JP2000151927A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000151927A
JP2000151927A JP10325054A JP32505498A JP2000151927A JP 2000151927 A JP2000151927 A JP 2000151927A JP 10325054 A JP10325054 A JP 10325054A JP 32505498 A JP32505498 A JP 32505498A JP 2000151927 A JP2000151927 A JP 2000151927A
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Tetsuji Yamaguchi
哲治 山口
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被読取原稿の画像読取り前に平面サイズを判
定できる画像読取装置を提供すること。 【解決手段】 画像読取装置の制御部20には、原稿給
送部の入口に設置された被読取原稿の幅方向(主走査方
向)のサイズを検出する原稿幅検出用センサ33と、前
記原稿の幅方向のサイズに対応する長短いずれかの長さ
方向(副走査方向)サイズを設定する操作部29と、設
定された長さ方向のサイズを記憶するRAM25とを設
け、RAM25の所定のエリアには、幅方向のサイズと
長さ方向のサイズとを対応させたテ−ブルが格納され
る。CPU21は前記センサ33の検出信号とRAM2
5のテ−ブルを参照して原稿の平面サイズを判定する。
読取部30は原稿の画像を読取り、記録部32は原稿の
画デ−タを記録紙に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機やファク
シミリ装置において、被読取原稿の平面サイズを判定す
る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機や複写機能を併せ持つファクシミ
リ装置には、一般に、オ−トドキュメントフィ−ダ(A
DF)やフラットベッド型の読み取り用原稿載置台が備
え付けられている。ADFは、多数枚の被読取原稿を光
学読取系に連続自動給送して各原稿面から画像を連続的
に読み取るためのものである。
【0003】また、フラットベッド型の読み取り用原稿
載置台は、透明な原稿支持板としてのカバ−ガラスを有
しており、そのカバ−ガラス上の所定位置に利用者が被
読取原稿を一枚づつ載置し、それを光学読取系で読み取
らせている。このようなフラットベッド型の原稿載置台
を用いる読み取り方式は、一般にブック読み取りといわ
れている。原稿支持板としてのカバ−ガラスは、光学読
取系と共にフラットベッドスキャナ(FBS)を構成し
ている。
【0004】画像を適切な記録紙に転写・記録するため
には、被読取原稿の平面サイズを正確に検知する必要が
ある。このため、被読取原稿の平面サイズを自動判別す
る目的で、ADFにおいては原稿給送部の入口側に紙面
の幅方向(主走査方向)のサイズを検出する複数のセン
サを所定ピッチで配設する。また、紙面の長さ方向(副
走査方向)のサイズを検出するセンサを原稿給送部の内
部に設け、各紙面検出センサからの信号を解析して被読
取原稿の平面サイズを判定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように従来のADFモ−ドで動作する画像読取装置にお
いては、紙面の副走査方向のサイズを検出するセンサを
原稿給送部の内部に設けているので、原稿が給送部内を
搬送された後でないと原稿の平面サイズが特定できない
ことになる。このため、記録紙の選択に時間がかかり、
また、被読取原稿の拡大、縮小の設定を行なう画像読取
装置においては、原稿読取り時に自動倍率設定ができな
いという問題があった。
【0006】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、ADFモ−ドの動作において、被読取原稿の
画像読取り前に平面サイズを判定できる画像読取装置の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において画像読取装置を、被読取原稿の給送部
と、前記原稿の幅方向のサイズを検出する第1のセンサ
と、前記原稿の幅方向のサイズに対応して設定された長
さ方向のサイズを記憶する記憶部と、前記第1のセンサ
