JP2000151927A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被読取原稿の画像読取り前に平面サイズを判
定できる画像読取装置を提供すること。 【解決手段】 画像読取装置の制御部20には、原稿給
送部の入口に設置された被読取原稿の幅方向(主走査方
向)のサイズを検出する原稿幅検出用センサ33と、前
記原稿の幅方向のサイズに対応する長短いずれかの長さ
方向(副走査方向)サイズを設定する操作部29と、設
定された長さ方向のサイズを記憶するRAM25とを設
け、RAM25の所定のエリアには、幅方向のサイズと
長さ方向のサイズとを対応させたテ−ブルが格納され
る。CPU21は前記センサ33の検出信号とRAM2
5のテ−ブルを参照して原稿の平面サイズを判定する。
読取部30は原稿の画像を読取り、記録部32は原稿の
画デ−タを記録紙に記録する。
定できる画像読取装置を提供すること。 【解決手段】 画像読取装置の制御部20には、原稿給
送部の入口に設置された被読取原稿の幅方向(主走査方
向)のサイズを検出する原稿幅検出用センサ33と、前
記原稿の幅方向のサイズに対応する長短いずれかの長さ
方向(副走査方向)サイズを設定する操作部29と、設
定された長さ方向のサイズを記憶するRAM25とを設
け、RAM25の所定のエリアには、幅方向のサイズと
長さ方向のサイズとを対応させたテ−ブルが格納され
る。CPU21は前記センサ33の検出信号とRAM2
5のテ−ブルを参照して原稿の平面サイズを判定する。
読取部30は原稿の画像を読取り、記録部32は原稿の
画デ−タを記録紙に記録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機やファク
シミリ装置において、被読取原稿の平面サイズを判定す
る画像読取装置に関する。
シミリ装置において、被読取原稿の平面サイズを判定す
る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機や複写機能を併せ持つファクシミ
リ装置には、一般に、オ−トドキュメントフィ−ダ(A
DF)やフラットベッド型の読み取り用原稿載置台が備
え付けられている。ADFは、多数枚の被読取原稿を光
学読取系に連続自動給送して各原稿面から画像を連続的
に読み取るためのものである。
リ装置には、一般に、オ−トドキュメントフィ−ダ(A
DF)やフラットベッド型の読み取り用原稿載置台が備
え付けられている。ADFは、多数枚の被読取原稿を光
学読取系に連続自動給送して各原稿面から画像を連続的
に読み取るためのものである。
【0003】また、フラットベッド型の読み取り用原稿
載置台は、透明な原稿支持板としてのカバ−ガラスを有
しており、そのカバ−ガラス上の所定位置に利用者が被
読取原稿を一枚づつ載置し、それを光学読取系で読み取
らせている。このようなフラットベッド型の原稿載置台
を用いる読み取り方式は、一般にブック読み取りといわ
れている。原稿支持板としてのカバ−ガラスは、光学読
取系と共にフラットベッドスキャナ(FBS)を構成し
ている。
載置台は、透明な原稿支持板としてのカバ−ガラスを有
しており、そのカバ−ガラス上の所定位置に利用者が被
読取原稿を一枚づつ載置し、それを光学読取系で読み取
らせている。このようなフラットベッド型の原稿載置台
を用いる読み取り方式は、一般にブック読み取りといわ
れている。原稿支持板としてのカバ−ガラスは、光学読
取系と共にフラットベッドスキャナ(FBS)を構成し
ている。
【0004】画像を適切な記録紙に転写・記録するため
には、被読取原稿の平面サイズを正確に検知する必要が
ある。このため、被読取原稿の平面サイズを自動判別す
る目的で、ADFにおいては原稿給送部の入口側に紙面
の幅方向(主走査方向)のサイズを検出する複数のセン
サを所定ピッチで配設する。また、紙面の長さ方向(副
走査方向)のサイズを検出するセンサを原稿給送部の内
部に設け、各紙面検出センサからの信号を解析して被読
取原稿の平面サイズを判定している。
には、被読取原稿の平面サイズを正確に検知する必要が
ある。このため、被読取原稿の平面サイズを自動判別す
る目的で、ADFにおいては原稿給送部の入口側に紙面
の幅方向(主走査方向)のサイズを検出する複数のセン
サを所定ピッチで配設する。また、紙面の長さ方向(副
走査方向)のサイズを検出するセンサを原稿給送部の内
部に設け、各紙面検出センサからの信号を解析して被読
取原稿の平面サイズを判定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように従来のADFモ−ドで動作する画像読取装置にお
いては、紙面の副走査方向のサイズを検出するセンサを
原稿給送部の内部に設けているので、原稿が給送部内を
搬送された後でないと原稿の平面サイズが特定できない
ことになる。このため、記録紙の選択に時間がかかり、
また、被読取原稿の拡大、縮小の設定を行なう画像読取
装置においては、原稿読取り時に自動倍率設定ができな
いという問題があった。
ように従来のADFモ−ドで動作する画像読取装置にお
いては、紙面の副走査方向のサイズを検出するセンサを
原稿給送部の内部に設けているので、原稿が給送部内を
搬送された後でないと原稿の平面サイズが特定できない
ことになる。このため、記録紙の選択に時間がかかり、
また、被読取原稿の拡大、縮小の設定を行なう画像読取
装置においては、原稿読取り時に自動倍率設定ができな
いという問題があった。
【0006】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、ADFモ−ドの動作において、被読取原稿の
画像読取り前に平面サイズを判定できる画像読取装置の
提供を目的とする。
のであり、ADFモ−ドの動作において、被読取原稿の
