JP2005156638A - 原稿サイズ検知方法及び原稿読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

原稿サイズ検知方法及び原稿読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】種々の大きさの原稿サイズを高分解能、高精度に検知することができ、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知方法を実現する。
【解決手段】原稿台2aの下に配置されライン方向に点光源素子を配列したLEDアレイ2bと、LEDアレイを走行体で支持し原稿台上の原稿と相対的に移動する手段と、照明された原稿の反射光を受光する受光素子を有する原稿読取装置において、原稿からの反射光に受光素子内の画素が反応したか否かで原稿サイズを判定する原稿サイズ検知方法であり、LEDアレイ2bの素子を複数のブロックa〜gに分割し、原稿サイズ検知モード時には、原稿読取可能な位置に走行体を配置し、LEDアレイの長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックdから最大原稿サイズ側のブロックgへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、原稿の端部を検知して原稿幅を検知する。
【選択図】図8

Description

本発明は、イメージスキャナ、複写機、ファクシミリ等の原稿読取機能を備えた装置における原稿サイズ検知方法及び、その原稿サイズ検知方法を用いた原稿読取装置及び、その原稿読取装置を備えた画像形成装置に関する。
イメージスキャナ等の原稿読取装置や、原稿読取装置を備えた複写機、ファクシミリ、印刷装置等の画像形成装置においては、コンタクトガラス等の透明な原稿台上に載置された原稿のサイズを自動で判別する機能を有しているが、原稿サイズを検知する方法としては、B5、A4、B4等の定形の各種原稿サイズに対応した場所に反射型センサーを設置して、その反応の組合せから原稿サイズを判定する方法が一般に用いられている。
ここで、従来の反射型センサー式の原稿サイズ検知方法の例を図13、図14に示す。図13、図14に示すように、反射型センサー102は発光ダイオード(LED)等の発光素子とフォトダイオード等の受光素子からなり、原稿105の定形サイズに合せて原稿台101の下部の複数箇所(例えば検知位置106−1,2,3,4に対応した位置)に設置され、原稿台101の左側端部及び奥側端部の原稿基準103,104に合せて置いた原稿105に対して、反射型センサー102の発光素子から光を照射し、原稿面からの反射光の有無を受光素子で検知して、その反射光の有無の組み合せで、下記の表1に示すように原稿サイズを検知する。
しかし、この方式では不定形の原稿サイズや設定位置を検知することが難しく、また、発光素子と受光素子からなる反射型センサーを原稿台下部の複数箇所に設置する必要が有りコストがかかる。
Figure 2005156638
そこで、種々の原稿サイズや位置の検出を高分解能で行なう従来例として、原稿を照明し、原稿の反射光をCCD等のラインセンサーに結像させて、ラインセンサーの画素に反応したか否かで原稿の幅や長さを検知する方法が知られている(特許文献1等参照)。
しかしながら、この方式では原稿サイズの検知時に、ハロゲンランプや蛍光灯等の照明用ランプを点灯するため光源の発熱が大きく、消費電力も大きい。
また、別の従来例として、線分状の照明光を原稿台に対して斜め方向に発する照明手段と、原稿台に対して垂直方向であり、受光面が線分状の照明光に対し平行に配置された受光素子とを有し、上記の受光素子は、複数の受光素子の受光面が照明手段の放射面と平行に配列されてアレー状とし、さらに受光素子の受光面の幅は、照明手段に近い方が大きく、遠い方が小さく構成されていることを特徴とする原稿サイズ検知装置が提案されている(特許文献2参照)。この原稿サイズ検知装置では、線分状の照明部と受光素子の受光面とが線対称となり、受光素子の前後の位置における倍率は略一致するので、原稿台の高さが変わっても原稿検知分解能を一定とすることができる。
しかしながら、この原稿サイズ検知装置を用いて原稿サイズ(原稿の幅と長さ)を検知する場合、発光素子とレンズ(またはスリット)からなる照明手段と、アレー状の受光素子を組み合せた原稿サイズ検知装置を少なくとも2組用い、この2組の原稿サイズ検知装置を原稿台下部の2箇所に設置する必要が有るので、前述の反射型センサーを用いた場合と同様にコストがかかる。
特開平2−207237号公報 特開平9−73141号公報
近年、発光ダイオード(LED)の高輝度化が進み、LED素子をライン状に並べてLEDアレイとし、原稿読取装置の長尺照明として利用できるレベルになってきた。
本発明は、原稿読取装置に設けられた原稿照明用のLEDアレイ等の点光源アレイ照明と、原稿画像読取用の受光素子(ラインセンサー)を利用して、種々の大きさの原稿サイズを高分解能、高精度に検知することができ、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知方法を提供することを目的とする。また、その原稿サイズ検知方法を用いた原稿読取装置を提供することを目的とする。さらには、その原稿読取装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための手段として、本発明は以下のような特徴を有している。
(1).原稿が載置される透明な原稿台と、該原稿台の下に配置されライン方向に点光源素子を配列した点光源アレイ照明と、該点光源アレイ照明を走行体で支持し原稿台上の原稿と相対的に移動する手段と、照明された原稿の反射光を受光する受光素子とを有する原稿読取装置における原稿サイズ検知方法であって、原稿からの反射光に受光素子内の画素が反応したか否かで原稿サイズを判定する原稿サイズ検知方法において、前記点光源アレイ照明の点光源素子を複数のブロックに分割し、原稿サイズ検知モード時には、原稿読取可能な位置に走行体を配置し、点光源アレイ照明の長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返すことを特徴とする。
