JPH08163327A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH08163327A
JPH08163327A JP6305155A JP30515594A JPH08163327A JP H08163327 A JPH08163327 A JP H08163327A JP 6305155 A JP6305155 A JP 6305155A JP 30515594 A JP30515594 A JP 30515594A JP H08163327 A JPH08163327 A JP H08163327A
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JP
Japan
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ccd
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original
sensor
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JP6305155A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Kitahara
史広 北原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像読取装置にあって、不定型サイズの原稿
であってもサイズ検知の信頼性を向上できるようにす
る。 【構成】 シート原稿を連続搬送する手段、及び前記連
続搬送時に前記シート原稿のサイズを検知する搬送セン
サ18,19を具備する自動原稿搬送機構を備えた画像
読取装置において、前記シート原稿の副走査方向のサイ
ズ検知をCCD6によって検知すると共に、読み取り位
置に配設した背景黒色板21に対するCCD6の位置が
最適でなく、CCD6に対する背景色が黒以外になった
とき、背景色黒に対峙する位置へCCD6自身または走
査光学系を移動させる。これにより、原稿サイズ検知の
信頼性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナ、フ
ァクシミリ、複写機等の画像形成装置にあって、そのシ
ート原稿のサイズを検知する機能を備えた画像読取装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ファクシミリ等の画像読取装置
にあっては、原稿サイズが定型サイズよりも長い場合、
出力側(受信側)の記録紙がロール紙のときは中途半端
な長さになる。また、カット紙の場合には出力画像(受
信画像)が2枚目にわたってしまうことがある。
【0003】そこで、この問題を解決する手段として、
例えば、特開平4−258081号公報に示される提案
がある。ここに示された画像読取装置は、原稿読取位置
よりも原稿搬送方向の上流側に原稿端部検知センサを設
け、更に原稿端部検知センサよりも原稿搬送上流側に原
稿後端検知センサを設け、原稿を搬送しながら原稿サイ
ズを判別すると共に、複数種の定型サイズの内、判別し
た原稿サイズに近似する定型サイズとして原稿を読み取
る構成になっている。このような構成により、副走査方
向のサイズをセンサで検知した後、予め決まっている定
型サイズデータと比較し、最も近いものを原稿サイズと
し、センサによる検知誤差を無くせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、副走査方向のサ
イズ検知は、機械的な誤差が発生するため、定型サイズ
ではそれに近い長さを検知した場合に定型サイズと認識
することにより、検知した長さを補正している。しかし
このような補正手段は、不定型サイズでは使うことがで
きず、搬送センサによる検知のみであり、機械的な誤差
は補正することができなかった。
【0005】本発明の目的は、不定型サイズの原稿であ
っても確実にサイズ検知が可能な画像読取装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、シート原稿を連続搬送する手段、及
び前記連続搬送時に前記シート原稿のサイズを検知する
搬送センサを具備する自動原稿搬送機構を備えた画像読
取装置において、前記シート原稿の副走査方向のサイズ
検知をCCDによって検知すると共に、その読み取り位
置における背景色が黒以外であるとき、背景色が黒の位
置へ前記CCDそのもの又は該CCDの読取位置を移動
させるようにしている。
【0007】そして、前記搬送センサと前記CCDは、
ユーザによって任意に切り換え可能にすることができ
る。
【0008】また、原稿の搬送回数が予め設定した値に
到達したことをもって前記搬送センサによる原稿サイズ
検知からCCDによる原稿サイズ検知に切り換えること
ができる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、原稿サイズを読み取る
