JPH1169030A - 複写機能付き通信端末装置 - Google Patents

複写機能付き通信端末装置

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JPH1169030A
JPH1169030A JP9221700A JP22170097A JPH1169030A JP H1169030 A JPH1169030 A JP H1169030A JP 9221700 A JP9221700 A JP 9221700A JP 22170097 A JP22170097 A JP 22170097A JP H1169030 A JPH1169030 A JP H1169030A
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JP9221700A
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Masaki Tachibana
正樹 橘
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作部を大型化することなく、手差用紙のサイ
ズ設定キーを設けることができ、手差用紙のサイズ設定
操作を誤りなく行うことができて、記録品質の早期の低
下を抑制可能な複写機能付き通信端末装置を提供する。 【解決手段】複数の給紙カセットを有するカット紙供給
部と、手差用紙を供給する手差用紙供給部とを備える。
給紙カセットの選択と手差用紙のサイズ設定とを、共通
の用紙選択キー87cで行うようにする。この用紙選択
キー87cは、通常は給紙カセットの選択用として機能
する。手差用紙センサにより手差用紙のセット状態が検
出されたとき、用紙選択キー87cの機能が自動的に手
差用紙のサイズ設定用に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機能及びフ
ァクシミリ通信等の通信機能を備えた複写機能付き通信
端末装置装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の複写機能付き通信端末装置とし
ては、記録部において、例えば原稿読取部で読み取られ
た画データを手差用紙に記録できる装置が知られてい
る。このような装置においては、読み取られた画データ
は、記録部に供給された手差用紙のサイズの範囲内でそ
の手差用紙上に記録されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
複写機能付き通信端末装置においては、手差用紙のサイ
ズを検出する機能が装備されておらず、記録しようとす
る画データより小さいサイズの手差用紙が記録部に供給
される場合がある。このような場合、画データのトナー
画像の一部が手差用紙に転写されることなく、感光ドラ
ム上に残留してしまう。この感光ドラム上に残留したト
ナー画像は、ドラムクリーニング装置やトナー回収装置
により清掃除去されるものの、トナー画像の残留が繰り
返されると、感光ドラムの汚れが進行しやすくなる。そ
して、画データの記録品質の早期の低下を招くおそれが
あるという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、例えば
手差用紙のサイズを設定するためのサイズ設定キーが設
けて、その設定キーの操作により設定されたサイズの範
囲内においてのみ感光ドラム上にトナー画像を形成させ
ることが考えられる。しかしながら、このサイズ設定キ
ーを操作部に独立して追加するのみでは、選択キーの数
が増大して、操作部が大型になるという問題を生じる。
また、適切なキーの探すのが煩わしいものとなって、誤
操作を招きやすくなり、手差用紙のサイズ設定が確保さ
れにくくなるという問題が生じる。
【0005】この発明は、前記のような従来の技術に存
在する問題点に着目してなされたものである。その目的
とするところは、操作部を大型化することなく、手差用
紙のサイズ設定キーを設けることができて、手差用紙の
サイズ設定操作を誤りなく行うことができて、記録品質
の早期の低下を抑制可能な複写機能付き通信端末装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、複写機能及び
通信機能を有し、手差用紙供給部及び手差用紙の使用可