で検出された幅方向のサイズ及び記憶部に記憶されてい
る長さ方向のサイズから前記原稿の平面サイズを判定す
る判定部と、前記原稿の画像を読取る読取部と、前記原
稿の画デ−タを記録紙に記録する記録部とを備えた構成
とすることにより達成される。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の画像読取装置において、前記記憶部には、前記原
稿の幅方向のサイズに対応して設定される異なるサイズ
の長さ方向のサイズのそれぞれの使用頻度情報が格納さ
れ、使用頻度の多いサイズを選択して設定される前記原
稿の長さ方向のサイズに基づいて、前記原稿の平面サイ
ズを判定することを特徴としている。
【0009】更に、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の画像読取装置において、前記給送
部内に設置される第2のセンサにより検出した前記原稿
の長さ方向のサイズと、前記記憶部に記憶されている長
さ方向のサイズが異なる場合には、前記原稿の画デ−タ
を記録紙に記録しない構成としている。
【0010】請求項1に係る発明によれば、第1のセン
サで検出された幅方向のサイズ及び記憶部に記憶されて
いる長さ方向のサイズから、被読取原稿の画像読み取り
前に、当該原稿の平面サイズを判定している。このた
め、記録紙を迅速に選択でき、また、原稿読取り時の自
動倍率設定が支障なく行なえる。
【0011】請求項2に係る発明によれば、使用頻度の
多いサイズを選択して設定される長さ方向のサイズに基
づいて前記原稿の平面サイズを判定している。このた
め、ユ−ザの使用状況の実情に沿って原稿の平面サイズ
の判定を行なうことができる。
【0012】請求項3に係る発明によれば、原稿が原稿
給送部内を給送されたときに検出した実際の長さ方向の
サイズと、設定された長さ方向のサイズが相違する場合
には、原稿の画デ−タを記録紙に記録しない構成として
いるので、記録紙の無駄な使用を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図2は本発明が適用される
画像読取装置の概略の側面図である。この画像読取装置
1は、コピ−・ファクシミリ複合機に具体化している。
図において、画像読取装置1は、装置ケ−ス2、押え蓋
3、原稿給送部4とを備えている。
【0014】装置ケ−ス2は光学読取系(OP)を内臓
する。光学読取系の詳細については図示を省略している
が、ステップモ−タで駆動される移動フレ−ムに光源と
なるランプ9及び反射ミラ−を取付け、集光レンズと画
像読み取り用の撮像素子(CCD)を装置ケ−ス2内に
固設した構成としている。光源となるランプ9は矢視S
方向に水平方向に往復動する。
【0015】装置ケ−ス2の上面には、FBSモ−ドで
使用する際に被読取原稿を載置するための支持板として
透明なカバ−ガラス8が取り付けられている。カバ−ガ
ラス8は、前記光学読取系の移動フレ−ムに取り付けら
れた光源となるランプ9及び反射ミラ−と共にFBSを
構成する。
【0016】押え蓋3は、基板5、給紙トレイ6、排出
トレイ7とを備え、装置ケ−ス2の上面端部にヒンジ機
構により開閉可能に取付けられている。すなわち、押え
蓋3はカバ−ガラス8に対して開閉動作する開閉板とし
て作用する。原稿給送部4はADFの主要な構成部分で
あり、給紙トレイ6の被読取原稿を取り込んで反転させ
る。続いて、被読取原稿は原稿給送部4内を搬送され
て、透光板上を通過する際に被読取原稿の画像が光学読
取系で読み込まれ、排出トレイ7に排出される。
【0017】次に、ADFの主要な構成部分である原稿
給送部4について説明する。原稿給送部4の入口には、
原稿幅検出用センサ33が所定のピッチで設置されてい
る。原稿給送部4内には、給紙トレイ6上の最上部の被
読取原稿を取り込むための給送ロ−ラ4aと分離ロ−ラ
4bが設けられている。また、給送ロ−ラ4aの側方に
は給紙補助ロ−ラ4cが設けられており、ベルト4dに
より給送ロ−ラ4aからの駆動力が伝達される。
【0018】給紙補助ロ−ラ4cは、給送ロ−ラ4aの
回転に伴ってベルト4dから駆動力が伝達されて給送ロ
−ラ4aと同方向に回転すると共に、下降して給紙トレ
イ6上の最上部にある被読取原稿の上面に当接して、給
送ロ−ラ4aによる紙送りを補助する。給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bの下流側には搬送ロ−ラ4eと一対の
