JP2002142089A - 画像読取記録装置 - Google Patents

画像読取記録装置

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JP2002142089A
JP2002142089A JP2000335708A JP2000335708A JP2002142089A JP 2002142089 A JP2002142089 A JP 2002142089A JP 2000335708 A JP2000335708 A JP 2000335708A JP 2000335708 A JP2000335708 A JP 2000335708A JP 2002142089 A JP2002142089 A JP 2002142089A
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JP2000335708A
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Masaki Kotani
正樹 小谷
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像メモリの資源の有効利用を図ると共に、
画像情報のセキュリティを高めた画像読取記録装置を提
供すること。 【解決手段】 画像読取記録装置には、原稿画像の読取
部と、読取部で読み取られた画像を格納する画像メモリ
と、画像を記録紙にプリントする記録部と、各種操作を
指示する操作部と、前記読取部と画像メモリと記録部と
操作部とを制御する制御部とを備えている。画像メモリ
に格納された画像を記録紙にプリントしてから再度当該
画像を画像メモリに格納する際に、ステップS5の処理
で消去モ−ドが設定されているときには画像を消去す
る。消去モ−ドは、画像メモリの空き容量が所定量に満
たないとき、特定キ−が操作されたとき等を条件として
設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像メモリに格納され
ている画像を所定の条件設定で消去して、画像メモリの
資源の有効利用を図ると共に、画像情報の不用な流出を
防止してセキュリティを高めた画像読取記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機や複写機能を併せ持つファクシミ
リ装置には、一般に、オ−トドキュメントフィ−ダ(A
DF)やフラットベッド型の読み取り用原稿載置台が備
え付けられている。ADFは、多数枚の被読取原稿を光
学読取系に連続自動給送して各原稿面から画像を連続的
に読み取るためのものである。
【0003】また、フラットベッド型の読み取り用原稿
載置台は、透明な原稿支持板としてのカバ−ガラスを有
しており、そのカバ−ガラス上の所定位置に利用者が被
読取原稿を一枚づつ載置し、それを光学読取系で読み取
らせている。このようなフラットベッド型の原稿載置台
を用いる読み取り方式は、一般にブック読み取りといわ
れている。上記のような原稿支持板としてのカバ−ガラ
スは、光学読取系と共にフラットベッドスキャナ(FB
S)を構成している。
【0004】このような画像読取記録装置においては、
読み取った画像を画像メモリに一旦格納しておき、画像
メモリから当該画像を読み出して所定部数記録紙にプリ
ントする。このプリント処理後に再度画像を同じ画像メ
モリに格納しておき、追加のコピ−プリントの要請に対
応できるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、所定部数
記録紙にプリントした後にも、コピ−プリントのために
画像を画像メモリに格納している。このため、画像の蓄
積量が増大してくると画像メモリの容量をオ−バし、新
しい画像を画像メモリに格納することができず、追加の
プリントの要請に対応できないという問題があった。
【0006】また、限られた担当者以外には知られたく
ない画像についても無条件で画像メモリに格納されてい
るので、当該画像を見られたくない第三者にも簡単にア
クセスされてしまい、画像情報のセキュリティが保持で
きないという問題があった。
【0007】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、画像メモリ、すなわち、記憶部の資源の有効
利用を図ると共に、画像情報のセキュリティを高めた画
像読取記録装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において画像読取記録装置を、原稿画像の読取
部と、読取部で読み取られた画像を格納する記憶部と、
画像を記録紙にプリントする記録部と、各種操作を指示
する操作部と、前記各部を制御する制御部とを備え、記
憶部に格納された画像を記録紙にプリントした後、消去
モ−ドに基づいて画像を消去する構成とすることにより
達成される。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の画像読取記録装置において、前記消去モ−ドは、
