JP2003189069A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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JP2003189069A JP2001388846A JP2001388846A JP2003189069A JP 2003189069 A JP2003189069 A JP 2003189069A JP 2001388846 A JP2001388846 A JP 2001388846A JP 2001388846 A JP2001388846 A JP 2001388846A JP 2003189069 A JP2003189069 A JP 2003189069A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿読取位置の精度を保ちつつ、スジ画像等の
発生を防止すること。 【解決手段】原稿を供給するリードローラ22と、リード
ローラ22から供給された原稿を受けるプラテンガラス16
1と、プラテンガラス161上に供給された原稿に形成され
た画像を読取るCCD158と、画像を読取った後の原稿
を排出するリード排出ローラ23と、を有する画像読取装
置において、リードローラ22とリード排出ローラ23との
間においてプラテンガラス161に対して前記所定間隔に
保つように原稿を案内する複数のプラテンローラ24a、
24eを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿の画像を読取る
画像読取装置及び該画像読取装置を有する画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機等の画像形成装置
においては、両面対応自動原稿送り装置等の原稿送り装
置(以下、ADF (Auto Document Feeder) という)を
備えたものがある。この種のADFを備えたデジタル複
写機にて、ADF内の原稿を複写する場合は、ADFの
下方に設けられた読取装置をモータにより設定位置、す
なわちADF内のプラテンローラのほぼ直下に移動して
停止させた後、ランプユニットから光を出射し、プラテ
ンローラとプラテンガラスとの間で原稿を搬送させて原
稿を走査し、その反射光を読取装置により検出するよう
になっている。そして、この検出したデータに基づい
て、プリンター部で処理することによって、複写画像が
得られるようになっている。
【0003】図14に示すようにADFの画像読取位置
は、プラテンローラ224、上流側搬送ローラ222、排出側
搬送ローラ223から構成されている。原稿搬送時には、
プラテンガラスとプラテンローラ224との間に、原稿を
一定速度で、かつプラテンガラスに沿って搬送させなけ
ればならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
(a)を見てわかるように、プラテンローラ224直下か
ら読取位置がズレるに従い、プラテンガラスとプラテン
ローラ224のギャップが拡大し、上下流のローラ、ガイ
ドの影響を受け、原稿がプラテンガラスから浮いてしま
い、ピントがぼやけた画像や、光量が変化することによ
るカブリ画像や白抜け画像等の不具合がある。
【0005】また、図14(b)に示すように、原稿後
端がガイドから抜ける瞬間に原稿姿勢がR形状から水平
に変化する為、ピントがぼやけた画像や、光量が変化す
ることによるカブリ画像や白抜け画像等の不具合があ
る。
【0006】また、図14(c)に示すように、原稿先
端がジャンプ台を通過する前後で原稿姿勢が変化し、ピ
ントがぼやけた画像や、光量が変化することによるカブ
リ画像や白抜け画像等の不具合がある。
【0007】また、ADFでは搬送中の原稿の表面に付
着したトナー、インク等が剥がれることがあり、プラテ
ンガラス上に溜まることがある。溜まったこれらの塵埃
が原稿読取位置の真上に存在していると、原稿読取位置
は、塵埃を画像としてとらえて、結果的にスジ画像とし
て誤認識し、読み取ることがある。
【0008】それに対し、プラテンローラ224にてプラ
テンガラスとのギャップを最小限にしているので、溜ま
った塵埃を搬送する原稿の摺擦によってセルフクリーニ
ングする効果があり、それはプラテンローラ直下に近づ
くほど顕著なので、読取位置をプラテンローラ直下に設
定する必要がある。しかしながら部品精度、原稿読取位
置精度からその実現は困難であり、プラテンローラ224
から離れた位置で読み取っている画像に、上記スジ画像
が発生する不具合がある。
【0009】そこで本発明の目的は、原稿読取位置の精
度を保ちつつ、スジ画像等の発生を防止することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の代表的な構成は、原稿を供給する供給回転
体と、該供給回転体から供給された原稿を受ける原稿受
部材と、該原稿受部材上に供給された原稿に形成された
画像を読取る画像読取手段と、画像を読取った後の原稿