に際しては、CCDの読取位置が背景色黒の位置にある
ことが必要になる。したがって、サイズ検知時にCCD
の対抗位置(搬送ドラム等の搬送系側)に背景色黒以外
の背景色があった場合、CCD或いは該CCDの読取点
(読取位置)が、背景色の黒になる位置へ移動させるよ
うな制御が実行される。これによって、確実に、しかも
高信頼に原稿サイズ検知が行えるようになる。
【0010】ユーザは、画像読取装置或いはホストコン
ピュータの操作パネルを操作することにより、原稿サイ
ズの検知手段としての搬送センサとCCDの一方を任意
に指定することができる。
【0011】また、原稿の搬送回数が予め設定した値に
到達したことをもって、前記搬送センサによる原稿サイ
ズ検知からCCDによる原稿サイズ検知に切り換えられ
る。これにより、装置の長期使用に伴う劣化に起因する
サイズ検知の精度低下を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は本発明による画像読取装置の一実施
例を示すブロック図である。また、図2は本発明におけ
る画像読取装置の機構部を示す正面断面図である。
【0014】まず、図2の構成について説明する。ここ
に示される画像読取装置は、デジタル複写機に用いられ
るものであり、かつセットされた複数の原稿を原稿台ガ
ラスへ順次自動的に送り出し、更に読み取りの終了と共
に回収するためのADF(自動原稿搬送機構)を備えた
構成になっている。ADFは、画像読取装置の上部に設
置されている。
【0015】読み取り時に原稿のセットされる部分が原
稿台ガラス1であり、その下部には走査光学系が設けら
れている。この走査光学系は、移動部と固定部からな
り、移動部は、原稿を照明する照明ランプ2、照明部分
の反射光を水平方向へ反射させる反射ミラー3、この反
射ミラー3からの光を下側方向へ反射させる反射ミラー
4、この反射ミラー4からの光を水平方向へ反射させる
反射ミラー5から構成されている。
【0016】更に、固定部は、反射ミラー5側からの光
像を電気信号に変換するCCD6、及び反射ミラー5か
らの光像をCCD6に結象させるレンズ7から構成され
ている。CCD6は図2のB位置の直下まで移動するこ
とができ、原稿20のサイズ検知時にのみ移動する。通
常は、図2に示すホームポジションにある。
【0017】なお、走査光学系の移動部は、モータ8
(例えば、ステッピングモータ)によって駆動される。
また、走査光学系の下部には、各種の回路を構成するた
めの電子部品が実装された複数のプリント基板9a,9
b,9c,9dが設置されている。
【0018】また、ADFは、画像読取装置の上部を覆
うようにして開閉自在に取り付けられており、読み取り
対象の原稿を複数枚セット可能なトレイ10、この原稿
トレイ10にセットされた原稿のうちの最上面の1枚を
画像読取装置側へ送り出すピックアップローラ11、こ
のローラ11から送り出された原稿を待機させるレジス
トローラ12、このローラ12からの原稿が巻き付けな
がら原稿台ガラス1へ原稿を搬送する搬送ドラム13、
この搬送ドラム13に対して原稿を密着させる搬送ロー
ラ14、一部の搬送系の駆動源となる搬送モータ15
(例えば、ステッピングモータ)、読み取りの終了した
原稿を外部へ排紙させる排紙ローラ対16,17の各々
を備えて構成される。
【0019】なお、ピックアップローラ11及びレジス
トローラ12は不図示の給紙モータにより駆動され、搬
送ドラム13、搬送ローラ14及び排紙ローラ対16,
17は搬送モータ15により駆動される。また、原稿台
ガラス1の上面にはカバー1aが設置され、原稿(又は
書籍等の厚手のもの)を手動により原稿台ガラス1上に
載置できるようになっている。この場合、操作盤から
「ブックモード」を指定し、モータ8の駆動により走査
光学系の移動部が往復動する。
【0020】図2の構成における動作を説明すると、
「ADFモード」の場合、原稿トレイ10にセットされ
た原稿は、ピックアップローラ11及びレジストローラ
12によって原稿トレイ10から送り出され、搬送ロー
ラ14によって搬送ドラム13の表面に巻き付けられ
る。搬送ドラム13の回転によって、原稿の先端部がB
位置に到達するのにタイミングを合わせて照明ランプ2
が点灯し、原稿面が照明される。その時の反射光は反射
ミラー3→反射ミラー4→反射ミラー5の経路で進み、
レンズ7を介してCCD6に合焦し、CCD6によって
光−電変換される。この走査は、搬送ドラム13の回転
に従って連続的に行われ、読み取った画像に対して光−
電変換が行われる。
【0021】原稿がB位置を通過した後、その先端は搬
送ドラム13から剥離され、ガイド内へ送り込まれると
共に、排紙ローラ対16,17によって外部へ搬出され
る。一方、原稿が1枚のみである等、ADFを用いない
場合には、手動により原稿台ガラス1面に原稿をセット
し、操作盤から指示を行う。これにより、走査光学系の
