JP2753034B2 - 自動原稿給送装置 - Google Patents
自動原稿給送装置Info
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- JP2753034B2 JP2753034B2 JP1097593A JP9759389A JP2753034B2 JP 2753034 B2 JP2753034 B2 JP 2753034B2 JP 1097593 A JP1097593 A JP 1097593A JP 9759389 A JP9759389 A JP 9759389A JP 2753034 B2 JP2753034 B2 JP 2753034B2
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機等の上部に搭載される自動原稿給送
装置に関する。
装置に関する。
複写機等の自動原稿給送装置として、例えば、給紙部
の給送ローラを駆動する給送モータと、圧板を構成する
搬送部及び排紙部のそれぞれ搬送ベルト及び排紙ローラ
を駆動する搬送モータとを別個に備え、自動原稿給送モ
ードでは給送ローラによつて原稿テーブル上に載置され
た原稿を1枚ずつ自動的に給送し、それを搬送ベルトが
引き継いでコンタクトガラス上の所定位置まで搬送して
セツトし、スキヤン終了後その原稿を搬送ベルト及び排
紙ローラによつて自動排紙するようにしたものがある。
の給送ローラを駆動する給送モータと、圧板を構成する
搬送部及び排紙部のそれぞれ搬送ベルト及び排紙ローラ
を駆動する搬送モータとを別個に備え、自動原稿給送モ
ードでは給送ローラによつて原稿テーブル上に載置され
た原稿を1枚ずつ自動的に給送し、それを搬送ベルトが
引き継いでコンタクトガラス上の所定位置まで搬送して
セツトし、スキヤン終了後その原稿を搬送ベルト及び排
紙ローラによつて自動排紙するようにしたものがある。
このような自動原稿給送装置が搭載されている複写機
でも、精度のよいコピーあるいは抜き取りコピー(原稿
の一部分をその原稿のサイズより小さな用紙にコピーす
る)等を行なう場合は、使用者がこの装置をコンタクト
ガラス上を開放するように上方に回動して、手で原稿を
コンタクトガラス上にセツトし、この装置を元の位置に
戻して圧板として使用する圧板モードでコピーすること
がある。
でも、精度のよいコピーあるいは抜き取りコピー(原稿
の一部分をその原稿のサイズより小さな用紙にコピーす
る)等を行なう場合は、使用者がこの装置をコンタクト
ガラス上を開放するように上方に回動して、手で原稿を
コンタクトガラス上にセツトし、この装置を元の位置に
戻して圧板として使用する圧板モードでコピーすること
がある。
これは、このような自動原稿給送装置における原稿の
搬送動作は全てメカニカルに行なわれるため、自動原稿
給送モードによつてコンタクトガラス上に原稿をセツト
する際、原稿が理想のセツト位置(所定位置)から多少
ズレることがあり、それによつてコピー用紙上に形成さ
れる画像の配置が若干ずれることがあるからである。
搬送動作は全てメカニカルに行なわれるため、自動原稿
給送モードによつてコンタクトガラス上に原稿をセツト
する際、原稿が理想のセツト位置(所定位置)から多少
ズレることがあり、それによつてコピー用紙上に形成さ
れる画像の配置が若干ずれることがあるからである。
また、抜き取りコピーを行なうには、原稿をその抜き
取り部分の位置に応じてコンタクトガラス上の任意の位
置にセツトする必要があるためである。
取り部分の位置に応じてコンタクトガラス上の任意の位
置にセツトする必要があるためである。
しかしながら、自動原稿給送装置を圧板モードで使用
すると、原稿をコンタクトガラス上にセツトする際だけ
でなく、スキヤン終了後にも再びこの装置を開放して手
で原稿をコンタクトガラス上から取り出さなければなら
ず、使用者にとつて煩わしい作業であつた。
すると、原稿をコンタクトガラス上にセツトする際だけ
でなく、スキヤン終了後にも再びこの装置を開放して手
で原稿をコンタクトガラス上から取り出さなければなら
ず、使用者にとつて煩わしい作業であつた。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、自
動原稿給送装置を圧板モードで使用する際の操作の煩わ
しさを解消し、作業性を向上させることを目的とする。
動原稿給送装置を圧板モードで使用する際の操作の煩わ
しさを解消し、作業性を向上させることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、上述のような
自動原稿給送装置において、 使用者が手で原稿をコンタクトガラス上にセツトする
モード(圧板モード)であつても、スキヤン終了後搬送
部及び排紙部を駆動してコンタクトガラス上の原稿を自
動排紙させる原稿自動排紙制御手段を設けると共に、コ
ンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定範囲からの
はみ出しを検出するセンサを、コンタクトガラスの幅方
向の両側縁部(原稿画像の読み取り無効エリア)に沿つ
てそれぞれ複数個ずつ配置して設け、コンタクトガラス
上にセツトされた原稿の所定範囲からのはみ出しが上記
複数のセンサのいずれかによって検出された時に、原稿
自動排紙制御手段を作動させないようにしたものであ
る。
自動原稿給送装置において、 使用者が手で原稿をコンタクトガラス上にセツトする
モード(圧板モード)であつても、スキヤン終了後搬送
部及び排紙部を駆動してコンタクトガラス上の原稿を自
動排紙させる原稿自動排紙制御手段を設けると共に、コ
ンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定範囲からの
はみ出しを検出するセンサを、コンタクトガラスの幅方
向の両側縁部(原稿画像の読み取り無効エリア)に沿つ
てそれぞれ複数個ずつ配置して設け、コンタクトガラス
上にセツトされた原稿の所定範囲からのはみ出しが上記
複数のセンサのいずれかによって検出された時に、原稿
自動排紙制御手段を作動させないようにしたものであ
る。
あるいは、使用者が手で原稿をコンタクトガラス上に
セツトする圧板モードであつても、スキヤン終了後搬送
部及び排紙部を駆動してコンタクトガラス上の原稿を自
動排紙させる原稿自動排紙制御手段を設けると共に、コ
ンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定範囲からの
はみ出しを検出するセンサを、コンタクトガラスの全面
をスキヤンするスキヤナの長手方向の両端部にそれぞれ
配置して設け、コンタクトガラス上にセツトされた原稿
の所定範囲からのはみ出しが上記複数のセンサのいずれ
かによつて検出された時に、原稿自動排紙制御手段を作
動させないように自動原稿給送装置も提供する。
セツトする圧板モードであつても、スキヤン終了後搬送
部及び排紙部を駆動してコンタクトガラス上の原稿を自
動排紙させる原稿自動排紙制御手段を設けると共に、コ
ンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定範囲からの
はみ出しを検出するセンサを、コンタクトガラスの全面
をスキヤンするスキヤナの長手方向の両端部にそれぞれ
配置して設け、コンタクトガラス上にセツトされた原稿
の所定範囲からのはみ出しが上記複数のセンサのいずれ
かによつて検出された時に、原稿自動排紙制御手段を作
動させないように自動原稿給送装置も提供する。
なお、上記いずれかの自動原稿給送装置において、自
動排紙指定手段を設け、該手段によつて自動排紙が指定
されたときにのみ、原稿自動排紙制御手段が作動可能に
なるようにしてもよい。
動排紙指定手段を設け、該手段によつて自動排紙が指定
されたときにのみ、原稿自動排紙制御手段が作動可能に
なるようにしてもよい。
このように構成された自動原稿給送装置によれば、使
用者が手で原稿をコンタクトガラス上にセツトする圧板
モードであつても、スキヤン終了後原稿自動排紙制御手
段により搬送部及び排紙部を駆動してコンタクトガラス
上の原稿を自動排紙させるので、使用者によるコンタク
トガラス上からの原稿取出し作業がなくなり、作業性が
向上する。
用者が手で原稿をコンタクトガラス上にセツトする圧板
モードであつても、スキヤン終了後原稿自動排紙制御手
段により搬送部及び排紙部を駆動してコンタクトガラス
上の原稿を自動排紙させるので、使用者によるコンタク
トガラス上からの原稿取出し作業がなくなり、作業性が
向上する。
また、コンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定
範囲からのはみ出しを検出するセンサをコンタクトガラ
スの幅方向の両側縁部に沿つてそれぞれ複数個ずつ配置
して設け、コンタクトガラス上にセツトされた原稿の所
定範囲からのはみ出しが上記複数のセンサのいずれかに
よつて検出された時に、原稿自動排紙制御手段を動作さ
せないようにすれば、原稿が無理に自動排紙されて破損
するようなことを防止することもでき、装置に対する信
頼性が向上する。
範囲からのはみ出しを検出するセンサをコンタクトガラ
スの幅方向の両側縁部に沿つてそれぞれ複数個ずつ配置
して設け、コンタクトガラス上にセツトされた原稿の所
定範囲からのはみ出しが上記複数のセンサのいずれかに
よつて検出された時に、原稿自動排紙制御手段を動作さ
せないようにすれば、原稿が無理に自動排紙されて破損
するようなことを防止することもでき、装置に対する信
頼性が向上する。
あるいは、コンタクトガラス上にセツトされた原稿の
所定範囲からのはみ出しを検出するセンサをコンタクト
ガラスの全面をスキヤンするスキヤナの長手方向の両端
部にそれぞれ配置して設け、コンタクトガラス上にセツ
トされた原稿の所定範囲からのはみ出しが上記複数のセ
ンサのいずれかによつて検出された(スキャン中同時に
あるいはスキャン終了後スキヤナがホームポジシヨンへ
リターンする際に検出される)時に、原稿自動排紙制御
手段を動作させないようにしても、原稿が無理に自動排
紙されて破損するようなことを防止することができる。
所定範囲からのはみ出しを検出するセンサをコンタクト
ガラスの全面をスキヤンするスキヤナの長手方向の両端
部にそれぞれ配置して設け、コンタクトガラス上にセツ
トされた原稿の所定範囲からのはみ出しが上記複数のセ
ンサのいずれかによつて検出された(スキャン中同時に
あるいはスキャン終了後スキヤナがホームポジシヨンへ
リターンする際に検出される)時に、原稿自動排紙制御
手段を動作させないようにしても、原稿が無理に自動排
紙されて破損するようなことを防止することができる。
さらに、自動排紙指定手段によつて自動排紙が指定さ
れたときにのみ、原稿自動排紙制御手段が作動可能にな
るようにすれば、コピー濃度調整等のための原稿再セツ
トの手間を省くこともできる。
れたときにのみ、原稿自動排紙制御手段が作動可能にな
るようにすれば、コピー濃度調整等のための原稿再セツ
トの手間を省くこともできる。
すなわち、コピー濃度調整等のため、同一原稿で何回
かの複写を行なうテストコピー時にスキャン終了後原稿
を自動排出させてしまうと、その原稿をコンタクトガラ
ス上に再セツトしなければならなくなるが、そのような
場合には自動排紙指定手段によつて自動排紙を指定しな
いことにより原稿自動排紙制御手段を作動させないよう
にすれば、原稿をコンタクトガラス上に再セツトする必
要がなくなる。
かの複写を行なうテストコピー時にスキャン終了後原稿
を自動排出させてしまうと、その原稿をコンタクトガラ
ス上に再セツトしなければならなくなるが、そのような
場合には自動排紙指定手段によつて自動排紙を指定しな
いことにより原稿自動排紙制御手段を作動させないよう
にすれば、原稿をコンタクトガラス上に再セツトする必
要がなくなる。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて具体的
に説明する。
に説明する。
第2図は、この発明の一実施例を示すデジタル複写シ
ステムの外観斜視図である。
ステムの外観斜視図である。
このデジタル複写システムは、デジタル複写機本体1
とテーブル(コントローラ)2とからなるデジタル複写
機3と、そのデジタル複写機本体1の上部に搭載された
この発明による自動原稿給送装置(以下「ADF」と記
す)4とによつて構成されている。
とテーブル(コントローラ)2とからなるデジタル複写
機3と、そのデジタル複写機本体1の上部に搭載された
この発明による自動原稿給送装置(以下「ADF」と記
す)4とによつて構成されている。
そして、デジタル複写機本体1の給紙側にはそれぞれ
サイズの異なる用紙を収納し得る上下2段の給紙カセツ
ト5,6が着脱自在に装着され、また排紙側には図示しな
い排紙トレイが装着されている。
サイズの異なる用紙を収納し得る上下2段の給紙カセツ
