JPH06219237A - 自動車用エアバッグ装置 - Google Patents

自動車用エアバッグ装置

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JPH06219237A
JPH06219237A JP5012854A JP1285493A JPH06219237A JP H06219237 A JPH06219237 A JP H06219237A JP 5012854 A JP5012854 A JP 5012854A JP 1285493 A JP1285493 A JP 1285493A JP H06219237 A JPH06219237 A JP H06219237A
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sensor
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airbag
door
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Yasushi Emoto
裕史 江本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアを閉じた時の加速度と、衝突時の加速度
とを混同しないようにして、衝突検知を確実なものとす
ること。 【構成】 検出装置6には、第1センサ5及びドア本体
1を閉じた時の反動で発生する加速度波形における室外
方向の加速度を少なくとも検出する第2センサ9を夫々
配し、制御装置8には、室内方向の最初の所定値以上の
加速度を第1センサ5が検出した時に発する第1信号及
びドア本体5を閉じた時の反動で発生する室内方向の最
初の所定値以上の加速度を前記第2センサ9が検出した
時に発する第2信号を発し得る電圧感知器11と、該第
2信号により前記エアバッグ本体7を膨張させる大きさ
の室内方向の加速度を第1センサ5が検出してもその検
出を所定時間キャンセルし該第1信号により前記エアバ
ッグ本体7を膨張させるエアバッグモジュール19にO
N信号を発するコントロールユニット12とを装備した
こと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の側面衝突時に
乗員を衝撃から守るエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば実開平3
−112455号公報に示すものがある。即ち、かかる
従来の自動車用エアバッグ装置は、ドア本体のアウタパ
ネルとインナパネルとの間に車体の前後方向に沿って延
設された補強用のドアビームが配設され、このドアビー
ムに車両の側面衝突状態を検出する側突検出センサが装
着されると共に、前記ドア本体内に自動車の側面衝突時
に車室内側に向けて膨張展開する側突用のエアバッグ本
体が装着され、このエアバッグ本体の動作が前記側突検
出センサからの検出信号に応じて制御され、前記ドアビ
ームの内面及び外面に各一対の歪みゲージを装着し、こ
れらの各歪みゲージによって形成されるホイーストンブ
リッジ回路を備えた自動車の側面衝突状態検出手段によ
って前記側突検出センサを構成したものである。この
他、自動車用エアバッグ装置の側突検出センサとして、
加速度センサー方式、タッチスイッチ方式などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自動車用エアバッグ装置にあっては、側突検出センサが
ドア本体に組付けられているので、図3に示すように、
衝突時に発生する加速度波形Aにおけるセンサの検出レ
ベルCを超えた室内方向の最初の加速度ピークA′と、
ドアを閉じた時の反動で発生する加速度波形Bにおける
センサの検出レベルC′を超えた室外方向の2番目の加
速度ピークB′とを誤認する恐れがあり、検出精度を決
定しにくいという課題がある。
【0004】そこで、本発明は、ドア本体を閉じた時の
センサの検出レベルを超えた加速度波形の最初の加速度
ピークが、衝突時のセンサの検出レベルを超えた加速度
波形における最初の加速度ピークに対して、方向が逆、
つまり、室外方向であることに着目して、側面衝突の事
実の検出を確実なものとする手段を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用エアバ
ッグ装置としては、少なくとも衝突時に発生する加速度
波形における室内方向の加速度ピークを検出する第1セ
ンサを有する検出装置がドア本体のアウタパネルに装着
されると共に、前記ドア本体内に自動車の側面衝突時に
車室内側に向けて膨張展開する側面衝突用のエアバッグ
本体が装着され、このエアバッグ本体の動作が前記検出
装置からの検出信号に応じて制御装置により制御される
自動車用エアバッグ装置において、前記検出装置には、
前記第1センサ及びドアを閉じた時の反動で発生する加
速度波形における室外方向の加速度を少なくとも検出す
る第2センサを夫々配し、前記制御装置には、室内方向
の最初の所定値以上の加速度を第1センサが検出した時
に発する第1信号及びドアを閉じた時の反動で発生する
室内方向の最初の所定値以上の加速度を前記第2センサ
が検出した時に発する第2信号を発し得る電圧感知器
と、該第2信号により前記エアバッグ本体を膨張させる
大きさの室内方向の加速度を第1センサが検出してもそ
の検出を所定時間キャンセルし該第1信号により前記エ
アバッグ本体を膨張させるエアバッグモジュールにON
信号を発するコントロールユニットとを装備したことを
特徴とする。
【0006】
【作 用】この装置によると、前記第2センサが室外方
向の最初の所定値以上の加速度を検出すると、そのあと
第1センサが室内方向の所定値以上の加速度を検出して
も、それは、ドアを閉じたことであると判断して、この
室内方向の所定値以上の加速度の検出では制御装置によ
りエアバッグ本体を膨張させない。また、前記第1セン
サが室内方向の最初の所定値以上の加速度を検出する
と、制御装置により、前記エアバッグ本体を膨張させる
エアバッグモジュールにON信号を発する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3を用
いて詳述する。即ち、自動車用エアバッグ装置として
は、外部からの衝突など室外3から室内4方向に加わっ
た加速度を検出する第1センサ5及びドア本体1を閉じ
る事によって発生する室内4から室外3方向に加わった
加速度を検出する第2センサ9を設けた検出装置6がド
