JP2016078983A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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浩史 堀田
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敏兼 西井
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Abstract

【課題】回動式の分離パッドホルダを使用したシート給送装置及び画像形成装置において、分離圧に影響することなく装置の小型化と異常音の抑制を達成する。
【解決手段】フリクションパッド方式のシート給送装置の本体に板バネ50を固定する。分離部材47を保持するホルダ48は回動軸48aを中心として回動可能に支持されている。板バネ50の弾性変形部50aを回動軸48aの軸線方向から見て回動軸の近傍に当接させ、弾性変形部50aの加圧力の作用線が回動軸48aの近傍を通るようにする。
【選択図】図3−2b

Description

本発明は、シートの分離手段にフリクションパッドを用いたシート給送装置、及び画像形成装置に関する。
従来、シートを給紙する際の分離手段として、分離パッド方式又はフリクションパッド方式と呼ばれる方式が知られている。当該方式は、給紙コロに、シート同士の摩擦係数よりも高い摩擦係数の摩擦板(フリクションパッド)を当接させ、両者間の分離ニップでシートを一枚ずつ分離して下流に給紙するものである。
しかし、このフリクションパッド方式は、通紙時において分離パッドとシートのスティックスリップによる振動で異常音が発生しやすいという課題がある。分離パッドホルダの回動軸とそれを支持する保持部との間には、ホルダの回動トルクを低減するため一定のガタが必要であるが、当該ガタが大きいと分離パッドホルダが振動しやすくなる。
ホルダの回動トルクを抑制しつつホルダのガタを低減する方法として、例えば特許文献1(特開2007‐076899号公報)の発明が知られている。当該発明はホルダの回動軸近傍をスプリングや板バネ等の弾性部材で加圧することでガタを詰めるようにしている。
しかし、スプリングを使用する構成はスペースを要するため装置の小型化が困難であり、スプリングの取り付け作業にも手間がかかる。また板バネを使用する構成は板バネの付勢力の作用線を回動軸に正確に向けることが難しい。板バネの付勢力の作用線が回動軸からずれているとホルダの回動トルクが影響を受け、分離性能に影響する。
本発明は、回動式の分離パッドホルダを使用したシート給送装置及び画像形成装置において、分離圧に影響することなく装置の小型化と異常音の抑制を達成することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のシート給送装置は、シートの一方の面に接して回転することで当該シートを所定給送方向に給送する給送部材及び前記シートの他方の面に接して前記給送方向で静止した分離部材を備え、前記給送部材と前記分離部材の間でシートの分離を行うフリクションパッド方式のシート給送装置であって、前記分離部材を保持するホルダは、当該ホルダの端部に配設された回動軸を中心として回動可能に支持され、前記シート給送装置の本体には板バネが固定され、当該板バネの一端に形成された弾性変形部が前記回動軸の軸線方向から見て前記回動軸の近傍に当接し、当該弾性変形部の加圧力の作用線が前記回動軸の近傍を通るようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、分離部材のホルダの回動軸のガタツキ抑制用に板バネを使用しているので、当該板バネを大きな設置スペースを要することなく簡単に組み付け可能であり、しかも板バネの弾性変形部の加圧力の作用線が分離部材のホルダの回動軸を通るようにしているので、分離圧に影響することなく回動軸のガタツキを抑制して振動・異常音の抑制効果を安定させることができる。
本発明の実施形態に係るシート給送装置を搭載した画像形成装置の概略断面図である。 分離パッド方式を用いた一般的なシート給送装置の斜視図である。 分離パッド方式を用いた一般的なシート給送装置の側面図である。 分離パッドホルダの回動軸の部分の拡大斜視図である。 分離パッドホルダの回動軸の部分の拡大側面図である。 本発明の第1実施形態に係るシート給送装置の給紙コロを除外した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシート給送装置の給紙コロを除外した分離パッドホルダの幅方向中央断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダの回動軸を保持部の軸穴に嵌合した側面図である。 本発明の第1実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダを斜め下方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシート給送装置の給紙コロと分離パッドホルダを除外した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシート給送装置の給紙コロと分離パッドホルダを除外した側面図である。 本発明の第1実施形態に係るシート給送装置の振動音と従来のシート給送装置の振動音を比較したグラフ図である。 