JPH10285347A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH10285347A
JPH10285347A JP9082620A JP8262097A JPH10285347A JP H10285347 A JPH10285347 A JP H10285347A JP 9082620 A JP9082620 A JP 9082620A JP 8262097 A JP8262097 A JP 8262097A JP H10285347 A JPH10285347 A JP H10285347A
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JP9082620A
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Inventor
Hiroshi Soneoka
拓 曽根岡
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿の読取送信時に、原稿サイズを検出できな
い場合に、正しい原稿サイズを操作部から設定入力し
て、原稿の読取送信を実行させることができる通信端末
装置を提供する。 【解決手段】原稿長さセンサ54及び撮像素子43によ
り、フラットベッド読取部にセットされた原稿のサイズ
を検出する。その原稿サイズに基づいて原稿を読取っ
て、モデム88及びNCU89を介して送信する。この
原稿の読取送信に際して、原稿サイズを検出できない場
合に、操作部87からの原稿サイズの設定入力に基づい
て、読取送信を実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ通
信等の通信機能を備えた通信端末装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の通信端末装置としては、フラッ
トベッド読取部(FBS)と通信部とを備えたものが知
られている。そして、従来この種の通信端末装置におい
ては、原稿載置部にセットされた原稿のサイズを検出
し、その原稿サイズのデータと読取られた画像データと
をとともに送信するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この従来の
通信端末装置においては、原稿の読取送信に際して、原
稿載置部に原稿が正常にセットされていない等の要因
で、原稿サイズを検出できない場合には、原稿の読取送
信を行うことができないという問題があった。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、原稿の読取送信時に、原稿サイズを検出
できない場合に、正しい原稿サイズを操作部から設定入
力して、原稿の読取送信を実行させることができる通信
端末装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、原稿サイズを
検出可能なフラットベッド読取部と、通信部とを備えた
通信端末装置であって、原稿の読取送信に際して、原稿
サイズを検出できない場合に、操作部からの原稿サイズ
の設定入力に基づいて、読取送信を実行させる制御手段
を設けたものである。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の通信端末装置において、前記読取部で読取ったデー
タを記録紙に記録する記録部を備え、前記制御手段は、
原稿の読取記録に際して、原稿サイズに適応する記録紙
を選択できない場合に、その旨を表示部に表示させ、そ
の表示に伴う操作部からの設定入力に基づいて記録紙を
選択した後、記録を開始させるようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の通信端末装置において、前記制御手段は、操作部か
らの設定入力に基づいて記録紙を選択した後、スタート
キーの押下操作を待つことなく記録を開始させるように
したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明をコピー・ファ
クシミリ複合機に具体化した一実施形態を、図面に基づ
いて説明する。
【0009】図1に示すように、この複合機の装置本体
11には、原稿給送部12と、原稿載置部13と、読取
部14と、記録紙供給部としてのカット紙供給部15
と、記録部17と、カット紙排出部18とが装設されて
いる。
【0010】図1及び図2に示すように、前記原稿給送
部12は、原稿21を載置する原稿台22と、原稿21
を1枚ずつ分離供給する分離ローラ23と、分離された
原稿21を給送する複数の給送ローラ24と、上面を原
稿21が通過する透光板25と、排出された原稿21を
ストックする原稿排出台26とを備えている。
【0011】原稿有無センサ27は前記原稿台22に対
