられたシート5の表面に対して若干のクリアランスを空けて対向しており、対応する色のインクをインクジェット方式で吐出する。そして、搬送方向Rsへ搬送されるシート5に対して各ヘッド51がインクを吐出することで、シート5の表面にカラー画像を形成される。なお、各ヘッド51、52のノズルには、それぞれ対応してピエゾ素子が設けられている。そして、このピエゾ素子に対し、印刷装置1を制御するコントローラ100が駆動信号を印加することにより、該当ピエゾ素子と対応するノズルからインクが吐出される。
ヘッド51らが吐出するインクとしては、紫外線(光)を照射することで硬化するUV(ultraviolet)インク(光硬化性インク)が用いられる。そこで、ヘッド51が吐出してシート5の表面に着弾したインクを硬化させ、シート5に定着させるために、UVランプ61、62がプラテンドラム30の外周面に沿って設けられている。
なお、こうしたインク硬化の処理は、仮硬化と本硬化の二段階に分けて実行される。複数のヘッド51の各間には、仮硬化用のUVランプ61が配置されている。つまり、UVランプ61は弱い紫外線を照射することで、インクの形状が崩れない程度にインクを硬化(仮硬化)させるものであり、インクを完全に硬化させるものではない。一方、複数のヘッド51らより搬送方向Rsの下流側には、本硬化用のUVランプ62が設けられている。つまり、UVランプ62は、UVランプ61より強い紫外線を照射することで、インクを完全に硬化(本硬化)させるものである。こうしてインクの仮硬化、本硬化を段階的に実行することで、複数のヘッド51が形成したカラー画像をシート5表面に定着させることができる。
さらに、UVランプ62より搬送方向Rsの下流側には、ヘッド52が設けられている。このヘッド52は、プラテンドラム30に巻き掛けられたシート5の表面に対して若干のクリアランスを空けて対向しており、透明のUVインクをインクジェット方式でシート5の表面に吐出する。つまり、4色分のヘッド51によって形成されたカラー画像に対して、透明インクがさらに吐出されることになる。また、ヘッド52より搬送方向Rsの下流側には、UVランプ63が設けられている。このUVランプ63は、強い紫外線を照射することで、ヘッド52によりシート5の表面に着弾していている透明インクを完全に硬化(本硬化)させるものである。これによって、透明インクをシート5表面に定着させることができる。
このように、プラテンドラム30の外周面に巻き掛けて支持されたシート5は、プラテンドラム30の巻掛部分Raに対向して設けられた、ヘッド51、52やUVランプ61、62、63といった各機能部により、シート表面へのインクの吐出および硬化の各処理を施さ、透明インクでコーティングされたカラー画像が形成される。そして、このカラー画像の形成されたシート5は、後駆動ローラー32によって巻取軸25に向けて搬送される。
上述のように画像形成がなされたシート5は、その表面を外側に向けた状態で巻取軸25により巻き取られ、支持されている。この巻取軸25と後駆動ローラー32との間には、シート5を裏面側から巻き掛ける従動ローラー47が備わっている。巻取軸25が図1の紙面上を時計回りに回転すると、後駆動ローラー32から搬送されてきたシート5が従動ローラー47を経由して巻取軸25に巻き取られる。なお、シート5は、巻取軸25に着脱自在な芯管(図示省略)を介して巻取軸25に巻き取られる。したがって、巻取軸25にセットされた芯管に対し巻き取られたシート5が規定量以上となった際には、芯管ごとシート5を取り外すことが可能となっている。以上がプリンター1の装置構成の概要である。
続いて、プリンター1を制御する電気的構成について説明を行なう。図2は、第1実施形態の印刷装置の全体構成を示すブロック図であり、具体的には、UVランプ61によるシート5上での紫外光の発光出力を変更可能なプリンター1における電気的構成を模式的に示すブロック図である。なお、この図2では、第1実施形態として、UVランプ61によるシート5上での紫外光の発光出力を変更可能なプリンター1を例示するが、以降で説明する各実施形態においても、プリンター1としての既存構成については共通するものとする。
上述してきたプリンター1は、コンピュータ200によって制御される。このコンピュータ200は、プリンタードライバーを備えて、表示装置(不図示)にユーザインターフェイスを表示させ、アプリケーションプログラムから出力された画像データを印刷データに変換することが可能である。そして、コンピュータ200は、プリンター1に画像を印刷させるため、印刷させる画像に応じた印刷データをプリンター1に出力する。
一方、プリンター1では、コンピュータ200からの指令に応じてプリンター1の各部を制御するコントローラ100が設けられている。そして、ヘッド、UVランプ、シート搬送系などの装置各部はコントローラ100によって制御される。コントローラ100は、互いに内部バス106で結ばれた、インターフェイス部104、CPU103、メモリ101、およびユニット制御回路105とを有する。