画像読取り前に平面サイズを判定できる画像読取装置の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において画像読取装置を、被読取原稿の給送部
と、前記原稿の幅方向のサイズを検出する第1のセンサ
と、前記原稿の幅方向のサイズに対応して設定された長
さ方向のサイズを記憶する記憶部と、前記第1のセンサ
で検出された幅方向のサイズ及び記憶部に記憶されてい
る長さ方向のサイズから前記原稿の平面サイズを判定す
る判定部と、前記原稿の画像を読取る読取部と、前記原
稿の画デ−タを記録紙に記録する記録部とを備えた構成
とすることにより達成される。
係る発明において画像読取装置を、被読取原稿の給送部
と、前記原稿の幅方向のサイズを検出する第1のセンサ
と、前記原稿の幅方向のサイズに対応して設定された長
さ方向のサイズを記憶する記憶部と、前記第1のセンサ
で検出された幅方向のサイズ及び記憶部に記憶されてい
る長さ方向のサイズから前記原稿の平面サイズを判定す
る判定部と、前記原稿の画像を読取る読取部と、前記原
稿の画デ−タを記録紙に記録する記録部とを備えた構成
とすることにより達成される。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の画像読取装置において、前記記憶部には、前記原
稿の幅方向のサイズに対応して設定される異なるサイズ
の長さ方向のサイズのそれぞれの使用頻度情報が格納さ
れ、使用頻度の多いサイズを選択して設定される前記原
稿の長さ方向のサイズに基づいて、前記原稿の平面サイ
ズを判定することを特徴としている。
記載の画像読取装置において、前記記憶部には、前記原
稿の幅方向のサイズに対応して設定される異なるサイズ
の長さ方向のサイズのそれぞれの使用頻度情報が格納さ
れ、使用頻度の多いサイズを選択して設定される前記原
稿の長さ方向のサイズに基づいて、前記原稿の平面サイ
ズを判定することを特徴としている。
【0009】更に、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の画像読取装置において、前記給送
部内に設置される第2のセンサにより検出した前記原稿
の長さ方向のサイズと、前記記憶部に記憶されている長
さ方向のサイズが異なる場合には、前記原稿の画デ−タ
を記録紙に記録しない構成としている。
たは請求項2に記載の画像読取装置において、前記給送
部内に設置される第2のセンサにより検出した前記原稿
の長さ方向のサイズと、前記記憶部に記憶されている長
さ方向のサイズが異なる場合には、前記原稿の画デ−タ
を記録紙に記録しない構成としている。
【0010】請求項1に係る発明によれば、第1のセン
サで検出された幅方向のサイズ及び記憶部に記憶されて
いる長さ方向のサイズから、被読取原稿の画像読み取り
前に、当該原稿の平面サイズを判定している。このた
め、記録紙を迅速に選択でき、また、原稿読取り時の自
動倍率設定が支障なく行なえる。
サで検出された幅方向のサイズ及び記憶部に記憶されて
いる長さ方向のサイズから、被読取原稿の画像読み取り
前に、当該原稿の平面サイズを判定している。このた
め、記録紙を迅速に選択でき、また、原稿読取り時の自
動倍率設定が支障なく行なえる。
【0011】請求項2に係る発明によれば、使用頻度の
多いサイズを選択して設定される長さ方向のサイズに基
づいて前記原稿の平面サイズを判定している。このた
め、ユ−ザの使用状況の実情に沿って原稿の平面サイズ
の判定を行なうことができる。
多いサイズを選択して設定される長さ方向のサイズに基
づいて前記原稿の平面サイズを判定している。このた
め、ユ−ザの使用状況の実情に沿って原稿の平面サイズ
の判定を行なうことができる。
【0012】請求項3に係る発明によれば、原稿が原稿
給送部内を給送されたときに検出した実際の長さ方向の
サイズと、設定された長さ方向のサイズが相違する場合
には、原稿の画デ−タを記録紙に記録しない構成として
いるので、記録紙の無駄な使用を防止できる。
給送部内を給送されたときに検出した実際の長さ方向の
サイズと、設定された長さ方向のサイズが相違する場合
には、原稿の画デ−タを記録紙に記録しない構成として
いるので、記録紙の無駄な使用を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図2は本発明が適用される
画像読取装置の概略の側面図である。この画像読取装置
1は、コピ−・ファクシミリ複合機に具体化している。
図において、画像読取装置1は、装置ケ−ス2、押え蓋
3、原稿給送部4とを備えている。
て図面を参照して説明する。図2は本発明が適用される
画像読取装置の概略の側面図である。この画像読取装置
1は、コピ−・ファクシミリ複合機に具体化している。
図において、画像読取装置1は、装置ケ−ス2、押え蓋
3、原稿給送部4とを備えている。
【0014】装置ケ−ス2は光学読取系(OP)を内臓
する。光学読取系の詳細については図示を省略している
が、ステップモ−タで駆動される移動フレ−ムに光源と
なるランプ9及び反射ミラ−を取付け、集光レンズと画
像読み取り用の撮像素子(CCD)を装置ケ−ス2内に
固設した構成としている。光源となるランプ9は矢視S
方向に水平方向に往復動する。
する。光学読取系の詳細については図示を省略している
が、ステップモ−タで駆動される移動フレ−ムに光源と
なるランプ9及び反射ミラ−を取付け、集光レンズと画
像読み取り用の撮像素子(CCD)を装置ケ−ス2内に
固設した構成としている。光源となるランプ9は矢視S
方向に水平方向に往復動する。
【0015】装置ケ−ス2の上面には、FBSモ−ドで
使用する際に被読取原稿を載置するための支持板として
透明なカバ−ガラス8が取り付けられている。カバ−ガ
ラス8は、前記光学読取系の移動フレ−ムに取り付けら
れた光源となるランプ9及び反射ミラ−と共にFBSを
構成する。
使用する際に被読取原稿を載置するための支持板として
