JP2873042B2 - シート材載置装置 - Google Patents

シート材載置装置

Info

Publication number
JP2873042B2
JP2873042B2 JP2075940A JP7594090A JP2873042B2 JP 2873042 B2 JP2873042 B2 JP 2873042B2 JP 2075940 A JP2075940 A JP 2075940A JP 7594090 A JP7594090 A JP 7594090A JP 2873042 B2 JP2873042 B2 JP 2873042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
sheet
sheet material
roller
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2075940A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03279161A (ja
Inventor
敬三 笹井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2075940A priority Critical patent/JP2873042B2/ja
Priority to US07/667,578 priority patent/US5251890A/en
Publication of JPH03279161A publication Critical patent/JPH03279161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2873042B2 publication Critical patent/JP2873042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ装置、複写機等の画像形成装
置におけるシート材搬送装置から排出されるシート材を
載置するシート材載置装置に係り、詳しくはシート材を
載置するトレイが収納可能に形成されたシート材載置装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 第10図に従来のファクシミリ装置aが示されている。
シートロールbからほどかれたシート材Pはプラテンロ
ーラcにより搬送されると共に、サーマルヘッドdによ
り画像記録が行なわれ、更にシートPはカッタeにより
切断され、排紙ローラ対fにより搬送された後に、矢印
Aの方向に装置a外へ排出される。
一方原稿Mは原稿ローラgにより搬出されると共にコ
ンタクトセンサhにより画像情報を読取られた後に、排
紙口iを経て矢印B方向に排出される。
装置aの外にはシート材Pを収納するトレイjが設け
られており、装置aとはねじqにより固定されて、トレ
イjは排紙ローラ対f及び排紙口iの下方近傍からほぼ
水平に延びた皿状に形成されている。装置aから排出さ
れたシート材P及び原稿Mはトレイj上に積載される。
また、第11図に、他の従来のファクシミリ装置aが示
されている。このファクシミリ装置aにおいては、同符
号を付した部材は同じ構成作用を有するが、バスケット
形状のトレイkが排紙ローラ対fの下方に、トレイkの
高さよりも高い置台rに載置された装置aにねじqによ
り固定されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかし、上述の従来例では、常にトレイj,kが装置a
から突き出ていて、装置aの設置スペースが大きくなる
上に、装置aを運搬するときにトレイj,kが邪魔になっ
て取扱いにくい。
また、トレイj,kを取り外すようにしても保管場所が
ないため、紛失してしまうことがある。
第11図に示す他の従来例の場合には、水平方向の出っ
張りは少いが、置台rを高く設定する必要がある。ま
た、事務机を置台rとして使用した場合、引き出しが使
えなくなってしまうという欠点がある。
また、装置aに固定されたトレイk,jは外観上目ざわ
りである。
また、これ等従来例では、トレイk,jは固定して取付
けられているため、引越しやレイアウト変更等により、
装置周辺の環境が変化すると、トレイk,Jの形態が周辺
の環境に合わなくなる場合があって、著しく使いづらく
なることがある。
また、周辺の空間の制限により、装置aの設置場所を
限定されてしまう場合がある。
また、これ等従来例では、排出されたシート材の先端
が揃わず、かつ順番が変ってしまうという欠点がある。
特に、近年OA化が進み、このようなOA機器は人と同一
の部屋に設置されるケースが多く、突出部は人の通りを
邪魔し、かつ外観が目ざわりになるような機器は願客か
らの需要が減退するという問題がある。