インターフェイス部104は、外部装置であるコンピュータ200とプリンター1との間でデータの送受信を行う。CPU103は、プリンター全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ101は、CPU103のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM等の記憶素子を有する。CPU103は、メモリ101に格納されているプログラム102に従って、ユニット制御回路105を介して各ユニットを制御する。
ユニット制御回路105が外部バス107を介して制御するユニットには、搬送ユニット40(シート5の搬送動作を行うモータ等)、ヘッドユニット50(ヘッド51、52)、照射ユニット60(UVランプ61〜63)、検出器群70(ドラムの回転やテンションを検知するセンサ類)が含まれている。
外部装置であるコンピュータ200から印刷データを受信したプリンター1は、コントローラ100によりユニット制御回路105を介して各ユニット(搬送ユニット20、ヘッドユニット30、照射ユニット40)を制御して、印刷データに従って媒体に画像を印刷する。
コントローラ100は、コンピュータ200から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、シート5に画像を印刷する。プリンター1内の状況は検出器群70によって監視されており、検出器群70は、検出結果をコントローラ100に出力する。コントローラ100は、検出器群70から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。この検出器群70には、ドラムエンコーダー71、テンションセンサー72〜74、エッジセンサー75などが含まれる。
これら装置各部に対するコントローラ100の制御の詳細は次のとおりである。コントローラ100は、カラー画像を形成する各ヘッド51のインク吐出タイミングを、シート5の搬送に応じて制御する。具体的には、このインク吐出タイミングの制御は、プラテンドラム30の回転軸に取り付けられて、プラテンドラム30の回転位置を検出するドラムエンコーダー71の出力(検出値)に基づいて実行される。つまり、プラテンドラム30はシート5の搬送に伴って従動回転するため、プラテンドラム30の回転位置を検出するドラムエンコーダー71の出力を参照すれば、シート5の搬送位置を把握することができる。そこで、コントローラ100は、ドラムエンコーダー71の出力からpts(print timing signal)信号を生成し、このpts信号に基づいて各記録ヘッド51のインク吐出タイミングを制御することで、各ヘッド51が吐出したインクを搬送されるシート5の目標位置に着弾させて、カラー画像を形成する。
また、ヘッド52が透明インクを吐出するタイミングも、同様にドラムエンコーダー71の出力に基づいてコントローラ100により制御される。これによって、複数のヘッド51によって形成されたカラー画像に対して、透明インクを的確に吐出することができる。
なお、UVランプ61、62、63の点灯・消灯のタイミングや照射光量すなわち発光出力は、コントローラ100の露光量制御部111によって制御される。この露光量制御部111は、CPU103がプログラム102を実行することで実装される機能部である。
また、コントローラ100は、図1を用いて詳述したシート5の搬送を制御する機能を司る。つまり、シート搬送系を構成する部材のうち、繰出軸20、前駆動ローラー31、後駆動ローラー32および巻取軸25それぞれにはモーターが接続されている。そして、コントローラ100はこれらのモーターを回転させつつ、各モーターの速度やトルクを制御して、シート5の搬送を制御する。このシート5の搬送制御の詳細は次のとおりである。
コントローラ100は、繰出軸20を駆動する繰出モーター41を回転させて、繰出軸20から前駆動ローラー31にシート5を供給する。この際、コントローラ100は、繰出モーター41のトルクを制御して、繰出軸20から前駆動ローラー31までのシート5のテンション(繰出テンションTa)を調整する。つまり、繰出軸20と前駆動ローラー31の間に配置された従動ローラー21には、繰出テンションTaを検出するテンションセンサー72が取り付けられている。このテンションセンサー72は、例えばシート5から受ける力を検出するロードセルによって構成することができる。そして、コントローラ100は、テンションセンサー72の検出結果に基づいて、繰出モーター41のトルクをフィードバック制御して、シート5の繰出テンションTaを調整する。
この際、コントローラ100は、繰出軸20から前駆動ローラー31へ供給されるシート5の幅方向(図1の紙面の直交方向)の位置を調整しつつ、シート5の繰り出しを行う。つまり、プリンター1には、繰出軸20および従動ローラー21それぞれを軸方向(換言すればシート5の幅方向)に変位させるステアリングユニット45が設けられている。また、従動ローラー21と前駆動ローラー31の間にはシート5の幅方向への端を検出するエッジセンサー75が配置されている。このエッジセンサー75は、例えば超音波センサー等の距離センサーで構成することができる。そして、コントローラ100は、エッジセンサー75の検出結果に基づいて、ステアリングユニット45をフィードバック制御して、シート5の幅方向への位置を調整する。これによって、シート5の幅方向への位置が適切化されて、シート5の蛇行等の搬送不良が抑制される。