(2).(1)に記載の原稿サイズ検知方法において、原稿サイズ検知モード時には、原稿読取可能な位置に走行体を配置し、点光源アレイ照明の長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、原稿の端部を検知したブロックで点光源アレイ照明の長手方向の原稿サイズ検知を終了し、以降のブロックの順次点灯・消灯を中止することを特徴とする。
(3).(1)または(2)に記載の原稿サイズ検知方法において、幅が同じで長さが違う原稿サイズを検知する場合、点光源アレイ照明の長手方向を原稿の幅方向、走行体の移動方向を原稿の長さ方向として、点光源アレイ照明の長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、原稿の幅方向の端部を検知したブロックで点光源アレイ照明の長手方向の原稿サイズ検知を終了した後、走行体を移動して原稿の長さを検知することを特徴とする。
(4).(3)に記載の原稿サイズ検知方法において、点光源アレイ照明の長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、幅方向の原稿基準からの位置が210mm,215.9mm,254mm,257mm,267mm,279.4mm,297mmの何れかに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、その原稿端部を検知したブロックで点光源アレイ照明の長手方向の原稿サイズ検知を終了した後、該当ブロックを点灯したまま、または該当ブロックの消灯・点灯を行ないながら、走行体を移動し、原稿の反応が無くなるまで走行体を移動して原稿の長さを検知することを特徴とする。
(5).(4)に記載の原稿サイズ検知方法において、幅方向の原稿基準からの位置が210mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が148mmの直前で点灯し、148mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする。
(6).(4)に記載の原稿サイズ検知方法において、幅方向の原稿基準からの位置が215.9mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が139.7mmの直前で点灯し、139.7mmを所定量過ぎたとき原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了し、有ったときには279.4mmの直前で点灯し、279.4mmを所定量過ぎたとき原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了し、有ったときには330.2mmの直前で点灯し、330.2mmを所定量過ぎたとき原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了する動作の全部または一部を行うことを特徴とする。
(7).(4)に記載の原稿サイズ検知方法において、幅方向の原稿基準からの位置が257mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が182mmの直前で点灯し、182mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする。
(8).(4)に記載の原稿サイズ検知方法において、幅方向の原稿基準からの位置が267mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が194mmの直前で点灯し、194mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする。
(9).(4)に記載の原稿サイズ検知方法において、幅方向の原稿基準からの位置が279.4mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が215.9mmの直前で点灯し、215.9mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする。
(10).(4)に記載の原稿サイズ検知方法において、幅方向の原稿基準からの位置が297mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が210mmの直前で点灯し、210mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする。
(11).(4)〜(10)の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法において、前記以外の幅が同じで長さが異なる原稿サイズを検知する場合も、幅を検知したブロックを一旦消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準から長さ違いの境界直前で点灯し、長さ違いの境界を所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする。
(12).(4)〜(11)の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法において、点光源アレイ方向の原稿端部を検知した後、走行体移動方向の原稿端部検出に使用する点光源ブロックは、点光源アレイ方向の原稿端部を検知した該当ブロックより原稿基準側の点光源ブロックの何れかを使用することを特徴とする。
(13).原稿が載置される透明な原稿台と、該原稿台の下に配置されライン方向に点光源素子を配列した点光源アレイ照明と、該点光源アレイ照明を支持する走行体を原稿台上の原稿と相対的に移動する手段と、照明された原稿の反射光を受光する受光素子とを有する原稿読取装置において、(1)〜(12)の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法を用いることを特徴とする。
(14).(13)に記載の原稿読取装置において、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返して原稿サイズを検知する原稿サイズ検知時、または点光源アレイを全点灯して原稿サイズを検知する原稿サイズ検知時における点灯光量は、原稿読取時より暗いことを特徴とする。