そこで、トレイを使用しないときに自動的に収納でき
るシート材載置装置を提供することを目的とするもので
ある。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、シート材を排出する排出回転体と、前記排
出されるシート材を積載する出し入れ自在のトレイと、
前記排出回転体を回転させる駆動モータと、前記トレイ
上のシート材が取り去られたことを検知する検知手段
と、前記駆動モータの正転により前記排出回転体を正転
させると共に、前記トレイをシート積載可能位置に移動
させ、前記検知手段によりシート材が取り去られたこと
を検知すると、前記駆動モータの逆転により前記トレイ
を収納位置へ移動させる制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
また、前記トレイは揺動により出し入れされ、前記収
納位置に在るときには、前記排出回転体を覆い隠すよう
に支持されていることを特徴とする。
(ホ) 作用 以下の構成に基づき、制御手段は駆動モータを正転さ
せることにより、シート材を排出する排出回転体を正転
させると共に、出し入れ自在のトレイをシート積載可能
位置に移動させて、排出シート材をトレイに積載する。
また、トレイ上のシート材が取り去られたことを検知手
段により検知すると、駆動モータを逆転させることによ
りトレイを収納位置へ移動させる。
(ヘ) 実施例 以下、第1図乃至第7図に沿って本発明の基礎になる
ファクシミリ装置の概略の全体構成を従来のシート材載
置装置と共に説明する。
第1図及び第2図において、1はファクシミリ装置で
ある。このファクシミリ装置1の前側部に記録部2が設
けられ、後側部に原稿読取り部3が設けられている。ま
た、原稿読取り部3の上方の外面に操作パネル4が設け
られ、原稿読取り部3の右側に電話機5が取付けられ、
前端部から底部に亘って、シート材積載装置6が設けら
れている。
次に、記録部2について説明する。
ファクシミリ装置1の本体1aに蓋体7が軸7aに枢支さ
れ、図示しないクリック機構により本体1aに係止できる
ように、開閉可能に構成されている。
また、蓋体7の下方の本体1a内部にロールホルダ8が
設けられており、該ホルダ8にロール状に巻き取られた
感熱シートPのロール9が装填されている。
この感熱シートPを搬送する搬送装置10に関しては、
プラテンローラ11の回転により搬送され、デカール機構
12を通過する際に、シートPはカール方向と逆方向に曲
げられることによりシートPのカールが矯正される。つ
いで、記録手段13において所定の画像がシートPに形成
された後に、カッタ14により切断され、排出ローラ15に
より排出されるようになっている。
次に、原稿読取り部3について説明する。
蓋体7の上面に形成された原稿載置台16に複数の原稿
Mをセットし、読取り操作をするとセットされた原稿M
の束の下から数枚の原稿Mが予備搬送ローラ17a及びこ
れに圧接する圧接部材17bにより搬送され、分離ローラ1
8a及びこれに圧接する圧接部材18bにより一枚づつ分離
供給され、更に搬送ローラ対19,20により搬送される間
に、光源21で光照射され、その反射光がミラー22、レン
ズ23を介してCCD等の光電変換素子24に到って電気信号
に変換され、この信号がコピーモードの場合に自己の記
録手段13により、前記感熱シートPに記録される。
また、ファクシミリモードの場合には、他機の記録部
に伝達されるようになっている。
なお、前記読取り動作が終了すると原稿Mは装置1の
左端から外側斜め上方を向いて設けられた原稿トレイ25
に排出されるようになっている。
次に、シート材積載装置6について第2図及び第3図
を参照して説明する。
先ず、第1トレイ26は、排出されたシートPの先端を
下方に導く外ガイド27と、この外ガイド27に対向して、
シートPの積載空部28を形成する内ガイド29と、グリッ
プローラ30とからなる。
この外ガイド27の両側部にブラケット27aを有し、こ
のブラケット27aに水平方向に設けられた長孔31が設け
られ、この長孔31を介して外ガイド27を水平方向に案内
するローラ32a,32bが本体1aに回転自在に取付けられ、
外ガイド27がローラ32aに当接したときに、最も内側に
位置し、ローラ32bに当接したときに最も外側に位置す
る。そして、ブラケット27aと本体1aに設けられたピン3
3aとの間に引張コイルばね33が取付けられて、外ガイド
27が内側に付勢されている。
また、内ガイド29は本体1aに固設され、その中間部に
グリップローラ30が前記排出ローラ15とほぼ同期して回
転するように設けられている。なお、外ガイド27、L字
型の内ガイド29の内側にはほぼ対向して垂直方向に夫々
複数個のリブ27b,29aが設けられ、これ等リブ27b,29a間
の隙間lが図中に表示されているが、この隙間l、即ち
