JPH06208268A - 自動原稿給紙装置 - Google Patents

自動原稿給紙装置

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JPH06208268A
JPH06208268A JP5003684A JP368493A JPH06208268A JP H06208268 A JPH06208268 A JP H06208268A JP 5003684 A JP5003684 A JP 5003684A JP 368493 A JP368493 A JP 368493A JP H06208268 A JPH06208268 A JP H06208268A
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隆志 樽木
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H2511/514Particular portion of element
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、先に給紙された原稿と次に給紙さ
れた原稿とを装置本体が備える原稿載置台上に並置する
整列モードを有する自動原稿給紙装置に関し、隙間なく
2枚の原稿を原稿載置台上に並置する低騒音の効率的な
整列モードを有する自動原稿給紙装置を提供することを
目的とする。 【構成】 2枚の原稿を並置可能なコンタクトガラス21
を有する複写機本体20に搭載され、原稿束13を1枚づつ
分離する分離ローラ14a、14b及び給紙速度V1で原稿
を給紙するプルアウトローラ15a、15bからなる給紙部
11と、搬送ベルト16からなり給紙原稿をコンタクトガラ
ス21上に搬送速度V2で搬送する搬送部12と、を備え、
第1原稿後端と第2原稿先端の隙間を所定間隔にする隙
間制御手段を設け、第1、2原稿の隙間を所定間隔にし
た後、給紙速度V1>搬送速度V2の関係である給紙部
11及び搬送部12により給紙・搬送し第1、2原稿を隙間
なくコンタクトガラス21上に並置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置本体に搭載される
自動原稿給紙装置に関し、詳しくは先に給紙された原稿
と次に給紙された原稿とを装置本体が備える原稿載置台
上に並置する整列モードを有する自動原稿給紙装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、セットされた原稿束から原稿を1
枚づつ分離して給紙する給紙部と、給紙部により給紙さ
れた原稿を所定位置に搬送・停止し、所定の処理が終了
した後その所定位置から搬出する搬送部と、を備え、2
枚の原稿を並置可能な原稿載置台を有する装置本体に搭
載された自動原稿給紙装置が知られている。
【0003】この種の自動原稿給紙装置は、例えば複写
機本体に搭載されており、セットされた原稿束から原稿
を1枚づつ分離する分離手段およびその原稿を給紙する
一対のプルアウトローラからなる給紙部と、複写機本体
が露光処理する前記原稿載置台上の露光位置にその原稿
を搬送・停止して露光処理終了後その露光位置から搬出
する搬送ベルトからなる搬送部と、を備え、前記原稿を
1枚づつ前記露光位置に給紙・搬送する通常モードと、
先に給紙された原稿と次に給紙された原稿とを前記原稿
載置台上に並置する整列モードを有している。
【0004】この自動原稿給紙装置は、前記整列モード
が選択されたとき、まず給紙部が原稿束から1枚の原稿
を搬送部に分離・給紙し、搬送部は先に給紙された原稿
(以下、第1原稿という)を下流側に搬送して第1原稿
の後端が給紙部のプルアウトローラを離脱した後、搬送
ベルトを逆転させ第1原稿の後端をプルアウトローラの
ニップ部の下流側に当接させる。次いで、給紙部が次の
原稿(以下、第2原稿という)を分離・給紙し、第2原