ト5,6が着脱自在に装着され、また排紙側には図示しな
い排紙トレイが装着されている。
また、デジタル複写機本体1のフロント上面には操作
パネル7を備え、デジタル複写機本体1内には原稿画像
を読み取るスキヤナ部としてのイメージスキヤナと、給
紙カセツト5または6のいずれか選択されたカセツトか
ら給紙された用紙に電子写真方式で画像を形成するプリ
ンタ部であるレーザプリンタとを備えている。
パネル7を備え、デジタル複写機本体1内には原稿画像
を読み取るスキヤナ部としてのイメージスキヤナと、給
紙カセツト5または6のいずれか選択されたカセツトか
ら給紙された用紙に電子写真方式で画像を形成するプリ
ンタ部であるレーザプリンタとを備えている。
第3図は、第2図におけるADF4の内部構造を示す概略
断面図である。
断面図である。
このADF4は自動原稿給送モードでは、原稿をデジタル
複写機本体1(イメージスキヤナ)のコンタクトガラス
10上に給送して、スキヤンが終了するとその原稿をコン
タクトガラス10上から排出するものであり、給紙部4Aと
搬送部4Bと排紙部4Cとによつて構成されている。
複写機本体1(イメージスキヤナ)のコンタクトガラス
10上に給送して、スキヤンが終了するとその原稿をコン
タクトガラス10上から排出するものであり、給紙部4Aと
搬送部4Bと排紙部4Cとによつて構成されている。
そして、給紙部4Aは、その原稿挿入側(図で右方)に
多数の原稿を載置できる原稿テーブル11を着脱可能に備
え、内部に原稿セツトセンサ12及び原稿サイズセンサ13
と複数のローラによつて張装された給送ベルト14と給送
ローラ15及び16等を設けている。
多数の原稿を載置できる原稿テーブル11を着脱可能に備
え、内部に原稿セツトセンサ12及び原稿サイズセンサ13
と複数のローラによつて張装された給送ベルト14と給送
ローラ15及び16等を設けている。
搬送部4Bは、給紙センサ17と複数のプレスコロに張装
された搬送ベルト18等からなり、排紙部4Cは、排紙セン
サ19と排紙ローラ20とデジタル複写機本体1に着脱可能
な多数の原稿を受ける原稿受け23とからなり、搬送部4B
及び排紙部4Cの主要部(原稿受け23除いた各部)をまと
めてカバー21の内側に収納して圧板部22を構成してい
る。
された搬送ベルト18等からなり、排紙部4Cは、排紙セン
サ19と排紙ローラ20とデジタル複写機本体1に着脱可能
な多数の原稿を受ける原稿受け23とからなり、搬送部4B
及び排紙部4Cの主要部(原稿受け23除いた各部)をまと
めてカバー21の内側に収納して圧板部22を構成してい
る。
ここで、上記各部による原稿給送動作を説明する。
ADF4の原稿テーブル11上に、コピーしようとする原稿
が画像面を下にして重ねて装填される(このとき、原稿
の先端部が給紙部4A内に挿入されて図示しない分離ブレ
ードに付き当てられた状態にある)ことにより、原稿セ
ツトセンサ12が原稿の先端部を検出し、第2図の表示部
57の原稿セツト表示を消灯すると共にADF4をレデイ状態
にする。
が画像面を下にして重ねて装填される(このとき、原稿
の先端部が給紙部4A内に挿入されて図示しない分離ブレ
ードに付き当てられた状態にある)ことにより、原稿セ
ツトセンサ12が原稿の先端部を検出し、第2図の表示部
57の原稿セツト表示を消灯すると共にADF4をレデイ状態
にする。
この時点で、デジタル複写機3がリモートモード(デ
ジタル複写機3と接続された情報処理装置にその複写機
がスキヤナまたはプリンタとして使用されるモード)で
あれば、上記情報処理装置側からのスキヤン開始コマン
ドをテーブル2に収納されたコントローラが受信する
と、あるいはデジタル複写機3がリモートモード(デジ
タル複写機3を単体で使用するコピーモード)であれば
デジタル複写機本体1(スキヤナ部)に設置された操作
パネル7上のコピースタートスイツチが押されると、テ
ーブル2内のコントローラがADF4の制御部にフイード信
号を送出し、その制御部がフイード信号を受信すると所
定のタイミングで図示しない給送モータをONして給送ベ
ルト14及び2個の給送ローラ15,16を回転駆動し、コン
タクトガラス10上に原稿を給送する。
ジタル複写機3と接続された情報処理装置にその複写機
がスキヤナまたはプリンタとして使用されるモード)で
あれば、上記情報処理装置側からのスキヤン開始コマン
ドをテーブル2に収納されたコントローラが受信する
と、あるいはデジタル複写機3がリモートモード(デジ
タル複写機3を単体で使用するコピーモード)であれば
デジタル複写機本体1(スキヤナ部)に設置された操作
パネル7上のコピースタートスイツチが押されると、テ
ーブル2内のコントローラがADF4の制御部にフイード信
号を送出し、その制御部がフイード信号を受信すると所
定のタイミングで図示しない給送モータをONして給送ベ
ルト14及び2個の給送ローラ15,16を回転駆動し、コン
タクトガラス10上に原稿を給送する。
なお、複数の原稿を図示しない分離ブレードによつて
分離して最下位の原稿のみを給送するようにし、また原
稿サイズセンサ13は給送する原稿の先端を検出してから
原稿が通過するまでの間制御部に検出信号を送出する。
分離して最下位の原稿のみを給送するようにし、また原
稿サイズセンサ13は給送する原稿の先端を検出してから
原稿が通過するまでの間制御部に検出信号を送出する。
搬送ベルト18は、所定のタイミングでONする図示しな
い搬送モータによつて回動し、コンタクトガラス10上に
送られてくる給紙部からの原稿を受け取つてコンタクト
ガラス10上を搬送させ、その後原稿の先端がコンタクト
ガラス10の原稿基準位置に一致するように停止させてセ
ツトする。
い搬送モータによつて回動し、コンタクトガラス10上に
送られてくる給紙部からの原稿を受け取つてコンタクト
ガラス10上を搬送させ、その後原稿の先端がコンタクト
ガラス10の原稿基準位置に一致するように停止させてセ
ツトする。
この原稿停止のタイミング(時期)は、原稿サイズ
(原稿サイズセンサ13がONしてからOFFするまでの時
間)に基づいて決定し、制御部は原稿が給紙センサ17を
通過した時点からのパルス(例えば搬送モータの駆動軸
に直結されたロータリエンコーダからのパルス)を計測
して、原稿サイズに応じたパルス数に達した時点で搬送
モータをOFFして搬送ベルト18を停止させ、上述のよう
な所定位置に原稿をセツトする。
(原稿サイズセンサ13がONしてからOFFするまでの時