積載空部28の幅は、前記したローラ32a,32bと長孔31と
の関係により最小幅lo、最大幅lmとの間を変化できるよ
うになっている。また、L字型内ガイド29の底部がシー
トPの受け部29bを形成している。
なお、排出ローラ15から排出されるシートPは、前記
隙間l内に進入できるように方向づけられており、ま
た、その途中は充分開放されている。
次に、第2トレイ34と、この第2トレイ34を収納する
空部35について、第2図及び第4図を参照して説明す
る。
一対のガイドレール36が本体1aの底部の下方に、この底
部と平行して設けられており、このガイドレール36,36
の底部材の内側幅W3は第2トレイを載置するため、トレ
イ34の幅W1よりも小さく形成されており、ガイドレール
36の縦部材内側幅W3はトレイ34の幅W1よりも少し大きく
形成され、ガイドレール36は縦部材により本体1aの底部
に取付けられており、このガイドレール36の底面にゴム
等よりなる脚37が取付けられている。
そして、ガイドレール36の底部材と縦部材と本体1aの
底面とにより囲まれた幅W2、長さL2、高さT2により空部
35が形成されている。
また、第2トレイ34は前記空部35の寸法より小さい幅
W1、長さL1、高さ(厚さ)T1に形成され、ほぼ完全に空
部35内に挿入されるようになっている。
そして、第2トレイ34の左側面がガイドレール36の縦
部材の内側に案内され、第2トレイ34の右側面にラック
38が設けられ、このラック38に噛み合わされるピニオン
39が第2図に示すように、本体1aに取付けられたモータ
40の軸40aに固定されている。
また、ガイドレール36の底部材の内側幅W3より小さい
幅に突起34a,34aが設けられ、ガイドレール36の底部材
の右側端に内側を向いた突起36b,36bが設けられ、この
突起36b,36bにより、第2トレイ34の突起34a,34aが係止
されるようになっている。
また、第2トレイ34の後端上角部が傾斜面34bに形成
され、ガイドレール36の前端上角部が傾斜面36cに形成
されている。また、第2トレイ34の前端中央部に上方を
向いた把手34cが設けられている。
また、第2トレイ34の前部上面(シートPを受け止め
る面)にシートPの有無を検出するセンサ41が設けられ
ている。
次に、第7図を参照して、制御機構を説明する。
シートPの有無を検知するシート有無検出手段41、シ
ート幅検出手段42、排出ローラ駆動モータ43の回転数カ
ウンタ44がCPU45に信号を送信するようになっており、
それ等信号によりCPU45はモータドライバ46を介して第
2トレイを駆動するモータ40を駆動するようになってい
る。
次に、感熱シートPを第1トレイ26及び第2トレイ34
に載置する作用を説明する。
先ず、第1トレイ26のみを使用する場合、排出ローラ
15により排出されるシートPは先端がリブ27b,29aによ
り導かれ、グリップローラ30の接触摩擦により搬送さ
れ、第3図に示すように、幅loの隙間を有する積載空部
28の受け部29bにシートPaのように突き当たる。
更に、排出ローラ14により排出されると、先端は受け
部29bに保持されたまま、シートPbの状態となり、更に
はカッタ14により切断され、後端が排紙ローラ15から離
れたシートPは自重でシートPcの状態となり、ついで、
第2トレイ34上に載置された状態になる。そして、この
状態でシートPeの先端がリブ29a、グリップローラ30、
リブ27bとの接触摩擦により保持される。なお、グリッ
プローラ30はゴム等により形成されているので、摩擦力
が大きく、シートPeは確実に保持される。
ついで、2枚目のシートPが排出されると、一枚目の
シートPと同様に一枚目のシートPに重なるような状態
となる。更に、シートPが続いて排出され、幅loが塞が
ると、排出ローラ15とほぼ同期して回転するグリップロ
ーラ30により、シートPとリブ29aとの間にグリップロ
ーラ30の摩擦力により押し込まれる。かくすることによ
り、引張コイルばね33は伸び、その張力即ちシートPと
ローラ30との圧力も増大して、ローラ30のシートPに対
する搬送摩擦力も増大し、大量のシートPを拡大した幅
lの積載空部28に、その先端を受け部29bに当接して積
載する。
次に、感熱シートPを第2トレイ34に積載する作用を
第2図、第3図、第4図、第5図、第6図及び第7図を
参照して説明する。
空部35に収納された第2図に示す位置から、突起34a
が突起36bに当接する位置までの任意の量、モータ40の
駆動により第2トレイ34を引き出し、または引き出され
た第2トレイ34を元に戻す。
先ず、排出ローラ15が感熱シートPを送り出すモータ
43の回転数を回転数カウンタ44で計数し、その計数情報
によりCPU45が送り出されたシートPの長さを算出し、
この長さの情報に応じてモータドライバ46を介してモー