移動部は原稿台ガラス1の端部まで移動し、ついで照明
ランプ2を点灯しながら図の右方向へ一定速度で移動す
る。この移動過程で連続的に読み取りが行われ、その光
−電変換が行われる。読み取りが終了すると、操作者は
原稿台ガラス1上から原稿を除去する。
【0022】図3は原稿搬送機構部の詳細、特にセンサ
の設置を示す正面図である。
【0023】原稿が進入位置に最も近い位置に配設され
た搬送ローラ14と隣接する搬送ローラ14との間には
第1の搬送センサ18が配設され、更に、最も後段に配
設された搬送ローラ14に隣接させて第2の搬送センサ
19が配設されている。これらのセンサによって、原稿
の副走査方向の原稿サイズを検知することができる。本
発明ではこれら搬送センサのほか、CCD6によっても
原稿サイズを検知している。
【0024】搬送センサにはセンサの取り付け精度の
ばらつきが大きい、原稿の挙動による信号のチャタリ
ングが大きい、信号のディレイが大きい等の欠点があ
るのに対し、CCD6にはこのような短所は無い。特
に、については主要部品のため、取り付け時に入念な
検査が行われる。このため、結果的に高い取付精度が得
られるため、信頼性は高い。
【0025】また、読取部には原稿20の背景を黒くし
て原稿20サイズを検知し易くするための背景黒色板2
1が設けられている。搬送センサ18及び搬送センサ1
9の各々の設置位置に原稿が到達すると、図4に示すよ
うに、各センサはオンになり、センサ位置を原稿20が
抜けると各センサはオフになる。CCD6は背景黒色板
21の表面を通過するため、CCD6出力が黒→白に変
化すると原稿20の先端を認識し、CCD出力が白→黒
に変化すると原稿20の後端が認識される。
【0026】図5は読取部の詳細を示す正面図であり、
背景黒色板21には、原稿進入側にマイラー板22が設
けられ、原稿が背景黒色板21によって搬送不良になる
のを防止している。また、背景黒色板21は厚さ1mm
程度の黒色塗装等を施した金属板が用いられ、その一部
には白色のテープ23が貼着されている。
【0027】次に、図1の構成について説明する。
【0028】画像読取装置100はホストコンピュータ
200に接続されており、相互に通信を行うことができ
る。画像読取装置100はCPU101を主体に構成さ
れ、プログラムが格納されたROM102、データや設
定内容を記憶するRAM103、CCD6を含んで構成
されて原稿の画像を電気信号に変換する制御を実行する
画像読み取り制御部104、データ等の書き込み及び消
去を電気的に行うことのできるEEPROM105、設
定内容や動作状況及び原稿検知サイズ等を表示する表示
部106、原稿等を搬送させるためのモータを駆動する
搬送モータ制御部107、走査光学系を往復動させるた
めのモータを制御するための走行体モータ制御部10
8、及び原稿サイズを検知する搬送センサ18,19等
が接続されている。
【0029】搬送センサ18,19のオン〜オフ間は、
CPU101の管理によるソフトウェアによるカウンタ
によってカウントされる。また、背景色を黒にした場
合、原稿20の黒→白の変化をCCD6により検知する
と、CPU101は割り込み処理を行い、CCD6によ
るサイズ検知を開始する。CCD6は、主走査方向の1
ライン全てのデータを読み取ることができる機能を備
え、画像読み取りのほか、副走査方向の原稿サイズを検
知する為にも用いられる。
【0030】搬送センサ18,19で検知した原稿サイ
ズとCCD6で検知した原稿サイズとが比較され、その
比較結果(CCDカウンタ−搬送カウンタ)はメモリ
(EEPROM105)に保存されるほか、表示部10
6のLCD(液晶表示器)に表示される。この比較結果
を基に、以後の搬送制御が実行される。例えば、CCD
6による検知が420mmで、搬送センサによる検知が
418mmであったとすれば、それ以降に搬送センサで
検知される原稿は全て+2mmにして搬送されることに
なる。
【0031】図6はCCD割り込み処理を示すフローチ
ャートである。
【0032】まず、信号の立ち下がりエッジの判定が行
われ(ステップ601)、エッジの立ち下がりが検知さ
れるとCCDカウンタのスタートフラグがONにされる
(ステップ602)。ついで、CCDカウンタが“0”
にセットされる(ステップ603)。更に、信号の立ち
上がりエッジの判定が行われ(ステップ604)、エッ
ジの立ち上がりが検知されるとCCDカウンタのスター
トフラグがOFFにされる(ステップ605)。つい
で、CCDカウンタの内容がストアされ(ステップ60
6)、処理はリターン(RET)する。なお、ステップ
601で信号の立ち下がりエッジが検知されない場合、
ステップ604へ移行して以降の処理を実行する。ま
た、ステップ604で信号の立ち上がりエッジが検知さ
れなかった場合、処理は終了し、リターンする。
【0033】図7は搬送センサのチエック処理を示すフ
ローチャートである。
【0034】搬送センサのオンが判定されると(ステッ
