JP2002331894A - エアバッグ装置および車両事故検出装置 - Google Patents

エアバッグ装置および車両事故検出装置

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JP2002331894A
JP2002331894A JP2001138285A JP2001138285A JP2002331894A JP 2002331894 A JP2002331894 A JP 2002331894A JP 2001138285 A JP2001138285 A JP 2001138285A JP 2001138285 A JP2001138285 A JP 2001138285A JP 2002331894 A JP2002331894 A JP 2002331894A
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airbag
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Kazuhiko Kikuchi
和彦 菊地
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】現状のエアバッグシステムに簡単な構成を付加
するのみにより、エアバッグの展開により車両事故を検
出することができるエアバッグ装置および車両事故検出
装置を提供する。 【解決手段】エアバッグ本体5を展開するガスの放出経
路に特定の音波を発生する音波発生手段4と、音波発生
手段4から発生した音波を検出する音波検出手段6とを
設けることにより、すなわち、従来のエアバッグ装置に
簡単な音波発生手段4および音波検出手段6を付加する
のみにより、車両事故の発生を効果的に検出することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝突等車両事故な
どが発生したときに、これを検出する車両事故検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の衝突検出装置としては、図
6に示すようなものが一般的に用いられている。この衝
突検出装置はエアバッグシステムに用いられ、衝突検出
装置に衝撃センサを用いて、車両が衝突したときに信号
を発生してエアバッグを展開するようにしたものであ
る。すなわち、エアバッグ展開用衝突検出装置1により
衝突が検出されると、エアバッグ本体5を展開するため
の信号をエアバッグ展開用インフレータ2に出力し、そ
の信号を受けたエアバッグ展開用インフレータ2はエア
バッグ展開のためのガスを放出し、一定時間後、エアバ
ッグを収縮させるためエアバッグ収縮用排気弁3からガ
スを放出するようにしている。
【0003】また、図7に示す従来の衝突検出装置は、
交差点などに走行音解析装置を配置し、車両の走行音を
マイク等で集音し、これを周波数解析などの手法で分析
して、衝突した際の衝撃音を特定することにより事故が
発生したことを判断するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の衝突検出装置においては、車両事故の緊急通報シス
テムなどに用いて、例えば車両事故を自動的に発呼させ
ようとする場合には、以下に示すような問題があった。
まず、上記従来の第1の衝突検出装置では、衝撃センサ
が事故の衝撃を検出してエアバッグ展開のための信号を
出力した際、この信号を車両の緊急通報装置の自動発呼
のトリガとして使用することが考えられる。しかし、緊
急通報装置を設置するには、自動車の製造メーカ以外で
は、エアバッグ展開の保証などの問題もあり、事実上困
難であるという問題があった。
【0005】また、上記従来の第2の衝突検出装置で
は、事故が発生したときの衝撃音と、車両のドアの開閉
音や工事現場等の音など周囲の突発的な雑音とを区別す
ることが難しく、また、これらの音を解析するための装
置も高価なものになるという問題があった。
【0006】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するためになされたもので、現状のエアバッグシステム
に簡単な構成を付加するのみにより、エアバッグの展開
により2次的に車両事故を検出することができるエアバ
ッグ装置および車両事故検出装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明におけるエアバッ
グ装置は、エアバッグを展開するガスの放出経路に特定
の音波を発生する第1の音波発生手段を設けるという構
成を有している。この構成により、エアバッグに対する