(15).原稿画像を読み取る原稿読取装置と、該原稿読取装置で読み取った画像情報に基づいて記録材に画像形成を行なう画像形成部を備えた画像形成装置において、(13)または(14)に記載の原稿読取装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、原稿読取装置における原稿照明用のLEDアレイ等の点光源アレイ照明と、原稿画像読取用の受光素子(ラインセンサー)を利用して、種々の大きさの原稿サイズを高分解能、高精度に検知することができ、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知方法を実現することが可能となる。
すなわち、上記の(1)、(2)に記載の原稿サイズ検知方法においては、点光源アレイ照明を複数ブロックに分割し、最小原稿幅に該当するブロックから順次点灯・消灯を繰返して原稿幅を検知するので、点光源アレイ照明の全体を点灯する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。また、光が原稿基準が有る原稿台の奥から手前側に走るので、原稿サイズ検知動作中という視覚的効果も得られる。
(3)、(4)に記載の原稿サイズ検知方法においては、同一幅で長さが違う原稿を検知する際に、幅を検知したブロックのみを点灯して長さ検知をするので、点光源アレイ照明の全体を点灯する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(5)に記載の原稿サイズ検知方法においては、同一幅で長さが違う原稿(例えばA5/A4原稿)を検知する際に、長さの境界前後のみ点光源アレイ照明のブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(6)に記載の原稿サイズ検知方法においては、同一幅で長さが違う原稿(例えばHLT/LT/Foolscape/LG原稿)を検知する際に、各サイズ長さの境界前後のみ点光源アレイ照明のブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(7)に記載の原稿サイズ検知方法においては、同一幅で長さが違う原稿(例えばB5/B4原稿)を検知する際に、長さの境界前後のみ点光源アレイ照明のブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(8)に記載の原稿サイズ検知方法においては、同一幅で長さが違う原稿(例えば十六開/八開原稿)を検知する際に、長さの境界前後のみ点光源アレイ照明のブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(9)に記載の原稿サイズ検知方法においては、同一幅で長さが違う原稿(例えばLT/DLT原稿)を検知する際に、長さの境界前後のみ点光源アレイ照明のブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(10)に記載の原稿サイズ検知方法においては、同一幅で長さが違う原稿(例えばA4/A3原稿)を検知する際に、長さの境界前後のみ点光源アレイ照明のブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(11)に記載の原稿サイズ検知方法においては、(4)〜(10)の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法において、前記以外の幅が同じで長さが異なる原稿サイズを検知する際にも、長さの境界前後のみ点光源アレイ照明のブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(12)に記載の原稿サイズ検知方法においては、(4)〜(11)の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法において、点光源アレイ方向の原稿端部を検知した後、走行体移動方向の原稿端部検出に使用する点光源ブロックは、点光源アレイ方向の原稿端部を検知した該当ブロックより原稿基準側の点光源ブロックの何れかを使用するので、幅検知をしたブロックの再使用を避けることができ、特定ブロックに寿命劣化が集中することを防止することができる。
(13)に記載の原稿読取装置においては、(1)〜(12)の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法を用いることにより、原稿照明用のLEDアレイ等の点光源アレイ照明と、原稿画像読取用の受光素子(ラインセンサー)を利用して、種々の大きさの原稿サイズを高分解能、高精度に検知することができ、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知機能を有する原稿読取装置を実現することができる。
(14)に記載の原稿読取装置においては、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返して原稿サイズを検知する原稿サイズ検知時、または点光源アレイを全点灯して原稿サイズを検知する原稿サイズ検知時における点灯光量は、原稿読取時に必要な光量に比べて暗く設定され、原稿サイズを検知する最小限の光量で照明するため、消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(15)に記載の画像形成装置においては、(13)または(14)に記載の原稿読取装置を備えたことにより、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知機能を有する画像形成装置を実現することができる。
以下、本発明の構成、動作及び作用を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す原稿読取装置の概略断面図である。この原稿読取装置2は、原稿が載置される透明な原稿台(コンタクトガラス)2aと、原稿台の下に配置され原稿を照明する照明ランプ2bと、原稿からの反射光を反射する第1のミラー2c、第2のミラー2d、第3のミラー2eと、原稿からの反射光を結像する結像レンズ2fと、その結像位置に配置された受光素子(CCD等のラインセンサー)2gを備えており、照明ランプ2bと第1のミラー2cは第1走行体2iに支持されて図中の矢印方向に走行され、第2、第3のミラー2d,2eは第2走行体2jに支持されて図中の矢印方向に走行される。
