JP2000349979A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000349979A
JP2000349979A JP11155897A JP15589799A JP2000349979A JP 2000349979 A JP2000349979 A JP 2000349979A JP 11155897 A JP11155897 A JP 11155897A JP 15589799 A JP15589799 A JP 15589799A JP 2000349979 A JP2000349979 A JP 2000349979A
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Tetsuya Kuwabara
哲也 桑原
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿をセットしてからコピ−プリントするま
での時間を短縮すると共に、操作性を高めた画像形成装
置を提供すること。 【解決手段】 原稿がADFの載置台にセットされたこ
とを原稿センサ30cで検出すると、読取部30により
原稿の読み取りを開始する。原稿の読み取り開始後に、
操作部29に設けたテンキ−29aでコピ−部数を指定
すると、指定された部数を記録部31の記録紙にコピ−
プリントする。読取部30には、画像処理回路30bが
設けられており、原稿を高解像度モ−ドで読み込み、原
稿画像データの特性に応じて像域分離処理して、各像域
に適合した2値化処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿をセットしてから
コピ−プリントするまでの時間を短縮すると共に、操作
性を高めた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピ−機能を併せ持つファクシミリ装置
(以下、複合機と略記する)やデジタル複写機等の画像
形成装置においては、一般に、オ−トドキュメントフィ
−ダ(ADF)やフラットベッド型の読み取り用原稿載
置台が備え付けられている。ADFは、多数枚の被読取
原稿を光学読取系に連続自動給送して各原稿面から画像
を連続的に読み取るためのものである。
【0003】また、フラットベッド型の読み取り用原稿
載置台は、透明な原稿支持板としてのカバ−ガラスを有
しており、そのカバ−ガラス上の所定位置に利用者が被
読取原稿を一枚づつ載置し、それを光学読取系で読み取
らせている。このようなフラットベッド型の原稿載置台
を用いる読み取り方式は、一般にブック読み取りといわ
れている。原稿支持板としてのカバ−ガラスは、光学読
取系と共にフラットベッドスキャナ(FBS)を構成し
ている。
【0004】デジタル複写機や複合機で原稿をコピ−す
る際には、コピ−部数や原稿の種類(通常の文字や図形
のイメ−ジ情報か写真か)に応じた読み取りモ−ド(解
像度)を指定してから、スタ−トボタンを押して原稿の
読み取りを開始し、指定した部数の記録紙にコピ−プリ
ントしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、利用者が
種々の操作をする必要があるので、取り扱いが煩雑な上
に原稿を複合機等にセットしてからコピ−プリントされ
るまでの所要時間が長くなるという問題があった。
【0006】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、コピ−プリントされるまでの所要時間を短縮
するとともに、取り扱いを簡略にした画像形成装置の提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において画像形成装置を、原稿が載置台にセッ
トされたことを検出するセンサと、前記センサが原稿の
セットを検出すると原稿の読み取りを開始する読取部
と、原稿の読み取り開始後にコピ−部数を指定する操作
部と、指定された部数をコピ−プリントする記録部とを
備えた構成とすることにより達成される。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の画像形成装置において、前記読取部の原稿読み取
り開始後に計時をスタ−トするタイマを設け、タイマで
設定された時間内にコピ−部数が指定されない場合に
は、自動的に設定される所定部数をコピ−プリントする
ことを特徴としている。
