JP2001268312A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001268312A
JP2001268312A JP2000076779A JP2000076779A JP2001268312A JP 2001268312 A JP2001268312 A JP 2001268312A JP 2000076779 A JP2000076779 A JP 2000076779A JP 2000076779 A JP2000076779 A JP 2000076779A JP 2001268312 A JP2001268312 A JP 2001268312A
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Masanori Asakura
正則 朝倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像デ−タを更紙または裏紙に確実に記録で
きる構成としたファクシミリ装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の通信端末装置に適用される制御
装置11は、CPU12と、画像デ−タを送受信するN
CU14、モデム15と、画像メモリ16と、動作モ−
ドを設定する操作部20と、原稿の読取部21と、裏紙
と更紙の異なる種別の用紙を収納する複数段のカセット
を備え、画像を記録する記録部22等を備えている。N
CU14は、内線と外線の複数回線に接続されており、
内線から受信した画像デ−タを裏紙または更紙の一方の
用紙に記録し、外線から受信した画像デ−タを裏紙また
は更紙の他方の用紙に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像デ−タを更紙また
は裏紙に確実に記録できる構成としたファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、コピ−機
能を併せ持つ複合機として構成されるものが知られてい
る。このような複合機は、一般にオ−トドキュメントフ
ィ−ダ(ADF)や、フラットベッドスキャナ(FB
S)として機能するフラットベッド型の読み取り用原稿
載置台が備え付けられている。
【0003】複合機で原稿をコピ−する際には、コピ−
部数や原稿の種類(通常の文字や図形のイメ−ジ情報か
写真か)に応じた読み取りモ−ド(解像度)を指定して
から、スタ−トボタンを押して原稿の読み取りを開始
し、指定した部数の記録紙にコピ−プリントしている。
【0004】ところで、最近の環境保全への関心の高ま
りや、資源の有効利用の観点から、複合機として構成さ
れているファクシミリ装置においては、用紙を節約する
ことが考慮されている。その具体例として、片面に画像
デ−タを記録済みの所定のサイズの用紙をカセットに収
納し、白紙となっている他面に別の画像デ−タを記録す
ることが行われている(以下、両面未記録の白紙の用紙
を「更紙」、片面が記録済みで片面のみが白紙の用紙を
「裏紙」という)。
【0005】前記ファクシミリ装置において、記録紙に
記録する処理を行なう際に、カセットに収納されている
裏紙を使用するような設定をする場合がある。このよう
な裏紙の利用は、「節約モ−ド」と称されており、資源
の有効利用が図れ、経費を節減できるという利点があ
る。
【0006】ところで、ファクシミリ装置においては、
記録部で記録する画像デ−タの種別は多岐にわたってい
る。例えば、ファクスで受信した画像デ−タ、読み取り
原稿のコピ−用画像デ−タ、発信元情報等の設定リスト
の画像デ−タ、LANインタ−フェイスを介して通信端
末装置に接続されている外部パ−ソナルコンピュ−タ
(PC)からの受信画像デ−タ、等である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、異なる種
別の画像デ−タが記録紙に記録されるが、ユ−ザは、前
記画像デ−タの種別に応じて更紙または裏紙を選択して
記録している。しかしながら、更紙または裏紙を収納す
るカセットは固定されていることから、カセットを選択
する際等の操作ミスにより、更紙に記録すべき画像デ−