図1に示す原稿読取装置2では、照明ランプ2bは原稿台2aの左端の原稿基準2hに対して平行に配置された長尺な線状光源であり、例えば原稿の幅方向(ライン方向)に点光源素子を配列した点光源アレイ照明から構成されている。そして原稿台2aに置かれた原稿を、照明ランプ2bによって照明し、結像レンズ2fにより受光素子(ラインセンサー)2gに結像して電気信号として読み取る。そして照明ランプ2bと第1のミラー2cを支持した第1走行体2iと、第2、第3のミラー2d,2eを支持した第2走行体2jが原稿に対して相対的に移動し、原稿全面を読み取る。
この原稿読取装置2は、パーソナルコンピュータ等の画像入力装置として用いられるイメージスキャナや、複写機、ファクシミリ、印刷装置等の画像形成装置における原稿読取部に利用されるが、その一例として、図2に原稿読取装置が組み込まれた画像形成装置の外観図を示し、図3にその画像形成装置の概略構成図を示す。
図2,3において、符号1は画像形成部、2は原稿読取部(原稿読取装置)、3は原稿押さえを兼ねた自動原稿給紙装置(ADF)、4は給紙部である。原稿読取部2は、前述したように原稿が載置される原稿台(コンタクトガラス)2aと、原稿照明用の照明ランプ2bと、ミラー2c,2d,2eと、結像レンズ2fと、受光素子(CCD等のラインセンサー)2gによって構成されており、原稿画像をラインセンサー2gで画素単位で読み取り、デジタル変換(2値化)した信号を書き込み部に送るか、画素メモリ(記憶手段)に記憶する。原稿読取部2の原稿台(コンタクトガラス)2aの上には原稿押さえを兼ねた自動原稿給紙装置(ADF)3が設置されており、この自動原稿給紙装置(ADF)3は、給紙する原稿を載置する原稿給紙トレイ3aと、原稿を給紙する給紙ローラ、原稿を搬送する原稿搬送ベルト3b、原稿を排紙する原稿排紙トレイ3cなどにより構成されている。
符号7は書込ユニットであり、レーザーダイオード等の光源9aや、光走査用の回転多面鏡8a、ポリゴンモータ8b、fθレンズ等の走査光学系9b、ミラー9c等によって構成されており、原稿読取部2によって読み取られた画像情報に応じて光源9aの駆動を制御しながらレーザー光を回転多面鏡8aで偏向走査し、走査光学系9b、ミラー9cを介して画像形成部1の感光体ドラム10上に画像を書き込み、静電潜像を形成する。
画像形成部1は、像担持体である光導電性の感光体ドラム10、帯電装置11、現像装置12、転写ベルト17aを用いた転写装置17、クリーニング装置18、ヒータ19cを内蔵した定着ローラ19aと加圧ローラ19bからなる定着装置19等により構成され、電子写真方式により画像形成を行うものであり、前記書込ユニット7により感光体10上に形成された静電潜像を現像装置12の現像剤(例えば黒トナー)で現像して可視画像化した後、その可視画像を、給紙部4の給紙トレイ4a〜4dのうちの選択された一つ(あるいは手差しテーブル)から給紙されレジストローラ16を介して転写装置17の転写ベルト17aと感光体10のニップ部に搬送された記録材(普通紙、OHPシート、葉書等)に転写し、転写後の記録材を転写ベルト17aで定着装置19に搬送し、定着装置19の定着ローラ19aと加圧ローラ19bによる加熱・加圧により画像を記録材に定着した後、排紙ローラ20で排紙部(例えばソーターステープラー等)6の排紙トレイ6aまたは多段トレイ6bに排紙して固着画像を得るものである。そして、この画像形成部1は上記原稿読取部2及び書き込み部7と併せて、いわゆるデジタル複写機を構成している。また、画像形成部1と書き込み部7を用いてプリンタとして機能させることもできる。尚、図1に示す画像形成装置では、画像形成部1と給紙部4の間に両面ユニット5を設置して有り、この部分で片側に印字された記録材を反転して再給紙することで、記録材の両面に画像を形成することを可能としている。また、この画像形成装置は、現像装置12と転写装置17の間に第2帯電器13、第2書き込み部(LEDアレイ等)14、赤や青等の色トナーを用いる第2現像装置15を備えており、これらは二色印字等を行うときに補助的に用いられるものである。
以上のような構成の画像形成装置に用いられる原稿読取装置2においては、図2に示すように、原稿台2aの左端及び奥側端が原稿基準2hとなっており、この原稿基準2hに原稿を突き合わせて置き、原稿押さえ(またはADF)3を閉めることにより(または、ADFにより原稿を原稿台上に自動給紙することにより)、原稿台上に置かれた原稿のサイズを自動で判別する機能を有しているが、従来の原稿サイズ検知方法としては、図13、図14、表1に示したように、定形の各種原稿サイズに対応した場所に反射型センサーを設置して、その反応の組合せから原稿サイズを判定する方法が一般に用いられていた。しかし、この方式では、発光素子と受光素子からなる反射型センサーを原稿台下部の複数箇所に設置する必要が有りコストがかかる。
そこで本発明では、原稿読取装置2に設けられた原稿照明用の照明ランプ2bと、原稿画像読取用の受光素子(ラインセンサー)2gを利用して、原稿からの反射光に受光素子内の画素が反応したか否かで原稿サイズを判定することにより、種々の大きさの原稿サイズを高分解能、高精度に検知することができるようにし、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知方法を提供するものである。以下、具体的な実施例について説明する。
図4は原稿読取装置の原稿照明部の概略構成を示す図であり、照明ランプ2bとして、原稿台2aの下に配置されライン方向に点光源素子(例えば白色LED等)を配列した点光源アレイ照明(例えばLEDアレイ等)を用いた例を示している。以下、本実施例ではLEDアレイを用いた場合について説明する。
このLEDアレイ2bは、図5に示すように、白色LED素子21が一列に配列されたものであり、アレイ長手方向の全長Lは原稿台2aの幅方向の長さ(左端の原稿基準スケールの長さ)と同じかそれ以上の長さに設定されている。
ここで、原稿2kを原稿台2aに置き、図6に示すような位置関係でLEDアレイ2bの全素子を点灯して原稿2kを照明すると、受光素子2gからは図7に示すような電気信号が得られ、幅方向の原稿サイズの検知を行なうことができる。また、原稿サイズの検知後、LEDアレイ2bの原稿幅を包含する領域の素子を点灯して走行体を移動し、原稿面を走査することにより原稿画像の読み取りを行なうことができる。
