JP2012511637A - 身体保護装置およびそのような装置を組み込んだ衣服 - Google Patents

身体保護装置およびそのような装置を組み込んだ衣服 Download PDF

Info

Publication number
JP2012511637A
JP2012511637A JP2011539166A JP2011539166A JP2012511637A JP 2012511637 A JP2012511637 A JP 2012511637A JP 2011539166 A JP2011539166 A JP 2011539166A JP 2011539166 A JP2011539166 A JP 2011539166A JP 2012511637 A JP2012511637 A JP 2012511637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
wall
layer
protection device
inflatable member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011539166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5671472B2 (ja
Inventor
ダイネーゼ,リノ
ロンコ,ルイージ
Original Assignee
ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=41716628&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2012511637(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from ITRM2008A000656A external-priority patent/IT1392306B1/it
Priority claimed from ITVR2009A000078A external-priority patent/IT1394657B1/it
Application filed by ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ filed Critical ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ
Publication of JP2012511637A publication Critical patent/JP2012511637A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5671472B2 publication Critical patent/JP5671472B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/015Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches with shock-absorbing means
    • A41D13/018Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches with shock-absorbing means inflatable automatically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • B60R21/2334Expansion control features
    • B60R21/2338Tethers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J27/00Safety equipment
    • B62J27/20Airbags specially adapted for motorcycles or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/231Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
    • B60R21/2334Expansion control features
    • B60R21/2338Tethers
    • B60R2021/23382Internal tether means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S2/00Apparel
    • Y10S2/03Inflatable garment
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

使用者の身体保護用の保護装置(1、101、100、300)。保護装置は膨張性部材(2、102、200、201、251)を備え、膨張性部材(2、102、200、201、251)には内部室(3)が画成され、および内部室(3)には複数の繋ぎ部材(5)が分布しかつ前記膨張性部材(2、102、200、201、251)の各表面部分(15、16、15’、16’、18、19、215、216)に安定的に接続されている。特に、膨張性部材(2、102、200、201、251)は、アクティブな膨張状態および静止した収縮状態を取るように適合されている。膨張性部材(2、102、200、201、251)は、各周辺縁部(20、21、120、121、220、221)に沿って互いに固定された第1の壁(15、15”、215)と、第2の壁(16、16’、216)とを備える。第1のメッシュ(18)が少なくとも部分的に第1の壁(15、15’215)を裏打ちし、第2のメッシュ(19)が少なくとも部分的に第2の壁(16、16’、216)を裏打ちする。繋ぎ部材(5)は、第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)にそれぞれ固定される対向端部(5a、5b)を有する。