間)に基づいて決定し、制御部は原稿が給紙センサ17を
通過した時点からのパルス(例えば搬送モータの駆動軸
に直結されたロータリエンコーダからのパルス)を計測
して、原稿サイズに応じたパルス数に達した時点で搬送
モータをOFFして搬送ベルト18を停止させ、上述のよう
な所定位置に原稿をセツトする。
スキヤン終了後は、テーブル2内のコントローラから
のスキヤン終了信号によつて搬送モータを再びONし、搬
送ベルト18及び排紙ローラ20を回動させ、原稿は搬送ベ
ルト18から排紙センサ20を通過して原稿受け23に排紙さ
れる。
のスキヤン終了信号によつて搬送モータを再びONし、搬
送ベルト18及び排紙ローラ20を回動させ、原稿は搬送ベ
ルト18から排紙センサ20を通過して原稿受け23に排紙さ
れる。
なお、排紙センサ19からの排紙信号及び原稿セツトセ
ンサ12による原稿の検出によつて次の原稿の給送が始ま
り、以後原稿テーブル11上に原稿がなくなるまで上述の
動作が繰り返し行なわれる。
ンサ12による原稿の検出によつて次の原稿の給送が始ま
り、以後原稿テーブル11上に原稿がなくなるまで上述の
動作が繰り返し行なわれる。
第4図は第2図におけるデジタル複写機本体1のスキ
ヤナ部の光学系の構成を示す光路図であり、第5図は同
じくスキヤナ部の機構を示す斜視図である。
ヤナ部の光学系の構成を示す光路図であり、第5図は同
じくスキヤナ部の機構を示す斜視図である。
デジタル複写機本体1の上部にはコンタクトガラス10
が設置され、その内側には第4図に示すように2本の蛍
光灯(露光ランプ)30及び第1ミラー31を取付けた第1
スキヤナ32と、第2ミラー33及び第3ミラー34を取付け
た第2スキヤナ35と、第4ミラー36及び第5ミラー37を
取付けた第3スキヤナ38と、レンズ39と、CCDセンサ40
とが設けられている。
が設置され、その内側には第4図に示すように2本の蛍
光灯(露光ランプ)30及び第1ミラー31を取付けた第1
スキヤナ32と、第2ミラー33及び第3ミラー34を取付け
た第2スキヤナ35と、第4ミラー36及び第5ミラー37を
取付けた第3スキヤナ38と、レンズ39と、CCDセンサ40
とが設けられている。
さらに、第5図に示すように、第1スキヤナ32及び第
2スキヤナ35を矢示A方向へ駆動するための駆動モータ
41と、第3スキヤナ38を同じく矢示B方向へ駆動するた
めの第3スキヤナモータ(変倍スキヤナ)42と、レンズ
39を矢示C方向に駆動するためのレンズモータ43とを備
えており、これらによつてスキヤナ部を構成している。
2スキヤナ35を矢示A方向へ駆動するための駆動モータ
41と、第3スキヤナ38を同じく矢示B方向へ駆動するた
めの第3スキヤナモータ(変倍スキヤナ)42と、レンズ
39を矢示C方向に駆動するためのレンズモータ43とを備
えており、これらによつてスキヤナ部を構成している。
また、デジタル複写機本体1の内部には、第6図に示
すようにコンタクトガラス10上にセツトされた原稿の所
定範囲からのはみ出しを検出する6個のはみ出し検出セ
ンサa〜fが、コンタクトガラス10の下面の幅方向の両
側縁部(原稿画像読み取り無効エリア)に沿つて配置さ
れている。
すようにコンタクトガラス10上にセツトされた原稿の所
定範囲からのはみ出しを検出する6個のはみ出し検出セ
ンサa〜fが、コンタクトガラス10の下面の幅方向の両
側縁部(原稿画像読み取り無効エリア)に沿つて配置さ
れている。
このはみ出し検出センサa〜fはそれぞれ反射型フオ
トセンサであり、そのはみ出し検出信号はADF4側の制御
部に入力され、その制御部がその入力信号に基づいて後
述する原稿自動排紙制御を行なうか否かを判定するため
に使用する。
トセンサであり、そのはみ出し検出信号はADF4側の制御
部に入力され、その制御部がその入力信号に基づいて後
述する原稿自動排紙制御を行なうか否かを判定するため
に使用する。
なお、ADF4の第3図に示した圧板部22の下面のはみ出
し検出センサa〜fに対応する部位は空洞になつてい
て、この部分に原稿がある時にのみ、センサa〜fの少
なくとも1個がそれを検出して検出信号を出力する。
し検出センサa〜fに対応する部位は空洞になつてい
て、この部分に原稿がある時にのみ、センサa〜fの少
なくとも1個がそれを検出して検出信号を出力する。
ここで、このスキヤナ部の動作を簡単に説明する。
ADF4の自動原稿給送モードにより、原稿テーブル11に
載置された原稿を自動給送してコンタクトガラス10上の
所定位置に原稿がセツトされると(このときテーブル2
内のコントローラはADF4からの原稿セツト信号を受信す
る)、または使用者により手で原稿をコンタクトガラス
10上にセツトされてコピースタートスイツチが押される
と、あるいは外部機器である情報処理装置からスキヤン
開始コマンドが送られてくると、テーブル2内のコント
ローラの制御によりスキヤン動作を開始させる。
載置された原稿を自動給送してコンタクトガラス10上の
所定位置に原稿がセツトされると(このときテーブル2
内のコントローラはADF4からの原稿セツト信号を受信す
る)、または使用者により手で原稿をコンタクトガラス
10上にセツトされてコピースタートスイツチが押される
と、あるいは外部機器である情報処理装置からスキヤン
開始コマンドが送られてくると、テーブル2内のコント
ローラの制御によりスキヤン動作を開始させる。
そして、まず2本の蛍光灯30を点灯させ、駆動モータ
41によつて第1スキヤナ32を所定のタイミングで第4図
の矢示A方向に移動開始させ、蛍光灯30からの射出光に
よつてコンタクトガラス10を介して原稿の画像面を照明
しながら走査する。
41によつて第1スキヤナ32を所定のタイミングで第4図
の矢示A方向に移動開始させ、蛍光灯30からの射出光に
よつてコンタクトガラス10を介して原稿の画像面を照明
しながら走査する。
そして、原稿からの反射光である走査光は、第1スキ
ヤナ32の第1ミラー31と、第1スキヤナ32の1/2の速度
で第4図の矢示B方向に移動する第2スキヤナ35の第2
ミラー33及び第3ミラー34と、所定位置にある第3スキ
ヤナ38の第46ミラー36及び第5ミラー37と、レンズ39と
を介して、CCDセンサ40の受光面上に結像され、CCDセン
サ40がそれを電気信号に変換して、画像データとして順
次所定のメモリに書き込む。
ヤナ32の第1ミラー31と、第1スキヤナ32の1/2の速度
で第4図の矢示B方向に移動する第2スキヤナ35の第2