タを裏紙に記録したり、逆に裏紙に記録すべき画像デ−
タを更紙に記録してしまうという問題があった。
【0008】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、画像デ−タを更紙または裏紙に確実に記録で
きる構成としたファクシミリ装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において、ファクシミリ装置を、内線および外
線の複数回線に接続されて、各回線からファクシミリ画
像デ−タを受信する受信部と、裏紙と更紙とをそれぞれ
収納する複数段のカセットを有し、前記画像デ−タを所
定の用紙に記録する記録部と、画像デ−タを裏紙または
更紙のいずれの用紙に記録するかを選定する制御部とを
備え、内線から受信した画像デ−タを裏紙または更紙の
一方の用紙に記録し、外線から受信した画像デ−タを裏
紙または更紙の他方の用紙に記録する構成とすることに
よって達成することができる。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載のファクシミリ装置において、前記回線は構内交換
機に接続されており、内線からの着信時の呼び出し音
と、外線からの着信時の呼び出し音のパタ−ンを変えた
ことを特徴としている。
【0011】また、請求項3に係る発明は、ファクシミ
リ装置を、原稿を読み取る読取部と、ファクシミリ画像
デ−タを送受信する通信部と、画像デ−タを記憶する記
憶部と、裏紙と更紙とをそれぞれ収納する複数段のカセ
ットを有し、前記画像デ−タを所定の用紙に記録する記
録部と、動作モ−ドを設定する操作部と、画像デ−タを
裏紙または更紙のいずれの用紙に記録するかを選定する
制御部とを備え、送信側において、前記設定された動作
モ−ドに対応して、裏紙または更紙の一方の用紙に画像
デ−タを記録する構成とすることを特徴としている。
【0012】請求項1に係る発明によれば、画像デ−タ
を裏紙または更紙のいずれの用紙に記録するかを選定す
る制御部を設け、内線から受信した画像デ−タを裏紙ま
たは更紙の一方の用紙に記録し、外線から受信した画像
デ−タを裏紙または更紙の他方の用紙に記録する構成と
している。このため、内線または外線から受信した画像
デ−タを、自動的に裏紙または更紙のいずれか一方の所
望の用紙に確実に記録することができる。
【0013】請求項2に係る発明によれば、外線からの
着信と内線からの着信では呼び出し音のパタ−ンを変え
ている。このため、ユ−ザは、呼び出し音を聴くことに
より外線からの着信か、内線からの着信かを判断するこ
とができる。したがって、呼び出し音と突き合わせるこ
とにより、画像デ−タが記録された用紙は、裏紙または
更紙として設定した用紙と対応しているかどうかを、容
易に確認することができる。
【0014】請求項3に係る発明によれば、設定された
動作モ−ドに対応して裏紙または更紙の一方の用紙に画
像デ−タを記録している。このため、送信側のユ−ザ
は、動作モ−ドに対応して画像デ−タを記録する用紙を
選択できるので、用紙の有効利用が図れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図2は本発明が適用される
ファクシミリ装置における読取部分の側面図である。こ
のファクシミリ装置は、前記のように複写機能とファク
シミリ機能とを併わせ持つ複合機として構成されてい
る。図2において、ファクシミリ装置1は、装置ケ−ス
2、押え蓋3、原稿給送部4とを備えている。
【0016】装置ケ−ス2は光学読取系(OP)を内臓
する。光学読取系の詳細については図示を省略している
が、ステップモ−タで駆動される移動フレ−ムに光源と
なるランプ9及び反射ミラ−を取付け、集光レンズと画
像読み取り用の撮像素子(CCD)を装置ケ−ス2内に
固設した構成としている。光源となるランプ9は、水平
方向(矢視S方向)に往復動する。
【0017】装置ケ−ス2の上面には、FBSモ−ドで
使用する際に被読取原稿を載置するための支持板として
透明なカバ−ガラス8が取り付けられている。カバ−ガ
ラス8は、前記光学読取系の移動フレ−ムに取り付けら
れた光源となるランプ9及び反射ミラ−と共にFBSを
構成する。