を排出する排出回転体と、を有する画像読取装置におい
て、前記供給回転体と前記排出回転体との間において前
記原稿受部材に対して前記所定間隔に保つように原稿を
案内する複数の案内回転体を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態)本発明の実施形態の
画像読取装置と、この画像読取装置を装置本体に備えた
画像形成装置とを図に基づいて説明する。図1は画像形
成装置の構成図であり、図2は画像読取装置の構成図で
あり、図3は画像読取装置の制御ブロック図であり、図
4は画像読取装置の読取位置検知を説明するフロー図で
あり、図5は画像読取装置の原稿読取位置における詳細
図であり、図6は画像読取装置のヒンジ機構の説明図で
あり、図7は画像読取装置のヒンジ機構の説明図であ
り、図8は画像読取装置のヒンジ機構の説明図であり、
図9は画像読取装置のヒンジ機構の説明図であり、図1
0は画像読取装置の原稿読取位置周辺の平面図であり、
図11は画像読取装置の駆動系の説明図であり、図12
は画像形成装置の制御ブロック図である。
【0012】〔装置の説明〕図1において、本発明であ
る原稿搬送装置(以下、ADF (Auto Document Feede
r) という)2は、上方に原稿トレイ4を有し、その下
方には排出トレイ10が配置される。原稿トレイ4上の原
稿Pは、順次その最上位の原稿から一枚毎に分離給送さ
れ、搬送しながら原稿の画像を読み込む。画像の読み込
みが終了すると排出トレイ10に排出積載される。画像形
成装置1は画像読取装置(以下、リーダ部150という)
と画像出力部(以下、プリンター部300という)により
構成されている。
【0013】〔リーダ部の説明〕図2に示すように、リ
ーダ部150は、原稿面に対して光を照射するランプ152、
ランプ152にて照射された光に対応する原稿Pからの反
射光を、レンズ157、および画像読取手段としてのCC
D158に導くミラー153、155、156を有している。ランプ
152とミラー153は、第1光学台159に取り付けられ、ミ
ラー155、156は、第2光学台151に取り付けられてい
る。
【0014】また、光学台159、151は、図示しないワイ
ヤによって、モータ314(図3参照)と結合され、モー
タ314の回転駆動により原稿台ガラス3(ブックプラテ
ン)と平行に移動制御される。
【0015】ポジションセンサ315は、第1光学台159の
ホームポジション位置を検知するためのセンサであり、
ポジションセンサ315の位置を基準としてモータ314を正
転、逆転することにより、光学台159、151を移動し、原
稿台ガラス3上の原稿を光学的に走査する。
【0016】また、モータ314は、ステッピングモータ
により構成されている。このモータ314には、エンコー
ダ302(図3参照)が接続されており、このエンコーダ3
02の出力により、光学台159、151が何パルス分移動した
かを認識できるようになっている。すなわち、ポジショ
ンセンサ315とエンコーダ302からのエンコーダーパルス
により、光学台159、151の位置を把握することが可能で
ある。
【0017】原稿Pからの反射光は、ミラー153、155、
156を介してレンズ157に導かれ、レンズ157によってC
CD158上に集光される。CCD158は、原稿情報を反映
した上記反射光を光電変換し、電子的な画像信号として
出力する。
【0018】このような構成下で、第1光学台159を原
稿読取位置160に停止させた状態で、ADF2により原
稿を搬送させながら原稿情報を読み取るADF原稿読取
モードと、原稿を原稿台ガラス3上に固定的に載置し
て、光学台159、151を副走査方向に移動させながら原稿
情報を読み取る原稿台ガラス原稿読取モードの2つのモ
ードで原稿情報を読み取ることができる。
【0019】図3は、リーダの制御系の概略構成を示す
ブロック図である。図に示すように、原稿面に光を照射
するランプ152、光学台159、151を副走査方法に移動し
原稿を走査するモータ314、原稿面からの反射光を光電
変換するCCD158、CCD158の出力信号をA/D変換
するA/D変換回路301、モータ314に接続されたエンコ
ーダ302、原稿に光を照射するためのランプ152、光学台
159をホームポジションに位置決めするためのポジショ
ンセンサ315、ADF原稿読取モードにおける正規の原
稿読取位置160を設定するためのバックアップRAM30
3、およびスキャナコントローラ304を有している。尚、
スキャナコントローラ304は、後述する図4のフローチ
ャートに対応するプログラム等の各種のプログラムが格
納されたROM304aを含んでいる。
【0020】スキャナコントローラ304は、エンコーダ
出力とポジションセンサ315からの出力信号に基づい
て、光学台159、151の位置を把握し、A/D変換回路301
によってデジタル化されたCCD158の出力信号に基づ
いて後述する手段にて読取位置を調整し、設定された位
置をバックアップRAM303に保存する。
