JPH05188077A - サイドエアバッグ装置の衝突センサ配置構造 - Google Patents

サイドエアバッグ装置の衝突センサ配置構造

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JPH05188077A
JPH05188077A JP4170124A JP17012492A JPH05188077A JP H05188077 A JPH05188077 A JP H05188077A JP 4170124 A JP4170124 A JP 4170124A JP 17012492 A JP17012492 A JP 17012492A JP H05188077 A JPH05188077 A JP H05188077A
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collision
floor
vehicle body
cross member
sensor
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Kentaro Morishita
健太郎 森下
Hiroshi Ohashi
宏 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少数のセンサで広い範囲の側面衝突を確実に
検出する。 【構成】 車体の幅方向に配設されたクロスメンバ16
上またはクロスメンバ16に近接するフロアパン12上
に加速度センサ24を設ける。側面衝突時に車体に入力
される荷重は、剛性の高いクロスメンバ16を介するこ
とにより、減衰することなく加速度センサ24に伝達さ
れ、側面衝突が確実に検知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、二次衝突から乗員を
保護するサイドエアバッグを、的確なタイミングで膨張
させるための衝突センサの配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエアバッグ装置のうち、衝突セン
サとして加速度センサを用いたものにおいては、例えば
車両の衝突時に、車体前方より所定以上の衝撃荷重が入
力されると、加速度センサがこれを検出して衝突を検知
し、信号を出力してインフレータを着火させ、発生する
窒素ガス等によってエアバッグを膨張させるようになっ
ており、この種の装置としては、例えば特開平2−10
159号公報に記載されているものがある。このエアバ
ッグ装置においては図7に示すように、車両1のフロン
トフレームの前部に、感度の低い複数のフロント衝突セ
ンサ2を備えるとともに、このフロントフレームの後部
には、高感度のリヤ衝突センサ3を備えている。そし
て、例えば車両1が障害物Sに正面衝突した場合には、
前部に備えたフロント衝突センサ2が前方から入力され
た衝撃荷重を検出して正面衝突を検知し、ステアリング
ホイール4の中央部分に収納されているエアバッグ5を
膨張させて、運転者Dをステアリングホイール4との二
次衝突から保護する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、前述した
従来のエアバッグ装置においては、車両1のフロントフ
レームの前部と後部とに、フロント衝突センサ2および
リヤ衝突センサ3として複数個の加速度センサを設け
て、車両1の正面方向からの衝突を確実に検知して、エ
アバッグ5を膨張させることができるが、前記衝突セン
サ2,3では車両1への側方からの衝突については検知
できない場合が多く、広い範囲での側面衝突を確実に検
出するには、さらに複数の衝突センサを車体の各部に取
付ける必要があり、その結果、衝突センシングシステム
の配線回路が複雑化するとともに、衝突センサの設置ス
ペースを確保する必要があり、またコスト高となる等の
問題があった。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑みなされたも
ので、少数の衝突センサによって、車体側面への衝突を
確実に検出できる衝突センサの配置構造を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明のサイドエアバッグ装置の衝突
センサ配置構造は、車両の衝突時に乗員とサイドドア等
の車室内側壁との間にエアバッグを膨張かつ展開させる
サイドエアバッグ装置において、車体の側方から入力さ
れる衝撃荷重により衝突を検知する衝突センサを、車体
の幅方向に配設されたクロスメンバに直接、もしくはク