Description

説明
本願明細書は、膨張性部材を含みかつスポーツおよび/または作業活動中に衝撃および/または転倒から乗員、自動車の運転者または同様の使用者を保護するように適合されたタイプの身体保護用の保護装置に関する。
ここ数年、全てのスポーツ活動中の安全性、より一般的には極限状態下または高速で行われる全ての危険な活動の安全性に関する持続的な研究の結果、前記危険な活動の1つに携わる使用者のために複数の保護装置が考案されている。
特に自動二輪車の分野では、とりわけそのような問題に対して注意が払われている;ここ数年、効果的なかつ同時に実用的なモータサイクリストの保護を可能とする保護装置の提供が増加している。
現実的な解決手段は、静止条件では収縮した状態で配置される膨張可能なバッグであって、使用者が、潜在的に衝撃の懸念がありかつ傷害の可能性を伴う身体部分に着用する膨張可能なバッグを含む身体保護装置である。
一般的には滑ったり転倒したり等の衝撃の瞬間に、膨張可能なバッグは、圧縮ガス容器またはガス発生器のようなガス源と流体連通するように設定されている。一般的に、ガス源は、予め設定された量の圧縮ガスを投入して、膨張可能なバッグを膨張させ、それゆえ張力をかけられた状態に設定し、一種の膨張したバルーンを形成するように適合されている。それゆえ、ガスの投入量は、満足のいく膨張を保証するためにバッグの容量に厳密に相関している。
前記膨張可能なバッグの使用から生じるニーズは、膨張状態でのバッグの全体的な形状を可能な限り制御して、膨張状態において、保護すべき使用者の身体部分に可能な限り形状を合わせたバッグを得ることである。
最終的に、最大膨張状態の形状を制御し得る膨張可能なバッグ、すなわち膨張したら予め定められた形状を有するバッグを備える身体保護用の保護装置を提供するというニーズが生じている。
このニーズを満たすために、採るべき手法としては、非チューブ状膨張性部材の対向表面部分間に複数の固定接続点を提供すること、すなわち部材の内部に、同じ膨張性部材の対向面部分間の相互固定によって得られた複数の隔壁またはダイアフラムを形成する手法がある。
この採るべき手法は、いくつかの観点から利点を有するものの、まだ解決されていないいくつかの欠点を伴う。
欠点は、膨張性部材の互いに固定された部分により形成されている前記ダイアフラムまたは隔壁は、とりわけ部材の膨張時に、拡散/分散方向がほぼ予測不能な投入加圧ガスの作用下で、膨張性部材が膨張時に受ける過度の圧力に対する抵抗が小さいことにある。実際、膨張可能なバッグはたるみが強く(flabby consistency)、収縮した状態において折り重ねられて配置されていることを考慮すると、加圧ガスの分散が内部でいかに生じるかを予測することは実際には困難であると理解できる。
すなわち、バッグのいくつかの部分、とりわけ膨張ガスの注入口点に近い部分では、膨張中に局所的な過度の圧力が発生し、バッグが損傷してしまう許容可能な最大値を超えることがある。
そのような過度の圧力、または局所的な衝撃は、隔壁またはダイアフラムの破断を決定づけることがあり、それゆえ、膨張性部材の望ましくない過度の膨張を決定づけるなど、膨張性部材の膨張、または場合によってはその破断の原因となることがあり、それにより、所望の形状の部材を有するという可能性を害する。
さらに、予想通り、膨張性部材の内部容積が増大してダイアフラムが破断したり、膨張性部材が膨張しすぎたりする場合、対応する容量の容器を設けることによって、無傷のダイアフラムを有する部材の形状に基づいて予め定められるガスの投入量が、正しい内部圧力で部材に均一に張力をかけるのには十分ではなく、衝撃時に保護装置を役に立たなくさせてしまう危険性がある。
本明細書の根底にある技術的な問題は、上述の欠点を解決するおよび/または別の利点を達成する、および身体保護用の前記装置を含む衣服を提供することが可能な身体保護用の保護装置を提供することにある。
そのような問題は、請求項1に記載の使用者の身体保護用の保護装置、および請求項24に記載の保護装置の製造方法によって解決される。
本明細書の主題の第2の特徴は、対応する従属請求項に規定される。
用語「メッシュ」とは、本明細書の範囲内において、メッシュの様な多孔性パッチまたは布を意味する。
用語「壁」または「シート」とは、本明細書の範囲内において、第1の壁と第2の壁との間が関連付けられて、第1および第2のメッシュ、および第1のメッシュと第2のメッシュとを接続する繋ぎ部材が内部に配置される室を画成する、各メッシュ用の被覆部材を意味する。
本明細書の主題は、いくつかの関連の利点を提供することにある。
第1の利点は、各メッシュに固定された複数の繋ぎ部材を使用することによって、膨張状態における膨張性部材の形状を制御可能とし、かつ同時に使用者を満足に保護することを保証することにある。
特に、膨張性部材の形状は、繋ぎ部材の長手方向の最大延長でメッシュ間に得ることができる最大距離から決定できる。これは、膨張性部材が、実質的に二枚貝タイプの膨張性部材であり、および第1のメッシュが付着して固定される少なくとも第1のシート、または第1の壁、または第1の弁、および第2のメッシュが付着して固定される第2のシート、または第2の壁、または第2の弁を備え、それらの間に前記メッシュが複数の繋ぎ部材によって接続され、およびそれらの間で前記2枚のシートが対向し、それらシートの周囲が各周囲縁部に沿って封止して接続されているためである。
本質的に、膨張状態にある膨張性部材は、任意の1つの形状およびサイズを有し得るが、2つの対向する壁またはシートの間に形成される場合には、第1のメッシュと、第2のメッシュと、好ましくは膨張性部材の対向部分を接続することによって、各メッシュを各壁に付着して関連付けてメッシュに固定された繋ぎ部材とを含む構造であって、繋ぎ部材の長さを調節して、膨張性部材の膨張時に繋ぎ部材が最大張力および/または最大延長状態を有する構造を配置するだけで十分である。実際に、繋ぎ部材の長さおよび最大張力を制御することによって膨張性部材の最大膨張を制御できるため、膨張性部材の形状およびサイズを先験的に制御および設定できる。
それゆえ、内部室の内部に繋ぎ部材を好適に配置し、および同じ室での繋ぎ部材の位置に依存して、繋ぎ部材を任意選択的に異なる長さで設けることによって、膨張状態において膨張性部材が取る形状を決定することが可能である。
さらに、この形状制御のおかげで、膨張状態において、膨張性部材を、膨張性部材から独立しかつ膨張性部材の形状と共役な形状を有する他の保護装置または部材に容易に結合させることができる。例えば、同じ長さを有する繋ぎ部材を用いることによって、扁平な、プレート形状、マット様形状を有する膨張性部材を製造することが可能であり、使用者を追加的に保護するために、例えば剛性プレートなどの扁平な部材に容易に結合できる。
別の利点は、繋ぎ部材が、膨張状態における膨張性部材の膨張を制限することを保証して、妨げとならないようにし、特に厚さを制限し、同時に使用者のための適切な保護を確実にすることにある。
そのように妨げにならないようにすることにより、膨張性部材が思いがけずに膨張する場合、使用者が車両を運転している間の不快感および使用者に対する危険性を少なくする。換言すると、膨張性部材の膨張を制限しても、使用者による車両の制御を害することはなく、それゆえ、事故の危険性を招くことはない。
適切な保護はまた、複数の繋ぎ部材が室内に分布しており、身体保護装置が、局所的な衝撃、または過度の圧力に対して大きな抵抗を有することによる。実際、繋ぎ部材の1つが破損すると、単一の繋ぎ部材のそのような破損は、膨張性部材の膨張を望み通りに制限することを妨害せず、そのような制限は、他の繋ぎ部材によっていずれにせよ保証される。
別の利点は、膨張性部材の形状を制御することによって、膨張性部材の満足のいく膨張に必要なガスの量を制御(および特に制限)することが可能であることにある。
さらに、第1のメッシュと第2のメッシュとの間に複数の繋ぎ材が存在することによって、膨張状態においてある程度の頑丈さを備える構造を有する保護装置を得ることが可能となる。実際、膨張性部材の全体寸法によって繋ぎ部材の長さを好適に較正することによって、膨張状態において、ある程度の頑丈さおよび構造的堅牢性(constructive solidity)を有する部材を得ることが可能である;これは、使用者をより保護するのに寄与する。そのような頑丈さによって、本明細書による装置を、予期しない衝撃または転倒から個人を保護するため、すなわち、予期しない攻撃的な事象が発生する場合に個人を保護するための、いわゆる「個人保護装置」として使用することが可能となる。このために、本明細書による保護装置は、ミリ秒(ms)オーダーで、より具体的には10〜500ms、好ましくは10〜200ms、一層好ましくは0.5〜3バールに含まれる過度の圧力(気圧に対して)に達するまで、非常に迅速に膨張できる。
これに関連して、実施形態では、身体保護装置は、膨張性部材を作動する手段および膨張させる手段、すなわち、予期しない事象を検知可能な1つ以上のセンサ、および膨張性部材の内部室を膨張流体源と接続することが可能な弁を含む。
膨張流体源は、好ましくは例えばヘリウムのような冷却ガスの発生器、すなわちガスが高圧で保持されるコンテナを含む。冷却ガス発生器を用いる利点は、ガスが膨張性部材で拡散する際に冷却され、および膨張性部材内部に残留するいずれのガスも冷却して、膨張状態にある膨張性部材を保持するのを助けることにある。
別の利点は、繋ぎ部材が、各メッシュに安定的に接続されることによって、衝撃または転倒の瞬間にノッキングによる局所的な圧力がある場合にも高い強度を提供することにある。
好ましい実施形態では、繋ぎ部材は可撓性タイプであり、それゆえ、部材の膨張に依存して、必要な場合には屈曲されたり張力をかけられたりできる。好ましくは、膨張性部材が、静止した収縮状態にあるとき、膨張性部材は張力をかけられていない状態にあり、好ましくは前記内部室で折り畳まれている一方、膨張性部材が膨張状態にあるとき、膨張性部材は応力、特に引張応力にさらされるように、繋ぎ部材は好適なサイズにされている。この実施形態により、収縮状態において、膨張性部材による妨げを最小とすることが保証される。
実施形態では、繋ぎ部材は糸の形状を有して、2つのメッシュと共に、いわゆる3D(三次元)または両面編みファブリックを形成する。繋ぎ部材の機能を有する各糸は、前記第1および第2のメッシュの一方から出て、前記第1および第2のメッシュの他方と一体的にかつ連続的に織り合わせられる。実質的に、メッシュを形成する糸と、2つのメッシュを接続する糸/繋ぎ材との連続的な織り合わせである。この実施形態によって、形状を満足のいくように制御すること、および必要な場合には、膨張性部材の膨張を十分に制限することを保証するために、比較的高い表面密度で多数の繋ぎ部材を分散させることが可能となる。
実施形態では、各壁は、各メッシュに接着され、各壁に関連するメッシュよりも大きい表面延在部を有し、および封止式に接合されたメッシュに対して突出する周辺縁部を有する。この実施形態は、膨張性部材の製造ステップを単純にするという利点を伴う。
実施形態では、第1のメッシュの周囲が例えばシーミングによって第2のメッシュと直接接触して固定される。この実施形態は、膨張段階での膨張性部材の強度を高め、壁の引裂きの危険性を低減し、かつ膨張段階中に周囲ゾーンにおいて膨張性部材の内部で発生する圧力波に十分に耐えることを可能にするという利点を伴う。
実施形態では、繋ぎ部材は弾性である。弾性であることによって、膨張性部材の膨張時に繋ぎ部材の張力を(弾性変形制御によって)制御し、それゆえ、膨張性部材の形状をさらに制御することが可能となり、ならびに、膨張性部材の続く収縮を(変形していない状態に戻ることによって)容易にできるという利点がもたらされる。
実施形態では、膨張性部材は、各表面部分に関連付けられた補強層を含む;好ましい実施形態では、補強層をメッシュとそれにより裏打ちされた各壁との間に介在させる。使用者が保護装置を着用するとき、前記補強層は外部環境に面する;換言すると、膨張性部材の内部室は補強層と使用者の身体との間に置かれる。
補強層は可撓性であり、それゆえ、使用者に不都合はない。しかしながら、膨張性部材が膨張状態にあるとき、膨張性部は膨張性部材自体によって引張応力下におかれ、それゆえ、より剛性にふるまう。特に、補強層が存在することは、貫入強度を増大できるため好都合である:補強層に作用する(例えば、尖った物体に対する衝撃などによる)集中した力は、補強層によって、膨張性部材のより広い表面に再び分散される。
それゆえ、前記尖った物体が膨張性部材を、使用者の身体に衝突するような点まで変形させ得る可能性が低減されるため、集中した力による膨張性部材の局所的な変形は低減される。さらに、補強層が存在することによって、膨張性部材が完全に膨張していなくとも、膨張性部材に良好な保護効果を保証する。
実施形態では、保護装置は、一方の側で内部室と連通しかつ他方の側で外部環境と連通する収縮弁をさらに含み、膨張性部材を膨張状態から収縮した状態に収縮できるようにする。この収縮弁は、使用者が手動で直接、または電子制御システムによって制御し得る。これにより、使用者は、保護装置の作動/膨張を伴った転倒に続いて、装置自体を非動作可能/収縮状態に戻し、例えばモーターサイクル競技のようなスポーツ活動を容易に続けることができる。
実施形態では、保護装置は、使用者の身体に直接着用可能なタイプである。
実施形態では、保護装置は、衣服、例えばモータサイクリストスーツに含まれ、使用者は容易に着用可能である。
好ましくは、可能な限り妨げとならないようにするために、衣服は、保護装置を収容するためのポケットを備える。
本明細書の主題の他の利点、特徴および動作ステップは、一例として与えられかつ限定を意図しない、そのいくつかの好ましい実施形態の以下の詳細な説明から明らかとなる。しかしながら、各実施形態がどのように上述の利点の1つ以上を有するかは、明らかである;いずれにせよ、各実施形態は、上述の利点の全てを同時に有する必要はない。
添付図面を説明する。
