JP7137788B2 - 駆動伝達装置、シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動伝達装置、シート搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、回転方向に180度の間隔を開けて設けられた一対の溝部を有する第一部材と、回転方向に180度の間隔を開けて設けられ、前記溝部に挿入される一対の挿入部を有する第二部材とを備えた駆動伝達装置が知られている。
特許文献1には、上記駆動伝達装置として、給紙ローラの交換性を高める目的で、給紙ローラが支持された軸の先端に第一部材としてのカップリング部材を備え、第二部材としての駆動軸の挿入部としての駆動伝達部を、カップリング部材の溝部に挿入して駆動連結するものが記載されている。
しかしながら、駆動軸の駆動伝達部の回転方向の位置と、カップリング部材の溝部の回転方向の位置とが一致せず、駆動伝達部が溝部に入りまずに駆動軸とカップリング部材とを駆動連結できない場合があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、回転方向に180度の間隔を開けて設けられた一対の溝部を有する第一部材と、回転方向に180度の間隔を開けて設けられ、前記溝部に挿入される一対の挿入部を有する第二部材とを備えた駆動伝達装置において、前記第一部材は、前記挿入部を前記溝部へ案内する案内部と、前記案内部に対して回転中心を基準にして点対称となる位置に配置され、前記一対の挿入部のうち一方の挿入部が前記案内部に当接しているときに他方の挿入部に対して非接触な非案内部とを有し、前記案内部は、前記溝部の回転駆動方向の下流側の壁面から別の溝部の前記回転駆動方向の上流側の壁面まで延びており、前記案内部は、前記回転駆動方向の上流側端部の前記溝部の底面からの高さが最大で、前記上流側端部から前記回転駆動方向の下流側に向かうに連れて徐々に前記溝部の底面からの高さが減少するように傾斜していることを特徴とするものである。
本発明によれば、容易に第二部材の挿入部を第一部材の溝部に挿入することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す外観斜視図。 本実施形態の画像形成装置の構成を概略的に示す構成断面図。 給紙トレイを装置本体から取り外した画像形成装置の外観斜視図。 従来の給紙ローラの一例を示す斜視図。 給送ユニットの斜視図。 図5のX方向から見た給紙ローラ付近の拡大図。 図6のA-A断面図。 給紙ローラを取り外した状態の給紙ユニットを示す図。 給紙ローラの斜視図。 (a)は、給紙ローラのカップリング部の構成を示す斜視図、(b)は、駆動軸の先端部分を示す斜視図であり、(c)は、給紙ローラと駆動軸とが駆動連結している状態を示す図。 カップリング部を示す斜視図である。 (a)は、図11のA-A断面図あり、(b)は、図11のB-B断面図。 カップリング部を軸方向から見た図。 案内部の各直線上における最大高さと、非案内部の最大高さとを示すグラフ。 給紙ローラを給紙ユニットから取り外す様子を示す図。 原稿自動搬送装置の要部構成をスキャナの上部とともに示す拡大構成図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す外観斜視図である。また、図2は、本実施形態の画像形成装置の構成を概略的に示す構成断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタ1は、シートPを積載・収容する給紙トレイ30、機内から排出されたシートPを積載する排紙トレイ19、装置本体10に対して開閉可能な手差しトレイ40を備えている。給紙トレイ30は、図1の手前側へ引き出し可能に設けられている。
プリンタ1は、潜像担持体である感光体6と、感光体6の表面上にトナー像を作像する作像部7と、感光体6の表面上のトナー像をシートPに転写する転写ローラ14と、シートP上に転写されたトナー像をシートPに定着する定着装置15と、を備える。作像部7は、主に、感光体6表面を一様帯電する帯電手段と、前記感光体6の表面に画像データに基づいたレーザー光を照射して感光体6に潜像を形成する露光手段、感光体6に形成された潜像にトナーを付着してトナー像にする現像手段、トナー像転写後の感光体に残留する残留トナーを除去するクリーニング手段などを備えている。
また、プリンタ1は、装置本体の下方に、シートPのシート束を収納する給紙トレイ30に収納されたシートPに搬送力を付与する給紙手段である給紙ローラ11が配置されている。また、給紙ローラ11に当接する分離ローラ34が配設されている。さらに、装置本体10の図中の右側には、手差しトレイ40に載置されたシートPに搬送力を付与する手差し給紙コロ17、手差し給紙コロ17に当接する手差し分離ローラ20が配置されている。
プリンタ1で画像を形成する場合には、作像部7が具備する帯電手段によって表面が一様帯電された感光体の表面上に作像部7が具備する露光手段によって潜像を形成し、作像部7が具備する現像手段で感光体6の表面上の潜像を現像し、感光体6の表面上にトナー像を形成する。
