JPH10271282A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH10271282A
JPH10271282A JP9073447A JP7344797A JPH10271282A JP H10271282 A JPH10271282 A JP H10271282A JP 9073447 A JP9073447 A JP 9073447A JP 7344797 A JP7344797 A JP 7344797A JP H10271282 A JPH10271282 A JP H10271282A
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JP9073447A
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Inventor
Shigeki Takeuchi
茂樹 竹内
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フラットベッド読取部での原稿の読取終了後
に、複数原稿自動読取部で連続して原稿を読取る場合、
その読取開始までの無駄な時間を省くことができて、速
やかに読取りを開始することができる画像読取装置を提
供する。 【解決手段】複数原稿自動読取部とフラットベッド読取
部とに共用する読取用キャリッジ50,51を備える。
フラットベッド読取部の原稿読取位置の終了点P4側
に、複数原稿自動読取部の原稿読取位置P2が配置され
ている。フラットベッド読取部の読取終了時に、複数原
稿自動読取部に原稿21が存在する場合には、読取用キ
ャリッジ50,51を原稿読取位置の終了点P4から、
待機位置P1に戻すことなく、複数原稿自動読取部の原
稿読取位置P2に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば複写機や
ファクシミリ装置において、原稿上の画像を読取る画像
読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像読取装置としては、複数原
稿自動読取部(ADF)及びフラットベッド読取部(F
BS)を備えたものが知られている。この画像読取装置
においては、光源、ミラー、撮像素子等よりなる読取手
段を、両読取部で共用するように構成され、この読取手
段が各読取部と対応する原稿読取位置に移動されて、原
稿が読取られるようになっている。また、この種の画像
読取装置では、フラットベッド読取部の原稿読取位置の
終了点側に、複数原稿自動読取部の原稿読取位置が配置
されている。
【0003】そして、従来の画像読取装置においては、
フラットベッド読取部での原稿の読取終了後に、複数原
稿自動読取部で連続して原稿を読取る場合でも、読取手
段が一旦複数原稿自動読取部の原稿読取位置から離れた
待機位置に移動復帰された後、複数原稿自動読取部の原
稿読取位置に移動されるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
画像読取装置においては、フラットベッド読取部での原
稿の読取終了後に、複数原稿自動読取部で連続して原稿
を読取る場合、読取手段の待機位置への移動、その待機
位置から複数原稿自動読取部の原稿読取位置までの移動
が介在するため、その読取開始までに時間がかかるとい
う問題があった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、フラットベッド読取部での原稿の読取終
了後に、複数原稿自動読取部で連続して原稿を読取る場
合、その読取開始までの無駄な時間を省くことができ
て、速やかに読取りを開始することができる画像読取装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、複数原稿読取部とフ
ラットベッド読取部とに共用する読取手段を備え、フラ
ットベッド読取部の原稿読取終了点側に複数原稿読取部
が配置されている画像読取装置において、フラットベッ
ド読取部の読取終了時に、複数原稿読取部に原稿が存在
する場合には、読取手段を待機位置に戻すことなく、複
数原稿読取部の原稿読取位置に移動させる制御手段を設
けた設けたものである。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の画像読取装置において、原稿の連続読取モードを設
定する設定手段を備え、前記制御手段は、原稿の連続読
取モードが設定されている場合の連続読取時に、読取手
段を待機位置に戻すことなく、複数原稿自動読取部の原
稿読取位置に位置させるようにしたものである。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の画像読取装置において、前記制御手