ガスの放出側に、簡単な音波発生手段を付加するのみに
より車両事故の発生を効果的に検出することができる。
【0008】本発明におけるエアバッグ装置は、エアバ
ッグを収縮させるためのガスの排出経路に特定の音波を
発生する第2の音波発生手段を設けるという構成を有し
ている。この構成により、エアバッグのガスの排出側
に、簡単な音波発生手段を付加するのみにより車両事故
の発生を効果的に検出することができる。
【0009】本発明におけるエアバッグ作動検出装置
は、請求項1または請求項2におけるエアバッグ装置に
備えた第1または第2の音波発生手段から発生した音波
を検出する音波検出手段を設けるという構成を有してい
る。この構成により、音波発生手段からの音波を受ける
簡単な音波検出手段を付加するのみにより、車両事故の
発生を効果的に検出することができる。
【0010】本発明における車両は、請求項1または請
求項2に記載のエアバッグ装置を備えるという構成を有
している。この構成により、車両に本発明のおけるエア
バッグ装置を備えることにより、簡単に車両事故の発生
を検出することができる。
【0011】本発明における車両は、エアバッグが展開
したときに車室内の空気を車外に排出する経路に特定の
音波を発生する第3の音波発生手段を設けるという構成
を有している。この構成により、単に空気を車外に排出
する経路に音波発生手段を設けることにより、簡単に車
両事故の発生を検出することができる。
【0012】本発明における車両は、請求項1、2、4
または5に記載の第1、第2または第3の音波発生手段
から発生した音波を検出する音波検出手段を備えるとい
う構成を有している。この構成により、車内に簡単な音
波検出手段とを備えることにより、簡単に車両事故の発
生を検出することができる。
【0013】本発明における車両事故検出装置は、車両
に搭載されたエアバッグが展開したときまたは収縮した
ときに特定の音波を発生する音波発生手段と、前記音波
発生手段から発生した音波を検出する音波検出手段とか
らなるという構成を有している。この構成により、車内
に簡単な音波発生手段と音波検出手段とを備えることに
より、簡単に車両事故の発生を検出することができる。
【0014】本発明における車両事故検出装置は、前記
音波検出手段が車外に設けられるという構成を有してい
る。この構成により、音波検出手段を車外に設けること
により、事故発生を車外の人に知らせることができる。
【0015】本発明における緊急通報システムは、請求
項4または5に記載の車両に設けられ、エアバッグが展
開したときにそれを検出して事故検出信号を自動発呼す
る車両事故検出手段と、前記事故検出手段からの事故検
出信号を受信して救命活動を行う緊急通報センターとか
らなるという構成を有している。この構成により、自動
発呼して事故発生を自動的に緊急通報センターに通報す
ることにより、早急に救急活動を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の第1ないし第5の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態におけるエアバッグ装置および車両事
故検出装置の構成を説明する。図1において、本実施の
形態におけるエアバッグ装置および車両事故検出装置
は、車両の衝突を検出するエアバッグ展開用衝突検出装
置1と、エアバッグ展開用衝突検出装置1からの信号に
よりガスを放出してエアバッグ本体5を展開するエアバ
ッグ展開手段としてのエアバッグ展開用インフレータ2
と、ガスの放出により展開して乗員を保護するエアバッ
グ本体5と、ガスの放出から一定時間後にエアバッグ本
体5のガスを排気するエアバッグ排気手段としてのエア
バッグ収縮用排気弁3とからなり、さらに本実施の形態
により、エアバッグ展開用インフレータ2から放出され
たガスを通過させそのとき音波を発生する音波発生手段
4と、音波発生手段4から発生した音波を検出する音波
検出手段6とを付加して構成される。
【0017】図1は、音波発生手段4および音波検出手
段6を除けば一般的なエアバッグシステムを示すもので
ある。本実施の形態による音波発生手段4は、例えば笛
状のもので、気体等が通過することにより特定の音波を
発生するもので、音波検出手段6は音波発生手段4が発
生する音波を検出するように構成される。
【0018】なお、音波発生手段4により発生する音波
は、車室内の音響特性などを考慮して決定される。ピン
クノイズのような単一周波数にすれば音波検出手段6の
構成をより簡単なものにすることが可能となるが、これ
に限定されるものではない。また、人間の可聴帯域内で
ある必要は無い。
【0019】また、一般にエアバッグ本体5を展開する
ためのガスはエアバッグ展開用インフレータ2から爆発