ロスメンバに近接するフロアパン上に設けることを特徴
としている。
【0006】また、車体の側方から入力される衝撃荷重
により衝突を検知する衝突センサを、車体中央に前後方
向へ向けて形成されたフロアトンネル上で、車体の幅方
向に配設されたクロスメンバの軸線と交わる位置、もし
くはその近傍に設けることもできる。
【0007】
【作用】上記のように構成することによって、この発明
のサイドエアバッグ装置の衝突センサ配置構造は、側面
衝突時に車体の側方から入力される衝撃荷重が、クロス
メンバを介して、このクロスメンバに直接、もしくはク
ロスメンバに近接する部位に設けられた衝突センサに伝
達されて衝突が検出される。したがって、クロスメンバ
の剛性が高く、変形しにくいことから、衝撃荷重が減衰
されることなく衝突センサに伝達されるため、入力され
た荷重を素早く確実に検出して、側面衝突を検知するこ
とができる。そして、側面衝突を検知した衝突センサは
着火信号を出力してインフレータを着火し、窒素ガス等
を発生させてエアバッグを膨張させ、二次衝突から乗員
を保護する。
【0008】また、フロアトンネル上で、車体の幅方向
に配設されたクロスメンバの軸線と交わる位置、もしく
はその近傍に設ければ、フロアトンネルがクロスメンバ
と剛体に接続されているため、側面衝突時の荷重が減衰
されることなくクロスメンバおよびフロアトンネルを介
して衝突センサに伝達され、衝突センサをクロスメンバ
に設けた場合と同様に、入力された荷重が素早く確実に
検出される。
【0009】
【実施例】以下、この発明のサイドエアバッグ装置の衝
突センサ配置構造の実施例を図1ないし図6に基づいて
説明する。
【0010】図1ないし図3はこの発明の衝突センサの
配置構造をモノコックボデーのFR車、すなわち、エン
ジン前置きの後輪駆動車(FR車)に適用した第1実施
例を示しており、図1はモノコックボデー11を、フロ
ア面より若干高い位置で切断した状態の概略を示す平面
図で、ボデー下面を覆うフロントフロアパン12の中央
には、下面側にプロペラシャフト(図示せず)を収容で
きるように、下方を開放した高い台形状断面に形成され
たフロアトンネル13が車体中心線上に配設されてお
り、このフロントフロアパン12の両側方には、サイド
ドア14を閉じた際にその下端が当接する部材で、かつ
フロントフロアサイドメンバを兼ねるサイドシル15,
15が、前記フロアトンネル13とそれぞれほぼ平行に
設けられており、両サイドシル15,15とフロアトン
ネル13の両側面とは、車体中心線に対して直角に設け
られたフロントフロアクロスメンバ16,16によって
それぞれ連結されており、また各フロントフロアクロス
メンバ16は、図3に示すようにハット型断面をしてお
り、その開放側をフロントフロアパン12の上面に溶接
されている。
【0011】またフロントフロアパン12の前方側(図
1において左側)には、車体中心線を挟んで左右対称の
位置に2本のフロントサイドメンバ17,17が、フロ
ントタイヤハウス18,18のそれぞれの内側から前方
へ突出するように設けられており、また両フロントサイ
ドメンバ17,17の先端はフロントクロスメンバ19
によって連結されている。また一方、フロントフロアパ
ン12の後方側には、リヤフロアクロスNo.1メンバ20
およびリヤフロアクロスNo.2メンバ21等を梯子状に連
結したリヤフロアサイドメンバ22,22が、前記両サ
イドシル15,15の後方に延在するように連結され、
その下面はリヤフロアパン23によって覆われている。
【0012】そして、車体中心線上に設けられたフロア
トンネル13上で、かつフロアトンネル13の両側面と
両サイドシル15,15とを連結するフロントフロアク
ロスメンバ16,16の軸線L上となる位置には、1台
の加速度センサ24が衝突センサとしてボルト等で固定
して設置されている。この加速度センサ24は、車体の
右側あるいは左側からの所定以上の荷重の入力をそれぞ
れ検出して、単一の衝突センサで車体の左右いずれの側
面への衝突でも検知できるようになっている。
【0013】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明すると、衝突センサとしての加速度センサ
24を、フロアトンネル13上で、かつ剛性の高いフロ
ントフロアクロスメンバ16の軸線L上となる位置に設
けたので、側面衝突された場合には、剛性の低いフロン
トフロアパン12などは変形して衝撃荷重が吸収されて
しまうが、この装置では衝突による衝撃荷重が、剛性の
高いフロントフロアクロスメンバ16およびフロアトン
ネル13を介して伝達されるため、衝撃荷重が減衰する