本発明の第2実施形態に係るシート給送装置の給紙コロを除外した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るシート給送装置の給紙コロと分離パッドホルダを除外した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダの幅方向中央断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダの回動軸の拡大側面図である。 本発明の第2実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダを斜め下方から見た斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るシート給送装置の給紙コロを除外した斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るシート給送装置の給紙コロと分離パッドホルダを除外した斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るシート給送装置の給紙コロを除外した斜視図である。 本発明の第4実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダの幅方向中央断面図である。 本発明の第5実施形態に係るシート給送装置の給紙コロと分離パッドホルダを除外した斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るシート給送装置の給紙コロと分離パッドを除外した側面図である。 本発明の第5実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダの幅方向中央断面図である(ホルダがシートのコシにより押し下げられた状態)。 本発明の第5実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダの幅方向中央断面図である(ホルダを板バネで加圧しない状態)。 本発明の第5実施形態に係るシート給送装置の給紙コロと分離パッドホルダを除外した斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るシート給送装置の分離パッドホルダの幅方向中央断面図である(ホルダを板バネで加圧した状態)。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付し、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。また、以下の説明で使用する「シート」は記録材であり、これは紙だけでなく、OHPシート、布帛なども含み、現像剤やインクを付着させることができる媒体、記録媒体、記録紙、記録シートなどと称されるものも含むものとする。また各構成部品の説明にある寸法、材質、形状、その相対配置などは例示であって、特に特定的な記載がない限りこの発明の範囲をそれらに限定する趣旨ではないことは勿論である。
(レーザプリンタの構成)
図1−1は、本発明のシート給送装置を搭載する画像形成装置の一実施形態としてのカラーレーザプリンタの構成を概略的に示す構成図である。このカラーレーザプリンタ1は、4つのプロセスユニット1K,1Y,1M,1Cを備えている。これらプロセスユニットは、カラー画像の色分解成分に対応するブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の現像剤によって画像を形成する。
各プロセスユニット1K,1Y,1M,1Cは、互いに異なる色の未使用トナーを収容したトナーボトル6K,6Y,6M,6Cを有する以外は、同様の構成となっている。このため、1つのプロセスユニット1Kの構成を以下に説明し、他のプロセスユニット1Y,1M,1Cは、その構成の説明を省略する。
プロセスユニット1Kは、像担持体2K(例えば感光体ドラム)と、ドラムクリーニング装置3Kと、除電装置を有している。プロセスユニット1Kはさらに、像担持体の表面を一様帯電する帯電手段としての帯電装置4Kと、像担持体上に形成された静電潜像の可視像処理を行う現像手段とての現像装置5K等を有している。そして、プロセスユニット1Kは、レーザプリンタ1の本体に対して着脱自在に装着され、消耗部品を同時に交換可能となっている。
露光器7は、このレーザプリンタ1に設置された各プロセスユニット1K,1Y,1M,1Cの上方に配設されている。そして、この露光器7は、画像情報に応じた書き込み走査、すなわち、画像データに基づいてレーザダイオードからレーザ光を発光するように構成されている。
転写装置15は、この実施形態では各プロセスユニット1K,1Y,1M,1Cの下方に配設されている。一次転写ローラ19K,19Y,19M,19Cは、各像担持体2K,2Y,2M,2Cに対向して中間転写ベルト16に当接して配置されている。
中間転写ベルト16は、各一次転写ローラ19K,19Y,19M,19C、駆動ローラ18、従動ローラ17に掛け渡された状態で循環走行するようになっている。二次転写ローラ20は、駆動ローラ18に対向し中間転写ベルト16に当接して配置されている。なお、像担持体2K,2Y,2M,2Cが各色の第1の像担持体とすれば、中間転写ベルト16はそれらの像を合成した第2の像担持体である。
ベルトクリーニング装置21は、中間転写ベルト16の走行方向において、二次転写ローラ20より下流側に設置されている。また、クリーニングバックアップローラが中間転写ベルト16に対してベルトクリーニング装置21と反対側に設置されている。
