JPH08165034A - 自動原稿給送装置付き画像形成装置 - Google Patents

自動原稿給送装置付き画像形成装置

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JPH08165034A
JPH08165034A JP7038486A JP3848695A JPH08165034A JP H08165034 A JPH08165034 A JP H08165034A JP 7038486 A JP7038486 A JP 7038486A JP 3848695 A JP3848695 A JP 3848695A JP H08165034 A JPH08165034 A JP H08165034A
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JP
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image forming
adf
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JP7038486A
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English (en)
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Yasufumi Nakazato
保史 中里
Takashi Taruki
隆志 樽木
Makoto Tanaka
田中  誠
Masafumi Kawachi
雅史 河内
Hisayo Oshita
久世 大下
Shigeru Horiguchi
滋 堀口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/542,932 priority patent/US5715500A/en
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • H04N1/12Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
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    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
    • H04N1/191Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
    • H04N1/192Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
    • H04N1/193Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿収納部を装置の前面側に引き出し可能に
しながら、引き出し操作の際に誤って搬送中の原稿を破
損してしまう虞の無い自動原稿給送装置付き画像形成装
置を提供する。 【構成】 下部に配設された原稿収納部11から原稿搬
送機構13によって搬送された原稿Dを読取窓14を経
て排出口15から内部に排出される原稿排出部12を原
稿収納部11の上部に配設し、これらで構成されるAD
F1をCCD21、レンズ22、光源24等で構成され
る原稿読取装置2から前方に引出し可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿収納部に収納された
枚葉原稿を搬送手段により原稿読取部に自動搬送し、ラ
イン毎に原稿の画像を読み取って画像信号に変換する自
動原稿給送装置付き画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では中型以上の複写機は積載された
枚葉紙原稿を自動的に原稿読取位置に給送する自動原稿
給送装置(ADF)を搭載している機種が多い。原稿読
取面となるコンタクトガラス上面は操作性等の関係で複
写機本体の上面とされるため、ADFはさらにその上
部、即ち、複写機の最上部に、原稿読取面が手前側に開
放自在となるようにヒンジ止めされる。このように、A
DFは原稿の自動給紙および手動給紙に応じて閉鎖およ
び開放されるようになっているので、ADFの上部に他
の装置等を積装配置することができない。複写機の排紙
棚は通常は側部に突出配置されるので、排紙棚を含めた
複写機が占める空間は複写機だけが専有することにな
り、空間の利用効率が極めて悪いものとなっていた。複
写機が占める空間の利用効率を高めるようにした先行技
術としては、実開昭58−185854号公報に原稿ス
タッカー(原稿排出部)、コピースタッカー(コピー排
出部)をADFの上部に積装配置した考案や、実開昭5
6−108138号公報にADFの上部に設けられたカ
バーの上面を原稿搭載面とし、この原稿搭載面上の原稿
が原稿読取位置に搬送された後、上記カバーの下部に設
