JPH0746822B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0746822B2
JPH0746822B2 JP60186688A JP18668885A JPH0746822B2 JP H0746822 B2 JPH0746822 B2 JP H0746822B2 JP 60186688 A JP60186688 A JP 60186688A JP 18668885 A JP18668885 A JP 18668885A JP H0746822 B2 JPH0746822 B2 JP H0746822B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、原稿を1枚
ずつ給送して原稿台上に複数並べて載置し、原稿台上に
載置された複数の原稿を露光し、露光された原稿の画像
に応じた画像をシート上に形成した後、原稿台上の原稿
を排出するようにした画像形成装置に関する。
[従来技術] 従来、ABスキャンと呼称されている原稿読取方式におい
ては、原稿載置台(以下でプラテンという)上に載置さ
れた同一サイズのAおよびBの2つの原稿とか見開きの
状態にして載置された書籍の左右の頁の片方からまず1
枚ずつ読取走査がなされた後記録出力が得られるように
構成されており、このような装置では原稿を一度プラテ
ン上に載置するだけで倍の被写が得られるので極めて能
率的な読取装置であるといえる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、2枚の原稿をプラテン上にずれなく並
べ、その原稿サイズにあったシートを選択して被写を開
始させるのは、操作者にとって非常に煩わしいものであ
り、かえって時間が余計にかかってしまう恐れがあっ
た。
[課題を解決するための手段] 上述の問題を解決するため、本発明は、原稿を載置する
積載手段と、前記積載手段の原稿を1枚ずつ分離して給
送し、給送される原稿を原稿台上に複数並べて載置し、
前記原稿台上に載置された複数の原稿の露光終了後、前
記原稿台上の原稿を排出する原稿給送手段と、該原稿給
送手段により給送される複数の原稿のサイズをそれぞれ
検出する検出手段と、前記原稿台上に載置された複数の
原稿を露光する露光手段と、複数のシート収納部を有す
る収納手段と、前記検出手段により検出されるサイズに
応じたシートが収納されている収納部を選択する選択手
段と、前記露光手段により露光された原稿の画像に応じ
た画像を前記選択手段により選択された収納部から給送
されたシート上に形成する画像形成手段と、を有するこ
とを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
[実施例] 以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示し、ここで1は画像読取
装置(以下では単にリーダという)であり、100はリー
ダ1のプラテンガラス2上に設けられている原稿自動送
り装置(以下ではADFという)である。リーダ1におい
てはADF100によってその入口トレイ101からプラテンガ
ラス2上に送られてくる原稿紙102のガラス2の面と接
する側に記載されている記録情報を以下の装置によって
読取ることができる。
すなわち、3は2本の軌条4上を水平に走行自在とした
走査台であり、走査台3上には照射ランプ5、反射ミラ
6、原稿紙102からの反射光を読取センサ7上に集光さ
せるレンズアレイ8が設けてある。なおここでの読取セ
ンサ7は、例えばチャージ・カップルド・デバイスすな
わちCCD素子の配列によって構成される。
また走査台3にはプーリ9Aと9Bとの間に張設されたエン
ドレスワイヤ10の両端部が繋止金具11を介して取付けて
あり、プーリ9Aをベルト12を介してモータ13によって駆
動させ、以て、走査台3を矢印の副走査方向に走行自在
とする。14はプーリ9Bの回転軸に取付けてエンドレスワ
イヤ10を緊張状態に保っているばねである。なお、ここ
でプーリ9Aおよび9Bは、ワイヤ10の走査台3への固定位
置よりは幾分下方に設けるようになして、走査台3の台
車を軌条4に向けて偏倚させるようにする。
15はその一端を電気基板16に接続し、他端を走査台3上
に固定したフレキシブル配線であり、このフレキシブル
配線15によって走査台3に搭載されている読取センサ7
からの電気信号が基板16に出力される。更にまた、S0,S
1およびS2はフォトインタラプタであり、このうちS0
走査台3のホームポジションを検知するもの、S1は走査
台3が一定速度で走行し、原稿読取開始点にきたときに
これを検知するもの、更にS2はその原稿読取終了点を検