的な流速で短時間にエアバッグ本体5内に放出される。
したがって、比較的大音量の音を短時間発生させること
に向いている。ただし、エアバッグ本体5の展開は数m
S〜数10mSの単位での制御が必要なことから、音波
発生手段4がガスの流速/方向などに影響を与えてエア
バッグの展開速度に支障がでないように考慮することが
必要であり、音波発生手段4の構造/設置についてはこ
れらの制約を受ける。
【0020】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態におけるエアバッグ装置および車両事故検出装
置の動作を説明する。車両が衝突して、エアバッグ展開
用衝突検出装置1により車両の衝突が検出されると、エ
アバッグ本体5を展開するためのエアバッグ展開用イン
フレータ2に展開するための信号を出力し、その信号を
受けたエアバッグ展開用インフレータ2はエアバッグ展
開のためのガスを放出し、放出されたガスは音波発生手
段4を通過しながらエアバッグ5を展開し、音波発生手
段4は通過したガスにより音波を発生させる。そして、
一定時間後にエアバッグ本体5を収縮させるためにエア
バッグ収縮用排気弁3からガスが排出される。ガスが通
過して音波発生手段4から発生した音波は音波検出手段
6により検出される。
【0021】以上の説明のように、本実施の形態による
と、従来のエアバッグシステムのエアバッグ展開用イン
フレータ2に音波発生手段4を付加するという簡単な構
成により、車両事故を容易に検出することができる。
【0022】(第2の実施の形態)まず、図2を参照し
て、本発明の第2の実施の形態におけるエアバッグ装置
および車両事故検出装置の構成を説明する。図2に示す
本実施の形態では、音波発生手段4を第1の実施の形態
のようにエアバッグ展開用インフレータ2に付加する代
わりに、エアバッグ収縮用排気弁3に付加するようにし
た点が異なるのみで、他の構成は図1に示すものと同様
である。
【0023】本実施の形態による音波発生手段4は、例
えば笛状のもので、気体等が通過することにより特定の
音波を発生するもので、音波検出手段6は音波発生手段
4が発生する音波を検出するように構成される。なお、
音波発生手段4により発生する音波は、車室内の音響特
性などを考慮して決定される。ピンクノイズのような単
一周波数にすれば音波検出手段6の構成をより簡単なも
のにすることが可能となるが、これに限定されるもので
はない。また、人間の可聴帯域内である必要は無い。
【0024】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態におけるエアバッグ装置および車両事故検出装
置の動作を説明する。車両が衝突して、エアバッグ展開
用衝突検出装置1により車両の衝突が検出されると、エ
アバッグ本体5を展開するためのエアバッグ展開用イン
フレータ2に信号を出力し、その信号を受けたエアバッ
グ展開用インフレータ2はエアバッグ本体5を展開する
ためのガスを放出する。そして、一定時間後にエアバッ
グ本体5を収縮させるためにエアバッグ収縮用排気弁3
からガスを排出する。このとき、排気ガスは音波発生手
段4を通過しながらエアバッグ本体5を収縮し、音波発
生手段4から音波を発生する。音波発生手段4から発生
した音波は音波検出手段6により検出される。
【0025】一般に、エアバッグシステムはエアバッグ
本体5に乗員が衝突する際の衝撃を緩和するために、エ
アバッグ本体5が展開した後、微小時間を置いてエアバ
ッグ本体5内のガスを排気してエアバッグ本体5自体を
収縮させる。エアバッグ本体5を収縮させるためにガス
を排気する際のガスの流れはエアバッグ本体5を展開す
る時の流速と比較するとかなり遅く、その持続時間も比
較的長い。したがって、第1の実施の形態の場合と比較
すると、音波発生手段4から発生する音量は小さく、比
較的長い時間音波を発生させるようにしている。
【0026】以上の説明のように、本実施の形態による
と、エアバッグ収縮用排気弁3に音波発生手段4を付加
することにより、エアバッグ展開用インフレータ2に付
加する場合に比べてガスの流速が遅くなることから、音
波発生手段4の設計を比較的容易にすることができ、簡
単な構成により、車両事故を容易に検出することができ
る。
【0027】(第3の実施の形態)まず、図3を参照し
て、本発明の第3の実施の形態におけるエアバッグ装置
および車両事故検出装置の構成を説明する。図3に示す
本実施の形態では、音波発生手段4を第1のおよび第2
の実施の形態のようにエアバッグシステムに付加する代
わりに、エアバッグ本体5の展開により気圧が上昇した
車室内の気圧を排気により調整するための車室内気圧調