段は、複数原稿自動読取部及びフラットベッド読取部の
双方に原稿が存在する場合には、複数原稿自動読取部の
原稿の読取りを優先して行わせるようにしたものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、この発明をコピー・ファ
クシミリ複合機に具体化した一実施形態を、図面に基づ
いて説明する。
【0010】図1に示すように、この複合機の装置本体
11には、原稿給送部12と、原稿載置部13と、読取
手段としての読取部14と、カット紙供給部15と、記
録部17と、カット紙排出部18とが装設されている。
【0011】図1及び図2に示すように、前記原稿給送
部12は、原稿21を載置する原稿台22と、原稿21
を1枚ずつ分離供給する分離ローラ23と、分離された
原稿21を給送する複数の給送ローラ24と、上面を原
稿21が通過する透光板25と、排出された原稿21を
ストックする原稿排出台26とを備えている。
【0012】原稿有無センサ27は前記原稿台22に対
向配置され、原稿台22上に原稿21が載置されている
ときに検出信号を出力する。原稿排出センサ28は原稿
排出台26に対向配置され、原稿排出台26上へ原稿2
1が排出されたときに検出信号を出力する。
【0013】前記原稿載置部13は、上面に原稿21を
載置するための透明な原稿載置板31と、その原稿載置
板31上に開閉回動可能に配設された押え蓋32とを備
えている。そして、前記原稿給送部12の原稿台22及
び原稿排出台26は、この原稿載置部13の押え蓋32
上に配設され、押え蓋32と一体的に開閉回動されるよ
うになっている。
【0014】図1及び図2に示すように、前記読取部1
4は、透光板25上を通過する原稿21または原稿載置
板31上に載置された原稿21に光を照射する光源37
と、原稿21からの反射光の光路を変更する第1〜第3
ミラー38,39,40と、光源37及び第1〜第3ミ
ラー38,39,40を移動させるための移動機構41
とを備えている。さらに、読取部14は、第3ミラー4
0からの光を収束させる集光レンズ42と、その集光レ
ンズ42を通して入射した光に基づき原稿21上の画像
を読取る撮像素子(CCD)43とを備えている。
【0015】前記移動機構41は、左右一対の大径プー
リ44,45と、左右一対の小径プーリ46,47と、
大径プーリ44,45間に掛装された第1ベルト48
と、小径プーリ46,47間に掛装された第2ベルト4
9とを備えている。さらに、移動機構41は、第1ベル
ト48に連結された第1キャリッジ50と、その第2ベ
ルト49に連結された第2キャリッジ51と、ステップ
モータ52とを備えている。
【0016】前記大径プーリ44,45の直径は小径プ
ーリ46,47の直径の2倍となるように形成されてい
る。また、左側の大径プーリ44と小径プーリ46と
は、同一軸線上で一体回転可能に連結されて、ステップ
モータ52に作動連結されている。さらに、第1キャリ
ッジ50上には光源37及び第1ミラー38が支持さ
れ、第2キャリッジ51上には第2ミラー39及び第3
ミラー40が支持されている。
【0017】そして、ステップモータ52にて大径プー
リ44,45及び小径プーリ46,47が回転されるこ
とにより、第1及び第2ベルト48,49を介して、第
1及び第2キャリッジ50,51が移動される。このと
き、第1キャリッジ50は第2キャリッジ51の2倍の
移動速度で移動される。それにより、両キャリッジ5
0,51は図1に示すように、中間の待機位置P1と、
透光板25の直下に対向位置する第1原稿読取位置P2
と、原稿載置板31の基準端31aの直下に対向位置す
る第2原稿読取位置の開始点P3とに移動配置される。
【0018】また、前記原稿給送部12と読取部14と
により複数原稿自動読取部(ADF)が構成され、キャ
リッジ50,51が第1原稿読取位置P2に移動配置さ
れた状態で、透光板25上を通過する原稿21の画像が
読取られる。さらに、原稿載置部13と読取部14とに
よりフラットベッド読取部(FBS)が構成され、キャ
リッジ50,51が第2原稿読取位置の開始点P3に移
動配置された後に、終了点P4に向かって移動されて、
原稿載置板31上に載置された原稿21の画像が読取ら
れる。
【0019】すなわち、読取手段としての読取部14
は、複数原稿自動読取部とフラットベッド読取部との読
取動作に共用されるようになっている。そして、複数原
稿自動読取部の第1原稿読取位置P2は、フラットベッ
ド読取部の第2原稿読取位置の終了点P4側に配置され
るようになっている。
【0020】図1及び図2に示すように、読取位置セン
サ53は前記原稿載置板31の基準端31aの下部に配