知するものであって、一方の走査台3の下面には係合カ
ム17が凸設してあり、各フォトインタラプタS0,S1およ
びS2はこのカム17を検知することによって上述したよう
な走査台3の走行位置を検出することができる。
なお、走査台3の走行は上述したようにモータ13の駆動
によって行われるが、モータ13の駆動制御は不図示のロ
ータリエンコーダによってなされる。かくして、走査台
3の走行中、ランプ5によって照射された原稿紙102か
らの反射像がレンズアレイ8を介して読取センサ7上に
結像され、読取センサ7を構成している個々のCCD素子
からの出力信号により読取のデータが得られる。
次に、原稿自動送り装置(ADF)100について説明する。
入口トレイ101の休止側に配設する第1給紙ローラ103は
ローラ103Aおよび103Bで、また第2給紙ローラ104はロ
ーラ104Aおよび104Bで構成され、このうち押えローラ10
3Aは例えばゴム系など摩擦係数の大きい材料で形成され
ており、他方の送りローラ104Aの軸105の周りに給紙ア
ーム106を介して揺動自在に保持され、更に押えローラ1
03Aと送りローラ104Aとはベルト107を介して同一速度、
同一方向に回転させられるように構成される(第2図参
照)。
また、第1給紙ローラ103のうちローラ103Bの軸はトレ
イ101側に固定されており、第2給紙ローラ104のうち従
動ローラ104Bはローラ104に向けて偏倚されるように構
成される。108は第1給紙ローラ103と第2給紙ローラ10
4との間に設けた原稿の有無を検知する例えば反射型の
第1検知センサである。
以上がADF100の原稿送り込み機構であるが、その動作を
説明すると、まず原稿給紙指令が与えられることによっ
て、第1給紙ローラ103ではその一方のローラ103Bから
引離された状態に保たれていた押えローラ103Aがローラ
103Bに圧接し、原稿紙102の先端部をローラ間に挟持し
て給紙可能な状態とする。かくして、ローラ103Aおよび
104Aの回転により原稿紙102は第1給紙ローラ103および
第2給紙ローラ104の間に挟持されながら次段の原稿送
り機構に導かれる。
続いて原稿送り機構について説明する。111および112は
それぞれ無端の第1ベルトおよび第2ベルトであり、本
例ではこれらの第1ベルト111および第2ベルト112を独
立した送り機構としてプラテンガラス2上の原稿送り方
向に沿って直列に配設し、原稿紙102の全面をカバ可能
な幅を持たせると共に、ベルト表面には十分な摩擦係数
を有するゴム系材料をコーティングすることにより、摩
擦力で原稿紙101を搬送させるようにする。
113および114は第1ベルト111の駆動ローラおよびター
ンローラ、115および116は第2ベルト112の駆動ローラ
およびターンローラ、117は第1ベルト111側の押えロー
ラ、118は第2ベルト112側の押えローラであり、これら
の押えローラ117および118によって原稿紙102がプラテ
ンガラス2上に軽く押圧されながら搬送されるようにす
る。
119Aおよび119Bは搬出ローラおよびその押えローラであ
り、読取を終えた原稿紙102はこれらのローラ119Aと119
Bとの間に挟持された状態でローラ119Aの回転により排
紙トレイ120上に排出される。
また、原稿通り機構の入口部すなわち第2給紙ローラ10
4の直後には原稿紙102の先端を検知する先端検知センサ
(以下では第2検知センサという)121が、また第2ベ
ルト112からの搬出部の直後には原稿排出を検知する排
出検知センサ(以下では第3検知センサという)122が
配設されている。これらのセンサ121および122は共に反
射型センサを用いるのが好適であるが、第3検知センサ
122では後述するようにして、ジャムの検知手段にも使
用される。
第2図は原稿送り装置100の駆動部の構成を示すもの
で、131はその駆動モータ、132は駆動モータ131により
歯車群133を介して駆動されるクラッチ軸である。この
クラッチ軸132には第2電磁クラッチ134および駆動プー
リ135が設けられていて、第2電磁クラッチ134を“オ
フ”の状態にすると、駆動プーリ135によりベルト136を
介して駆動される第2ベルト駆動ローラ軸115Aとの間の
結合状態を解消させ、以て第2ベルト112の駆動を停止
させることができる。
また、駆動モータ131は歯車群133を介して中間軸137を
駆動させ、この中間軸137と第1ベルト駆動ローラ軸113
Aとの間に張架したベルト138により第1ベルト111を駆
動させる。更にまた、ローラ軸113Aには第1電磁クラッ
チ139が設けられていて、この電磁クラッチ139を“オ