しかし、原稿サイズの検知時には、検出したいのは原稿の端部であるから、LEDアレイ2bの全素子を点灯しなくても原稿の端部を検出することが可能である。すなわち、原稿サイズの検知時に常にLEDアレイ2bの全素子を点灯することは無駄に電力を消費することになり、また、LEDアレイの寿命の点でも不利である。
そこで本発明では、LEDアレイ2bのLED素子21を複数のブロックに分割し、原稿サイズ検知モード時には、原稿読取可能な位置に走行体を配置し、LEDアレイ2bの長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、受光素子2gの信号から原稿の端部を検知する。そして原稿の端部を検知したブロックで点光源アレイ照明の長手方向の原稿サイズ検知を終了し、以降のブロックの順次点灯・消灯を中止する。
ここで、図8はLEDアレイ2bのブロック分割と原稿台上に置かれる原稿サイズの例を示す図であり、原稿台左端は原稿の幅方向の基準スケールを示しており、数値の単位は「mm」である。また、原稿台の左端奥の角部が原稿基準点2h0であり、原稿の角を原稿基準点2h0に突き当てて置くことにより原稿サイズを正確に検知することができる。また、LEDアレイは図の左側から右側に向けて走行されるが、その走行方向が原稿の長さ方向となる。
図8に示すように、LEDアレイ中のLED素子は、ある数の単位で複数のブロックa〜gに分けられており、各ブロックを独立して点滅可能とし、取り扱う最小サイズの原稿端部に該当するブロックから最大サイズ側のブロックに向けて、
「点灯→原稿の反射光を見る→消灯→次のブロックを点灯→原稿の反射光を見る→消灯→」
と、原稿端部が見つかるまで順次繰り返し、見つかったら繰り返しをやめる。
ここで原稿台の幅方向をヨコ方向、長さ方向をタテ方向と定義すると、図8の例では原稿台に置かれた原稿がA4タテ(幅210mm)の場合を示している。最小原稿サイズをB5タテとした場合、まずブロックdを点灯するが、この場合、図8(b)に示すように受光素子上の該当幅の全幅に原稿の反応があるので消灯し、次にブロックeを点灯する。この場合、図8(b)に示すように受光素子上の該当幅の全幅に満たない反応なので、そこを原稿端部と検知して消灯する。また、この場合は次のブロックに移る必要は無いので原稿検知を終了する、という動作をする。
以上の動作により原稿の幅方向のサイズを正確に検知でき、しかも消費電力を節約することができる。
しかし、上述の要領で原稿幅を検出しても、原稿サイズがヨコ置きのB5(B5ヨコと記す)とタテ置きのB4(B4タテと記す)のような幅が同じで長さが異なる原稿の場合にはどちらか判別できない。
そこで本発明では、幅が同じで長さが違う原稿サイズを検知する場合、LEDアレイ2bの長手方向を原稿の幅方向、走行体2iの移動方向を原稿の長さ方向として、LEDアレイ2bの長手方向の原稿基準点2h0側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、原稿の幅方向の端部を検知したブロックで点光源アレイ照明の長手方向の原稿サイズ検知を終了した後、走行体2iを移動して原稿の長さを検知する。
より具体的には、図9に示すように、LEDアレイ2bの長手方向の原稿基準点2h0側の最小原稿サイズに該当するブロック(例えば最小原稿サイズをB5タテとした場合、ブロックd)から最大原稿サイズ側のブロックgへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、幅方向の原稿基準からの位置が210mm,215.9mm,254mm,257mm,267mm,279.4mm,297mmの何れかに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、その原稿端部を検知したブロックでLEDアレイの長手方向の原稿サイズ検知を終了した後、該当ブロックを点灯したまま、走行体を移動し、原稿の反応が無くなるまで走行体を移動して原稿の長さを検知する。
図9に示す例では、置かれた原稿はB5ヨコであるので、まず走行体を左端の位置Aで停止して原稿サイズ検知を開始し、LEDアレイ2bの長手方向の原稿基準点2h0側の最小原稿サイズ(例えばB5タテ)に該当するブロックdから最大原稿サイズ側のブロックgへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、受光素子の信号から原稿端を検知する。そして幅方向の原稿基準点2h0からの位置が257mmのブロックfで原稿端部を検出した場合、その原稿端部を検知したブロックfでLEDアレイ2bの長手方向の原稿サイズ検知を終了した後、ブロックfを点灯したまま走行体を移動し、長さが短いB5ヨコの182mmを通過する前の位置Bで原稿の反応があり、通過後の位置Cで原稿の反応が無くなればB5ヨコと判別でき、位置Cでも原稿の反応があればB4タテと判別することができ、正確に原稿サイズ(幅、長さ)を検知することができる。
以上の実施例に示した原稿サイズ検知方法では、原稿の幅と長さを正確に検知することができるが、検出領域でない移動中も該当ブロックのLED素子を点灯したままであるため、無駄な電力を消費する。そこで、同じ幅で長さが異なる原稿を検出する場合には、長さを検出する境界に近づくまでは消灯し、境界前後のみ点灯して検出する動作とすることにより、さらなる省エネルギー化を図ることができ、LED寿命に対しても有利となる。以下、種々の定形サイズの原稿を例にあげて具体例を示す。
(A)原稿台に置かれた原稿がA5ヨコ/A4タテのように同幅で長さが違う場合は、幅方向の原稿基準からの位置が210mmに該当するブロックeで原稿端部が検出されるが、この場合は、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が148mmの直前で点灯し、148mmを所定量過ぎたときの原稿の反応の有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了する。