【0021】次に、原稿読取位置160の検知処理、及び
プラテンローラ24の位置検知処理を図4のフローチャー
トに基づいて説明する。スキャナコントローラ304は、
ROM304aに格納されたプログラムに従って、まず、
モータ314を駆動制御することにより、ホームポジショ
ン位置からあらかじめ設定されたパルス数分、原稿受部
材としてのプラテンガラス161(図2参照)の方向に光
学台159、151を移動し停止させる。この際の移動量は、
プラテンローラ24の中心位置の近傍に光学台159が位置
するように設定されている。
【0022】次に、スキャナコントローラ304は、ラン
プ152を点灯させて、モータ314を駆動制御することによ
り、そこを中心とした副走査方向に所定の範囲、光学台
159、151を移動させながら、CCD158から出力され、
A/D変換回路301にてデジタル信号に変換された信号を
読取りながら、まず、主走査方向奥側において、その範
囲におけるデジタル信号値の最大値を示す位置、および
最大値を記憶し、その位置を読取位置と決定する。再
度、副走査方向に光学台159、151を移動させ、主走査方
向手前側において、その範囲におけるデジタル信号値の
最大値を示す位置、および最大値を記憶する。
【0023】前述の奥側のデータ、及び手前側のデータ
を比較し、手前側のデータが所定より小さい場合は問題
なく操作部等に表示を行い終了するが、所定量より大き
い場合、すなわちADF2のプラテンローラ24が所定量
より傾いていると判断した場合は、操作部に調整量を数
値で表示して再度プラテンローラ24を平行に調整するよ
うに警告を表示する。この処理は原稿が無い状態でプラ
テンローラ24を直接読取演算処理するもので、ADF2
の設置時、電源投入時、ジャブ開始前時など、処理タイ
ミングは限定されない。また、手前側と奥側のデータは
一回の読取で演算処理しても可能である。
【0024】また、プラテンローラ24の位置および、傾
きを検知しているので、手前側と奥側の2点でのデータ
を比較すれば可能であり、手前側と奥側の位置、位置関
係は特に限定されない。
【0025】〔プリンター部の説明〕プリンター部300
は周知の静電潜像画像形成を用いた画像形成手段であ
る。図1を用いて画像出力部であるプリンター部の説明
をする。100は上段カセットで、カセット内のシートは
分離爪と給送ローラ101の作用によって1枚ずつ分離給
送されてレジストローラ106に導かれる。102は下段カセ
ットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ103
の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ
106に導かれる。104は、手差しガイドで、1枚ずつシー
ト材がローラ105を介してレジストローラ106に導かれ
る。108はシート積載装置(デッキタイプ)で、モータ
等により昇降する中板108aを備え、中板上のシート
は、給送ローラ109と分離爪の作用により1枚ずつ分離
給送されて搬送ローラ110に導かれる。
【0026】画像形成部において、112は感光体ドラ
ム、114は現像器、115は転写帯電器、116は分離帯電器
であり、画像形成部を構成する。また、117は画像形成
されたシート材を搬送する搬送ベルト、118は定着装
置、119は搬送ローラ、120はダイバータである。画像形
成されたシート材はダイバータ120によって排出ローラ1
21に導かれ、ソータ122内に搬送される。ソータ122は、
ノンソートトレイ122a、ソートビントレイ122b、ノン
ソートトレイ排出ローラ122c、ソートビントレイ排出
ローラ122dを有し、ノンソートトレイとソートビント
レイが昇降してシートを一段ずつ区分けする。尚、ソー
タに代わって、排出トレイを装着する場合もある。
【0027】両面複写、多重複写の場合には、定着後の
シートはダイバータ120により分岐されて搬送ローラ201
により搬送され、両面複写の場合ベルト202、204、パス
206、排出ローラ205を経て中間トレイ200に排出され
る。多重複写の場合には、シートはダイバータ203によ
り中間トレイ200に排出される。209、210はシートを給
送する半月ローラ、211は分離ローラ対、213、214、215
はシートをレジストローラ106へ搬送する搬送ローラで
ある。
【0028】〔原稿処理装置(ADF)の説明〕以下、
原稿処理装置(ADF)2の詳細を図に基づいて説明す
る。 〔原稿トレイ部の説明〕図2において、原稿トレイ4
は、シート状の原稿Pを積載するためのものである。原
稿トレイ4には一対の幅方向規制板が原稿の幅方向にス
ライド自在に配置されている。幅方向規制板によって原
稿トレイ4に積載される原稿Pの幅方向を規制すること
で給送時の搬送安定性を確保できる。
【0029】〔分離部の説明〕原稿トレイ4の上方に
は、給送ローラ5が設けられている。給送ローラ5は分
離搬送ローラ8の回転駆動に連れて回転し、シート原稿
を給送する。給送ローラ5は通常、ホームポジションで