整弁7に付加するようにした点が異なるのみで、他の構
成は図1に示すものと同様である。なお、音波検出手段
6は車室内に設けるようにしている。
【0028】図3は、音波発生手段4および音波検出手
段6を除けば一般的なエアバッグシステムを装備した車
両を示し、車室内気圧調整弁7は気圧が上昇した車室内
の気圧を排気により調整できれば車室内のどこに装備し
てもよい。また、本実施の形態による音波発生手段4
は、例えば笛状のもので、気体等が通過することにより
特定の音波を発生するもので、音波検出手段6は音波発
生手段4が発生する音波を検出するように構成される。
なお、音波発生手段4により発生する音波は、車室内の
音響特性などを考慮して決定される。ピンクノイズのよ
うな単一周波数にすれば音波検出手段6の構成をより簡
単なものにすることが可能となるが、これに限定される
ものではない。また、人間の可聴帯域内である必要は無
い。
【0029】次に、図3を参照して、本発明の第3の実
施の形態におけるエアバッグ装置および車両事故検出装
置の動作を説明する。車両が衝突して、エアバッグ展開
用衝突検出装置1により衝突が検出されると、エアバッ
グ本体5を展開するためのエアバッグ展開用インフレー
タ2に信号を出力し、信号を受けたエアバッグ展開用イ
ンフレータ2はエアバッグ本体5を展開するためにガス
を放出する。エアバッグ本体5の展開により気圧が上昇
した車室内の空気は車室内気圧調整弁7により社外に排
出して車室内の空気圧を調整する。同時に、車室内気圧
調整弁7により排出されたガスは音波発生手段4を通過
し、音波発生手段4は通過したガスにより音波を発生さ
せ、音波発生手段4から発生した音波は音波検出手段6
により検出される。一定時間の後、エアバッグ本体5を
収縮させるためエアバッグ収縮用排気弁3からガスを排
出する。
【0030】一般に、エアバッグ本体5を展開するため
のガスはエアバッグ展開用インフレータ2から爆発的な
流速で短時間にエアバッグ本体5内に放出される。この
とき車室内の気圧はエアバッグ本体5の展開により急激
に上昇する。乗員がこれによりダメージを受けないよう
に車室内気圧調整弁7により車室内の気圧を調整する。
音波発生手段4は車室内気圧調整弁7を通過する空気を
利用して特定の音波を発生させる。
【0031】以上の説明のように、本実施の形態による
と、既に車室内気圧調整弁7を有するエアバッグシステ
ムを装備している車両に対し音波発生手段4および音波
検出手段6を付加することにより、自動車メーカ以外の
第3者でも簡単に装備することができ、簡単な構成によ
り、車両事故を容易に検出することができる。
【0032】(第4の実施の形態)次に、図4を参照し
て、本発明の第4の実施の形態におけるエアバッグ装置
および車両事故検出装置について説明する。図4に示す
本実施の形態では、エアバッグ本体を展開したときまた
は収縮したときに特定の音波を発生するよう構成した車
両11と、道路側に設けられ車両11からの音波を特定
する音波検出装置12とにより車両事故を検出する車両
事故検出装置を構成する。なお、車両11に装備する車
両事故検出装置を有するエアバッグシステムは、第1な
いし第3の実施の形態におけるものを使用することがで
きる。
【0033】以上の説明のように、本実施の形態による
と、車両事故の際に車両から発生した特定の音波を検出
する音波検出手段を交差点などインフラ側に設けるよう
にしたことにり、車両事故を他の人にも通知することが
できる。
【0034】(第5の実施の形態)次に、図5を参照し
て、本発明の第5の実施の形態におけるエアバッグ装置
および車両事故検出装置について説明する。図5に示す
本実施の形態の特徴は、エアバッグ装置を備えて事故検
出信号を発生する車両15と、車両15から事故検出信
号を受けて救命活動などを行う緊急通報センター16と
からなり、車両15には、エアバッグ装置を有し、その
エアバッグ本体が展開したときにそれを検出する車両事
故検出手段と、自動発呼して車両事故検出手段からの事
故検出信号を送信する自動発呼手段とを設け、緊急通報
センター16には、車両15から自動発呼した事故検出
信号を受信する受信手段を設けることにより、緊急通報
システムを構成することである。なお、車両15に装備
する車両事故検出装置としては、第1ないし第3の実施
の形態におけるものを使用することができる。
【0035】ところで、エアバッグシステムは、事故が
起きた瞬間にエアバッグを展開させて、乗員を保護する
必要があるのに対し、本実施の形態による緊急通報シス
テムでは、事故が起きた後の救命活動などを行うことを
目的とするため、事故が起きた瞬間に緊急通報センター
16への発呼を行う必要はなく、エアバッグの展開を検