給紙トレイ30は、レーザプリンタ1の下方に設置され、シートPを多数枚束状で収容可能となっている。そして、給紙トレイ30は、シートの補給等のために、このレーザプリンタ1の本体に着脱可能となっている。給送部材としての給紙ローラ30aは、レーザプリンタ1に設置された状態の給紙トレイ30の上方に配置され、給紙トレイ30の最上位のシートPを給紙トレイ30から給紙路31に向けて給送するようになっている。ここで給紙トレイ30は、本発明のシート給送装置の本体を構成するものである。
タイミングローラ対14は、二次転写ローラ20の搬送方向直近上流側に配置され、給紙トレイ30から給紙されたシートPを一旦停止させることができる。この一旦停止によりシートPの先端側に弛みが形成される。
弛みが形成されたシートPは、中間転写ベルト16上に形成されたトナー像が好適に転写されるタイミングに合わせ、二次転写ローラ20と駆動ローラ18との二次転写ニップ部に送り出される。そして、送り出されたシートPは、二次転写ニップ部で中間転写ベルト16上に形成されたトナー像が所望の転写位置に高精度に転写されるようになっている。
転写後搬送路33は、二次転写ローラ20と駆動ローラ18の二次転写ニップ部の上方に配設されている。定着装置34は、転写後搬送路33の上端近傍に設置されている。定着装置34は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ34aと、この定着ローラ34aに対して所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ34bを備えている。
定着後搬送路35は、定着装置34の上方に配設され、定着後搬送路35の上端で、排紙路36と反転搬送路41に分岐している。この分岐部に切り替え部材42が配置され、切り替え部材42はその揺動軸42aを軸として揺動するようになっている。また排紙路36の開口端近傍には排紙ローラ対37が配設されている。
反転搬送路41は、分岐部と反対側の他端で給紙路31に合流している。そして、反転搬送路41の途中には、反転搬送ローラ対43が配設されている。排紙トレイ44は、レーザプリンタ1の上部に、レーザプリンタ1の内側方向に凹形状を形成して、設置されている。
粉体収容器10(例えばトナー収容器)は、転写装置15と給紙トレイ30の間に配置されている。そして、粉体収容器10は、レーザプリンタ1の本体に対して着脱自在に装着されている。
本実施形態のレーザプリンタ1は、転写紙搬送の関係により、給紙ローラ30aから二次転写ローラ20までの所定の距離が必要である。そして、この距離に生じたデッドスペースに粉体収容器10を設置し、レーザプリンタ全体の小型化を図っている。
転写カバー8は、給紙トレイ30の上部で、給紙トレイの引出方向正面に設置されている。そして、この転写カバー8を開くことで、レーザプリンタ1の内部を点検可能にしている。転写カバー8には、手差し給紙用の手差し給紙ローラ45、及び手差し給紙用の手差しトレイ46が設置されている。
なお、本実施形態のレーザプリンタは、画像形成装置の一例であり、当該画像形成装置はレーザプリンタに限定されない。すなわち、画像形成装置は複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、及びインクジェット記録装置のいずれか一つ、又はこれらの少なくとも2つ以上を組み合わせた複合機として構成することも可能である。
(レーザプリンタの作動)
次に、本実施形態に係るレーザプリンタの基本的動作について図1−1を参照して以下に説明する。最初に、片面印刷を行う場合について説明する。給紙ローラ30aは、図1−1に示すように、レーザプリンタ1の制御部からの給紙信号によって回転する。そして、給紙ローラ30aは、給紙トレイ30に積載された束状シートPの最上位のシートのみを分離し、給紙路31へ送り出す。
給紙ローラ30aによって送り出されたシートPは、その先端がタイミングローラ対14のニップ部に到達すると、弛みを形成し、その状態で待機する。そして、中間転写ベルト16上に形成されたトナー画像をこのシートPに転写する最適なタイミング(同期)を図ると共に、シートPの先端スキューを補正する。
手差しによる給紙の場合は、手差しトレイ46に積載された束状シートが、最上位のシートから一枚ずつ手差し給紙ローラ45によって反転搬送路41の一部を通り、タイミングローラ対14の二次転写ニップ部まで搬送される。以後の動作は給紙トレイ30からの給紙と同一である。
ここで、作像動作については、1つのプロセスユニット1Kを説明し、他のプロセスユニット1Y,1M,1Cについてのその説明を省略する。まず、帯電装置4Kは、像担持体2Kの表面を高電位に均一に帯電する。
そして、露光器7は、画像データに基づいたレーザビームLを像担持体2Kの表面に照射する。レーザビームLが照射された像担持体2Kの表面は、照射された部分の電位が低下して、静電潜像を形成する。
現像装置5Kは、トナーを含む現像剤を担持する現像剤担持体を有し、トナーボトル6Kから供給された未使用のブラックトナーを、現像剤担持体を介して、静電潜像が形成された像担持体2Kの表面部分に転移させる。トナーが転移した像担持体2Kは、その表面にブラックトナー画像を形成(現像)する。そして、像担持体2K上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト16に転写する。