プ701)、搬送カウンタのスタートフラグがオンにさ
れ(ステップ702)、ついで搬送カウンタが“0”に
セットされる(ステップ703)。一方、ステップ70
1でセンサのオフ状態が判定されると、搬送カウンタの
スタートフラグがオフにされ(ステップ704)、つい
で搬送カウンタの内容がメモリに格納される(ステップ
705)。ステップ703及びステップ705の処理が
終了すると、処理はメインルーチンへリターンする。
【0035】図8はカウンタ処理を示すフローチャート
である。
【0036】CCDカウンタのスタートフラグのオンが
判定されると(ステップ801)、CCDカウンタのカ
ウントアップが行われる(ステップ802)。ついで、
搬送カウンタのスタートフラグがオフであるか否かを判
定(ステップ803)し、オフであれば、搬送カウンタ
のカウントアップを実行する(ステップ804)。
【0037】次に、CCDを用いて原稿サイズを検知す
る方法について、図9〜図12を参照して説明する。
【0038】図9はサイズ検知選択コマンド受信処理を
示すフローチャートである。
【0039】まず、原稿サイズ検知モードか否かが判定
される(ステップ901)。原稿サイズ検知モードの場
合、その検知に搬送センサを用いているかCCDを用い
ているかが判定される(ステップ902)。CCDの場
合、CCDフラグ(ccdflg)がオンにされると共
に搬送フラグ(hanso flg)がオフにされる
(ステップ903)。一方、ステップ902でセンサが
判定された場合、CCDフラグをオフにすると共に搬送
フラグをオフにする(ステップ904)。又、ステップ
901でCCDフラグをオフにすると共に搬送フラグを
オフにする(ステップ905)。
【0040】このように、CCD6によるサイズ検知と
搬送センサによるサイズ検知とをユーザによって任意に
切り換え(この選択は、操作パネルを用いてユーザによ
り指定することも、ホストコンピュータ200から指定
することもできる)られるようにすることにより、例え
ば、画質が気になるユーザは搬送センサによるサイズ検
知を選択し、データ数を気にするユーザはCCD6によ
るサイズ検知を選択する等の使用法が採用できるように
なる。
【0041】次に、図10を参照して読み取り開始コマ
ンドを受信した場合の処理について説明する。
【0042】まず、CCDフラグがオンであるか否かが
判定され(ステップ1001)、フラグオンであればC
CD6を背景黒色板21へ所定距離(例えば、5mm)
だけ移動(照明ランプ2と反射ミラー3の位置を主走査
方向に微動させる制御であるが、以下、これを「CCD
の移動」という)させたのと同じ制御を実行する(ステ
ップ1002)。ついで、CCD6による読み取りを開
始させる(ステップ1003)。この読み取り開始は、
ステップ1001でフラグオフが判定された場合にも実
行される。
【0043】このようにCCD6を移動させることによ
って、CCD6の読み取り位置における背景色が黒以外
の場合、背景色黒の位置にCCD6を移動させれば、背
景色を確実に黒にでき、原稿サイズの検知が確実に行え
るようになる。
【0044】しかし、CCD6を背景黒色板21側にセ
ットしたままでは、原稿20の背景に黒枠が読み取られ
たりするので、原稿サイズの検知後はCCD6を白板2
3上へ移動させる。すなわち、CCD6による読み取り
が終了すると(ステップ1004)、CCDフラグがオ
ンか否かが判定され(ステップ1005)、オンであれ
ばCCD6を所定距離(例えば、5mm)だけ白板側へ
移動させ(ステップ1006)、処理をメインルーチン
へリターンさせる。このリターン処理は、ステップ10
05でCCDフラグのオフが判定された場合にも実行さ
れる。
【0045】原稿サイズの検出回数(原稿の搬送回数)
が所定の回数に到達し、経時変化が発生してADFによ
る原稿サイズの検出能力が低下している可能性がある。
そこで或る原稿搬送回数以上においては搬送センサ1
8,19による原稿サイズ検知に加え、CCD6の検知
をも加え、ADFによる原稿サイズ検出能力を補正でき
るようにしている。この処理を示したのが図11及び図
12である。
【0046】図11は搬送回数制御を示すフローチャー
トであり、図12はサイズ検知切り換え制御を示すフロ
ーチャートである。
【0047】図11に示すように、搬送毎にカウントア
ップ処理が実行され、その結果が半導体メモリ(EEP
ROM)に格納される(ステップ1101)。また、図
12に示すように、搬送回数が所定回数(例えば、10
00回)を越えたか否かが判定され(ステップ120
1)、越えていればCCDフラグ(ccd flg)を
オンにし(ステップ1202)、処理をメインルーチン
へリターンする。一方、ステップ1201で搬送フラグ
(hanso flg)をオンにする(ステップ120
3)。
【0048】なお、上記実施例においては、CCD6に
より原稿サイズの検知を行うものとしたが、この読取用