透明なカバ−ガラス8が取り付けられている。カバ−ガ
ラス8は、前記光学読取系の移動フレ−ムに取り付けら
れた光源となるランプ9及び反射ミラ−と共にFBSを
構成する。
【0016】押え蓋3は、基板5、給紙トレイ6、排出
トレイ7とを備え、装置ケ−ス2の上面端部にヒンジ機
構により開閉可能に取付けられている。すなわち、押え
蓋3はカバ−ガラス8に対して開閉動作する開閉板とし
て作用する。原稿給送部4はADFの主要な構成部分で
あり、給紙トレイ6の被読取原稿を取り込んで反転させ
る。続いて、被読取原稿は原稿給送部4内を搬送され
て、透光板上を通過する際に被読取原稿の画像が光学読
取系で読み込まれ、排出トレイ7に排出される。
トレイ7とを備え、装置ケ−ス2の上面端部にヒンジ機
構により開閉可能に取付けられている。すなわち、押え
蓋3はカバ−ガラス8に対して開閉動作する開閉板とし
て作用する。原稿給送部4はADFの主要な構成部分で
あり、給紙トレイ6の被読取原稿を取り込んで反転させ
る。続いて、被読取原稿は原稿給送部4内を搬送され
て、透光板上を通過する際に被読取原稿の画像が光学読
取系で読み込まれ、排出トレイ7に排出される。
【0017】次に、ADFの主要な構成部分である原稿
給送部4について説明する。原稿給送部4の入口には、
原稿幅検出用センサ33が所定のピッチで設置されてい
る。原稿給送部4内には、給紙トレイ6上の最上部の被
読取原稿を取り込むための給送ロ−ラ4aと分離ロ−ラ
4bが設けられている。また、給送ロ−ラ4aの側方に
は給紙補助ロ−ラ4cが設けられており、ベルト4dに
より給送ロ−ラ4aからの駆動力が伝達される。
給送部4について説明する。原稿給送部4の入口には、
原稿幅検出用センサ33が所定のピッチで設置されてい
る。原稿給送部4内には、給紙トレイ6上の最上部の被
読取原稿を取り込むための給送ロ−ラ4aと分離ロ−ラ
4bが設けられている。また、給送ロ−ラ4aの側方に
は給紙補助ロ−ラ4cが設けられており、ベルト4dに
より給送ロ−ラ4aからの駆動力が伝達される。
【0018】給紙補助ロ−ラ4cは、給送ロ−ラ4aの
回転に伴ってベルト4dから駆動力が伝達されて給送ロ
−ラ4aと同方向に回転すると共に、下降して給紙トレ
イ6上の最上部にある被読取原稿の上面に当接して、給
送ロ−ラ4aによる紙送りを補助する。給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bの下流側には搬送ロ−ラ4eと一対の
従動ロ−ラ4f、4gが設けられている。
回転に伴ってベルト4dから駆動力が伝達されて給送ロ
−ラ4aと同方向に回転すると共に、下降して給紙トレ
イ6上の最上部にある被読取原稿の上面に当接して、給
送ロ−ラ4aによる紙送りを補助する。給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bの下流側には搬送ロ−ラ4eと一対の
従動ロ−ラ4f、4gが設けられている。
【0019】ADFモ−ドにおいては、給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bにより原稿給送部4内に取り込まれた
被読取原稿は、搬送ロ−ラ4eと一対の従動ロ−ラ4
f、4g間に挟持されつつ搬送されて反転させられた後
に、透光板4k上を通過する。この透光板4kを通して
被読取原稿の画像が光学読取系で読み取られる。
と分離ロ−ラ4bにより原稿給送部4内に取り込まれた
被読取原稿は、搬送ロ−ラ4eと一対の従動ロ−ラ4
f、4g間に挟持されつつ搬送されて反転させられた後
に、透光板4k上を通過する。この透光板4kを通して
被読取原稿の画像が光学読取系で読み取られる。
【0020】透光板4k上を通過した被読取原稿は、一
対の排出ロ−ラ4h、4iによって搬送され、排出口4
jより排出トレイ7上に排出される。従動ロ−ラ4fの
下部には、原稿長さ検出用センサ31が設置されてい
る。前記センサ31は、例えばフィラ−センサを使用
し、原稿通過時にオンする構成としている。原稿長さ検
出用センサ31の作用については後述する。
対の排出ロ−ラ4h、4iによって搬送され、排出口4
jより排出トレイ7上に排出される。従動ロ−ラ4fの
下部には、原稿長さ検出用センサ31が設置されてい
る。前記センサ31は、例えばフィラ−センサを使用
し、原稿通過時にオンする構成としている。原稿長さ検
出用センサ31の作用については後述する。
【0021】図1は本発明の画像読取装置の制御部を示
す概略のブロック図である。次にこのブロック図につい
て説明する。制御部20には、中央処理装置(CPU)
21、ネットワ−クコントロ−ルユニット(NCU)2
2、モデム23、画像メモリ24、RAM25、ROM
26、時計部27、表示部28、操作部29、読取部3
0、原稿長さ検出用センサ31、記録部32、原稿幅検
出用センサ33が設けられている。
す概略のブロック図である。次にこのブロック図につい
て説明する。制御部20には、中央処理装置(CPU)
21、ネットワ−クコントロ−ルユニット(NCU)2
2、モデム23、画像メモリ24、RAM25、ROM
26、時計部27、表示部28、操作部29、読取部3
0、原稿長さ検出用センサ31、記録部32、原稿幅検
出用センサ33が設けられている。
【0022】ネットワ−クコントロ−ルユニット(NC
U)22は、電話回線Lの閉結及び開放を制御すると共
に、相手先のファックス番号に対応したダイヤルパルス
の送出及び着信を検出する。モデム23は送受信デ−タ
の変調及び復調を行う。画像メモリ24は、受信画デ−
タや光学読取系で読み取られた画デ−タ(イメ−ジデ−
タ)を一時的に記憶する。
U)22は、電話回線Lの閉結及び開放を制御すると共
に、相手先のファックス番号に対応したダイヤルパルス
の送出及び着信を検出する。モデム23は送受信デ−タ