能な記録部を備えた複写機能付き通信端末装置におい
て、手差用紙のサイズを設定する第1設定手段を設け、
その第1設定手段は他の機能の動作条件を設定する第2
設定手段を兼用するものである。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の複写機能付き通信端末装置において、前記第2設定
手段は、記録紙カセットを選択設定する設定手段である
ものである。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の複写機能付き通信端末装置において、手差
用紙のセット状態を検出する検出手段を設け、この検出
手段からの検出信号に基づいて、前記第1設定手段が機
能するように制御する制御手段を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、この発明をコピー・ファ
クシミリ複合機に具体化した一実施形態を、図面に基づ
いて説明する。
【0010】図1に示すように、この複合機の装置本体
11には、原稿給送部12と、原稿載置部13と、原稿
読取部14と、カット紙供給部15と、手差用紙供給部
16と、記録部17と、カット紙排出部18とが装設さ
れている。
【0011】図1及び図2に示すように、前記原稿給送
部12は、原稿21を載置する原稿台22と、原稿21
を1枚ずつ分離供給する分離ローラ23と、分離された
原稿21を給送する複数の給送ローラ24と、上面を原
稿21が通過する透光板25と、排出された原稿21を
ストックする原稿排出台26とを備えている。
【0012】原稿有無センサ27は前記原稿台22に対
向配置され、原稿台22上に原稿21が載置されている
ときに検出信号を出力する。原稿排出センサ28は原稿
排出台26に対向配置され、原稿排出台26上へ原稿2
1が排出されたときに検出信号を出力する。
【0013】前記原稿載置部13は、上面に原稿21を
載置するための透明な原稿載置板31と、その原稿載置
板31上に開閉回動可能に配設された押え蓋32とを備
えている。そして、前記原稿給送部12の原稿台22及
び原稿排出台26は、この原稿載置部13の押え蓋32
上に配設され、押え蓋32と一体的に開閉回動されるよ
うになっている。
【0014】前記原稿読取部14は、透光板25上を通
過する原稿21または原稿載置板31上に載置された原
稿21に光を照射する光源37と、原稿21からの反射
光の光路を変更する第1〜第3ミラー38,39,40
と、光源37及び第1〜第3ミラー38,39,40を
移動させるための移動機構41とを備えている。さら
に、原稿読取部14は、第3ミラー40からの光を収束
させる集光レンズ42と、その集光レンズ42を通して
入射した光に基づき原稿21上の画像を読み取る撮像素
子(CCD)43とを備えている。
【0015】前記移動機構41は、左右一対の大径プー
リ44,45と、左右一対の小径プーリ46,47と、
大径プーリ44,45間に掛装された第1ベルト48
と、小径プーリ46,47間に掛装された第2ベルト4
9とを備えている。さらに、移動機構41は、第1ベル
ト48に連結された第1キャリッジ50と、その第2ベ
ルト49に連結された第2キャリッジ51と、ステップ
モータ52とを備えている。
【0016】前記大径プーリ44,45の直径は小径プ
ーリ46,47の直径の2倍となるように形成されてい
る。また、左側の大径プーリ44と小径プーリ46と
は、同一軸線上で一体回転可能に連結されて、ステップ
モータ52に作動連結されている。さらに、第1キャリ
ッジ50上には光源37及び第1ミラー38が支持さ
れ、第2キャリッジ51上には第2ミラー39及び第3
ミラー40が支持されている。
【0017】そして、ステップモータ52にて大径プー
リ44,45及び小径プーリ46,47が回転されるこ
とにより、第1及び第2ベルト48,49を介して、第
1及び第2キャリッジ50,51が移動される。このと
き、第1キャリッジ50は第2キャリッジ51の2倍の
移動速度で移動される。それにより、両キャリッジ5
0,51は図1に示すように、中間の待機位置P1と、
透光板25の直下に対向位置する第1原稿読取位置P2
と、原稿載置板31の基準端31aの直下に対向位置す
る第2原稿読取位置の開始点P3とに移動配置される。
【0018】また、前記原稿給送部12と原稿読取部1