タ40を所要量回転して、第2トレイ34を所要量引き出
す。
また、感熱シートPのロール9の幅によって、カッタ
14の切断する長さがB4,A4,B5等のサイズになるようなフ
ァクシミリ装置1の場合には、シート材幅検出手段42か
らの幅情報を受けると、CPU45がモータドライバ46を介
して、モータ40を所定量回転し、第2トレイ34を所定量
引き出す。
例えば、第3図に示すものがA4サイズに対する状態と
し、第5図に示すものがB4サイズに対する状態としても
よい。第5図においては、第2トレイ34の突起34aがガ
イドレール36の突起36aに当接し、傾斜面34bが本体1aの
底面に当接し、トレイ34の下面が傾斜面36cに当接し
て、トレイ34が水平面に対して角度θだけ傾斜してお
り、B4サイズのシートPの後端がトレイ34の把手34cの
少し手前に載置される。
また、第6図に示すように、第2トレイ34の引き出し
量を排出されるシートPより短い位置で支持してもよ
い。この場合、第1トレイ26にシートPの先端を保持さ
れているので、第2トレイ34に一部分でも接しておれば
落下することなく載置する。そして、装置1の所要スペ
ースを小さくすることができる。
かくして、第3図、第5図の場合のように把手34cの
少し手前にシートPの後端が位置するように載置されて
いるので、シートPの後端が重なることなく、安定して
きれいに裏返って、載置される。
また、シートPのサイズが如何に変ってもこれに応じ
て、第3図及び第5図のようにシートPを載置でき、過
不足なく第2トレイ34の突っ張り長さを設定できる。
次に、操作者が第2トレイ34上に載置された感熱シー
トPを持ち去ると、第7図に示すように、シートを検出
するセンサ41がその信号をCPU45に送り、この信号を受
けたCPU45モータドライバ46を介してモータ40を所定量
逆転させて、空部35に第2トレイ34を元通りに収納し、
次の記録作業開始まで待機する。
しかし、シートPの排出中(排出ローラ15の作動中)
にシートPがなくなったことを検出してもモータ40を逆
転させずに第2トレイ34を出っ張った位置に保持する。
なお、前記センサ41はシートPに光を照射してその反
射光出力でシートPの有無を検知するフォトセンサや接
触してアクチュエータを動かすことでシートPの有無を
検出するようにしてもよい。
また、シート材幅検出手段42はマイクロスイッチによ
ってもよい。
また、長尺のシートPの場合、第5図に示す傾斜角θ
を大きくするのがよい。
また、モータ40と排出ローラ15の駆動モータ43はほぼ
同期するようにしてもよい。
また、第6図に示すように、第2トレイ34の出っ張り
量を少なくすることで、所要スペースを小さくしてもよ
い。
また、ファクシミリ装置1に、着信した時点で、モー
タ40を始動し、第2トレイ34を移動させるようにしても
よい。
また、第2トレイ34の移動量は、予め設定された回転
数で、モータ40を回転させるように制御したが、目標の
位置に達したことを複数の位置センサにより検出してモ
ータ40を制御してもよい。
また、第2トレイ34はプラスチックからなる板状部材
でもよく、例えば針金を折り曲げて形成してもよい。ガ
イドレール36は本体1aと一体の突起をつけることによっ
てもよい。
また、ラック38、ピニオン39により第2トレイ34を駆
動したが、ベルトとワイヤとによる方式によってもよ
い。
また、第1トレイ26と第2トレイ34とにより、排出さ
れるシートPを順番通りに先端を揃えて、整然と収納す
るようにしたが、第1トレイ26を省略してもよい。
以下、本発明の実施例を第8図を参照して説明する。
本実施例においては、原稿Mも感熱シートPも同方向
に排送ローラ対20、排出ローラ対15により排出されるよ
うになっているファクシミリ装置1であり、同構成・作
用の部材は同符号を付して説明を省略する。
前記排出ローラ対15は駆動ローラ15aと従動ローラ15b
とからなり、また、搬送ローラ対20は駆動ローラ20aと
従動ローラ20bとからなっている。
また、本体1aの前側下方に軸60が設けられ、この軸60
にL字状のトレイ61が取付けられ、このトレイ61が時計
回り方向に回動し、トレイ61の基端部61aが本体1aの底
部の前端に制止されると、トレイ61のトレイ部61bがほ
ぼ水平状態となり、トレイ61が反時計方向に回動すると
破線表示したように排出ローラ15a,15b、搬送ローラ20
a,20bの右側部を覆うようにトレイ部61bが直立するよう
になっている。
そして、軸60に電磁クラッチ62を介してプーリ63が取
付けられ、排出ローラ駆動モータ43(第7図参照)によ
り回転する排出回転体である排出ローラ15の駆動ローラ
15aの軸にプーリ64が取付けられ、これ等プーリ63,64に
ベルト65が張設されている。
また、トレイ61のトレイ部61bには、シート材Pの有