ある上方(図中実線位置)に待避している位置をとり、
原稿セット作業を阻害しないようにしている。給送動作
が開始されると図中点線位置に下降して原稿Pの上面に
当接する。給送ローラ5は図示しないアームにて軸支さ
れるので、アームを揺動して給送ローラ5を上下に動か
せる。
【0030】分離パッド6は分離搬送ローラ8の対向側
に配置され、分離搬送ローラ8側に圧を加えている。分
離パッド6は分離搬送ローラ8より摩擦が若干小さいゴ
ム材料などで形成され、給送ローラ5にて給送される原
稿Pを一枚毎にさばき、分離搬送ローラ8で給送する。
【0031】〔搬送部の説明〕レジストローラ12、レジ
スト従動ローラ11は分離部にて給送された原稿の先端を
そろえるレジスト手段であり、静止したレジストローラ
対11及び12のニップ部に向けて分離した原稿先端を突き
当て、原稿にループを生じさせて先端をそろえている。
次に供給回転体としてのリードローラ22、リード従動ロ
ーラ14によりプラテンガラス161に向けて搬送する。さ
らに排出回転体としてのリード排出ローラ23、リード排
出従動ローラ16により搬送する。符号162はプラテンガ
ラス161からシートをすくい上げるためのジャンプ台で
ある。画像読取が終了すると、排出ローラ18により原稿
を排出トレイ10に排出する。
【0032】両面モード時には、排出ローラ18にて排出
せずスイッチバックして、上方のシートパスに案内して
レジストローラ11、12に向けて搬送する。レジストロー
ラ11、12に到達すると上記と同様に原稿の裏面の読取が
行われる。
【0033】〔原稿読取位置の説明〕図5で示す、読取
のためのプラテンガラス161の対向側にはプラテンロー
ラ24のユニットを配置している。プラテンローラ24のユ
ニットは、案内回転体としての第1プラテンローラ24
a、案内回転体としての第2プラテンローラ24e、揺動
手段としての第1揺動アーム24c、揺動手段としての第
2揺動アーム24g、第1突き当て部材24b、第2突き当
て部材24f、白色板24d、不図示の付勢ばね、駆動プー
リー、タイミングベルトから構成される。
【0034】第1プラテンローラ24a、第2プラテンロ
ーラ24eはリードローラ22と同じ周速で回転される。第
1プラテンローラ24a、第2プラテンローラ24eは表面
が白色のゴムローラで、透け易い薄い原稿でも画像読取
時のローラ表面の影響を受けない。
【0035】第1突き当て部材24b、第2突き当て部材
24fはそれぞれ第1プラテンローラ24a、第2プラテン
ローラ24eの両端軸部に設けられ、プラテンガラス161
に対して、突き当たることでギャップを保証している。
ギャップ量は0.15mm〜0.5mm程度である。ギ
ャップ量は原稿読取位置160において原稿の浮き規制、
原稿搬送性の両立するところで決められる。
【0036】ギャップ量が0.15mm以下であると厚
紙原稿の場合、プラテンローラ部で突入ショックが発生
する。また搬送負荷増大により、搬送速度ブレが発生
し、画像ブレの要因になる。
【0037】ギャップ量が0.5mm以上であると原稿
読取位置160における原稿の浮きが発生し、読取中に原
稿の位置がばらつき(浮きの発生の有り無し)、原稿速
度ブレや、輝度レベルの変動が発生し、画像ブレや画像
カブリ、ムラの発生となる。本実施形態では第1プラテ
ンローラ24a、第2プラテンローラ24e共に0.3mm
で設定されている。
【0038】第1揺動アーム24cは第2プラテンローラ
24e、第1プラテンローラ24aの各々両端軸部に回転自
在に設けられている。また不図示の付勢ばねにより第1
プラテンローラ24aをプラテンガラス方向に付勢してい
る。第2揺動アーム24gはリードローラ22の各々の両端
軸部に回転自在に設けられている。また不図示の付勢ば
ねにより第2プラテンローラ24eをプラテンガラス方向
に付勢している。
【0039】白色板24dは第1揺動アーム24cの下部に
設けられ、第1突き当て部材24b、第2突き当て部材24
fにより、プラテンガラス161とのギャップおよび平行
性を保証している。また、白色板24dを所定のギャップ
で配置することにより、薄紙時の画像読取での白色レベ
ルの低下を防止している。
【0040】原稿読取位置160は第1プラテンローラ24
aの直下から所定量左側に設定している。これは原稿読
取位置160の位置精度分を考慮し、位置精度がずれた場
合でも原稿読取位置160が第1プラテンローラ24a直下
より右側に行かないようにする為である。読取位置がプ
ラテンローラより右側に行くことにより、原稿がR形状
の搬送軌跡をとり、原稿の浮きが発生し、画像のピント
ボケ、カブリ等の不具合が発生する。また読取位置は16
0'の位置、すなわち第2プラテンローラ24e直下から所
定量右側に設定することも可能である。いいかえれば、
読取位置は160から160'の範囲で設定可能である。
【0041】また、搬送中の原稿Pの表面に付着したト
ナー、インク等が剥がれることがあり、プラテンガラス
161上に溜まることがある。溜まったこれらの塵埃が原
稿読取位置160の真上に存在していると、原稿読取位置1
