JP4336599B2 - シート搬送装置及び画像処理装置 - Google Patents
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Description
リーダー150は、図1に示すように、原稿面に対して光を照射するランプ152、このランプ152にて照射された光に対応する原稿Pからの反射光を、レンズ157、およびCCD158に導くミラー153,155,156を有している。ランプ152とミラー153は、第1光学台159に取り付けられ、ミラー155,156は、不図示の第2光学台151に取り付けられている。
プリンタ部300は周知の静電潜像画像形成を用いた画像形成手段である。ここで、図2より300の画像出力部であるプリンタ部の説明をする。
原稿自動給送装置2は、リーダー部150の上方にヒンジ機構95,96を介してプラテンガラス161、原稿台ガラス3に対して開閉可能に設けられている。以下、原稿自動送り装置2の詳細を図に基づいて説明する。
図1において、原稿トレイ4は、シート状の原稿Pを積載するためのものである。原稿トレイ4には一対の幅方向規制板が原稿の幅方向にスライド自在に配置されている。幅方向規制板によって原稿トレイ4に積載される原稿Pの幅方向を規制することで給送時の搬送安定性を確保できる。
次にシートを1枚ずつに分離して搬送する分離給送手段となる分離部の構成について説明する。原稿トレイ4の上方には、給送ローラ5が設けられている。給送ローラ5は分離搬送ローラ8の回転駆動に連れて回転し、シート原稿を給送する。給送ローラ5は通常、ホームポジションである上方(図中実線位置)に待避している位置をとり、原稿セット作業を阻害しないようにしている。給送動作が開始されると下降して原稿Pの上面に当接する。給送ローラ5はアーム5aにて軸支されるので、アームを揺動して給送ローラ5を上下に動かせる。
図6はプレ分離パッド67の詳細を示した図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。プレ分離パッド67は基材が樹脂等で形成され、本体(斜線面)にビス(図示しない)と留めされる。通紙面側にはゴム材質で形成されたプレ分離摩擦パッド70が通紙面に沿って接着固定され、また上面に樹脂シートのプレ分離シート71が接着固定されている。プレ分離シート71は摩擦が低く、シートに対して抵抗無くガイドすることができ、頂部だけ露出したプレ分離摩擦パッド70によってシートに抵抗を与え、進入するシート束の先端を楔型に崩すことができる。楔型に崩すことで、分離パッド6に進入するシートの枚数を抑え、分離性能を補助する役目がある。
図7は分離搬送ローラ8に対してシートを押圧し、2枚目以降のシートに抵抗力を付与して1枚目のシートを分離するための第1押圧部材としての分離パッド6の詳細を示した図である。なお、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。分離パッド6は基材が樹脂等で形成され、支点軸61を有している。通紙面側には分離パッド6に進入してくる複数のシートを阻止するためにゴム材質の摩擦パッド63がコの字状に配置される。摩擦パッド63はウレタン系、シリコン系、EPDM系等のゴム材質で、厚み0.5mm程度のシート状である。紙との摩擦係数は1.2から1.5程度で、従来のデュプロ摩擦パッドの摩擦係数より高い設定である。よって抵抗力も高い。
図8は分離パッド6により分離されたシートを前記分離搬送ローラ8に押圧し、該シートに分離搬送ローラ8による給送力を付与するための第2押圧部材としての分離後パッド72の詳細を示した図である。なお、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。分離後パッド72の基材は樹脂等で形成され、通紙面には分離後パッドシート73が接着固定される。またアーム74から伸びた支点穴75が分離パッド6の支点軸61に嵌りこむことで、分離パッド6が動く支点と同じ位置で回動する。分離後パッドシート73の直下には分離パッド6のリブ66と同じ機能を持った突起リブが形成され、同じように突起リブに分離後パッドバネ76が配置される。
上記のように、支点軸61を中心に分離パッド6と分離後パッド72がそれぞれ独立して揺動可能とし、分離パッド6には分離パッドバネ77、分離後パッド72には分離後バネ76がそれぞれ所定のバネ圧を分離搬送ローラ8側に加えている。そして、分離パッド6と分離後パッド72は同じ支点にしているので、構造が簡単でユニットでの交換性を容易としている。また、独立して回動可能なので、分離パッド6が変位しても分離後パッド72へは影響を与えず、このため常に安定した圧力を保持し、分離性能を落とすことが無い効果がある。