の変調及び復調を行う。画像メモリ24は、受信画デ−
タや光学読取系で読み取られた画デ−タ(イメ−ジデ−
タ)を一時的に記憶する。
【0023】RAM25は、制御プログラムに従う演算
処理で得られた一時的なデ−タ等を保管する作業エリア
として機能する。また、RAM25には図3に示されて
いるような原稿サイズ設定用のテ−ブルが格納されてい
る。ROM26は、本機の動作制御に必要な各種の制御
プログラムを記憶する。この制御プログラムには、原稿
サイズ判定処理ル−チンも含まれている。
処理で得られた一時的なデ−タ等を保管する作業エリア
として機能する。また、RAM25には図3に示されて
いるような原稿サイズ設定用のテ−ブルが格納されてい
る。ROM26は、本機の動作制御に必要な各種の制御
プログラムを記憶する。この制御プログラムには、原稿
サイズ判定処理ル−チンも含まれている。
【0024】時計部27は現在時刻をカウントし、時計
部27の出力を用いて受信した原稿にその時点の時刻が
印字される。表示部28は液晶表示パネルや発光ダイオ
−ド(LED)を備えており、装置の作動状態等の各種
情報の表示を行う。また、表示部28には、原稿サイズ
の入力を自動入力とするか、または手動入力とするかを
選択して切り替えるマ−クが表示されている。
部27の出力を用いて受信した原稿にその時点の時刻が
印字される。表示部28は液晶表示パネルや発光ダイオ
−ド(LED)を備えており、装置の作動状態等の各種
情報の表示を行う。また、表示部28には、原稿サイズ
の入力を自動入力とするか、または手動入力とするかを
選択して切り替えるマ−クが表示されている。
【0025】操作部29はテンキ−、コピ−/通信キ
−、スタ−トキ−等の装置の操作に必要な各種キ−を備
えている。コピ−/通信キ−は、コピ−・ファクシミリ
複合機をコピ−モ−ドとファクシミリ通信モ−ドとの間
で機能選択するためのものである。読取部30は光学読
取系で構成される。原稿長さ検出用センサ31は、前記
のように原稿の副走査方向のサイズを検出する。
−、スタ−トキ−等の装置の操作に必要な各種キ−を備
えている。コピ−/通信キ−は、コピ−・ファクシミリ
複合機をコピ−モ−ドとファクシミリ通信モ−ドとの間
で機能選択するためのものである。読取部30は光学読
取系で構成される。原稿長さ検出用センサ31は、前記
のように原稿の副走査方向のサイズを検出する。
【0026】記録部32は電子写真方式のプリンタより
なり、受信画デ−タや光学読取系で読み取られた画デ−
タを、図示しない給紙カセットから供給される定形サイ
ズの記録紙上に記録する。原稿幅検出用センサ33は、
前記のように原稿の主走査方向のサイズを検出する。
なり、受信画デ−タや光学読取系で読み取られた画デ−
タを、図示しない給紙カセットから供給される定形サイ
ズの記録紙上に記録する。原稿幅検出用センサ33は、
前記のように原稿の主走査方向のサイズを検出する。
【0027】ところで、本発明が対象としている画像読
取装置において、定形サイズの記録紙を使用する場合
に、原稿の主走査方向のサイズに対応する副走査方向の
サイズには、長さが長いものと短いものの二種類のサイ
ズが含まれる。例えば、A4サイズに対応する副走査方
向の長さが長い原稿はA4サイズであり、副走査方向の
長さが短い原稿はA4Rサイズである。
取装置において、定形サイズの記録紙を使用する場合
に、原稿の主走査方向のサイズに対応する副走査方向の
サイズには、長さが長いものと短いものの二種類のサイ
ズが含まれる。例えば、A4サイズに対応する副走査方
向の長さが長い原稿はA4サイズであり、副走査方向の
長さが短い原稿はA4Rサイズである。
【0028】このように、画像読取装置は、主走査方向
のサイズが同一で副走査方向のサイズが長短異なる二種
類の原稿に対応した記録紙が使用される。しかしなが
ら、ユ−ザにとっては前記原稿の副走査方向のサイズに
対応する記録紙に関して、長短いずれかのサイズの記録
紙を使用する頻度が高く、他方のサイズの記録紙は殆ど
使用されないのが通例である。
のサイズが同一で副走査方向のサイズが長短異なる二種
類の原稿に対応した記録紙が使用される。しかしなが
ら、ユ−ザにとっては前記原稿の副走査方向のサイズに
対応する記録紙に関して、長短いずれかのサイズの記録
紙を使用する頻度が高く、他方のサイズの記録紙は殆ど
使用されないのが通例である。
【0029】本発明は、このようなユ−ザの記録紙選択
の実情に着目して、原稿の読取り前に原稿のサイズを判
定している。すなわち、原稿の主走査方向のサイズが同
一で副走査方向のサイズが長短異なる場合において、原
稿の副走査方向の長さについては使用頻度の多いサイズ
を予めユ−ザが設定しておく。原稿の主走査方向のサイ
ズがセンサにより検出されると、副走査方向の長さはユ
−ザが予め設定しているので、原稿の平面サイズを自動
的に判定することができる。
の実情に着目して、原稿の読取り前に原稿のサイズを判
定している。すなわち、原稿の主走査方向のサイズが同
一で副走査方向のサイズが長短異なる場合において、原
稿の副走査方向の長さについては使用頻度の多いサイズ
を予めユ−ザが設定しておく。原稿の主走査方向のサイ
ズがセンサにより検出されると、副走査方向の長さはユ
−ザが予め設定しているので、原稿の平面サイズを自動
的に判定することができる。
【0030】本発明は、このようにして原稿の平面サイ
ズを判定することを基本的な構成としている。このた
め、操作部29にはユ−ザが主として使用する副走査方
向のサイズの長短を設定するサイズ設定キ−が設けられ
ている。また、このサイズ設定キ−により原稿の副走査
方向のサイズの長短が設定されると、設定された副走査
方向のサイズを主走査方向のサイズと対応させたテ−ブ
ルに記憶させている。
ズを判定することを基本的な構成としている。このた
め、操作部29にはユ−ザが主として使用する副走査方