【0009】更に、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の画像形成装置において、前記読取
部において、原稿を高解像度モ−ドで読み込み、原稿画
像データの特性に応じて像域分離処理して、各像域に適
合した2値化処理を行なうことを特徴としている。
【0010】請求項1に係る発明によれば、原稿がセッ
トされるとコピ−部数の指定前に直ちに読み取りを開始
し、コピ−部数の指定は原稿の読み取り開始後に行なう
ので、原稿のセットからコピ−プリントまでの時間を短
縮することができる。
【0011】請求項2に係る発明によれば、部数の指定
が一定時間内になされない場合には、自動的に所定部数
をコピ−プリントするので、画像形成装置が入力待ちの
状態で停止してしまうことを防止することができる。
【0012】請求項3に係る発明によれば、原稿画像デ
ータの特性に応じて像域分離処理して、各像域に適合し
た2値化処理を行なうので解像度モ−ドの入力が不要と
なり、操作性が向上すると共に高画質のコピ−が得られ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図2は本発明が適用される
画像形成装置の読取部分の側面図である。この画像形成
装置は、前記のように複写機能とファクシミリ機能とを
併わせ持つ複合機として構成されている。図2におい
て、複合機1は、装置ケ−ス2、押え蓋3、原稿給送部
4とを備えている。
【0014】装置ケ−ス2は光学読取系(OP)を内臓
する。光学読取系の詳細については図示を省略している
が、ステップモ−タで駆動される移動フレ−ムに光源と
なるランプ9及び反射ミラ−を取付け、集光レンズと画
像読み取り用の撮像素子(CCD)を装置ケ−ス2内に
固設した構成としている。光源となるランプ9は、水平
方向(矢視S方向)に往復動する。
【0015】装置ケ−ス2の上面には、FBSモ−ドで
使用する際に被読取原稿を載置するための支持板として
透明なカバ−ガラス8が取り付けられている。カバ−ガ
ラス8は、前記光学読取系の移動フレ−ムに取り付けら
れた光源となるランプ9及び反射ミラ−と共にFBSを
構成する。
【0016】押え蓋3は、基板5、給紙トレイ6、排出
トレイ7とを備え、装置ケ−ス2の上面端部にヒンジ機
構により開閉可能に取付けられている。すなわち、押え
蓋3はカバ−ガラス8に対して開閉動作する開閉板とし
て作用する。原稿給送部4はADFの主要な構成部分で
あり、給紙トレイ6の被読取原稿を取り込んで反転させ
る。続いて、被読取原稿は原稿給送部4内を搬送され
て、透光板上を通過する際に被読取原稿の画像が光学読
取系で読み込まれ、排出トレイ7に排出される。
【0017】次に、ADFの主要な構成部分である原稿
給送部4について説明する。原稿給送部4の入口には、
原稿幅検出用センサ4lが所定のピッチで設置されてい
る。原稿給送部4内には、給紙トレイ6上の最上部の被
読取原稿を取り込むための給送ロ−ラ4aと分離ロ−ラ
4bが設けられている。また、給送ロ−ラ4aの側方に
は給紙補助ロ−ラ4cが設けられており、ベルト4dに
より給送ロ−ラ4aからの駆動力が伝達される。
【0018】給紙補助ロ−ラ4cは、給送ロ−ラ4aの
回転に伴ってベルト4dから駆動力が伝達されて給送ロ
−ラ4aと同方向に回転すると共に、下降して給紙トレ
イ6上の最上部にある被読取原稿の上面に当接して、給
送ロ−ラ4aによる紙送りを補助する。給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bの下流側には搬送ロ−ラ4eと一対の
従動ロ−ラ4f、4gが設けられている。
【0019】ADFモ−ドにおいては、給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bにより原稿給送部4内に取り込まれた
被読取原稿は、搬送ロ−ラ4eと一対の従動ロ−ラ4
f、4g間に挟持されつつ搬送されて反転させられた後
に、透光板4k上を通過する。この透光板4kを通して
被読取原稿の画像が光学読取系で読み取られる。
【0020】透光板4k上を通過した被読取原稿は、一
対の排出ロ−ラ4h、4iによって搬送され、排出口4
jより排出トレイ7上に排出される。また、給紙トレイ
6の先端部には、原稿がセットされたことを検出する原
稿センサ6aが設けられている。この原稿センサ6a
は、例えば光電センサを用いて構成する。
【0021】図1は本発明の画像形成装置の制御部を示
す概略のブロック図である。次にこのブロック図につい