向配置され、原稿台22上に原稿21が載置されている
ときに検出信号を出力する。原稿排出センサ28は原稿
排出台26に対向配置され、原稿排出台26上へ原稿2
1が排出されたときに検出信号を出力する。
【0012】図1〜図3に示すように、前記原稿載置部
13は、上面に原稿21を載置するための透明な原稿載
置板31と、その原稿載置板31上に開閉回動可能に配
設された押え蓋32とを備えている。そして、前記原稿
給送部12の原稿台22及び原稿排出台26は、この原
稿載置部13の押え蓋32上に配設され、押え蓋32と
一体的に開閉回動されるようになっている。角度センサ
33は押え蓋32の回動中心付近に対向配置され、押え
蓋32の開放角度A1が所定値以下のときに検出信号を
出力する。
【0013】図1及び図2に示すように、前記読取部1
4は、透光板25上を通過する原稿21または原稿載置
板31上に載置された原稿21に光を照射する光源37
と、原稿21からの反射光の光路を変更する第1〜第3
ミラー38,39,40と、光源37及び第1〜第3ミ
ラー38,39,40を移動させるための移動機構41
とを備えている。さらに、読取部14は、第3ミラー4
0からの光を収束させる集光レンズ42と、その集光レ
ンズ42を通して入射した光に基づき原稿21上の画像
を読取る撮像素子(CCD)43とを備えている。
【0014】前記移動機構41は、左右一対の大径プー
リ44,45と、左右一対の小径プーリ46,47と、
大径プーリ44,45間に掛装された第1ベルト48
と、小径プーリ46,47間に掛装された第2ベルト4
9とを備えている。さらに、移動機構41は、第1ベル
ト48に連結された第1キャリッジ50と、その第2ベ
ルト49に連結された第2キャリッジ51と、ステップ
モータ52とを備えている。
【0015】前記大径プーリ44,45の直径は小径プ
ーリ46,47の直径の2倍となるように形成されてい
る。また、左側の大径プーリ44と小径プーリ46と
は、同一軸線上で一体回転可能に連結されて、ステップ
モータ52に作動連結されている。さらに、第1キャリ
ッジ50上には光源37及び第1ミラー38が支持さ
れ、第2キャリッジ51上には第2ミラー39及び第3
ミラー40が支持されている。
【0016】そして、ステップモータ52にて大径プー
リ44,45及び小径プーリ46,47が回転されるこ
とにより、第1及び第2ベルト48,49を介して、第
1及び第2キャリッジ50,51が移動される。このと
き、第1キャリッジ50は第2キャリッジ51の2倍の
移動速度で移動される。それにより、両キャリッジ5
0,51は図1に示すように、中間の待機位置P1と、
透光板25の直下に対向位置する第1原稿読取位置P2
と、原稿載置板31の基準端31aの直下に対向位置す
る第2原稿読取位置の開始点P3とに移動配置される。
【0017】また、前記原稿給送部12と読取部14と
により複数原稿自動読取部(ADF)が構成され、キャ
リッジ50,51が第1原稿読取位置P2に移動配置さ
れた状態で、透光板25上を通過する原稿21の画像が
読取られる。さらに、原稿載置部13と読取部14とに
よりフラットベッド読取部(FBS)が構成され、キャ
リッジ50,51が第2原稿読取位置の開始点P3に移
動配置された後に、終了点P4に向かって移動されて、
原稿載置板31上に載置された原稿21の画像が読取ら
れる。
【0018】図1及び図2に示すように、読取位置セン
サ53は前記原稿載置板31の基準端31aの下部に配
設され、キャリッジ50,51が第2原稿読取位置の開
始点P3に移動されたときに検出信号を出力する。図4
に示すように、原稿長さセンサ54は原稿載置板31の
基準端31aから所定間隔をおいた位置に対向配置さ
れ、原稿載置板31上に載置された原稿21の長さを検
出する。また、前記光源37及び撮像素子43を含む読
取部14は原稿幅センサを兼用しており、第1キャリッ
ジ50が第2原稿読取位置の開始点P3に移動配置され
た状態で、主走査方向に原稿21の読取りを行うとき
に、原稿21の幅を検出する。
【0019】さらに、前記原稿長さセンサ54及び撮像
素子43等により、原稿21のサイズを検出するための
検出手段が構成されている。そして、前記原稿載置板3
1上に原稿21がセットされた後、押え蓋32が所定の
開放角度A1まで閉じられて、角度センサ33から検出
信号が出力されたとき、この検出手段としての原稿長さ
センサ54及び撮像素子43から原稿サイズの検出信号
が出力される。
【0020】図1に示すように、前記カット紙供給部1
5は、所定サイズの記録紙としてのカット紙56を積層
状態で収容した複数(この実施形態では2つ)の記録紙
カセットとしての給紙カセット57を備えている。さら
に、カット紙供給部15は、各給紙カセット57内のカ
ット紙56を1枚ずつ記録部17に向けて給送する給紙