向のサイズの長短を設定するサイズ設定キ−が設けられ
ている。また、このサイズ設定キ−により原稿の副走査
方向のサイズの長短が設定されると、設定された副走査
方向のサイズを主走査方向のサイズと対応させたテ−ブ
ルに記憶させている。
【0031】図3は、前記のように原稿サイズを判定す
るためにRAM25に記憶されるテ−ブルの一例を示す
説明図である。図の例では、主走査方向のサイズとし
て、A3、B4、A4の各サイズが規定されている。こ
の主走査方向の各サイズに対応して、副走査方向の設定
欄には「短」、「長」の二種類のサイズを記憶するエリ
アが設けられている。
るためにRAM25に記憶されるテ−ブルの一例を示す
説明図である。図の例では、主走査方向のサイズとし
て、A3、B4、A4の各サイズが規定されている。こ
の主走査方向の各サイズに対応して、副走査方向の設定
欄には「短」、「長」の二種類のサイズを記憶するエリ
アが設けられている。
【0032】例えば、主走査方向のサイズがA3の場合
であれば、「短」の欄にはA4R、すなわちA4サイズ
の原稿を横向きにして原稿給送部で搬送する場合の副走
査方向のサイズが設定される。また、「長」の欄には副
走査方向のサイズがA3サイズのものが設定される。
であれば、「短」の欄にはA4R、すなわちA4サイズ
の原稿を横向きにして原稿給送部で搬送する場合の副走
査方向のサイズが設定される。また、「長」の欄には副
走査方向のサイズがA3サイズのものが設定される。
【0033】このように、副走査方向の設定欄には、
「長」の欄には主走査方向の欄に記憶されているサイズ
がそのまま設定された場合に、「短」の欄には主走査方
向の欄に記憶されているサイズの半分の長さのサイズが
設定された場合に、該当欄にユ−ザの設定が書き込まれ
ることになる。
「長」の欄には主走査方向の欄に記憶されているサイズ
がそのまま設定された場合に、「短」の欄には主走査方
向の欄に記憶されているサイズの半分の長さのサイズが
設定された場合に、該当欄にユ−ザの設定が書き込まれ
ることになる。
【0034】また、副走査方向の設定欄には「短」、
「長」のそれぞれのサイズに対応して「回数」欄を設け
ている。この回数の欄には、該当のサイズがユ−ザによ
り指定される毎にカウントされて累積の指定回数が書き
込まれて更新される。このように指定回数の欄を設定し
ておくことにより、副走査方向のサイズに関して使用頻
度の高い原稿サイズを優先して指定を行なうことが可能
となる。
「長」のそれぞれのサイズに対応して「回数」欄を設け
ている。この回数の欄には、該当のサイズがユ−ザによ
り指定される毎にカウントされて累積の指定回数が書き
込まれて更新される。このように指定回数の欄を設定し
ておくことにより、副走査方向のサイズに関して使用頻
度の高い原稿サイズを優先して指定を行なうことが可能
となる。
【0035】図4は、副走査方向のサイズの長短を設定
する処理手順を示すフロ−チャ−トである。次にこのフ
ロ−チャ−トについて説明する。
する処理手順を示すフロ−チャ−トである。次にこのフ
ロ−チャ−トについて説明する。
【0036】(1)ステップS1で処理プログラムをス
タ−トし、ステップS2でADFのコピ−モ−ドの動作
を開始する。次にステップS3で給紙トレイに原稿をセ
ットし、ステップS4で原稿サイズ判断の処理を行な
う。ステップS4の原稿サイズ判断のサブル−チン処理
については、図5、図6のフロ−チャ−トにより説明す
る。
タ−トし、ステップS2でADFのコピ−モ−ドの動作
を開始する。次にステップS3で給紙トレイに原稿をセ
ットし、ステップS4で原稿サイズ判断の処理を行な
う。ステップS4の原稿サイズ判断のサブル−チン処理
については、図5、図6のフロ−チャ−トにより説明す
る。
【0037】(2)続いて、ステップS5ではセットさ
れた原稿の画像を光学読取り系による読取り処理を実行
する。次に、ステップS6でステップS4のサブル−チ
ン処理により判定した原稿の平面サイズに対応する記録
紙を、所定のトレイから繰り出す動作を開始する。
れた原稿の画像を光学読取り系による読取り処理を実行
する。次に、ステップS6でステップS4のサブル−チ
ン処理により判定した原稿の平面サイズに対応する記録
紙を、所定のトレイから繰り出す動作を開始する。
【0038】(3)続いてステップS7では、ステップ
S5の処理で読取った原稿長と、ステップS4のサブル
−チン処理で判断した原稿長は等しいかどうかを判定す
る。この処理は、原稿長さ検出用センサ31により検出
された原稿の副走査方向のサイズと、ユ−ザにより設定
された副走査方向のサイズとが一致しているかどうかを
判定するものである。
S5の処理で読取った原稿長と、ステップS4のサブル
−チン処理で判断した原稿長は等しいかどうかを判定す
る。この処理は、原稿長さ検出用センサ31により検出
された原稿の副走査方向のサイズと、ユ−ザにより設定
された副走査方向のサイズとが一致しているかどうかを
判定するものである。
【0039】(4)ステップS7の判定結果がYES
(以下、Yと略記する)であれば、ステップS8でこの
ときの原稿サイズを記憶し、ステップS9で該当するサ
イズの記録紙に原稿の画デ−タをプリントし、ステップ
S10で当該記録紙サイズの使用回数を加算して図3の
テ−ブルの回数欄に書き込む。次にステップS13で処
理プログラムを終了する。
(以下、Yと略記する)であれば、ステップS8でこの
ときの原稿サイズを記憶し、ステップS9で該当するサ
イズの記録紙に原稿の画デ−タをプリントし、ステップ
S10で当該記録紙サイズの使用回数を加算して図3の
テ−ブルの回数欄に書き込む。次にステップS13で処
理プログラムを終了する。
【0040】(5)ステップS7の判定結果がNO(以
下、Nと略記する)であれば、続いてステップS11で
エラ−処理を実行し、ステップS12でエラ−の回数を