て説明する。制御部20には、中央処理装置(CPU)
21、ネットワ−クコントロ−ルユニット(NCU)2
2、モデム23、画像メモリ24、RAM25、ROM
26、コ−デック27、表示部28、操作部29、読取
部30、記録部31が設けられている。
【0022】ネットワ−クコントロ−ルユニット(NC
U)22は、電話回線Lの閉結及び開放を制御すると共
に、相手先のファックス番号に対応したダイヤルパルス
の送出及び着信を検出する。モデム23は送受信デ−タ
の変調及び復調を行う。画像メモリ24は、受信画デ−
タや光学読取系で読み取られた画像デ−タ(イメ−ジデ
−タ)を一時的に記憶する。
【0023】RAM25は、制御プログラムに従う演算
処理で得られた一時的なデ−タ等を保管する作業エリア
として機能する。また、RAM25には詳細を後述する
ようなコピ−管理エリア25aが設定されている。RO
M26には、本機の動作制御に必要な各種の制御プログ
ラムが記憶されている。
【0024】コ−デック27は、読取部30で読み取ら
れた画像デ−タを他のファクシミリ装置等に送信する際
に、MH、MR、MMR方式等で符号化(エンコ−ド)
する。また、他のファクシミリ装置等から受信した画像
デ−タを復合化(デコ−ド)する。表示部28は液晶表
示パネルや発光ダイオ−ド(LED)を備えており、装
置の作動状態等の各種情報の表示を行う。また、表示部
28には、原稿サイズの入力を自動入力とするか、また
は手動入力とするかを選択して切り替えるマ−クが表示
されている。
【0025】操作部29はテンキ−29a、モ−ドキ−
29bが設けられている。このモ−ドキ−29bには、
コピ−・ファクシミリ複合機をコピ−モ−ドとファクシ
ミリ通信モ−ドとのいずれの機能を選択するかのコピ−
/通信キ−、原稿が文字等のイメ−ジ情報か写真情報か
に応じてコピ−の読み取りモ−ド(解像度)を設定する
読み取りモ−ドキ−、自動縮小、自動記録紙選択モ−ド
を設定するキ−等が設けられている。これらのモ−ド
は、表示部28の画面上でタッチパネルにより選択して
設定する構成とすることができる。また、この他にもス
タ−トキ−や停止キ−等の装置の操作に必要な各種キ−
が備えられている。
【0026】読取部30は光学読取系で構成されてお
り、前記したように画像読み取り用のCCD30aの信
号を画像処理回路30bに入力し、原稿画像デ−タが文
字等のイメ−ジ情報か、または写真情報かに応じて、す
なわち、原稿画像デ−タの濃淡の分布やばらつき等の特
性に応じて像域分離処理をしてから、それぞれの像域で
2値化処理を行なう。また、読取部30には、適宜のイ
ンタ−フェイスを介して原稿センサ30c(図2の図示
番号6aに相当)、光源30d(図2の図示番号9に相
当)、モ−タ30eが接続されている。
【0027】記録部31は電子写真方式のプリンタより
なり、受信画デ−タや光学読取系で読み取られた画像デ
−タを、図示しない給紙カセットから供給される定形サ
イズの記録紙上にコピ−する。また、現在時刻をカウン
トする時計部を設け、その出力を用いて受信した原稿に
その時点の時刻を印字することも可能である。
【0028】通常、原稿を読み取る際には、原稿が文字
や図形のように明瞭な場合には低解像度モ−ドに、写真
のように階調性がある場合には高解像度モ−ドに解像度
モ−ドを設定している。本発明においては、すべての原
稿を複合機の最高の解像度モ−ドで自動的に読み取り、
その後、前記のように像域分離処理をして、それぞれの
像域で2値化処理を行なっている。このため、原稿の種
類に応じて解像度モ−ドを設定する必要がないので操作
が簡略化され、高画質のコピ−が得られる。
【0029】像域分離処理は、多値画像デ−タに基づき
前記のように濃度の分布やばらつき等の特性に応じて、
文字や図形のイメ−ジ情報の領域と写真情報の領域に区
分するものである。文字や図形の領域とされた部分に対
しては、エッジ強調や局所平均法により画像デ−タの2
値化処理を行なう。また、写真の領域とされた部分に対
しては、ディザや誤差拡散法により画像デ−タの2値化
処理を行なう。
【0030】図3〜図6は、本発明の画像形成装置の処
理手順を示すフロ−チャ−トである。次に、このフロ−
チャ−トについて説明する。
【0031】(1)ステップS1で原稿先読みコピ−処
理のプログラムをスタ−トさせる。従来は、コピ−枚数
や解像度モ−ドを先に設定してから原稿を読み取る処理
を行なっている。これに対して、本発明においてはコピ
−枚数や解像度モ−ドを設定することなく先に原稿を読
み取る処理をしているので、このような処理をここでは