60においては、塵埃を画像としてとらえて、結果的にス
ジ画像として誤認識し、読み取ることがあるが、第1プ
ラテンローラ24a、第2プラテンローラ24eにてプラテ
ンガラス161とのギャップを最小限にしているので、溜
まった塵埃を搬送する原稿の摺擦によってセルフクリー
ニングする効果があり、ギャップが狭い領域を広範に設
定できる為、スジ画像の発生を防止することができる。
【0042】〔ヒンジ機構の説明〕図6乃至図9におい
て、ADF2は、プラテンガラス161、原稿台ガラス3
に対して開閉可能にするため、リーダ部150にヒンジ機
構95、96によって設けられている。図6では背面からの
原稿自動送り装置を示し、ケーシング52の内部に、左右
にヒンジ機構が内装される。正面からみてヒンジ機構95
をヒンジ右、ヒンジ機構96をヒンジ左とする。
【0043】ヒンジ機構95、96は、ヒンジ軸71を中心に
して、ADF2をリーダ部150に対して開閉自在に支持
している。ヒンジ機構95、96は、図7に示すように、リ
フトアーム74、リフト軸75、下部バネ軸76、ヒンジアー
ム77、高さ調整ネジ78、ヒンジ軸71、ヒンジベース84、
下部バネホルダ85、圧縮バネ86、上部バネホルダ87、上
部バネ軸88等で構成されている。
【0044】ヒンジ軸71はヒンジベース84に支えられて
いる。ヒンジベース84は、リーダ部150の本体に固定さ
れている。また、ヒンジ軸71には、ヒンジベース84に対
して形動可能にヒンジアーム77が回動自在に設けられて
いる。
【0045】さらに、ヒンジアーム77は、リフト軸75を
介してリフトアーム74を支えている。このため、リフト
アーム74はヒンジアーム77に対して回動自在になってい
る。高さ調整ネジ78はリフトアーム74にねじ込まれてい
る。高さ調整ネジ78の先端は、ヒンジアーム77の一部に
当接して、原稿台ガラス3に対する原稿自動給送装置2
の高さを調整できるようになっている。
【0046】リフトアーム74はケーシング52に固定さ
れ、上部バネ軸88を支えている。上部バネ軸88には上部
バネホルダ87上に設けられている。上部バネホルダ87は
圧縮バネ86の一端を保持している。下部バネホルダ85は
下部バネ軸76に設けられて、圧縮バネ86の他端を保持し
ている。
【0047】下部バネ軸76は、ヒンジベース84に固定さ
れているので、ADF2の開閉動作にともなって、上部
バネ軸88と下部バネ軸76との間隔が変化し、圧縮バネ86
が伸び縮みするようになっている。
【0048】ヒンジ機構保護カバー89は、上端の一部が
ケーシング52に固定されている。ヒンジ機構保護カバー
89には、EPDM(エチレンピロピレンゴム)系のゴム
シートが使用されて、容易に成形可能であり、弾性的で
かつ自由に曲がり、また、自重によって元の形状に戻る
ようになっている。
【0049】ガードプレート90、91、92は、ABS(ア
クリルニトリル・ブタジエン・スチレン三元共重合体)
樹脂で成型されて、ヒンジ機構保護カバー89に固定され
ている。このため、ヒンジ機構保護カバー89は変形して
も、容易に変形したり、外れたりすることはない。
【0050】ヒンジ機構95、96が内蔵されたケーシング
52の両サイドの部分は、ADF2が完全に開いたときの
逃げとして、破線で示すようにケーシング52が切り欠か
れて形成された開口部93がある。その開口部93の外側は
ヒンジ機構保護カバー89で覆われている(図6)におい
て、左側の開口部についてのみ説明しているが、右側の
開口部の構成も同様である)。
【0051】ヒンジ機構保護カバー89はヒンジ内部に異
物等が侵入しないようにカバーしている。また、ガード
プレート90、91、92により、運搬の際に壁や突出物等に
接触して外部からの力が作用した場合でもヒンジ機構9
5、96が損傷しないようにガードしている。
【0052】図7は高さhの厚手の原稿、例えば、辞書
のようなものを原稿台ガラス3に置いたとき、リフトア
ーム74がヒンジアーム7に対して、回動して白色板24
d、および原稿自動給送装置2がブックプラテン3に平
行にイコライズしている状態を示している。このとき、
圧縮バネ86は、圧縮されており、ADF2の開動作を助
けるようになっている。
【0053】図8はADF2を半分ほど開いた状態を示
している。このとき、ADF2は画像形成装置1に対し
て矢印B方向に開閉することができる。
【0054】図9は原稿自動給送装置2が完全に開いた
状態を示している。このとき、圧縮バネ86は伸びてい
る。このため、ADF2を閉じるとき、小さな力で閉じ
ることができる。このように、ヒンジ機構95、96は、A
DF2の開閉動作にともなって、圧縮バネ86が伸縮し
て、ADF2の開閉動作を助けるようになっている。
【0055】〔ADF位置調整〕ADF2をリーダ部15
0に対して傾けて調整可能にすることで、画像の直角度
調整を行う。図10はリーダ部150の上面の周辺を示し
た図である。ADF2の取り付けはADF2のヒンジ機
構95、96のベースであるヒンジベース84がリーダ部150
の上面に接続される。左のヒンジ機構96はネジ97で固定
されて位置が決まる。右のヒンジ機構95はヒンジベース
84の取り付けが長穴になっており、リーダ部150に対し
て図中矢印のように上下方向に移動調整可能である。
【0056】それにより、ADF2は左ヒンジ96の取り
付けネジ97を中心に傾けることができるので、リーダ部
150の主走査ライン70とADFの原稿送り方向が垂直に
なるよう調整して、ADF2の固定を可能としている。
直角に調整することで、原稿を斜めに読み取ることがな
いため、歪んだ画像を読み込むことが無い。
【0057】〔駆動系の説明〕図11は各ローラなどを
駆動するためのモータ及びソレノイド類を示す駆動系を
示した図である。分離ソレノイド57は給送ローラ5の揺
動の駆動を行う。分離ソレノイド57は給送ローラ5をホ
ーム位置である上方(図中実線位置)に持上げ保持し、
原稿セット時に邪魔にならない位置に保持するキープソ
レノイドである。給送動作時には分離ソレノイド57のキ
ープ力をオフして下降し、原稿トレイ4上のシート原稿
の最上紙に給送ローラ5が圧接する。分離モータ51はス
テッピングモータであり、分離搬送ローラ8と給送ロー
ラ5を搬送方向に回転駆動する。
【0058】リードモータ53はレジストローラ12、リー
ドローラ22、プラテンローラ24、リード排出ローラ23を
駆動するステッピングモータである。搬送される原稿の
画像を読み取る速度で各ローラを駆動する。排出モータ
50は排出ローラ18を駆動するステッピングモータであ
る。
【0059】〔センサの説明〕原稿トレイ4にはシート
原稿Pがセットされたことを検出する透過型の光センサ
であるセットセンサ40が設けられている。また、サイド
ガイドの位置を検出する事により原稿トレイ4上にセッ
トされた原稿束Pの幅方向の長さを検知するシート幅検
知センサ44が原稿トレイ4の下部に設けられている。
【0060】分離ローラ8とレジストローラ12の間には
原稿を検知する透過型の光センサであるレジストセンサ
7が設けられ、分離給送された原稿の先端を検知し、レ
ジストローラ12への突き当て量(ループ量)を制御する
タイミングなどを検知している。リードローラ22の直後
に原稿を検知する反射型光センサであるリードセンサ13
が設けられ、原稿読取位置160での画像読取開始タイミ
ングの基準信号としている。排出ローラ18の直前には原
稿を検知する透過型光センサである排出センサ17が設け
られ、原稿の排出タイミングなどを検知している。
【0061】〔給送動作の説明〕セットセンサ40によっ
て原稿トレイ4上にある原稿Pが検知されると、給送ロ
ーラ5が降下して原稿束上に当接する。複写機の操作部
で複写条件が入力されスタートキーが押されると、原稿
トレイ4上のシート幅検知センサ44によって原稿サイズ
の検出が行われる。さらに、分離ソレノイド57の保持が
解除され原稿は給送ローラ5の給送力を受けて下流部へ
進出する。次に原稿トレイ4から進出してきた原稿Pを
一枚毎に分離して下流部に搬送する。
【0062】分離部を通過した原稿Pはレジストローラ
12で先端を揃えてレジストローラ12にて搬送する。先端
がリードローラ22に到達してプラテンガラス161に向け
て搬送され、プラテンローラ24及びリード排出ローラ23
にて搬送しながら、原稿読取位置160で画像読みが行わ
れる。画像読み込みが終了すると、排出ローラ18で排出
トレイ10に積載される。
【0063】両面モード時には、排出ローラ18にて排出
せずスイッチバックして、上方のシートパスに案内して
レジストローラ11、12に向けて搬送する。レジストロー
ラ11、12に到達すると上記と同様に原稿の裏面の読取が
行われる。
【0064】〔制御回路のブロック説明〕図12は、本
実施形態のADF2の制御装置の回路構成を示すブロッ
ク図であり、制御回路はマイクロプロセッサ(CPU)
54を中心に構成されており、CPU54の入出力ポートに
は、各種負荷のドライブ回路およびセンサ信号が接続さ
れる。また、制御回路は不図示の電池によりバックアッ
プされるRAMと、制御シーケンスソフトの格納された
ROMを備えている。また、55は、画像形成装置とのデ
ータ通信を制御するための通信用ICである。
【0065】分離モータ51とリードモータ53と排出モー
タ50は各ステッピングモータドライバによって駆動され
る。各ドライバには、CPU54から相励磁信号と、モー
タ電流制御信号が入力されている。分離ソレノイド57は
ドライバによって駆動され、CPU54の入出力ポートに
接続された信号によって、その動作を制御されるもので
ある。
【0066】レジストセンサ7、セットセンサ40、リー
ドセンサ13、排出センサ17、シート幅検知センサ44等の
各種センサは、CPU54の入力ポートに接続されて、装
置内における、原稿の挙動をおよび、可動負荷の挙動を
モニターするために用いられる。
【0067】(他の実施形態)図13で示す、読取のた
めのプラテンガラス161の対向側にはプラテンローラユ
ニット524を配置している。プラテンローラユニット524
は、案内回転体としてのプラテンローラ501、案内回転
体としての入口ローラ503、案内回転体としての排出ロ
ーラ502、揺動手段としての第1揺動アーム506、揺動手
段としての第2揺動アーム507、第1突き当て部材504、
第2突き当て部材505、白色板508、509、不図示の付勢
ばね、駆動プーリー、タイミングベルトから構成され
る。
【0068】プラテンローラ501、入口ローラ503、排出
ローラ502はリードローラ522と同じ周速で回転される。
入口ローラ503、排出ローラ502は原稿を規制している役
割のため、従動ローラでも良い。プラテンローラ501は
表面が白色のゴムローラで、透け易い薄い原稿でも画像
読取時のローラ表面の影響を受けない。
【0069】第1突き当て部材504、第2突き当て部材5
05はそれぞれ排出ローラ502、 入口ローラ503の両端軸
部に設けられ、プラテンガラス161に対して、突き当た
ることでギャップを保証している。プラテンローラ50
1、入口ローラ503、排出ローラ502のギャップ量は0.
15mm〜0.5mm程度が良い。ギャップ量は原稿読
取位置560における原稿の浮き規制、原稿搬送性の両立
するところで決められる。本実施例では原稿読取位置56
0におけるプラテンローラ501のギャップ量を0.3mm
にし、入口ローラ503、排出ローラ502では原稿が上方か
ら、又は上方へ屈曲しながら搬送されるため、原稿搬送
性を確保する為0.5mmに設定してある。第1揺動ア
ーム506はプラテンローラ501、入口ローラ503、排出ロ
ーラ502の各々両端軸部に回転自在に設けられている。
【0070】第2揺動アーム507はリードローラ522、プ
ラテンローラ501の各々の両端軸部に回転自在に設けら
れている。また不図示の付勢ばねによりプラテンローラ
501、 入口ローラ503、排出ローラ502をプラテンガラス
方向に付勢している。
【0071】白色板508、509は第1揺動アーム506の下
部に設けられ、第1突き当て部材504、第2突き当て部
材505により、プラテンガラスとのギャップおよび平行
性を保証している。また、白色板を所定のギャップで配
置することにより、薄紙時の画像読取での白色レベルの
低下を防止している。
【0072】原稿読取位置560はプラテンローラ501直下
に設定している。読取位置が破線のようにばらついて
も、原稿は、入口ローラ503、排出ローラ502によりプラ
テンガラスに水平に搬送されている為、画像のピンボ
ケ、カブリ等の不具合はない。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、供給
回転体と排出回転体との間において原稿受部材に対して
所定間隔に保つように原稿を案内する複数の案内回転体
を有するため、原稿の搬送姿勢を水平に保つことがで
き、原稿読取位置の精度を保ることができる。また、前
記案内回転体のうち原稿搬送方向の最も上流側の案内回
転体と前記原稿受部材との間隔を最小限にしているの
で、搬送する原稿の摺擦によって溜まった塵埃をセルフ
クリーニングする効果を有するため、スジ画像等の発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成図である。
【図2】画像読取装置の構成図である。
【図3】画像読取装置の制御ブロック図である。
【図4】画像読取装置の読取位置検知を説明するフロー
図である。
【図5】画像読取装置の原稿読取位置における詳細図で
ある。
【図6】画像読取装置のヒンジ機構の背面からの説明図
である。
【図7】画像読取装置のヒンジ機構の説明図である。
【図8】画像読取装置のヒンジ機構の説明図である。
【図9】画像読取装置のヒンジ機構の説明図である。
【図10】画像読取装置の原稿読取位置周辺の平面図で
ある。
【図11】画像読取装置の駆動系の説明図である。
【図12】画像形成装置の制御ブロック図である。
【図13】他の実施形態の画像読取装置の原稿読取位置
における詳細図である。
【図14】従来の画像読取装置の説明図である。
【符号の説明】
P …原稿 1 …画像形成装置 2 …ADF 3 …原稿台ガラス 4 …原稿トレイ 5 …給送ローラ 6 …分離パッド 7 …レジストセンサ 8 …分離搬送ローラ 10 …排出トレイ 11 …レジスト従動ローラ 12 …レジストローラ 13 …リードセンサ 14 …リード従動ローラ 16 …リード排出従動ローラ 17 …排出センサ 18 …排出ローラ 22 …リードローラ 23 …リード排出ローラ 24 …プラテンローラ 24a …第1プラテンローラ 24b …第1突き当て部材 24c …第1揺動アーム 24d …白色板 24e …第2プラテンローラ 24f …第2突き当て部材 24g …第2揺動アーム 40 …セットセンサ 44 …シート幅検知センサ 50 …排出モータ 51 …分離モータ 52 …ケーシング 53 …リードモータ 54 …CPU 55 …通信用IC 57 …分離ソレノイド 70 …主走査ライン 71 …ヒンジ軸 74 …リフトアーム 75 …リフト軸 76 …下部バネ軸 77 …ヒンジアーム 78 …高さ調整ネジ 84 …ヒンジベース 85 …下部バネホルダ 86 …圧縮バネ 87 …上部バネホルダ 88 …上部バネ軸 89 …ヒンジ機構保護カバー 90 …ガードプレート 91 …ガードプレート 92 …ガードプレート 93 …開口部 95 …ヒンジ機構 96 …ヒンジ機構 97 …ネジ 100 …上段カセット 101 …給送ローラ 102 …下段カセット 103 …給送ローラ 104 …ガイド 105 …ローラ 106 …レジストローラ 108 …シート積載装置 108a …中板 109 …給送ローラ 110 …搬送ローラ 112 …感光体ドラム 114 …現像器 115 …転写帯電器 116 …分離帯電器 117 …搬送ベルト 118 …定着装置 119 …搬送ローラ 120 …ダイバータ 121 …排出ローラ 122 …ソータ 122a …ノンソートトレイ 122b …ソートビントレイ 122c …ノンソートトレイ排出ローラ 122d …ソートビントレイ排出ローラ 150 …リーダ部 151 …第2光学台 152 …ランプ 153 …ミラー 155 …ミラー 156 …ミラー 157 …レンズ 158 …CCD 159 …第1光学台 160 …原稿読取位置 161 …プラテンガラス 162 …ジャンプ台 200 …中間トレイ 201 …半月ローラ 202 …場合ベルト 203 …ダイバータ 204 …場合ベルト 205 …排出ローラ 206 …パス 209 …半月ローラ 211 …分離ローラ対 213 …搬送ローラ 214 …搬送ローラ 215 …搬送ローラ300 …プリンター部 301 …A/D変換回路 302 …エンコーダ 303 …バックアップRAM 304 …スキャナコントローラ 304a …ROM 314 …モータ 315 …ポジションセンサ 501 …プラテンローラ 502 …排出ローラ 503 …入口ローラ 504 …第1突き当て部材 505 …第2突き当て部材 506 …第1揺動アーム 507 …第2揺動アーム 508 …白色板 509 …白色板 522 …リードローラ 524 …プラテンローラユニット 560 …原稿読取位置
フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 BA20 BA24 BA33 BA97 3F049 CA31 DA11 LA02 LA05 LB02 5C062 AA05 AB02 AB22 AB32 AB33 AB40 AB53 AC11 AD06 BA06 5C072 AA01 BA04 DA04 DA21 LA15 LA18 MB04 MB09 NA01 RA16 XA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を供給する供給回転体と、該供給回
    転体から供給された原稿を受ける原稿受部材と、該原稿
    受部材上に供給された原稿に形成された画像を読取る画
    像読取手段と、画像を読取った後の原稿を排出する排出
    回転体と、を有する画像読取装置において、 前記供給回転体と前記排出回転体との間において前記原
    稿受部材に対して前記所定間隔に保つように原稿を案内
    する複数の案内回転体を有することを特徴とする画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取装置において、 前記複数の案内回転体は2つの案内回転体であり、 各々独立した揺動手段と、 前記原稿受部材と前記2つの案内回転体との距離を前記
    所定間隔に保つための突き当て手段と、を有することを
    特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像読取装置において、 前記2つの案内回転体の間に白色板を有することを特徴
    とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の画像読取装
    置において、 前記画像読取手段の原稿読取位置は、前記2つの案内回
    転体の間で、かつ案内回転体の近傍に設定することを特
    徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像読取装置において、 前記複数の案内回転体は、原稿の搬送方向から順に配設
    された3つの案内回転体であり、 前記3つの案内回転体を保持する複数の揺動手段と、 前記3つの案内回転体を前記所定の間隔にするための突
    き当て手段を、少なくとも前記3つの案内回転体のうち
    2つの案内回転体に配設することを特徴とする画像読取
    装置。
  6. 【請求項6】 原稿の画像を読取る画像読取装置からの
    情報に基づいて画像を形成する画像形成装置について、 前記画像読取装置は、請求項1乃至請求項5記載の画像
    読取装置であることを特徴とする画像形成装置。
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