このように同一幅で長さが違うA5ヨコ/A4タテの原稿を検知する場合には、長さの境界前後のみLEDアレイ2bの該当ブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(B)原稿台に置かれた原稿がHLT/LT/Foolscape/LGのように同幅で長さが違う場合は、幅方向の原稿基準からの位置が215.9mmに該当するブロックeで原稿端部が検出されるが、この場合は、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が139.7mmの直前で点灯し、139.7mmを所定量過ぎたとき原稿の反応の有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了し、有ったときには279.4mmの直前で点灯し、279.4mmを所定量過ぎたとき原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了し、有ったときには330.2mmの直前で点灯し、330.2mmを所定量過ぎたとき原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了するという動作の全部または一部を行う。
このように同一幅で長さが違うHLT/LT/Foolscape/LGの原稿を検知する場合には、各サイズの長さの境界前後のみLEDアレイ2bの該当ブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(C)原稿台に置かれた原稿がB5ヨコ/B4タテの原稿のように同幅で長さが違う場合は、幅方向の原稿基準からの位置が257mmに該当するブロックfで原稿端部が検出されるが、この場合は、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が182mmの直前で点灯し、182mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了する。尚、図10はB5タテの原稿が置かれた場合の検知例を示している。
このように同一幅で長さが違うB5ヨコ/B4タテの原稿を検知する場合には、長さの境界前後のみLEDアレイ2bの該当ブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(D)原稿台に置かれた原稿が十六開/八開の原稿のように同幅で長さが違う場合は、幅方向の原稿基準からの位置が267mmに該当するブロックf(またはg)で原稿端部が検出される、この場合は、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が194mmの直前で点灯し、194mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了する。
このように同一幅で長さが違う十六開/八開の原稿を検知する場合には、長さの境界前後のみLEDアレイ2bの該当ブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(E)原稿台に置かれた原稿がLT/DLTの原稿のように同幅で長さが違う場合は、幅方向の原稿基準からの位置が279.4mmに該当するブロックgで原稿端部が検出されるが、この場合は、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が215.9mmの直前で点灯し、215.9mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了する。
このように同一幅で長さが違うLT/DLTの原稿を検知する場合には、長さの境界前後のみLEDアレイ2bの該当ブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(F)原稿台に置かれた原稿がA4ヨコ/A3タテの原稿のように同幅で長さが違う場合は、幅方向の原稿基準からの位置が297mmに該当するブロックgで原稿端部が検出されるが、この場合は、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が210mmの直前で点灯し、210mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了する。
このように同一幅で長さが違うA4ヨコ/A3タテの原稿を検知する場合には、長さの境界前後のみLEDアレイ2bの該当ブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
(G)上記の(A)〜(F)に示した以外の幅が同じで長さが異なる原稿サイズを検知する場合も、同様に幅を検知したブロックを一旦消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準から長さ違いの境界直前で点灯し、長さ違いの境界を所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了する。
このように同一幅で長さが違う種々の原稿サイズを検知する場合にも、長さの境界前後のみLEDアレイ2bの該当ブロックを点灯して長さを検知するので、ブロックを点灯したまま走行体を移動する場合に比べて消費電力の節約を図ることができ、点光源アレイ照明の寿命にも有利である。
以上の(A)〜(G)の実施例では、LEDアレイ2bの原稿の幅を検出したブロックをそのまま用いて原稿の長さを検出したが、同じブロックを繰り返し使用すると、該当ブロックの寿命が短くなる。特に使用頻度が高いB5やA4等に該当するブロックの寿命が短くなる。そこでこれを避けるためには、LEDアレイ2bのアレイ方向の原稿端部を検知した後、走行体移動方向の原稿端部検出に使用するブロックは、LEDアレイのアレイ方向の原稿端部を検知した該当ブロックより原稿基準側のブロックの何れかを使用するとよい。
図12はその一例を示すものであり、例えばB5タテの原稿が置かれた場合、原稿の幅はLEDアレイのブロックfで検出される。次に原稿の長さを検出する時に同じブロックfを使うと、ブロックfのLED素子の寿命に不利であるので、ブロックfは消灯し、原稿幅内でブロックf以外の任意のブロックを用いて原稿の長さを検出する。すなわち、ブロックa〜eの何れかを点灯し、原稿の反応の有無を検出して原稿長さを検知し、原稿サイズ検知モードを終了する。
このように、LEDアレイのアレイ方向の原稿端部を検知した後、走行体移動方向の原稿端部検出に使用するブロックは、アレイ方向の原稿端部を検知した該当ブロックより原稿基準側のブロックの何れかを使用するので、幅検知をしたブロックの再使用を避けることができ、特定ブロックに寿命劣化が集中することを防止することができる。