【0018】押え蓋3は、基板5、給紙トレイ6、排出
トレイ7とを備え、装置ケ−ス2の上面端部にヒンジ機
構により開閉可能に取付けられている。すなわち、押え
蓋3はカバ−ガラス8に対して開閉動作する開閉板とし
て作用する。原稿給送部4はADFの主要な構成部分で
あり、給紙トレイ6の被読取原稿を取り込んで反転させ
る。
【0019】続いて、被読取原稿は原稿給送部4内を搬
送されて、透光板上を通過する際に被読取原稿の画像デ
−タが光学読取系で読み込まれ、排出トレイ7に排出さ
れる。なお、図2では手差し給紙の給紙トレイ6のみが
記載されているが、装置ケ−ス2には、異なるサイズ、
異なる種別(更紙、裏紙)の用紙を収納する複数段のカ
セット(用紙保持部)が設けられている。
【0020】次に、ADFの主要な構成部分である原稿
給送部4について説明する。原稿給送部4内には、給紙
トレイ6上の最上部の被読取原稿を取り込むための給送
ロ−ラ4aと分離ロ−ラ4bが設けられている。また、
給送ロ−ラ4aの側方には給紙補助ロ−ラ4cが設けら
れており、ベルト4dにより給送ロ−ラ4aからの駆動
力が伝達される。
【0021】給紙補助ロ−ラ4cは、給送ロ−ラ4aの
回転に伴ってベルト4dから駆動力が伝達されて給送ロ
−ラ4aと同方向に回転すると共に、下降して給紙トレ
イ6上の最上部にある被読取原稿の上面に当接して、給
送ロ−ラ4aによる紙送りを補助する。給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bの下流側には搬送ロ−ラ4eと一対の
従動ロ−ラ4f、4gが設けられている。
【0022】ADFモ−ドにおいては、給送ロ−ラ4a
と分離ロ−ラ4bにより原稿給送部4内に取り込まれた
被読取原稿は、搬送ロ−ラ4eと一対の従動ロ−ラ4
f、4g間に挟持されつつ搬送されて反転させられた後
に、透光板4k上を通過する。この透光板4kを通して
被読取原稿の画像デ−タが光学読取系で読み取られる。
【0023】透光板4k上を通過した被読取原稿は、一
対の排出ロ−ラ4h、4iによって搬送され、排出口4
jより排出トレイ7上に排出される。また、給紙トレイ
6の先端部には、原稿がセットされたことを検出する原
稿センサ4lが設けられている。この原稿センサ4l
は、例えば光電センサを用いて構成する。
【0024】図1は本発明のファクシミリ装置の制御装
置を示す概略のブロック図である。次にこのブロック図
について説明する。図1において、ファクシミリ装置の
制御装置11は、各種信号やデ−タを処理するための制
御部12を有している。この制御部12は、例えばCP
U(中央処理装置)により構成されている。
【0025】制御部12には、回線制御部(NCU)1
4、モデム15、画像メモリ16、RAM17、ROM
18、表示部19、操作部20、読取部21、記録部2
2、LAN インタ−フェ−ス(I/F)23が接続さ
れている。
【0026】回線制御部14は外部回線13と接続さ
れ、相手先のダイヤル番号に対応したダイヤルパルスの
送出、及び着信を検出する。モデム15は相手先のファ
クシミリ装置等の通信端末装置との間で送受信されるデ
−タを変調・復調し、回線制御部14と接続する。この
ように、回線制御部14とモデム15は、画像デ−タを
送受信する通信部を構成しており、受信側からみれば、
画像デ−タを受信する受信部を構成している。
【0027】画像メモリ16は、前記回線制御部14と
モデム15からなる通信部により送受信される画像デ−
タを格納する。RAM17は予約送信またはメモリ受信
における管理デ−タが格納される。ROM18には、フ
ァクシミリ装置の各種動作に必要なデ−タやプログラム
が格納される。
【0028】陰極線管(CRT)や液晶表示器(LC
D)を用いた表示部19には、ファクシミリ装置の動作
に必要な各種メッセ−ジが表示される。キ−ボ−ドやマ
ウス等からなる操作部20はファクシミリ装置の各種動
作、停止を指示する。
【0029】読取部21は、送信側から送信されてきた
原稿の画像デ−タを読み取る。記録部22は送信側から
送信されてきた画像デ−タを記録紙に記録する。画像デ
−タの記録は、更紙に行なう場合と裏紙に行なう場合が
ある。LAN インタ−フェ−ス(I/F)23には、