従動ロ−ラ4f、4gが設けられている。
【0019】ADFモ−ドにおいては、給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bにより原稿給送部4内に取り込まれた
被読取原稿は、搬送ロ−ラ4eと一対の従動ロ−ラ4
f、4g間に挟持されつつ搬送されて反転させられた後
に、透光板4k上を通過する。この透光板4kを通して
被読取原稿の画像が光学読取系で読み取られる。
【0020】透光板4k上を通過した被読取原稿は、一
対の排出ロ−ラ4h、4iによって搬送され、排出口4
jより排出トレイ7上に排出される。従動ロ−ラ4fの
下部には、原稿長さ検出用センサ31が設置されてい
る。前記センサ31は、例えばフィラ−センサを使用
し、原稿通過時にオンする構成としている。原稿長さ検
出用センサ31の作用については後述する。
【0021】図1は本発明の画像読取装置の制御部を示
す概略のブロック図である。次にこのブロック図につい
て説明する。制御部20には、中央処理装置(CPU)
21、ネットワ−クコントロ−ルユニット(NCU)2
2、モデム23、画像メモリ24、RAM25、ROM
26、時計部27、表示部28、操作部29、読取部3
0、原稿長さ検出用センサ31、記録部32、原稿幅検
出用センサ33が設けられている。
【0022】ネットワ−クコントロ−ルユニット(NC
U)22は、電話回線Lの閉結及び開放を制御すると共
に、相手先のファックス番号に対応したダイヤルパルス
の送出及び着信を検出する。モデム23は送受信デ−タ
の変調及び復調を行う。画像メモリ24は、受信画デ−
タや光学読取系で読み取られた画デ−タ(イメ−ジデ−
タ)を一時的に記憶する。
【0023】RAM25は、制御プログラムに従う演算
処理で得られた一時的なデ−タ等を保管する作業エリア
として機能する。また、RAM25には図3に示されて
いるような原稿サイズ設定用のテ−ブルが格納されてい
る。ROM26は、本機の動作制御に必要な各種の制御
プログラムを記憶する。この制御プログラムには、原稿
サイズ判定処理ル−チンも含まれている。
【0024】時計部27は現在時刻をカウントし、時計
部27の出力を用いて受信した原稿にその時点の時刻が
印字される。表示部28は液晶表示パネルや発光ダイオ
−ド(LED)を備えており、装置の作動状態等の各種
情報の表示を行う。また、表示部28には、原稿サイズ
の入力を自動入力とするか、または手動入力とするかを
選択して切り替えるマ−クが表示されている。
【0025】操作部29はテンキ−、コピ−/通信キ
−、スタ−トキ−等の装置の操作に必要な各種キ−を備
えている。コピ−/通信キ−は、コピ−・ファクシミリ
複合機をコピ−モ−ドとファクシミリ通信モ−ドとの間
で機能選択するためのものである。読取部30は光学読
取系で構成される。原稿長さ検出用センサ31は、前記
のように原稿の副走査方向のサイズを検出する。
【0026】記録部32は電子写真方式のプリンタより
なり、受信画デ−タや光学読取系で読み取られた画デ−
タを、図示しない給紙カセットから供給される定形サイ
ズの記録紙上に記録する。原稿幅検出用センサ33は、
前記のように原稿の主走査方向のサイズを検出する。
【0027】ところで、本発明が対象としている画像読
取装置において、定形サイズの記録紙を使用する場合
に、原稿の主走査方向のサイズに対応する副走査方向の
サイズには、長さが長いものと短いものの二種類のサイ
ズが含まれる。例えば、A4サイズに対応する副走査方
向の長さが長い原稿はA4サイズであり、副走査方向の
長さが短い原稿はA4Rサイズである。
【0028】このように、画像読取装置は、主走査方向
のサイズが同一で副走査方向のサイズが長短異なる二種
類の原稿に対応した記録紙が使用される。しかしなが
ら、ユ−ザにとっては前記原稿の副走査方向のサイズに
対応する記録紙に関して、長短いずれかのサイズの記録
紙を使用する頻度が高く、他方のサイズの記録紙は殆ど
使用されないのが通例である。
【0029】本発明は、このようなユ−ザの記録紙選択
の実情に着目して、原稿の読取り前に原稿のサイズを判
定している。すなわち、原稿の主走査方向のサイズが同
一で副走査方向のサイズが長短異なる場合において、原
稿の副走査方向の長さについては使用頻度の多いサイズ
を予めユ−ザが設定しておく。原稿の主走査方向のサイ
ズがセンサにより検出されると、副走査方向の長さはユ
−ザが予め設定しているので、原稿の平面サイズを自動
的に判定することができる。