記憶部の空き容量が所定量に満たないことを条件として
設定されることを特徴としている。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載の画像読取記録装置において、前記消去モ−ドは、
画像の消去を指示する特定キ−の操作を条件として設定
されることを特徴としている。
【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
記載の画像読取記録装置において、前記消去モ−ドは、
所定時間の経過を条件として設定されることを特徴とし
ている。
【0012】また、請求項5に係る発明は、請求項1に
記載の画像読取記録装置において、前記消去モ−ドは、
新たな原稿画像の読み取りを条件として設定されること
を特徴としている。
【0013】また、請求項6に係る発明は、請求項1に
記載の画像読取記録装置において、前記消去モ−ドは、
当該画像のコピ−プリント完了を条件として設定される
ことを特徴としている。
【0014】請求項1に係る発明によれば、記憶部に格
納された画像を記録紙にプリントした後、消去モ−ドに
基づいて画像を消去する構成としている。このように、
消去モ−ドに基づいて画像を消去しているので、第三者
にアクセスされたくない特定の画像を消去して、画像情
報のセキュリティを高めることができる。
【0015】請求項2に係る発明によれば、記憶部の空
き容量が所定量に満たないことを条件として消去モ−ド
を設定している。このため、記憶部の容量不足により、
必要な画像を格納できなくなる事態を避けることができ
る。
【0016】請求項3に係る発明によれば、画像の消去
を指示する特定キ−の操作を条件として消去モ−ドを設
定している。このため、画像の内容に応じて画像メモリ
に格納するか、または消去するかを選択するので、秘密
性の高い画像を確実に消去することができる。
【0017】請求項4に係る発明によれば、所定時間の
経過を条件として消去モ−ドを設定している。このた
め、使用者の何等の操作を必要とすることなく自動的に
画像を消去するので、使い勝手が良く操作性を高めるこ
とができる。
【0018】請求項5に係る発明によれば、新たな原稿
画像の読み取りを条件として消去モ−ドを設定してい
る。このため、使用者が新たな原稿画像を読み取らせる
毎に記憶部に格納されていた画像を消去するので、記憶
部には確実に空き容量を形成することができる。
【0019】請求項6に係る発明によれば、画像のコピ
−プリント完了を条件として消去モ−ドを設定してい
る。このため、不要な画像が記憶部に蓄積されることを
防止して、記憶部の資源の有効利用が図れる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図9は、本発明が適用され
る画像読取記録装置の読取部を示す概略の側面図であ
る。この画像読取記録装置1は、コピ−・ファクシミリ
複合機に具体化している。図9において、画像読取記録
装置1は、装置ケ−ス2、押え蓋3、原稿給送部4とを
備えている。
【0021】装置ケ−ス2は光学読取系(OP)を内臓
する。光学読取系の詳細については図示を省略している
が、ステップモ−タで駆動される移動フレ−ムに光源と
なるランプ及び反射ミラ−を取付け、集光レンズと画像
読取り用の撮像素子(CCD)を装置ケ−ス2内に固設
した構成としている。
【0022】装置ケ−ス2の上面には、被読取り原稿を
載置するための支持板として透明なカバ−ガラス8が取
り付けられている。カバ−ガラス8は、前記光学読取系
の移動フレ−ムに取り付けられた光源となるランプ及び
反射ミラ−と共にFBSを構成する。光源となるランプ
9は、水平方向(矢視S方向)に往復動する。
【0023】押え蓋3は、基板5、給紙トレイ6、排出
トレイ7とを備え、装置ケ−ス2の上面端部にヒンジ機
構により開閉可能に取付けられている。すなわち、押え
蓋3はカバ−ガラス8に対して開閉動作する開閉板とし
て作用する。
【0024】原稿給送部4はADFの主要な構成部分で
あり、給紙トレイ6の読取原稿を取り込んで反転させ
る。続いて、読取原稿は原稿給送部4内を搬送されて、
透光板上を通過する際に読取原稿の画像が光学読取系で
読み込まれ、排出トレイ7に排出される。
【0025】次に、ADFの主要な構成部分である原稿
給送部4について説明する。原稿給送部4の入口には、
原稿幅検出用センサ4lが所定のピッチで設置されてい
る。原稿給送部4内には、給紙トレイ6上の最上部の読
取原稿を取り込むための給送ロ−ラ4aと分離ロ−ラ4
bが設けられている。また、給送ロ−ラ4aの側方には
給紙補助ロ−ラ4cが設けられており、ベルト4dによ
り給送ロ−ラ4aからの駆動力が伝達される。
【0026】給紙補助ロ−ラ4cは、給送ロ−ラ4aの
回転に伴ってベルト4dから駆動力が伝達されて給送ロ
−ラ4aと同方向に回転すると共に、下降して給紙トレ
イ6上の最上部にある読取原稿の上面に当接して、給送
ロ−ラ4aによる紙送りを補助する。給送ロ−ラ4aと