ドラムクリーニング装置3Kは、中間転写行程を経た後の像担持体2Kの表面に付着している残留トナーを除去する。除去された残留トナーは、廃トナー搬送手段によって、プロセスユニット1K内にある廃トナー収容部へ送られ回収される。また、除電装置は、クリーニング装置3Kによって残留トナーが除去された像担持体2Kの残留電荷を除電する。
各色のプロセスユニット1Y,1M,1Cにおいても、同様にして像担持体2Y,2M,2C上にトナー画像を形成し、各色トナー画像が重なり合うように中間転写ベルト16に転写する。
各色トナー画像が重なり合うように転写された中間転写ベルト16は、二次転写ローラ20と駆動ローラ18の二次転写ニップ部まで走行した際に、中間転写ベルト16上のトナー画像をタイミングローラ対14によって送り出されたシートPに転写する。
ここで、シートPは、中間転写ベルト16上に重畳転写して形成されたトナー像が好適に転写されるタイミングに合わせ、二次転写ニップ部に送り出される。そして、送り出されたシートPに対して、二次転写ニップ部で中間転写ベルト16上に形成されたトナー像が所望の転写位置に高精度に転写される。
トナー画像が転写されたシートPは、転写後搬送路33を通って定着装置34へと搬送される。そして、定着装置34に搬送されたシートPは、定着ローラ34aと加圧ローラ34bによって挟まれ、加熱・加圧することで未定着トナー画像が定着される。トナー画像が定着されたシートPは、定着装置34から定着後搬送路35へ送り出される。
切り替え部材42は、定着装置34からシートPが送り出されたタイミングでは、図1−1の実線で示すように定着後搬送路35の上端近傍を開放している位置にある。そして、定着装置34から送り出されたシートPは、定着後搬送路35を経由して排紙路36へ送り出される。排紙ローラ対37は、排紙路36へ送り出されたシートPを挟み込み、回転駆動することで排紙トレイ44に排出することで片面印刷を終了する。
次に、両面印刷を行う場合について説明する。片面印刷の場合と同様に、定着装置34はシートPを排紙路36へ送り出す。そして、両面印刷を行う場合、排紙ローラ対37は、回転駆動によってシートPの一部をレーザプリンタ1外に搬送する。
そして、シートPの後端が、排紙路36を通過すると、切り替え部材42は、図1−1の点線で示すように揺動軸42aを軸として揺動し、定着後搬送路35の上端を閉鎖する。そして、この定着後搬送路35の上端の閉鎖とほぼ同時に、排紙ローラ対37は、シートPをレーザプリンタ1外へ搬送する方向と逆の方向に回転し、反転搬送路41へシートPを送り出す。
反転搬送路41へ送り出されたシートPは、反転搬送ローラ対43を経て、タイミングローラ対14に至る。そして、タイミングローラ対14は、中間転写ベルト16上に形成されたトナー画像をシートPのトナー画像未転写面に転写する最適なタイミング(同期)を図り、シートPを二次転写ニップ部へ送り出す。
そして、二次転写ローラ20と駆動ローラ18は、シートPが二次転写ニップ部を通過する際にシートPのトナー画像未転写面にトナー画像を転写する。そして、トナー画像が転写されたシートPは、転写後搬送路33を通って定着装置34へと搬送される。
定着装置34は、定着ローラ34aと加圧ローラ34bによって、搬送されたシートPを挟み、加熱・加圧することで未定着トナー画像をシートPに定着する。そして、トナー画像が定着されたシートPは、定着装置34から定着後搬送路35へ送り出される。
切り替え部材42は、定着装置34からシートPが送り出されたタイミングでは、図1−1の実線で示すように定着後搬送路35の上端近傍を開放している位置にある。そして、定着装置34から送り出されたシートPは、定着搬送路を経由して排紙路36へ送り出される。排紙ローラ対37は、排紙路36へ送り出されたシートPを挟み、回転駆動し排紙トレイ44に排出することで両面印刷を終了する。
また、中間転写ベルト16上のトナー画像をシートPに転写した後、中間転写ベルト16上には残留トナーが付着している。ベルトクリーニング装置21は、この残留トナーを中間転写ベルト16から除去する。
また、中間転写ベルト16から除去されたトナーは、廃トナー搬送手段によって、粉体収容器10へと搬送され、粉体収容器10内に回収される。
(一般的な分離パッド方式の基本構造)
本発明の実施形態に係る分離パッド方式を使用したシート給送装置を説明する前に、一般的な分離パッド方式の基本構造を図1−2a、図1−2bにより説明する。分離パッドホルダ48(以下、単に「ホルダ48」という)は、そのシート搬送方向下流側端部に一体形成された回動軸48aを支点として、回動可能に給紙トレイ30に支持されている(いわゆる下流回動方式)。後述する本発明の各実施形態のシート給送装置は、すべて当該下流回動方式のホルダ48を使用するものとして説明する。しかし、ホルダ48は下流回動方式ではなく、給送方向上流側端部に回動軸を持つ上流回動方式にしてもよい。
図1−1の給紙トレイ30に積載された束状のシートPは、その最上位のシート上面が給紙ローラ30aに押し付けられ、当該給紙ローラ30aの駆動により、最上位のシートが一枚ずつ右方向に搬送される。図1−2bに示すように、シートPが複数枚重なって送られるいわゆる重送時には、当該重送シートPが給紙ローラ30aと分離パッド47との間の分離ニップ部に挟み込まれる。
ホルダ48の下方の給紙トレイ30との間に、分離バネ49が配設されている。当該分離バネ49の上端部はホルダ48のバネ受け突起48dに保持されている。そして当該分離バネ49によって前記分離ニップ部に所定の圧力が付与されている。