ローラ58と、カット紙56の給送を案内するガイド板
59とを備えている。なお、各給紙カセット57内には
サイズの異なるカット紙56がそれぞれ収容されてい
る。
【0021】一対のカット紙種別センサ60a,60b
は、前記各給紙カセット57に対応して配設されてい
る。そして、各給紙カセット57が所定位置に挿入され
たとき、これらのカット紙種別センサ60a,60bか
ら、各給紙カセット57に収容されたカット紙56のサ
イズ検出信号が出力される。
【0022】前記記録部17は、感光ドラム68と、そ
の感光ドラム68の表面を所定電位に一様に帯電させる
帯電器69と、感光ドラム68上に画像の静電潜像を形
成する露光器70と、感光ドラム68上の静電潜像にト
ナーを供給してその潜像を顕像化する現像器71とを備
えている。さらに、記録部17は、感光ドラム68に対
してカット紙56を給送する給送ローラ72と、トナー
画像を感光ドラム68上からカット紙56上に転写させ
る転写器73と、カット紙56上のトナー画像を加熱定
着させる加熱定着器74とを備えている。
【0023】前記カット紙排出部18は、記録済みのカ
ット紙56を排出する排紙ローラ77と、カット紙56
の排出を案内するガイド板78と、排出されたカット紙
56をストックする排紙トレイ79とを備えている。
【0024】次に、前記のように構成されたコピー・フ
ァクシミリ複合機の回路構成について説明する。図5に
示すように、中央処理装置(CPU)82は、複合機の
各部の動作を制御する。リードオンリメモリ(ROM)
83は、複合機の動作に必要な各種の制御プログラムを
記憶している。ランダムアクセスメモリ(RAM)84
は、例えば表1に示すような原稿サイズ・倍率・記録紙
サイズのテーブルを記憶しているとともに、制御プログ
ラムの実行に伴って得られたデータ等を一時的に記憶す
る。そして、このCPU82、ROM83及びRAM8
4により、制御手段が構成されている。
【0025】
【表1】 前記角度センサ33、原稿長さセンサ54及びカット紙
種別センサ60a,60bは、CPU82に検出信号を
出力する。読取部14は、透光板25または原稿載置板
31を介して原稿21上の画像を読取って、白黒2値の
イメージデータをCPU82に出力する。画像メモリ8
5は、受信画データや読取部14で読取られた画データ
を一時的に記憶する。カット紙供給部15は、原稿サイ
ズ等に応じて選択された給紙カセット57から記録部1
7にカット紙56を供給する。記録部17は、受信画デ
ータや読取部14で読取られた画データをカット紙56
等に記録する。
【0026】表示部86は液晶表示パネルやLEDを備
え、例えば「コピーモード」、「通信モード」、「原稿
サイズを入力して下さい」、「給紙カセットを選択して
下さい」、「待機中」、「機器異常」のように、装置の
動作状態等の各種情報を表示する。操作部87は、コピ
ー/通信キー87a、スタートキー87b、データキー
87c、セットキー87d等の各種操作キーを備えてい
る。
【0027】前記コピー/通信キー87aは、コピーモ
ードを実行させるか、ファクシミリ通信モードを実行さ
せるかを選択する場合に操作する。スタートキー87b
は、コピー動作やファクシミリ通信動作を開始させる場
合に操作する。データ入力キー87cは、ファクシミリ
送信モードにおいて原稿サイズを設定入力したり、コピ
ーモードにおいて読取記録の倍率や記録紙サイズを設定
入力する場合に操作する。セットキー87dは、データ
設定キー87cによる設定入力の終了時等に操作する。
【0028】モデム88は、送受信データの変調及び復
調を行うものである。ネットワークコントロールユニッ
ト(NCU)89は、電話回線L1の閉結及び開放を制
御するとともに、相手先のファックス番号に対応したダ
イヤルパルスの送出及び着信を検出する機能等を備えて
いる。また、このモデム88及びNCU89等により、
通信部が構成されている。
【0029】そして、前記CPU82は、フラットベッ
ド読取部(FBS)及び通信部88,89による原稿2
1の読取送信時に、センサ54,43に原稿サイズを検
出させ、この原稿サイズに基づいて原稿21を読取っ
て、画データの送信を行わせる。また、CPU82は、
この原稿21の読取送信に際して、原稿載置部13に原
稿21が正常にセットされていない等の要因で、原稿サ
イズを検出できない場合に、表示部86に対し「原稿サ
イズを入力して下さい」とのメッセージを表示させる。
さらに、CPU82は、この表示部86の表示に従っ
て、操作部87のデータ入力キー7cから、正しい原稿
サイズが設定入力されたときに、その原稿サイズに基づ
いて読取送信を実行させる。
【0030】しかも、前記CPU82は、フラットベッ
ド読取部及び記録部17による原稿21の読取記録時
に、センサ54,43に原稿サイズを検出させるととも
に、データ入力キー87cによる読取記録の倍率設定を