設され、キャリッジ50,51が第2原稿読取位置の開
始点P3に移動されたときに検出信号を出力する。
【0021】図1に示すように、前記カット紙供給部1
5は、所定サイズのカット紙56を積層状態で収容した
複数(この実施形態では2つ)の給紙カセット57と、
各給紙カセット57内のカット紙56を1枚ずつ記録部
17に向けて給送する給紙ローラ58と、カット紙56
の給送を案内するガイド板59とを備えている。なお、
各給紙カセット57内にはサイズの異なるカット紙56
が収容されている。
【0022】前記記録部17は、感光ドラム68と、そ
の感光ドラム68の表面を所定電位に一様に帯電させる
帯電器69と、感光ドラム68上に画像の静電潜像を形
成する露光器70と、感光ドラム68上の静電潜像にト
ナーを供給してその潜像を顕像化する現像器71とを備
えている。さらに、記録部17は、感光ドラム68に対
してカット紙56を給送する給送ローラ72と、トナー
画像を感光ドラム68上からカット紙56上に転写させ
る転写器73と、カット紙56上のトナー画像を加熱定
着させる加熱定着器74とを備えている。
【0023】前記カット紙排出部18は、記録済みのカ
ット紙56を排出する排紙ローラ77と、カット紙56
の排出を案内するガイド板78と、排出されたカット紙
56をストックする排紙トレイ79とを備えている。
【0024】次に、前記のように構成されたコピー・フ
ァクシミリ複合機の回路構成について説明する。図3に
示すように、中央処理装置(CPU)82は、複合機の
各部の動作を制御する。リードオンリメモリ(ROM)
83は、複合機の動作に必要な各種の制御プログラムを
記憶している。ランダムアクセスメモリ(RAM)84
は、制御プログラムの実行に伴って得られたデータ等を
一時的に記憶する。そして、このCPU82、ROM8
3及びRAM84により、制御手段が構成されている。
【0025】前記原稿有無センサ27は、CPU82に
検出信号を出力する。読取部14は、透光板25または
原稿載置板31を介して原稿21上の画像を読取って、
白黒2値のイメージデータをCPU82に出力する。画
像メモリ85は、受信画データや読取部14で読取られ
た画データを一時的に記憶する。記録部17は、受信画
データや読取部14で読取られた画データをカット紙5
6等に記録する。
【0026】表示部86は液晶表示パネルやLEDを備
え、例えば「コピーモード」、「通信モード」、「待機
中」、「機器異常」のように、装置の動作状態等の各種
情報を表示する。操作部87は、コピー/通信キー87
a、スタートキー87b、連続読取キー87c等の各種
操作キーを備えている。コピー/通信キー87aは、コ
ピーモードを実行させるか、ファクシミリ通信モードを
実行させるかを選択する場合に操作する。スタートキー
87bは、コピー動作やファクシミリ通信動作を開始さ
せる場合に操作する。連続読取キー87cは連続読取モ
ードの設定手段を構成し、原稿の読取りを連続して行う
場合に操作する。
【0027】モデム88は、送受信データの変調及び復
調を行うものである。ネットワークコントロールユニッ
ト(NCU)89は、電話回線L1の閉結及び開放を制
御するとともに、相手先のファックス番号に対応したダ
イヤルパルスの送出及び着信を検出する機能等を備えて
いる。
【0028】そして、前記CPU82は、連続読取キー
87cによる連続読取モードの設定状態において、フラ
ットベッド読取部の読取終了時に、複数原稿自動読取部
の原稿台22上に原稿21が存在する場合には、次のよ
うに作動制御する。すなわち、読取部14のキャリッジ
50,51を、フラットベッド読取部での第2原稿読取
位置の終了点P4から待機位置P1に戻すことなく、複
数原稿自動読取部の第1原稿読取位置P2に移動させ
る。
【0029】また、CPU82は、原稿21の読取動作
において、複数原稿自動読取部の原稿台22及びフラッ
トベッド読取部の原稿載置板31の双方に、原稿21が
載置されている場合には、複数原稿自動読取部の原稿2
1の読取りを優先して行わせる。
【0030】次に、この実施形態のコピー・ファクシミ
リ複合機において、原稿21を連続して読取る場合の動
作について、図4に示すフローチャートに基づいて説明
する。なお、このフローチャートは、ROM83に記憶
されている制御プログラムに基づいて、CPU82の制
御のもとで進行する。
【0031】さて、複数原稿自動読取部(ADF)にお
ける原稿給送部12の原稿台22上、またはフラットベ
ッド読取部(FBS)における原稿載置部13の原稿載
置板31上に、原稿21が載置された後、操作者により
スタートキー87bが押下操作されると(S1)、複数
原稿自動読取部の原稿台22上に原稿21が有るか否か
が検出される(S2)。原稿台22上に原稿21が存在