ことはない。したがって、衝撃荷重の入力方向から車体
のどちら側への側面衝突かを検知し、衝突された側面に
備えられたエアバッグ装置のインフレータを着火させる
信号を出力する。そして、着火したインフレータから発
生する窒素ガスによってエアバッグが膨張して、サイド
ドア等の車室内側壁と乗員との間の空間に展開する。そ
の結果、乗員は膨張したエアバッグによって車室内側壁
等との二次衝突から保護される。このインフレータやエ
アバッグの構造や配置は、例えば、米国特許第4966
388号の明細書中に記載されている。
【0014】したがって、この実施例に係る衝突センサ
の配置構造においては、モノコックボデー11の車体中
心線上のフロアトンネル13上で、両側のサイドシル1
5,15とフロアトンネル13とを連結するフロントフ
ロアクロスメンバ16,16の軸線L上の位置に加速度
センサ24を設けたので、単一の衝突センサによって左
右どちらからの入力に対しても側面衝突を検知すること
ができる。
【0015】また加速度センサ24を、フロアトンネル
13上の車体のほぼ中心に配置したので、この側面衝突
検知用の加速度センサ24を、正面衝突用エアバッグ装
置の衝突センサ制御装置(ECU)を収容するボックス
内に、一体に収容することができるため、側面衝突用セ
ンサを収容するボックスを別途設ける場合に比べて装置
の軽量化が図れるとともに、配線ハーネスの複雑化を防
止することができる。
【0016】なお、この実施例においては、衝突センサ
としての加速度センサ24を、フロントフロアクロスメ
ンバ16に取付けた場合について説明したが、取付け場
所としては、他のリヤフロアクロスNo1メンバ20やリ
ヤフロアクロスNo2メンバ21、あるいはフロントクロ
スメンバ19等の他のクロスメンバ上もしくはクロスメ
ンバに近接するフロアパン上としてもよく、この場合に
もほぼ同様の効果が得られる。
【0017】また、図4および図5はこの発明の衝突セ
ンサの配置構造をモノコックボデーのFF車、すなわ
ち、エンジン前置きの前輪駆動車に適用した第2実施例
を示すもので、図4はモノコックボデーのフロントフロ
アクロスメンバの付近の平面図で、ボデー下面を覆うフ
ロントフロアパン32(半分は省略)の中央には、車体
前後方向の剛性を持たせるための形状として、下方を開
放した浅いU溝状断面に形成されたフロアトンネル33
が車体中心線上に配設されており、このフロントフロア
パン32の両側方にはサイドシル35(一方は省略)
が、前記フロアトンネル33とほぼ平行に設けられてお
り、両側のサイドシル35の間には、中央のフロアトン
ネル33を乗り越えて両側を連結するフロントフロアク
ロスメンバ36が、車体中心線に対して直角に設けられ
ている。
【0018】そして、フロントフロアクロスメンバ36
上で車体のほぼ中心となる位置、すなわち車体中心線上
に設けられたフロアトンネル33の上方となる位置に
は、1台の加速度センサ44が衝突センサとしてボルト
等で固定して設置されている。この加速度センサ44
は、車体の右側あるいは左側からの所定以上の荷重の入
力をそれぞれ検出して、単一の衝突センサで車体の左右
いずれの側面への衝突も検知できるようになっており、
前記第1実施例の場合とほぼ同様の作用効果を有してい
る。
【0019】このように、本実施例においては、加速度
センサ44を収容したボックスを、フロントフロアクロ
スメンバ36がフロアトンネル33を乗り越える部分あ
るいはその近傍に配設したので、フロアトンネル33の
上面を被うカーペット面に凸部ができて見栄えが悪くな
ることがあるが、この場合には、この加速度センサ44
の取付け位置を、図4に破線で示したように、フロント
フロアクロスメンバ36の軸線L上から若干外れた車体
前方側でフロアパン上の低い位置F、あるいは車体後方
側で同様の低い位置Rに配設しても、ほぼ同様の効果が
得られる。
【0020】さらに、図6はこの発明の第3実施例を示
すもので、前記第1実施例と同一の構成部分には同一の
符号を付してその詳細な説明を省略して以下に説明す
る。
【0021】図6は、FR車のモノコックボデー51
を、フロア面より若干高い位置で切断した状態の概略を
示す平面図で、フロントフロアパン12の中央には、下
方を開放した断面台形状のフロアトンネル13が車体中
心線上に配設されている。またフロントフロアパン12
の両側部には、サイドドア14の下端の戸当り部とな
り、かつフロントフロアサイドメンバを兼ねるサイドシ
ル55,55が、前記フロアトンネル13とそれぞれほ
ぼ平行に設けられており、両サイドシル55,55とフ
ロアトンネル13の両側面とは、車体中心線に対して直
角に設けられたフロントフロアクロスNo1メンバ56,
56と、フロントフロアクロスNo2メンバ57,57に
よってそれぞれ連結されており、また各フロントフロア
クロスNo1メンバ56およびフロントフロアクロスNo2
メンバ57は、その開放した下面側をフロントフロアパ
ン12の上面に溶接されている。
【0022】またフロントフロアパン12の前方側(図
6において左側)には、車体中心線を挟んで2本のフロ
ントサイドメンバ17,17が、フロントタイヤハウス
18,18のそれぞれの内側から前方へ突出するように
設けられており、また両フロントサイドメンバ17,1
7の先端はフロントクロスメンバ19によって連結され
ており、各フロントフロアクロスNo1メンバ56および
フロントフロアクロスNo2メンバ57の端部は、それぞ
れ各側面のサイドシル55内に延在させて、サイドシル
55内の車体外方の内面に溶接されるとともに、各サイ
ドシル55は、その内部にバルクヘッド58を設けて、
車体側方からの荷重に対して補強されるとともに、サイ
ドシル55に加わった荷重が減衰することなく、フロア
クロスメンバ56,57を介してフロアトンネル13に
直ちに伝達されるようになっている。
【0023】また、フロントフロアパン12の後方側に
は、リヤフロアクロスNo.1メンバ20およびリヤフロア
クロスNo.2メンバ21等を梯子状に連結したリヤフロア
サイドメンバ22,22が、前記両サイドシル55,5
5の後方に延在するように連結され、その下面はリヤフ
ロアパン23によって覆われている。
【0024】そして、車体中心線上に設けられたフロア
トンネル13上で、かつフロアトンネル13の両側面と
両サイドシル55,55とを連結するフロントフロアク
ロスNo1メンバ56,56の軸線上となる位置には、1
台の2方向加速度センサ59が衝突センサとしてボルト
等で固定して設置されている。この2方向加速度センサ
59は、車体の前方からの所定以上の荷重の入力によっ
て前面衝突を検知するとともに、車体の左右方向からの
所定以上の荷重の入力をそれぞれ検出して、車体の左方
向あるいは右方向からの側面衝突を検知できるようにな
っている。
【0025】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を説明すると、衝突センサとしての2方向加速度
センサ59を、フロアトンネル13上で、かつこのフロ
アトンネル13の側面に剛体に接続されたフロントフロ
アクロスNo1メンバ56の軸線上となる位置に設けたの
で、側面衝突された場合には、剛性の低いフロントフロ
アパン12などは変形して衝撃荷重が吸収されてしまう
が、この装置では衝突による衝撃荷重が、剛性が高く、
かつ剛体に接続されたフロントフロアクロスNo1メンバ
56,フロントフロアクロスNo2メンバ57からフロア
トンネル13を介して伝達されるため、側面へ加わった
衝突荷重が減衰することはない。
【0026】また、車両の前面衝突あるいは正面衝突の
場合には、衝突荷重は、フロントクロスメンバ19ある
いは両フロントサイドメンバ17,17または図示して
ないエンジンのシリンダブロック等を介してフロアトン
ネル13上の2方向加速度センサ59に伝達される。
【0027】したがって、この衝突センサの配置構造に
おいては、フロアトンネル13上のントフロアクロスNo
1メンバ56の軸線と交わる位置に2方向加速度センサ
59を設置したので、左右どちらからの入力に対しても
側面衝突を検知することができるとともに、前面衝突や
正面衝突を検知することができる。
【0028】そして、側面衝突の際は、衝突荷重の入力
方向から車体のどちら側への側面衝突かを検知し、衝突
された側面に備えられたサイドエアバッグ装置のインフ
レータに着火信号を出力し、着火したインフレータから
発生する窒素ガスによってエアバッグが膨張して、サイ
ドドア等の車室内側壁と乗員との間の空間に展開する。
その結果、乗員は膨張したエアバッグによって車室内側
壁等との二次衝突から保護される。
【0029】また、前面衝突あるいは正面衝突の際に
は、衝突荷重の前方からの入力を検知して、ステアリン
グハンドルの中央部分に装着された運転席用エアバッグ
およびインストルメントパネル内に収納された助手席用
エアバッグをそれぞれ膨張・展開させて、運転者および
助手席搭乗者を二次衝突から保護する。
【0030】また側面衝突検知用センサと正面衝突検知
用センサとをそれぞれ別に設ける代りに、2方向加速度
センサ59を用いるので、設置スペースを縮小できると
ともに、装置の軽量化が図れ、さらに配線ハーネスの複
雑化を防止することができる。