無を検出するシート材有無検出手段61cが設けられてい
る。
次に、本実施例の作用を第9図に示すフローチャート
を参照して、説明する。
先ず、記録動作が開始されると(ステップS1)、排出
駆動ローラ15aが時計回り方向に回転(正転)し(ステ
ップS2)、シートPの排出に備える。このとき、シート
材有無検出手段61cがトレイ部61b上のシートPの有無を
見る(ステップS3)。シートPが有る場合、トレイ61は
実線表示位置にあり、シートPを載置した状態であるの
で、電磁クラッチ62をオフして(ステップS4)、即ちト
レイ61は回動することなく、駆動ローラ15aの回転によ
りシートPはトレイ61上に載置され(ステップS5)、記
録を終了する(ステップS6)。
一方、ステップS3において、シートPなしの場合、ト
レイ61は破線の位置にあるので、排出されるシートPを
載置すべく、電磁クラッチ62を所定時間オンして(ステ
ップS7)、駆動ローラ15aの正転に伴ないプーリ64、ベ
ルト65、プーリ63、クラッチ62を介して、トレイ61を破
線表示の姿勢から実線表示の姿勢まで時計回り方向に回
動する(ステップS8)。そして、排出されるシートPを
受け止め位置に支持され、その後、電磁クラッチ62をオ
フ(ステップS4)し、シートPを載置する(ステップ
S5)。
また、記録作業終了後もシートPの有無検出が行なわ
れ(ステップS9)、シートPが有るときには、電磁クラ
ッチ62オフのまま、トレイ61を出っ張った位置のまま次
の記録に備え待機する(ステップS10)。
また、操作者がトレイ61上のシートPを持ち去ると、
ステップS9でシート無しが検出され、電磁クラッチ62が
オンし(ステップS11)、駆動ローラ15aが逆転する(ス
テップS12)、するとトレイ62が反時計回り方向に回動
する(ステップS13)。そして所定量逆転すると駆動ロ
ーラ15aが回転を停止し、電磁クラッチ62がオフする
(ステップS14)。この時点で、トレイ61は破線表示、
即ち排出ローラ15、排送ローラ対20を覆い隠す位置に支
持され、次の記録動作に備え待機する(ステップ
S10)。
かくして、トレイ61を収納することにより装置本体1a
の出っ張りを無くし、外観を美しくする上に、装置1の
設置面積を低減できる、 また、電磁クラッチ62により駆動ローラ15aの回転を
選択的にトレイ61の回転に伝達するようにしたため、ト
レイ61駆動用のモータが不要となり、コストを低減でき
る。
なお、上記においてトレイ61を排出駆動ローラ15aに
より駆動したが、搬送駆動ローラ20aにより駆動しても
よい。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、駆動モータを
正転させることによりトレイをシート積載可能位置に移
動させると共に、トレイ上のシート材が取り去られたと
きには駆動モータを逆転させることによりトイレを収納
位置へ移動させることができるので、装置本体の出っ張
りを無くし、外観を美しくする上に、装置の設置面積を
低減できる。また、排出回転体を回転させる駆動モータ
の回転をトレイに伝達することによりトレイを出し入れ
することができるので、トレイ駆動用のモータが不要と
なり、コストを低減できる。さらに、トレイにより排出
回転体を覆い隠すことによっては、排出回転体を守るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基礎となるファクシミリ装置の概略の
全体構成を示す斜視図、第2図はその断面側面図、第3
図はその中型サイズのシート材を第2トレイ上に載置し
た状態を示す断面側面図、第4図はその第2トレイの構
成を示す底面図、第5図はその大型サイズのシート材を
第2トレイに載置した状態を示す断面側面図、第6図は
第2トレイを小量突き出した状態を示す断面側面図、第
7図は制御ブロック図、第8図は本発明を実施したファ
クシミリ装置の断面側面図、第9図はそのフローチャー
ト、第10図は従来例の断面側面図、第11図は他の従来例
の断面側面図である。 10……シート材搬送手段(搬送装置)、34……トレイ
(第2トレイ)、40……移動手段(モータ)、41……検
出手段(センサ)、P……シート材(感熱シート)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材を排出する排出回転体と、 前記排出されるシート材を積載する出し入れ自在のトレ
    イと、 前記排出回転体を回転させる駆動モータと、 前記トレイ上のシート材が取り去られたことを検知する
    検知手段と、 前記駆動モータの正転により前記排出回転体を正転させ
    ると共に、前記トレイをシート積載可能位置に移動さ
    せ、前記検知手段によりシート材が取り去られたことを
    検知すると、前記駆動モータの逆転により前記トレイを