加算する。この場合には、記録紙を選択して原稿の画デ
−タをプリントする処理は行なわず、記録紙は排出され
ない。上記の処理を経てステップS13でこの処理プロ
グラムを終了する。
下、Nと略記する)であれば、続いてステップS11で
エラ−処理を実行し、ステップS12でエラ−の回数を
加算する。この場合には、記録紙を選択して原稿の画デ
−タをプリントする処理は行なわず、記録紙は排出され
ない。上記の処理を経てステップS13でこの処理プロ
グラムを終了する。
【0041】図5、図6は、原稿のサイズ判定のサブル
−チン処理の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次
にこのフロ−チャ−トについて説明する。
−チン処理の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次
にこのフロ−チャ−トについて説明する。
【0042】(1)ステップS21で原稿のサイズ判定
の処理プログラムをスタ−トし、次にステップS22で
主走査幅はA4サイズかどうかを判定する。この判定結
果がYであれば続いてステップS23の処理に進む。ス
テップS23の処理においては、図3のテ−ブルに、主
走査幅(主走査方向のサイズ)がA4サイズに対応する
副走査幅(副走査方向のサイズ)の設定が、「長い」と
設定されているかどうかを判定する。この判定結果がY
であればステップS24で原稿サイズはA4サイズであ
ると判定し、ステップS33でサブル−チン処理を終了
する。
の処理プログラムをスタ−トし、次にステップS22で
主走査幅はA4サイズかどうかを判定する。この判定結
果がYであれば続いてステップS23の処理に進む。ス
テップS23の処理においては、図3のテ−ブルに、主
走査幅(主走査方向のサイズ)がA4サイズに対応する
副走査幅(副走査方向のサイズ)の設定が、「長い」と
設定されているかどうかを判定する。この判定結果がY
であればステップS24で原稿サイズはA4サイズであ
ると判定し、ステップS33でサブル−チン処理を終了
する。
【0043】(2)ステップS23の判定結果がNの場
合には、原稿の副走査方向のサイズは、A5サイズを横
向きにしたA5Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはA4サイズと同じで、
副走査方向のサイズはA4サイズの1/2であるA5サ
イズであると判定することになる。次に、ステップS3
3でサブル−チン処理を終了する。
合には、原稿の副走査方向のサイズは、A5サイズを横
向きにしたA5Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはA4サイズと同じで、
副走査方向のサイズはA4サイズの1/2であるA5サ
イズであると判定することになる。次に、ステップS3
3でサブル−チン処理を終了する。
【0044】(3)ステップS22の判定結果がNで、
原稿幅検出用センサ33により検出された原稿の主走査
幅がA4サイズではないと判定されると、次にステップ
S26で原稿の主走査幅はB4であるかどうかを判定す
る。ステップS26の判定結果がYであれば、次に、ス
テップS27の処理においては、図3のテ−ブルに、主
走査幅がB4サイズに対応する副走査幅の設定が「長
い」と設定されているかどうかを判定する。この判定結
果がYであれば、ステップS28で原稿サイズはB4サ
イズであると判定し、ステップS33でサブル−チン処
理を終了する。
原稿幅検出用センサ33により検出された原稿の主走査
幅がA4サイズではないと判定されると、次にステップ
S26で原稿の主走査幅はB4であるかどうかを判定す
る。ステップS26の判定結果がYであれば、次に、ス
テップS27の処理においては、図3のテ−ブルに、主
走査幅がB4サイズに対応する副走査幅の設定が「長
い」と設定されているかどうかを判定する。この判定結
果がYであれば、ステップS28で原稿サイズはB4サ
イズであると判定し、ステップS33でサブル−チン処
理を終了する。
【0045】(4)ステップS27の判定結果がNの場
合には、原稿の副走査方向のサイズは、B5サイズを横
向きにしたB5Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはB4サイズと同じで、
副走査方向のサイズはB4サイズの1/2であるB5サ
イズであると判定することになる。次に、ステップS3
3でサブル−チン処理を終了する。
合には、原稿の副走査方向のサイズは、B5サイズを横
向きにしたB5Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはB4サイズと同じで、
副走査方向のサイズはB4サイズの1/2であるB5サ
イズであると判定することになる。次に、ステップS3
3でサブル−チン処理を終了する。
【0046】(5)ステップS26の判定結果がNで、
原稿幅検出センサ33により検出された原稿の主走査幅
がA4サイズではなく、B4サイズでもないと判定され
ると、図3のようにテ−ブルを設定している場合には、
原稿の主走査幅はA3サイズであると自動的に判定され
る。図3のテ−ブルに設定されていない(ユ−ザが使用
頻度が低いため設定していない)A5サイズ、B5サイ
ズは、原稿のサイズ判定の対象外としている。
原稿幅検出センサ33により検出された原稿の主走査幅
がA4サイズではなく、B4サイズでもないと判定され
ると、図3のようにテ−ブルを設定している場合には、
原稿の主走査幅はA3サイズであると自動的に判定され
る。図3のテ−ブルに設定されていない(ユ−ザが使用
頻度が低いため設定していない)A5サイズ、B5サイ
ズは、原稿のサイズ判定の対象外としている。
【0047】(6)次に、ステップS30の処理におい
ては、図3のテ−ブルに、主走査幅がA3サイズに対応