確認する。そして、CPU82は、RAM84に記憶さ
れた表1に例示するようなテーブルに基づいて、この原
稿サイズ及び倍率に適応するカット紙56の給紙カセッ
ト57を自動的に選択する。
【0031】また、前記CPU82は、この原稿21の
読取記録に際して、原稿載置部13に原稿21が正常に
セットされていない等の要因で、原稿サイズを検出でき
ないで、適切なカット紙56の給紙カセット57を自動
選択できない場合には、表示部86に対し「給紙カセッ
トを選択して下さい」とのメッセージを表示させる。さ
らに、CPU82は、この表示部86の表示に従ってデ
ータ入力キー87cにより、適切なカット紙56の給紙
カセット57を選択する設定入力がなされたとき、その
設定入力に基づいてカット紙56の給紙カセット57を
選択し、その後にスタートキー87bの押下操作を待つ
ことなく記録を開始させる。
【0032】次に、この実施形態のコピー・ファクシミ
リ複合機において、フラットベッド読取り部(FBS)
を使用して、原稿21の読取送信を行う場合の動作につ
いて、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
なお、このフローチャートは、ROM83に記憶されて
いる制御プログラムに基づいて、CPU82の制御のも
とで進行する。
【0033】さて、原稿21の読取送信時には、操作部
87のコピー/通信キー87aにより、ファクシミリ送
信モードを設定した状態で、通信倍率の入力の必要な場
合には(S1)、操作者がデータ入力キー87cにより
通信倍率を入力する(S2)。この状態で、操作者が原
稿載置部13の原稿載置板31上に原稿21を載置する
とともに、送信相手先をの番号を入力して、スタートキ
ー87bを押下操作する(S3)。すると、原稿長さセ
ンサ54及び撮像素子43により、原稿21のサイズが
検出され(S4)、原稿サイズが特定できたか否かが判
別される(S5)。
【0034】そして、このS5の判別において、原稿サ
イズを特定できた場合には、相手先番号が発呼される
(S6)。その後、検出されたされた原稿サイズの領域
で、原稿載置板31上の原稿21の画像が読取部14に
より読取られるとともに、その読取データが原稿サイズ
データとともに通信部88,89から送信される(S
7)。
【0035】一方、前記S5の判別において、原稿載置
部13に原稿21が正常にセットされていないため、原
稿サイズを検出特定できない場合には、表示部86に対
して「原稿サイズを入力して下さい」とのメッセージが
表示される(S8)。そして、この表示部86の表示に
従って、データ入力キー87cから、正常な原稿サイズ
を選択入力して(S9)、設定キー87dを押下操作す
ると(S10)、前記S6に進んで相手先番号が発呼さ
れる。
【0036】その後、S6及びS7に進行して、相手先
番号の発呼が行われるとともに、入力された原稿サイズ
の領域で、原稿21の読取り及び送信が実行される。従
って、原稿21が意図的に、あるいは誤って斜めにセッ
トされた場合でも、その原稿21の画像が確実に読取ら
れて、送信が行われる。そして、この原稿21の読取送
信が完了した時点で、すべての処理が終了する。
【0037】次に、この実施形態のコピー・ファクシミ
リ複合機において、フラットベッド読取り部(FBS)
を使用して、原稿21の読取記録を行う場合の動作につ
いて、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
なお、このフローチャートは、ROM83に記憶されて
いる制御プログラムに基づいて、CPU82の制御のも
とで進行する。さて、原稿21の読取記録時には、操作
部87のコピー/通信キー87aにより、コピーモード
を設定した状態で、原稿載置部13の原稿載置板31上
に原稿21を載置して、押え蓋32を閉じる。すると、
角度センサ33から原稿セット終了の検出信号が出力さ
れ、その時点で原稿長さセンサ54及び撮像素子43に
より、原稿21のサイズが検出される(S11)。さら
に、操作部87におけるデータ入力キー87cからの読
取記録の倍率設定が確認される(S12)。
【0038】その後、操作者がスタートスイッチ87b
を押下操作すると(S13)、原稿サイズが特定できた
か否かが判別される(S14)。そして、原稿サイズが
特定された場合には、その原稿サイズ及び倍率に基づい
て、RAM84に記憶された表1に例示するようなテー
ブルから、適切なカット紙56の給紙カセット57が自
動選択される(S15)。この状態で、原稿載置板31
上の原稿21の画像が読取部14により読取られるとと
もに、選択された給紙カセット57から記録部17にカ
ット紙56が供給されて、そのカット紙56上に画デー
タが記録される(S16)。
【0039】一方、前記S14の判別において、原稿載