また、コントローラ100は、前駆動ローラー31を駆動する前駆動モーター42と、後駆動ローラー32を駆動する後駆動モーター43とを回転させる。これによって、繰出部2から繰り出されたシート5がプロセス部3を通過する。この際、前駆動モーター42に対しては速度制御が実行される一方、後駆動モーター43に対してはトルク制御が実行される。つまり、コントローラ100は、前駆動モーター42のエンコーダー出力に基づいて、前駆動モーター42の回転速度を一定に調整する。これによって、シート5は、前駆動ローラー31によって一定速度で搬送される。
一方、コントローラ100は、後駆動モーター43のトルクを制御して、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32までのシート5のテンション(プロセステンションTb)を調整する。つまり、プラテンドラム30と後駆動ローラー32の間に配置された従動ローラー34には、プロセステンションTbを検出するテンションセンサー73が取り付けられている。このテンションセンサー73は、例えばシート5から受ける力を検出するロードセルによって構成することができる。こうして、テンションセンサー73によって、プラテンドラム30(の巻掛部分Ra)から離れて後駆動ローラー32へ向かうシート5のテンションが検出される。そして、コントローラ100は、テンションセンサー73の検出結果に基づいて、後駆動モーター43のトルクをフィードバック制御して、シート5のプロセステンションTbを調整する。
また、コントローラ100は、巻取軸25を駆動する巻取モーター44を回転させて、後駆動ローラー32が搬送するシート5を巻取軸25に巻き取る。この際、コントローラ100は、巻取モーター44のトルクを制御して、後駆動ローラー32から巻取軸40までのシート5のテンション(巻取テンションTc)を調整する。つまり、後駆動ローラー32と巻取軸25の間に配置された従動ローラー47には、巻取テンションTcを検出するテンションセンサー74が取り付けられている。このテンションセンサー74は、例えばシート5から受ける力を検出するロードセルによって構成することができる。そして、コントローラ100は、テンションセンサー74の検出結果に基づいて、巻取モーター44のトルクをフィードバック制御して、シート5の巻取テンションTcを調整する。具体的には、コントローラ100は、巻取軸25に巻き取られたシート5からなるロールの径の増大に応じて、巻取りテンションTcを減少させる。これによって、ロール径の増大に伴って、ロール中心付近のシート5の圧力が過大になって、シート5が破損することがないように制御される。
<第1実施形態に特有の構成について>
なお、インターフェイス部104における、コンピュータ200からの画像形成用データの受信速度が、所定基準より速い場合、データ受信に合わせてプリンター1での画像形成の処理を連続的に実行できるが、上述の受信速度が所定基準より遅い場合、所定の処理単位となるまで受信データをバッファ等に格納する処理を継続する必要が出てくる。その場合、コントローラ100は、画像形成の処理速度を抑制すべく、シート5の搬送速度も低速なものとする制御を行う。従って、コントローラ100は、シート5を低速搬送する第1のモード(例:7.5m/分)と、高速搬送する第2のモード(例:15m/分)、の2つの動作モードを選択的に実行できる構成となっている。
このため、コントローラ100の速度制御部110は、インターフェイス部104でのデータ受信速度を監視しておき、この監視値が所定基準を下回っていた時、前駆動モーター42のエンコーダー出力に基づき、ユニット制御回路105を介して、上述の前駆動モーター42に対し、第1のモードに対応した低速回転(例:7.5m/分)での回転を指示する。一方、インターフェイス部104でのデータ受信速度が所定基準を上回っていた時、コントローラ100は、前駆動モーター42のエンコーダー出力に基づき、ユニット制御回路105を介して、上述の前駆動モーター42に対し、第2のモードに対応した高速回転(例:15m/分)での回転を指示する。当然ながら、後駆動モーター43に対しては、上述同様のトルク制御が実行される。こうして、シート5は、前駆動ローラー31によって、第1ないし第2の各モードに対応した所定速度で搬送されることになる。なお、速度制御部110はCPU103がプログラム102を実行することで実装される機能部である。
こうした速度制御を行うプリンター1においては、UVランプ61における紫外線の照射強度および照射範囲は固定的であるため、シート5上に着弾したインク10における紫外線の露光量は、シート5の搬送速度に応じて決まることになる。つまり、上述の2つの動作モード間で、インク10への紫外線の露光量は異なることになる。つまり、動作モードを切り替えて実行する状況となれば、シート5上でのインク10の硬化度が動作モード間で異なる事態、すなわち、シート5上で形成した画像の画質が動作モード間で相違してしまう事態となる。特に、低速搬送モードでは高速搬送モードと比べて露光量が大きくなりがちで、インク10が過度に硬化される結果となり、画質劣化につながりやすい。