ここで、給紙ローラ30aとシートP間の摩擦係数をμr、シートP相互間の摩擦係数をμp、シートPと分離パッド47間の摩擦係数をμfとする。これら3つの摩擦係数の大小関係は、μr>μf>μpとなるように設定されている。
シートPが重なった状態で分離ニップ部に送られると、最下シートPの下面が分離パッド47に接して連れ送りが阻止される。したがって、最上シートPのみが摩擦分離されて下流方向に給送される。
なお、ホルダ48の下部にはストッパ48eが配設され、給紙ローラ30aが上方に退避したときに当該ストッパ48eが給紙トレイ30の係合部に係合することホルダ48の上昇位置が規制されるようになっている。
図1−3a、図1−3bは、ホルダ48の回動軸48aの部分を拡大した図である。給紙トレイ30の本体に、ホルダ48の回動軸48aの両端部を回動可能に保持する保持部30bが、ホルダ48の左右両脇部に隣接する形で形成されている。保持部30bは逆Ω形状の軸穴30b1を有し、この軸穴30b1に対して回動軸48aが上から嵌合されている。
回動軸48aは円形断面の場合は軸穴30b1にスナップフィットにより嵌合可能であるが、本実施形態では回動軸48aをより簡単に軸穴30b1に挿入可能にするため、回動軸48aの円形断面の両側を平行平面に切り欠いている。これにより、回動軸48aを縦向きにすることで軸穴30b1に簡単に挿入可能となる。シート給送装置の使用時は、図1−3aに示すように回動軸48aを横向きにすることで回動軸48aが軸穴30b1から抜け出なくなる。
このようにして保持部30bで回動軸48aを回動可能に保持することにより、ホルダ48を回動軸48aを中心として回動可能に構成している。回動軸48aと保持部30bの軸穴の間は、ホルダ48の回動方向に負荷トルクを生じないように、多少のガタを持たせるのが一般的である。
しかし、このガタによって、シート分離時にホルダ48から異常音が発生しやすくなるという問題がある。すなわち、当該ガタがあると、シートPの分離時に発生する分離パッド47とシートPとの間の摩擦力によって、ホルダ48がより振動しやすくなるのである。
(第1実施形態)
分離パッド方式を用いた一般的なシート給送装置の基本構成は以上の通りである。本発明はホルダ48の回動モーメントに影響することなく前記ガタによるホルダ48の振動を抑制する。以下、本発明の第1実施形態から第5実施形態を順に説明することとする。
図2−1aは本発明の第1実施形態に係るシート給送装置の分離パッド47を保持するホルダ48の斜視図、図2−1bは当該ホルダ48の幅方向断面図である。第1実施形態のシート給送装置の基本構成は、図1−2a、図1−2bで前述した一般的な分離パッド方式の構成と同じである。
すなわちシート給送装置は、シートPを給送する給紙ローラ30a、シートPを一枚ずつに分離する分離部材としての分離パッド47、分離パッド47を保持するホルダ48、ホルダ48を給紙ローラ30a側へ加圧する分離バネ49を有する。前記分離パッド47及びホルダ48は、シートPの給送方向では所定位置で静止している。
第1実施形態では、ホルダ48の振動を抑制する板バネ50を設けている。当該板バネ50は第2実施形態から第5実施形態でも使用する。板バネ50は矩形状であり、その本体部は両面テープ等で給紙トレイ30の上面(本体上面部)の平らな貼り付け部30cに接着固定されている。当該貼り付け部30cは給紙ローラ30a及びホルダ48の搬送方向下流側に位置する。
板バネ50の本体部の上流側長辺の中央部に弾性変形部50aが形成されている。この弾性変形部50aは図2−4aに示すように装置幅方向に長さL1の長方形を呈している。そして弾性変形部50aの先端部は図2−1bのように、ホルダ48の回動軸48aの軸線方向から見て、回動軸48aの下方側近傍に当接している。
回動軸48aの近傍の当接部48bは、図2−1bの拡大図に示すように、回動軸48aの軸線方向から見て凸曲面状に形成されている。そしてこの凸曲面状の当接部48bに弾性変形部50aの先端部が下方から当接している。そして弾性変形部50aの先端部の加圧力Fの作用線Eがホルダ48の回動軸48aの中心又はその近傍を通るようにしている。
当接部48bを前記のように凸曲面状とするのは、回動軸48aの回動位置に関わらず弾性変形部50aの先端部と当接部48bとが点接触するためである。これにより加圧力Fの加圧点位置を安定させ、振動・異常音の抑制効果を安定させることができる。
この加圧力Fにより、図2−2に示すように、ホルダ48の回動軸48aと保持部30bの軸穴30b1との間に生じるガタを詰めるようにしている。したがって、ホルダ48の保持部30bのガタつきによる振動を抑制することができ、シート分離時の異常音を抑制することができる。また、板バネ50は場所を取らないので、装置を大型化することなく異常音抑制効果が得られる。
また、図2−1b、図2−3に示すようにホルダ48の当接部48bは、ホルダ48の回動軸48aの軸線方向から見て、回動軸48a近傍に設けている。回動軸48a近傍に当接部48bを設けることで、板バネ50との当接位置を安定させることができる。
また、加圧力Fの作用線Eが回動軸48aの中心又はその近傍を通るように当接部48bと弾性変形部50aを配置することにより、当該加圧力Fによる回動軸48a周りのモーメントの発生をゼロ又は極力小さくすることができる。これにより、分離パッド47と給紙ローラ30aの当接圧(分離圧)は、分離バネ49による加圧力Fによって一義的に定まるため、分離圧のバラツキを抑制することができる。