けられた原稿収納部に収納されるようにした考案が開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、複写機の側部の空間の利用効率が向上するが、上部
側の空間の利用効率の向上、即ち、上部に他の装置等を
載置し得るような工夫は図られていない。最近の複写機
の需要はコピー画像の鮮明なデジタル複写機の方に流れ
る傾向にあり、さらに、デジタル複写機は複写機単体と
して用いられるよりも、これを構成する機能部を独立し
た画像処理ユニットにより構成された複合画像機器とし
て画像読取部および画像形成部を多用途使用する使用形
態が工夫されつつある。このように、従来のスキャナー
を原稿読取装置として捉えると、ADFを装備した時
に、その上部空間の利用が禁止されることは大きな制約
要因となっていた。そこで、ADFをスキャナーの内部
に収納した構成、即ち、原稿収納部を複写機の転写紙収
納トレイのように、前面側に引き出し可能にした構成が
考えられたが、かかる構成とした場合に、原稿搬送中に
誤って原稿収納部を引き出したり、原稿の紙詰まりの時
に原稿収納部を引き出そうとした時に原稿搬送機構に銜
え込まれた原稿を破損してしまう虞があった。一旦、破
損した原稿を修復することは非常に困難であるので、原
稿破損の虞があるため使用者が不安を懐くような原稿読
取装置は商品価値が著しく低下してしまう。
【0004】また、最近は複写待機時の無駄な電力消費
を抑えるために、普及型の複写機においても、余熱釦の
操作により定着装置のヒーターを余熱状態に保持すると
共に、ポリゴンモーターを停止させ、ダイナミックメモ
リの書換えも行わないようにする複写待機モードが設定
されている。前面側に引き出し可能にした原稿収納部を
具えると共に複写待機モードが設定された複写機におい
て、操作者が原稿収納部に原稿を収納する操作を行った
後、余熱釦の操作を行って複写余熱モードを解除した時
には、定着ローラーが所定温度に達し、ポリゴンモータ
ーが所定の回転数の回転状態に達するまで若干の待ち時
間が掛り、たとえ僅かな時間であっても複写操作を急ぎ
たい操作者には焦燥感を懐かせてしまう。本発明は従来
技術におけるかかる問題点を解消しようとして成された
ものであり、原稿収納部を装置の前面側に引き出し可能
にしながら、引き出し操作の際に誤って搬送中の原稿を
破損してしまう虞の無い自動原稿給送装置付き画像形成
装置を提供することを目的とする。また、複写待機モー
ドが設定されていた場合に、複写待機モードの解除のた
めの操作を不要にできると共に画像形成装置の立ち上げ
処理に要する待ち時間を解消若しくは低減できる自動原
稿給送装置付き画像形成装置を提供することをも目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、枚葉原稿を収納する原稿収納部、枚葉原稿
を原稿読取部に自動搬送する搬送手段および読み取られ
た原稿が排出される原稿排出部は自動原稿給送装置の内
部に配設し、かつ、これらは一体的に装置本体の前面側
に引出し可能とし、あるいは、原稿収納部および搬送手
段は自動原稿給送装置の内部に配設し、かつ、これらは
一体的に装置本体の前面側に引出し可能とすると共に、
原稿排出部は自動原稿給送装置の側面部の排出口に近接
して配設し、自動原稿給送装置の原稿排出部が配設され
る側面部の前面側には筐体を設けない構成としたもので
ある。さらに、例えば、画像形成動作が中断されている
時の電力の浪費を抑制するために、部分的に画像形成動
作時より抑制された電力を供給したり画像形成動作時の
所定の動作を省く制御を行う複写待機モードが設定可能
なモード設定手段と、原稿収納部、搬送手段および原稿
排出部が一体化されたADF引出し部の引出し状態と収
納状態を検知する開閉検知手段を具え、モード設定手段
に複写待機モードが設定された状態において、開閉検知
手段がADF引出し部の引出し状態を検知した時に、モ
ード設定手段に設定された複写待機モードを自動的に解
除するようにしたものである。
【0006】
【作用】自動原稿給送装置は原稿収納部に収納された枚
葉原稿を搬送手段により原稿読取部に自動搬送した後、
原稿排出部に排出する。原稿読取装置は原稿読取部でラ
イン毎に原稿の画像を読み取って画像信号に変換する。
前段の手段においては、原稿収納部に原稿を収納する時
は、原稿収納部、搬送手段および原稿排出部は一体的に
装置本体の前面側に引出される。後段の手段において
は、原稿収納部に原稿を収納する時は、原稿収納部およ
び搬送手段だけが一体的に装置本体の前面側に引出され
る。原稿は自動原稿給送装置の側面部の排出口に近接し
て配設された原稿排出部に排出される。また、後者の手
段にあっては、モード設定手段に複写待機モードが設定
された状態において、開閉検知手段がADF引出し部の
引出し状態を検知した時には、モード設定手段に設定さ
れた複写待機モードが自動的に解除される。
【0007】
【実施例】 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に係るAD
Fを具えた自動読取装置の内部の概略を示す構成図であ
る。同図において、1はADF、2は原稿読取装置、1