ミラー33及び第3ミラー34と、所定位置にある第3スキ
ヤナ38の第46ミラー36及び第5ミラー37と、レンズ39と
を介して、CCDセンサ40の受光面上に結像され、CCDセン
サ40がそれを電気信号に変換して、画像データとして順
次所定のメモリに書き込む。
スキヤンが終了すれば、第1スキヤナ32及び第2スキ
ヤナ35は速いリターン速度で元の位置に復帰する。
ヤナ35は速いリターン速度で元の位置に復帰する。
なお、第3スキヤナ38は、変倍(原稿の拡大又は縮
小)率に応じて第3スキヤナモータ42の駆動により移動
し、変倍率の設定値が、例えば基準値である100%(等
倍)の時は第4図に実線で示す位置にあり、50%(縮
小)の時には仮想線で示す位置に移動する。
小)率に応じて第3スキヤナモータ42の駆動により移動
し、変倍率の設定値が、例えば基準値である100%(等
倍)の時は第4図に実線で示す位置にあり、50%(縮
小)の時には仮想線で示す位置に移動する。
また、レンズ39は、第3スキヤナ38の移動に伴い、ピ
ントが合うようにレンズモータ43の駆動よつて矢示C方
向に移動する。
ントが合うようにレンズモータ43の駆動よつて矢示C方
向に移動する。
第1図は、ADF4の制御系の構成を示すブロツク図であ
る。
る。
制御部(コントローラ)50は、マイクロプロセツサ,R
OM,RAM,タイマ(カウンタ)等からなるマイクロコンピ
ユータ(以下「CPU」と略称する)と、搬送モータ55を
定速駆動するための例えばサーボコントローラと、クラ
ツチ・ソレノイド56を駆動するためのドライバ回路等を
備えている。
OM,RAM,タイマ(カウンタ)等からなるマイクロコンピ
ユータ(以下「CPU」と略称する)と、搬送モータ55を
定速駆動するための例えばサーボコントローラと、クラ
ツチ・ソレノイド56を駆動するためのドライバ回路等を
備えている。
そして、この制御部50は、ADFモードでの通常の制御
機能に加えて、この発明による原稿自動排紙制御手段の
機能も果す。
機能に加えて、この発明による原稿自動排紙制御手段の
機能も果す。
そのため、前述の原稿セツトセンサ12,原稿サイズセ
ンサ13,給紙センサ17,はみ出し検出センサa〜f,排紙セ
ンサ19の各センサと、例えば後述する搬送モータ55の駆
動軸に直結されたロータリエンコーダであるタイミング
パルスセンサ51と、デジタル複写機本体1(スキヤナ
部)の圧板部22との対向面に配置されたリフトアツプス
イツチ52と、制御部50に対して後述する原稿自動排紙制
御を開始させるための原稿自動排紙スイツチ53とからの
信号をそれぞれ図示しないI/Oインタフエースを介して
入力すると共に、デジタル複写機3のテーブル2内のコ
ントローラとの間で信号を送受して、第3図に示した給
送ベルト14及び2個の給送ローラ15,16を回転駆動する
ための給送モータ54と、搬送ベルト18及び排紙ローラ20
を回動させるためのサーボモータである搬送モータ55
と、クラツチやソレノイド56と、各メツセージを表示
(例えば原稿セツトや原稿ミスフイード等の各絵文字を
点灯または消灯)する表示部57(第2図も参照)等を上
記I/Oインタフエースを介して制御する。
ンサ13,給紙センサ17,はみ出し検出センサa〜f,排紙セ
ンサ19の各センサと、例えば後述する搬送モータ55の駆
動軸に直結されたロータリエンコーダであるタイミング
パルスセンサ51と、デジタル複写機本体1(スキヤナ
部)の圧板部22との対向面に配置されたリフトアツプス
イツチ52と、制御部50に対して後述する原稿自動排紙制
御を開始させるための原稿自動排紙スイツチ53とからの
信号をそれぞれ図示しないI/Oインタフエースを介して
入力すると共に、デジタル複写機3のテーブル2内のコ
ントローラとの間で信号を送受して、第3図に示した給
送ベルト14及び2個の給送ローラ15,16を回転駆動する
ための給送モータ54と、搬送ベルト18及び排紙ローラ20
を回動させるためのサーボモータである搬送モータ55
と、クラツチやソレノイド56と、各メツセージを表示
(例えば原稿セツトや原稿ミスフイード等の各絵文字を
点灯または消灯)する表示部57(第2図も参照)等を上
記I/Oインタフエースを介して制御する。
なお、上記各センサとしては発行ダイオードLEDとそ
の透過光又は反射光を受光するフオトトランジスタPTと
からなるフオトセンサが用いられるが、これに代えて、
マイクロスイツチ等の他のセンサを用いてもよい。
の透過光又は反射光を受光するフオトトランジスタPTと
からなるフオトセンサが用いられるが、これに代えて、
マイクロスイツチ等の他のセンサを用いてもよい。
第7図は、第2図に示した操作パネル7の構成を示す
レイアウト図である。
レイアウト図である。
この操作パネル7は、コピー動作をスタートさせるた
めのコピースタートスイツチ60と、第1図にも示した原
稿自動排紙スイツチ53と、各種情報を文字列で表示する
LCD(液晶)デイスプレイ(以下「LCD」と略称する)61
とを備えている。
めのコピースタートスイツチ60と、第1図にも示した原
稿自動排紙スイツチ53と、各種情報を文字列で表示する
LCD(液晶)デイスプレイ(以下「LCD」と略称する)61
とを備えている。
なお、この操作パネル7には、その他多数のスイツチ
及び表示器が備えられているが、それらはこの発明に直
接関係しないので説明を省略する。
及び表示器が備えられているが、それらはこの発明に直
接関係しないので説明を省略する。
次に、このように構成されたこの実施例の作用につい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
第8図は、ADF4の第1図に示した制御部50による圧板
モードにおける原稿自動排紙の制御動作を示すフローチ
ヤートである。
モードにおける原稿自動排紙の制御動作を示すフローチ
ヤートである。
なお、コンタクトガラス10上には、使用者がADF4の圧
板部22(第3図参照)を上方に回動させ、手でセツトし
た原稿が載置されているものとする。
板部22(第3図参照)を上方に回動させ、手でセツトし
た原稿が載置されているものとする。
まず、原稿自動排紙スイツチ53(第7図参照)が押さ
れたか否かを判定する。
れたか否かを判定する。
そして、原稿自動排紙スイツチ53が押されると、次に
原稿セツトセンサ12(第3図参照)がOFF(原稿テーブ
ル11上に原稿が載置されていない)か否かを判定し、OF