のCCDとは別に原稿サイズ検知のための専用のCCD
を搬送ドラム13の直下に設ける構成にしてもよい。こ
の場合、専用の結像用のレンズ系や遮光部材が必要にな
るほか、主走査方向に微動させるための駆動機構が必要
になる。
【0049】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0050】請求項1の画像読取装置においては、シー
ト原稿を連続搬送する手段、及び前記連続搬送時に前記
シート原稿のサイズを検知する搬送センサを具備する自
動原稿搬送機構を備えた画像読取装置において、前記シ
ート原稿の副走査方向のサイズ検知をCCDによって検
知すると共に、その読み取り位置における背景色が黒以
外であるとき、背景色が黒の位置へ前記CCDそのもの
又は該CCDの読取位置を移動させるようにしたので、
原稿サイズ検知の信頼性を向上させることができる。
【0051】請求項2の画像読取装置においては、前記
搬送センサと前記CCDは、ユーザによって任意に切り
換え可能にしたので、搬送センサとCCDの一方を任意
に指定することができ、ユーザの好みに対応することが
できる。
【0052】請求項3の画像読取装置においては、原稿
の搬送回数が予め設定した値に到達したことをもって前
記搬送センサによる原稿サイズ検知からCCDによる原
稿サイズ検知に切り換えるようにしたので、装置の長期
使用に伴う劣化に起因するサイズ検知の精度低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像読取装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明における画像読取装置の機構部を示す正
面断面図である。
【図3】原稿搬送機構部の詳細、特にセンサの設置を示
す正面図である。
【図4】図1の構成におけるCCD及び搬送センサの動
作を示すタイミングチャートである。
【図5】画像読取装置の読取部の詳細を示す正面図であ
る。
【図6】CCD割り込み処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】搬送センサのチエック処理を示すフローチャー
トである。
【図8】カウンタ処理を示すフローチャートである。
【図9】サイズ検知選択コマンド受信処理を示すフロー
チャートである。
【図10】読み取り開始コマンドを受信した場合の処理
を示すフローチャートである。
【図11】搬送回数制御を示すフローチャートである。
【図12】サイズ検知切り換え制御を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
6 CCD 13 搬送ドラム 14 搬送ローラ 18,19 搬送センサ 21 背景黒色板 23 白板 100 画像読取装置 101 CPU 104 画像読み取り制御部 105 EEPROM 107 搬送モータ制御部 108 走行体モータ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート原稿を連続搬送する手段、及び前
    記連続搬送時に前記シート原稿のサイズを検知する搬送
    センサを具備する自動原稿搬送機構を備えた画像読取装
    置において、前記シート原稿の副走査方向のサイズ検知
    をCCDによって検知すると共に、その読み取り位置に
    おける背景色が黒以外であるとき、背景色が黒の位置へ
    前記CCDそのもの又は該CCDの読取位置を移動させ
    ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送センサと前記CCDは、ユーザ
    によって任意に切り換え可能であることを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 原稿の搬送回数が予め設定した値に到達
    したことをもって前記搬送センサによる原稿サイズ検知
    からCCDによる原稿サイズ検知に切り換えることを特
    徴とする請求項1記載の画像読取装置。
JP6305155A 1994-12-08 1994-12-08 画像読取装置 Pending JPH08163327A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001186335A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8665502B2 (en) 2012-01-16 2014-03-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Image reading device, image reading method, and image forming apparatus

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