そこで第1実施形態のプリンター1に特有の構成として、上述したUVランプ61によるシート5上での紫外線の露光量を、上述の第1および第2の各モードに応じて制御する構成を備えている。すなわち、上述のコントローラ100における露光量制御部111が、ユニット制御回路105を介して、UVランプ61に対し、発光出力の制御指示を通知する構成である。
<第1実施形態のプリンター1における特有の制御について>
続いて、上述したUVランプ61での発光出力を制御することで、第1、第2の各モードに応じてシート5上における紫外線の露光量を制御する処理について説明する。図3は第1実施形態の印刷方法の手順例を示すフロー図であり、図4は第1実施形態の印刷装置における動作例1を示す概略図、図5は第1実施形態の印刷装置における動作例2を示す概略図である。以下に説明する処理はプリンター1の露光量制御部111が実行するものとなる。この露光量制御部111は、CPU103がプログラム102を実行することで実装される機能部である。
この場合、上述の速度制御部110は、インターフェイス部104におけるコンピュータ200からのデータ受信速度を監視しており、この監視値と所定基準との比較結果に応じて、上述の第1ないし第2のいずれかのモードを選択し実行するものとする。
一方、コントローラ100の露光量制御部111は、上述の速度制御部110による、第1および第2のモードの実行通知を受信し(s100)、実行されるモードが第1、第2のいずれのモードであるか判定する(s101)。実行されるモードが第1のモード、すなわちシート5の高速搬送が実行される場合(s101:高速)、露光量制御部111は、UVランプ61に対し、第1の発光出力での発光指示を与える待機状態をとる(s102)。
こうした状態において、図4に示すように、コントローラ100は、外部バス107を介してヘッド51を制御してシート5上にインク10を着弾させ、所定時間tfが経過した後、すなわちシート5がインク着弾位置11からUVランプ61直下までの距離Dだけ高速搬送されたタイミングで(s103:y)、UVランプ61へ第1の発光出力での発光指示を与え(s104)、紫外線を発光させる(s105)。UVランプ61における第1の発光出力での発光で生じた紫外線は、シート5上における紫外線照射位置13にあるインク10に照射され、そのインク10の硬化が図られる。
一方、コントローラ100の露光量制御部111は、上述の速度制御部110により実行されるモードが第2のモード、すなわちシート5の低速搬送が実行される場合(s101:低速)、UVランプ61に対し、第2の発光出力での発光指示を与える待機状態をとる(s106)。
こうした状態において、図5に示すように、コントローラ100は、外部バス107を介してヘッド51を制御してシート5上にインク10を着弾させ、所定時間ts(tf<ts)が経過した後、すなわちシート5がインク着弾位置11からUVランプ61直下までの距離Dだけ低速搬送されたタイミングで(s107:y)、UVランプ61へ第2の発光出力(第1の発光出力>第2の発光出力)での発光指示を与え(s108)、紫外線を発光させる(s109)。UVランプ61における第2の発光出力での発光で生じた紫外線は、シート5上における紫外線照射位置13にあるインク10に照射され、そのインク10の硬化が図られる。
以上のように、シート5の高速搬送モードと低速搬送モードのいずれに際しても、シート5上に着弾したインク10に対する紫外線の露光量、すなわちインク10の硬化度が等しくなるよう制御される。従って上述の第1、第2の動作モードを切り替えて実行する状況であっても、インク硬化度ひいては、シート5上で形成する画像の画質が動作モード間で同質となる。
以上説明したように、本実施形態の印刷装置1は、
搬送経路8を搬送中のシート5に対して紫外線硬化型のインク10を吐出し、シート5上に着弾したインク10に対するUVランプ61による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置1であって、シート5の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、シート5の搬送速度を所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える速度制御部110と、第1のモード時に所定出力でUVランプ61を発光させ、第2のモード時には所定出力より低い出力でUVランプ61を発光させる露光量制御部111とを備えている。
こうした構成とすることにより、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
<第2実施形態に特有の構成について>