する副走査幅の設定が「長い」と設定されているかどう
かを判定する。この判定結果がYであれば、ステップS
31で原稿サイズはA3サイズであると判定し、ステッ
プS33でサブル−チン処理を終了する。
ては、図3のテ−ブルに、主走査幅がA3サイズに対応
する副走査幅の設定が「長い」と設定されているかどう
かを判定する。この判定結果がYであれば、ステップS
31で原稿サイズはA3サイズであると判定し、ステッ
プS33でサブル−チン処理を終了する。
【0048】(7)ステップS30の判定結果がNの場
合には、原稿の副走査方向のサイズは、A4サイズを横
向きにしたA4Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはA3サイズと同じで、
副走査方向のサイズはA3サイズの1/2であるサイズ
であるA4Rサイズと判定することになる。次に、ステ
ップS33でサブル−チン処理を終了する。
合には、原稿の副走査方向のサイズは、A4サイズを横
向きにしたA4Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはA3サイズと同じで、
副走査方向のサイズはA3サイズの1/2であるサイズ
であるA4Rサイズと判定することになる。次に、ステ
ップS33でサブル−チン処理を終了する。
【0049】本発明においては、図3のテ−ブルに示す
ように、原稿の副走査方向の長短のサイズが設定される
毎に、その使用頻度の累積回数を格納している。原稿の
主走査方向のサイズに対応する副走査方向の長短のサイ
ズの使用頻度は、ユ−ザによって特定のサイズに集中す
る傾向にある。
ように、原稿の副走査方向の長短のサイズが設定される
毎に、その使用頻度の累積回数を格納している。原稿の
主走査方向のサイズに対応する副走査方向の長短のサイ
ズの使用頻度は、ユ−ザによって特定のサイズに集中す
る傾向にある。
【0050】このような、テ−ブルに格納されている前
記長短のサイズの使用頻度がユ−ザ毎に異なる傾向にあ
ることに着目し、図4、図5で説明した構成とは異なる
構成とすることもできる。この場合には、原稿の副走査
方向の長短のサイズを設定することに代えて、テ−ブル
に格納されている前記使用頻度を用いて、被読取り原稿
の副走査方向のサイズを自動的に設定し、前記原稿の平
面サイズを判定する構成とするものである。
記長短のサイズの使用頻度がユ−ザ毎に異なる傾向にあ
ることに着目し、図4、図5で説明した構成とは異なる
構成とすることもできる。この場合には、原稿の副走査
方向の長短のサイズを設定することに代えて、テ−ブル
に格納されている前記使用頻度を用いて、被読取り原稿
の副走査方向のサイズを自動的に設定し、前記原稿の平
面サイズを判定する構成とするものである。
【0051】図4、図5のフロ−チャ−トにおいて、ス
テップS23、ステップS27、ステップS30の各処
理においては、前記したように図3のテ−ブルで、原稿
の主走査幅に対応して設定された副走査幅を参照する。
そして、センサで検出された主走査幅とテ−ブルに設定
された副走査幅を参照することによって原稿の平面サイ
ズを判定している。
テップS23、ステップS27、ステップS30の各処
理においては、前記したように図3のテ−ブルで、原稿
の主走査幅に対応して設定された副走査幅を参照する。
そして、センサで検出された主走査幅とテ−ブルに設定
された副走査幅を参照することによって原稿の平面サイ
ズを判定している。
【0052】これに対して、前記テ−ブルに格納されて
いる原稿の副走査方向の長短のサイズの使用頻度を用い
る構成では、これらのステップS23、ステップS2
7、ステップS30の各処理は、テ−ブルの使用回数欄
を参照して、原稿の副走査方向の長短いずれのサイズの
設定回数が多いかを判定し、多い方のサイズを副走査幅
として選択する処理とするものである。このような処理
による原稿の平面サイズの判定は、ユ−ザが通常使用し
ている原稿サイズはどのような大きさか、その実情に沿
った処理となる。
いる原稿の副走査方向の長短のサイズの使用頻度を用い
る構成では、これらのステップS23、ステップS2
7、ステップS30の各処理は、テ−ブルの使用回数欄
を参照して、原稿の副走査方向の長短いずれのサイズの
設定回数が多いかを判定し、多い方のサイズを副走査幅
として選択する処理とするものである。このような処理
による原稿の平面サイズの判定は、ユ−ザが通常使用し
ている原稿サイズはどのような大きさか、その実情に沿
った処理となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、第1のセンサで検出された幅方向のサイズ
及び記憶部に記憶されている長さ方向のサイズから、被
読取原稿の画像読み取り前に、当該原稿の平面サイズを
判定している。このため、記録紙を迅速に選択でき、ま
た、原稿読取り時の自動倍率設定が支障なく行なえる。
明によれば、第1のセンサで検出された幅方向のサイズ
及び記憶部に記憶されている長さ方向のサイズから、被
読取原稿の画像読み取り前に、当該原稿の平面サイズを
判定している。このため、記録紙を迅速に選択でき、ま
た、原稿読取り時の自動倍率設定が支障なく行なえる。
【0054】また、請求項2に係る発明によれば、使用
頻度の多いサイズを選択して設定される長さ方向のサイ
ズに基づいて前記原稿の平面サイズを判定している。こ
のため、ユ−ザの使用状況の実情に沿って原稿の平面サ
イズの判定を行なうことができる。
頻度の多いサイズを選択して設定される長さ方向のサイ
ズに基づいて前記原稿の平面サイズを判定している。こ
のため、ユ−ザの使用状況の実情に沿って原稿の平面サ
イズの判定を行なうことができる。
【0055】更に、請求項3に係る発明によれば、請求
項3に係る発明によれば、原稿が原稿給送部内を給送さ
れたときに検出した実際の長さ方向のサイズと、設定さ
