JP3109864B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents
原稿搬送装置Info
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Description
プリンター等の画像形成装置に装備される原稿搬送装置
に関し、詳しくは1枚の用紙に2枚の原稿を複写する際
の原稿搬送手段に関する。
る為の原稿搬送装置として図8に示す様な装置が考案さ
れている(図8の構成そのものは公知ではない)。トレ
イ1に原稿上向き(フエイスアープ)でページ順に載置
された原稿束Sを最もページ数の大きい最下面より1枚
ずつ給送し、分離ローラ対6、9及び搬送ローラ対1
1、12を介して画像形成部プラテン(画像読み取り
部)15上面に載置する。画像形成後は搬送ローラ12
及び排紙ローラ対24を介して排紙し、トレイ1上に再
載積する。
の様に、一旦プラテン(画像読み取り部)上に載置し、
次に大ローラ12を介して再び搬送ローラ11とのニツ
プまで導き、第2面(原稿裏面側)を画像形成面にして
プラテン上に載置し画像読み取り(形成)を行なう。終
了後再び大ローラ12を介して表裏反転し、第1面(原
稿表面側)を画像形成面にしてプラテン上に載置して、
画像形成を行ない、終了後、原稿トレイ1上に排出す
る。
する並列複写モードが考案されている。図9に示す原稿
搬送装置においてトレイ19上に原稿下向き(フエイス
ダウン)に載置し、搬送ベルト17、18を介して先頭
頁を図上、左側の第1原稿基準位置に載置し、次に第2
頁目を搬送ベルト17を介して、第2原稿基準位置に載
置し、第1頁、第1頁両方を同時に1枚の原稿に複写す
る。(図10)。終了後、排紙トレイ20上に両原稿を
排紙して完了する。
記従来例における並列複写モードを可能にする原稿搬送
装置において、フエイスダウン載置である為、ユーザー
の視認性が悪い。2本ベルトが必要な為、装置が複雑に
なり、従来の原稿搬送装置に対する変更箇所が多い。
又、従来の原稿搬送装置において並列複写モードを実施
した場合に図11に示す様に、仕上ったコピー紙上には
左側に2頁目が転写され右側に1頁目が転写されてしま
う為、ユーザーの使用ニーズに耐え得ないものとなって
しまう、という欠点があった。
れば、ページ順に載置された複数の原稿をページ順の大
きい方から順番に給紙を行う原稿給紙部と、給紙された
前記原稿を画像読み取り部へ搬送する原稿搬送部と、一
旦前記画像読み取り部に搬送された原稿を表裏反転させ
て再び前記画像読み取り部へ前記原稿を搬送する原稿反
転部とを設けた原稿搬送装置において、並列複写モード
時には、先行して給紙された第1原稿を前記画像読み取
り部に搬送した後、前記原稿反転部により表裏を反転さ
せて1回目の表裏反転を行い、再び前記画像読み取り部
に搬送し、その後前記第1原稿が前記原稿反転部により
2回目の表裏反転を行うべく前記原稿反転部内にいる間
に、続いて給紙された第2原稿を先に前記画像読み取り
部に搬送し、しかるのち前記2回目の表裏反転が行われ
た前記第1原稿を前記原稿反転部から前記画像読み取り
部に搬送することで、前記第2原稿と前記第1原稿を前
記画像読み取り部上に並列させることを特徴とする。ま
た第2の発明によれば、ページ順に載置された複数の原
稿をページ順の大きい方から順番に給紙を行う原稿給紙
部と、給紙された前記原稿を画像読み取り部へ搬送する
原稿搬送部と、一旦前記画像読み取り部に搬送された原
稿を表裏反転させて再び前記画像読み取り部へ前記原稿
を搬送する原稿反転部とを設けた原稿搬送装置におい
て、並列複写モード時には、先行して給紙された第1原
稿を前記画像読み取り部を経由せずに直接前記原稿反転
部に給紙して一時待機させている間に、続いて給紙され
た第2原稿を先に前記画像読み取り部に搬送し、しかる
のち前記第1原稿を前記原稿反転部から前記画像読み取
り部に搬送することで、前記第2原稿と前記第1原稿を
前記画像読み取り部上に並列させることを特徴とする。
このように、原稿反転部を先行して給紙された原稿の待
避所として兼用することで、装置を複雑化させずに従来