上述の第1実施形態の場合とは異なり、UVランプ61が二つの照射部から構成されている形態も想定できる。図6は第2実施形態の印刷装置の全体構成を示すブロック図である。第2実施形態のプリンター1に特有の構成としては、上述したUVランプ61によるシート5上での紫外線の露光量を変更すべく、UVランプ61が、第1照射部64と第2照射部65の2つの照射部を備えており、これを制御する構成を備えている。
このUVランプ61における第1照射部64は、搬送経路8におけるシート5上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さが所定長さであり、一方、第2照射部65は、搬送経路8におけるシート5上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さが所定長さ(上述の第1照射部64での照射領域の搬送方向における長さ)より短くなっている。
この場合、プリンター1のコントローラ100は、ユニット制御回路105および外部バス107を通じて、UVランプ61の各照射部64、65に対し、上述のモード別に所定のタイミングで発光指示を行うこととなる。各照射部64、65は、外部バス107でそれぞれコントローラ100と結ばれており、コントローラ100による発光制御を別々に受けることができる。
<第2実施形態のプリンター1における特有の制御について>
続いて、上述したUVランプ61における第1照射部64と第2照射部65の発光を制御することで、第1、第2の各モードに応じてシート5上における紫外線の露光量を制御する処理について説明する。図7は第2実施形態の印刷方法の手順例を示すフロー図であり、図8は第2実施形態の印刷装置における動作例1を示す概略図、図9は第2実施形態の印刷装置における動作例2を示す概略図である。以下に説明する処理はプリンター1の露光量制御部111が実行するものとなる。この露光量制御部111は、CPU103がプログラム102を実行することで実装される機能部である。
この場合、上述の速度制御部110は、インターフェイス部104におけるコンピュータ200からのデータ受信速度を監視しており、この監視値と所定基準との比較結果に応じて、上述の第1ないし第2のいずれかのモードを選択し実行するものとする。
一方、コントローラ100の露光量制御部111は、上述の速度制御部110による、第1および第2のモードの実行通知を受信し(s200)、実行されるモードが第1、第2のいずれのモードであるか判定する(s201)。実行されるモードが第1のモード、すなわちシート5の高速搬送が実行される場合(s201:高速)、露光量制御部111は、UVランプ61における第1照射部64への発光指示を与える待機状態をとる(s202)。
こうした状態において、図8に示すように、コントローラ100は、外部バス107を介してヘッド51を制御してシート5上にインクを着弾させ、所定時間tが経過した後、すなわちシート5が、インク着弾位置11から第1照射部64直下に至るまでの距離Dfだけ高速搬送されたタイミングで(s203:y)、上述の第1照射部64へ発光指示を与え(s204)、紫外線を発光させる(s205)。第1照射部64の発光で生じた紫外線は、シート5上における第1照射部64直下にあたる紫外線照射位置13のインク10に照射され、そのインク10の硬化が図られる。
一方、コントローラ100の露光量制御部111は、上述の速度制御部110により実行されるモードが第2のモード、すなわちシート5の低速搬送が実行される場合(s201:低速)、UVランプ61における第2照射部65への発光指示を与える待機状態をとる(s206)。
こうした状態において、図9に示すように、コントローラ100は、外部バス107を介してヘッド51を制御してシート5上にインクを着弾させ、所定時間tが経過した後、すなわちシート5がインク着弾位置11から第2照射部65直下に至るまでの距離Ds(Ds<Df)だけ低速搬送されたタイミングで(s207:y)、上述の第2照射部65へ発光指示を与え(s208)、紫外線を発光させる(s209)。第2照射部65の発光で生じた紫外線は、シート5上における第2照射部65直下にあたる紫外線照射位置13のインク10に照射され、そのインク10の硬化が図られる。
以上のように、シート5の高速搬送モードと低速搬送モードのいずれに際しても、シート5上に着弾したインク10に対する、UVランプ61のいずれかの照射部64、65による紫外線の露光量、すなわちインク10における紫外線による硬化度が等しくなるよう制御される。従って上述の第1、第2の動作モードを切り替えて実行する状況であっても、シート5上でのインク10の硬化度、ひいては、シート5上で形成する画像の画質が動作モード間で同質となる。
以上説明したように、本実施形態の印刷装置1は、