1は読取用の原稿を収納する原稿収納部、12は読み取
られた原稿D′が排出される原稿排出部、13は原稿収
納部11に収納された原稿Dを搬送して原稿読取装置2
に読み取らせ、原稿排出部12に排出させる原稿搬送機
構、14は原稿搬送機構13により搬送される過程で原
稿Dの画像の反射光を紙面に垂直な細溝状の原稿読取装
置2に導く読取窓、15は読み取られた原稿D′の原稿
排出部12への排出口、16は一端が原稿収納部11の
底面に回動自在に取り付けられ、他端側がバネにより上
側に付勢されるように構成された原稿押上板、17は原
稿Dを繰り出す繰出ローラー、18は重送原稿を分離す
る分離ローラー、19は搬送ローラーである。21は原
稿Dの光像を画像信号に変換する固体撮像素子(CC
D)、22は原稿Dの画像の反射光をCCD21に収斂
させる光学レンズ、23は読取窓14を介して垂直上方
に導かれた原稿Dの画像の反射光を水平方向に屈折させ
る反射鏡、24は読取窓14を介して分離ローラー18
により搬送される原稿Dの表面を照明する光源である。
【0008】ADF1は原稿読取装置2に対して紙面に
垂直手前側に全体として引出し可能に構成されている。
従って、原稿読取装置2による原稿Dの読取動作に先立
ってADF1が紙面に垂直手前側に引き出されると、一
体となって引き出された原稿排出部12上の原稿収納部
11がADF1上に露出するから、その上に所望の原稿
Dが収納される。また、原稿搬送機構13は複写機にお
ける転写紙搬送機構と類似の構成となっている。原稿D
の読取動作時には、原稿Dの先端側がバネに付勢された
原稿押上板16により押し上げられ、繰出ローラー17
に圧接して繰り出されるようになっており、繰り出され
た原稿Dは分離ローラー18により重送原稿が分離され
る。原稿Dは分離ローラー18によって所定のタイミン
グで読取窓14に密着する読取位置に向けて搬送され、
読取が終了した原稿Dは搬送ローラー19により原稿排
出部12の排出口15に搬送され、その内部に順次収納
される。上述のように、読取窓14は紙面に垂直な細溝
状に形成されているので、光源24に照明された原稿D
からの副走査方向に沿った反射光が読取窓14を経て反
射鏡23で反射され、光学レンズ22で水平方向に収斂
させられてCCD21上に結像する。CCD21に吸収
された反射光はライン毎の画像信号に変換されて出力さ
れる。図5は自動読取装置の斜視図である。同図に示す
ように、原稿排出部12の前面側は開口部12aとなっ
ていて、原稿排出部12内に排出された原稿Dの状態を
開口部12aから視認できるようになっている。ただ
し、開口部12aの高さはあまり大きく設定されていな
いので、操作者が指を中に差し入れて排出された原稿D
を取り出すのは容易でない。そこで、本実施例では原稿
排出部12内に排出された原稿Dを前面側に送り出す原
稿送出機構が設けられている。なお、11aはADF1
を手前に引き出す際に把持される把手である。
【0009】図2および図3はそれぞれ原稿送出機構の
平面図および斜視図である。これらの図において、41
は原稿排出部12の下部の排出口15に近い位置に前後
方向に沿って回転自在に配設されたスクリューシャフ
ト、42はスクリューシャフト41に螺合する可動ナッ
ト、43は可動ナット42の上部に固定され、スクリュ
ーシャフト41の回転に連れて前方に移動し、その前面
で原稿Dの後端を押して前方に押し出すフェンス、44
は可動ナット42の待機位置を検知する待機位置センサ
ー、45は回転軸がスクリューシャフト41に直結され
たステップモーター、46は可動ナット42のスクリュ
ーシャフト41の回りの回転を防止すると共に前後水平
方向に案内する案内板、47はフェンス43と略90度
の取付け角度を成して取り付けられ、案内板46がその
凹部内に遊嵌することによりフェンス43底面を水平状
態に保つ係合片、48はフェンス43の前後方向に沿っ
た移動を可能にするため、原稿排出部12の底面の排出
口15に近いスクリューシャフト41の上部に穿設され
た切欠き溝である。
【0010】図4は原稿送出処理の流れ図である。同図
に従って原稿送出機構の原稿送出動作を説明する。原稿
Dの原稿排出部12内への排出が完了したら(手順S1
の判断結果がYes)、次に搬送すべき原稿があるか否
かを判断する(手順S2)。読み取るべき原稿が無くな
ったら、原稿Dの搬送を禁止し、原稿読取動作を終了す
る(手順S3)。待機状態においては、フェンス43は
可動ナット42が待機位置センサー44に検知される待
機位置に停止している。原稿読取動作が終了すると、ス
テップモーター45が所定の回転数だけ回転し、回転す
るスクリューシャフト41に螺合する可動ナット42と
可動ナット42に支持されたフェンス43が前方向に移
動して原稿Dの後端を押して所定距離だけ前方に押し出
す(手順S4)。その後、ステップモーター45を逆転
させてフェンス43を待機位置まで後退させる(手順S
5)。そして、原稿Dの搬送を許可する(手順S6)。
このように、原稿排出部12内へ排出された原稿Dの状
態を操作者が直視しにくいため、本実施例では原稿読取
動作が全て終了すると直ちにフェンス43が前方向に移