原稿先読みコピ−と定義する。
【0032】(2)ステップS2では、複合機の状態が
コピ−モ−ドに設定されているかどうかを判定する。判
定結果がYES(以下、Yと略記する)の場合には、次
にステップS3でコピ−の読み取りモ−ドが文字/写真
自動モ−ドかどうか、すなわち、原稿の読み取りモ−ド
が最高の解像度で行なう設定となっているかどうかを判
定する。
【0033】(3)ステップS2の判定結果がYであれ
ば、続いてステップS4の処理において自動縮小、自動
記録紙選択モ−ドであるかどうかを判定する。この判定
結果がYであれば、次にステップS5の処理に移行して
ADFに原稿がセットされたかどうかを判定する。この
原稿セットは、前記した原稿センサにより検出される。
判定結果がYでADFに原稿がセットされている場合に
は、ステップS6の処理においてRAM25のコピ−管
理エリアに空きエリアがあるかどうかを判断する。
【0034】(4)上記ステップS2〜ステップS6の
判定結果がNO(以下、Nと略記する)の場合には、ス
テップS7で処理プログラムを終了する。ステップS6
の判定結果がYでコピ−管理エリアに空きエリアがある
場合には、次にステップS8の処理でコピ−管理エリア
から1ジョブ分のエリアを獲得する。続いてステップS
9の処理で、獲得したコピ−管理エリアに原稿の読み取
り中にコピ−の部数=1を記憶する。このように部数1
を設定しておくことにより、後述のようにタイマの設定
時間内に部数指定がない場合には、自動的に1部コピ−
する構成としている。
【0035】(5)ステップS10の処理において原稿
の読み取りを開始し、次にステップS11の処理で操作
部29からのキ−入力があるかどうかを判定する。この
判定結果がYであれば、ステップS12においてキ−入
力されたのは0および1−9までの数字がテンキ−29
aから入力されたかどうか、すなわち、コピ−部数が入
力されたかどうかを判定する。例えばコピ−部数が10
部であればテンキ−29aから「10」が入力される。
【0036】(6)ステップS12の判定結果がYとな
りコピ−部数が入力された場合には、次にステップS1
3の処理で、前記入力した部数をRAMのテンポラリエ
リアに記憶する。ステップS12の判定結果がNの場
合、およびステップS13の処理が終了した後にはステ
ップS14の処理でスタ−トキ−入力かどうかを判定す
る。
【0037】(7)ステップS14の判定結果がYの場
合には、次にステップS15の処理に移行する。ステッ
プS15の処理においては、ステップS13の処理でテ
ンポラリエリアに設定した部数を、ステップS8の処理
で獲得したコピ−管理エリアにコピ−する。ステップS
14の処理でスタ−トキ−入力でないと判定された場合
と、ステップS15の前記処理が終了した後には、ステ
ップS16の処理を行なう。
【0038】(8)ステップS16の処理においては、
キ−入力は停止キ−入力かどうかを判定する。判定結果
がYであれば、次にステップS17の処理において、前
記ステップS8の処理で獲得したコピ−管理エリアを開
放し、ステップS18において処理プログラムを終了す
る。
【0039】(9)ステップS16の判定結果がNの場
合と、ステップS11の処理においてキ−入力がないと
判定された場合には、ステップS19の処理に移行し
て、ADFに原稿有りかどうかを判定する。ADFに原
稿がある場合にはステップS11の処理に戻り、ステッ
プS11〜ステップS18の処理を繰り返す。ADFに
原稿がない場合には、ステップS20の処理でタイマを
スタ−トさせる。
【0040】(10)次に、ステップS21でキ−入力
有りかどうかを判定する。ステップS21〜ステップS
28の処理は、前記ステップS11〜ステップS18の
処理と対応しており、ステップS21〜ステップS28
の処理はステップS11〜ステップS18の処理と同様
である。但し、ステップS25の処理の後にはステップ
S30の処理に移行する点は、ステップS15の処理と
は相違している。
【0041】(11)ステップS21でキ−入力有りと
判定されたキ−入力の内容が、ステップS22で0、1
−9の数字キ−入力ではないと判定され、ステップS2
4でスタ−トキ−入力でもないと判定され、更に、ステ
ップS26の処理で停止キ−入力ではないと判定された
場合には、ステップS29の処理に移行する。また、ス
テップS21の処理でキ−入力がないと判定された場合
にも、ステップS29の処理に移行する。
【0042】(12)ステップS29の処理において