フ”の状態とすることにより第1ベルト111の駆動を停
止させることができる。
141はクラッチ軸132に連動するパルス板、142はフォト
インタラプタであり、クラッチ軸132の回転速度はパル
ス板141とフォトインタラプタ142との組合せによって検
知される。また、143はローラ軸113Aに連動するパルス
板、144はフォトインタラプタであり、ローラ軸113Aの
回転速度はパルス板143とフォトインタラプタ144との組
合せによって検知される。
なおローラ軸113Aには図示しないばねクラッチを介して
プーリ145が取付けてあり、このばねクラッチはプラン
ジャ146によってオン・オフの制御がなされ、ベルト147
を介して送りローラ104Aのローラ軸105を回転駆動また
は停止させ、第1給紙ローラ103および第2給紙ローラ1
04の駆動または停止を制御することができる。更にいま
1つのプランジャ148を給紙アーム106の上下動作を行わ
せるためのものである。
また、第1図および第2図において、150はADF100の第
1ベルト111と第2ベルト112との間に配設した第4検知
センサであり、この第4検知センサ150により原稿紙102
が第1ベルト111から第2ベルト112に移送されたか否か
を検知することができ、以て、後述するような複数の原
稿における読取位置の補正信号出力を可能とする。
次に2枚の原稿紙102Aおよび102B(以下では単にAおよ
びBという)が上述したADF100によりプラテンガラス2
上に送出され読出位置にセットされた状態を第3図に示
す。ここで、Xを走査台3の移動による副走査方向、Y
をリーダ1の読取センサ7によってなされる主副走査方
向であるとすると、本例では走査台3と読取センサ7と
によって行われるXおよびY方向の予備スキャンニング
により原稿紙AおよびBの座標を調べる。
すなわち、原稿紙Aについては副走査方向xにおける先
端VTAおよび後端VBAと、主走査方向Yにおける先端HTA
および後端HBAとの、また、原稿紙Bについては副走査
方向Xにおける先端Vおよび後端VBBと、主走査方向Y
における先端HTBおよび後端HBBとの座標に関する情報を
得て、原稿紙AおよびBのそれぞれサイズを判別するこ
とができる。
第4図はADF100により第3図に示すような位置に送出さ
れた原稿紙AおよびBに対して、読取がなされたあと複
写が行われるように本発明をプリンタに適用した一例を
示す。ここで、400はプリンタであり、401はプリント情
報を記録紙上に出力するプリントヘッド、402および403
は2つのそれぞれ給紙部である。更に411および412はリ
ーダ1とプリンタ400との間およびリーダ1とADF100と
の間に配設されているそれぞれデータバスであり、リー
ダ1とADF100とはデータバス412を介して制御されると
共に、リーダ1からの読取情報を含む出力データはデー
タバス411によりプリンタ400に送出され、この読取情報
に基づいてプリントヘッド401によりプリントが行われ
る。
そこで、本例では、第3図のように載置された原稿紙A
およびBに対してプレスキャンニングを行い、原稿紙A
およびBのそれぞれのサイズが判別されたならば、その
サイズに対応した記録用紙を第4図に示す給紙部402な
らびに403の中から選択して供給するようになして、選
択された記録用紙上に左記に読取られた情報を出力させ
ることができる。
続いて、本発明原稿読取装置にかかる制御回路の構成を
第9図によって説明する。
制御回路はリーダ部500とプリンタ部600とで構成され、
リーダ部500およびプリンタ部600はそれぞれ独立した中
央処理装置CPU501,ROM502,RAM503およびCPU601,ROM602,
RAM603を有し、その入出力ポート504および604を介して
互いに接続される。
また、リーダ部500において、505はADF部に接続されるA
DF部I/O,506はリーダ部に接続されるリーダ部I/Oであ
り、後述する動作手順は制御プログラムとしてROM502に
格納されている。また、読取りセンサ507からの出力は
メモリ508に格納され、CPU501からの指令によってプリ
ンタ部600のプリンタ部I/O605に画像情報として出力さ
れる。
一方、プリンタ部600では給紙部I/O606から紙サイズな
どの情報がCPU601に供給されることによって、CPU601に
おいては、これらの情報に基づいて、後述するように原
稿をそれぞれ所定の載置位置に正しく載置させる一連の
動作を行わせることができる。
次に、第5〜8図によって本発明原稿読取装置による2
枚の原稿のADFによる送出動作から読取動作およびプリ
ントに至るまでの手順を詳述する。
第5図はそのゼネラル・フローを示し、まずステップ23
1で連続原稿複写のモードであるか否かを調べ、更にス
テップ232,233および234でADF100、リーダ1および図示
されていないプリンタにおいてそれぞれの動作準備がで
きたか否かが判断された後、全ての準備ができておれば
ステップ235で第1ベルト装置および第2ベルト装置を
使用してプラテン2上に2枚の原稿紙AおよびBをセッ
トするという後述のサブルーチンを実施する。
かくして、次のステップ236で原稿紙AおよびBの位置
座標を読取るプレスキャンニングを実施し、ステップ23
6のプレスキャンニングによって得られた座標から原稿
紙のサイズを判断してステップ237で原稿紙に対応した
記録用紙上にプリントを実行し、ステップ238で複写が
完了したか否かを判断して原稿紙のセットからプリント
に至るまでの一連の動作が終了する。
第6図は第5図のステップ235において実施されるサブ
ルーチンである。主に第2図を参照しながら説明する
と、まずステップ201で原稿紙の有無が判断され、原稿
紙があればステップ202で駆動モータ131を起動し、ステ
ップ203で第1電磁クラッチ139および第2電磁クラッチ
134を共に“オン”の状態となして第1ベルト111および
第2ベルト112の駆動を監視し、更にステップ204でプラ
ンジャ146および148を動作させて、第1の原稿紙Aを第
1給紙ローラ103に挟持させると共に、第1給紙ローラ1
03および第2給紙ローラ104の回転により原稿紙Aを第
1ベルト111に送出する。
ついで、原稿紙Aの送出が第2検知センサ121により検
知されたならばステップ205でプランジャ146および148
を“オフ”の状態、すなわち給紙動作を停止させる状態
とする。続くステップ206からステップ210は最初の原稿
紙Aが第4検知センサ150によって検知されるまで第1
ベルト111系によって送出する手順を示し、ステップ206
で第2検知センサ121が“オフ”になったか否かを判断
する。
しかしてセンサ121が“オフ”になれば検知紙Aの後端
が通過したと判断して、ステップ207に進み、第4検知
センサ150が“オン”となったか否かを判断する。更に
ステップ208においてはプリントモードが2頁複写であ
るか否かを判断し、2頁複写でなければ1頁複写のモー
ドと判断してステップ221に分岐する。
更にまた、ステップ206において、第2検知センサ121が
“オン”の状態であれば、ステップ209に進んで第4検
知センサ150が“オン”の状態であるか否かを判断し、
“オン”であれば原稿紙Aは第4検知センサ150から第
2検知センサ121にまたがる長尺の原稿であると判断
し、1頁複写モードとしてステップ221に分岐する。
なお、ステップ209において、第4検知センサが“オ
フ”であればステップ210に進み、ここでジャム発生を
判断するために設定されている時間Tj1が通過したか否
かが判断される。経過していなければステップ206に戻
り、時間Tj1が通過したならば、ジャムが発生したとし
てエラー処理される。
かくして1頁複写モードの場合は、ステップ221で長尺
送りのために設定されている時間T1が経過したか否かを
判断し、時間T1の経過後、ステップ222に進み、1頁モ
ードレディを通過してステップ219でクラッチ139および
134を“オフ”となし、第1ベルト111系および第2ベル
ト112系の駆動を停止して、ステップ220で駆動モータ13
1を“オフ”にする。
また、ステップ208において2頁複写モードであると判
断されたならば、ステップ211で2枚目の原稿Bの有無
を調べ、無ければ1頁複写モードに移行するが原稿Bが
あればステップ212に進んで再度原稿の給紙を開始し、
ステップ213からステップ215において原稿Aの場合と同
様な手順が繰返される。
また、ステップ214において、第2検知センサ121が“オ
フ”でなければステップ216に分岐して第4検知センサ1
50が“オン”であるか否かを判断し、“オン”でなけれ
ばステップ217に進んでジャムを判断し、“オン”であ
れば原稿紙Bが長尺であると判断して、この場合は2つ
の原稿紙AとBとがプラテンガラス1上にはセットしき
れないので、1頁複写モードに移行し、先の原稿紙Aの
みに複写がなされるよう送出する手順を実行する。
また、ステップ214で第2検知センサ121が“オフ”であ
ると判断され、更にステップ215で第4検知センサ150が
“オン”と判断されれば、これで2枚目の原稿Bもまた
プラテンガラス1上にセットされたことが確認されたこ
とによりステップ219でクラッチ139および134をオフと
なして第1ベルト111系および第2ベルト112系を停止さ
せ、次のステップ220で駆動モータ131をオフとする。な