稿の先端を前記ニップ部の上流側に当接させて第1原稿
と第2原稿とを整合する。次いで、給紙部および搬送部
を駆動させて2枚の原稿を給紙・搬送し前記原稿載置台
上の露光位置に並置させる。そして、複写機本体が2枚
の原稿画像を露光処理して1枚の記録紙にその原稿画像
を複写(所謂、2in1コピー)するようになってい
る。
【0005】この種の自動原稿給紙装置は、例えば、特
開昭63−285563号公報および特開昭60−93
462号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
原稿給紙装置にあっては、プルアウトローラの前後(上
流側および下流側)で第1、2原稿の先端および後端を
整合するようになっていたため、一対のプルアウトロー
ラが互いに接しているニップ部が邪魔になり第1、2原
稿の先端および後端を突き合わせた状態にすることがで
きず前記露光位置に第1、2原稿を並置してもその第
1、2原稿間に隙間が生じてしまい記録紙から原稿画像
がはみ出てしまうという不具合があった。この不具合を
解消するため、特開平2−225241号公報に記載さ
れたものが提案されている。
【0007】この自動原稿給紙装置は、第1原稿を前記
原稿載置台上に給紙・搬送した後、搬送ベルトを逆転し
その原稿載置台の上流側に設けられた位置決め部材(所
謂、原稿スケール)に突き当てて位置決めする。次い
で、第2原稿先端と第1原稿後端との隙間が所定間隔に
なる位置まで第2原稿を給紙した後、第2原稿後端が前
記位置決め部材をオーバするまで第1、2原稿を給紙・
搬送する。次いで、第2原稿後端の位置決め部材からの
オーバ量と該第1、2原稿間の隙間量とを合わせた距離
以上戻すよう搬送ベルトを逆転駆動し、第2原稿の後端
を前記位置決め部材に突き当て、さらに第1原稿後端を
第2原稿先端に突き当てて第1、2原稿間の隙間を無く
すようになっている。
【0008】しかしながら、この自動原稿給紙装置にあ
っては、第1、2原稿の隙間を無くすため2回の搬送ベ
ルトの逆転動作を行なうため、整列動作に時間が掛かっ
てしまい、さらに逆転動作による騒音(例えば、突音)
が多く発生するという問題があった。そこで、本発明
は、搬送部による1回以下の逆転動作で隙間なく2枚の
原稿を原稿載置台上に並置することにより低騒音の効率
的な整列モードを有する自動原稿給紙装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、2枚の原稿を並置可能な原稿載置
台を有する装置本体に搭載され、セットされた原稿束か
ら原稿を1枚づつ分離して給紙する給紙部と、該給紙部
により給紙された原稿を原稿載置台上の所定位置に所定
の搬送速度で搬送する搬送部と、を備え、先に給紙され
た第1原稿と次に給紙された第2原稿とを前記原稿載置
台上に並置する整列モードを有する自動原稿給紙装置に
おいて、前記給紙部が、前記原稿束から原稿を1枚づつ
分離する分離手段と、前記搬送部の搬送速度よりも速い
給紙速度で原稿を給紙する給紙手段と、からなり、前記
第1原稿後端と第2原稿先端との隙間を所定間隔にする
隙間制御手段を設け、前記隙間制御手段により第1原稿
後端と第2原稿先端との隙間を所定間隔にした後、前記
給紙部および搬送部により該第1、2原稿を給紙・搬送
して隙間なく前記原稿載置台上に並置することを特徴と
するものである。
【0010】また、請求項2記載の発明は、前記隙間制
御手段が、前記第1、2原稿の先端および後端を検知す
る原稿検知手段と、前記給紙部および搬送部の駆動量を
検知する駆動量検知手段と、原稿検知手段および駆動量
検知手段の検知情報に基づいて前記給紙部および搬送部
の駆動を制御する駆動制御手段と、からなることを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、給紙部に搬送部の搬
送速度よりも速い給紙速度で原稿を給紙する給紙手段を