    収納位置へ移動させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするシート材積載装置。
  2. 【請求項2】前記トレイは揺動により出し入れされ、前
    記収納位置に在るときには、前記排出回転体を覆い隠す
    ように支持されていることを特徴とする請求項1記載の
    シート材積載装置。
JP2075940A 1990-03-14 1990-03-26 シート材載置装置 Expired - Fee Related JP2873042B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2075940A JP2873042B2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 シート材載置装置
US07/667,578 US5251890A (en) 1990-03-14 1991-03-11 Ejected sheet stacking tray system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2075940A JP2873042B2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 シート材載置装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03279161A JPH03279161A (ja) 1991-12-10
JP2873042B2 true JP2873042B2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=13590739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2075940A Expired - Fee Related JP2873042B2 (ja) 1990-03-14 1990-03-26 シート材載置装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2873042B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021134072A (ja) 2020-02-28 2021-09-13 セイコーエプソン株式会社 記録装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6377947U (ja) * 1986-11-11 1988-05-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03279161A (ja) 1991-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4322709B2 (ja) 原稿搬送装置
JP3215811B2 (ja) 原稿読取装置
JP4168278B2 (ja) 原稿搬送装置
EP1770978A1 (en) Document or sheet material feeder
JPH06253069A (ja) ファクシミリ装置
JP2008011541A (ja) 原稿搬送装置
JPH04341454A (ja) シート収納装置
JP2873042B2 (ja) シート材載置装置
JP2632453B2 (ja) 画像形成装置の手差し給紙機構
JP3004028B2 (ja) シート材積載装置
JP4182634B2 (ja) 搬送装置及びそれを備えた画像読取装置
JPH03279158A (ja) シート材載置装置
JPH03279159A (ja) シート材載置装置
JP2001320526A (ja) 画像処理装置
US5251890A (en) Ejected sheet stacking tray system
JP4375581B2 (ja) 原稿搬送装置
JP4400759B2 (ja) 原稿搬送装置
JP3854746B2 (ja) 画像形成装置
JP2006096424A (ja) 原稿搬送装置
JP2024038926A (ja) シート搬送装置、排紙トレイ、自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JPH02144368A (ja) シート収納装置
JPH05319654A (ja) 記録装置
JPH02147562A (ja) シート収納装置
JP2013249198A (ja) シート搬送装置、並びにこれを用いる画像読取装置及び画像形成装置
JP2021059399A (ja) 原稿搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees