JP4287167B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作者によって選択された画像形成モードに基づいて記録紙上に画像が形成される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コピー機等の画像形成装置では、記録時のトナー及び記録紙の消費量を節約するための記録(画像形成)方式が採用されている。この記録方式としては、複数枚の原稿から読み取った画像を1枚の記録紙に集約して記録する集約モード、原稿から読み取った画像を記録紙の両面に記録して記録紙の消費量を低減する両面記録モード、記録時の濃度を薄くしてトナーの消費量を低減するトナー消費量低減モード等の節約モードが提案されている。これらの節約モードを採用した従来技術としては、例えば、特許文献1に示される両面印刷機能(両面記録モード)を備えた画像形成装置や、特許文献2に示される2in1コピー機能(集約モード)等を備えたコピーモード表示装置がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−52630号公報
【特許文献2】
特開平11−84952号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置は、節約モードで記録を行う場合には、操作者が節約モードで記録が行われるように設定してから記録スタートボタンを押下しなければならないため、節約モードによる記録時の操作が面倒である。また、一度節約モードに設定すると、その後に節約モードではない通常の記録方式で記録を行いたいときは、節約モードを解除する操作を行ってから記録を行わなければならず不便である。
【0005】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、節約モードによる記録方式と、節約モードとしない通常の記録方式とを使い分けて記録する場合の操作性を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、外部操作によって選択された画像形成モードに基づいて記録紙上に画像が形成される画像形成装置であって、
記録紙上に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段に対する各種の操作指示及び各種画像形成モードが外部操作で入力される操作手段と、
前記操作手段から入力された画像形成モードが登録されるモード登録手段と、
外部操作を受け付けて、前記操作手段から入力された操作指示に基づいた画像形成を前記画像形成手段に実行させるための指示信号を送出する画像形成実行キーと、
外部操作を受け付けて、前記モード登録手段に登録されている画像形成モードによる画像形成を前記画像形成手段に実行させるための指示信号を送出するモード実行キーと、
前記画像形成実行キーからの指示信号を受けた場合には、前記操作手段で入力された操作指示に基づいた画像形成を前記画像形成手段に実行させ、前記モード実行キーからの指示信号を受けた場合には、前記モード登録手段に登録されている画像形成モードによる画像形成を前記画像形成手段に実行させる制御手段とを備え、
前記モード登録手段は、前記操作手段で入力された複数の画像形成モードが登録可能とされ、
前記制御手段は、前記モード実行キーから指示信号を受けた場合には、前記操作手段に入力された複数の画像形成モードを登録する指示が示す当該複数の画像形成モードの組み合わせからなる画像形成を、前記登録されている画像形成モードとして、当該組み合わせからなる画像形成を前記画像形成手段に実行させ
さらに、前記制御手段は、前記モード実行キーからの指示信号を受けた場合において、既に前記操作手段で操作指示が入力されているか否かも判断し、既に前記操作手段で操作指示が入力されているときは、前記モード登録手段に登録されている画像形成モードに拘わらず、前記操作手段で入力された操作指示に基づいた画像形成を前記画像形成手段に実行させ、前記操作手段で操作指示が入力されていないときに、前記登録されている画像形成モードによる画像形成を前記画像形成手段に実行させるものである。
【0007】
この構成によれば、外部操作(例えば、操作者による操作)でモード実行キーが操作されると、モード登録手段に登録されている画像形成モード(例えば、複数枚の原稿から読み取った画像を1枚の記録紙に集約して記録する集約モード、原稿から読み取った画像を記録紙の両面に記録して記録紙消費量を低減する両面記録モード、記録時の濃度を薄くして消費トナー量を低減するトナー消費低減モード等の節約モード等)による画像形成が即座に実行される。また、外部操作で画像形成実行キーが操作されると、操作手段で入力された操作指示が実行される。これにより、各種の画像形成モードと、操作手段から指示した内容(節約モードではない通常の記録方式)とを使い分けて記録する場合の操作性が向上する。
【0008】
また、この構成によれば、操作者がモード実行キーを操作するだけで、モード登録手段に登録されている複数の画像形成モードを組み合わせた画像形成が実行されるので、複数の画像形成モードを組み合わせた複雑な画像形成を簡単な操作で実行させることができる。これにより、各種の画像形成モードと、操作手段から指示した内容とを使い分けて記録する場合の操作性が更に向上する。
【0009】
さらに、この構成によれば、操作者によってモード実行キーが操作されても、操作手段で操作指示が入力されている場合は、この操作手段で入力された操作指示に基づいた画像形成が行われるので、操作者が画像形成実行キーを操作しようとしたにも関わらず、誤ってモード実行キーを操作してしまったときであっても、操作者が意図していた的確な画像形成を行うことができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記制御手段は、前記画像形成実行キーからの指示信号を受けた場合に、前記操作手段で入力された操作指示がないときは、予め初期設定として登録されている記録方式での画像形成を前記画像形成手段に実行させるものである。
【0011】
この構成によれば、操作者によって画像形成実行キーが操作されても、操作手段で入力された操作指示がないときは、予め初期設定として登録されている形式で画像形成が行われるので、操作手段で受け付けられた操作指示がなくても画像形成が実行される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図、図2は複合機の操作パネル部を示す図である。複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものである。この複合機1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6とを有している。
【0013】
また、複合機1のフロント部には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー471と、印刷部数等を入力するためのテンキー472と、各種複写動作や各種節約モード(詳細は後述)の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部473と、表示部473で設定された設定内容をリセットするリセットキー474と、実行中の記録(画像形成)動作を停止させるためのストップキー475と、既に登録されている節約モードでの印刷を実行させるための節約キー476と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー477(コピーボタン4771、プリンタボタン4772、スキャナボタン4773及びファクシミリボタン4774からなる)と、初期設定ボタン478等とを備えた操作パネル部47が設けられている。
【0014】
原稿読取部5は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを後述する制御部10へ出力する。また、原稿給送部6により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを制御部10へ出力する。
【0015】
原稿給送部6は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構63を備える。原稿搬送機構63は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット53と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図略)を備え、原稿の両面の画像を原稿読取スリット53を介してスキャナ部51から読取可能にしている。
【0016】
また、原稿給送部6は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部6の前面側を上方に移動させて原稿台52上面を開放することにより、原稿台52の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
【0017】
本体部2は、それぞれサイズが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する記録部40とを備える。
【0018】
記録部40は、スキャナ部51で取得された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム43を露光する光学ユニット42と、感光体ドラム43上にトナー像を形成する現像部44と、感光体ドラム43上のトナー像を記録紙に転写する転写部41と、トナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる定着部45と、記録部40内の用紙搬送路中に設けられ、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464とを備える。
【0019】
また、記録紙の両面に画像を形成する場合は、記録部40で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って記録部40の上流域に再度搬送し、記録部40により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ48に排出する。
【0020】
図3は複合機1の概略構成を示す機能ブロック図である。複合機1には、装置全体の動作制御を司る制御部100が備えられている。この制御部100には、露光ランプ511及びCCD512等からなる原稿画像の読み取りが可能なスキャナ部51と、用紙搬送部110,感光体ドラム43及び現像部44等からなる画像形成部111,転写部41及び定着部45等で構成される記録部40とが接続されている。また、制御部100には、スキャナ部51で読み取られた文書データが一時的に保存される等の作業領域として使用される画像メモリ112と、大量の文書データを保存可能な記憶容量を有する大容量のHDD(内部記憶装置)113が接続されている。
【0021】
画像処理部120は、スキャナ部51による原稿読み取り時には、スキャナ部51から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像に変換し、画質を向上させる画像処理を施した後、圧縮画像に変換する。この圧縮画像は画像メモリ112に書き込まれる。制御部100は、画像メモリ112に書き込まれた圧縮画像を、文書管理の対象となるファイルデータとしてHDD113に格納する。また、登録文書のプリントアウト時には、HDD113又はネットワーク上の各コンピュータから、プリントアウト対象のファイルデータ(圧縮画像)が画像メモリ112に書き出され、画像処理部120は、当該圧縮されたファイルデータを伸張処理し、出力状態に応じた画像処理を施し、例えばレーザ露光の場合には、レーザ信号にアナログ変調する。このアナログ変調された信号に基づいて記録部40(画像形成部111)でプリントアウトが行われる。
【0022】
また、制御部100は、複合機1が実行可能な各機能を制御するスキャナコントローラ101,ファクシミリコントローラ102,プリンタコントローラ103,コピーコントローラ104及びネットワークコントローラ105として機能する。
【0023】
スキャナコントローラ101は、スキャナ部51の動作に必要な各部の動作制御を行うものである。ファクシミリコントローラ102は、ファクシミリ動作に必要な各部の動作制御を行うものであり、ファクシミリ通信に必要なデータの調整を行うファクシミリ通信部121を制御する。ファクシミリ通信部121には、データ送受信相手である相手先ファクシミリとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)が備えられている。コピーコントローラ104は、コピー動作に必要な各部の動作制御を行うものである。
【0024】
プリンタコントローラ103は、プリンタ動作に必要な各部の動作制御を行うものである。このプリンタコントローラ103には、複数の信号線を用いて同時に数ビットまとめてデータを送るパラレル伝送で外部機器と接続するパラレルI/F部122と、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で外部機器と接続するシリアルI/F部123とが接続されている。
【0025】
ネットワークコントローラ105は、本複合機1とネットワーク上のコンピュータ等との間で行われるデータ送受信を制御するものである。ネットワークコントローラ105は、ネットワークI/F部124を介して外部とデータを送受信させる。
【0026】
また、上述した操作パネル部47も制御部100によって制御される。操作キー部470は、スタートキー471、テンキー472、リセットキー474、ストップキー475、節約キー476、及び機能切換キー477等からなるものである。節約モードとして動作させる画像形成モードの複合機1への登録や、節約モードによる記録の実行等は、操作者が操作パネル部47を操作することで行われる。
【0027】
さらに、制御部100は、操作者によって操作パネル部47(表示部473)から入力された画像形成モードが登録される画像形成モード登録部107としても機能する。
【0028】
管理用メモリ130は、HDD113及びネットワーク上のコンピュータに格納されている文書データの管理情報(文書名、保存先フォルダ、文書データ量等)や文書コード等が格納されるものである。
【0029】
図4は、複合機1において、節約キー476を押下した場合に実行される画像形成モードの登録時の処理を示すフローチャート、図5は(a)は初期設定画面を示す図、(b)はコピー用初期設定画面を示す図、図6(a)は節約モード設定画面が表示された表示部473を示す図、(b)はドラフトモード設定画面が表示された表示部473を示す図、(c)は両面記録モード設定画面が表示された表示部473を示す図、(d)は集約モード設定画面が表示された表示部473を示す図である。
【0030】
複合機1は、節約キー476が押下されると、画像形成モード登録部107に登録されている画像形成モードでの記録を実行するようになっている。複合機1では、例えば、記録時のトナー及び記録紙消費量を低減するための画像形成モード(節約モード)として、複数枚の原稿から読み取った画像を1枚の記録紙に集約して記録する集約モード、原稿から読み取った画像を記録紙の両面に記録して記録紙消費量を低減する両面記録モード、記録時の濃度を薄くして消費トナー量を低減するドラフトモード(トナー消費低減モード)等の設定登録が可能とされる。操作者が各モードから所望のモードを選択して画像形成モード登録部107に登録すると、節約キー476が押下されることで、画像形成モード登録部107に登録されている画像形成モードでの記録が実行される。以下に、かかる画像形成モード登録時に複合機1で行われる処理を説明する。
【0031】
操作パネル部47の初期設定キー478が押下されると(S1でYES)、まず、図5(a)に示す初期設定画面68が表示される(S2)。この初期設定画面でコピー初期設定ボタン681が押下されると(S3でYES)、表示部473にコピー用初期設定画面69(図5(b))が表示される(S4)。なお、初期設定画面でコピー初期設定ボタン681以外のボタンが押下された場合は(S3でNO)、押下されたボタンに設定されている各々の初期設定(プリンタ機能、スキャナ機能等)の処理に移る(S19)。
【0032】
表示部473にコピー用初期設定画面69が表示されている状態で、設定値変更ボタン691が押下され(S5でYES)、設定値を変更する項目が節約コピーに設定されると(S6でYES)、節約モード設定画面70が表示部473に表示される(S7)。なお、設定値を変更する項目が他の設定項目に設定された場合は(S6でNO)、他の設定項目の処理が行われる(S18)。
【0033】
この節約モード設定画面には、図6(a)に示すような、集約モード、両面記録モード、ドラフトモードの設定を促す案内が表示される。なお、この節約モード設定画面で、「閉じる」ボタン701が押下された場合は(S8でYES)、画像形成モード設定処理は終了される。
【0034】
節約モード設定画面で、「ドラフトモード」ボタン702が押下された場合は(S9でYES)、図6(b)に示すドラフトモード設定画面71が表示部473に表示される(S15)。このドラフトモード設定画面71で「設定する」ボタン711が押下されると(S16でYES)、画像形成モード登録部107(図3)にドラフトモードが登録される(S17)。この後、S7の処理に移る。
【0035】
また、節約モード設定画面で、「両面記録モード」ボタン703が押下された場合は(S10でYES)、図6(c)に示す両面記録モード設定画面72が表示部473に表示される(S20)。この両面記録モード設定画面72で「設定する」ボタン721が押下されると(S21でYES)、画像形成モード登録部107に両面記録モードが登録される(S22)。この後、S7の処理に移る。
【0036】
また、節約モード設定画面で、「集約モード」ボタン704が押下された場合は(S11でYES)、図6(d)に示す集約モード設定画面73が表示部473に表示される(S12)。この集約モード設定画面73で「2in1」ボタン731又は「4in1」ボタン732が押下されると(S13でYES)、選択された記録方式(2in1又は4in1の記録方式)が、画像形成モード登録部107に集約モードとして登録される(S14)。この後、S7の処理に移り、節約モード設定画面で、「閉じる」ボタン701が押下されることによって(S8でYES)、画像形成モード設定処理が終了される。なお、「閉じる」ボタン701が押されずに、再度「ドラフトモード」ボタン702、「両面記録モード」ボタン701、「集約モード」ボタン703のいずれかが押下されると、各モードの登録又は解除等の再設定が可能な状態となる(S8でNO)。
【0037】
よって、上記処理においてS7以降の各モードの設定に必要な処理を繰り返すことによって、複数の画像形成モードを組み合わせて節約モードとして登録することが可能である。
【0038】
次に、複合機1による記録時の処理について説明する。図7は複合機1による記録時の処理を示すフローチャートである。記録時にユーザによってスタートキー471が押下された場合は(S31でYES)、スタートキー471の押下前の操作パネル部47の操作により、操作者によって入力された記録方式が今回の記録方式として設定され(S35)、この記録方式で記録が実行される(S34)。
【0039】
また、スタートキー471が押下されず(S31でNO)、節約キー476が押下された場合は(S32でYES)、画像形成モード登録部107に登録されている画像形成モードが今回の記録方式として設定され(S33)、この記録方式で記録が実行される(S34)。このとき、画像形成モード登録部107に複数の画像形成モードが登録されている場合は、これら複数の画像形成モードを組み合わせた記録方式が今回の記録方式として設定され、記録が実行される。
【0040】
このような処理によれば、記録時に節約キー476を押下すれば、画像形成モード登録部107に登録されている画像形成モードによる画像形成が即座に実行されるので、記録の度に複雑な操作を行わなくても、節約モードでの記録を行うことができる。これにより、各種の画像形成モードと、操作者によって操作パネル部47から入力された記録方式(節約モードとしない通常の記録方式)とを使い分けて記録する場合の操作性が向上する。
【0041】
次に、複合機1による記録時の処理の他の実施形態について説明する。図8は複合機1による記録時の処理の他の実施形態を示すフローチャートである。この処理は、スタートキー471又は節約キー476が押下される前に、操作者により操作パネル部47から所望の記録方式が入力されている場合には、当該入力された記録方式でもって優先して記録が行われるようにしたものである。
【0042】
記録時に、ユーザによってスタートキー471が押下された場合は(S41でYES)、スタートキー471の押下前に、操作者から表示部473で何らかの記録方式が入力されているか否かが確認される(S46)。但し、この入力操作は、上述した節約キー476の押下時に実行される画像形成モードを登録するための操作とは異なる操作を指し、通常の記録時に逐次行われる画像形成モード設定等の為の操作を指す。ここで、操作者によって何らかの記録方式が入力されている場合は(S46でYES)、この入力された記録方式を今回の記録方式として設定し(S47)、この記録方式で記録が実行される(S45)。操作者によって何も記録方式が入力されていない場合は(S46でNO)、初期設定されている記録方式(両面記録や2in1等の特別な記録方式ではなく、読み取った原稿の画像をそのまま記録するような、通常画像形成装置にノーマルな記録方式として設定されている記録方式等)が今回の記録方式として設定され(S48)、この記録方式で記録が実行される(S45)。
【0043】
また、スタートキー471が押下されず(S41でNO)、節約キー476が押下された場合にも(S42でYES)、操作者によって何らかの記録方式が入力されているか否かが確認される(S43)。操作者によって何らかの記録方式が入力されている場合は(S43でYES)、この入力された記録方式を今回の記録方式として設定し(S47)、この記録方式で記録が実行される(S45)。すなわち、節約キー476が押下されていても、画像形成モード登録部107に登録されている画像形成モードによる記録は行われず、スタートキー471又は節約キー476押下の直前に操作者によって実際に入力された記録方式(両面記録や2in1等の記録方式)が優先して設定され、この入力された記録方式で記録が実行される。
【0044】
操作者によって何も記録方式が入力されていない場合は(S43でNO)、画像形成モード登録部107に登録されている画像形成モードが今回の記録方式として設定され(S44)、この記録方式で記録が実行される(S45)。
【0045】
この処理によれば、操作者がスタートキー471を操作しようとしたにも拘わらず、誤って節約キー476を操作してしまったときであっても、スタートキー471を押下した場合と同様の記録を行うことができ、操作者が意図していた的確な記録を行うことができる。
【0046】
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、画像形成モード登録部107に登録される画像形成モードや、節約キー476の押下時に採用される画像形成モードを、ドラフトモード、両面記録モード、集約モードの節約モードとして説明しているが、これらのモードに制限されるものではなく、イレース、綴じ代等の他の記録方式であってもよい。
【0047】
また、節約キー476が押下されたにも拘わらず、画像形成モード登録部107に節約モード等が登録されていない場合は、操作パネル部47の表示部473に、登録されている節約モード等が存在しない旨のメッセージを表示するようにしてもよい。
【0048】
また、上記実施形態では、節約キー476は、操作パネル部47に押しボタン機構として設けられているが、表示部473に節約キーを表示して、表示部473が有するタッチパネル機能によって、操作者からの節約キーに対する操作が入力されるようにしてもよい。
【0049】
また、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置を、コピー機能,プリンタ機能,ファクス機能を有する複合機1として説明しているが、本発明に係る画像形成装置はこれに限定されるものではなく、いわゆるコピー機、プリンタ等の単一機能のみを有する装置であってもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載の発明によれば、外部操作(例えば、操作者による操作)でモード実行キーが操作されると、モード登録手段に登録されている画像形成モード(例えば、複数枚の原稿から読み取った画像を1枚の記録紙に集約して記録する集約モード、原稿から読み取った画像を記録紙の両面に記録して記録紙消費量を低減する両面記録モード、記録時の濃度を薄くして消費トナー量を低減するトナー消費低減モード等の節約モード等)による画像形成が即座に実行される。また、外部操作で画像形成実行キーが操作されると、操作手段で入力された操作指示が実行される。これにより、各種の画像形成モードと、操作手段から指示した内容(節約モードではない通常の記録方式)とを使い分けて記録する場合の操作性が向上する。
【0051】
さらに、請求項1に記載の発明によれば、操作者がモード実行キーを操作するだけで、モード登録手段に登録されている複数の画像形成モードを組み合わせた画像形成が実行されるので、複数の画像形成モードを組み合わせた複雑な画像形成を簡単な操作で実行させることができる。これにより、各種の画像形成モードと、操作手段から指示した内容とを使い分けて記録する場合の操作性が更に向上する。
【0052】
また、請求項に記載の発明によれば、さらに、操作者によってモード実行キーが操作されても、操作手段で操作指示が入力されている場合は、この操作手段で入力された操作指示に基づいた画像形成が行われるので、操作者が画像形成実行キーを操作しようとしたにも拘わらず、誤ってモード実行キーを操作してしまったときであっても、操作者が意図していた的確な画像形成を行うことができる。
【0053】
また、請求項2に記載の発明によれば、操作者によって画像形成実行キーが操作されても、操作手段で入力された操作指示がないときは、予め初期設定として登録されている形式で画像形成が行われるので、操作手段で受け付られた操作指示がなくても画像形成が実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。
【図2】 複合機の操作パネル部を示す図である。
【図3】 複合機の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図4】 複合機において、節約キーを押下した場合に実行される画像形成モードの登録時の処理を示すフローチャートである。
【図5】 (a)は初期設定画面を示す図、(b)はコピー用初期設定画面を示す図である。
【図6】 (a)は節約モード設定画面が表示された表示部を示す図、(b)はドラフトモード設定画面が表示された表示部を示す図、(c)は両面記録モード設定画面が表示された表示部を示す図、(d)は集約モード設定画面が表示された表示部を示す図である。
【図7】 複合機による記録時の処理を示すフローチャートである。
【図8】 複合機による記録時の処理の他の実施形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 複合機(画像形成装置)
40 記録部(画像形成手段)
47 操作パネル部(操作手段,モード入力手段)
473 表示部(操作手段,モード入力手段)
476 節約キー(モード実行キー)
471 スタートキー(画像形成実行キー)
100 制御部(制御手段)
107 画像形成モード登録部(モード登録手段)

Claims (2)

  1. 外部操作によって選択された画像形成モードに基づいて記録紙上に画像が形成される画像形成装置であって、
    記録紙上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に対する各種の操作指示及び各種画像形成モードが外部操作で入力される操作手段と、
    前記操作手段から入力された画像形成モードが登録されるモード登録手段と、
    外部操作を受け付けて、前記操作手段から入力された操作指示に基づいた画像形成を前記画像形成手段に実行させるための指示信号を送出する画像形成実行キーと、
    外部操作を受け付けて、前記モード登録手段に登録されている画像形成モードによる画像形成を前記画像形成手段に実行させるための指示信号を送出するモード実行キーと、
    前記画像形成実行キーからの指示信号を受けた場合には、前記操作手段で入力された操作指示に基づいた画像形成を前記画像形成手段に実行させ、前記モード実行キーからの指示信号を受けた場合には、前記モード登録手段に登録されている画像形成モードによる画像形成を前記画像形成手段に実行させる制御手段とを備え、
    前記モード登録手段は、前記操作手段で入力された複数の画像形成モードが登録可能とされ、
    前記制御手段は、前記モード実行キーから指示信号を受けた場合には、前記操作手段に入力された複数の画像形成モードを登録する指示が示す当該複数の画像形成モードの組み合わせからなる画像形成を、前記登録されている画像形成モードとして、当該組み合わせからなる画像形成を前記画像形成手段に実行させ
    さらに、前記制御手段は、前記モード実行キーからの指示信号を受けた場合において、既に前記操作手段で操作指示が入力されているか否かも判断し、既に前記操作手段で操作指示が入力されているときは、前記モード登録手段に登録されている画像形成モードに拘わらず、前記操作手段で入力された操作指示に基づいた画像形成を前記画像形成手段に実行させ、前記操作手段で操作指示が入力されていないときに、前記登録されている画像形成モードによる画像形成を前記画像形成手段に実行させる画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記画像形成実行キーからの指示信号を受けた場合に、前記操作手段で入力された操作指示がないときは、予め初期設定として登録されている記録方式での画像形成を前記画像形成手段に実行させる請求項1に記載の画像形成装置。
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