設けていることから、整列モードが選択されたとき、第
1原稿後端と第2原稿先端との隙間が隙間制御手段によ
り所定間隔にされた後、第1原稿が搬送部により搬送さ
れ第2原稿が給紙部により給紙される間に第2原稿の先
端が第1原稿の後端に突き当り第1、2原稿間の隙間が
なくなる。したがって、第1、2原稿が装置本体の原稿
載置台上に隙間なく並置される。
【0012】また、請求項2記載の発明では、原稿検知
手段により第1、2原稿の先端および後端が検知された
後、駆動量検知手段により検知される給紙部および搬送
部の駆動量がそれぞれ所定量となるよう前記給紙部およ
び搬送部が駆動制御手段により駆動制御され、第1、2
原稿の先端および後端の隙間が所定間隔にされる。そし
て、給紙速度および搬送速度の異なる給紙部および搬送
部により第1、2原稿が所定位置に給紙・搬送される。
したがって、第1、2原稿がより確実に前記原稿載置台
上に隙間なく並置される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1および図2は本発明に係る自動原稿給紙装置の一実施
例を示す図であり、図1は複写機本体に搭載された本実
施例の概略を示す全体構成図、図2はその動作を説明す
る説明図である。
【0014】まず、構成を説明する。同図において、10
は自動原稿給紙装置であり、自動原稿給紙装置10は2枚
の原稿を並置可能なコンタクトガラス(原稿載置台)21
を具備している公知の複写機本体20に搭載されており、
原稿をコンタクトガラス21上に1枚づつ自動給紙する通
常モードと、先に給紙された原稿および次に給紙された
原稿をコンタクトガラス21上に並置するよう自動給紙す
る整列モードを有している。この自動原稿給紙装置10は
給紙部11および搬送部12から構成されており、給紙部11
がセットされた原稿束13から原稿を1枚づつ分離して搬
送部12へその原稿を給紙し、搬送部12が複写機本体20が
備える図示しない露光手段により露光するコンタクトガ
ラス21上の露光位置にその原稿を搬送・停止しその露光
位置から搬出するようになっている。なお、前記通常モ
ードおよび整列モードは特に選択されない限り通常モー
ドが実行されるようになっている 給紙部11は、複数枚の原稿束13をセット可能な図示しな
い原稿テーブルと、その原稿テーブル上の原稿束13から
原稿を1枚づつ分離する一対の分離ローラ(分離手段)
14a、14bと、その分離ローラ14a、14bにより分離さ
れた原稿を搬送部12に給紙する一対のプルアウトローラ
(給紙手段)15a、15bと、から構成されている。分離
ローラ14a、14bは分離ローラ14bが原稿の給紙方向に
回転するとともに、そのローラ間に複数枚の原稿が挟ま
ったとき分離ローラ14aがその原稿を戻す方向に回転す
ることにより前記原稿テーブル上にセットされた原稿束
13から最下の原稿を分離するようになっており、プルア
ウトローラ15a、15bはその原稿を挟持するとともにそ
の原稿を給紙速度V1で搬送部12へ給紙するようになっ
ている。なお、分離ローラ14aはローラ間の原稿が1枚
以下の場合には分離ローラ14bに連れ回るか停止してい
る。また、プルアウトローラ15aはプルアウトローラ15
bに連れ回るようになっている。
【0015】搬送部12はコンタクトガラス21の上面に摺
接し原稿の搬送方向に正逆転駆動される搬送ベルト16
と、搬送ベルト16が巻き掛けられその搬送ベルト16を駆
動させる一対の駆動ローラ17と、搬送ベルト16をコンタ
クトガラス21に所定の力で押圧する複数の押圧コロ18と
から構成されており、給紙部11により給紙された原稿を
搬送ベルト16はコンタクトガラス21に押圧しつつ搬送速
度V2で前記露光位置に搬送・停止しその露光位置から
搬出する。
【0016】この給紙部11および搬送部12の駆動は、図
示しない1つの駆動モータによって駆動されるようにな
っており、この駆動モータの駆動力は複数のギヤを介し