4とにより複数原稿自動読取部(ADF: Automatic D
ocument Feeder)が構成され、キャリッジ50,51が
第1原稿読取位置P2に移動配置された状態で、透光板
25上を通過する原稿21の画像が読み取られる。さら
に、原稿載置部13と原稿読取部14とによりフラット
ベッド読取部(FBS:Flat Bed Scanner)が構成さ
れ、キャリッジ50,51が第2原稿読取位置の開始点
P3に移動配置された後に、終了点P4に向かって移動
されて、原稿載置板31上に載置された原稿21の画像
が読み取られる。
【0019】図1及び図2に示すように、読取位置セン
サ53は前記原稿載置板31の基準端31aの下部に配
設され、キャリッジ50,51が第2原稿読取位置の開
始点P3に移動されたときに検出信号を出力する。
【0020】図1に示すように、前記カット紙供給部1
5は、所定サイズの記録紙としてのカット紙56を積層
状態で収容した複数(この実施形態では4つ)の記録紙
カセットとしての給紙カセット57を備えている。さら
に、カット紙供給部15は、各給紙カセット57内のカ
ット紙56を1枚ずつ記録部17に向けて給送する給紙
ローラ58と、カット紙56の給送を案内するガイド板
59とを備えている。なお、各給紙カセット57にはカ
セット番号が付されるとともに、各給紙カセット57内
には、例えばA4、B4、B5R、A5R等のサイズの
異なったカット紙56が収容されている。
【0021】図1及び図2に示すように、前記手差用紙
供給部16は、手差用紙62を支持するために装置本体
11の一側部に突設された手差用紙トレイ63と、その
手差用紙トレイ63上に載置された手差用紙62を記録
部17に向けて給送する給紙ローラ64とを備えてい
る。検出手段としての手差用紙センサ65は手差用紙ト
レイ63に対向配置され、手差用紙トレイ63上に手差
用紙62がセットされているときに検出信号を出力す
る。
【0022】前記記録部17は、感光ドラム68と、そ
の感光ドラム68の表面を所定電位に一様に帯電させる
帯電器69と、感光ドラム68上に画像の静電潜像を形
成する露光器70と、感光ドラム68上の静電潜像にト
ナーを供給してその潜像を顕像化する現像器71とを備
えている。また、記録部17は、感光ドラム68に対し
てカット紙56または手差用紙62を給送する給送ロー
ラ72と、トナー画像を感光ドラム68上からカット紙
56または手差用紙62上に転写させる転写器73と、
カット紙56または手差用紙62上のトナー画像を加熱
定着させる加熱定着器74とを備えている。さらに、記
録部17は、カット紙56または手差用紙62に転写さ
れずに感光ドラム68上に残留したトナーを回収して、
感光ドラム68を清掃するドラムクリーナ75を備えて
いる。
【0023】前記カット紙排出部18は、記録済みのカ
ット紙56または手差用紙62を排出する排紙ローラ7
7と、カット紙56または手差用紙62の排出を案内す
るガイド板78と、排出されたカット紙56または手差
用紙62をストックする排紙トレイ79とを備えてい
る。
【0024】次に、前記のように構成されたコピー・フ
ァクシミリ複合機の回路構成について説明する。図3に
示すように、中央処理装置(CPU)82は、複合機の
各部の動作を制御する。リードオンリメモリ(ROM)
83は、複合機の動作に必要な各種の制御プログラムを
記憶している。ランダムアクセスメモリ(RAM)84
は、制御プログラムの実行に伴って得られたデータ等を
一時的に記憶する。そして、このCPU82、ROM8
3及びRAM84により、制御手段が構成されている。
【0025】前記手差用紙センサ65は、手差用紙62
のセット状態を検出して、その検出信号をCPU82に
出力する。原稿読取部14は、透光板25または原稿載
置板31を介して原稿21上の画像を読み取って、白黒
2値のイメージデータをCPU82に出力する。画像メ
モリ85は、ファクシミリ通信による受信画データや原
稿読取部14で読み取られた読取画データを一時的に記
憶する。
【0026】前記カット紙供給部15は、原稿21のサ
イズ等に応じて選択された給紙カセット57内の所定サ
イズのカット紙56を、記録部17に供給する。手差用
紙供給部16は、手差用紙トレイ63上の手差用紙62
を記録部17に供給する。記録部17は、前記受信画デ
ータや読取画データをカット紙56または手差用紙62
に記録する。