ア本体1のアウタパネル2のメンバー15に装着される
と共に前記ドア本体1内に自動車の側面衝突時に車室内
4側に向けて膨張展開する側面衝突用のエアバッグ本体
7が装着され、このエアバッグ本体7の動作が前記検出
装置6からの検出信号に応じて制御装置8により制御さ
れる。
【0008】前記制御装置8には、コントロールユニッ
ト12がエアバッグ本体7を作動させないエリアD(図
3)内において、側方からの衝突時に発生する加速度波
形Aにおけるセンサの検出レベルCを超えた室内4方向
の最初の加速度ピークA′を該第1センサ5が検出する
前にドア本体1を閉じた時の反動で発生する加速度波形
Bにおける室外3方向の最初の加速度ピークB″を前記
2センサ9が検出した時に発する第1信号及び前記最初
の加速度ピークB″を前記第2センサ9が検出する前に
前記第1センサ5が前記最初の加速度ピークA′を検出
した時に発する第2信号を夫々選択的に発し得る電圧感
知器11と、該第1信号により前記エアバッグ本体7の
車室4内側に向けて膨張展開するインフレータ(図示省
略)を含むエアバッグモジュール19への着火信号を所
定時間(例えば0.1秒間)キャンセルするキャンセル
信号17を発するコントロールユニット12と、該第2
信号により前記エアバッグ本体7の車室4内側に向けて
膨張展開するインフレータ(図示省略)を含むエアバッ
グモジュール19へのON信号18を発するスイッチ1
4とを装備している。
【0009】符号10は前記検出装置6の信号を増幅す
る増幅器、13は前記コントロールユニット12による
キャンセル信号17により前記エアバッグモジュール1
9をONさせないように保持するセーフィングセンサ
ー、20は補助電源、21はイグニッションキースイッ
チ、22はバッテリである。従って、本実施例によれ
ば、前記制御装置8の電圧感知器11により、例えばマ
イナス30Gの最初の加速度ピークB″を該第1センサ
5が検出する前に前記第2センサ9が検出した時には、
その後例えばプラス20Gの2番目の加速度ピークB′
を同じく第2センサ9が検出しても、第1信号を発す
る。
【0010】前記制御装置8のコントロールユニット1
2は、該第1信号を受信することにより、前記エアバッ
グ本体7を膨張展開するインフレータ(図示省略)を含
むエアバッグモジュール19にON信号を例えば0.1
秒だけキャンセルする機能を有する。また、前記制御装
置8の電圧感知器11により、例えばプラス30Gの最
初の加速度ピークA′を前記第2センサ9が検出する前
に前記第1センサ5が検出した時には,第2信号を発す
る。前記制御装置8のスイッチ14は、該第2信号を受
信することにより、前記エアバッグ本体7を膨張展開す
るインフレータ(図示省略)を含むエアバッグモジュー
ル19にON信号18を発する。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車用
エアバッグ装置としては、少なくとも衝突時に発生する
加速度波形における室内方向の加速度ピークを検出する
第1センサを有する検出装置がドア本体のアウタパネル
に装着されると共に、前記ドア本体内に自動車の側面衝
突時に車室内側に向けて膨張展開する側面衝突用のエア
バッグ本体が装着され、このエアバッグ本体の動作が前
記検出装置からの検出信号に応じて制御装置により制御
され、前記検出装置には、前記第1センサ及びドアを閉
じた時の反動で発生する加速度波形における室外方向の
加速度を少なくとも検出する第2センサを夫々配し、前
記制御装置には、室内方向の最初の所定値以上の加速度
を第1センサが検出した時に発する第1信号及びドアを
閉じた時の反動で発生する室内方向の最初の所定値以上
の加速度を前記第2センサが検出した時に発する第2信
号を発し得る電圧感知器と、該第2信号により前記エア
バッグ本体を膨張させる大きさの室内方向の加速度を第
1センサが検出してもその検出を所定時間キャンセルし
該第1信号により前記エアバッグ本体を膨張させるエア
バッグモジュールにON信号を発するコントロールユニ
ットとを装備したことを特徴とするから、ドアを閉じた
時の加速度と、衝突時の加速度とが全く混同されないよ
うにして、衝突検知を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すドア本体の斜視図及び
回路図である。
【図2】図1のドア本体の縦断面図で(イ)は全体説明
図、(ロ)は検出装置を中心に示す図である。
【図3】図1の検出装置が検出した波形を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ドア本体 2 アウタパネル 5 第1センサ 6 検出装置 7 エアバッグ本体 8 制御装置 9 第2センサ 11 電圧感知器 12 コントロールユニット 14 スイッチ 18 ON信号 19 エアバッグモジュール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも衝突時に発生する加速度波形
    における室内方向の加速度ピークを検出する第1センサ
    を有する検出装置がドア本体のアウタパネルに装着され
    ると共に、前記ドア本体内に自動車の側面衝突時に車室
    内側に向けて膨張展開する側面衝突用のエアバッグ本体
    が装着され、このエアバッグ本体の動作が前記検出装置
    からの検出信号に応じて制御装置により制御される自動
    車用エアバッグ装置において、 前記検出装置には、前記第1センサ及びドアを閉じた時
    の反動で発生する加速度波形における室外方向の加速度
    を少なくとも検出する第2センサを夫々配し、前記制御
    装置には、室内方向の最初の所定値以上の加速度を第1
    センサが検出した時に発する第1信号及びドアを閉じた
    時の反動で発生する室内方向の最初の所定値以上の加速
    度を前記第2センサが検出した時に発する第2信号を発
    し得る電圧感知器と、該第2信号により前記エアバッグ
    本体を膨張させる大きさの室内方向の加速度を第1セン
    サが検出してもその検出を所定時間キャンセルし該第1
    信号により前記エアバッグ本体を膨張させるエアバッグ
    モジュールにON信号を発するコントロールユニットと
    を装備したことを特徴とする自動車用エアバッグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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