出するという2次的な方法で車両事故を検出してから、
エアバッグの展開を、事故検出信号を緊急通報センター
16へ自動発呼するトリガとして利用するようにしたも
のである。従って、エアバッグ本体の展開を電気または
機械的方法で検出して利用することもできる。
【0036】以上の説明のように、本実施の形態による
と、エアバッグシステムが既に搭載されている場合でも
簡単に後付けして、簡単な構成により、車両事故を容易
に検出することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明におけるエアバッグ装置および車
両事故検出装置は、上記のように構成され、特に、現状
のエアバッグシステムに簡単な構成を付加するのみによ
り、エアバッグの展開動作に影響を与えることなく、エ
アバッグの展開に対し2次的に車両事故を検出すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるエアバッグ
装置および車両事故検出装置の構成を示す図、
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるエアバッグ
装置および車両事故検出装置の構成を示す図、
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるエアバッグ
装置および車両事故検出装置を装備した車両の構成を示
す図、
【図4】本発明の第4の実施の形態における車両事故検
出装置の構成を示す図、
【図5】本発明の第5の実施の形態における緊急通報シ
ステムの構成を示す図、
【図6】従来の車両に搭載されたエアバッグシステムを
示す図、
【図7】従来の衝突音から車両の衝突を検出する衝突検
出装置を示す図。
【符号の説明】
1 エアバッグ展開用衝突検出装置 2 エアバッグ展開用インフレータ 3 エアバッグ収縮用排気弁 4 音波発生手段 5 エアバッグ本体 6 音波検出手段 7 車室内気圧調整弁 11 音波発生手段を備えた車両 12 音波検出手段 15 事故検出手段を備えた車両 16 緊急通報センター 21 車両 22 走行音解析装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアバッグを展開するガスの放出経路に特
    定の音波を発生する第1の音波発生手段を設けることを
    特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】エアバッグを収縮させるためのガスの排出
    経路に特定の音波を発生する第2の音波発生手段を設け
    ることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2におけるエアバッ
    グ装置に備えた第1または第2の音波発生手段から発生
    した音波を検出する音波検出手段を設けることを特徴と
    するエアバッグ作動検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載のエアバッ
    グ装置を備えることを特徴とする車両。
  5. 【請求項5】エアバッグが展開したときに車室内の空気
    を車外に排出する経路に特定の音波を発生する第3の音
    波発生手段を設けることを特徴とする車両。
  6. 【請求項6】請求項1、2、4または5に記載の第1、
    第2または第3の音波発生手段から発生した音波を検出
    する音波検出手段を備えることを特徴とする車両。
  7. 【請求項7】車両に搭載されたエアバッグが展開したと
    きまたは収縮したときに特定の音波を発生する音波発生
    手段と、前記音波発生手段から発生した音波を検出する
    音波検出手段とからなることを特徴とする車両事故検出
    装置。
  8. 【請求項8】前記音波検出手段は車外に設けられること
    を特徴とする請求項7記載の車両事故検出装置。
  9. 【請求項9】請求項4または5に記載の車両に設けら
    れ、エアバッグが展開したときにそれを検出して事故検
    出信号を自動発呼する車両事故検出手段と、前記事故検
    出手段からの事故検出信号を受信して救命活動を行う緊
    急通報センターとからなることを特徴とする緊急通報シ
    ステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012511637A (ja) * 2008-12-09 2012-05-24 ダイネーゼ ソシエタ ペル アチオーニ 身体保護装置およびそのような装置を組み込んだ衣服
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