お、ステップ223はステップ201において原稿紙が検知さ
れないときにADF100の“ノットレディ”を通知する手順
を示す。
次に、第7図によって2枚の原稿紙AおよびBからその
原稿位置を認識するためにリーダ1によって行われるプ
レスキャンニング、すなわち第5図のステップ236にお
けるサブルーチンを主に第1図を参照しながら説明す
る。
まず、ステップ251で2頁モードであるか否かを判断
し、2頁モードであればステップ252に進んでモータ13
を正転させ、更にステップ253で原稿読取の状態とな
し、ステップ254では読取CCDセンサ7が“オン”の状態
であるか否かを判断する。すなわちここでセンサ7が
“オン”であれば、センサ7が原稿紙Bの先端VTBを検
知したことであり、そこで、ステップ255に進んでこの
先端VTBにおけるX方向の座標に関する情報をメモリに
読込み、更にステップ256において、この先端VTBでのY
方向の原稿紙Bの先端および後端であるHTBおよびHBB
座標に関する情報をそれぞれ読込む。
かくしてステップ257で(HBB−HTB)により紙のサイズ
と方向を認識のために主走査方向Yの幅を演算してお
き、次のステップ258で原稿紙Bの読取を継続して、ス
テップ259において読取センサ7が“オフ”であるか否
かを判断する。ここでセンサ7が“オフ”となったなら
ばステップ260で原稿紙Bの後端VBBにおける座標に関す
る情報をメモリに読込み、ステップ261で(VBB−VTB
から副走査方向Xの長さを演算し、ステップ262で上記
の演算結果から原稿紙Bの大きさと向きを得ることがで
きる。
続くステップ263以降のステップにより原稿紙Aに対す
る原稿位置の認識を得るが、まずステップ263の原稿読
取状態で次のステップ264により読取センサ7の“オ
ン”であるか否かを判断し、“オン”であれば原稿紙A
の副走査方向の先端VTAが検知されたと判断して、ステ
ップ265でVTAのX方向の座標に関する情報を読取り、更
にステップ268に進んでこの先端VTAにおける主走査方向
Yの先端HTAおよび後端HBAの座標情報をメモリに読込
む。
次いでステップ269で(HBA−HTA)すなわち原稿紙Aの
Y方向の幅を演算し、ステップ270によって原稿読取を
継続して、ステップ271で読取センサ7の“オフ”であ
るか否かを判断する。
かくして、ステップ271でセンサ7が“オフ”であると
判断されたならば原稿紙Aの後端が検知されたので、ス
テップ272で(VBA−VTA)により原稿紙AのX方向の長
さを演算し、ステップ273で原稿紙Aの大きさと向きが
決定される。
しかしてこのあとステップ275でモータ13を逆転させて
走査台3を初期位置に戻し、次のスキャンニングにそな
える。
次に第8図により個々の原稿紙BおよびAからそれぞれ
の原稿情報を1枚ずつの記録用紙上に出力させるプリン
トの手順について説明する。
まず、ステップ301において、第3図のようにセットさ
れた原稿のうち原稿紙Bに適合した用紙の有無を調べ、
無ければ、ステップ300に移行して例えば“WAIT"表示を
行い、“有”の場合はステップ302で原稿紙Bに対応し
た記録用紙の給紙部を選択し、ステップ303で対応した
記録用紙を1枚だけ給紙すると共に、その給紙のタイミ
ングに合せてステップ304でリーダ1からプリンタ400に
原稿紙Bからの情報を出力させ、ステップ305におい
て、その情報のある限り出力を継続させて、ステップ30
6で原稿Bに関する複写が完了したか否かを判断する。
しかして完了したならば、原稿紙Bの場合と同様にして
ステップ307で原稿紙Aに適合したサイズの用紙がある
か否かを判断し、“有”の場合はステップ308に進んで
給紙部の選択、ステップ309で給紙、ステップ310および
311で原稿紙Aの給紙タイミングに合せて原稿情報を出
力させ、ステップ312で一連の複写が完了したか否かを
判断する。
なお、以上の説明ではADFに2つの搬送ベルト系を用い
たが、本発明の適用はこのような形態の搬送系の場合に
限られるものではなく、1つの搬送ベルト系からなるも
のやRDFを使用する場合にあってもその原稿紙の給紙系
を制御することによって2頁の連続送りが可能なことか
ら同様に適用できることはいうまでもない。
また、本実施例では、原稿紙AおよびBの位置座標に関
する情報を得るために、密着型のセンサを用いたが、こ
れらのセンサもまた密着型に限られるものではなく縮小
型あるいは撮像カメラ型を用いることができるのはいう
までもない。
更にまた、2枚の原稿紙からの情報を出力する対象を上
述の例ではプリンタとしたが、その出力を供給する対象
もこれに限らず、例えば光ディスクに情報を格納すると