【0027】図3及び図4に示すように、表示部86
は、液晶表示パネル86a及び複数の発光ダイオード
(LED)86bを備えている。液晶表示パネル86a
は、例えばコピーモードにおいて、原稿21の読取記録
を行う場合に、図9〜図11に示すような各種のメッセ
ージ等を表示する。
【0028】すなわち、前記液晶表示パネル86aは、
原稿21上の画像を読み取って、手差用紙62に記録す
る場合、図9に示すような手差用紙62のサイズ設定を
促すメッセージを表示する。
【0029】また、液晶表示パネル86aは、手差用紙
62のサイズが設定されたとき、図10に示すようなメ
ッセージを表示する。ここでは、上段の1行に、「コピ
ー手差」のメッセージ及びコピー部数を表示し、下段の
1行に、手差用紙トレイ63の符号「T」、手差用紙サ
イズ、及び複写倍率を表示する。
【0030】さらに、前記液晶表示パネル86aは、原
稿21上の画像を読み取って、カット紙56に記録する
場合、図11に示すようなメッセージを表示する。ここ
では、上段の1行に、「コピーできます」のメッセージ
及びコピー部数を表示し、下段の1行に、給紙カセット
57の番号、カット紙サイズ、及び複写倍率を表示す
る。
【0031】図4に示すように、前記LED86bは、
例えば「コピーモード」、「通信モード」、「待機
中」、「機器異常」のように、装置の動作状態等の各種
情報を表示する。
【0032】図3及び図4に示すように、操作部87
は、機能選択キー87a、スタートキー87b、用紙選
択キー87c、セットキー87d、クリアキー87e等
の各種操作キーを備えている。
【0033】機能選択キー87aは、コピーモードを実
行させるか、ファクシミリ通信モードを実行させるかを
選択する場合に操作する。スタートキー87bは、コピ
ー動作やファクシミリ通信動作を開始させる場合に操作
する。
【0034】前記用紙選択キー87cは、コピーモード
において、手差用紙62のサイズを設定する第1設定手
段と、給紙カセット57を選択設定する第2設定手段を
兼用している。ここで、CPU82は、手差用紙トレイ
63上に手差用紙62がセットされて、手差用紙センサ
65から検出信号が出力されたとき、用紙選択キー87
cの操作機能を、給紙カセット57の選択用から、手差
用紙62のサイズ設定用に変換するように制御する。
【0035】そして、原稿21上の画像を読み取って、
手差用紙62に記録する場合、操作者が、用紙選択キー
87cの押下操作により、手差用紙トレイ63にセット
した手差用紙62のサイズを設定する。そして、この用
紙選択キー87cを繰り返し押下操作することによっ
て、手差用紙62のサイズが、例えばA4、A5R、A
5、B5、ハガキの順に設定される。ここで、CPU8
2は、前記露光器70を、この用紙選択キー87cの押
下操作により設定された手差用紙62のサイズの範囲内
で感光ドラム68上に、記録しようとする画データの静
電潜像を形成するように制御する。
【0036】一方、原稿21上の画像を読み取って、カ
ット紙56に記録する場合には、操作者が用紙選択キー
87cの押下操作により、給紙カセット57のカセット
番号を指定して、原稿21のサイズ等に応じた所定サイ
ズのカット紙56を選択する。そして、この用紙選択キ
ー87cを繰り返し押下操作することによって、カセッ
ト番号「1」、「2」、「3」、「4」の給紙カセット
57が順に選択される。
【0037】セットキー87cは、複数枚の原稿21を
FBSから読み込んで記録する場合、原稿21の各ペー
ジの読み込み動作後に、続きのページを継続して読み込
む際に操作する。クリアキー87eは、原稿21の読み
込み動作後に、その読み込み動作を打ち切る際に操作す
る。
【0038】モデム88は、送受信データの変調及び復
調を行うものである。ネットワークコントロールユニッ
ト(NCU)89は、電話回線L1の閉結及び開放を制
御するとともに、相手先のファックス番号に対応したダ
イヤルパルスの送出及び着信を検出する機能等を備えて
いる。また、このモデム88及びNCU89等により、
通信部が構成されている。
【0039】次に、この実施形態のコピー・ファクシミ
リ複合機において、コピーモードの選択状態で、原稿2
1の読取記録を行う場合等の動作について、図5〜図8
に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、これ
らのフローチャートは、ROM83に記憶されている制
御プログラムに基づいて、CPU82の制御のもとで進
行する。
【0040】まず、操作者が複合機の電源を投入する
と、図8に示すフローチャートに従って、イニシャル処
理が実行される。そして、CPU82におけるカセット
表示カウンタが「0」にクリアされるとともに(S
1)、手差表示カウンタも「0」にクリアされる(S
2)。そして、イニシャル処理が終了される。
【0041】続いて、操作者が操作部87の機能選択キ
ー87aの押下操作により、コピーモードを選択する
と、図5に示すフローチャートに従って、読取記録が実
行される。
【0042】まず、手差用紙トレイ63上に手差用紙6
2がセットされて、手差用紙センサ65から検出信号が
出力されているか否かが判別される(S3)。このS3
の判別において、検出信号が出力されている場合には、
用紙選択キー87cの機能が、給紙カセット57の選択
用から手差用紙62のサイズ設定用に変換される(S
4)。これとともに、表示部86の液晶表示パネル86
aに、図9に示すような手差用紙62のサイズ設定を促
すメッセージが表示された後(S5)、図6のフローチ
ャートに示すような手差記録紙表示処理が実行される
(S6)。一方、前記S3の判別において、検出信号が
出力されていない場合には、図7のフローチャートに示
すようなカセット記録紙表示処理が実行される(S
7)。
【0043】この状態で、スタートキー87bの押下操
作を待ち(S8)、スタートキー87bが操作されるま
で、前記S3〜S8の動作が繰り返し行われる。そし
て、スタートキー87bが押下操作されると、原稿読取
部14により透光板25または原稿載置板31を介し
て、原稿21上の画像が読み取られるとともに、その画
データが選択された所定のカット紙56または手差用紙
62上に記録される(S9)。
【0044】その後、原稿21に続きページが有るか否
かが判別される(S10)。このS10においては、表
示部86の液晶表示パネル86aに、例えば「次ページ
有りのときには、次ページをセットした後、セットキー
を操作して下さい。次ページ無しのときには、クリアキ
ーを操作して下さい」等のメッセージが表示される。こ
の液晶表示パネル86aの表示に基づいて、操作者が操
作部87のセットキー87dとクリアキー87eとのい
ずれが選択操作すると、そのどちらのキー87d、87
eが押下されたかにより、続きページの有無が判別され
る。
【0045】前記S10の判別において、続きページが
有る場合には、前ページの記録に使用されたものと同じ
カット紙56または手差用紙62が、給紙カセット57
または手差用紙トレイ63にあるか否かが判別される
(S11)。該当するカット紙56または手差用紙62
がある場合には、ADFでの読取データであるか否かが
判別される(S12)。
【0046】これに対して、該当するカット紙56また
は手差用紙62がない場合には、液晶表示パネル86a
にカット紙56または手差用紙62の補充を促すメッセ
ージが表示される(S13)。この状態で、カット紙5
6または手差用紙62の補充を待ち(S14)、操作者
により用紙が補充された後に、前記S12の判別動作が
行われる。
【0047】前記S12の判別において、ADFでの読
取データである場合には、カット紙56または手差用紙
62のサイズ変更を必要としない。このため、前記S6
の手差記録紙表示処理や、S7のカセット記録紙表示処
理を行うことなく、S9に戻って次ページの原稿21の
読取記録動作が続行される。一方、ADFでの読取デー
タでない場合、つまりFBSでの読取データである場合
には、手差コピーであるか否か、つまり手差トレイ63
に手差用紙62がセットされているか否かが判別される
(S15)。
【0048】このS15の判別において、手差用紙62
がセットされている場合には、前記S6に戻って、手差
記録紙表示処理以降の動作が繰り返し実行される。ま
た、手差用紙62がセットされていない場合には、前記
S7に戻って、カセット記録紙表示処理以降の動作が繰
り返し実行される。
【0049】このように、複数ページのコピーが行わ
れ、前記S10において、続きページがないと判別され
た場合には、カセット表示カウンタが「0」にクリアさ
れるとともに(S16)、手差表示カウンタも「0」に
クリアされて(S17)、すべての処理が終了する。
【0050】次に、図6のフローチャートに示す手差記
録紙表示処理について詳述する。さて、この処理が開始
されると、カセット表示カウンタが「0」にクリアされ
た後(S18)、用紙選択キー87cが押下操作された
か否かが判別される(S19)。用紙選択キー87cの
押下操作時には、そのキー87cの押下操作回数に応じ
て、手差表示カウンタに「1」が加算される(S2
0)。その後、手差表示カウンタの値が「4」よりも大
きいか否か判別され(S21)、「4」よりも大きい場
合、すなわち「5」以上の場合には、手差表示カウンタ
が「0」にクリアされる(S22)。
【0051】前記S21の判別において、手差表示カウ
ンタの値が「4」以下の場合には、その手差表示カウン
タの値が「0」、「1」、「2」、「3」、「4」のい
ずれであるか順に判別される(S23〜S26)。そし
て、例えば図10に示すように、カウンタ値が「0」の
場合には、「A4」が記録に使用される手差用紙サイズ
として、液晶表示パネル86aの下段中央に表示される
とともに設定される(S27)。そして、手差記録紙表
示処理が終了される。同様にカウンタ値が「1」、
「2」、「3」の場合には、「A5R」、「A5」、
「B5」が手差用紙サイズとして、それぞれ表示される
とともに設定されて(S28〜S30)、手差記録紙表
示処理が終了する。
【0052】また、カウンタ値が「4」であって、前記
S26の判別がノーとなった場合には、同様に「ハガ
キ」が、手差用紙サイズとして、表示されるとともに設
定されて(S31)、手差記録紙表示処理が終了する。
【0053】次に、図8のフローチャートに示すカセッ
ト記録紙表示処理について詳述する。さて、この処理が
開始されると、手差表示カウンタが「0」にクリアされ
た後(S32)、用紙選択キー87cが押下操作された
か否かが判別される(S33)。用紙選択キー87cの
押下操作時には、そのキー87cの押下操作回数に応じ
て、カセット表示カウンタに「1」が加算される(S3
4)。その後、カセット表示カウンタの値が「3」より
も大きいか否か判別され(S35)、「3」よりも大き
い場合、すなわち「4」以上の場合には、カセット表示
カウンタが「0」にクリアされる(S36)。
【0054】前記S35の判別において、カセット表示
カウンタの値が「3」以下の場合には、そのカセット表
示カウンタの値が「0」、「1」、「2」、「3」のい
ずれであるか順に判別される(S37〜S39)。そし
て、図11に示すように、カウンタ値が「0」の場合に
は、例えば「1」のカセット番号及び「A4」のカット
紙サイズが、液晶表示パネル86aの下段中央に表示さ
れるとともに選択されて(S40)、カセット記録紙表
示処理が終了する。同様にカウンタ値が「2」、「3」
の場合には、「2」、「3」のカセット番号及び「B
4」、「B5R」のカット紙サイズがそれぞれ表示され
るとともに選択されて(S41〜S42)、カセット記
録紙表示処理が終了する。また、カウンタ値が「3」で
あって、前記S39の判別がノーとなった場合には、同
様に「4」のカセット番号及び「A5R」のカット紙サ
イズが表示されるとともに選択されて(S43)、カセ
ット記録紙表示処理が終了する。
【0055】次に、この実施形態によって期待できる効
果について、以下に記載する。 ・この実施形態においては、手差用紙62のサイズ設定
するための用紙選択キー87cが設けられている。この
ため、原稿読取部に14による読取画データを手差用紙
62に記録しようとする場合、その設定された手差用紙
62のサイズの範囲内で感光ドラム68上に画データの
静電潜像を形成することができる。そして、手差用紙6
2のサイズが、記録しようとする画データのサイズより
も小さいような場合にも、感光ドラム68上にトナー画
像の一部が手差用紙62に転写されることなく、残留す
るのが抑制される。従って、感光ドラム68の汚れの進
行を遅らせることができて、記録部17における画像の
記録品質の早期の低下を抑制することができる。
【0056】・この実施形態においては、手差用紙62
のサイズを設定を、給紙カセット57を選択するための
用紙選択キー87cにより、実行するようになってい
る。このため、手差用紙62のサイズ設定キーを独立し
て設ける必要がなくて、操作部87における操作キーの
数が増大することがない。従って、操作部87を小型に
することができるとともに、用紙選択キー87cを容易