動して原稿Dを原稿排出部12の前面側に排出させるよ
うになっている。原稿Dの送出動作は原稿枚数に関係な
く1度だけ原稿排出速度と無関係の送出速度で行われる
ので、原稿Dの送出動作回数は最低限のもので済み、原
稿送出機構の動作劣化を抑えることができる。図6は原
稿送出機構の原稿送出し動作によって原稿Dの一側端が
原稿排出部12の前面側に排出された状態を示したもの
である。同図に示すように、原稿読取動作が終了すると
共に原稿Dが原稿排出部12の前面側に排出されるの
で、操作者は原稿Dが原稿排出部12内へ排出され、送
り出されたことを視認して原稿読取動作の終了を確認で
き、さらに排出された原稿Dの一側を摘んで原稿排出部
12から容易に取り出すことができる。前述のように、
切欠き溝48、従ってフェンス43の移動位置は原稿排
出部12の底面の排出口15に近い位置とされているの
で、原稿Dの原稿排出部12内の排出方向の長さに関わ
らず原稿排出部12内に排出された原稿Dを前面側に送
り出すことができる。また、排出口15から原稿排出部
12内に排出された原稿Dの先端が切欠き溝48が侵入
して座屈しないように、排出口15は原稿排出部12の
側壁の上部に設けられている。
【0011】図8および図9はそれぞれ本実施例の変形
例を示した斜視図および原稿排出時の原稿排出部を示す
模式図である。この変形例では、上述の原稿送出機構を
具えておらず、原稿排出部12は単に前面側に引出し可
能な略箱形形状の原稿収納部となっている。ただし、図
9に示すように、原稿排出部12は後側板を具えておら
ず、後側が開放されている。これは、原稿排出部を後側
板を具えた箱形形状とすると、原稿排出時に原稿排出部
が誤って引き出されると図16に示すように、原稿Dが
後側板に突き当たって破損するのを防止するためであ
る。この変形例では、原稿排出時に誤って原稿排出部1
2が引き出されても排出口15から排出された原稿Dが
突き当たるものがないので、原稿Dが破損することはな
い。原稿排出部12以外の構成は本実施例のものと変わ
らない。なお、排出口15から排出された原稿Dが大き
く接触しない程度の高さを有した後側板を設けても構わ
ない。このように、本実施例および変形例では、原稿収
納部11、原稿排出部12および原稿搬送機構13を共
にADF1の内部に具えているので、機密保持性に優れ
ていると共に装置本体の上部および側部の空間を有効に
活用できるから、結果として、装置本体の占有空間を縮
小することができる。
【0012】図7は本発明の第2の実施例に係る自動読
取装置の内部の概略を示す構成図である。第1の実施例
と同一または同一と見做せる箇所には同一の符号を付
し、その重複する説明を省略する。以下の説明において
も同様である。本実施例では原稿収納部11と原稿排出
部12の位置関係を丁度第1の実施例の変形例と逆にし
た構成となっており、その他の構成は第1の実施例のも
のと殆ど変わらない。ただし、上述の変形例と同様に、
原稿送出機構を具えていない。原稿排出部12は原稿収
納部11と一体となって引き出されるように構成されて
いるので、第1の実施例の変形例のように、原稿排出時
に原稿排出部12が誤って引き出されることがなく、従
って、排出された原稿Dが他のものに突き当たって破損
する虞がないから原稿排出部12は後側板を具えたほぼ
箱形形状となっている。原稿収納部11に原稿Dを収納
する時は、原稿収納部11を原稿排出部12と一体に引
き出した後、原稿排出部12を上側に回動させて原稿収
納部11の上部に開放空間を形成し、そこから原稿収納
部11底面上に原稿Dを載置する。原稿排出部12内に
排出された原稿Dを取り出す時は、原稿排出部12を原
稿収納部11と一体に引き出した後、原稿排出部12内
に堆積した原稿Dを上方より取り出す。本実施例におい
ても第1の実施例と同様の効果を有する。
【0013】次に、原稿収納部と原稿搬送機構のみをA
DF1の内部に具え、原稿排出部は自動読取装置の側方
に開放型として具えた本発明の第3の実施例を説明す
る。図10、図11および図12はそれぞれ第3の実施
例に係る自動読取装置の内部の概略を示す構成図、原稿
収納部装填時および原稿収納部引出し時の斜視図であ
る。本実施例では原稿搬送機構13が取り付けられた箱
形形状の原稿収納部11のみが前面側に引出し可能に構
成されている。原稿排出部12は従来の複写機の排紙ト
レイと同様に排出口15に近接して配設され、排出口1
5から排出された原稿Dを堆積させる略水平に保持され
た堆積棚となっている。また、図11に示すように、A
DF1の排出口15に近い前面側角部Cは筐体の支柱を
有しない構成となっている。かかる構成を有したことに
より、原稿読取動作時に原稿排出部12が誤って引き出
された時に排出口15から排出された原稿Dが突き当た
るものを排除し、誤操作によっても原稿Dが破損するこ
とが無いようになっている。なお、原稿読取動作時に原
稿排出部12が誤って引き出された時には、図13に示
すように、排出口15から排出された原稿Dが接触する
可能性のある、ADF1の原稿排出側の側壁から原稿D
の最大長さl1、〔原稿Dの最大幅+引出し量〕l2、