膨張状態にある本明細書による保護装置の部分的な斜視断面図を示す。 図1の部分的に断面にした保護装置の上面図を示す。 図2の詳細IIIを示す。 図2の線IV−IVに沿った断面図を示す。 図2の線V−Vに沿った断面図を示す。 図4の詳細Vlを拡大して示す。 図4の詳細VIIを拡大して示す。 図2の線VIII−VIIIに沿った断面図を示す。 図8の詳細IXを拡大して示す。 図8の詳細Xを拡大して示す。 別の実施形態に従った本明細書による保護装置の断面図を示す。 図11の詳細XIIを拡大して示す。 図11の詳細XIIIを拡大して示す。 本明細書による保護装置の製造方法の第1のステップを概略的に示す。 本明細書による保護装置の製造方法の第2のステップを概略的に斜視図で示す。 図15の線XVI−XVIに沿った断面の詳細を拡大して示す。 本明細書による保護装置を分離させた部分で示す。 図17の詳細XVIIを示す 本明細書による保護装置の製造方法の第3のステップを概略的に斜視図で示す。 本明細書による保護装置の製造方法の第4のステップを概略的に斜視図で示す。 膨張状態における、部分的に断面にした、本明細書による保護装置を含む衣服を示す。 図20の詳細XXを示す。 部分的に断面にした、本明細書による別の保護装置の斜視図を示す。 本明細書による保護装置を含む別の衣服を示す。 別の実施形態に従った本明細書による保護装置の製造方法の第1のステップを概略的に、部分的に断面にした斜視図を示す。 図23の方法の第2のステップを概略的に、部分的に断面にした斜視図を示す。 図23のプロセスの別のステップの概略的な斜視図を示す。 別の実施形態に従った本明細書による保護装置の断面図を示す。 別の実施形態に従う本明細書による保護装置の製造方法のステップの概略的な、部分的に断面にした斜視図を示す。 図27の方法の別のステップの概略的な、部分的に断面にした斜視図を示す。 収縮状態の、図26および図27の方法によって得られた保護装置の側面断面図を示す。 膨張状態にある図28の装置を示す。
添付の図面を参照すると、参照符号1は、第1の実施形態に従う本明細書による身体保護装置を示す。
特に、保護装置1は、内部室3が内側に画成される膨張性部材2を含み、前記膨張性部材2は、実質的に第1の静止条件、すなわち収縮状態と、第2のアクティブ条件、すなわち膨張状態とを呈するように適合されている。膨張性部材2の膨張モードを以下説明する。
保護装置1は、内部室3に分布しかつ膨張性部材2の各部分、特にその表面部分に安定的に接続される複数の繋ぎ部材5を備える。
用語繋ぎ部材5は、接合または拘束または固定または静止状態を保つ機能を有する部材または実在物(entity)を意味し、少なくとも膨張性部材が膨張状態にあるときには、膨張性部材2の2箇所以上の部分に引張応力によって張力がかけられている。
一例では、繋ぎ部材5は、糸形状のタイプであり、可撓性および非伸長性部材である。それゆえ、繋ぎ部材5は、膨張性部材2が静止条件にある際には、好ましくは張力がかけられておらず、内部室3で折り畳まれている一方、図4および図5に一例として示すように、膨張性部材2が膨張状態にある際には、引張応力がかけられるようなサイズに好適にされている。
本明細書の主題の別の実施形態では、繋ぎ部材5は糸形状および可撓性タイプである上、弾性部材である。それゆえ、繋ぎ部材5は、膨張性部材2が静止条件にある際には、好ましくは張力がかけられていないか、またはおそらくわずかに張力がかけられている一方、膨張性部材2が膨張状態にある際には、大きく伸長しかつ大きな張力を得るまで張力がかけられるような好適なサイズにされる。本明細書の態様によれば、膨張性部材2に繋ぎ部材5を、例えば内部室3の表面のcm毎に少なくとも1つの繋ぎ部材の密度で、さらに一層好ましくは、変わらず一例として、膨張性部材2の表面のcm毎に1〜15本の、好ましくはcm毎に4〜6本の糸密度で密集させることが有利である。
断面図4および5を見ると、繋ぎ部材5が内部室3に実質的に均一に分布していることに気付くであろう。
図1−図10に一例として示す例では、膨張性部材2は着用可能であり、3つの領域2a、2b、2cを備える。そのそれぞれは以下の通りである:
− 図面において実質的に水平に配置され、かつわずかにアーチ状の細長形状を有する第1の領域2aは、使用者の肩に配置されるためのものである;
− C字状であり、かつ第1の領域2aに平行に重ねられた第2の領域2bは、使用者の首のまわりに配置されるためのものであり、本質的に襟の機能を果たす;および
− 細長形状を有し、かつ第1の領域2aおよび第2の領域2bに実質的に直角に配置された、すなわち第2の領域2bに対して第1の領域2aの反対側に配置された第3の領域2cは、使用者の脊椎を保護するためのものである。
本質的に、第1の領域2aは、第2の領域2bと第3の領域2cとの間に置かれる。
3つの領域2a、2b、2cの間は空気によって接続されて部材2および単一の内部室3を形成する。このために、第2の領域2bは、第1の領域2aと接続する接続ゾーン8(図8および図9)に、第1の領域2aに得られる対応する開口部8aと流体連通するように設定された開口部8bを有する一方、第3の領域2cは、第2の領域2bに対して反対側で、第1の領域2aと接続する接続ゾーン9(図8および図10)に、第1の領域2aに得られる対応する開口部9aと流体連通するように設定された端部開口部9cを有する。2つの領域2aと2bとの間の接続ゾーン8では、参照符号4bで示す好適な結合(好ましくは熱テープ留め)を行い、2つの部分2aと2cとの間の接続ゾーン9では別の結合4cを行い、内部室3のシールを保証して、膨張ガスが前記接続ゾーン8および9を通って内部室3から漏出しないようにする。
領域2a、2b、2cの間が空気的に接続されているおかげで、領域2a、2b、2cは実質的に同時に膨張する。
一例では、3つの領域2a、2b、2cは全て、対向壁15、16によって形成されており、それら壁は、周囲が各周囲縁部またはリップ20、21に沿って封止されており、かつ前記繋ぎ部材5を備える。
従って、以下簡潔にするために、説明では、前記領域の1つ、例えば第1の領域2aのみを参照するが、残りの領域2b、2cにも同じ説明が当てはまると理解されたい。しかしながら、保護装置の考えられる別の実施形態では、前記繋ぎ部材5を、領域2a、2b、2cの1つにのみ、またはそれらのいくつかに配置し得ることが理解される。
より正確には、図4、図5、図6および図7に示すように、膨張性部材2の領域2aは、軟質の気密性材料、例えばポリアミドまたはポリウレタンのシートで作製された少なくとも前記2つの壁15、16またはシートを備え、それら壁は相互に対向しており、かつ封止縁部17によって上述の周囲縁部20、21に沿って周囲が固定されている(以下詳細に説明する)。繋ぎ部材5を壁15と16との間に配置する。
別の実施形態では、壁15、16は、衣服の裏地として広く使用され、かつ、この例では100%ナイロン(積層材の約65%b/wを示す)のファブリック層15aと、ローラ塗布(roller spreading)によりファブリック層15aに分布された、この例では例えばポリウレタン接着剤の接着フィルム(積層材の約35%b/wを示す)の接着層15bとを含む積層材で作製される。
上記で予期したように、この例では、繋ぎ部材5は可撓性繋ぎ材であり、糸の形状を有し、約500〜約1000デシテックス(連続糸またはヤーンの長さの単位)に含まれる厚さの例えばポリエステルまたはポリアミドで作製され、および壁15、16の各部分に固定されてそれらを接続する端部5a、5bを有する。より具体的には、各繋ぎ部材または糸5は、各メッシュ18、19の単一の点から出てくる連続的なねじれのない繊維束を含む。
実際、膨張性部材2はメッシュ18、19を含み、それらメッシュは、すなわち内部室3側において、各壁15、16をそれぞれ裏打ちする。より具体的には、各メッシュ18、19は、接着フィルム(図2、図3、図4、図5、図6および図7には図示せず、例えば、図17に符号130、131で示す)またはシームもしくは同様の固定手段によって各壁15、16の表面に安定的に固定されている。
上述の積層材を使用する場合、接着フィルムを積層材の接着層15bに接触させて配置する。
繋ぎ部材5は、各壁15、16のメッシュ18、19に安定的に固定された対向端部5a、5bを有する。図2、図3、図4、図5、図6および図7に示すように、繋ぎ部材5の対向端部5a、5bの固定は、例えば、単に繋ぎ部材5をメッシュ18、19の緯糸間に差し込むことによって得られる。
実際に、図面に示す例では、繋ぎ部材5は、交互に断面で、一方のメッシュ18、引き続いて他方のメッシュ19に固定される、定められた数の糸によって決定されることによって得られる。換言すると、図3を参照すると、各糸5は、壁16のメッシュ19の緯糸の下側に通され、上方へ湾曲されて再び対向壁15の方へ延出し、そこで同じようにメッシュ18に接続される。
あるいは、繋ぎ部材5は、接着剤、または編み込みまたは締結、または同様の固定手段によってメッシュ18、19に接続される。
あるいは、各繋ぎ部材5は、前記第1および第2のメッシュ18、19の双方と一体的に織り合わせられたかまたはそれらから連続的に生じる糸である。実際に、糸/繋ぎ部材5は、前記第1および第2のメッシュ18、19の一方から出てきて、前記第1および第2のメッシュ18、19の他方と一体的に織り合わせられている。
2つのメッシュ18および19ならびに繋ぎ部材5のセットは、いわゆる3D(三次元)または両面編みファブリックを形成する。
同様に、メッシュ18および19は、ポリエステルまたはポリアミドで作製されている。
ここで説明した保護装置は、第1の実施形態に従って以下のように製造される。
対向位置において、予め設定した距離で、一対のメッシュ18、19が予め配置され、そこには、繋ぎ部材5の締結された、または上述のように固定された端部5a、5bがあり、そこでは、前記繋ぎ部材5の長さを、膨張状態における部材2の局所的な最大膨張に対応するメッシュ18と19との間の最大相互距離Dを決定するように選択する。
次いで、各メッシュ18、19を、例えば接着剤によって各壁15、16に付着させて固定する、すなわち、各メッシュ18および19は各壁15、16を裏打ちする。
その後、壁15および16の各対向周囲縁部20、21が周囲に沿って次々と重ねられ、内部室3を形成して取り囲む。
内部室3を確実に封止して閉鎖するために、2つの壁15、16の周囲縁部20、21の接続は、膜30(図7)を含む上述の縁部17によって得られる。特に、膜30は好ましくは三層であり、膨張性部材の壁に付着するための接着剤層、少なくとも1層の中間のポリウレタンフィルム、およびメッシュの外側層(下側のポリウレタンフィルムを保護するために耐擦過(antigraze)機能のある)を含む。
より具体的には、膜30はテープ形状を有し、長手方向に折り重ねられて2つの対向ヘム31、32を形成する。特に、膜30は、前記対向ヘム31と32との間に、壁15、16の一対の周囲縁部20、21を収容する。
図7に示すように、膜30のヘム31、32の間は1つ以上の縫い目線34によってシームされ、それらの内側に壁15、16の周囲縁部20、21を固定する。別の縫い目線33を膜30の近くに設けて、膜30を固定する前に壁15、16の重なりあった縁部20、21を安定的に接合する。気密性を保証するために、シーム33および34は、実質的に当業者がなし得る範囲の態様に従ってテープ留め(例えば、熱テープ留め)される。
図面から、同様に、2つのメッシュ18、19の周囲が直接、シーム33によって、およびまた、膜30の縫い目線34によって固定されていることが分かる。換言すると、メッシュ18、19の間は単に繋ぎ部材5によって接続されているだけでなく、周囲が直接接触して固定されてもいる。それゆえ、それらは膨張性部材2の周囲プロファイルに従うシーム33である。
上述の説明から、2つの壁15および16は、最終的に、各周囲縁部20および21に沿って対向して固定された膨張性部材2の2つの部材またはシートであることが明らかである。いずれの場合にも、2つの壁15および16が、本のように折り重ねられた単一のシートの対向部分となること、それゆえ、周囲の部分に沿って延在しかつ封止テープによって閉鎖される周囲縁部を有することを妨げるものはない。
膨張性部材2を膨張させるために、使用者または使用者が移動させる車両が転倒するおよび/または滑るおよび/または予期しない衝撃を受ける場合、本発明による保護装置1は、図面では、単に一例として圧縮冷却ガスの容器40で示す膨張手段に動作可能に接続された好適な作動手段と協働するように適合されており、その容器40は、管43または排管によって、膨張性部材2に固定された開閉弁42に接続され、開閉弁42は、膨張性部材2に膨張流体を投入できるようにしている。
容器40はまた、膨張性部材2の内部に含まれていてもよい。
あるいは、そのような膨張手段は、火工タイプもしくはハイブリッドタイプのガス、または最新技術において公知の他の類型のガスの発生器を備えてもよい。
前記膨張手段は、車両/運転者システムの状態の検知に基づいて制御ユニットによって制御される;例えば、前記制御ユニットは転倒予測システムを実行し、車両(または運転者)に不可欠な加速度センサおよびセンサ自体により生成された信号を処理するためのユニットによって転倒事象のタイムリーな特定およびその信頼性の高い予測を可能とする。
代替法として、本明細書による装置はまた、使用者が運転する車両に接続された作動ケーブルを用いることによって適用され、そのケーブルは、車両から使用者が離されるのに続いて、例えば、転倒または予期しない衝撃に続いて膨張性部材2の膨張を作動させる。
いずれの場合にも、上述の作動および膨張手段は、本発明による保護装置1に組み込まれるかまたはその外部に配置され得る。
作動モードは、装置の効果的な動作に特に関わりのある態様であるが、基本的には、予期しない衝撃から個人を保護する分野の当業者には既に知られているため、これ以上説明はしないことにも留意されたい。
保護装置1はさらに、一方の側で内部室3と(例えば、小型チューブ46を経由して)かつ他方の側で外部環境と連通する収縮弁45を備え、作動に続いておよび保護動作がこれ以上必要ないときに膨張性部材2を収縮させる。
通常閉鎖位置にある前記収縮弁45は、例えば、競技中、装置1の偶発的な作動またはそれに続く、装置1の作動を伴った転倒のために、膨張状態にある部材2によって動作および空気動力学を阻害することなく競技を再開したいと操縦者が思うときに、使用者、特に操縦者(運転者)が例えば閉塞キャップを取り外すことによって手動で開放する。実際、膨張した部材2の内部室3と外部環境との間に圧力差があるために、収縮弁45を開放することによって内部室3からガスが排出されて、膨張性部材2が収縮する。弾性特徴を有する繋ぎ部材5は、前記第1の壁15および第2の壁16を互いに対して引張ることによって前記収縮を助けることがある。
代替法として、収縮弁45の作動を電子制御ユニット(図示せず)によって制御し得る。電子制御ユニットは、予め設定した時間間隔(例えば、12秒)が膨張手段の作動から経過すると収縮弁45を開放する。
図11−図13を参照して、以下、第2の実施形態による身体保護装置101を説明する。
上述の実施形態の部材および部分と同じ機能および同じ構造を有する本実施形態の部材および部分には同じ参照符号を付し、再度詳細に説明することはない。
特に、身体保護装置101は、2つのメッシュ18、19によって作製された構造を含む膨張性部材102を備え、2つのメッシュ18、19は、実際には、互いに対向しかつ間が複数の繋ぎ部材5によって接続される2つの層を形成する。メッシュ18、19を、膨張性部材102の目的に依存した輪郭形状を有して、外形に沿ったパターンに従って切断する。