Fならばリフトアツプスイツチ52がON状態か否かを判定
する。
原稿セツトセンサ12(第3図参照)がOFF(原稿テーブ
ル11上に原稿が載置されていない)か否かを判定し、OF
Fならばリフトアツプスイツチ52がON状態か否かを判定
する。
そして、リフトアツプスイツチ52がON状態、すなわち
圧板部22が閉じていれば、次にデジタル複写機本体1の
イメージスキヤナによるスキヤン中か否かを判定し、ス
キヤン中でなければコンタクトガラス10上にセツトされ
た原稿が所定範囲からはみ出しているか否かを判定す
る。
圧板部22が閉じていれば、次にデジタル複写機本体1の
イメージスキヤナによるスキヤン中か否かを判定し、ス
キヤン中でなければコンタクトガラス10上にセツトされ
た原稿が所定範囲からはみ出しているか否かを判定す
る。
ここで、はみ出し検出について簡単に説明する。
上記所定範囲とは、第9図に示すようにコンタクトガ
ラス10上の幅R(原稿が排紙される時に用紙ジヤムが生
じないための安全領域)をさす。
ラス10上の幅R(原稿が排紙される時に用紙ジヤムが生
じないための安全領域)をさす。
そして、使用者がこのADF4の自動原稿給送モードを使
用せず、圧板部22を上方に回動させてコンタクトガラス
10上に原稿を手でセツト(圧板モードで使用)した際、
その原稿が幅R内にセツトされていると6個のはみ出し
検出センサa〜fはいずれも原稿を検出せず、制御部50
はコンタクトガラス10上にセツトされた原稿は幅Rから
はみ出していないと判定する。
用せず、圧板部22を上方に回動させてコンタクトガラス
10上に原稿を手でセツト(圧板モードで使用)した際、
その原稿が幅R内にセツトされていると6個のはみ出し
検出センサa〜fはいずれも原稿を検出せず、制御部50
はコンタクトガラス10上にセツトされた原稿は幅Rから
はみ出していないと判定する。
一方、コンタクトガラス10上にセツトされた原稿が幅
Rからはみ出していると、上記各センサa〜fのいずれ
かがその原稿を検出するので、制御部50はその検出信号
の入力によつてコンタクトガラス10上にセツトされた原
稿が幅Rからはみ出していると判定する。
Rからはみ出していると、上記各センサa〜fのいずれ
かがその原稿を検出するので、制御部50はその検出信号
の入力によつてコンタクトガラス10上にセツトされた原
稿が幅Rからはみ出していると判定する。
したがつて、例えば第9図に示す原稿S1ははみ出して
いないと判定され、原稿S2及びS3はいずれもはみ出して
いると判定される。
いないと判定され、原稿S2及びS3はいずれもはみ出して
いると判定される。
第8図に戻り、コンタクトガラス10上にセツトされた
原稿が所定範囲からはみ出していなければ、その原稿を
自動排紙させる。すなわち、第1図の搬送モータ55をON
状態にして第3図の搬送ベルト18及び排紙ローラ20を回
動させ、コンタクトガラス10上の原稿を原稿受け23上に
排出してリターンする。
原稿が所定範囲からはみ出していなければ、その原稿を
自動排紙させる。すなわち、第1図の搬送モータ55をON
状態にして第3図の搬送ベルト18及び排紙ローラ20を回
動させ、コンタクトガラス10上の原稿を原稿受け23上に
排出してリターンする。
なお、その原稿が排紙センサ19を通過して所定時間
後、制御部50は搬送モータ55をOFFにして搬送ベルト18
及び排紙ローラ20の回動を停止させる。
後、制御部50は搬送モータ55をOFFにして搬送ベルト18
及び排紙ローラ20の回動を停止させる。
一方、コンタクトガラス10上にセツトされた原稿が所
定範囲からはみ出していれば、操作パネル7のLCD61に
その旨のエラーメツセージを表示させてリターンする。
定範囲からはみ出していれば、操作パネル7のLCD61に
その旨のエラーメツセージを表示させてリターンする。
なお、この実施例では省略したが、コンタクトガラス
10の下にははみ出し検出センサa〜f以外に図示しない
原稿検出用のセンサも設けられ、それによつてコンタク
トガラス10上に原稿がセツトされていなければそれを検
出して搬送モータ55をONさせないようにし、そのモータ
による搬送ベルト18及び排紙ローラ20の空回りを防止す
るようにしている。
10の下にははみ出し検出センサa〜f以外に図示しない
原稿検出用のセンサも設けられ、それによつてコンタク
トガラス10上に原稿がセツトされていなければそれを検
出して搬送モータ55をONさせないようにし、そのモータ
による搬送ベルト18及び排紙ローラ20の空回りを防止す
るようにしている。
以上、この実施例によると、使用者が手で原稿をコン
タクトガラス10上にセツトする圧板モードであつても、
スキヤン終了後原稿自動排紙スイツチ53を押すことによ
つて、搬送モータ55をONにして圧板部22に設けられた搬
送ベルト18(搬送部)及び排紙ローラ20(排紙部)を回
動させ、コンタクトガラス10上の原稿を自動排紙させる
ので、使用者によるコンタクトガラス上からの原稿取出
し作業が不要になり、作業性が向上する。
タクトガラス10上にセツトする圧板モードであつても、
スキヤン終了後原稿自動排紙スイツチ53を押すことによ
つて、搬送モータ55をONにして圧板部22に設けられた搬
送ベルト18(搬送部)及び排紙ローラ20(排紙部)を回
動させ、コンタクトガラス10上の原稿を自動排紙させる
ので、使用者によるコンタクトガラス上からの原稿取出
し作業が不要になり、作業性が向上する。
また、原稿自動排紙スイツチ53が押された時に、複数
のはみ出し検出センサa〜fによつてコンタクトガラス
10上にセツトされた原稿が所定範囲からはみ出している
か否かを検出し、はみ出しているときには搬送モータ55
をONせず、搬送ベルト18及び排紙ローラ20による原稿の
自動排紙を行なわないようにしたので、原稿が無理に自
動排紙されて破損するのを防止でき、装置に対する信頼
性が向上する。
のはみ出し検出センサa〜fによつてコンタクトガラス
10上にセツトされた原稿が所定範囲からはみ出している
か否かを検出し、はみ出しているときには搬送モータ55
をONせず、搬送ベルト18及び排紙ローラ20による原稿の
自動排紙を行なわないようにしたので、原稿が無理に自
動排紙されて破損するのを防止でき、装置に対する信頼
性が向上する。
また、コピー濃度調整等のため、同一原稿で何回かの
複写を行なうテストコピー時には、原稿自動排紙スイツ
チ53を押さないことにより、原稿が自動排紙されなくな