ここで、図12は本発明の原稿サイズ検知方法で検知される原稿台上の原稿サイズの一覧を示す図であり、また、表2は原稿サイズの名称と置き方向および寸法の一覧表である。図12において、原稿基準2h(ヨコ)は原稿の幅方向のスケールであり、LEDアレイのアレイ方向(主走査方向)である。原稿基準2h(タテ)は原稿の長さ方向のスケールであり、走行体の移動方向(副走査方向)である。また、符号2h0の角位置が原稿突き当ての原稿基準点である。また、表2において、原稿の長手方向を原稿台の長さ方向に合わせる場合をタテ方向、原稿の長手方向を原稿台の幅方向に合わせる場合をヨコ方向としており、寸法の主は原稿の幅、副は長さを表している。
Figure 2005156638
本発明の原稿読取装置2においては、以上に説明した原稿サイズ検知方法を用いることにより、原稿照明用のLEDアレイ2bと、原稿画像読取用の受光素子(ラインセンサー)2gを利用して、種々の大きさの原稿サイズを高分解能、高精度に検知することができ、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知機能を有する原稿読取装置を実現することができる。
また、本発明の原稿読取装置2においては、LEDアレイ2bをブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返して原稿サイズを検知する原稿サイズ検知時、またはLEDアレイを全点灯して原稿サイズを検知する原稿サイズ検知時における点灯光量は、原稿読取時より暗く設定されている。
すなわち、原稿を画像として読み取る時には、受光素子2gの信号品質を確保するために、所定の光量で点灯しないと画像品質が悪くなってしまうが、原稿の端部を受光素子で検出するだけであれば、読み取り時ほどの光量は必要ない。そこで原稿サイズ検知時における点灯光量は、原稿読取時に必要な光量に比べて暗く設定し、原稿サイズを検知する最小限の光量で照明する。これにより消費電力の節約を図ることができ、LEDアレイの寿命を、より有利にすることができる。
以上説明したように、本発明の原稿サイズ検知方法は、イメージスキャナ等の原稿読取装置や、原稿読取装置を備えた複写機、ファクシミリ、印刷装置等の画像形成装置における原稿サイズ検知に好適に利用することができる。そして、この原稿サイズ検知方法を用いることにより、原稿照明用のLEDアレイと、原稿画像読取用の受光素子(ラインセンサー)を利用して、種々の大きさの原稿サイズを高分解能、高精度に検知することができ、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知機能を有する原稿読取装置を実現することができる。そして、この原稿読取装置を画像形成装置に搭載することにより、低コストで低消費電力な原稿サイズ検知機能を有する画像形成装置を実現することができる。
本発明の一実施形態を示す原稿読取装置の概略断面図である。 図1に示す原稿読取装置が組み込まれた画像形成装置の外観図である。 図1に示す原稿読取装置が組み込まれた画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 原稿読取装置の原稿照明部の概略構成を示す図である。 LEDアレーの一例を示す概略斜視図である。 LEDアレイと原稿の関係の一例を示す図である。 LEDアレイを全点灯した時の原稿反射光を受光素子で受光した場合の受光光量を示す図である。 複数のブロックに分割したLEDアレイを用いて原稿サイズを検知する場合の動作の一例を示す図である。 複数のブロックに分割したLEDアレイを用いて原稿サイズを検知する場合の動作の別の例を示す図である。 複数のブロックに分割したLEDアレイを用いて原稿サイズを検知する場合の動作の別の例を示す図である。 複数のブロックに分割したLEDアレイを用いて原稿サイズを検知する場合の動作の別の例を示す図である。 本発明の原稿サイズ検知方法で検知される原稿台上の原稿サイズの一覧を示す図である。 従来の反射型センサーを用いた原稿サイズ検知の例を示す図である。 従来の反射型センサーによる検知位置と原稿サイズの関係の一例を示す図である。
符号の説明
2:原稿読取装置
2a:原稿台(コンタクトガラス)
2b:LEDアレイ(点光源アレイ照明)
2c:第1ミラー
2d:第2ミラー
2e:第3ミラー
2f:結像レンズ
2g:受光素子(ラインセンサー)
2h:原稿基準
2i:第1走行体
2j:第2走行体
2k:原稿
3:原稿押さえ(またはADF)
21:LED素子

Claims (15)

  1. 原稿が載置される透明な原稿台と、該原稿台の下に配置されライン方向に点光源素子を配列した点光源アレイ照明と、該点光源アレイ照明を走行体で支持し原稿台上の原稿と相対的に移動する手段と、照明された原稿の反射光を受光する受光素子とを有する原稿読取装置における原稿サイズ検知方法であって、原稿からの反射光に受光素子内の画素が反応したか否かで原稿サイズを判定する原稿サイズ検知方法において、
    前記点光源アレイ照明の点光源素子を複数のブロックに分割し、原稿サイズ検知モード時には、原稿読取可能な位置に走行体を配置し、点光源アレイ照明の長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返すことを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  2. 請求項1記載の原稿サイズ検知方法において、
    原稿サイズ検知モード時には、原稿読取可能な位置に走行体を配置し、点光源アレイ照明の長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、原稿の端部を検知したブロックで点光源アレイ照明の長手方向の原稿サイズ検知を終了し、以降のブロックの順次点灯・消灯を中止することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  3. 請求項1または2記載の原稿サイズ検知方法において、
    幅が同じで長さが違う原稿サイズを検知する場合、点光源アレイ照明の長手方向を原稿の幅方向、走行体の移動方向を原稿の長さ方向として、点光源アレイ照明の長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、原稿の幅方向の端部を検知したブロックで点光源アレイ照明の長手方向の原稿サイズ検知を終了した後、走行体を移動して原稿の長さを検知することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  4. 請求項3記載の原稿サイズ検知方法において、