2つのメッシュ18、19および繋ぎ部材5を有する構造は2つの壁15と16との間に含まれて、一種のサンドイッチを形成する。壁15、16は、各メッシュ18、19に例えば接着剤(図11、図12および図13には図示せず)によって付着され、かつ、それらの間を周囲で、周辺縁部20、21に沿って、すなわち縁部ゾーン117において固定する。特に、図11および図12から、メッシュ18、19の表面延在部は、各壁15、16の表面延在部よりも小さく、そのため、繋ぎ糸5を備えるメッシュ18、19は壁15と16との間に含まれ、壁15、16の周辺縁部20、21の間は、メッシュ18、19の周辺または周囲ゾーンにおいて何も介在させずに直接封止して固定される、例えば接着されることが分かるであろう。
図14−図19を参照して、以下、上述の保護装置の代替法としてまたはそれと併用する本明細書による保護装置の実施形態の態様を示し、これは、特に上述の装置101の製造または保護装置1に使用し得る。
初めに、メッシュ18および19を含む部分141が提供され、メッシュ18および19には、繋ぎ部材5の端部5a、5bが締結されるかまたは上述のように固定される。図14では、繋ぎ部材5が存在することを理解させるために部分141をわずかに膨張させて示し、かつ部分141は、説明を容易にするために実質的に矩形形状で示す。しかしながら、部分141が、得られる各膨張性部材2、102と実質的に等しい形状およびサイズを有することは明らかである;さらに、繋ぎ部材5の長さを、膨張状態における各膨張性部材2、102の局所的な最大膨張に対応するメッシュ18と19との間の最大相互距離Dを決定するように選択する。
メッシュ18の縁部143は、それに向いているメッシュ19の各縁部144にシームされている(図15において縫い目線を147で示す)。図15では、針149によるシーミング動作を例示しているが、当業者にとっては従来の機械または他の機器によってシーム147を作製し得ることは明らかである。縫い目線147は、部分141の周囲に実質的に従う。
より具体的には、この例では、シーム147は、例えばポリアミドの糸で作製され、および2〜3ステッチ/cmを含む(すなわち、シームピッチは約3〜5mmに含まれる)直線シームである。
シーム147を完成させる前に、メッシュ18と19との間に容器40への接続用の管43を含ませる。必要な場合には、管43と同様に、収縮弁45への接続用の小型チューブ46(図15には図示せず)も含ませてもよいし、あるいは、上述のように、容器40はメッシュ18と19との間に直接含まれてもよく、および管43を小型チューブ46で置き換えてもよい。
図16にはシーム147の詳細を示し、それにより、シーム糸が2つのメッシュ18、19を横方向に横断して、それらを締め付けて直接相互接触させるようにする方法が明らかとなる。
部分141は、例えばポリウレタンまたはポリアミドのような軟質で気密性材料の、または上述のいわゆる積層材のシート15と16との間に包まれ、シート15、16の表面延在部は前記部分141よりも大きい。
この例では、シート15および16は、この例では厚さが約100μmのポリウレタンフィルムである接着フィルム(符号130、131で示す)によって各メッシュ18、19に接着され、ホットプレス160(例えば、約140℃〜180℃に含まれる温度、好ましくは約150℃で動作する)を用いて付着および相互接着を助ける。
図17に示すように、具体的には、各接着フィルム130、131は部分141のメッシュ18、19と、各シート15、16との間に含まれる。
より具体的には、図18に示す方法の第1のステップにおいて、各接着フィルム130、131はホットプレス160によって各シート15、16に固定されて、複合層15’、16’を形成する。
この複合層15’、16’の製造では、上述の積層材をシート15、16に使用する場合、接着フィルム130、131を積層材の接着層15b側に配置することによって接着を行う。
後の段階で、(周囲がシームされた)部分141は2つの複合層15’と16’との間に含まれる。
メッシュ18、19が囲まれていない、複合層15’16’の周辺縁部120、121は、気密式に互いに直接接着する。
積層材を使用することによって、満足のいく結果が得られることが分かった。特に、接着フィルム130、131は積層材との接着性が高く(接着は接着層15bと直接発生する)、他方の側から、メッシュ18、19を貫入して、メッシュ18、19の孔を埋める。
それゆえ、メッシュ18、19の孔に接着フィルム130、131が分布するためにシール損失がなく、膨張性部材2、102の高不透過性が保証される。
加えて、積層材は非常に軽量であり、同時に、膨張性部材2、102に高い強度を与える。さらに、積層材のファブリック層15aは、機械加工ステップ中の気泡形成に対抗する非伸長性ファブリックである。
可撓性のファブリック層15aはさらに、プレス160での固定中に、接着フィルム130、131と積層材自体との間に発生するいずれの相互変位も調整する。
上記で予測した通り、この実施形態は、上述の形状と併せてなすことができ;それゆえ、複合材15’16’の周辺縁部120、121の直接接着のほか、膨張性部材2、102も同様に縁部30を含むことを妨げるものはない。
この実施形態でも、部分141の2つのメッシュ18、19の周囲が、上述のシーム147によって互いに直接固定されることに留意されたい。換言すると、メッシュ18、19は単に繋ぎ部材5によってそれらの間が接続されるだけでなく、この例では周囲シームによっても周囲が直接接触して固定される。
第1の実施形態のシーム33、または第2の実施形態のシーム147、またはメッシュ18、19の同様の周囲の固定は著しい利点をもたらす。特に、膨張性部材2、102が(ミリ秒オーダーの膨張時間で)突然膨張すると、膨張性部材の内部に、3バールよりも高いような局所的な圧力波が発生する。
図4、図7、図11および図12において、図面を単純にするために、各シーム33、147において、繋ぎ部材5を、長さを短くして、かつ緊張状態で示していることを指摘する。しかしながら、各シーム33、147において、繋ぎ部材5を折り重ねて繋ぎ部材5自体の上に畳んで置くことが理解される。
シーム33、147が存在するおかげで、膨張性部材2、102内部の圧力が均一になるまでシーム33、147全体に沿った圧力分布または分担が行われる(例えば、圧力、すなわち外部の圧力に対する過度の圧力は、場合によって、0.5バール〜3バールに含まれる)。
それゆえ、シーム33、147は、膨張性部材2、102の1つ以上の周囲ゾーンにおいて、過度の圧力波に対するバリアの機能を果たし、ここで、シート15、16の縁部20、21、120、121はシームされており、かつ前記シーム33、147は圧力の再分布を助け、および縁部20、21、120、121においてシート15、16に発生し得る引裂きを回避することができる。
さらに、機械加工ステップ中、メッシュ18、19が互いに対して動かないため、各シーム33、147が製造の観点からも実用上の利点をもたらすことが分かった。
別の実施形態では、上述の膨張性部材2、102は、壁15と各メッシュ18との間に介在させた補強層230を含む(図25)。
この例の前記補強層230は、例えば、ポリウレタンマトリックス中のガラスファイバーやカーボンファイバーのような材料のシートまたは箔で構成され、厚さは数ミリメートル(例えば、2mm)であり、表面延在部は壁15よりも小さくて保護領域と同程度である。前記補強シート230は、例えばポリウレタン接着剤(図25には図示しない)によって、各壁15および各メッシュ18に固定され、それらの間に介在させる。そのような補強層230は、上述の膨張性部材2、102の製造ステップ中の好適な時に挿入できる。
図21を参照すると、本明細書による保護装置の別の例を参照符号100で示す。
この他の実施形態の例に関しては、同じ機能および構造を有する部材には、上述の実施形態と同じ参照符号を付し、それゆえ、再度詳細に説明することはない。
保護装置100は、胸当て様の形状を有し、および使用者の胸および背中にそれぞれ配置するための一対の膨張性部材200、201を備え、前記膨張性部材200、201は、ストラップ203、204によって使用者の鎖骨で接続される。
特に、前記膨張性部材200、201および前記ストラップ203、204は単一の膨張性部材の部分であり、それゆえ、それらの間は空気によって連通している。
上述の実施形態でのように、各膨張性部材200、201には内部室が画成され、図21の断面部分に概略的に示すように、内部室には複数の繋ぎ部材5が分布し、各膨張性部材200、201の各内部表面部分に安定的に接続されている。
さらに、上述の実施形態でのように、各膨張性部材200、201は、上述したのと同じ方法で、または図11−図19の機械加工ステップによって作製された縁部17によって周囲が閉鎖された対向壁15、16によって形成される。
この場合も、繋ぎ部材5は、繋ぎ部材5の引張応力によって、少なくとも膨張性部材200、201が膨張状態にあるときには、膨張性部材200、201の対向する壁15、16の2つ以上の部分を接合されたまままたは静止したままとする機能を有する。
保護装置100はさらに、複数のテープ状の三層の膜30aを備え、膨張性部材200、すなわち使用者の胸を保護するための部材の壁15、16の外側にシームされて、使用者の首および鎖骨付近の膨張性部材200が膨張性部材200の残りの部分に対してさらに膨張しないようにする。
図23、図23Aおよび図24を参照して、上述の保護装置の代替法としてまたはそれと併用する本明細書による保護装置の製造モードを以下説明し、その保護装置は、上述の装置1、100、101の製造にも使用できる。
初めに、繋ぎ部材5の端部が締結または固定されるメッシュ18および19をそれぞれ備える部分240、241を設ける。各部分240、241は、得られる各膨張性部材251の実質的に等しい形状およびサイズを有する;さらに、繋ぎ部材5の長さを、膨張状態での各膨張性部材251の局所的な最大膨張に対応するメッシュ18と19との間の最大相互距離を決定するように選択する。
第1の部分240のメッシュ18の縁部243を、第2の部分241のメッシュ18の各縁部244にシームし、同様に、それぞれの対向するメッシュ19の縁部243および244がシームされる(図23Aに縫い目線を246で示す)。それゆえ、部分240と241との間を接合し、実際に、繋ぎ材5を備えかつ部分240と241を合わせたものに等しい延在部を有する単一の部分242を得る。第1の部分240の繋ぎ材5は、第2の部分241の繋ぎ材5に対して異なる長さを有し得ることに留意されたい。
図23および図23Aでは、周囲縫い目線246によって接続がもたらされるが、メッシュ18および19は、繋ぎ部材5が存在することを示すために互いに離間して示される留意されたい。
そのように得られる単一部分242の周辺縁部245に沿って、メッシュ18は各メッシュ19にシームされる(周囲縫い目線は上述のシーム147のように作製され、247で示す)。図23には、シーミング動作を針249で実施するが、シーム246、247を機械で作製し得ることも明らかである。
前記単一の部分242は、例えばポリウレタンやポリアミドのまたは積層材の軟質で気密材料のシート215と216との間に包まれ、それらシートの表面延在部は前記単一の部分242よりも大きい。この例では、シート215および216を、ホットプレス160(例えば、約150℃の温度で動作する)を使用してポリウレタン接着剤(例えば、上述のポリウレタンフィルム130、131)によって各メッシュ18、19に接着して、付着および相互接着を助ける。メッシュ18、19に対して突出する、すなわちメッシュ18、19がない個所のシート215および216の周辺縁部220、221は、封止および気密式に互いに接着される。それゆえ、両部分240、241を含みかつシート215および216も有する膨張性部材251が得られる。
任意に、図26−図29を参照して、接着ステップでは、補強層230を、単一の部分240のメッシュ18と各シート215との間に配置し得る;また、前記補強層230をポリウレタン接着剤によって接着し得る。
好ましくは、シート215および216はある程度の弾性を示し、膨張中に膨張性部材251を変形できるようにし、かつ、例えば、図29の例に示すように異なる長さの繋ぎ部材5を有する場合、第1の部分240と第2の部分241とが異なって膨張できるようになる。
図20および図22を参照すると、本明細書による衣服の部分50、60を示し、衣服50、60は、すなわち図1−図10、図11−図19、図21、図23−図24、図25、または図26−図29に示すような保護装置1、100または101を備える。
特に、図20の衣服50は、肩および首に保護装置1、100、101を挿入するポケット53またはケースが配置されたモータサイクリストスーツである。
衣服50は、最小の負担でポケット53が折り畳まれておりかつ衣服50の表面に切れ目がないおかげで、膨張性部材2の空気が抜かれているときに、運転者の運転状況下でスーツに最適な空力的特性を保証する特定の利点を有する。同時に、必要なときには、ポケット53は、膨張状態において膨張性部材2を含むことが可能であり、膨張性部材が衝撃時に損傷され得ることを阻止し、かつどうにかしてある程度の空力的特性を保証する。
明らかに、膨張状態にあるときに膨張性部材2を含みかつ覆う傾向のあるポケット53を設けることは、繋ぎ部材5があることによって、膨張性部材2が、とりわけ厚さを制限して、予め設定した三次元形状を取ることによって助けられる。
さらに、膨張性部材2の収縮は、収縮弁45を開放することによって可能となる。それゆえ、膨張性部材2の収縮に続いて、衣服50の外観および空気力学的特徴は、膨張手段の作動の前と実質的に同じになり、運転者は競技を容易に続けることができる(続いて転倒する場合に保護装置1は無効とはなるが)。
図22を参照すると、この例では、上述の保護装置1、100、101と同じ特徴を有する、すなわち内部室および内部室に分布する複数の繋ぎ部材が画成される膨張性部材2を含む保護装置300を含むモータサイクリストスーツ60の衣服が示される。この例では、膨張性部材2を、モータサイクリストスーツ60の襟にのみ配置する。
特に、モータサイクリストスーツ60は、2つの開放可能なヘム62を備える襟を備える。
2つのヘム62は、スーツ60の通常使用中、好適な閉鎖手段、例えば較正された極限引張強度を有する糸によるシームによって、または他の可逆的な閉鎖システムによって閉鎖されている。
膨張性部材2が膨張しているとき、シームが破損して2つのヘム62が開放し、部材2を外に出す。
本明細書の主題を、その好ましい実施形態を参照してここに説明した。全て同じ発明の概念内にあり、かつ以下の特許請求の範囲の保護範囲に全て含まれる他の実施形態も存在し得ることを理解されたい。