【0030】本発明は、このようにして原稿の平面サイ
ズを判定することを基本的な構成としている。このた
め、操作部29にはユ−ザが主として使用する副走査方
向のサイズの長短を設定するサイズ設定キ−が設けられ
ている。また、このサイズ設定キ−により原稿の副走査
方向のサイズの長短が設定されると、設定された副走査
方向のサイズを主走査方向のサイズと対応させたテ−ブ
ルに記憶させている。
【0031】図3は、前記のように原稿サイズを判定す
るためにRAM25に記憶されるテ−ブルの一例を示す
説明図である。図の例では、主走査方向のサイズとし
て、A3、B4、A4の各サイズが規定されている。こ
の主走査方向の各サイズに対応して、副走査方向の設定
欄には「短」、「長」の二種類のサイズを記憶するエリ
アが設けられている。
【0032】例えば、主走査方向のサイズがA3の場合
であれば、「短」の欄にはA4R、すなわちA4サイズ
の原稿を横向きにして原稿給送部で搬送する場合の副走
査方向のサイズが設定される。また、「長」の欄には副
走査方向のサイズがA3サイズのものが設定される。
【0033】このように、副走査方向の設定欄には、
「長」の欄には主走査方向の欄に記憶されているサイズ
がそのまま設定された場合に、「短」の欄には主走査方
向の欄に記憶されているサイズの半分の長さのサイズが
設定された場合に、該当欄にユ−ザの設定が書き込まれ
ることになる。
【0034】また、副走査方向の設定欄には「短」、
「長」のそれぞれのサイズに対応して「回数」欄を設け
ている。この回数の欄には、該当のサイズがユ−ザによ
り指定される毎にカウントされて累積の指定回数が書き
込まれて更新される。このように指定回数の欄を設定し
ておくことにより、副走査方向のサイズに関して使用頻
度の高い原稿サイズを優先して指定を行なうことが可能
となる。
【0035】図4は、副走査方向のサイズの長短を設定
する処理手順を示すフロ−チャ−トである。次にこのフ
ロ−チャ−トについて説明する。
【0036】(1)ステップS1で処理プログラムをス
タ−トし、ステップS2でADFのコピ−モ−ドの動作
を開始する。次にステップS3で給紙トレイに原稿をセ
ットし、ステップS4で原稿サイズ判断の処理を行な
う。ステップS4の原稿サイズ判断のサブル−チン処理
については、図5、図6のフロ−チャ−トにより説明す
る。
【0037】(2)続いて、ステップS5ではセットさ
れた原稿の画像を光学読取り系による読取り処理を実行
する。次に、ステップS6でステップS4のサブル−チ
ン処理により判定した原稿の平面サイズに対応する記録
紙を、所定のトレイから繰り出す動作を開始する。
【0038】(3)続いてステップS7では、ステップ
S5の処理で読取った原稿長と、ステップS4のサブル
−チン処理で判断した原稿長は等しいかどうかを判定す
る。この処理は、原稿長さ検出用センサ31により検出
された原稿の副走査方向のサイズと、ユ−ザにより設定
された副走査方向のサイズとが一致しているかどうかを
判定するものである。
【0039】(4)ステップS7の判定結果がYES
(以下、Yと略記する)であれば、ステップS8でこの
ときの原稿サイズを記憶し、ステップS9で該当するサ
イズの記録紙に原稿の画デ−タをプリントし、ステップ
S10で当該記録紙サイズの使用回数を加算して図3の
テ−ブルの回数欄に書き込む。次にステップS13で処
理プログラムを終了する。
【0040】(5)ステップS7の判定結果がNO(以
下、Nと略記する)であれば、続いてステップS11で
エラ−処理を実行し、ステップS12でエラ−の回数を
加算する。この場合には、記録紙を選択して原稿の画デ
−タをプリントする処理は行なわず、記録紙は排出され
ない。上記の処理を経てステップS13でこの処理プロ
グラムを終了する。
【0041】図5、図6は、原稿のサイズ判定のサブル
−チン処理の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次
にこのフロ−チャ−トについて説明する。
【0042】(1)ステップS21で原稿のサイズ判定
の処理プログラムをスタ−トし、次にステップS22で
主走査幅はA4サイズかどうかを判定する。この判定結
果がYであれば続いてステップS23の処理に進む。ス
テップS23の処理においては、図3のテ−ブルに、主
走査幅(主走査方向のサイズ)がA4サイズに対応する
副走査幅(副走査方向のサイズ)の設定が、「長い」と
設定されているかどうかを判定する。この判定結果がY