搬送経路8を搬送中のシート5に対して紫外線硬化型のインク10を吐出し、シート5上に着弾したインク10に対するUVランプ61による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置1であって、UVランプ61が、搬送経路8におけるシート5上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さが所定長さである第1の照射部64と、搬送経路8におけるシート5上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さが所定長さより短い第2の照射部65とを含むものであり、シート5の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、シート5の搬送速度を所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える速度制御部110と、第1のモード時には第1の照射部64を駆動し、第2のモード時には第2の照射部65を駆動して各照射部64、65の切替制御を行う露光量制御部111を備える。
こうした構成とすることにより、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
<第3実施形態に特有の構成について>
上述の第2実施形態の場合とは異なり、元々、出力仕様のことなる二つのUVランプを制御する形態も想定できる。図10は第3実施形態の印刷装置の全体構成を示すブロック図である。第3実施形態のプリンター1に特有の構成としては、上述したシート5上での紫外線の露光量を変更すべく、プリンター1が、第1UVランプ61Aと第2UVランプ61Bの2つのUVランプを備え、これを制御する構成を備えている。
上述の第1UVランプ61Aは、仕様として第1の出力で紫外線を発光するものであり、一方、第2UVランプ61Bは、第1UVランプ61Aにおける第1の出力より小さい第2の出力を仕様として備えるものである。
この場合、プリンター1のコントローラ100は、ユニット制御回路105および外部バス107を通じて、第1および第2の各UVランプ61A、61Bに対し、上述のモード別に所定のタイミングで発光指示を行うこととなる。第1および第2UVランプ61A,64Bは、外部バス107でそれぞれコントローラ100と結ばれており、コントローラ100による発光制御を別々に受けることができる。
<第3実施形態のプリンター1における特有の制御について>
続いて、上述の第1UVランプ61Aおよび第2UVランプ61Bを制御することで、第1、第2の各モードに応じてシート5上における紫外線の露光量を制御する処理について説明する。図11は第3実施形態の印刷方法の手順例を示すフロー図であり、図12は第3実施形態の印刷装置における動作例1を示す概略図であり、図13は第3実施形態の印刷装置における動作例2を示す概略図である。以下に説明する処理はプリンター1の露光量制御部111が実行するものとなる。この露光量制御部111は、CPU103がプログラム102を実行することで実装される機能部である。
この場合、上述の速度制御部110は、インターフェイス部104におけるコンピュータ200からのデータ受信速度を監視しており、この監視値と所定基準との比較結果に応じて、上述の第1ないし第2のいずれかのモードを選択し実行するものとする。
一方、コントローラ100の露光量制御部111は、上述の速度制御部110による、第1および第2のモードの実行通知を受信し(s300)、実行されるモードが第1、第2のいずれのモードであるか判定する(s301)。実行されるモードが第1のモード、すなわちシート5の高速搬送が実行される場合(s301:高速)、露光量制御部111は、第1UVランプ61Aへの発光指示を与える待機状態をとる(s302)。
こうした状態において、図12に示すように、コントローラ100は、外部バス107を介してヘッド51を制御してシート5上にインクを着弾させ、所定時間tが経過した後、すなわちシート5が、インク着弾位置11から第1UVランプ61A直下に至るまでの距離Dfだけ高速搬送されたタイミングで(s303:y)、上述の第1UVランプ61Aへ発光指示を与え(s304)、紫外線を発光させる(s305)。第1UVランプ61Aの発光で生じた紫外線は、シート5上における第1UVランプ61A直下にあたる紫外線照射位置13のインク10に照射され、そのインク10の硬化が図られる。
一方、コントローラ100の露光量制御部111は、上述の速度制御部110により実行されるモードが第2のモード、すなわちシート5の低速搬送が実行される場合(s301:低速)、UVランプ61における第2UVランプ61Bへの発光指示を与える待機状態をとる(s306)。
こうした状態において、図13に示すように、コントローラ100は、外部バス107を介してヘッド51を制御してシート5上にインクを着弾させ、所定時間tが経過した後、すなわちシート5がインク着弾位置11から第2UVランプ61B直下に至るまでの距離Ds(Ds<Df)だけ低速搬送されたタイミングで(s307:y)、上述の第2UVランプ61Bへ発光指示を与え(s308)、紫外線を発光させる(s309)。第2UVランプ61Bの発光で生じた紫外線は、シート5上における第2UVランプ61B直下にあたる紫外線照射位置13のインク10に照射され、そのインク10の硬化が図られる。
以上のように、シート5の高速搬送モードと低速搬送モードのいずれに際しても、シート5上に着弾したインク10に対する、第1UVランプ61A、第2UVランプ61Bのいずれかによる紫外線の露光量、すなわちインク10における紫外線による硬化度が等しくなるよう制御される。従って上述の第1、第2の動作モードを切り替えて実行する状況であっても、シート5上でのインク10の硬化度、ひいては、シート5上で形成する画像の画質が動作モード間で同質となる。
以上説明したように、本実施形態の印刷装置1は、
搬送経路8を搬送中のシート5に対して紫外線硬化型のインク10を吐出し、シート5上に着弾したインク10に対するUVランプによる紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置1であって、紫外光源が、第1の出力で紫外線を発光する第1UVランプ61Aと、第1の出力より低い出力で紫外線を発光する第2UVランプ61Bとからなっており、シート5の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、シート5の搬送速度を所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える速度制御部110と、第1のモード時には第1UVランプ61Aを駆動し、第2のモード時には第2UVランプ61Bを駆動して各UVランプ61A、61Bの切替制御を行う露光量制御部111を備えている。
こうした構成とすることにより、印刷装置における速度の異なる媒体搬送モード間で同等の画質を得られるよう図ることができる。
===その他の実施形態===
第1〜第3の各実施形態としてのプリンター等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<UVランプの配線構造について>
図14Aは本実施形態の印刷装置における配線例1を示す図であり、図14Bは本実施形態の印刷装置における配線例2を示す図である。プリンター1の基盤は高密度配線となっており、発光出力の制御用に多数の配線を別途設けることは現実的ではない。そこで、シート5の高速搬送モードたる第1のモード向けの配線(図14A)と、シート5の低速搬送モードたる第2のモード向けの配線(図14C)のみを設けておき、コントローラ100が、UVランプに発光出力に応じた電流、電圧を付与する際、各モード別に上述の配線を選択利用する。図14Bに示す配線の場合、各ダイオード90、91に所定電圧を印可した場合、その出力は各ダイオード間で同じ順方向となり、出力端ABすなわちUVランプ61に印可する電流、電圧の値としては、各ダイオードの出力を単純に足し合わせた値となる。他方、図14Dに示す配線の場合、各ダイオード90、91に所定電圧を印可した場合、その出力は各ダイオード間で逆方向となり、出力端ABすなわちUVランプ61に印可する電流、電圧の値としては、各ダイオード間で互いの出力を差し引いた値となる。つまり、図14Aの配線の場合と比べて出力が半分となる。
<UVランプにおける発光時間について>
上述した各実施形態においては、インク10が紫外線を浴びる時間すなわち露光時間がモード間で等しくなるよう、UVランプ61における発光出力等を制御していることに加えて、UVランプ61によるシート5上での紫外線照射位置13を各モードに応じて遷移させ、インク10における紫外線による硬化開始時間がモード間で等しくなるよう制御するとすれば更に好適である。
例えば、低速搬送モードすなわち第1のモードにおけるシート5の搬送速度と、高速搬送モードすなわち第2のモードにおけるシート5の搬送速度との大きさの比率が、1:2である時、この比率の逆比に応じて、コントローラ100は、高速搬送モードの実行時には、UVランプ61の発光時間ないし発光出力を「1」とする時、低速搬送モードの実行時には、UVランプ61の発光時間ないし発光出力を高速搬送モード実行時の2倍の「2」とする。また、低速搬送モードすなわち第1のモードにおけるUVランプ61の紫外線の照射方向を搬送経路における所定位置より上流側に遷移させ、高速搬送モードすなわち第2のモードにおけるUVランプ61の紫外線の照射方向を搬送経路における所定位置より下流側に遷移させれば、インク10における紫外線による硬化開始時間がモード間で等しくなる。UVランプ61における紫外線の照射方向を制御する手法としては、UVランプ61にとりつけたいわゆる電球傘を適宜な駆動手段(ピン支点とこれを回動させるモータ等)で回動させる機構や、UVランプ61自体を搬送経路上でスライド移動させる移動機構を採用すればよい。
このように、紫外線による硬化開始時間と紫外線の露光時間の両方についてモード間で等しくなるよう制御を行うことで、上述の第1、第2の動作モードを切り替えて実行する状況であっても、シート5上で形成する画像の画質が動作モード間で更に高いレベルで同質となる。
1 プリンター、13 紫外線照射位置
20 繰出軸、21 従動ローラー
25 巻取軸、30 プラテンドラム
31 前駆動ローラー、32 後駆動ローラー
33、34 従動ローラー、40 搬送ユニット40
47 従動ローラー、50 ヘッドユニット
51、52ヘッド、60 照射ユニット
61〜63 UVランプ(紫外光源)、64 第1照射部
65 第2照射部、70 検出器群
61A 第1UVランプ、61B 第2UVランプ
71 ドラムエンコーダー、72〜74 テンションセンサー
75 エッジセンサー、100 コントローラ
101 メモリ、102 プログラム
103 CPU、104 インターフェイス部
105 ユニット制御回路、106 内部バス
107 外部バス、110 速度制御部
111 露光量制御部、200 コンピュータ

Claims (6)

  1. 搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置であって、
    媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御部と、
    前記第1のモード時に所定出力で紫外光源を発光させ、前記第2のモード時には前記所定出力より低い出力で紫外光源を発光させる、露光量制御部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置であって、
    前記紫外光源が、前記媒体上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さを所定長さとするための第1の照射部と、前記媒体上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さを前記所定長さより短い長さとするための第2の照射部とを含むものであり、
    媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御部と、
    前記第1のモード時には前記第1の照射部を駆動し、前記第2のモード時には前記第2の照射部を駆動して前記各照射部の切替制御を行う、露光量制御部を備える、
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置であって、
    前記紫外光源が、第1の出力で紫外線を発光する第1の紫外光源と、前記第1の出力より低い出力で紫外線を発光する第2の紫外光源とからなっており、
    媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御部と、
    前記第1のモード時には前記第1の紫外光源を駆動し、前記第2のモード時には前記第2の紫外光源を駆動して前記第1および第2の紫外光源の切替制御を行う、露光量制御部を備える、
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置が、
    媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御処理と、
    前記第1のモード時に所定出力で紫外光源を発光させ、前記第2のモード時には前記所定出力より低い出力で紫外光源を発光させる、露光量制御処理と、
    を実行することを特徴とする印刷方法。
  5. 搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置において、
    前記紫外光源が、前記媒体上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さを所定長さとするための第1の照射部と、前記媒体上での紫外線の照射領域の搬送方向における長さを前記所定長さより短い長さとするための第2の照射部とを含むものであり、
    媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御処理と、
    前記第1のモード時には前記第1の照射部を駆動し、前記第2のモード時には前記第2の照射部を駆動して前記各照射部の切替制御を行う、露光量制御処理と、
    を実行することを特徴とする印刷方法。
  6. 搬送経路を搬送中の媒体に対して紫外線硬化型のインクを吐出し、前記媒体上に着弾したインクに対する紫外光源による紫外線照射を行って画像形成を行う印刷装置において、
    前記紫外光源が、第1の出力で紫外線を発光する第1の紫外光源と、前記第1の出力より低い出力で紫外線を発光する第2の紫外光源とからなっており、
    媒体の搬送速度を所定速度とする第1のモードと、媒体の搬送速度を前記所定速度より低速なものとする第2のモードとの間で媒体搬送速度を切り替える、速度制御処理と、
    前記第1のモード時には前記第1の紫外光源を駆動し、前記第2のモード時には前記第2の紫外光源を駆動して前記第1および第2の紫外光源の切替制御を行う、露光量制御処理と、
    を実行することを特徴とする印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145098A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷方法

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