Claims (35)

  1. 使用者の身体保護用の装置(1、100、101、300)であって、前記保護装置は膨張性部材(2、102、200、201、251)を備え、その内部には内部室(3)が画成され、および前記内部室(3)には複数の繋ぎ部材(5)が分布しかつ前記膨張性部材(2、102、200、201、251)の各表面部分(15、16、15’、16’、18、19、215、216)に安定的に接続されており、前記膨張性部材(2、102、200、201、251)は、アクティブな膨張状態および静止した収縮状態を取るように適合され、および前記膨張性部材(2、102、200、201、251)は、各周辺縁部(20、21、120、121、220、221)に沿って互いに固定された第1の壁(15、15’、215)および第2の壁(16、16’、216)と、少なくとも部分的に前記第1の壁(15、15’、215)を裏打ちする第1のメッシュ(18)と、少なくとも部分的に前記第2の壁(16、16’、216)を裏打ちする第2のメッシュ(19)とを含み、対向端部(5a、5b)を有する前記繋ぎ部材(5)は、それぞれ前記第1のメッシュ(18)および前記第2のメッシュ(19)に固定されている、装置(1、100、101、300)。
  2. 予期しない衝撃がある場合に前記アクティブな膨張状態を取るように適合されている、請求項1に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  3. 各メッシュ(18、19)と前記各壁(15、16、15’、16’、215、216)との間に介在させた接着層(130、131)を含む、請求項1または2に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  4. 前記接着層が接着フィルム(130、131)である、請求項3に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  5. 前記繋ぎ部材(5)が糸の形状を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  6. 前記繋ぎ部材(5)が可撓性であり、かつ、前記膨張性部材(2、102、200、201、251)が前記静止した収縮状態にあるとき、前記繋ぎ部材(5)が張力をかけられていない状態にあり、前記内部室(3)内で折り畳まれている一方、前記膨張性部材(2、102、200、201、251)が前記アクティブな膨張状態にあるとき、前記繋ぎ部材(5)に引張応力がかけられるようなサイズにされている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  7. それぞれ前記第1の壁(15、15’、215)と前記第2の壁(16、16’、216)との間に、それぞれ前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)よりも大きい表面延在部を有し、および前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)の各々からそれぞれ突出する前記第1の壁(15、15’、215)および前記第2の壁(16、16’、216)の周辺縁部(20、21、120、121、220、221)がそれらの間で封止的に接合される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  8. 前記周辺縁部(20、21、120、121、220、221)の間が接着剤(130、131)によって接合されている、請求項7に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  9. 前記第1のメッシュ(18)の周辺が前記第2のメッシュ(19)と直接接触して固定されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  10. 前記第1のメッシュ(18)を前記第2のメッシュ(19)に直接接続するように適合された周辺シーム(33、147、247)を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  11. 前記シーム(33、147、247)が前記第1のメッシュ(18)および前記第2のメッシュ(19)の周辺形状に従う、請求項10に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  12. 前記シーム(33、147、247)が線状である、請求項10または11に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  13. それぞれ前記第1の壁(15、15’、215)と第2の壁(16、16’、216)との間に、第1の層(15a)および第2の層(15b)を含む積層材がある、請求項1〜12のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  14. 前記第1の層がファブリック(15a)であり、前記第2の層が接着層(15b)である、請求項13に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  15. 前記第1の層がナイロン層(15a)であり、前記第2の層がポリウレタン接着剤の層(15b)である、請求項14に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  16. 前記繋ぎ部材(5)が、1cmごとに少なくとも1つの繋ぎ部材の表面密度で分布している、請求項1〜15のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  17. 前記繋ぎ部材(5)が糸であり、各繋ぎ部材(5)が、前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)の一方と連続的に織り合わせられた端部(5a)と、前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)の他方と連続的に織り合わせられた対向端部(5b)とを有する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  18. 前記膨張性部材(2、102、200、201、251)を膨張させる手段(40、42、43)を備える、請求項1〜17のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  19. 前記膨張性部材(2、102、200、201、251)を作動させる手段を備える、請求項1〜18のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  20. 前記膨張性部材(2、102、200、201、251)を前記アクティブな膨張状態から前記静止した収縮状態へ収縮可能にするために、前記内部室(3)と連通する収縮弁(45)をさらに備える、請求項1〜19のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  21. 前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)の少なくとも1つと、前記第1の壁(15、15’、215)または第2の壁(16、16’、216)の各々との間に介在させた補強層(230)を備える、請求項1〜20のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  22. 前記アクティブな膨張状態は、前記内部室(3)における圧力が0.5〜3バールに含まれるときに実現する、請求項1〜21のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)。
  23. 請求項1〜22のいずれか一項に記載の保護装置(1、100、101、300)を備える衣服(50、60)。
  24. 使用者の身体保護用の保護装置(1、101、100、300)の製造方法であって、
    − 第1のメッシュ(18)と、第2のメッシュ(19)と、前記第1のメッシュ(18)および前記第2のメッシュ(19)にそれぞれ固定された対向端部(5a、5b)とを有する複数の繋ぎ部材(5)を含む構造(141、240、241、242)を提供するステップ;
    − 第1の壁(15、15’、215)と第2の壁(16、16’、216)との間に前記構造(141、240、241、242)を含んで、前記第1のメッシュ(18)が少なくとも部分的に前記第1の壁(15、15’、215)を裏打ちし、前記第2のメッシュ(19)が少なくとも部分的に前記第2の壁(16、16’、216)を裏打ちするステップ;
    − 前記第1の壁(15、15’、215)および前記第2の壁(16、16’、216)を各周辺縁部(20、21、120、121、220、221)に沿って固定して膨張性部材(2、102、200、201、251)を形成するステップであって、前記膨張性部材(2、102、200、201、251)が、アクティブな膨張状態および静止した収縮状態を取るように適合されている、ステップ
    を含む方法。
  25. 前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)の各々と前記第1の壁(15、15’、215)および第2の壁(16、16’、216)の各々との間に接着層(130、131)を含むステップを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記第1の壁(15、15’、215)と第2の壁(16、16’、216)との間に前記構造(141、241、240、242)を含む前に、前記第1のメッシュ(18)の周辺が前記第2のメッシュ(19)と直接接触して固定される、請求項24または25に記載の方法。
  27. 前記第1の壁(15、15’、215)と第2の壁(16、16’、216)との間に前記構造(141、241、240、242)を含む前に、前記第1のメッシュ(18)の周辺が前記第2のメッシュ(19)とシームされる、請求項24または25に記載の方法。
  28. 前記第1の壁(15、15’、215)および前記第2の壁(16、16’、216)が、前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)の各々よりも大きい表面延在部を有するように製造され、かつ、前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)の各々からそれぞれ突出する前記第1の壁(15、15’、215)および第2の壁(16、16’、216)の周辺縁部(20、21、120、121、220、221)が封止式に接合されている、請求項24〜27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記周辺縁部(20、21、120、121、220、221)の間が接着剤(130、131)によって接合されている、請求項28に記載の方法。
  30. 第1の壁(15、15’、215)および第2の壁(16、16’、216)の各々が、第1の層(15a)および第2の層(15b)を含む積層材である、請求項24〜29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記第1の層がファブリック層(15a)であり、前記第2の層が接着層(15b)である、請求項30に記載の方法。
  32. 前記第1の層がナイロン層(15a)であり、前記第2の層がポリウレタン接着剤の層(15b)である、請求項31に記載の方法。
  33. − 複数の前記構造(141、240、241)を提供し、かつそれらを隣接させて配置するステップ;
    − 前記構造(141、240、241)の隣接する前記第1のメッシュ(18)間を各縁部(243)に沿って接合するステップ;
    − 前記構造(141、240、241)の前記隣接する第2のメッシュ(19)間を各縁部(244)に沿って接合して、単一の構造(242)を得るステップ、
    − 第1の壁(15、15’、215)と第2の壁(16、16’、216)との間に前記単一の構造(242)を含むステップ
    を含む、請求項24〜32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 補強層(230)を、前記第1のメッシュ(18)および第2のメッシュ(19)の一方と、前記第1の壁(15、15’、215)または第2の壁(16、16、216)の各々との間に介在させる、請求項24〜33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 前記膨張性部材(2、102、200、201、251)を作動手段および膨張手段(40、42、43)に動作可能に接続するステップをさらに含む、請求項24〜34のいずれか一項に記載の方法。
JP2011539166A 2008-12-09 2009-12-04 身体保護装置およびそのような装置を組み込んだ衣服 Active JP5671472B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITRM2008A000656 2008-12-09
ITRM2008A000656A IT1392306B1 (it) 2008-12-09 2008-12-09 Dispositivo di protezione personale ed indumento incorporante tale dispositivo.
ITVR2009A000078A IT1394657B1 (it) 2009-05-29 2009-05-29 Dispositivo di protezione includente un elemento gonfiabile.
ITVR2009A000078 2009-05-29
PCT/IB2009/055512 WO2010067288A1 (en) 2008-12-09 2009-12-04 Personal protection device and garment including such a device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012511637A true JP2012511637A (ja) 2012-05-24
JP5671472B2 JP5671472B2 (ja) 2015-02-18