また、ホルダ48の下面に当接部48bを突出して設けることにより、板バネ50の弾性変形部50aの先端部がホルダ48の当接部48b以外の下面に直接当たることがなくなる。これにより、板バネ50の貼り付け誤差や、部品精度のバラツキにより、弾性変形部50a先端の加圧位置がバラつくことを抑制することができる。したがって、分離圧が強すぎた場合の不送りや異常音、或いは分離圧が弱すぎた場合の重送といった副作用の防止が可能になる。
この当接部48bは、ホルダ48の回動軸48aの長手方向と平行に一定長さで設けてある。したがって、当接部48bと板バネ50の弾性変形部50aの先端は、回動軸48aの長手方向で線接触する。これにより、板バネ50の弾性変形部50aの接触位置を安定化し、弾性変形部50aの回動軸48a方向の変形量のバラツキを抑制することができる。これにより、回動軸48a方向における加圧力Fのバラツキを抑制することができて、ホルダ48の姿勢の安定性を増すことができ、ホルダ48を振動しにくくし、振動・異常音の抑制効果を安定させることができる。
更に、第1実施形態では、当接部48b及び板バネ50の弾性変形部50aは、ホルダ48の回動軸48aの軸線方向の中央断面に関して、左右対称形状にしている。このように左右対称形状とすることにより、ホルダ48にかかる加圧力Fの左右バランスを取ることができ、ホルダ48のガタツキ抑制効果と、振動・異常音の抑制効果を安定させることができる。
図2−4a、図2−4bは、ホルダ48を除外した分離部の概略図及び断面図である。図のようにホルダ48が無い状態では、板バネ50の弾性変形部50aが水平に弾性復元している。この状態では、弾性変形部50aは保持部30bよりもホルダ48の取り付け方向上側に位置する。
この状態からホルダ48の回動軸48aを保持部30bに取り付ける場合、回動軸48aの近傍の当接部48bで弾性変形部50aを押し下げながら回動軸48aの両端部を保持部30bに嵌合するだけでよい。したがって、ホルダ48をワンタッチで取り付け可能であり、その取り付け性が非常に良い。
第1実施例では、板バネ50は両面テープ等の接着手段により給紙トレイ30の貼り付け部30cに固定している。図2−1bに示すように、板バネ50の両面テープ接着面側のA面(下面)と、ホルダ48との当接側のB面(上面)とを異なる面とすることで、板バネ50の弾性変形方向が両面テープの剥がれ方向とは逆になる。これにより、板バネ50が給紙トレイ30の貼り付け部30cから剥がれにくい構成にすることができる。
板バネ50は弾性変形する板状体であればよく、金属製の薄板、樹脂シート材など、任意の材料を適宜選択可能である。特に、板バネ50とホルダ48の当接部48bにおける摩擦力により分離圧が変化するのを防止するため、板バネ50の材料として摺動性樹脂を使用したり、板バネ50表面にフッ素系潤滑剤を塗布したり、テフロンテープ(「テフロン」は登録商標)を貼付けたりする加工を施してもよい。
また、変形例として、ホルダ48の当接部48bに回転コロを設け、当該回転コロに板バネ50の弾性変形部50aの先端部を当接させるようにしてもよい。これにより、弾性変形部50aの先端部とホルダ48の当接部48bとの接触部における摩擦力による分離圧の変化をより効果的に抑制することができる。
次に、本発明による振動・異常音の抑制効果を確認するための試験結果について説明する。図2−5に、従来の分離部構成(サンプル1)と、本発明の第1実施形態に係る分離部構成(サンプル2)の給紙時におけるホルダ48の振動加速度を試験により比較したした結果を示す。従来の構成と第1実施形態の構成の相違点は、板バネ50の有無及びホルダ48の当接部48bの有無のみである。その他の構造や材質等はすべて同じに設定した。
図2−5の波形は、両サンプルを搭載したプリンタの給紙時にホルダ48に発生した振動を測定し、その測定結果をFFTによる周波数解析でグラフ化したものである。横軸は周波数[Hz]、縦軸は振動加速度[G]を表す。
サンプル1の波形が従来構成の結果であり、サンプル2の波形が図2−1a〜図2−4bに示す本発明の第1実施形態の結果である。加速度[G]が大きければ大きいほど、ホルダ48が大きく振動し、同時に大きな異常音が発生していることを表している。この結果から、本発明の第1実施形態と従来構成では振動加速度に大きな差があり、本発明の第1実施形態では非常に小さな振動しか発生しないことが確認できた。
したがって、本発明の第1実施形態は従来構成に比べて明らかに振動を低減することができることがわかる。このことから、本発明の第1実施形態の構成は、ホルダ48の振動を抑制し、異常音の発生を抑制・防止する作用効果があることが実証された。
(第2実施形態)
図3−1aと図3−1bは本発明に係るシート給送装置の第2実施形態を示すものである。図3−1aが分離パッド47とそのホルダ48を示し、図3−1bがホルダ48を除外した状態を示している。第2実施形態の基本構成は、第1実施形態の基本構成と同じである。すなわち、図1−2a、図1−2bに示すようなシートPを給送する給紙ローラ30a、シートPを一枚ずつに分離する分離パッド47、分離パッド47を保持するホルダ48、ホルダ48を給紙ローラ30a側へ加圧する分離バネ49及び板バネ50を備えている。
第2実施形態の板バネ50の弾性変形部50aは、第1実施形態の幅L1よりも幅L2が約2倍長い形状になっている。弾性変形部50aの幅をL1からL2に拡大することで、ホルダ48の加圧力Fを増大することができることを示している。これとは反対に、弾性変形部50aの幅を縮小すると、ホルダ48の加圧力Fを減少することができる。