て分離ローラ14a、14b、プルアウトローラ15bおよび
駆動ローラ17に伝達される。この複数のギヤは前記給紙
速度V1と搬送速度V2との速度がV1>V2となるよ
うギヤ比が設定されており、前記駆動モータの駆動力を
給紙部11に伝達するギヤの1つには、例えばスプリング
クラッチが圧入され、搬送ベルト16を逆転駆動する際に
給紙部11を駆動させないようになっている。
【0017】また、前記駆動モータにはその回転量を検
出する図示しないパルスジェネレータが設けられてお
り、このパルスジェネレータの回転によるパルス数が図
示しない制御部に取り入れられプルアウトローラ15bお
よび駆動ローラ17の回転量が検出され給紙部11および搬
送部12の駆動量が検知されるようになっている。すなわ
ち、前記パルスジェネレータは駆動量検知手段を構成し
ている。
【0018】また、19は原稿検知センサであり、原稿検
知センサ19はプルアウトローラ15の下流側の給紙経路の
近傍に固設されており、通過する給紙原稿の先端および
後端を検知しその検知情報を前記制御部に送信する。そ
の検知情報を受信した前記制御部がその検知情報および
前記駆動量検知手段の検知情報に基づいて給紙部11およ
び/または搬送部12を所定量駆動させ前記原稿の位置決
めをするようになっている。
【0019】前記制御部はCPU、メモリおよびI/O
回路等からなり、前記選択手段により選択された通常モ
ードあるいは整列モードに応じたその内部メモリに予め
格納した制御プログラムに従い、複写機本体20からの制
御信号、原稿検知センサ19等のセンサ群の検知情報およ
び前記パルスジェネレータからの検知情報(パルス数)
に基づいて給紙部11および搬送部12を駆動させるように
なっている。この制御部は、原稿検知センサ19が給紙原
稿の先端あるいは後端を検知した後、前記パルスジェネ
レータのパルス数を検出しつつそのパルス数が所定数に
達するまで給紙部11および/または搬送部12を駆動さ
せ、その原稿を所定位置に給紙・搬送して先に給紙され
た原稿の後端と次に給紙された原稿の先端との隙間を所
定間隔にするようになっている。そして、前記原稿間の
隙間を所定間隔にした後、給紙部11および搬送部12を駆
動させ、その原稿を前記コンタクトガラス21上に給紙・
搬送するようになっている。すなわち、制御部は駆動制
御手段を構成しており、原稿検知センサ19、前記パルス
ジェネレータおよび制御部は隙間制御手段を構成してい
る。
【0020】具体的には、原稿の後端を検知した原稿検
知センサ19の検知情報に基づいて前記原稿を前記露光位
置を行き過ぎるほど搬送(オーバラン)した後、搬送ベ
ルト16を逆転駆動させてコンタクトガラス21の上流側の
複写機本体20に設けられた位置決め部材(所謂、原稿ス
ケール)22にその原稿を突き当ててスキューを矯正して
位置決めさせたり、原稿の先端を検知した原稿検知セン
サ19の検知情報に基づいて搬送ベルト16を逆転駆動させ
ることなく前記パルス数の所定数だけ搬送してその原稿
の後端が位置決め部材22に近接する位置となるよう停止
させたりする。なお、この位置決めは複写機本体20に設
けられた突き当てモードあるいは非突き当てモードを切
り換える図示しない切換えスイッチにより選択されるよ
うになっており作業者が、例えば原稿の厚さに適してい
る方法を選択できるようになっている。
【0021】また、前記選択手段により整列モードが選
択された場合には、先の原稿(以下、第1原稿ともい
う)の後端あるいは次の原稿(以下、第2原稿ともい
う)の先端を検知した原稿検知センサ19の検知情報に基
づいて給紙部11および/または搬送部12を駆動制御し、
その第1、2原稿間の隙間を所定間隔にした後、給紙速
度V1および搬送速度V2の異なる(V1>V2)給紙
部11および搬送部12を駆動させ、第2原稿の後端を検知
した原稿検知センサ19の検知情報に基づいて前記パルス
数の所定数だけ第1、2原稿を搬送して第2原稿の後端