分離ロ−ラ4bの下流側には搬送ロ−ラ4eと一対の従
動ロ−ラ4f、4gが設けられている。
【0027】ADFモ−ドにおいては、給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bにより原稿給送部4内に取り込まれた
読取原稿は、搬送ロ−ラ4eと一対の従動ロ−ラ4f、
4g間に挟持されつつ搬送されて反転させられた後に、
透光板4k上を通過する。この透光板4kを通して読取
原稿の画像が光学読取系で読み取られる。
【0028】透光板4k上を通過した読取原稿は、一対
の排出ロ−ラ4h、4iによって搬送され、排出口4j
より排出トレイ7上に排出される。また、給紙トレイ6
の先端部には、原稿がセットされたことを検出する原稿
センサ4lが設けられている。この原稿センサ4lは、
例えば光電センサを用いて構成する。
【0029】図8は本発明の画像読取記録装置の制御装
置を示す概略のブロック図である。次にこのブロック図
について説明する。図8において、画像読取記録装置の
制御装置11は、各種信号やデ−タを処理するための制
御部12を有している。この制御部12は、例えばCP
U(中央演算処理装置)により構成されている。
【0030】制御部12には、回線制御部(NCU)1
4、モデム15、画像メモリ16、RAM17、ROM
18、表示部19、操作部20、読取部21、記録部2
2、符号化・復号部23が接続されている。
【0031】回線制御部14は外部回線13と接続さ
れ、相手先のダイヤル番号に対応したダイヤルパルスの
送出、及び着信を検出する。モデム15は相手先のファ
クシミリ装置等の通信端末装置との間で送受信されるデ
−タを変調・復調し、回線制御部14と接続する。画像
メモリ16は、読み取り画像の画デ−タ、受信した画デ
−タを格納する。RAMに17は予約送信またはメモリ
受信における管理デ−タが格納される。ROM18には
画像読取記録装置の各種動作に必要なデ−タやプログラ
ムが格納される。
【0032】陰極線管(CRT)や液晶表示器(LC
D)を用いた表示部19には、画像読取記録装置の動作
に必要な各種メッセ−ジが表示される。キ−ボ−ドやマ
ウス等からなる操作部20は画像読取記録装置の各種動
作、停止を指示する。読取部21は原稿の画像を読み取
る。
【0033】記録部22は画像を記録紙にプリントす
る。画像のプリントは、記録紙の両面に行なう場合と記
録紙の片面に行なう場合がある。符号化・復号部23
は、読み取り画像の画デ−タを所定の符号化方式で符号
化し、また、受信した画デ−タを復号化する。なお、制
御装置11に時計部を設けて現在時刻をカウントし、時
計部の出力を用いて受信時刻を通信管理記録に保存する
こともできる。
【0034】本発明においては、読み取り画像を一旦画
像メモリ16、すなわち記憶部に格納し、当該画像を画
像メモリ16から読み出して、所定部数記録紙にプリン
トする。その後、消去モ−ドが設定されているかどうか
を判定し、いずれかの消去モ−ドが設定されている場合
には、該当するコピ−プリント用の画像(再コピ−用画
像)は画像メモリ16に格納しないようにして、画像メ
モリ16のメモリ資源の有効利用を図っている。また、
画像に不要な第三者がアクセスできないようにして、画
像情報に対するセキュリティを高めている。
【0035】図1は、画像を画像メモリから消去する処
理手順を示すフロ−チャ−トであり、図2〜図7は、図
1のステップS6で示したサブル−チン処理の例を示す
フロ−チャ−トである。次に、図1のフロ−チャ−トに
ついて説明する。
【0036】(1)ステップS1で処理プログラムをス
タ−トし、ステップS2で原稿の読み取りを行なう。次
にステップS3の処理で画像を前記符号化・復号化部2
3で符号化して画像メモリに格納する。続いてステップ
S4の処理で画像を画像メモリから読み出して記録紙に
プリントする。
【0037】(2)ステップS5の処理では、消去モ−
ドが設定されているかどうかを判定する。この判定結果
がYES(以下、Yと略記する)であれば、ステップS
6の画像消去のサブル−チン処理に移行する。ステップ
S5の判定結果がNO(以下、Nと略記する)であれ
ば、ステップS7で処理プログラムを終了する。
【0038】図2は、画像メモリの空き容量が所定値以
下の場合に、再コピ−用画像を消去する処理手順を示す
フロ−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トにつ
いて説明する。
【0039】(1)ステップS11で処理プログラムを
スタ−トし、ステップS12で相手先の通信端末装置か
ら画デ−タの受信を開始したかどうかを判定する。この
判定結果がNであれば、ステップS12の待機状態とな
る。ステップS12の判定結果がYになれば、ステップ
S13の処理に移行する。
【0040】(2)ステップS13の処理では、画像メ
モリの残量(空き容量)が所定値以下、例えば、256
KB以下かどうかを判定する。この判定結果がNであれ
ば、ステップS15で処理プログラムを終了する。ステ
ップS13の判定結果がYであれば、ステップS14の