    点光源アレイ照明の長手方向の原稿基準側の最小原稿サイズに該当するブロックから最大原稿サイズ側のブロックへ向けて、ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返し、幅方向の原稿基準からの位置が210mm,215.9mm,254mm,257mm,267mm,279.4mm,297mmの何れかに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、その原稿端部を検知したブロックで点光源アレイ照明の長手方向の原稿サイズ検知を終了した後、該当ブロックを点灯したまま、または該当ブロックの消灯・点灯を行ないながら、走行体を移動し、原稿の反応が無くなるまで走行体を移動して原稿の長さを検知することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  5. 請求項4記載の原稿サイズ検知方法において、
    幅方向の原稿基準からの位置が210mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が148mmの直前で点灯し、148mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  6. 請求項4記載の原稿サイズ検知方法において、
    幅方向の原稿基準からの位置が215.9mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が139.7mmの直前で点灯し、139.7mmを所定量過ぎたとき原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了し、有ったときには279.4mmの直前で点灯し、279.4mmを所定量過ぎたとき原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了し、有ったときには330.2mmの直前で点灯し、330.2mmを所定量過ぎたとき原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿の反応が無かったときには原稿サイズ検知モードを終了する動作の全部または一部を行うことを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  7. 請求項4記載の原稿サイズ検知方法において、
    幅方向の原稿基準からの位置が257mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が182mmの直前で点灯し、182mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  8. 請求項4記載の原稿サイズ検知方法において、
    幅方向の原稿基準からの位置が267mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が194mmの直前で点灯し、194mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  9. 請求項4記載の原稿サイズ検知方法において、
    幅方向の原稿基準からの位置が279.4mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が215.9mmの直前で点灯し、215.9mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  10. 請求項4記載の原稿サイズ検知方法において、
    幅方向の原稿基準からの位置が297mmに該当するブロックで原稿端部を検出した場合、一旦該当ブロックを消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準からの位置が210mmの直前で点灯し、210mmを所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  11. 請求項4〜10の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法において、
    前記以外の幅が同じで長さが異なる原稿サイズを検知する場合も、幅を検知したブロックを一旦消灯して走行体移動を開始し、走行体移動方向の原稿基準から長さ違いの境界直前で点灯し、長さ違いの境界を所定量過ぎたときの原稿の反応有無を検知して該当ブロックを消灯し、原稿サイズ検知モードを終了することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  12. 請求項4〜11の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法において、
    点光源アレイ方向の原稿端部を検知した後、走行体移動方向の原稿端部検出に使用する点光源ブロックは、点光源アレイ方向の原稿端部を検知した該当ブロックより原稿基準側の点光源ブロックの何れかを使用することを特徴とする原稿サイズ検知方法。
  13. 原稿が載置される透明な原稿台と、該原稿台の下に配置されライン方向に点光源素子を配列した点光源アレイ照明と、該点光源アレイ照明を支持する走行体を原稿台上の原稿と相対的に移動する手段と、照明された原稿の反射光を受光する受光素子とを有する原稿読取装置において、
    請求項1〜12の何れか一つに記載の原稿サイズ検知方法を用いることを特徴とする原稿読取装置。
  14. 請求項13記載の原稿読取装置において、
    ブロック毎に順次点灯・消灯を繰り返して原稿サイズを検知する原稿サイズ検知時、または点光源アレイを全点灯して原稿サイズを検知する原稿サイズ検知時における点灯光量は、原稿読取時より暗いことを特徴とする原稿読取装置。
  15. 原稿画像を読み取る原稿読取装置と、該原稿読取装置で読み取った画像情報に基づいて記録材に画像形成を行なう画像形成部を備えた画像形成装置において、
    請求項13または14記載の原稿読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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