【0031】なお、上述した各実施例においては、モノ
コックボデーのフロアトンネル上で、クロスメンバ1
6,36,56の軸線の交わる位置に加速度センサ2
4,44,59を取付けた場合について説明したが、他
に、例えばH型フレームやペリメータ型フレームあるい
は背骨型フレーム等においても、剛性の高い部材に加速
度センサを取付ければ、同様の作用および効果が得られ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のサイドエ
アバッグ装置の衝突センサ配置構造は、車体の側方から
入力される衝撃荷重により衝突を検知する衝突センサ
を、車体の幅方向に配設されたクロスメンバに直接、も
しくはクロスメンバに近接するフロアパン上に設けるの
で、衝突による荷重が、減衰することなくクロスメンバ
を介し衝突センサに入力されるため、側面衝突を短時間
で確実に検知できるとともに、単一の衝突センサによっ
て、左右どちらの側面への衝突も検知できるので、衝突
センサの数を削減することができる。
【0033】また衝突センサを、フロアトンネル上で、
車体の幅方向に配設されたクロスメンバの軸線と交わる
位置、もしくはその近傍に設ければ、フロアトンネルが
クロスメンバと剛体に接続されているため、側面衝突時
の荷重が減衰されることなく衝突センサに伝達されるた
め、入力された荷重を素早く確実に検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のサイドエアバッグ装置の衝突センサ
配置構造の第1実施例を示すモノコックボデーの平面図
である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】この発明の第2実施例を示す平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】この発明の第3実施例を示す平面図である。
【図7】従来の衝突センサ配置構造の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
11 モノコックボデー 13 フロアトンネル 15 サイドシル 16 フロントフロアクロスメンバ 24 加速度センサ 33 フロアトンネル 35 サイドシル 36 フロントフロアクロスメンバ 44 加速度センサ 55 サイドシル 56 フロントフロアクロスNo1メンバ 58 バルクヘツド 59 2方向加速度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の衝突時に乗員とサイドドア等の車
    室内側壁との間にエアバッグを膨張かつ展開させるサイ
    ドエアバッグ装置において、 車体の側方から入力される衝撃荷重により衝突を検知す
    る衝突センサを、車体の幅方向に配設されたクロスメン
    バに直接、もしくはクロスメンバに近接するフロアパン
    上に設けることを特徴とするサイドエアバッグ装置の衝
    突センサ配置構造。
  2. 【請求項2】 車体の側方から入力される衝撃荷重によ
    り衝突を検知する衝突センサを、車体中央に前後方向へ
    向けて形成されたフロアトンネル上で、車体の幅方向に
    配設されたクロスメンバの軸線と交わる位置、もしくは
    その近傍に設けることを特徴とするサイドエアバッグ装
    置の衝突センサ配置構造。
JP4170124A 1991-09-30 1992-06-04 サイドエアバッグ装置の衝突センサ配置構造 Pending JPH05188077A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4170124A JPH05188077A (ja) 1991-09-30 1992-06-04 サイドエアバッグ装置の衝突センサ配置構造
EP92116630A EP0536624A1 (en) 1991-09-30 1992-09-29 Arrangement of collision sensor for side collision airbag apparatus

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JP27826491 1991-09-30
JP3-278264 1991-09-30
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JP (1) JPH05188077A (ja)

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