であればステップS24で原稿サイズはA4サイズであ
ると判定し、ステップS33でサブル−チン処理を終了
する。
【0043】(2)ステップS23の判定結果がNの場
合には、原稿の副走査方向のサイズは、A5サイズを横
向きにしたA5Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはA4サイズと同じで、
副走査方向のサイズはA4サイズの1/2であるA5サ
イズであると判定することになる。次に、ステップS3
3でサブル−チン処理を終了する。
【0044】(3)ステップS22の判定結果がNで、
原稿幅検出用センサ33により検出された原稿の主走査
幅がA4サイズではないと判定されると、次にステップ
S26で原稿の主走査幅はB4であるかどうかを判定す
る。ステップS26の判定結果がYであれば、次に、ス
テップS27の処理においては、図3のテ−ブルに、主
走査幅がB4サイズに対応する副走査幅の設定が「長
い」と設定されているかどうかを判定する。この判定結
果がYであれば、ステップS28で原稿サイズはB4サ
イズであると判定し、ステップS33でサブル−チン処
理を終了する。
【0045】(4)ステップS27の判定結果がNの場
合には、原稿の副走査方向のサイズは、B5サイズを横
向きにしたB5Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはB4サイズと同じで、
副走査方向のサイズはB4サイズの1/2であるB5サ
イズであると判定することになる。次に、ステップS3
3でサブル−チン処理を終了する。
【0046】(5)ステップS26の判定結果がNで、
原稿幅検出センサ33により検出された原稿の主走査幅
がA4サイズではなく、B4サイズでもないと判定され
ると、図3のようにテ−ブルを設定している場合には、
原稿の主走査幅はA3サイズであると自動的に判定され
る。図3のテ−ブルに設定されていない(ユ−ザが使用
頻度が低いため設定していない)A5サイズ、B5サイ
ズは、原稿のサイズ判定の対象外としている。
【0047】(6)次に、ステップS30の処理におい
ては、図3のテ−ブルに、主走査幅がA3サイズに対応
する副走査幅の設定が「長い」と設定されているかどう
かを判定する。この判定結果がYであれば、ステップS
31で原稿サイズはA3サイズであると判定し、ステッ
プS33でサブル−チン処理を終了する。
【0048】(7)ステップS30の判定結果がNの場
合には、原稿の副走査方向のサイズは、A4サイズを横
向きにしたA4Rサイズであると判定する。この場合に
は、原稿の主走査方向のサイズはA3サイズと同じで、
副走査方向のサイズはA3サイズの1/2であるサイズ
であるA4Rサイズと判定することになる。次に、ステ
ップS33でサブル−チン処理を終了する。
【0049】本発明においては、図3のテ−ブルに示す
ように、原稿の副走査方向の長短のサイズが設定される
毎に、その使用頻度の累積回数を格納している。原稿の
主走査方向のサイズに対応する副走査方向の長短のサイ
ズの使用頻度は、ユ−ザによって特定のサイズに集中す
る傾向にある。
【0050】このような、テ−ブルに格納されている前
記長短のサイズの使用頻度がユ−ザ毎に異なる傾向にあ
ることに着目し、図4、図5で説明した構成とは異なる
構成とすることもできる。この場合には、原稿の副走査
方向の長短のサイズを設定することに代えて、テ−ブル
に格納されている前記使用頻度を用いて、被読取り原稿
の副走査方向のサイズを自動的に設定し、前記原稿の平
面サイズを判定する構成とするものである。
【0051】図4、図5のフロ−チャ−トにおいて、ス
テップS23、ステップS27、ステップS30の各処
理においては、前記したように図3のテ−ブルで、原稿
の主走査幅に対応して設定された副走査幅を参照する。
そして、センサで検出された主走査幅とテ−ブルに設定
された副走査幅を参照することによって原稿の平面サイ
ズを判定している。
【0052】これに対して、前記テ−ブルに格納されて
いる原稿の副走査方向の長短のサイズの使用頻度を用い
る構成では、これらのステップS23、ステップS2
7、ステップS30の各処理は、テ−ブルの使用回数欄
を参照して、原稿の副走査方向の長短いずれのサイズの
設定回数が多いかを判定し、多い方のサイズを副走査幅
として選択する処理とするものである。このような処理
による原稿の平面サイズの判定は、ユ−ザが通常使用し