給紙トレイ30に収納されたシートPに画像を形成する場合には、駆動源により回転駆動する給紙ローラ11によって給紙トレイ30から給紙されたシートが、給紙ローラ11と分離ローラ34との分離ニップに進入する。
分離ローラ34は、給紙ローラ11や分離ニップ内のシートPによって従動回転するようになっている。また、分離ローラ34は、トルクリミッタによって回転自在に支持されている。分離ニップにシートPが進入していないときや分離ニップに一枚だけシートPが進入したときは、分離ローラ34に比較的強い給紙コロの駆動力が付与される。これにより、分離ローラ34の従動回転のトルクが所定の閾値を上回ることで、トルクリミッタが分離ローラ34の従動回転を許容する。つまり、分離ニップにシートPが進入していないときや分離ニップに一枚だけシートPが進入したときは、分離ローラ34が給紙ローラ11に連れ回って従動回転する。
一方、重送によって複数枚のシートPが重なり合った状態で分離ニップに進入した場合は、分離ニップで給紙ローラ11に直接接触する最上位のシートPに対しては、給紙ローラ11によって比較的強い搬送力が付与されることから、最上位のシートPはシート送り方向に搬送される。また、最上位のシートPを除く残りのシートPは、分離ニップで加圧されることで搬送抵抗を付与される。この搬送抵抗が、最上位のシートPと2番目のシートPとの摩擦抵抗を上回ることで、それらシート間でスリップが発生する。そして、このスリップにより、分離ローラ34の従動回転のトルクが所定の閾値以下になることで、トルクリミッタが分離ローラ34の従動回転を許容しなくなる。すると、2番目以降のシートPに対する搬送抵抗がより増加して、2番目以降のシートPの移動が停止する。このようにして、分離ローラ34は、複数のシートPに搬送抵抗を付与しながらそれら最上位のシートPから他のシートを分離する。
分離ニップで一枚に分離されたシートP1は、シート搬送路18へ到り、搬送ローラ対12により、レジストローラ対13に突き当たる位置まで搬送される。
手差しトレイ40に載置されたシートPに画像を形成する場合には、駆動源により回転駆動する手差し給紙コロ17によって手差しトレイ40から給紙されたシートが、手差し給紙コロ17と手差し分離ローラ20との手差し分離ニップに進入する。手差し分離ローラ20は、上記分離ローラ34と同じく、トルクリミッタによって回転自在に支持され、給紙ローラ11や分離ニップ内のシートPによって従動回転するようになっている。よって、上述と同様、複数枚のシートが手差し分離ニップへ搬送されたときは、トルクリミッタにより手差し分離ローラの従動回転が規制され、最上位のシートPから他のシートを分離する。
そして、感光体6の表面上のトナー像が転写ローラ14との対向部である転写位置に到達するタイミングに合わせるようにレジストローラ対13が回転駆動し、転写位置で感光体6の表面上のトナー像がシートPの表面上に転写される。トナー像が転写されたシートPは、定着装置15での加熱及び加圧によりトナー像が定着され、排紙ローラ対16によって装置外の排紙トレイ19に排出される。
給紙ローラ11のシートPと接触する外周表面部は、一般的にゴム材等の高摩擦部材が用いられており、多数枚の印刷により表面が磨耗するなどしてその搬送性能の低下が発生することがある。そのため、給紙ローラ11を交換可能に構成することでプリンタの寿命まで搬送性を保つなどの対応が取られている。
図3は、給紙トレイ30を装置本体10から取り外した画像形成装置の外観斜視図であり、(a)は、斜め上方から見た画像形成装置の外観斜視図であり、(b)は、斜め上方から見た画像形成装置の外観斜視図である。
図3に示すように、一般的に画像形成装置は給紙部が下方に備えられており、給紙トレイ30を取り外した状態でも給紙ローラ11が視認しにくい。そのため、給紙ローラ11を交換するときは、作業者は、画像形成装置を下方から覗き込み、給紙ローラ11にアクセスする必要があり、交換作業がしにくい。
図4は、従来の給紙ローラ111の一例を示す斜視図である。
図4に示すように、従来の給紙ローラ11は、給紙ローラ11を駆動軸の係合形状(図4の例では断面Dカット形状)の端部が挿入される断面Dカット形状の軸挿入穴111aを有している。給紙ローラ111を駆動軸122に組み付けるときは、給紙ローラ111の軸挿入穴111aの軸中心を駆動軸122の軸中心に合わせるとともに、軸挿入穴111aを回転方向で駆動軸端部の係合形状に合わせる。そして、給紙ローラ111を軸方向へ駆動軸122に対して相対的に移動させて、駆動軸端部を軸挿入穴111aに挿入して給紙ローラ111を組み付ける。このようにして、給紙ローラ111が駆動軸122に組みつけられるため、給紙ローラ111の交換作業が困難になっていた。さらに、視認性が悪いことが、より一層、交換作業を困難としている。また、視認性が悪いことにより、給紙ローラ111と駆動軸122との係合部が正しく係合されていないにも係わらず、作業者が、給紙ローラ111を駆動軸122に組みつけたと判断する場合もある。この場合、給紙ローラ111が、回転駆動せず、シートが送られず、ジャムとなるなどの不具合が発生する可能性がある。
そこで、本実施形態においては、第一部材としての給紙ローラ111を容易に、かつ、正しく第二部材としての駆動軸に組み付けることが可能な構成とした。