の操作感を損なわずに並列複写モードを可能にしたもの
である。
装置である。簡単に構成を説明すると、1は原稿トレイ
で操作者が原稿Sを載置する。2は原稿ストツパで原稿
の先端が突きあてられる。3は半月ローラで、原稿の先
端の捌きを行なうと共に原稿の最下紙を搬送する。4は
ウエイトで、原稿が分離部に進入しにくい場合、落下し
て半月ローラ3上方より加圧し、原稿の搬送を補助す
る。5は分離規制板で、原稿の束の突込みを防止してい
る。6は給紙ローラで、次に示す分離ローラ対7、8、
分離ベルト9と協同して原稿束より最下の原稿を分離す
る。上ガイド10の先端はレジストローラ11と反転ロ
ーラ12によって形成されるレジストニツプに原稿が入
り込みやすいようにガイドしている。13は内ガイド
板、14は中ガイドで、いずれも原稿の搬送路を形成し
原稿をプラテン15上に導く。駆動ローラ16、タンロ
ーラ17の間に張られた搬送ベルト18とその背面から
加圧するコロ19により原稿はプラテン15上に搬送さ
れ停止する。コピー終了後、搬送ベルト18が逆転し、
原稿はジヤンプ台20にすくい取られて下ガイド21と
中ガイド14で形成されたバスを通り、さらに開閉ガイ
ド22と反転ローラ12間、フラツパ23の上部、上ガ
イド10の上部を通って排出ローラ対24によってトレ
イ1上に再積載される。
原稿はフラツパの下部を通り、レジストローラ11、反
転ローラ12によって再びプラテン上に搬送される。
テイーセンサーS1、分離部ニツプ直下流側に設けられ
た分離センサS2、レジストローラ11と反転ローラ1
2とのニツプ部より直上流側に配されたレジストセンサ
ーS3、プラテンからの反転パス内に設けられた反転セ
ンサS4、排紙時の速度制御等を実施する為の排紙セン
サS5が反転ローラと排紙ローラ間に配されている。
関して説明する。
ラ6を駆動する分離モータM1、反転ローラを駆動する
為の搬送モータM2、搬送ベルト18を駆動する為の駆
動軸16を駆動するベルトモータM3、反転ローラ12
と駆動軸16とを同期駆動させる為のクラツチCL1に
よって構成されている。又、各々のモータ、クラツチは
図示されていない制御系により統合されている。
する。
装置本体のスタートキーが押されると、分離モータM1
がONし、原稿束Sの最下紙mを分離部へ搬送し、更に
分離部を経てレジストセンサS3を通過後、原稿先端が
反転ローラとレジストローラのニツプ部に付き当たるだ
けの一定距離搬送した後、分離モータをOFFする。一
定時間後、クラツチCL1をONし、更にベルトモータ
M3をONし、原稿をプラテン上に導き、原稿後端がレ
ジストセンサS3を通過した後、一定時間後ベルトモー
タM3クラツチCL1をOFFし、プラテン基準位置に
原稿を載置する。
中の反転ローラとレジストローラのニツプ付き当て位置
にて待機している。画像形成終了後、ベルトモータM3
は逆転し、原稿mの先端が反転ローラとフオロアーロー
ラとのニツプ部に付き当てる一定距離搬送後、ベルトモ
ータM3はOFFする。次に、クラツチ、ベルトモータ
正転、搬送モータをONし、原稿mを排紙部へ導く一
方、原稿(mー1)をステツプ1と同様にプラテン上へ
載置する。原稿mは、図示しないソレノイドにより偏向
されたフラツパ23により、排紙ローラ側へ搬送され、
トレイ上に再積載されるが、その際、原稿後端が排紙セ
ンサ通過後からの一定時間毎の速度制御により安定的に
排紙させる様制御されている。
ローラとフオロアーローラとのニツプに付き当たる一定
距離搬送後OFFする。次にクラツチ及びベルトモータ
正転をONし、又図示しないソレノイドにより偏向され
たフラツパ23により原稿mは再び反転ローラとレジス
トローラのニツプへ導かれレジストセンサS3を後端が
通過後一定距離回転させベルトモータM3、クラツチを
OFFし、プラテン基準位置に原稿裏面を画像形成面と
して載置する。
今度は原稿表面を画像形成面として載置する]ステツプ4 (交換・排紙) [上記片面モードのステツプ2と同様] <並列複写モード>ステツプ1 (給紙) [上記ステツプ1と同様]ステツプ2 (反転1) [上記両面モードのステツプ2と同様]ステツプ3 (同期搬送) 次原稿(mー1)はステツプ1中の反転ローラ12とレ