置部13に原稿21が正常にセットされていないため、
原稿サイズを検出特定できない場合には、表示部86に
対して「給紙カセットを選択して下さい」とのメッセー
ジが表示される(S17)。そして、この表示部86の
表示に従って、操作者がデータ入力キー87cから、適
切なカット紙56の給紙カセット57を選択入力して
(S18)、設定キー87dを押下操作すると(S1
9)、その選択されたカット紙56のサイズ及び倍率か
ら、原稿21の読取部分が特定される(S20)。
【0040】その後、前記S16に進行して、スタート
キー87bの押下操作を待つことなく、この特定された
原稿21の読取部分について、原稿画像の読取り及びカ
ット紙56上への記録が開始される。従って、原稿21
が意図的に、あるいは誤って斜めにセットされた場合で
も、その原稿21の画像が確実に読取られて、適切な大
きさのカット紙56に記憶される。そして、この読取記
録動作が完了した時点で、すべての処理が終了する。
【0041】次に、本実施形態によって期待できる効果
について、以下に記載する。 ・この実施形態の通信端末装置では、フラットベッド読
取部(FBS)にセットされた原稿21のサイズを検出
し、その原稿サイズに基づいて原稿21を読取って、通
信部88,89から送信するようになっている。そし
て、この原稿21の読取送信に際して、原稿サイズを検
出できない場合に、操作部87からの原稿サイズの設定
入力に基づいて、読取送信を実行させるようになってい
る。このため、原稿21の読取送信時に、原稿サイズを
検出できない場合に、原稿21の読取送信が不能になる
ことはなく、正しい原稿サイズを操作部87から設定入
力して、原稿21の読取送信を行わせることができる。
【0042】・この実施形態の通信端末装置では、原稿
21の画像がフラットベッド読取部で読取られて、その
画データが記録部17により、記録紙としてのカット紙
56に記録されるようになっている。そして、この原稿
21の読取記録に際して、原稿サイズに適応するカット
紙56が選択できない場合に、その旨が表示部86に表
示され、その表示に伴う操作部87からの設定入力に基
づいてカット紙56が選択された後、記録が開始される
ようになっている。このため、適切なカット紙56が選
択できないことを知らせることができるとともに、設定
入力に基づくカット紙56の選択後に記録動作が開始さ
れて、不適切なカット紙56上への誤複写を防止するこ
とができる。
【0043】・この実施形態の通信端末装置では、操作
部87からの設定入力に基づいてカット紙56が選択さ
れた後、スタートキー87bの押下操作を待つことなく
記録が開始されるようになっている。このため、操作部
87からの設定入力に基づくカット紙56の選択後に、
スタートキー87bを再び押下操作する必要がなく、直
ちに記録動作を開始させることができる。
【0044】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・複数原稿自動読取部(ADF)を使用して、原稿21
の読取送信または読取記録を行う場合にも、前記実施形
態におけるフラットベッド読取部(FBS)の使用時と
同様に、原稿サイズを検出して、その検出結果に基づい
て読取送信または読取記録を実行するように構成するこ
と。
【0045】この場合、複数原稿自動読取部(ADF)
にセットされた原稿21のサイズ検出は、読取部14に
より1枚の原稿21を読取った時点で、その画データに
基づいて識別するように構成する。
【0046】・送信時の倍率が100%でない場合は、
指定された倍率に変換して送信するようにしても良い。
また、拡大したサイズでは相手機が受信できない場合
は、相手機が受信できるサイズを送信するようにしても
良い。
【0047】このようにすれば、拡大、縮小した画像を
送信することができる。さらに、前記実施形態から把握
される技術的思想を効果とともに、以下に記載する。
【0048】・前記読取部で読取ったデータを記録紙に
記録する記録部と、原稿サイズ及び記録倍率に応じた記
録紙を選択するための選択手段とを備え、前記制御手段
は、原稿サイズを検出できない場合、操作部からの入力
に基づいて記録紙を選択した後、読取りを開始させる請
求項1に記載の通信端末装置。
【0049】このように構成すれば、原稿サイズを検出
できない場合、操作部からの設定入力に基づく記録紙の
選択後に記録のための読取りが開始されるため、不適切
な記録紙上に誤複写が行われるのを防止することができ
る。
【0050】・前記読取部で読取ったデータを記録紙に
記録する記録部と、原稿サイズ及び記録倍率に応じた記
録紙を選択するための選択手段とを備え、前記制御手段
は、原稿サイズを検出できない場合、操作部からの入力
に基づいて記録紙を選択するとともに、開始キーの押下
を待つことなく記録紙サイズと記録倍率とに応じた原稿
の領域を読取らせる請求項1に記載の通信端末装置。