ている原稿サイズはどのような大きさか、その実情に沿
った処理となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、第1のセンサで検出された幅方向のサイズ
及び記憶部に記憶されている長さ方向のサイズから、被
読取原稿の画像読み取り前に、当該原稿の平面サイズを
判定している。このため、記録紙を迅速に選択でき、ま
た、原稿読取り時の自動倍率設定が支障なく行なえる。
【0054】また、請求項2に係る発明によれば、使用
頻度の多いサイズを選択して設定される長さ方向のサイ
ズに基づいて前記原稿の平面サイズを判定している。こ
のため、ユ−ザの使用状況の実情に沿って原稿の平面サ
イズの判定を行なうことができる。
【0055】更に、請求項3に係る発明によれば、請求
項3に係る発明によれば、原稿が原稿給送部内を給送さ
れたときに検出した実際の長さ方向のサイズと、設定さ
れた長さ方向のサイズが相違する場合には、原稿の画デ
−タを記録紙に記録しない構成としているので、記録紙
の無駄な使用を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像読取装置の制御部の
ブロック図である。
【図2】画像読取装置の概略の断面図である。
【図3】原稿サイズの判定用にメモリに記憶されるテ−
ブルの例を示す説明図である。
【図4】原稿の副走査方向のサイズの長短を設定する処
理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図5】原稿のサイズ判定のサブル−チン処理の手順を
示すフロ−チャ−トである。
【図6】原稿のサイズ判定のサブル−チン処理の手順を
示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】 1 画像読取装置 2 本体ケ−ス 3 押え蓋 4 原稿給送部 5 基板 6 給紙トレイ 7 排出トレイ 8 カバ−ガラス 9 光源となるランプ 20 制御部 21 中央処理部(CPU) 25 RAM 29 操作部 30 読取部 31 原稿長さ検出用センサ 32 記録部 33 原稿幅検出用センサ OP 光学読取系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被読取原稿の給送部と、前記原稿の幅方
    向のサイズを検出する第1のセンサと、前記原稿の幅方
    向のサイズに対応して設定された長さ方向のサイズを記
    憶する記憶部と、前記第1のセンサで検出された幅方向
    のサイズ及び記憶部に記憶されている長さ方向のサイズ
    から前記原稿の平面サイズを判定する判定部と、前記原
    稿の画像を読取る読取部と、前記原稿の画デ−タを記録
    紙に記録する記録部とを備えたことを特徴とする画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶部には、前記原稿の幅方向のサ
    イズに対応して設定される異なるサイズの長さ方向のサ
    イズのそれぞれの使用頻度情報が格納され、使用頻度の
    多いサイズを選択して設定される前記原稿の長さ方向の
    サイズに基づいて、前記原稿の平面サイズを判定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記給送部内に設置される第2のセンサ
    により検出した前記原稿の長さ方向のサイズと、前記記
    憶部に記憶されている長さ方向のサイズが異なる場合に
    は、前記原稿の画デ−タを記録紙に記録しない構成とし
    た請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100451835B1 (ko) * 2002-08-17 2004-10-08 주식회사 웰텍시스템 프린터 후처리장치의 급지 감지장치 및 급지 자세 판단제어방법
JP2006165833A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Murata Mach Ltd 画像読取装置
JP2013145946A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Kyocera Document Solutions Inc 画像読取装置及び画像形成装置

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