るため、原稿をコンタクトガラス上に再セツトする手間
を省くことができる。
複写を行なうテストコピー時には、原稿自動排紙スイツ
チ53を押さないことにより、原稿が自動排紙されなくな
るため、原稿をコンタクトガラス上に再セツトする手間
を省くことができる。
さらに、コンタクトガラス10上にセツトされた原稿が
所定範囲からはみ出して自動排紙されないときには、操
作パネル7のLCD61にその旨のエラーメツセージを表示
するので、使用者がその場で自動排紙されない原因を知
ることができて便利である。
所定範囲からはみ出して自動排紙されないときには、操
作パネル7のLCD61にその旨のエラーメツセージを表示
するので、使用者がその場で自動排紙されない原因を知
ることができて便利である。
なお、実施例においては、原稿自動排紙スイツチ53を
押す毎に原稿の自動排紙を行なうように述べたが、原稿
自動排紙のモードを予め設定しておき、スキヤン終了後
直ちに原稿の自動排紙を行なうようにしてもよい。ただ
し、コンタクトガラス10上の所定範囲をはみ出した原稿
については勿論上述したように自動排紙しないようにす
る。
押す毎に原稿の自動排紙を行なうように述べたが、原稿
自動排紙のモードを予め設定しておき、スキヤン終了後
直ちに原稿の自動排紙を行なうようにしてもよい。ただ
し、コンタクトガラス10上の所定範囲をはみ出した原稿
については勿論上述したように自動排紙しないようにす
る。
また、この実施例においては、複数のはみ出し検出セ
ンサa〜fをデジタル複写機本体1側のコンタクトガラ
ス10の下側に設けるようにしたが、このような複数のは
み出し検出センサをADF4側のコンタクトガラス10にセツ
トされた原稿の所定範囲からのはみ出しを検出可能な位
置に設けるようにしてもよい。
ンサa〜fをデジタル複写機本体1側のコンタクトガラ
ス10の下側に設けるようにしたが、このような複数のは
み出し検出センサをADF4側のコンタクトガラス10にセツ
トされた原稿の所定範囲からのはみ出しを検出可能な位
置に設けるようにしてもよい。
さらに、2個のフオトセンサをそれぞれ第5図に示し
た第1スキヤナ32の長手方向の一端及び他端に取付け
(勿論上記はみ出し検出可能な位置に対応する)、スキ
ヤン中同時にあるいはスキヤン終了後第1スキヤナがホ
ームポジシヨンへリターンする際に、コンタクトガラス
10上にセツトされている原稿のはみ出しを検出するよう
にしてもよい。これを採用すると、センサが2個で済む
のでコスト的に有利である。
た第1スキヤナ32の長手方向の一端及び他端に取付け
(勿論上記はみ出し検出可能な位置に対応する)、スキ
ヤン中同時にあるいはスキヤン終了後第1スキヤナがホ
ームポジシヨンへリターンする際に、コンタクトガラス
10上にセツトされている原稿のはみ出しを検出するよう
にしてもよい。これを採用すると、センサが2個で済む
のでコスト的に有利である。
以上説明したように、この発明を適用した自動原稿給
送装置によれば、使用者がADFの圧板部を開いて手で原
稿をコンタクトガラス上にセツトした場合でも、スキヤ
ン終了後に使用者が再び圧板部を開いてその原稿を取り
出す作業が不要になり、その原稿が自動的に排紙される
ので、作業性が向上する。
送装置によれば、使用者がADFの圧板部を開いて手で原
稿をコンタクトガラス上にセツトした場合でも、スキヤ
ン終了後に使用者が再び圧板部を開いてその原稿を取り
出す作業が不要になり、その原稿が自動的に排紙される
ので、作業性が向上する。
また、コンタクトガラス上にセツトされた原稿が所定
範囲からはみ出している時には、それをセンサによつて
検出してその原稿の自動排紙を行なわないようにするの
で、原稿が無理に自動排紙されて破損するようなことを
防止することもでき、装置に対する信頼性が向上する。
範囲からはみ出している時には、それをセンサによつて
検出してその原稿の自動排紙を行なわないようにするの
で、原稿が無理に自動排紙されて破損するようなことを
防止することもでき、装置に対する信頼性が向上する。
さらに、自動排紙が指定されなかつたときには原稿の
自動排紙を行なわないようにすれば、コピー濃度調整等
のための原稿再セツトの手間を省くこともできる。
自動排紙を行なわないようにすれば、コピー濃度調整等
のための原稿再セツトの手間を省くこともできる。
第1図は第3図に示した自動原稿給送装置の制御系を示
すブロツク図、 第2図はこの発明の一実施例を示す自動原稿給送装置を
搭載したデジタル複写システムの外観斜視図、 第3図は第2図に示した自動原稿給送装置の内部構造を
示す概略断面図、 第4図は同じくデジタル複写機本体内のスキヤナ部の光
学系の構成を示す光路図、 第5図は同じくそのスキヤナ部の機構を示す斜視図、 第6図は同じくそのスキヤナ部に設けたはみ出し検出セ
ンサの配置を示すデジタル複写機本体上部の斜視図、 第7図は第2図の操作パネルの構成を示すレイアウト
図、 第8図はこの実施例の制御部50による原稿自動排紙の制
御動作を示すフロー図、 第9図はこの実施例の作用説明に供する説明図である。 1……デジタル複写機本体 2……テーブル(コントローラ) 3……デジタル複写機 4……自動原稿給送装置(ADF) 4A……給紙部、4B……搬送部 4C……排紙部 7……操作パネル、10……コンタクトガラス 18……搬送ベルト、20……排紙ローラ 22……圧板、40……CCDセンサ 50……制御部、52……リフトアツプスイツチ 53……原稿自動排紙スイツチ 55……搬送モータ 61……LCD(液晶)デイスプレイ a〜f……はみ出し検出センサ
すブロツク図、 第2図はこの発明の一実施例を示す自動原稿給送装置を
搭載したデジタル複写システムの外観斜視図、 第3図は第2図に示した自動原稿給送装置の内部構造を
示す概略断面図、 第4図は同じくデジタル複写機本体内のスキヤナ部の光
学系の構成を示す光路図、 第5図は同じくそのスキヤナ部の機構を示す斜視図、 第6図は同じくそのスキヤナ部に設けたはみ出し検出セ
ンサの配置を示すデジタル複写機本体上部の斜視図、 第7図は第2図の操作パネルの構成を示すレイアウト
図、 第8図はこの実施例の制御部50による原稿自動排紙の制
御動作を示すフロー図、 第9図はこの実施例の作用説明に供する説明図である。 1……デジタル複写機本体 2……テーブル(コントローラ) 3……デジタル複写機 4……自動原稿給送装置(ADF) 4A……給紙部、4B……搬送部 4C……排紙部 7……操作パネル、10……コンタクトガラス 18……搬送ベルト、20……排紙ローラ 22……圧板、40……CCDセンサ 50……制御部、52……リフトアツプスイツチ 53……原稿自動排紙スイツチ 55……搬送モータ 61……LCD(液晶)デイスプレイ a〜f……はみ出し検出センサ