する場合には、読取部14のステップモータ52が駆動
され、光源37及びミラー38〜40を支持したキャリ
ッジ50,51が待機位置P1から第1原稿読取位置P
2に移動される(S3)。
【0032】この状態で、原稿台22から透光板25上
に原稿22が1枚ずつ給送されて、読取部14により原
稿21の読取りが行われる(S4)。従って、この複数
原稿自動読取部の読取り時に、フラットベッド読取部に
おける原稿載置部13の原稿載置板31上に、原稿21
が存在しても、複数原稿自動読取部の原稿21の読取り
が優先して行われる。
【0033】その後、原稿台22上の複数の原稿21の
読取動作が終了すると、連続読取キー87cにより連続
読取モードが設定されているか否かが判別される(S
5)。この連続読取キー87cによる連続読取モードの
設定操作は、連続読取が開始される以前であれば、何時
でもよい。また、連続読取モードの設定時に、新たな原
稿21が原稿台22上に載置されることにより、その原
稿台22上に原稿21の存在が確認されれば(S6)、
前記S3及びS4に進んで、同原稿台22上の原稿21
の読取りが行われる。これに対し、前記S5の判別にお
いて、連続読取モードが設定されていない場合には、読
取部14のステップモータ52が駆動され、キャリッジ
50,51が第1原稿読取位置P2から待機位置P1に
移動されて(S7)、処理が終了する。
【0034】一方、前記S2の判別において、原稿台2
2上に原稿21が存在しない場合には、フラットベッド
読取部における原稿載置部13の原稿載置板31上に原
稿21が有るか否かが判別される(S8)。そして、原
稿載置板31上に原稿21が存在する場合には、読取部
14のステップモータ52が駆動され、キャリッジ5
0,51が待機位置P1から第2原稿読取位置の開始点
P3に移動される(S9)。
【0035】その後、キャリッジ50,51が第2原稿
読取位置の開始点P3から終了点P4側に移動されなが
ら、読取部14により原稿載置板31上の原稿21の読
取りが行われる(S10)。そして、原稿載置板31上
の原稿21の読取動作が終了すると、キャリッジ50,
51が第2原稿読取位置の終了点P4で一時的に停止さ
れる(S11)。
【0036】この状態で、前記S5に進行して、連続読
取キー87cにより連続読取モードが設定されているか
否かが判別され、連続読取モードの設定時には、前述し
たように複数原稿自動読取部の原稿台22上に原稿21
が有るか否かが判別され(S6)。この判別において、
原稿台22上に原稿21が存在する場合には、前記S3
に進行して、キャリッジ50,51が第2原稿読取位置
の終了点P4から、待機位置P1に戻されることなく、
複数原稿自動読取部の原稿読取位置P2に移動される。
その後、前記S4〜S7の動作が行われて、原稿台22
上の原稿21の読取動作が連続して実行される。
【0037】一方、前記S6の判別において、原稿台2
2上に原稿21が存在しない場合には、前記S9に進行
して、キャリッジ50,51が第2原稿読取位置の終了
点P4から開始点P3に移動される。そして、S10〜
S11の動作が行われて、原稿載置板31上の原稿21
の読取動作が連続して実行される。以上のように、この
場合も、複数原稿自動読取部の原稿21の読取りが優先
して行われる。なお、連続読取モードの設定は、プログ
ラムがS5に到達して、S4及びS10における連続読
取りが実行されると、解消される。従って、連続読取り
を再度実行する場合には、連続読取キー87cを再押下
する必要があり、再押下されない場合は、S7を経てプ
ログラムが終了する。
【0038】次に、この実施形態によって期待できる効
果について、以下に記載する。 ・この実施形態の画像読取装置では、読取手段としての
読取部14の読取用キャリッジ50,51を、複数原稿
自動読取部(ADF)とフラットベッド読取部(FB
S)とに共用するようになっている。また、フラットベ
ッド読取部の原稿読取位置の終了点P4側に、複数原稿
自動読取部の原稿読取位置P2が配置されている。そし
て、フラットベッド読取部の読取終了時に、複数原稿自
動読取部に原稿21が存在する場合には、読取用キャリ
ッジ50,51が待機位置P1に戻されることなく、複
数原稿自動読取部の原稿読取位置P2に移動されるよう
になっている。このため、フラットベッド読取部での原
稿21の読取終了後に、複数原稿自動読取部で連続して
原稿21を読取る場合、その読取開始までの無駄な時間
を省くことができて、速やかに読取りを開始することが
できる。
【0039】・この実施形態の画像読取装置では、原稿
21の連続読取モードを設定するための設定手段として
の連続読取キー87cが装備されている。従って、連続
読取キー87cが操作されていなければ、連続読取りが
行われない。このため、例えば、フラットベッド読取部