ジストローラ11のニツプ突当て位置(ニツプN1)ま
で分離モータM1により搬送される(図3(a))。次
に、ベルトモータM3は逆転ONし、原稿mの先端が反
転ローラ12とフオロアーローラ30とのニツプ部(ニ
ツプN2)に突当たる一定距離搬送後、ベルトモータM
3はOFFする(図3(a))。次にクラツチベルトモ
ータ正転がONし、原稿m、及び(mー1)を同期させ
て搬送する(図3(b)。
レジストローラ11のニツプ直下流位置に搬送される一
定量だけベルトモータが回転したのちOFFし、クラツ
チもOFFする(図3(c))。この時の原稿mと(m
ー1)のオーバーラツプ量Lは原稿サイズl1からニツ
プN1とニツプN2の距離l2を引き、原稿(mー1)
のニツプN1におけるすべり量を加算した式L=l1ー
l2+2により求められる。
ーラツプ量L分のみ回転させ、停止することにより、原
稿mは反転ローラ内に保持されたまま原稿(mー1)の
み搬送され、原稿mの先端と原稿(mー1)の後端が一
致した位置に載置される(図4(d))。次に、クラツ
チをONし、ベルトモーター正転をONし、原稿m(m
ー1)を同期搬送させ、原稿mの後端がレジストセンサ
を通過した後一定距離回転させ、プラテン上に原稿m
(mー1)を載置しクラツチベルトモータをOFFする
(図4(e))。
い、停止させ、一方搬送モータもONし反転ローラー1
2により原稿mを排紙ローラ側へ搬送する。排紙センサ
を原稿mの後端が通過し、完全に排紙完了した後、再び
ベルトモータ逆転をONし、原稿(mー1)を反転ロー
ラ部へと導き一定時間後ベルトモータをOFFし、排紙
センサを原稿(mー1)の後端が通過し完全に排紙完了
した後搬送モータをOFFする。又、ここで原稿mの排
紙完了の時点で原稿(mー2)をニツプN1まで搬送
し、片面モード時と同様なシーケンスをとることも可能
である。
様であり、変更構成として、図5に示す様に、フラツパ
25が追加になり、ジヤンプ台20が偏向可能になって
いる。片面モード、両面モードに関しては実施例1と同
様である為説明は省略し、並列複写モードに関して説明
する。
押されると、分離モータM1が一定時間ONし、原稿束
Sの最下紙mを分離部へ搬送すると同時に、図示しない
ソレノイドによりフラツパ25が一定時間偏向し(通常
は片面、両面モード時に必要なガイド面を形成してい
る)、分離部を経た原稿mはフラツパ23の方向へ導か
れ、同時に搬送モータが逆転し、反転ローラ12とフオ
ロアーローラ31により挾持される(図6(a))。更
に、反転ローラ12は回転し続け、原稿mの先端が反転
センサーを通過した後、ジヤンプ台20が偏向し、原稿
mの先端は搬送ベルト18とプラテン15との間に導か
れ、同時にベルトモータもONし、原稿mの後端が反転
ローラ12とフオロアローラ30とのニツプを通過する
直前で両モータをOFFさせる(図6(b))。
レジストローラ11のニツプ部へ突当てる(図6
(c))。次に、クラツチ、ベルトモータ正転をON
し、原稿(mー1)をプラテン上に搬送すると同時に、
原稿mをプラテン上から退避させる(図7(d))。原
稿(mー1)の後端がレジストセンサS3を通過してニ
ツプ部N1を抜けた時点で、クラツチをOFFし反転ロ
ーラを停止させる。一方、原稿(mー1)はレジストセ
ンサからの一定距離搬送することにより所定の基準位置
にて載置され、ベルトモータはOFFする(図7
(e))。次に、再び搬送モータは逆転し、ジヤンプ台
も偏向して、反転センサS4から一定距離(センサから
プラテン上原稿載置位置の左端面)原稿mの先端が搬送
された位置で停止する(図7(f))。次に、ベルトモ
ータ、搬送モータをONさせ、原稿m(mー1)を所定
の位置に載置する。
省略する。
従来の原稿搬送装置が備えている操作性や使用ニーズを
維持すると共に装置を複雑化したり大型化してコストア
ツプにつながらない様にしつつ、並列複写モードを可能
にしたものである。
である。
した簡略図である。
した簡略図である。
る。
ム化した簡略図である。
ム化した簡略図である。
側面図である。
示した図である。