処理に移行する。
【0041】(3)ステップS14の処理では前記再コ
ピ−用画像を消去し、ステップS15で処理プログラム
を終了する。ステップS13の処理で、画像メモリの残
量は、画像読取記録装置の使用状況等を考慮して任意に
設定することができる。また、図2の処理では、相手先
の通信端末装置から画デ−タの受信の際に画像メモリの
残量が所定値以下かどうかを判定している。このような
画像メモリの残量が所定値以下かどうかの判定は、新た
な原稿の読み取りの際に行なっても良い。
【0042】図3は、特定キ−(消去キ−)が操作され
た場合に再コピ−用画像を消去する処理手順を示すフロ
−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トについて
説明する。
【0043】ステップS21で処理プログラムをスタ−
トし、ステップS22で消去キ−押下げかどうかを判定
する。この判定結果がYであれば、ステップS23の処
理で再コピ−用画像を消去し、ステップS23で処理プ
ログラムを終了する。
【0044】図4、図5は、所定時間経過した場合に再
コピ−用画像を消去する処理手順を示すフロ−チャ−ト
である。次に、このフロ−チャ−トについて説明する。
【0045】(1)図4のステップS31で処理プログ
ラムをスタ−トし、ステップS32で画像の保存時間を
入力する。次に、ステップS33の処理で入力した保存
時間を変数Tで保存し、ステップS34で処理プログラ
ムを終了する。
【0046】(1)図5のステップS41で処理プログ
ラムをスタ−トし、ステップS42で所定の設定時間、
例えば1分が経過したかどうかを判定する。この判定結
果がNであれば、ステップS42の処理の待機状態とな
る。ステップS42の判定結果がYになれば、ステップ
S43の処理に移行する。
【0047】(2)ステップS43の処理では、前記図
4の処理で設定した時間T=0かどうかを判定する。こ
の判定結果がYであれば、ステップS44の処理で再コ
ピ−用画像を消去し、ステップS46で処理プログラム
を終了する。ステップS43の判定結果がNであれば、
次にステップS45の処理でT=T−1、の処理を行な
う。
【0048】図6は、新たな原稿画像の読み取りをした
場合に再コピ−用画像を消去する処理手順を示すフロ−
チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トについて説
明する。
【0049】(1)ステップS51で処理プログラムを
スタ−トし、ステップS52で新たな原稿画像の読み取
り開始かどうかを判定する。この判定結果がNであれ
ば、ステップS52の待機状態となる。ステップS52
の判定結果がYになれば、ステップS53の処理に移行
する。
【0050】(2)ステップS53の処理では、ユ−ザ
による消去設定かどうかを判定する。この判定結果がY
であれば、次にステップS54の処理で再コピ−用画像
を消去し、ステップS55で処理プログラムを終了す
る。図6の処理では、新たな原稿画像を読み取る際に、
ユ−ザによる消去設定がなされていると、再コピ−用画
像を画像メモリから消去する。このため、画像メモリに
は読み取られた新たな原稿画像を格納する空き容量が確
保され、新たな原稿画像を確実に保存することができ
る。
【0051】図6の処理で、新たな原稿画像の読み取り
がなされる直前の処理で読み取られた画像のみが画像メ
モリに保存されている場合には、当該画像を消去する。
また、画像メモリに複数組の画像が保存されている場合
には、任意の順番の画像を消去する設定とすることがで
きる。
【0052】図7は、画像のコピ−プリントが完了した
場合に再コピ−用画像を消去する処理手順を示すフロ−
チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トについて説
明する。
【0053】(1)ステップS61で処理プログラムを
スタ−トし、ステップS62で画像のコピ−プリントが
完了したかどうかを判定する。この判定結果がNであれ
ば、ステップS62の待機状態となる。ステップS62
の判定結果がYになれば、ステップS63の処理に移行
する。
【0054】(2)ステップS63の処理では、既存の
再コピ−用画像を消去する。続いて、ステップS64の
処理で、新規の再コピ−用画像を作成し、ステップS6
5で処理プログラムを終了する。
【0055】図1〜図7の処理では再コピ−用画像を消
去しているが、本発明の画像読取記録装置においては、
消去モ−ドが設定されていない場合には、画像のプリン
ト後に保存キ−を操作することにより、当該画像を画像
メモリに再度格納することができる。
【0056】また、ファクシミリ通信の送信予約キ−が
操作された場合には、時刻指定メモリ送信予約処理を行
い、再コピ−用画像を画像メモリから消去する。その
後、送信原稿を読み取り、当該画像を画像メモリに格納
する。
【0057】図2〜図7の例では、再コピ−用画像に対
してそれぞれ異なる消去モ−ドを設定している。これら
の消去モ−ドは独立して設定することもできるが、併用