が位置決め部材22に近接する位置となるよう停止させる
ことにより第1、2原稿を隙間なく前記露光位置に並置
するようになっている。
【0022】次に、前記通常モードおよび整列モード毎
に作用を説明する。通常モード まず、前記原稿テーブル上に原稿束13がセットされ、複
写機本体20が備えるスタートキー(図示していない)が
押下されると、原稿束13が分離ローラ14a、14bにより
1枚づつ分離されプルアウトローラ15a、15bによりそ
の原稿が搬送ベルト16に給紙される。その原稿は原稿検
知センサ19により後端が検知され搬送ベルト16により前
記切換えスイッチによって選択された前記突き当てモー
ドあるいは非突き当てモードに従ってコンタクトガラス
21上の前記露光位置に搬送・停止される。次いで、複写
機本体20の露光処理が終了後、その露光位置からその原
稿は搬出される。この通常モードは、公知であるためこ
れ以上の説明は省略する。
【0023】整列モード まず、前記原稿テーブル上に原稿束13がセットされ、前
記モード選択手段により整列モードが選択されて前記ス
タートキーが押下されると、原稿束13が分離ローラ14
a、14bにより1枚づつ分離され、図2(a)に示すよ
うに、先の原稿(第1原稿)13aがプルアウトローラ15
a、15bにより給紙され、搬送ベルト16によりコンタク
トガラス21上を搬送されて、原稿13aの後端が原稿検知
センサ19により検知されると次の原稿(第2原稿)13b
が分離ローラ14a、14bおよびプルアウトローラ15a、
15bにより分離・給紙される。その原稿13bの先端が原
稿検知センサ19により検知され前記パルスジェネレータ
のパルス数が所定数に達すると給紙部11および搬送部12
は前記制御部により停止され、原稿13aは後端が位置決
め部材22の上流側端面から上流側にp2 だけオーバラン
した位置に停止され、原稿13bは先端が位置決め部材22
の上流側端面から上流側にp1 だけ手前の位置に停止さ
れる。
【0024】次いで、前記制御部により搬送ベルト16が
第1原稿13aのオーバーラン量p2とプラスαだけ逆転
駆動(スイッチバック)され、図2(b)に示すよう
に、原稿13aのみが戻されて位置決め板22に当接され
る。このときの原稿13a、13b間の隙間はp1 となる。
次いで、給紙部11および搬送部12が駆動され、図2
(c)に示すように、原稿13aは搬送ベルト16により搬
送速度V2で搬送され、原稿13bはプルアウトローラ15
a、15bにより給紙速度V1で給紙される。このとき、
給紙速度V1と搬送速度V2はV1>V2の関係になっ
ているため原稿13a、13b間の隙間はp3 にされ、この
隙間p3 は徐々に狭められ、図2(d)に示すように、
原稿13bの後端が原稿検知センサ19を通過する前に隙間
p3 はp3 =0にされる。ここで、このp3 =0となる
ときの原稿13a後端と原稿13b先端の位置は搬送ベルト
16およびコンタクトガラス21間であり、搬送ベルト16は
押圧コロ18により押下され原稿13aと原稿13bはコンタ
クトガラス21に密着されているため、原稿13aの先端お
よび原稿13bの後端の重なりや折れ曲り等は発生しな
い。
【0025】次いで、原稿13a、13bはそのまま搬送ベ
ルト16により搬送速度V2で搬送され、原稿13bの後端
が原稿検知センサ19により検知されると前記パルス数の
所定数だけ搬送された後、給紙部11および搬送部12は停
止され、原稿13bの後端と位置決め部材22の上流側端面
との隙間がp4 (p4 =0〜1mm)の位置で原稿13
a、13bは隙間なく並置される。次いで、複写機本体20
により原稿13a、13bが同時に露光処理され原稿13a、
13bの原稿画像が1枚の記録紙に複写される。この露光
処理が終了後、その露光位置から原稿13a、13bは搬出
される。この動作が繰り返され、2in1コピーが原稿
間の隙間なく実行される。なお、搬出されコンタクトガ