このように、板バネ50を使用する方式は、弾性変形部50aの幅の増減により、ホルダ48の加圧力Fを容易に増減調整できるという利点がある。このため、シート給送装置の構成の違いにより異常音の発生傾向などが異なる場合でも、大きな構成変更無く加圧力調整が利くという利点がある。
図3−2aは第2実施形態のホルダ48の幅方向断面図である。また図3−2bは回動軸48a近傍の拡大図である。本実施形態では、ホルダ48が、回動軸48aを中心とする円弧状の当接部48cを有している。このように円弧状の当接部48cとすることで、図3−2bに示すように、ホルダ48がどのような姿勢でも、板バネ50から当接部48cが受ける加圧力Fのベクトルは、回動軸48aの中心を向くようになる。従って、加圧力Fからホルダ48が受けるモーメントが、理論上ゼロになり、振動・異常音の抑制効果を安定させることができる。
これにより、板バネ50による加圧力Fで分離圧が変動することが無くなり、分離圧が強すぎた場合の不送りや異常音、或いは分離圧が弱すぎた場合の重送といった副作用が無く、異常音抑制効果を得ることができる。また、図3−3に示すように、ホルダ48の当接部48cは、ホルダ48の全幅にわたって設けている。こうすることで、同じ構成のホルダ48で板バネ50の弾性変形部50aの幅の任意調整に対応することができる。
(第3実施形態)
図4−1a、図4−1bは本発明の第3実施形態を示すもので、板バネ50の弾性変形部50aを幅方向中央に関して左右対称に二箇所(左右一対)に設けたものである。第1実施形態及び第2実施形態において、一箇所の弾性変形部50aを幅方向中央に関して対称にした構成では、弾性変形部50aの加圧力Fを弱くするためには弾性変形部50aの幅を狭くしなければならない。しかし、そうするとホルダ48の当接部48bの幅方向中央付近の非常に狭い範囲に板バネ50の弾性変形部50aが当接することになるため、ホルダ48の左右方向バランスを保ちにくくなる。
そこで、第3実施形態では図4−1a、図4−1bに示すように、板バネ50の弾性変形部50aを幅方向中央に関して左右対称に一対で設けた。左右一対の弾性変形部50aの幅L3をそれぞれ狭めていくことで、ホルダ48の左右方向バランスを保ちつつ、弾性変形部50aによる加圧力Fを弱めていくことが可能になる。2つの弾性変形部50aは、極力回動軸48aの保持部30b近傍に当接させることで、いっそう左右方向バランスを保ちやすくなる。
(第4実施形態)
図5−1a,図5−1bは、本発明の第4実施形態に係るシート給送装置を示す図である。この第5実施形態では、前述の第3実施形態とは異なる位置に板バネ50を設けている。すなわち、ホルダ48の下方に位置する給紙トレイ30の縦壁の一部(本体側面部)を板バネ50の貼り付け部30dとしている。
当該位置に貼り付け部30dを設けることで、板バネ50の設置スペースをとらず、設計自由度が高く、加圧力Fの加圧方向変更もしやすいという利点が得られる。このように板バネ50の配設位置を変えても、ホルダ48の回動軸48a近傍を加圧する効果は、前述の第1〜3実施形態と同様に得られる。
また、前記貼り付け部30dはシート給送装置の搬送方向上流側を向いている。そして板バネ50の弾性変形部50aが貼り付け部30dから上方に短く突出し、当該弾性変形部50aの先端部が回動軸48aの軸線方向から見て搬送方向下流側から回動軸48aの近傍に当接している。
このように、板バネ50の両面テープ接着面側のA面(右側面)と、ホルダ48との当接側のB面(左側面)とを異なる面とすることで、板バネ50の弾性変形方向が両面テープの剥がれ方向とは逆となる。これにより、板バネ50が貼り付け部30dから剥がれにくい構成にすることができる。
(第5実施形態)
図6−1a,図6−1bは本発明の第5実施形態に係るシート給送装置のホルダ48の保持部30bを示す図である。この保持部30bは、図6−1bのように、下向き凹状の一形態としての逆U字状の溝部を設けた構成となっており、図中破線矢印の経路でホルダ48の回動軸48aを逆U字状の溝部に下側からセットする。
前述した第1〜第4実施形態のように回動軸48aを上側から保持部30bに嵌合する場合はスナップフィットが好都合である。しかし、この第5実施形態では回動軸48aを下側からセットすることと、板バネ50で回動軸48aを支持可能なことから、必ずしもスナップフィットを採用する必要がない。
当該第5実施形態で板バネ50がない場合、図6−2のように通紙中のシートPのコシによって、ホルダ48の回動軸48aを押し下げようとする力Qが作用すると、この力Qを受けて図6−3のように回動軸48aが矢印方向(下方)に押し下げられる。そうするとホルダ48の角度すなわち分離パッド47の角度が変わってしまう。その結果、次シートの分離性能に影響が出ることがある。
しかし第5実施形態は、板バネ50を設けることでホルダ48の「押し下がり」を防止することができる。すなわち第1〜第4実施形態と同様に図6−4のように板バネ50を設けることで、図6−5に示すように回動軸48aが押し下げられない方向に加圧力Fを発生させることができる。こうすることで、通紙中のシートPのコシによるホルダ48の「押し下がり}を防止することができる。