Family

ID=41716628

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011539166A Active JP5671472B2 (ja) 2008-12-09 2009-12-04 身体保護装置およびそのような装置を組み込んだ衣服
JP2011539178A Active JP5486607B2 (ja) 2008-12-09 2009-12-04 膨張可能部材を含む保護デバイス
JP2011539164A Active JP5841843B2 (ja) 2008-12-09 2009-12-04 膨張可能部材を含む保護デバイス

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011539178A Active JP5486607B2 (ja) 2008-12-09 2009-12-04 膨張可能部材を含む保護デバイス
JP2011539164A Active JP5841843B2 (ja) 2008-12-09 2009-12-04 膨張可能部材を含む保護デバイス

Country Status (5)

Country Link
US (3) US20120032422A1 (ja)
EP (3) EP2373189B2 (ja)
JP (3) JP5671472B2 (ja)
ES (3) ES2390011T3 (ja)
WO (3) WO2010067288A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526612A (ja) * 2013-06-12 2016-09-05 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 身体保護装置
JP2016528395A (ja) * 2013-06-12 2016-09-15 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 身体保護装置
JP2018517599A (ja) * 2015-05-06 2018-07-05 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 保護装置及び保護装置を製造するための方法

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5671472B2 (ja) * 2008-12-09 2015-02-18 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 身体保護装置およびそのような装置を組み込んだ衣服
ES2460920T3 (es) 2008-12-09 2014-05-16 Dainese S.P.A. Prenda adaptada para asociarse a un dispositivo para la protección personal de un usuario
CN102448338B (zh) * 2009-06-05 2015-03-11 阿尔皮纳塔尔研究公司 用于摩托车驾驶员的气囊系统
JP5908911B2 (ja) * 2010-09-29 2016-04-26 ヘーヴディング スヴェリーエ アーベー 頭部保護に適したエアバッグ
US20120246788A1 (en) * 2011-03-28 2012-10-04 Harrell Jeremy L Multipurpose Cooling and Trauma Attenuating Devices and Associated Methods
ITVR20110135A1 (it) * 2011-06-30 2012-12-31 Dainese Spa Dispositivo di protezione.
ITTV20110108A1 (it) * 2011-07-25 2013-01-26 Antonio Marzotto Dispositivo di protezione 3d monouso con funzione air-bag, per indumento sportivo, e metodo di produzione
EP2594438A1 (en) * 2011-11-16 2013-05-22 Volvo Car Corporation Inflatable device and deployable vehicle front surface with inflatable device
US20130131930A1 (en) * 2011-11-22 2013-05-23 Yat Wai Edwin Kwong Strollers for preventing harm to an infant when an accidental event occurs to the stroller
ITVR20120005A1 (it) * 2012-01-11 2013-07-12 Dainese Spa Dispositivo di protezione personale ed indumento incorporante tale dispositivo.
ITVR20120238A1 (it) 2012-12-06 2014-06-07 Dainese Spa Indumento atto ad essere associato ad un dispositivo per la protezione personale di un utilizzatore.
USD743633S1 (en) 2013-01-14 2015-11-17 Jeremy L. Harrell Inflatable pad pattern
USD738577S1 (en) 2013-01-14 2015-09-08 Jeremy L. Harrell Inflatable pad pattern
USD738576S1 (en) 2013-01-14 2015-09-08 Jeremy L. Harrell Inflatable pad pattern
USD731122S1 (en) 2013-01-14 2015-06-02 Jeremy L. Harrell Inflatable pad
US9986777B2 (en) * 2013-03-04 2018-06-05 Tate Technology, Llc Balaclava hood system
US20160073707A1 (en) * 2013-05-06 2016-03-17 Dainese S.P.A. Personal protection device
ITVR20130106A1 (it) * 2013-05-06 2014-11-07 Dainese Spa Dispositivo di protezione personale.
US9045108B1 (en) 2014-06-04 2015-06-02 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Airbag reinforcement material at an airbag gas inlet
US9016717B1 (en) * 2014-06-19 2015-04-28 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Curtain airbag for vertical and angular motion of occupant in rollover
DE202015000764U1 (de) * 2015-02-03 2016-05-10 Dalphi Metal Espana, S.A. Aufblasbarer Gassack eines Vorhangairbags, Gassackmodul, Fahrzeuginsassenrückhaltesystem und Vorhangairbag
ITUB20152924A1 (it) 2015-08-07 2017-02-07 Dainese Spa Dispositivo di rilevazione di impatto
ITUB20155497A1 (it) * 2015-11-11 2017-05-11 Dainese Spa Dispositivo di protezione
EP3178754B1 (en) * 2015-12-07 2021-06-23 Sartorius Stedim Fmt Sas Inflatable container for transporting a biopharmaceutical fluid and system and method implementing such a container
US10897938B2 (en) * 2016-01-27 2021-01-26 Davenport Saf-T Systems LLC Wearable device for fall injury mitigation
US9873401B2 (en) * 2016-02-26 2018-01-23 Autoliv Asp, Inc. Airbag fabric including apertures and methods of forming the same
DE202016001546U1 (de) 2016-03-01 2016-06-20 Davide Amato Ultraleichtes Airbag-System bestehend aus zwei Komponenten am Rücken und Handgelenk, zum Schutz des Oberkörpers, insbesondere des Schlüsselbeins, für alle Sportarten, insbesondere Fahrradfahren
US10849383B2 (en) * 2016-03-18 2020-12-01 Stephen Sciortino Wearable impact protection and force channeling device
ITUA20161999A1 (it) 2016-03-24 2017-09-24 Dainese Spa Dispositivo di protezione
US9949516B2 (en) * 2016-08-01 2018-04-24 Joshua R&D Technologies, LLC Interactive helmet system and method
US9932012B1 (en) * 2016-12-19 2018-04-03 Ford Global Technologies, Llc Inner carrier and back panel having alternating trim and side airbag attachments
IT201700036571A1 (it) * 2017-04-03 2018-10-03 Dainese Spa Dispositivo di protezione
EP3403875B1 (en) 2017-05-16 2020-01-29 D-Air Lab S.r.l. Seat provided with a protection device
IT201700070699A1 (it) 2017-06-23 2018-12-23 Dainese Spa Dispositivo di protezione
IT201700084843A1 (it) * 2017-07-25 2019-01-25 Dainese Spa Dispositivo di protezione
US10806280B2 (en) * 2017-09-15 2020-10-20 Bruce Li Removable neck support pillow for garment
EP3482646B1 (en) 2017-11-10 2020-07-08 LD 72 S.r.l. Knee protection device
DE102017010533B4 (de) * 2017-11-14 2021-11-04 Michael Wagner Protektoreinrichtung zum Schutz der Halswirbelsäule und Schutzausrüstung hiermit
EP3498117B1 (en) 2017-12-18 2021-09-08 Dainese S.p.A. Garment for a user's protection comprising an inflatable member
EP3718608B1 (en) * 2019-04-01 2021-11-17 Volvo Car Corporation Inflatable structure
EP3718751A1 (en) * 2019-04-01 2020-10-07 Volvo Car Corporation Manufacturing of an inflatable structure
US11014619B2 (en) * 2019-09-10 2021-05-25 GM Global Technology Operations LLC Internally-tensioned inflatable device for active flow control drag reduction or stability increase
IT201900016553A1 (it) 2019-09-17 2021-03-17 Dainese Spa Dispositivo di protezione e procedimento per realizzare tale dispositivo di protezione
IT201900016538A1 (it) 2019-09-17 2021-03-17 Dainese Spa Dispositivo di protezione e uso di detto dispositivo di protezione
IT201900023985A1 (it) 2019-12-13 2021-06-13 D Air Lab S R L Dispositivo di protezione e metodo per realizzare tale dispositivo di protezione
IT201900023961A1 (it) 2019-12-13 2021-06-13 D Air Lab S R L Dispositivo di protezione e metodo per realizzare tale dispositivo di protezione
CN114980766A (zh) * 2019-12-13 2022-08-30 D-空气实验室公司 保护装置和用于对所述保护装置进行制作的方法
IT202000000340A1 (it) 2020-01-10 2021-07-10 Dainese Spa Dispositivo di protezione
CN113428106B (zh) * 2020-03-04 2023-05-05 宁波均胜汽车安全系统有限公司 框架式空心安全气囊和安全气囊装置
IT202000011743A1 (it) * 2020-05-20 2021-11-20 Dainese Spa Indumento includente un dispositivo di protezione
IT202000015454A1 (it) * 2020-06-26 2021-12-26 Alpinestars Res Spa Dispositivo di protezione indossabile
JP7456402B2 (ja) * 2021-02-26 2024-03-27 豊田合成株式会社 着用エアバッグ装置
IT202100031829A1 (it) 2021-12-20 2023-06-20 D Air Lab S R L Dispositivo di protezione personale
IT202200010424A1 (it) 2022-05-19 2023-11-19 D Air Lab S R L Dispositivo di protezione personale
IT202200011039A1 (it) * 2022-05-26 2023-11-26 Alpinestars Res Spa Dispositivo di protezione indossabile
EP4353110A1 (en) * 2022-10-12 2024-04-17 Dainese S.p.A. Personal protection device including a bushing connection device
DE102022129315A1 (de) 2022-11-07 2024-05-08 Autoliv Development Ab Aufblasbare schutzvorrichtung

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10317272A (ja) * 1997-05-15 1998-12-02 Haibitsukusu:Kk 流体圧入プレート及びその製造方法
JPH11268605A (ja) * 1998-03-25 1999-10-05 Mazda Motor Corp 自動車のエアバッグ装置
JP2002538405A (ja) * 1999-02-27 2002-11-12 ケアー,アンドリュー,ロバート,イングランド 防護服
JP2002331894A (ja) * 2001-05-09 2002-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd エアバッグ装置および車両事故検出装置
JP2005247189A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Ashimori Ind Co Ltd エアバッグ装置
JP2007076497A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Honda Motor Co Ltd 乗員離脱検知装置