排出口15の高さtの大きさの空間は他のものが存在し
ない開放空間とする必要がある。仮に、ADF1の前面
側角部Cに支柱を有した図14に示す構成にすると、原
稿読取動作時に原稿排出部が誤って引き出された時に、
排出口から排出された原稿が支柱部分に突き当たって図
15に示すように破損してしまう。本実施例では、装置
本体のフレーム強度が若干低下するものの、簡単な構成
で排出口15から排出された原稿Dの状態を具に視認可
能なものとすることができる。なお、上述の実施例にお
いては、原稿搬送機構13は回転するローラーによる搬
送機構としたが、もちろん、かかる機構に限らず、ベル
ト搬送、原稿の自重移動等を利用した他の周知の搬送機
構としても良い。
【0014】次に、装置の内部に原稿収納部を具えると
共に余熱モード解除時に無駄な待ち時間が発生するのを
防止した本発明の第4の実施例を説明する。図17およ
び図18はそれぞれ第4の実施例の構成の概略を示す正
面図およびADF引出し部を引き出した状態の斜視図で
ある。これらの図において、3は原稿読取装置2で読み
取られた原稿Dの画像データに従って転写紙上に画像を
記録する画像記録装置、4は画像記録装置3に枚葉紙を
供給する給紙装置、5は表面に画像が形成された記録紙
が排紙される排紙トレイ、6は各種の操作情報を入力す
ると共に表示する操作・表示部、10はADF1本体に
引き出し自在に収納されたADF引出し部であり、本実
施例はADF1、原稿読取装置2、画像記録装置3およ
び給紙装置4で構成されたデジタル複写機に係る。本実
施例においても第2の実施例と同様に、ADF1の下部
に配置された原稿収納部11内に収納された原稿Dは原
稿搬送機構13により読取窓14を経てADF1の上部
に配置された原稿排出部12に向けて搬送される。原稿
収納部11および原稿排出部12はADF引出し部10
に一体に設けられており、図18に示すように、手前に
引き出されたADF引出し部10の上部から原稿読取装
置2に読み取られた原稿D′が取り出せるようになって
いる。また、原稿収納部11への原稿Dの収納操作もこ
の引出し状態で行われる。
【0015】図19はADF1の引出し方向に沿った縦
断面図である。(a)はADF引出し部10がADF1
本体に収納された状態、(b)はADF引出し部10が
ADF1本体から引き出された状態を示す。同図におい
て、20はADF1本体内部の後背部の上部筐体下面に
取り付けられた開閉検知スイッチ、201は上部筐体下
面に蝶着され、ADF引出し部10の後端の当接により
開閉検知スイッチ20を閉成させる検知片である。検知
片201は図示しないバネより前方に付勢されている。
同図(a)に示すように、ADF引出し部10がADF
1本体に収納された状態ではADF引出し部10の後端
が検知片201に当接して開閉検知スイッチ20を閉成
させているが、(b)に示すように、ADF引出し部1
0がADF1本体から引き出されると、検知片201は
ADF引出し部10の後端との当接が解除され、開閉検
知スイッチ20は開成される。
【0016】図20は本実施例の制御部の概略構成を示
すブロック図である。同図において、7はデジタル複写
機の各部を制御するCPU、8は時間を計時するタイマ
ー、31は定着装置である。CPU7は操作・表示部6
から入力された操作情報に従って、ADF1、原稿読取
装置2および定着装置31を含む画像記録装置3を制御
する。図24はデジタル複写機の動作制御の遷移図であ
る。同図に示すように、電源が遮断された状態で電源が
投入されると、CPU7はデジタル複写機の各部の立ち
上げ処理を行う。立ち上げ処理としては、定着装置31
のヒーターの加熱処理、原稿読取装置2のポリゴンモー
ターの起動開始、各種メモリの初期化等がある。これら
の処理が全て終了すると、画像形成準備状態になる。こ
の状態で操作・表示部6の複写開始釦が押下られると、
画像形成が実行される。画像形成処理が完了すると、ま
た、画像形成準備状態に戻る。そして、操作・表示部6
の待機釦が押下られるか、操作・表示部6の操作が成さ
れない儘、画像形成準備状態が一定時間継続すると、待
機状態に移り、定着装置31のヒーターの予熱、ポリゴ
ンモーターの停止、ダイナミックメモリの初期復帰処理
の中止等を行って、電力の無駄な浪費を抑制する。この
状態で、ADF引出し部10がADF1本体から引き出
されると、開閉検知スイッチ20が開成するから、CP
U7は閉検知スイッチ20の開成信号に従ってデジタル
複写機の各部の立ち上げ処理を行う。
【0017】これにより、操作者により操作・表示部6
の待機解除の操作が成されなくても、操作者により引き
出されたADF引出し部10の原稿収納部11への原稿
Dの収納操作に要する時間を活用してデジタル複写機の
立ち上げ処理を行うことができるから、操作者が原稿収
納部11への原稿Dの収納操作を終えてADF引出し部
10をADF1本体に押し込んだ時点で直ちに画像形成
準備状態に移ることができる。このように、本実施例で
はADF引出し部10の引き出し操作を行うことによ
り、自動的にデジタル複写機の立ち上げ処理が行われる
から、操作・表示部6の操作回数を削減できると共にデ