の読取終了時に、複数原稿自動読取部に原稿21が誤っ
てセットされていても、その原稿21の読取りが開始さ
れるおそれを防止することができる。
【0040】・この実施形態の画像読取装置では、複数
原稿自動読取部及びフラットベッド読取部の双方に原稿
21が存在する場合、複数原稿自動読取部の原稿21の
読取りが優先して行われるようになっている。このた
め、フラットベッド読取部に原稿21が忘れられていて
も、複数原稿自動読取部に送信またはコピー原稿21を
セットすれば、それらの原稿21を支障なく読取ること
ができる。
【0041】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・前記実施形態では、連続読取モードにおいてS5を通
過することにより連続読取モードの設定が解消されるよ
うに構成されていたが、連続読取モードの設定解消をキ
ー操作により行うように構成すること。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、フラットベッド読取部での原稿の読取終了
後に、複数原稿自動読取部で連続して原稿を読取る場
合、その読取開始までの無駄な時間を省くことができ
て、速やかに読取りを開始することができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、フラット
ベッド読取部の読取終了時に、複数原稿自動読取部に原
稿が誤ってセットされていても、その原稿の読取りが開
始されるおそれを防止することができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、フラット
ベッド読取部にコピー原稿が忘れられていても、複数原
稿自動読取部に送信またはコピー原稿をセットして、そ
れらの原稿を支障なく読取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した複合機の一実施形態を
示す断面図。
【図2】 その画像読取装置を拡大して示す要部断面
図。
【図3】 複合機の回路構成を示すブロック図。
【図4】 原稿の連続読取動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…装置本体、12…原稿給送部、13…原稿載置
部、14…読取手段を構成する読取部、17…記録部、
21…原稿、22…原稿台、25…透光板、27…原稿
有無センサ、31…原稿載置板、37…光源、38…第
1ミラー、39…第2ミラー、40…第3ミラー、41
…移動機構、43…撮像素子、50…第1キャリッジ、
51…第2キャリッジ、52…ステップモータ、82…
制御手段を構成するCPU、83…制御手段を構成する
ROM、84…制御手段を構成するRAM、87…操作
部、87b…スタートキー、87c…連続読取モードの
設定手段を構成する連続読取キー、P1…待機位置、P
2…第1原稿読取位置、P3…第2原稿読取位置の開始
点、P4…第2原稿読取位置の終了点。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数原稿読取部とフラットベッド読取部
    とに共用する読取手段を備え、フラットベッド読取部の
    原稿読取終了点側に複数原稿読取部が配置されている画
    像読取装置において、フラットベッド読取部の読取終了
    時に、複数原稿読取部に原稿が存在する場合には、読取
    手段を待機位置に戻すことなく、複数原稿読取部の原稿
    読取位置に移動させる制御手段を設けた画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿の連続読取モードを設定する設定手
    段を備え、前記制御手段は、原稿の連続読取モードが設
    定されている場合の連続読取時に、読取手段を待機位置
    に戻すことなく、複数原稿自動読取部の原稿読取位置に
    位置させる請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、複数原稿自動読取部及
    びフラットベッド読取部の双方に原稿が存在する場合に
    は、複数原稿自動読取部の原稿の読取りを優先して行わ
    せる請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
JP9073447A 1997-03-26 1997-03-26 画像読取装置 Pending JPH10271282A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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