次に前記構成の分離部で分離されたシートの搬送構成について、図1を参照して説明する。レジストローラ12、レジスト従動ローラ11は分離部にて給送された原稿の先端をそろえるレジスト手段であり、静止したレジストローラ対11,12のニップ部に向けて分離した原稿先端を突き当て、原稿にループを生じさせて、斜行を補正し、先端をそろえている。
次に図12を参照して前記各ローラなどを駆動するための駆動系の説明をする。
次に図1及び図12を参照して各センサの説明をする。原稿トレイ4にはシート原稿Pがセットされたことを検出する透過型の光センサである原稿セット検知センサ40が設けられている。
次に原稿を給送する動作について説明する。まず、片面モードの場合について説明する。複写機の操作部で複写条件が入力されスタートキーが押されると、給送ローラ5が下降し、原稿を給送する。そして、分離搬送ローラ8および分離パット6により、前述したようにして原稿は確実に分離・搬送される。
3 …原稿台ガラス
4 …原稿トレイ
5 …給送ローラ
6 …分離パッド
8 …分離搬送ローラ
10 …排出トレイ
12 …レジストローラ
22 …リードローラ
23 …リード排出ローラ
24 …プラテンローラ
24a,24b …シート押えコロ
28 …第2レジストローラ
32 …排出反転ローラ
34 …中間ローラ
50 …分離モータ
52 …排出モータ
61 …支点軸
62 …発泡ゴムスポンジ
63 …摩擦パッド
64 …境界
66 …リブ
67 …プレ分離パッド
68 …穴
70 …プレ分離摩擦パッド
71 …プレ分離シート
72 …分離後パッド
73 …分離後パッドシート
74 …アーム
75 …支点穴
76 …分離後パッドバネ
77 …分離パッドバネ
78 …分離バネベース
Claims (7)
- 積載した複数枚のシートを分離給送手段において1枚ずつ分離して搬送するシート搬送装置において、
前記分離給送手段は、
シートに給送力を付与するための給送回転体と、
シートの搬送方向の下流側に向かって開口するように平面視でコの字状に形成され、前記給送回転体に対してシートを押圧し、2枚目以降のシートに抵抗力を付与して1枚目のシートを分離するための第1押圧部材と、
シートの搬送方向に移動するシートに対して前記第1押圧部材に続いて圧力を付与するように前記第1押圧部材のコの字の内部に配置され、前記第1押圧部材により分離されたシートを前記給送回転体に押圧し、該シートに前記給送回転体による給送力を付与するための第2押圧部材と、を有し、
前記第1押圧部材は、前記平面視でコの字状となったスポンジ層を下地として含み、前記スポンジ層は、シートの搬送方向における前記第1押圧部材の途中まで延びていて、
前記第1押圧部材の摩擦係数は、前記第2押圧部材の摩擦係数よりも大きいことを特徴とするシート搬送装置。 - 前記第1押圧部材の摩擦係数をμp1、
前記第2押圧部材の摩擦係数をμp2、
シートとシートの最大の摩擦係数をμs、
シートと前記給送回転体の摩擦係数をμk、
とした場合、
μp2<μs<μp1<μk
の関係を有することを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。 - 前記第1押圧部材を前記給送回転体方向へ付勢する第1付勢部材と、
前記第2押圧部材を前記給送回転体方向へ付勢する第2付勢部材と、
を有し、
前記第1押圧部材と第2押圧部材は同じ支点軸を中心にして独立して揺動可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。 - 前記支点軸は、前記給送回転体から離間する方向へ移動可能であることを特徴とする請求項3記載のシート搬送装置。
- 前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材を受ける受け部を有することを特徴とする請求項3記載のシート搬送装置。
- 前記給送回転体にシートを押圧する前記第1押圧部材は、シート搬送方向下流側が上流側よりもシートに対する押圧力が大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のシート搬送装置。
- シートを搬送して画像処理する画像処理装置において、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシート搬送装置を有することを特徴とする画像処理装置。
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