外部パ−ソナルコンピュ−タ(PC)16が接続され
る。
【0030】前記記録部22には電子写真方式のプリン
タを設け、受信画像や光学読取系で読み取られた画像
を、図示しない給紙カセットから供給される定形サイズ
の記録紙上にコピ−する。なお、プリンタでは各種デ−
タを記録紙に記録することができる。また、現在時刻を
カウントする時計部を設け、その出力を用いて受信した
原稿にその時点の時刻を印字することも可能である。
【0031】また、操作部20には各種キ−が設けられ
ている。例えば、コピ−・ファクシミリ複合機をコピ−
モ−ドとファクシミリ通信モ−ドとのいずれの機能を選
択するかのコピ−/通信キ−、原稿が文字等のイメ−ジ
情報か写真情報かに応じてコピ−の読み取りモ−ド(解
像度)を設定する読み取りモ−ドキ−、自動縮小、自動
記録紙選択モ−ドを設定するキ−等の各種キ−が設けら
れている。
【0032】また、節約モ−ドを設定するキ−が設けら
れている。これは、記録する画像デ−タの種別に応じて
裏紙を選択するか、または更紙を選択するかを設定する
ものである。操作部20で設定されるこれらの動作モ−
ドは、表示部19の画面上でタッチパネルにより選択し
て設定する構成とすることもできる。
【0033】図3は、本発明の実施の形態であるファク
シミリ装置の一例を示す構成図である。図3において、
11aはファクシミリ装置の制御装置を部分的に示して
いる。14aは第1の回線制御部、14bは第2の回線
制御部、22aは裏紙および更紙を収納する複数段のカ
セットが設けられている記録部である。
【0034】第1の回線制御部14aには、内線の回線
1が接続される。また、第2の回線制御部14bには、
外線の回線2が接続される。すなわち、図3のファクシ
ミリ装置には、2回線が接続される構成としている。
【0035】図3のファクシミリ装置においては、例え
ば、内線からの受信であれば、内部資料であるために資
料の重要度はそれほど高くないものとして、資源の有効
利用を図る観点から、画像デ−タを裏紙に記録して記録
部から排出する設定とする。また、外線からの受信であ
れば、比較的重要な資料であるものとして、画像デ−タ
を更紙に記録して記録部から排出する設定とする。
【0036】このような、裏紙または更紙を使用する条
件を設定とすることにより、回線1または回線2のいず
れの回線からの受信かに応じて、自動的に裏紙、または
更紙に画像デ−タが記録されることになる。このため、
操作ミスにより記録する用紙を取り違えることが防止で
きる。
【0037】なお、図3の構成において、ユ−ザによっ
ては内線からの受信が比較的重要な資料であり、外線か
らの受信は資料の重要度はそれほど高くない場合があ
る。このような場合には、内線からの受信については更
紙に記録し、外線からの受信については裏紙に記録する
設定とすることもできる。
【0038】図4は、本発明の別のファクシミリ装置を
示す構成図である。図4において、PBXは構内交換機
であり、1〜nの外部回線と接続されている。この構内
交換機PBXには、ファクシミリ装置1とファクシミリ
装置2が接続されている。各ファクシミリ装置1、2
は、1回線で画像デ−タを送受信するものであり、同じ
社内に設置されている。
【0039】また、ファクシミリ装置1とファクシミリ
装置2は、矢視Pで示すように相互に画像デ−タを送受
信することができる。すなわち、各ファクシミリ装置
1、2は、外線および内線からの受信がある構成として
いる。
【0040】図4の構成においては、各ファクシミリ装
置1、2に着信されたときの呼び出し音は、外線からの
着信時には通常の呼び出し音となる。また、内線からの
着信時には、短い周期の呼び出し音(インタ−リンキン
グ)となる。このように、呼び出し音のパタ−ンを変え
ているので、ユ−ザは、呼び出し音を聴くことにより外
線からの着信か、内線からの着信かを判断することがで
きる。
【0041】前記のように、内線または外線のいずれか
ら画像デ−タを受信したかに応じて、裏紙または更紙に
画像デ−タを記録する設定を行なう。この際に、ユ−ザ
は、画像デ−タが記録された用紙は、裏紙または更紙と
して設定した用紙と対応しているかどうかを、呼び出し
音の長さと突き合わせることにより、容易に確認するこ
とができる。
【0042】図5は、内線または外線のいずれからの受
信かに応じて、裏紙または更紙に画像デ−タを記録する
設定の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次に、こ
のフロ−チャ−トについて説明する。
【0043】(1)ステップS1で処理プログラムを開
始し、ステップS2でファクシミリ画像デ−タを着信す
る。次にステップS3で内線着信かどうかを判定する。
ステップS3の判定結果がYES(以下、Yと略記す
る)であれば、続いてステップS4の処理で、カセット
1の裏紙に画像デ−タを記録し、ステップS6で処理プ
ログラムを終了する。
【0044】(2)ステップS3の判定結果がNO(以
下、Nと略記する)であれば外線の着信となるので、次
にステップS5の処理に移行し、カセット2の更紙に画
像デ−タを記録し、ステップS6で処理プログラムを終
了する。なお、ステップS4、ステップS5の処理のカ
セット1、カセット2は、図3で示した記録部22aに
設けられている複数段のカセットの番号に対応するもの
である。
【0045】図6は、図3の構成図および図5のフロ−
チャ−トに対応するファクシミリ装置の構成を示す模式
図である。図6のファクシミリ装置は、前記のようにフ
ァクシミリ画像デ−タを、内線と外線の2回線で受信す
る。また、記録部には、裏紙を収納するカセット1と、
更紙を収納するカセット2が配置されている。そして、
内線から着信の場合にはカセット1の裏紙に画像デ−タ
を記録し、外線から着信の場合にはカセット2の更紙に
画像デ−タを記録する。
【0046】本発明においては、図1に示した操作部2
0により、ファクシミリ装置の種々の動作モ−ドを設定
し、当該設定された動作モ−ドに応じて、画像デ−タの
記録を裏紙または更紙に設定することができる。以下、
このような動作モ−ドの設定の例について説明する。図
7は、前記動作モ−ド設定の処理手順を示すフロ−チャ
−トである。次にこのフロ−チャ−トについて説明す
る。
【0047】(1)ステップS11で処理プログラムを
開始し、ステップS12でファクスのオペレ−ションで
操作(動作モ−ドの設定)を行なう。次にステップS1
3で前記ステップS12の操作は、送信側の特殊な記録
の設定かどうかを判定する。この送信側の特殊な記録の
設定の内容については、後述する。
【0048】(2)ステップS13の判定結果がYであ
れば、続いてステップS14の処理で、カセット1の裏
紙に画像デ−タを記録し、ステップS16で処理プログ
ラムを終了する。ステップS13の判定結果がNであれ
ば通常の処理となるので、次にステップS15の処理に
移行して、カセット2の更紙に画像デ−タを記録し、ス
テップS16で処理プログラムを終了する。
【0049】図8、図9は、図7のフロ−チャ−トの前
記ステップS13の「送信側の特殊な記録の設定」を行
なうものに対応する、ファクシミリ装置の構成を示す模
式図である。図8のファクシミリ装置は、送信原稿を蓄
積しておき、送信側のユ−ザが送信済みの原稿を確認の
ために記録するものである。このように、単に内容の確
認のために画像デ−タを記録するので、このような場合
には、カセット1の裏紙を使用する設定としている。
【0050】図9のファクシミリ装置は、発信元情報や
管理記録等のリストの記録、原稿を試験的に記録するテ
スト記録を行なうものである。このような処理は、送信
側のユ−ザが画像デ−タの内容確認のためにのみ行なう
ので、カセット1の裏紙を使用する設定としている。
【0051】図10は、本発明の別の動作モ−ド設定の
処理手順を示すフロ−チャ−トである。次にこのフロ−
チャ−トについて説明する。なお、この例ではファクシ
ミリ装置がコピ−機能を有する複合機として構成されて
いる場合の、コピ−の処理を動作モ−ドとして設定する
ものである。
【0052】(1)ステップS21で処理プログラムを
開始し、ステップS22でコピ−のオペレ−ションで操
作(動作モ−ドの設定)を行なう。次にステップS22
で前記ステップS22の操作は、特殊なコピ−の設定か
どうかを判定する。この特殊なコピ−の設定の内容につ
いては、後述する。
【0053】(2)ステップS23の判定結果がYであ
れば、続いてステップS24の処理で、カセット1の裏
紙に画像デ−タを記録し、ステップS16で処理プログ
ラムを終了する。ステップS23の判定結果がNであれ
ば通常のコピ−となるので、次にステップS25の処理
に移行して、カセット2の更紙に画像デ−タを記録し、
ステップS26で処理プログラムを終了する。
【0054】図11、図12は、図10のフロ−チャ−
トの前記ステップS23の「特殊なコピ−の設定」を行
なうものに対応する、ファクシミリ装置の構成を示す模
式図である。図11のファクシミリ装置は、社内コピ−
と通常コピ−とを区別して、使用する用紙を選択してい
る。すなわち、社内コピ−はカセット1の裏紙にコピ−
し、通常コピ−はカセット2の更紙にコピ−している。
【0055】図12のファクシミリ装置は、テストコピ
−を行なう用紙を設定するものである。この例では、テ
ストコピ−を行なう際には、カセット1の裏紙を使用す
る設定としている。
【0056】図13は、本発明の別の動作モ−ドを設定
する処理手順を示すフロ−チャ−トである。次にこのフ
ロ−チャ−トについて説明する。図13の例では動作モ
−ドとして、ファクシミリ装置が外部パ−ソナルコンピ
ュ−タ(PC)で作成された画像デ−タを記録する際の
処理を設定するものである。
【0057】(1)ステップS31で処理プログラムを
開始し、ステップS32で外部PCで作成された画像デ
−タの記録を設定(動作モ−ドの設定)する。次にステ
ップS33で前記ステップS32の操作は、特殊な画像
デ−タを記録をするための設定かどうかを判定する。こ
の特殊な画像デ−タの記録は、社内用資料の記録、原稿
を試験的に記録するためのテスト記録等を設定する。
【0058】(2)ステップS33の判定結果がYであ
れば、続いてステップS34の処理で、カセット1の裏
紙に画像デ−タを記録し、ステップS36で処理プログ
ラムを終了する。ステップS33の判定結果がNであれ
ば通常の記録の設定となるので、次にステップS35の
処理に移行して、カセット2の更紙に画像デ−タを記録
し、ステップS36で処理プログラムを終了する。
【0059】図14、図15は、図13のフロ−チャ−
トにおいて、前記ステップS33の「特殊な画像デ−タ
の記録の設定」を行なうものに対応する、ファクシミリ
装置の構成を示す模式図である。図14のファクシミリ
装置は、社内用資料の記録と通常記録とを区別して、使
用する用紙を選択している。すなわち、社内用資料は内
容を確認できれば良いのでカセット1の裏紙に記録す
る。また、通常記録については記録紙の保存が必要にな
る、等の事情を考慮してカセット2の更紙にコピ−して
いる。
【0060】図15のファクシミリ装置は、外部PCで
作成された画像デ−タを試験的に記録してみるためのテ
スト記録を行なうものである。この場合には、前記テス
ト記録は、画像デ−タを正しく記録できるかどうかをチ
ェックするための処理であるので、カセット1の裏紙に
記録する。
【0061】図7〜図15の例は、ファクシミリ装置の
各種の動作モ−ドを設定し、この動作モ−ドに基づいて
画像デ−タを裏紙または更紙を選択して記録している。
このため、送信側のユ−ザはどのような内容の画像デ−
タであるのかを判断して、用紙を選択しているので、用
紙の有効利用を図ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、画像デ−タを裏紙または更紙のいずれの用
紙に記録するかを選定する制御部を設け、内線から受信
した画像デ−タを裏紙または更紙の一方の用紙に記録
し、外線から受信した画像デ−タを裏紙または更紙の他
方の用紙に記録する構成としている。このため、内線ま
たは外線から受信した画像デ−タを、自動的に裏紙また
は更紙のいずれか一方の所望の用紙に確実に記録するこ
とができる。
【0063】請求項2に係る発明によれば、外線からの
着信と内線からの着信では呼び出し音のパタ−ンを変え
ている。このため、ユ−ザは、呼び出し音を聴くことに
より外線からの着信か、内線からの着信かを判断するこ
とができる。したがって、呼び出し音と突き合わせるこ
とにより、画像デ−タが記録された用紙は、裏紙または
更紙として設定した用紙と対応しているかどうかを、容
易に確認することができる。
【0064】請求項3に係る発明によれば、設定された
動作モ−ドに対応して裏紙または更紙の一方の用紙に画
像デ−タを記録している。このため、送信側のユ−ザ
は、動作モ−ドに対応して画像デ−タを記録する用紙を
選択できるので、用紙の有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
用いられる制御装置のブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置の読取部分の概略の側面図で
ある。
【図3】本発明が適用されるファクシミリ装置の一例を
示す構成図である。
【図4】本発明が適用されるファクシミリ装置の一例を
示す構成図である。
【図5】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】図5の処理を行なうファクシミリ装置の模式図
である。
【図7】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】図7の処理を行なうファクシミリ装置の模式図
である。
【図9】図7の処理を行なうファクシミリ装置の模式図
である。
【図10】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図11】図10の処理を行なうファクシミリ装置の模
式図である。
【図12】図10の処理を行なうファクシミリ装置の模
式図である。
【図13】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図14】図13の処理を行なうファクシミリ装置の模
式図である。
【図15】図13の処理を行なうファクシミリ装置の模
式図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 本体ケ−ス 3 押え蓋 4 原稿給送部 5 基板 11 制御装置 12 中央演算制御部(CPU) 13 外部回線 14 回線制御部(NCU) 15 モデム 16 画像メモリ 19 表示部 20 操作部 21 読取部 22 記録部 23 LAN I/F 24 外部パ−ソナルコンピュ−タ(PC)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
発明の属する技術分野】本発明は、画像デ−タを更紙
または裏紙に確実に記録できる構成としたファクシミリ
装置に関する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線および外線の複数回線に接続され
    て、各回線からファクシミリ画像デ−タを受信する受信
    部と、裏紙と更紙とをそれぞれ収納する複数段のカセッ
    トを有し、前記画像デ−タを所定の用紙に記録する記録
    部と、画像デ−タを裏紙または更紙のいずれの用紙に記
    録するかを選定する制御部とを備え、内線から受信した
    画像デ−タを裏紙または更紙の一方の用紙に記録し、外
    線から受信した画像デ−タを裏紙または更紙の他方の用
    紙に記録することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記回線は構内交換機に接続されてお
    り、内線からの着信時の呼び出し音と、外線からの着信
    時の呼び出し音のパタ−ンを変えたことを特徴とする請
    求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取る読取部と、ファクシミリ
    画像デ−タを送受信する通信部と、画像デ−タを記憶す
    る記憶部と、裏紙と更紙とをそれぞれ収納する複数段の
    カセットを有し、前記画像デ−タを所定の用紙に記録す
    る記録部と、動作モ−ドを設定する操作部と、画像デ−
    タを裏紙または更紙のいずれの用紙に記録するかを選定
    する制御部とを備え、送信側において、前記設定された
    動作モ−ドに対応して、裏紙または更紙の一方の用紙に
    画像デ−タを記録することを特徴とするファクシミリ装
    置。
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