【0051】このように構成すれば、原稿サイズや記録
倍率に応じて操作部から設定入力を行い、その設定入力
に基づく記録紙の選択後に、スタートキーを再び押下操
作することなく、適切な読取りを行うことができる。
【0052】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、原稿の読取送信時に、原稿サイズを検出で
きない場合に、正しい原稿サイズを操作部から設定入力
して、原稿の読取送信を実行させることができる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、原稿の読
取記録時に、適切な記録紙が選択できないことを知らせ
ることができる。また、この発明によれば、操作部から
の設定入力に基づく記録紙の選択後に記録動作が開始さ
れて、不適切な記録紙上への誤複写を防止することがで
きる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、操作部か
らの設定入力に基づく記録紙の選択後に、スタートキー
を再び押下操作する必要がなく、直ちに記録動作を開始
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した複合機の一実施形態を
示す断面図。
【図2】 その画像読取記録装置を拡大して示す要部断
面図。
【図3】 同じく、画像読取記録装置の要部側面図。
【図4】 同じく、画像読取記録装置の原稿載置板の平
面図。
【図5】 複合機の回路構成を示すブロック図。
【図6】 ファクシミリ通信の送信動作を示すフローチ
ャート。
【図7】 原稿の読取記録動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…装置本体、12…原稿給送部、13…原稿載置
部、14…読取部、15…記録紙供給部としてのカット
紙供給部、17…記録部、21…原稿、22…原稿台、
25…透光板、31…原稿載置板、37…光源、43…
検出手段を構成する撮像素子、54…検出手段を構成す
る原稿長さセンサ、56…記録紙としてのカット紙、5
7…記録紙カセットとしての給紙カセット、60a,6
0b…カット紙種別センサ、82…制御手段を構成する
CPU、83…制御手段を構成するROM、84…制御
手段を構成するRAM、86…表示部、87…操作部、
87c…データ入力キー、87d…セットキー、88…
通信部を構成するモデム、89…通信部を構成するNC
U。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿サイズを検出可能なフラットベッド
    読取部と、通信部とを備えた通信端末装置であって、原
    稿の読取送信に際して、原稿サイズを検出できない場合
    に、操作部からの原稿サイズの設定入力に基づいて、読
    取送信を実行させる制御手段を設けた通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記読取部で読取ったデータを記録紙に
    記録する記録部を備え、前記制御手段は、原稿の読取記
    録に際して、原稿サイズに適応する記録紙を選択できな
    い場合に、その旨を表示部に表示させ、その表示に伴う
    操作部からの設定入力に基づいて記録紙を選択した後、
    記録を開始させる請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、操作部からの設定入力
    に基づいて記録紙を選択した後、スタートキーの押下操
    作を待つことなく記録を開始させる請求項2に記載の通
    信端末装置。
JP9082620A 1997-04-01 1997-04-01 通信端末装置 Pending JPH10285347A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001282049A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Canon Inc 画像読取装置、画像読取方法、及び記憶媒体
US7505182B2 (en) 2003-01-08 2009-03-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, and image reading area setting method
JP2012085203A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
JP2021101590A (ja) * 2017-03-30 2021-07-08 キヤノン株式会社 画像読取装置

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