ラス21上から排紙される原稿の排紙速度は搬送速度V2
よりも速い速度で排紙してもよいし、原稿13aを排紙し
てから原稿13bを排紙するようにしてもよい。なお、搬
送速度V2よりも速い速度で排紙する方が効率がよいこ
とはいうまでもない。
【0026】このように本実施例においては、前記整列
モードが選択されたとき、前記制御部により第1原稿13
aの1回のスイッチバックで第1原稿13aの後端と第2
原稿13bの先端との隙間がp1 にされ、給紙部11のプル
アウトローラ15a、15bが搬送部12の搬送速度V2より
も速い給紙速度V1で第2原稿13bを給紙することか
ら、第1原稿13aが搬送部12により搬送され第2原稿13
bが給紙部11により給紙される間に第2原稿13bの先端
が第1原稿13aの後端に突き当り原稿間の隙間が0にさ
れ、第1、2原稿13a、13bが複写機本体20のコンタク
トガラス21上に隙間なく並置される。したがって、低騒
音の効率的な整列モードを実施することができる。
【0027】なお、本実施例には、前記原稿テーブル上
の原稿を検知する原稿セットセンサおよび給紙原稿枚数
をカウントする給紙枚数計数手段が設けられており、原
稿束13が奇数枚の場合、自動原稿給紙装置10が備える原
稿セットセンサにより原稿が検知されておらず給紙カウ
ント数が奇数のときには、次の原稿の給紙を待たずに前
記露光位置に給紙・搬送するようになっている。
【0028】図3は本発明に係る他の実施例の動作を説
明する説明図である。なお、本実施例では上述実施例と
同様の構成には、同一の符合を付してその説明を省略す
る。本実施例は、給紙部11および搬送部12を駆動させる
駆動モータをそれぞれ別に設け、その駆動モータはそれ
ぞれ前記制御部により別制御されるようになっている。
本実施例は、給紙部11および搬送部12を別々に駆動する
ようにすることにより、前記モード選択手段により整列
モードが選択されたとき、原稿13aを給紙部11により分
離・給紙して後端を原稿検知センサ19が検知してから前
記パルス数が所定数に達するまで搬送部12により搬送
し、図3(a)に示すように原稿検知センサ19の検知位
置から上流側にp5 だけオーバランした位置に停止さ
せ、図3(b)に示すように原稿13bを給紙部11により
分離・給紙して先端が原稿検知センサ19により検知され
た位置で停止させる。このときの原稿13a、13b間の隙
間はp6 となる。そして、給紙部11および搬送部12を駆
動し、図3(c)に示すように、原稿13aを搬送ベルト
16により搬送速度V2で搬送し、原稿13bをプルアウト
ローラ15a、15bにより給紙速度V1で給紙する。この
とき、給紙速度V1と搬送速度V2はV1>V2の関係
になっているため原稿13a、13b間の隙間はp7 にさ
れ、この隙間p7 は徐々に狭められる。以降、上述実施
例と同様に原稿13bの後端が原稿検知センサ19を通過す
る前に隙間p7 はp7 =0にされ、前記逆転駆動(スイ
ッチバック)を行なうことなく、2in1コピーが原稿
間の隙間なく実行される。
【0029】このように本実施例においては、上述実施
例の効果に加え、給紙部11および搬送部12の駆動モータ
をそれぞれ別モータにすることにより原稿13aをスイッ
チバックさせることなく原稿13aの後端と原稿13bの先
端との隙間をp6 とすることができ、原稿13a、13bを
隙間なくコンタクトガラス21上に並置することができ
る。したがって、騒音が発生しないより効率的な整列モ
ードを実施することができる。なお、給紙部11および搬
送部12を駆動させる駆動モータを別モータとしなくても
給紙部11への駆動力を断接するクラッチ等を設けても同
様の効果が得られることはいうまでもない。
【0030】なお、上実施例では、給紙部11および搬送
部12の駆動量検知手段として前記パルスジェネレータを
用いたが、前記制御部のCPUが備えるタイマ機能を用