ジタル複写機の立ち上げ処理に要する待ち時間を解消若
しくは低減できる。なお、本実施例ではADF引出し部
10の引き出し操作を行った時に開成する開閉検知スイ
ッチ20の信号によりデジタル複写機の立ち上げ処理を
行うようにしたが、以下に述べる変形例のような動作制
御とすることができる。即ち、ADF引出し部10が一
旦引き出された後、押し込まれて再びADF1本体に収
納された状態に戻った時にデジタル複写機の立ち上げ処
理を行うようにしても良い。さらに、立ち上げ処理が終
了したら、あるいは既に画像形成準備状態にあったなら
ば、直ちに画像形成動作を開始するようにしても良い。
このようにすれば、原稿検知センサーの検知信号を調べ
て、原稿有りの時だけデジタル複写機の立ち上げ処理を
行うようにできるから、無意味な立ち上げ処理が行われ
るのを防止することができ、さらに、単にADF引出し
部10の原稿収納部11へ原稿Dを収納した後、押し込
んでADF1本体に収納させる操作を行うだけで、その
後、操作者がその場を離れても自動的に一連の画像形成
動作を実行させることができるから、デジタル複写機の
操作性を一層向上させることができる。
【0018】次に、操作者が原稿収納部11へ原稿Dを
収納するために、ADF引出し部10の前面の把手11
aに触れた時にデジタル複写機の立ち上げ処理を行うよ
うにした本発明の第5の実施例を説明する。図21およ
び図22はそれぞれ本実施例に係るADF引出し部10
の前面の斜視図および同じく、側面から見た模式図であ
る。なお、図22において、(a)は本実施例に係る
図、(b)は本実施例の変形例に係る図である。また、
図23はADF引出し部10の前部の拡大断面図であ
り、(a),(b)は本実施例に係る図、(c),
(d)は本実施例の変形例に係る図である。これらの図
において、51は人手がADF引出し部10の前面の把
手11aに触れたことを検知する把手接触検知スイッ
チ、111aは図で反時計回り方向に付勢されて把手1
1a部に蝶着された可動片、52は可動片111aの回
動支持部の側に延設された検知片、53は物体光検知
器、53a,53bはそれぞれ物体光検知器53を構成
する発光部および受光部、60はプリント基板である。
把手接触検知スイッチ51は操作・表示部6のプリント
基板60の前端部下面に取り付けられている。
【0019】まず、図23(b)に示すように、本実施
例は把手11aの一部を構成する可動片111aに人手
が触れ、ADF引出し部10を引き出すために加えられ
た引張力により、可動片111aが時計回り方向に回動
し、それに連れて検知片52も回動して把手接触検知ス
イッチ51を押すことにより把手接触検知スイッチ51
が閉成し、把手接触検知信号が出力される。本実施例で
はADF引出し部10を引き出すために人手が把手11
a部に接触するだけで、CPU7がデジタル複写機の各
部の立ち上げ処理を行うから、立ち上げ時間が若干早ま
ると共に、把手接触検知スイッチ51は操作・表示部6
のプリント基板60の前端部下面に取り付けられている
から、把手接触検知スイッチ51を取り付けるための取
付け部品や接続ハーネスを省くことができ、その分の製
造費用を低減できる。また、操作・表示部6はADF引
出し部10の前部の上面上に形成されているので、操作
者による操作・表示部6の操作は必ずADF引出し部1
0が引き出された後で行われるから、操作・表示部6の
操作に要する時間をADF引出し部10の引き出しに伴
って開始されたデジタル複写機の各部の立ち上げ処理時
間に確実に活用することができ、操作・表示部6の操作
が終了すると直ちに画像形成処理動作に移ることができ
る。次に、図23(c)に示すように、本実施例の変形
例では、本実施例の把手接触検知スイッチ51を物体光
検知器53で置き換えたものであり、本実施例の人手の
検知手段が機械的手段であるのに対して、光学的手段を
用いた点で異なるが、実際上の作用効果は殆ど変わらな
い。即ち、図23(d)に示すように、ADF引出し部
10を引き出すために人手が把手11a部内側に進入す
ると、人手が発光部53aから射出された検知光が受光
部53bに達するのを妨げ、これにより人手が把手11
a部に接触するのを検知できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、原稿収納部、搬送手段および原稿排出部は自
動原稿給送装置の内部に配設し、かつ、これらは一体的
に装置本体の前面側に引出し可能としたので、原稿収納
部を装置本体の前面側に引き出し可能にしながら、引き
出し操作の際に誤って搬送中の原稿を破損してしまう虞
を無くすることができる。請求項2記載の発明によれ
ば、原稿収納部および原稿排出部は互いに上下に積装さ
れた状態に配設したので、自動原稿給送装置の横方向の
大きさを可及的に小さくできる。請求項3記載の発明に
よれば、原稿排出部の前面側に開口を有し、原稿排出部
内に排出された原稿を開口を介して装置本体の前面側に
送り出す送出手段を有したので、原稿排出部内に排出さ
れた原稿は前面側に設けられた開口を介して装置本体の
前面側に送り出されるから、原稿の読取動作後、原稿排
出部内に排出された原稿の取り出し操作の操作性を優れ
たものにすることができる。請求項4記載の発明によれ
ば、原稿排出部は原稿収納部および搬送手段から独立し
て自動原稿給送装置の前面側に引出し可能な箱型形状と
したので、簡単な構成で原稿排出部内に排出された原稿
の取り出し操作の操作性を向上させることができる。
【0021】請求項5記載の発明によれば、画像形成動
作が中断されている時の電力の浪費を抑制する制御を行
う複写待機モードが設定された状態において、原稿収納
部、搬送手段および原稿排出部が一体化されたADF引
出し部の引出し状態と収納状態を検知する開閉検知手段
がADF引出し部の引出し状態を検知した時に、複写待
機モードを自動的に解除するようにしたので、複写待機
モードの解除のための操作を不要にできると共に画像形
成装置の立ち上げ処理に要する待ち時間を解消若しくは
低減できる。請求項6記載の発明によれば、複写待機モ
ードが設定された状態において、開閉検知手段がADF
引出し部の引出し状態を検知した後に収納状態を検知し
た時に、自動的に直ちに画像形成動作を開始させるよう
にしたので、画像形成動作を開始させるための操作を省
くことができ、さらに、原稿検知センサーからの信号を
調べることにより、無意味な立ち上げ処理が行われるの
を防止することができる。請求項7記載の発明によれ
ば、複写待機モードが設定された状態において、ADF
引出し部の把手に人手が接触若しくは接近したことを検
知する人手検知手段が人手の接触若しくは接近を検知し
た時に、複写待機モードを自動的に解除するようにした
ので、画像形成装置の立ち上げ処理開始のタイミングを
さらに早めることができる。請求項8記載の発明によれ
ば、原稿収納部および搬送手段は自動原稿給送装置の内
部に、かつ、一体的に装置本体の前面側に引出し可能に
配設すると共に、原稿排出部は自動原稿給送装置の側面
部の排出口に近接して配設し、自動原稿給送装置の原稿
排出部が配設される側面部の前面側には筐体を設けない
構成としたので、原稿排出部に排出される原稿の状態を
視認できると共に、比較的簡単な構成で引き出し操作の
際に誤って搬送中の原稿を破損してしまう虞を無くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るADFを具えた自
動読取装置の内部の概略を示す構成図
【図2】原稿送出機構の平面図
【図3】原稿送出機構の斜視図
【図4】原稿送出処理の流れ図
【図5】自動読取装置の斜視図
【図6】原稿送出機構によって原稿の一側端が前面側に
排出された状態を示す説明図
【図7】本発明の第2の実施例に係る自動読取装置の内
部の概略を示す構成図
【図8】第1の実施例の変形例を示した斜視図
【図9】その原稿排出時の原稿排出部を示す模式図
【図10】第3の実施例に係る自動読取装置の内部の概
略を示す構成図
【図11】その原稿収納部装填時の斜視図
【図12】その原稿収納部引出し時の斜視図
【図13】ADFの原稿排出側の側部に設けられるべき
開放空間を示す説明図
【図14】ADFの前面側角部に支柱を有した構成を示
す説明図
【図15】図14に示す構成の不具合を示す説明図
【図16】第1の実施例の変形例において原稿排出部を
後側板を具えた箱形形状とした時の不具合を示す説明図
【図17】第4の実施例の構成の概略を示す正面図
【図18】同じく、ADF引出し部を引き出した状態の
斜視図
【図19】同じく、ADFの引出し方向に沿った縦断面
【図20】同じく、制御部の概略構成を示すブロック図
【図21】第5の実施例に係るADF引出し部の前面の
斜視図
【図22】同じく、側面から見た模式図
【図23】同じく、ADF引出し部の前部の拡大断面図
【図24】デジタル複写機の動作制御の遷移図
【符号の説明】
1 ADF 2 原稿読取装置 3 画像記録装置 4 給紙装置 6 操作・表示部 7 CPU 10 ADF引出し部 11 原稿収納部 11a 把手 12 原稿排出部 12a 開口部 13 原稿搬送機構 14 読取窓 15 排出口 20 開閉検知スイッチ 21 CCD 24 光源 41 スクリューシャフト 42 可動ナット 43 フェンス 44 待機位置センサー 45 ステップモーター 51 把手接触検知スイッチ 53 物体光検知器 111a 可動片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 107 H04N 1/60 (72)発明者 河内 雅史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大下 久世 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 堀口 滋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿収納部に収納された枚葉原稿を搬送
    手段により原稿読取部に自動搬送した後、原稿排出部に
    排出する自動原稿給送装置を具え、前記原稿読取部でラ
    イン毎に原稿の画像を読み取って画像信号に変換する自