は、ステップS20で計時をスタ−トしたタイマが、設
定された時間にカウントアップしたかどうかを判定す
る。この判定結果がNの場合には、ステップS21の処
理に戻り、ステップS21〜ステップS28の処理を繰
り返す。タイマがカウントアップした場合には、ステッ
プS30の処理を行なう。
【0043】(13)ステップS30の処理では、指定
部数のコピ−プリントを行なう。この処理は、原稿の読
み取り中にキ−入力により指定された部数をコピ−プリ
ントするものであるが、タイマの設定時間内に部数の指
定がなされない場合には、ステップS9において設定さ
れた部数1を自動的にコピ−プリントする。
【0044】このように、部数の指定が一定時間内にな
されない場合には、自動的に1部コピ−プリントするこ
とにより、画像形成装置が入力待ちの状態で停止してし
まうことを防止して、利用効率を高めている。コピ−プ
リントの終了後には、ステップS31の処理でコピ−管
理エリアを開放し、ステップS32において処理プログ
ラムを終了する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、原稿がセットされるとコピ−部数の指定前
に直ちに読み取りを開始し、コピ−部数の指定は原稿の
読み取り開始後に行なうので、原稿のセットからコピ−
プリントまでの時間を短縮することができる。
【0046】また、請求項2に係る発明によれば、部数
の指定が一定時間内になされない場合には、自動的に所
定部数をコピ−プリントするので、画像形成装置が入力
待ちの状態で停止してしまうことを防止することができ
る。
【0047】更に、請求項3に係る発明によれば、原稿
画像データの特性に応じて像域分離処理して、各像域に
適合した2値化処理を行なうので解像度モ−ドの入力が
不要となり、操作性が向上すると共に高画質のコピ−が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置の制御部の
ブロック図である。
【図2】画像形成装置の読取部分の概略の側面図であ
る。
【図3】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図4】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 本体ケ−ス 3 押え蓋 4 原稿給送部 5 基板 6 給紙トレイ 7 排出トレイ 8 カバ−ガラス 20 制御部 21 中央処理部(CPU) 25 RAM 25a コピ−管理エリア 29 操作部 29a テンキ− 29b モ−ドキ− 30 読取部 30b 画像処理回路 30c 原稿センサ 31 記録部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置台にセットされたことを検出
    するセンサと、前記センサが原稿のセットを検出すると
    原稿の読み取りを開始する読取部と、原稿の読み取り開
    始後にコピ−部数を指定する操作部と、指定された部数
    をコピ−プリントする記録部とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記読取部の原稿読み取り開始後に計時
    を開始するタイマを設け、タイマで設定された時間内に
    コピ−部数が指定されない場合には、自動的に設定され
    る所定部数をコピ−プリントすることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記読取部において、原稿を高解像度モ
    −ドで読み込み、原稿画像データの特性に応じて像域分
    離処理して、各像域に適合した2値化処理を行なうこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成
    装置。
JP11155897A 1999-06-03 1999-06-03 画像形成装置 Pending JP2000349979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019009689A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019009689A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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