Claims (3)
- 【請求項1】原稿テーブル上に載置された原稿を1枚ず
つコンタクトガラス上に給紙する給紙部と該給紙部によ
つて給紙された原稿を前記コンタクトガラス上で搬送す
る搬送部と該搬送部によつて搬送された原稿を外部へ排
出する排紙部とを備え、自動原稿給送モードでは前記給
紙部によつて原稿を給紙し、その原稿を前記搬送部によ
つて搬送して前記コンタクトガラス上の所定位置に停止
させてセツトし、スキヤン終了後その原稿を前記搬送部
及び排紙部によつて自動排紙する自動原稿給送装置にお
いて、 使用者が手で原稿を前記コンタクトガラス上にセツトす
るモードであつても、スキヤン終了後前記搬送部及び排
紙部を駆動して前記コンタクトガラス上の原稿を自動排
紙させる原稿自動排紙制御手段を設けると共に、 前記コンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定範囲
からのはみ出しを検出するセンサを、前記コンタクトガ
ラスの幅方向の両側縁部に沿つてそれぞれ複数個ずつ配
置して設け、 前記コンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定範囲
からのはみ出しが前記複数のセンサのいずれかによつて
検出された時に、前記原稿自動排紙制御手段を作動させ
ないようにしたことを特徴とする自動原稿給送装置。 - 【請求項2】原稿テーブル上に載置された原稿を1枚ず
つコンタクトガラス上に給紙する給紙部と該給紙部によ
つて給紙された原稿を前記コンタクトガラス上で搬送す
る搬送部と該搬送部によつて搬送された原稿を外部へ排
出する排紙部とを備え、自動原稿給送モードでは前記給
紙部によつて原稿を給紙し、その原稿を前記搬送部によ
つて搬送して前記コンタクトガラス上の所定位置に停止
させてセツトし、スキヤン終了後その原稿を前記搬送部
及び排紙部によつて自動排紙する自動原稿給送装置にお
いて、 使用者が手で原稿を前記コンタクトガラス上にセツトす
るモードであつても、スキヤン終了後前記搬送部及び排
紙部を駆動して前記コンタクトガラス上の原稿を自動排
紙させる原稿自動排紙制御手段を設けると共に、 前記コンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定範囲
からのはみ出しを検出するセンサを、前記コンタクトガ
ラスの全面をスキヤンするスキヤナの長手方向の両端部
にそれぞれ配置して設け、 前記コンタクトガラス上にセツトされた原稿の所定範囲
からのはみ出しが前記複数のセンサのいずれかによつて
検出された時に、前記原稿自動排紙制御手段を作動させ
ないようにしたことを特徴とする自動原稿給送装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の自動原稿給送装置に
おいて、 自動排紙指定手段を設け、該手段によつて自動排紙が指
定されたときにのみ、前記原稿自動排紙制御手段が作動
可能になるようにしたことを特徴とする自動原稿給送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1097593A JP2753034B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 自動原稿給送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1097593A JP2753034B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 自動原稿給送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02276760A JPH02276760A (ja) | 1990-11-13 |
JP2753034B2 true JP2753034B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=14196536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1097593A Expired - Fee Related JP2753034B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | 自動原稿給送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753034B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5918736U (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-04 | 日本精密工業株式会社 | 原稿給送装置 |
JPS6243638A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-25 | Ricoh Co Ltd | 自動原稿送り装置付複写機 |
JPS62235147A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-15 | Canon Inc | 原稿自動送り装置 |
JPS62235171A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-15 | Canon Inc | 原稿排出装置 |
JPH0198533A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-17 | Minolta Camera Co Ltd | 複写機の自動原稿搬送装置 |
-
1989
- 1989-04-19 JP JP1097593A patent/JP2753034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02276760A (ja) | 1990-11-13 |
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