    動原稿給送装置付き画像形成装置において、前記原稿収
    納部、前記搬送手段および前記原稿排出部は前記自動原
    稿給送装置の内部に配設し、かつ、これらは一体的に装
    置本体の前面側に引出し可能としたことを特徴とする自
    動原稿給送装置付き画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿収納部および原稿排出部は互いに上
    下に積装された状態に配設されたことを特徴とする請求
    項1記載の自動原稿給送装置付き画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿排出部の前面側に開口を有し、前記
    原稿排出部内に排出された原稿を前記開口を介して装置
    本体の前面側に送り出す送出手段を有したことを特徴と
    する請求項1記載の自動原稿給送装置付き画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 原稿排出部は原稿収納部および搬送手段
    から独立して自動原稿給送装置の前面側に引出し可能な
    箱型形状としたことを特徴とする請求項1記載の自動原
    稿給送装置付き画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成動作が中断されている時の電力
    の浪費を抑制するために、部分的に画像形成動作時より
    抑制された電力を供給したり画像形成動作時の所定の動
    作を省く制御を行う複写待機モードが設定可能なモード
    設定手段と、原稿収納部、搬送手段および原稿排出部が
    一体化されたADF引出し部の引出し状態と収納状態を
    検知する開閉検知手段を具え、前記モード設定手段に前
    記複写待機モードが設定された状態において、前記開閉
    検知手段が前記ADF引出し部の引出し状態を検知した
    時に、前記モード設定手段に設定された前記複写待機モ
    ードを自動的に解除するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の自動原稿給送装置付き画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿収納部、搬送手段および原稿排出部
    が一体化されたADF引出し部の引出し状態と収納状態
    を検知する開閉検知手段を具え、該開閉検知手段が前記
    ADF引出し部の引出し状態を検知した後に前記ADF
    引出し部の収納状態を検知した時に、自動的に直ちに画
    像形成動作を開始させるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の自動原稿給送装置付き画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成動作が中断されている時の電力
    の浪費を抑制するために、部分的に画像形成動作時より
    抑制された電力を供給したり画像形成動作時の所定の動
    作を省く制御を行う複写待機モードが設定可能なモード
    設定手段と、原稿収納部、搬送手段および原稿排出部が
    一体化されたADF引出し部の把手に人手が接触若しく
    は接近したことを検知する人手検知手段を具え、前記モ
    ード設定手段に前記複写待機モードが設定された状態に
    おいて、前記人手検知手段が人手の接触若しくは接近を
    検知した時に、前記モード設定手段に設定された前記複
    写待機モードを自動的に解除するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の自動原稿給送装置付き画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 原稿収納部に収納された枚葉原稿を搬送
    手段により原稿読取部に自動搬送した後、原稿排出部に
    排出する自動原稿給送装置を具え、前記原稿読取部でラ
    イン毎に原稿の画像を読み取って画像信号に変換する自
    動原稿給送装置付き画像形成装置において、前記原稿収
    納部および前記搬送手段は前記自動原稿給送装置の内部
    に配設し、かつ、これらは一体的に装置本体の前面側に
    引出し可能とすると共に、前記原稿排出部は前記自動原
    稿給送装置の側面部の排出口に近接して配設し、前記自
    動原稿給送装置の前記原稿排出部が配設される側面部の
    前面側には筐体を設けない構成としたことを特徴とする
    自動原稿給送装置付き画像形成装置。
JP7038486A 1994-10-13 1995-02-27 自動原稿給送装置付き画像形成装置 Pending JPH08165034A (ja)

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JP6-247892 1994-10-13
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