Family Cites Families (140)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1172197A (en) 1911-06-09 1916-02-15 Charles P Cook Hot-water bag.
US2657716A (en) 1950-10-28 1953-11-03 Wingfoot Corp Inflatable fabric segment of curved configuration
US3422458A (en) 1963-08-06 1969-01-21 Us Air Force Flexible structure for pressurized garments
DE2258852A1 (de) 1972-12-01 1974-06-12 Albert Schuster Pneu - skischuh
US3930667A (en) 1975-02-14 1976-01-06 Osuchowski Andrew J Inflatable garment for crash protection
DE2626765A1 (de) 1976-06-15 1977-12-22 Brian J Littler Schutzkleidung fuer rennfahrer, insbesondere fuer motorradfahrer
US4089065A (en) * 1976-10-28 1978-05-16 Mcgee Michael Henry Clothing for providing protection against forceful impact
DE7837841U1 (de) 1978-12-21 1982-02-17 Metzeler Kautschuk GmbH, 8000 München Aufblasbares Element für eine Schuhsohle
US4300894A (en) 1979-12-03 1981-11-17 General Motors Corporation Method of making L-shaped inflatable restraint cushion
CH637547A5 (fr) 1980-07-15 1983-08-15 Michel Steiner Dispositif de protection d'un utilisateur, notamment un motocycliste.
JPH032961B2 (ja) 1980-10-27 1991-01-17 Arufuretsuto Kuroisu
AT369084B (de) 1980-12-16 1982-12-10 Pehr Holding Ges M B H Leichtbauelemente
US4397046A (en) * 1981-06-29 1983-08-09 Lacoray S.A. Protecting device especially for motor-cyclists
US4507801A (en) 1982-09-07 1985-04-02 Doc-K Protective Equipment, Inc. Protective garment
DE8620408U1 (ja) 1986-07-30 1986-11-13 Fischer, Herwig, 5144 Wegberg, De
US4737994A (en) 1986-12-30 1988-04-19 Galton Harry A Garment for protecting wearer against bone fracture
JPS6429053U (ja) 1987-08-17 1989-02-21
US5083361A (en) 1988-02-05 1992-01-28 Robert C. Bogert Pressurizable envelope and method
GB2251368B (en) 1988-02-05 1992-10-14 Rudy Marion F Improvements in and relating to pressurised envelopes
DE3903216A1 (de) 1989-02-03 1990-08-09 Parabeam Bv Airbag
DE4007862A1 (de) 1989-03-25 1990-09-27 Parabeam Ind & Handels Bv Faltenbalg
US4966389A (en) 1989-03-28 1990-10-30 Juichiro Takada Inflatable air bag for protection of a vehicle occupant
US4977623A (en) 1989-05-01 1990-12-18 Demarco Vincent J User wearable inflatable garment
US5178938A (en) 1989-09-25 1993-01-12 The B. F. Goodrich Company Composition for adhesion of polyurethane-coated nylon fabrics
JP2945039B2 (ja) 1989-10-24 1999-09-06 タカタ株式会社 エアバッグ
US5152018A (en) 1989-12-15 1992-10-06 Cascade Designs, Inc. Batting filled self inflatable body
GB2243119A (en) 1990-03-10 1991-10-23 Woodville Polymer Eng A vehicle air bag with inflation control straps
GB2252083A (en) 1991-01-22 1992-07-29 Dowty Woodville Polymer Ltd Heat resistant vehicle crash bag.
FR2674761A1 (fr) 1991-04-02 1992-10-09 Lievain Oscar Combinaison de protection contre les avalanches.
FR2677856A1 (fr) 1991-06-20 1992-12-24 Demarais Yves Vetement de protection.
US5500952A (en) 1994-10-28 1996-03-26 Keyes; Marshall J. Hip inflatable protection device
US5781936A (en) 1995-03-22 1998-07-21 Alaloof; Jacob Projection system for the rider of a non-enclosed vehicle and vehicle incorporating same
GB2302642B (en) * 1995-06-22 1997-12-24 Edward Emanuel Ellul Air vest protector
US6032299A (en) 1995-10-30 2000-03-07 Welsh; Nicole Jacket for reducing spinal and compression injuries associated with a fall from a moving vehicle
DE19640658C2 (de) 1996-10-02 2000-06-29 Siegfried Rometsch Schutzeinrichtung für Benutzer von Zweiradfahrzeugen
JP3731266B2 (ja) 1996-10-24 2006-01-05 豊田合成株式会社 側部用エアバッグの製造方法
JP3229950B2 (ja) * 1996-12-26 2001-11-19 豪 景山 人体用衝撃吸収補助具
US5941866A (en) 1997-07-25 1999-08-24 Bracco Research Usa Means to maintain configuration of flexible medical container
DE19732211A1 (de) 1997-07-26 1999-01-28 Beluga Tauchsport Gmbh Anwendung von Abstandsgewirken
US5945359A (en) 1997-08-18 1999-08-31 Milliken & Company Weft inserted warp knit air bag fabric
US5937447A (en) 1997-10-06 1999-08-17 Howell; William J. Protective garment
US6991693B2 (en) 1997-12-24 2006-01-31 Saint-Gobain Bayform America, Inc. Screen cloth insertion apparatus and method
DE19811616A1 (de) 1998-03-17 1999-09-23 Bayerische Motoren Werke Ag Airbag mit Fangbändern
US6170871B1 (en) 1998-06-24 2001-01-09 Breed Automotive Technology, Inc. Inflatable trim panel assembly for safety restraint systems
US6355123B1 (en) 1998-07-06 2002-03-12 Methode Electronics, Inc. Roll-over air bag having a reinforced perimeter seal and associated method for producing a flat reinforced seal in a roll-over air bag
US6112327A (en) * 1998-07-07 2000-09-05 Swimfree, Llc Swimwear with floatation members
US6152481A (en) 1998-08-03 2000-11-28 Delphi Technologies, Inc. Side restraint assembly
ATE257187T1 (de) 1998-10-14 2004-01-15 Malden Mills Ind Inc Dreidimensional gewirkter abstandsstoff für schuheinlagen und rücksäcke
JP3726518B2 (ja) 1998-11-18 2005-12-14 タカタ株式会社 エアバッグ
JP2000185109A (ja) * 1998-12-21 2000-07-04 Safety:Kk 緊急用エア―バック付緩衝胴衣具
US6194229B1 (en) 1999-01-08 2001-02-27 Micron Technology, Inc. Method for improving the sidewall stoichiometry of thin film capacitors
US6220629B1 (en) 1999-04-21 2001-04-24 Breed Automotive Technology, Inc. Cushion with increased seam strength and method of assembly
US6458724B1 (en) 1999-06-07 2002-10-01 Bradford Industries, Inc. Coated multi-layered woven textile fabrics for use in air-holding vehicle restraint system
US6734123B2 (en) 1999-06-07 2004-05-11 Bradford Industries, Inc. Polyurethane coated fabrics for use in air-holding vehicle restraint systems
US6740607B2 (en) 1999-06-07 2004-05-25 Bradford Industries, Inc. Substrate with stretch and heat sealing properties to make a multidirectional restraint module design
US6770578B2 (en) 1999-06-07 2004-08-03 Bradford Industries, Inc. Laminated textile fabrics for use in air holding vehicle restraint systems
US6753275B2 (en) * 1999-06-07 2004-06-22 Bradford Industries, Inc. Laminated multi-layered woven textile fabrics for use in air holding vehicle restraint systems
US6734125B2 (en) 1999-06-07 2004-05-11 Bradford Industries, Inc. Laminated multi-denier mixed fabrics for use in inflatable vehicle restraint systems
US6239046B1 (en) 1999-06-07 2001-05-29 Bradford Industries, Inc. Polysiloxane coated fabrics for use in air bags
US6701971B1 (en) 1999-06-17 2004-03-09 Mililken & Company Low permeability side curtain airbag cushions having extremely low coating levels
GB2352162A (en) 1999-07-19 2001-01-24 John Francis Robinson Motorcyclists protective wear
US6301714B1 (en) 1999-10-05 2001-10-16 Keun Bae Son Upper garment with an inflatable collar
US6422597B1 (en) 1999-11-12 2002-07-23 Delphi Technologies, Inc. Variable profile air bag restraint
US6350709B1 (en) 1999-11-30 2002-02-26 Bradford Industries, Inc. Heat sealable coated textile fabric for inflatable vehicle restraint systems
DE20003097U1 (de) 2000-02-19 2000-08-17 Titv Greiz Flammhemmendes dreidimensionales textiles Maschengebilde
US6435553B1 (en) 2000-03-20 2002-08-20 Breed Automotive Technology, Inc. Air bag and method of seam assembly for minimizing gas leakage
DE10026714A1 (de) 2000-05-30 2001-12-13 Hueck Folien Gmbh Verbundfolie, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
US20020029546A1 (en) 2000-06-29 2002-03-14 Gould Lisa M. Method for disposing of a soiled disposable diaper
JP2002020907A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Kenji Takeuchi 自動膨張式胴衣
US20020122908A1 (en) 2000-08-30 2002-09-05 Shulong Li Abrasion and/or puncture resistant fabrics, airbag cushions, and methods
DE20021066U1 (de) 2000-12-13 2001-05-03 Trw Repa Gmbh Aufblasbarer Seiten-Gassack für ein Fahrzeuginsassen-Schutzsystem
US6920647B2 (en) 2000-12-22 2005-07-26 Izaak A. Ulert Hip protector
CN1489536A (zh) * 2001-01-09 2004-04-14 ��ʽ�����¡ 边窗型气囊及其制造过程
SE523328C2 (sv) 2001-02-06 2004-04-13 Fov Fabrics Ab Uppblåsbar luftsäck och förfarande att tillverka sådan
FR2822028A1 (fr) 2001-03-19 2002-09-20 Elez Jose Morcillo Dispositif de securite integre dans un vetement notamment un anorak gonflable, une veste gonflable, un blouson gonflable ou combinaison de survie gonflable
US20020140218A1 (en) 2001-03-29 2002-10-03 Beasley Alonzo W. One-piece woven airbag
US6502853B2 (en) * 2001-04-17 2003-01-07 Milliken & Company Low permeability airbag and method
JP2002362280A (ja) 2001-06-01 2002-12-18 Toyoda Gosei Co Ltd 頭部保護エアバッグ装置
US6908528B2 (en) 2001-08-02 2005-06-21 Reeves Brothers, Inc. Laminate composite fabric
DE10141437A1 (de) 2001-08-23 2003-02-20 Breed Automotive Tech Luftsack und Verfahren zum Herstellen eines Luftsackes
US6857136B1 (en) * 2002-09-27 2005-02-22 Simula, Inc. Inflatable head and neck support collar
US6712389B2 (en) 2002-02-01 2004-03-30 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Air bag with tether
US6659046B2 (en) 2002-02-11 2003-12-09 Linda Anne Schmid Inflatable, split Elizabethan collar
US6713131B2 (en) 2002-04-08 2004-03-30 Dow Corning Corporation Methods of coating fabrics with emulsions of elastomeric polymers and polyurethane dispersions
JP4013661B2 (ja) * 2002-06-14 2007-11-28 タカタ株式会社 外面展開型エアバッグ及び外面展開型エアバッグ装置
US7017942B2 (en) 2002-10-01 2006-03-28 Trw Inc. Inflatable vehicle occupant protection device with grab handle
US6986605B1 (en) 2003-04-23 2006-01-17 Exopack-Technology, Llc Multiwall vented bag, vented bag forming apparatus, and associated methods
US6889451B2 (en) 2003-04-23 2005-05-10 Mike, Inc. Fluid system with internal filter
US7033237B2 (en) * 2003-05-26 2006-04-25 The Life Belt S.R.L. Inflatable safety apparatus
ITMI20030380U1 (it) 2003-08-06 2005-02-07 Colombo Antonio Primo Dispositivo pneumatico indossabile di protezione individuale e relativo capo di abbigliamento
DE10352666B3 (de) 2003-11-11 2005-04-14 Trw Occupant Restraint Systems Gmbh & Co. Kg Gassack
US7305715B2 (en) * 2003-12-29 2007-12-11 Harry J. Orsos Bathing suit with flotation survival feature
SE0400271D0 (sv) 2004-02-10 2004-02-10 Gambro Lundia Ab A fluid bag, use of one or more fluid bags and a system including one or more fluid bags
US20050196601A1 (en) 2004-03-05 2005-09-08 Fitzgerald Lawrence J. Microporous sheets with barrier coatings
WO2005094620A1 (en) 2004-04-02 2005-10-13 Fabio Ciliegi Protective ski-suit, particularly against damages caused by avalanches or snowslides
US6997218B1 (en) * 2004-04-08 2006-02-14 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Inflatable body armor system
CA2507779C (en) 2004-05-21 2012-01-31 National Research Council Of Canada Primer composition and uses thereof
JP4400495B2 (ja) * 2004-05-27 2010-01-20 豊田合成株式会社 サイドエアバッグ装置
US7549672B2 (en) 2004-05-27 2009-06-23 Toyoda Gosei Co., Ltd. Side airbag device
CH697172A5 (de) 2004-06-04 2008-06-25 Christian Koeppel Dr Med Airbag für Kleidungsstücke.
ITTV20040073A1 (it) 2004-06-24 2004-09-24 Alpinestars Res Srl Indumento con nuovo sistema di ventilazione.
CA2576873A1 (en) 2004-08-09 2006-02-23 Camelbak Products, Llc Convertible hydration system
US7841344B2 (en) * 2004-11-19 2010-11-30 Schlosser Sara E Jacket and method for surviving an avalanche
US20080000029A1 (en) 2005-02-08 2008-01-03 Rapid Air Llc (A Wisconsin Limited Liability Company) Multiple chamber foam air mattress
JP4616025B2 (ja) 2005-02-09 2011-01-19 本田技研工業株式会社 車両用エアバッグ装置
US20060292950A1 (en) * 2005-06-23 2006-12-28 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Inflatable vehicle occupant protection device construction
US7971899B2 (en) 2005-07-26 2011-07-05 Nxgen Technologies, Inc. Side curtain airbag
JP4670531B2 (ja) 2005-08-02 2011-04-13 タカタ株式会社 エアベルト及びエアベルト装置
US20070040368A1 (en) * 2005-08-15 2007-02-22 Safety Components Fabric Technologies, Inc. One-piece woven airbag with tethers
US7713890B2 (en) 2005-08-23 2010-05-11 Milliken & Company Flexible sheet-like composites
EP1767108A1 (de) 2005-09-21 2007-03-28 Hajdar Ademaj Aufblasbares Schutzkleidungsstück
EP1963143B1 (en) 2005-12-12 2013-11-27 Highland Industries, Inc. Thermoplastic coated, heat-sealed airbag
FR2895645B1 (fr) 2005-12-30 2008-07-18 Thuasne Soc Par Actions Simpli Dispositif de protection du rachis cervical d'un individu et collier correspondant
JP4966569B2 (ja) * 2006-03-20 2012-07-04 日本プラスト株式会社 エアバッグ
KR100808475B1 (ko) 2006-04-13 2008-03-03 김월성 에어 매트리스
DK200600130U3 (da) 2006-05-05 2007-08-24 Presenco As Hoppepude
JP5277520B2 (ja) 2006-06-01 2013-08-28 タカタ株式会社 エアバッグジャケット
US7951437B2 (en) 2006-09-22 2011-05-31 Milliken & Company Multilayer film dry lamination of airbag fabrics
ITRM20060548A1 (it) 2006-10-12 2008-04-13 Dainese Spa Dispositivo gonfiabile per la protezione personale e indumento comprendente lo stesso
EP2084222B1 (en) 2006-11-01 2010-03-17 Dow Global Technologies Inc. Polyurethane compositions and articles prepared therefrom, and methods for making the same
AR064668A1 (es) 2006-12-21 2009-04-15 Dow Global Technologies Inc Composiciones de poliolefina y articulos preparados a partir de las mismas y metodos para prepararlas
US20080169631A1 (en) 2007-01-17 2008-07-17 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Laminated inflatable vehicle occupant protection device construction
JP4931624B2 (ja) * 2007-01-31 2012-05-16 本田技研工業株式会社 エアバッグジャケット
EP1967422B1 (de) 2007-03-08 2012-04-18 nolax AG Airbag
EP2042649B1 (en) 2007-09-27 2012-05-30 Toyoda Gosei Co., Ltd. Coated base fabric for airbags
US8151486B2 (en) 2008-05-20 2012-04-10 Nike, Inc. Fluid-filled chamber with a textile tensile member
EP2294102B1 (en) 2008-06-30 2013-08-21 Dow Global Technologies LLC Polyolefin compositions and articles prepared therefrom and methods of making the same
JP4441575B2 (ja) 2008-07-24 2010-03-31 株式会社悠心 逆止機能ノズルを備えるフレキシブル包装袋および液状物充填包装構造体
EP2326757B1 (en) 2008-08-07 2020-09-02 INVISTA Textiles (U.K.) Limited Airbag fabrics woven from slit-film polymeric tapes
US20100129575A1 (en) 2008-08-30 2010-05-27 Veiga Manuel J Polyvinyl chloride coated fabrics for use in air bags
US7651118B1 (en) 2008-08-30 2010-01-26 Bradford Industries, Inc. Polyvinyl chloride coated fabrics for use in air bags
ES2460920T3 (es) 2008-12-09 2014-05-16 Dainese S.P.A. Prenda adaptada para asociarse a un dispositivo para la protección personal de un usuario
JP5671472B2 (ja) 2008-12-09 2015-02-18 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 身体保護装置およびそのような装置を組み込んだ衣服
US9079558B2 (en) 2009-01-16 2015-07-14 Global Safety Textiles, Llc Coated airbag
DE102009016050A1 (de) 2009-04-02 2010-10-07 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Auflage für einen Sitz
WO2010125828A1 (ja) 2009-04-30 2010-11-04 東レ・ダウコーニング株式会社 ポリウレタンおよびその製造方法、マスターバッチ、インキ用バインダー、インキ組成物、成形用熱可塑性重合体組成物、成形体、複合成形体およびその製造方法
CN102448338B (zh) * 2009-06-05 2015-03-11 阿尔皮纳塔尔研究公司 用于摩托车驾驶员的气囊系统
JP5505296B2 (ja) 2010-12-28 2014-05-28 豊田合成株式会社 エアバッグ
ITVR20110135A1 (it) * 2011-06-30 2012-12-31 Dainese Spa Dispositivo di protezione.
DE102011121724A1 (de) 2011-12-20 2013-06-20 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Gassack für eine Personenschutzeinrichtung

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10317272A (ja) * 1997-05-15 1998-12-02 Haibitsukusu:Kk 流体圧入プレート及びその製造方法
JPH11268605A (ja) * 1998-03-25 1999-10-05 Mazda Motor Corp 自動車のエアバッグ装置
JP2002538405A (ja) * 1999-02-27 2002-11-12 ケアー,アンドリュー,ロバート,イングランド 防護服
JP2002331894A (ja) * 2001-05-09 2002-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd エアバッグ装置および車両事故検出装置
JP2005247189A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Ashimori Ind Co Ltd エアバッグ装置
JP2007076497A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Honda Motor Co Ltd 乗員離脱検知装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526612A (ja) * 2013-06-12 2016-09-05 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 身体保護装置
JP2016528395A (ja) * 2013-06-12 2016-09-15 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 身体保護装置
JP2018517599A (ja) * 2015-05-06 2018-07-05 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 保護装置及び保護装置を製造するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9027170B2 (en) 2015-05-12
WO2010067288A1 (en) 2010-06-17
ES2390647T5 (es) 2021-07-27
WO2010067285A1 (en) 2010-06-17
WO2010067393A1 (en) 2010-06-17
EP2373189A1 (en) 2011-10-12
EP2373190B1 (en) 2012-05-30
US20120007344A1 (en) 2012-01-12
EP2373190A1 (en) 2011-10-12
JP2012511458A (ja) 2012-05-24
ES2388411T3 (es) 2012-10-15
ES2390011T3 (es) 2012-11-05
EP2373189B1 (en) 2012-07-04
EP2373524A1 (en) 2011-10-12
US20120011642A1 (en) 2012-01-19
US20120032422A1 (en) 2012-02-09
ES2390647T3 (es) 2012-11-15
JP5671472B2 (ja) 2015-02-18
EP2373189B2 (en) 2021-01-06
JP5486607B2 (ja) 2014-05-07
EP2373524B1 (en) 2012-06-20
US8608191B2 (en) 2013-12-17
JP5841843B2 (ja) 2016-01-13
JP2012511457A (ja) 2012-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5671472B2 (ja) 身体保護装置およびそのような装置を組み込んだ衣服
JP5908911B2 (ja) 頭部保護に適したエアバッグ
JP5901696B2 (ja) 使用者の個人保護のための装置に関連するように適合された衣服
CN202980202U (zh) 身体保护装置及具有该装置的衣服
EP3434123B1 (en) Protective device
ITVR20090211A1 (it) Dispositivo di protezione personale ed indumento incorporante tale dispositivo
JP7444054B2 (ja) 着用エアバッグ装置
ITRM20080657A1 (it) Dispositivo di protezione personale ed indumento incorporante tale dispositivo.
ITVR20090078A1 (it) Dispositivo di protezione includente un elemento gonfiabile.
ITRM20080656A1 (it) Dispositivo di protezione personale ed indumento incorporante tale dispositivo.
WO2024095192A1 (en) Inflatable protective device, wearable protective device comprising such an inflatable protective device and method for effectively deflating such an inflatable protective device after inflation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140812

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5671472

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250