に探し出すことができて、手差用紙62のサイズ設定操
作を誤りなく行うことができる。
【0057】・この実施形態においては、手差用紙62
のセット状態を検出する手差用紙センサ65が設けられ
ている。そして、このセンサ65からの検出信号に基づ
いて、用紙選択キー87cが手差用紙62のサイズ設定
用として機能するようになっている。つまり、手差用紙
トレイ63に手差用紙62をセットすると、自動的に用
紙選択キー87cが、手差用紙62のサイズ設定のため
のキーに切り換えられる。従って、用紙選択キー87c
の機能を変換するための操作を行う必要がなく、操作の
簡便化を図ることができる。
【0058】なお、前記実施形態は以下のように変更し
て構成することも可能であり、このように構成した場合
でも前記実施形態と同様の作用効果を得ることができ
る。 ・手差用紙62のサイズ設定を、前記実施形態における
給紙カセット57の選択用の用紙選択キー87cとは異
なった選択キーで実行するように構成すること。
【0059】・表示部86の液晶表示パネル86a上
に、前記実施形態とは異なった表示パターンで、手差用
紙トレイの符号、手差用紙サイズ、カセット番号、カッ
ト紙サイズ等を表示するように構成すること。
【0060】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1及び請求項
2に記載の発明によれば、感光ドラムの汚れの進行を遅
らせることができて、記録品質の早期の低下を抑制する
ことができる。また、手差用紙のサイズ設定キーを独立
して設ける必要がなく、操作部を小型にすることができ
るとともに、手差用紙のサイズ設定操作を誤りなく行う
ことができる。
【0061】請求項3に記載の発明によれば、手差用紙
を使用する記録に際して、選択キーの機能を変換するた
めの操作を行う必要がなく、操作の簡便化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した複合機の一実施形態を
示す断面図。
【図2】 図1の複合機の要部拡大断面図。
【図3】 図1の複合機の回路構成を示すブロック図。
【図4】 図1の操作部及び表示部を拡大して示す正面
図。
【図5】 図1の複合機の読取記録処理を示すフローチ
ャート。
【図6】 図5の手差記録紙表示処理を示すフローチャ
ート。
【図7】 図5のカセット記録紙表示処理を示すフロー
チャート。
【図8】 図1の複合機のイニシャル処理を示すフロー
チャート。
【図9】 図5の手差用紙サイズ設定メッセージに関す
る説明図。
【図10】 図6における表示部の表示状態を示す説明
図。
【図11】 図7における表示部の表示状態を示す説明
図。
【符号の説明】
16…手差用紙供給部、17…記録部、56…記録紙と
してのカット紙、57…記録紙カセットとしての給紙カ
セット、62…手差用紙、65…検出手段としての手差
用紙センサ、82…制御手段を構成するCPU、83…
制御手段を構成するROM、84…制御手段を構成する
RAM、87c…第1設定手段と第2設定手段とを兼用
する用紙選択キー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機能及び通信機能を有し、手差用紙
    供給部及び手差用紙の使用可能な記録部を備えた複写機
    能付き通信端末装置において、手差用紙のサイズを設定
    する第1設定手段を設け、その第1設定手段は他の機能
    の動作条件を設定する第2設定手段を兼用する複写機能
    付き通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記第2設定手段は、記録紙カセットを
    選択設定する設定手段である請求項1に記載の複写機能
    付き通信端末装置。
  3. 【請求項3】 手差用紙のセット状態を検出する検出手
    段を設け、この検出手段からの検出信号に基づいて、前
    記第1設定手段が機能するように制御する制御手段を備
    えた請求項1または2に記載の複写機能付き通信端末装
    置。
JP9221700A 1997-08-18 1997-08-18 複写機能付き通信端末装置 Pending JPH1169030A (ja)

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