れた長さ方向のサイズが相違する場合には、原稿の画デ
−タを記録紙に記録しない構成としているので、記録紙
の無駄な使用を防止できる。
項3に係る発明によれば、原稿が原稿給送部内を給送さ
れたときに検出した実際の長さ方向のサイズと、設定さ
れた長さ方向のサイズが相違する場合には、原稿の画デ
−タを記録紙に記録しない構成としているので、記録紙
の無駄な使用を防止できる。
【図1】本発明の実施の形態の画像読取装置の制御部の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】画像読取装置の概略の断面図である。
【図3】原稿サイズの判定用にメモリに記憶されるテ−
ブルの例を示す説明図である。
ブルの例を示す説明図である。
【図4】原稿の副走査方向のサイズの長短を設定する処
理手順を示すフロ−チャ−トである。
理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図5】原稿のサイズ判定のサブル−チン処理の手順を
示すフロ−チャ−トである。
示すフロ−チャ−トである。
【図6】原稿のサイズ判定のサブル−チン処理の手順を
示すフロ−チャ−トである。
示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】 1 画像読取装置 2 本体ケ−ス 3 押え蓋 4 原稿給送部 5 基板 6 給紙トレイ 7 排出トレイ 8 カバ−ガラス 9 光源となるランプ 20 制御部 21 中央処理部(CPU) 25 RAM 29 操作部 30 読取部 31 原稿長さ検出用センサ 32 記録部 33 原稿幅検出用センサ OP 光学読取系
Claims (3)
- 【請求項1】 被読取原稿の給送部と、前記原稿の幅方
向のサイズを検出する第1のセンサと、前記原稿の幅方
向のサイズに対応して設定された長さ方向のサイズを記
憶する記憶部と、前記第1のセンサで検出された幅方向
のサイズ及び記憶部に記憶されている長さ方向のサイズ
から前記原稿の平面サイズを判定する判定部と、前記原
稿の画像を読取る読取部と、前記原稿の画デ−タを記録
紙に記録する記録部とを備えたことを特徴とする画像読
取装置。 - 【請求項2】 前記記憶部には、前記原稿の幅方向のサ
イズに対応して設定される異なるサイズの長さ方向のサ
イズのそれぞれの使用頻度情報が格納され、使用頻度の
多いサイズを選択して設定される前記原稿の長さ方向の
サイズに基づいて、前記原稿の平面サイズを判定するこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 - 【請求項3】 前記給送部内に設置される第2のセンサ
により検出した前記原稿の長さ方向のサイズと、前記記
憶部に記憶されている長さ方向のサイズが異なる場合に
は、前記原稿の画デ−タを記録紙に記録しない構成とし
た請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10325054A JP2000151927A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10325054A JP2000151927A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000151927A true JP2000151927A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18172644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10325054A Pending JP2000151927A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000151927A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100451835B1 (ko) * | 2002-08-17 | 2004-10-08 | 주식회사 웰텍시스템 | 프린터 후처리장치의 급지 감지장치 및 급지 자세 판단제어방법 |
JP2006165833A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Murata Mach Ltd | 画像読取装置 |
JP2013145946A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像読取装置及び画像形成装置 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10325054A patent/JP2000151927A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100451835B1 (ko) * | 2002-08-17 | 2004-10-08 | 주식회사 웰텍시스템 | 프린터 후처리장치의 급지 감지장치 및 급지 자세 판단제어방법 |
JP2006165833A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Murata Mach Ltd | 画像読取装置 |
JP2013145946A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像読取装置及び画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040601 |
|
A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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