することも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、記憶部に格納された画像を記録紙にプリン
トした後、消去モ−ドに基づいて画像を消去する構成と
している。このように、消去モ−ドに基づいて画像を消
去しているので、第三者にアクセスされたくない特定の
画像を消去して、画像情報のセキュリティを高めること
ができる。
【0059】請求項2に係る発明によれば、記憶部の空
き容量が所定量に満たないことを条件として消去モ−ド
を設定している。このため、記憶部の容量不足により、
必要な画像を格納できなくなる事態を避けることができ
る。
【0060】請求項3に係る発明によれば、画像の消去
を指示する特定キ−の操作を条件として消去モ−ドを設
定している。このため、画像の内容に応じて画像メモリ
に格納するか、または消去するかを選択するので、秘密
性の高い画像を確実に消去することができる。
【0061】請求項4に係る発明によれば、所定時間の
経過を条件として消去モ−ドを設定している。このた
め、使用者の何等の操作を必要とすることなく自動的に
画像を消去するので、使い勝手が良く操作性を高めるこ
とができる。
【0062】請求項5に係る発明によれば、新たな原稿
画像の読み取りを条件として消去モ−ドを設定してい
る。このため、使用者が新たな原稿画像を読み取らせる
毎に記憶部に格納されていた画像を消去するので、記憶
部には確実に空き容量を形成することができる。
【0063】請求項6に係る発明によれば、画像のコピ
−プリント完了を条件として消去モ−ドを設定してい
る。このため、不要な画像が記憶部に蓄積されることを
防止して、記憶部の資源の有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取記録装置に
おいて、画像消去の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図2】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図3】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図4】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】画像読取記録装置の制御部のブロック図であ
る。
【図9】画像読取記録装置の読み取り部の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 画像読取記録装置 3 押え蓋 8 カバ−ガラス 11 制御装置 12 中央演算処理装置(CPU) 16 画像メモリ 17 RAM 19 表示部 20 操作部 21 読取部 22 記録部 OP 光学読取系
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月26日(2001.3.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
発明の属する技術分野】本発明は、画像メモリに格納
されている画像を所定の条件設定で消去して、画像メモ
リの資源の有効利用を図ると共に、画像情報の不用な流
出を防止してセキュリティを高めた画像読取記録装置に
関する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像の読取部と、読取部で読み取ら
    れた画像を格納する記憶部と、画像を記録紙にプリント
    する記録部と、各種操作を指示する操作部と、前記各部
    を制御する制御部とを備え、記憶部に格納された画像を
    記録紙にプリントした後、消去モ−ドに基づいて画像を
    消去することを特徴とする画像読取記録装置。
  2. 【請求項2】 前記消去モ−ドは、記憶部の空き容量が
    所定量に満たないことを条件として設定されることを特
    徴とする請求項1に記載の画像読取記録装置。
  3. 【請求項3】 前記消去モ−ドは、画像の消去を指示す
    る特定キ−の操作を条件として設定されることを特徴と
    する請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記消去モ−ドは、所定時間の経過を条
    件として設定されることを特徴とする請求項1に記載の
    画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記消去モ−ドは、新たな原稿画像の読
    み取りを条件として設定されることを特徴とする請求項
    1に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記消去モ−ドは、当該画像のコピ−プ
    リント完了を条件として設定されることを特徴とする請
    求項1に記載の画像読取装置。
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