示した図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ページ順に載置された複数の原稿をペー
ジ順の大きい方から順番に給紙を行う原稿給紙部と、給
紙された前記原稿を画像読み取り部へ搬送する原稿搬送
部と、一旦前記画像読み取り部に搬送された原稿を表裏
反転させて再び前記画像読み取り部へ前記原稿を搬送す
る原稿反転部とを設けた原稿搬送装置において、 並列複写モード時には、先行して給紙された 第1原稿を
前記画像読み取り部に搬送した後、前記原稿反転部によ
り表裏を反転させて1回目の表裏反転を行い、再び前記
画像読み取り部に搬送し、その後前記第1原稿が前記原
稿反転部により2回目の表裏反転を行うべく前記原稿反
転部内にいる間に、続いて給紙された第2原稿を先に前
記画像読み取り部に搬送し、しかるのち前記2回目の表
裏反転が行われた前記第1原稿を前記原稿反転部から前
記画像読み取り部に搬送することで、前記第2原稿と前
記第1原稿を前記画像読み取り部上に並列させることを
特徴とする原稿搬送装置。 - 【請求項2】 ページ順に載置された複数の原稿をペー
ジ順の大きい方から順番に給紙を行う原稿給紙部と、給
紙された前記原稿を画像読み取り部へ搬送する原稿搬送
部と、一旦前記画像読み取り部に搬送された原稿を表裏
反転させて再び前記画像読み取り部へ前記原稿を搬送す
る原稿反転部とを設けた原稿搬送装置において、 並列複写モード時には、先行して給紙された 第1原稿を
前記画像読み取り部を経由せずに直接前記原稿反転部に
給紙して一時待機させている間に、続いて給紙された第
2原稿を先に前記画像読み取り部に搬送し、しかるのち
前記第1原稿を前記原稿反転部から前記画像読み取り部
に搬送することで、前記第2原稿と前記第1原稿を前記
画像読み取り部上に並列させることを特徴とする原稿搬
送装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03175167A JP3109864B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 原稿搬送装置 |
US08/578,393 US5617196A (en) | 1990-08-29 | 1995-12-26 | Original feeding method with originals mounted side by side |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03175167A JP3109864B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 原稿搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519562A JPH0519562A (ja) | 1993-01-29 |
JP3109864B2 true JP3109864B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=15991438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03175167A Expired - Lifetime JP3109864B2 (ja) | 1990-08-29 | 1991-07-16 | 原稿搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109864B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP03175167A patent/JP3109864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0519562A (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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