いてもよく原稿検知センサ19が原稿13a、13bの先端あ
るいは後端を検知してから所定時間給紙部11あるいは搬
送部12を駆動させるようにしても同様な効果が得られ
る。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、先に給紙
された第1原稿と次に給紙された第2原稿とを前記原稿
載置台上に並置する整列モードが選択されたとき、給紙
部に搬送部の原稿搬送速度よりも速い給紙速度で原稿を
給紙する給紙手段を設けているので、第1原稿後端と第
2原稿先端との隙間を隙間制御手段が所定間隔にした
後、第1原稿の後端と第2原稿の先端との隙間を、第1
原稿を搬送部が搬送し第2原稿を給紙部が給紙する間に
第2原稿の先端が第1原稿の後端に突き当って第1、2
原稿間の隙間がなくなる。したがって、第1、2原稿を
隙間なく装置本体の原稿載置台上に並置することがで
き、逆転駆動を多くても1回のみで2枚の原稿を隙間な
く原稿載置台上に並置することができる。
【0032】また、請求項2記載の発明によれば、原稿
検知手段が第1、2原稿の先端あるいは後端を検知した
後、駆動量検知手段の検知する給紙部および搬送部の駆
動量がそれぞれ所定量となるよう駆動制御手段が給紙部
および搬送部を駆動制御し、第1、2原稿の先端および
後端の隙間を所定間隔にして、さらに給紙速度および搬
送速度の異なる給紙部および搬送部がその第1、2原稿
を給紙・搬送するので、より確実に第1、2原稿を隙間
なく装置本体の原稿載置台上に並置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿給紙装置の一実施例の概
略を示す全体構成図である。
【図2】その動作を説明する説明図である。
【図3】その他の実施例の動作を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
10 自動原稿給紙装置 11 給紙部 12 搬送部 13 原稿束 13a 第1原稿 13b 第2原稿 14a、14b 分離ローラ(分離手段) 15a、15b プルアウトローラ(給紙手段) 16 搬送ベルト 19 原稿検知センサ(原稿検知手段) 20 複写機本体 21 コンタクトガラス(原稿載置台) 22 位置決め部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の原稿を並置可能な原稿載置台を有す
    る装置本体に搭載され、 セットされた原稿束から原稿を1枚づつ分離して給紙す
    る給紙部と、該給紙部により給紙された原稿を原稿載置
    台上の所定位置に所定の搬送速度で搬送する搬送部と、
    を備え、先に給紙された第1原稿と次に給紙された第2
    原稿とを前記原稿載置台上に並置する整列モードを有す
    る自動原稿給紙装置において、 前記給紙部が、前記原稿束から原稿を1枚づつ分離する
    分離手段と、前記搬送部の搬送速度よりも速い給紙速度
    で原稿を給紙する給紙手段と、からなり、 前記第1原稿後端と第2原稿先端との隙間を所定間隔に
    する隙間制御手段を設け、 前記隙間制御手段により第1原稿後端と第2原稿先端と
    の隙間を所定間隔にした後、前記給紙部および搬送部に
    より該第1、2原稿を給紙・搬送して隙間なく前記原稿
    載置台上に並置することを特徴とする自動原稿給紙装
    置。
  2. 【請求項2】前記隙間制御手段が、前記第1、2原稿の
    先端および後端を検知する原稿検知手段と、前記給紙部
    および搬送部の駆動量を検知する駆動量検知手段と、原
    稿検知手段および駆動量検知手段の検知情報に基づいて
    前記給紙部および搬送部の駆動を制御する駆動制御手段
    と、からなることを特徴とする請求項1記載の自動原稿
    給紙装置。
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