行ったように他の記憶媒体等に2枚の原稿紙からの情報
を格納する場合にも適用することができる。
また、上記の実施例ではプレスキャンニングによって原
稿の位置座標に関する情報を得、そのあとのスキャンニ
ングにより画像を読取るようにしたが、いったんメモリ
に情報を格納しておき原稿紙間の位置ずれを補正しなが
ら出力するように構成することもできる。
更にはまた、本発明は別の変形として光像を感光体上に
直接投影するアナログ式の複写機にも適用できる。すな
わち、この場合であれば、プラテン上に配置したADFに
より2枚の原稿紙を送出させてプラテン上にセットし、
その個々の原稿紙の位置およびサイズを識別したのち、
それぞれの原稿位置に合せて原稿走査と給紙タイミング
との同期がとられるように構成することによってその目
的が達成される。
また、両面複写装置に適用し、原稿紙AおよびBの原稿
情報を記録用紙の両面に出力させるようにすることがで
きるのはいうまでもない。
[効 果] 以上説明したように、本発明によれば、原稿を1枚ずつ
給送して原稿台1上に複数並べて載置し、給送される複
数の原稿の個々のサイズを検出し、原稿大上に載置され
た前記複数の原稿を露光した上、露光された原稿の画像
に応じた画像を検出手段により検出されたそれぞれの原
稿のサイズに応じたシート上に形成し、しかる後原稿台
上の複数の原稿を排出するので、操作者を煩わすことな
く効率的な複写ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明原稿読取装置の構成の一例を示す模式
図、 第2図はそのADFの上面から見た構成図、 第3図はそのADFによってプラテン上に載置された2枚
の原稿の載置状態の一例を示す線図、 第4図は本発明をプリンタに適用したときの基本的構成
の一例を示すブロック図、 第5図は本発明原稿読取装置を用いてプリントを実行す
るゼネラル・フローの流れ図、 第6図はそのADFを制御するサブルーチンの流れ図、 第7図は同じくそのプレスキャンニングに関するサブル
ーチンの流れ図、 第8図は同じくそのプリント時のサブルーチンの流れ
図、 第9図は本発明にかかる制御回路の構成図である。 1……画像読取装置、 2……プラテンガラス、 3……走査台、 4……軌条、 5……照射ランプ、 6……ミラ、 7……読取センサ、 8……レンズアレイ、 9A,9B……プーリ、 10……エンドレスワイヤ、 12……ベルト、 13……モータ、 14……ばね、 15……フレキシブル配線、 16……電気基板、 S0,S1,S2……フォトインタラプタ、 17……係合カム、 100……原稿自動送り装置(ADF)、 101……入口トレイ、 102,102A,102B,A,B……原稿紙、 103,104……給紙ローラ、 103A,103B,104A,104B……ローラ、 105……軸、 106……給紙アーム、 107……ベルト、 108……第1検知センサ、 111,112……ベルト 113,114,115,116,117,118……ローラ、 119A……排出ローラ、 119B……押えローラ、 120……排紙トレイ、 121……第2検知センサ、 122……第3検知センサ、 131……駆動モータ、 132……クラッチ軸、 133……歯車群、 134,139……電磁クラッチ、 135……駆動プーリ、 136,138,147……ベルト、 137……中間軸、 141,143……パルス板、 142,144……フォトインタラプタ、 145……プーリ、 146,148……プランジャ、 150……第4検知センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置する積載手段と、 前記積載手段の原稿を1枚ずつ分離して給送し、給送さ
    れる原稿を原稿台上に複数並べて載置し、前記原稿台上
    に載置された複数の原稿の露光終了後、前記原稿台上の
    原稿を排出する原稿給送手段と、 該原稿給送手段により給送される複数の原稿のサイズを
    それぞれ検出する検出手段と、 前記原稿台上に載置された複数の原稿を露光する露光手
    段と、 複数のシート収納部を有する収納手段と、 前記検出手段により検出されるサイズに応じたシートが
    収納されている収納部を選択する選択手段と、 前記露光手段により露光された原稿の画像に応じた画像
    を前記選択手段により選択された収納部から給送された
    シート上に形成する画像形成手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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