また、シートPによるホルダ48の押し下げが無い場合でも、回動軸48aを保持部30bのU字溝の天井面に押し付けることによって、回動軸48aの位置を精度良く保持することができ、設計どおりの給紙・分離性能を得やすくすることができる。このように、第5実施形態のようなホルダ48の保持部30bの構成としたシート給送装置においては、異常音の抑制効果と、給紙・分離性能の安定化を、同時に達成することが可能である。
以上、本発明を第1〜第5実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば本発明のシート給送装置に使用する給送部材はシートを所定給送方向に給送可能であればよいので、前記給紙ローラ30aは給紙ベルト等に代替可能である。
1:カラーレーザプリンタ 1K,1Y,1M,1C:プロセスユニット
2K,2Y,2M,2C:像担持体 3K,3Y,3M,3C:ドラムクリーニング装置
4K,4Y,4M,4C:帯電装置 5K,5Y,5M,5C:現像装置
6K,6Y,6M,6C:トナーボトル 7:露光器
8:転写カバー 10:粉体収容器
14:タイミングローラ対 15:転写装置
16:中間転写ベルト 17:従動ローラ
18:駆動ローラ 19K,19Y,19M,19C:一次転写ローラ
20:二次転写ローラ 21:ベルトクリーニング装置
30:給紙トレイ 30a:給紙ローラ
30b:保持部 30b1:軸穴
30c:貼り付け部 30d:貼り付け部
31:給紙路 33:転写後搬送路
34:定着装置 34a:定着ローラ
34b:加圧ローラ 35:定着後搬送路
36:排紙路 37:排紙ローラ対
41:反転搬送路 42:切り替え部材
42a:揺動軸 43:反転搬送ローラ対
44:排紙トレイ 45:給紙ローラ
46:給紙トレイ 47:分離パッド(分離部材)
48:ホルダ 48:回動軸
48:ホルダ 48a:回動軸
48b:当接部 48c:当接部
48d:突起 48e:ストッパ
49:分離バネ 50:板バネ
50a:弾性変形部
特開2007‐076899号公報

Claims (10)

  1. シートの一方の面に接して回転することで当該シートを所定給送方向に給送する給送部材及び前記シートの他方の面に接して前記給送方向で静止した分離部材を備え、前記給送部材と前記分離部材の間でシートの分離を行うフリクションパッド方式のシート給送装置であって、前記分離部材を保持するホルダは、当該ホルダの端部に配設された回動軸を中心として回動可能に支持され、前記シート給送装置の本体には板バネが固定され、当該板バネの一端に形成された弾性変形部が前記回動軸の軸線方向から見て前記回動軸の近傍に当接し、当該弾性変形部の加圧力の作用線が前記回動軸の近傍を通るようにしたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記板バネの前記弾性変形部を除く本体部が、前記シート給送装置の本体上面部に形成された貼り付け面に接着固定され、前記板バネの弾性変形部が、前記回動軸の軸線方向から見て下側から前記回動軸の近傍に当接されていることを特徴とする請求項1のシート給送装置。
  3. 前記板バネの前記弾性変形部を除く本体部が、前記シート給送装置の搬送方向上流側を向いた本体側面部に形成された貼り付け面に接着固定され、前記板バネの弾性変形部が、前記回動軸の軸線方向から見て搬送方向下流側から前記回動軸の近傍に当接されていることを特徴とする請求項1のシート給送装置。
  4. 前記板バネの弾性変形部が前記回動軸の近傍に当接する当接部が、前記回動軸の軸線方向から見て、凸曲面状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項のシート給送装置。
  5. 前記板バネの弾性変形部が前記回動軸の近傍に当接する当接部が、前記回動軸の軸線方向から見て、前記回動軸を中心とした円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項のシート給送装置。
  6. 前記板バネの弾性変形部が前記回動軸の近傍に当接する当接部が、前記回動軸の長手方向と平行に形成され、当該当接部に前記板バネの弾性変形部が線接触することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項のシート給送装置。
  7. 前記当接部と前記板バネの弾性変形部が、前記回動軸の長手方向の中央断面に関して対称的に配設されていることを特徴とする請求項6のシート給送装置。
  8. 前記板バネの弾性変形部が、前記回動軸の長手方向の中央断面に関して対称的に一対で配設されていることを特徴とする請求項7のシート給送装置。
  9. 前記回動軸の両端部が、前記シート給送装置の本体に形成された下向き凹状の保持部に嵌合され、前記板バネの弾性変形部の加圧力で前記回動軸の両端部が前記保持部の天井面に当接されることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項のシート給送装置。
  10. 像担持体と、当該像担持体の表面を一様帯電する帯電手段と、前記像担持体に対して画像情報に応じた書き込み走査を行う露光手段と、トナーを含む現像剤を担持する現像剤担持体を備えて前記像担持体上に形成された静電潜像の可視像処理を行う現像手段と、当該可視像処理されたトナー像を記録材に転写する転写手段とを少なくとも備えた画像形成装置において、請求項1から9のいずれか1項のシート給送装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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