図5は、給紙ローラ11を回転自在に支持する給送ユニット50の斜視図であり、図6は、図5のX方向から見た給紙ローラ11付近の拡大図であり、図7は、図6のA-A断面図である。また、図8は、給紙ローラ11を取り外した状態の給送ユニット50を示す図である。
図5に示すように、給送ユニット50は、給紙ローラ11と搬送ローラ対12の一方の搬送ローラ12aを回転自在に支持している。
第一部材としての給紙ローラ11は、給送ユニット50の軸方向の略中央に設けられた給紙ローラ収容部50aに収容されている。給紙ローラ11は、図7に示すように、給送ユニット50に軸方向にスライド可能に支持されたすべり軸23と、第二部材としての駆動軸22とに両持ち支持されている。
すべり軸23の先端には、すべり軸23の直径よりも小径で給紙ローラ11の軸方向一方側を回転自在に支持するローラ支持部23aが形成されている。このすべり軸23には、給紙ローラ11を交換する際に新品の給紙ローラ11を給紙ローラ収容部50aへ案内する案内部材24が固定されている。案内部材24には、給紙ローラ11のローラ支持部23aが挿入される第二支持孔11gの先端を、ローラ支持部23aへ案内する略すり鉢状の案内部24aと、付勢手段たる加圧スプリング25の一端が当接するバネ受け部とを有している。
加圧スプリング25は、案内部材24を介してすべり軸23を駆動軸22側へ付勢している。図7に示すように、給紙ローラ11がすべり軸23と、駆動軸22とに支持されているときは、図中Dに示すように案内部材24の一部が給送ユニット50の筐体のすべり軸23をスライド自在に支持する支持壁部1dに突き当たっており、加圧スプリング25の付勢力によってすべり軸23が駆動軸22側へ移動するのを規制している。
駆動軸22は、軸受1eを介して回転自在に給送ユニット50に支持されており、先端が、給紙ローラ11の第一支持孔11bに挿入され、駆動軸22の先端付近に設けられた駆動ピン22aが、後述する給紙ローラ11のカップリング部100の溝部11aに入り込んでいる。これにより、駆動軸22の駆動ピン22aを介して給紙ローラ11に駆動力が伝達され、給紙ローラ11が回転駆動する。
図9は、給紙ローラ11の斜視図である。
図9に示すように、第一部材たる給紙ローラ11の第二部材たる駆動軸22側には、駆動軸22と駆動連結するためのカップリング部100が設けられている。
図10(a)は、給紙ローラ11のカップリング部100の構成を示す斜視図であり、図10(b)は、駆動軸22の先端部分を示す斜視図である。図10(c)は、給紙ローラ11と駆動軸22とが駆動連結している状態を示す図である。
図10(a)に示すように、給紙ローラ11の駆動軸側の軸方向に垂直な側壁には、駆動軸22の駆動ピン22aと連結するためのカップリング部100を有している。このカップリング部100の中心部には、駆動軸22の先端部が挿入される第一支持孔11bが形成されている。第一支持孔11bの内径は、駆動軸22先端部の外径よりも大きくなっている。
また、カップリング部100には、第一支持孔11bから放射状に延びる溝部11aが回転方向に60°の間隔を開けて6個設けられており、回転方向に180°の間隔を開けて設けられた一対の溝部を3組有している。この溝部11aの幅は、駆動ピン22aの直径よりも大きくなっており、給紙ローラ11が容易に駆動軸22から外れるように構成されている。かかる構成とすることで、給紙ローラ11の交換性を高めることができる。なお、本実施形態においては。6個の溝部11aを等間隔で配置しているが、偶数個の溝部を等間隔に配置すれば、回転方向に180°の間隔を開けて設けられる一対の溝部の組を構成することができる。
これら溝部11aの間には、駆動ピン22aと溝部11aとの回転方向の位置が合っていないときに、駆動ピン22aが接触して駆動ピン22aを溝部11aに案内するための案内部11eAと、駆動ピン22aには接触しない非案内部11eBとが、交互に形成されており、案内部11eAから回転方向180°回転した位置(案内部に対し、回転中心を基準にして点対称となる位置)に非案内部11eBが位置するように構成されている。
案内部11eAおよび非案内部11eBは、給紙ローラ11の回転駆動方向(図中矢印R)上流側から下流側に向かって、溝部11aの底面からの高さが、徐々に低くなるような傾斜となっている。
図10(b)に示すように、駆動軸22の先端から少し下がった位置で、駆動ピン22aが駆動軸22を貫通している。本実施形態では、駆動ピン22aは、スプリングピンであるが、平行ピンでもよい。本実施形態では、駆動ピン22aの一端から他端までの長さがLであり、駆動ピン22aの一端から他端までの長さLは、カップリング部100の内径よりも短くなっている。駆動ピン22aの駆動軸22の外周から回転方向に180°の間隔を開けて突き出た部分が、給紙ローラ11へ駆動力を伝達する挿入部としての駆動伝達部122aとなっている。
図10(c)に示すように、駆動軸22の外周面から突出する駆動ピン22aの挿入部としての一対の駆動伝達部122aが、回転方向に180°の間隔開けて設けられた一対の溝部11aに入り込んで、駆動ピン22aと給紙ローラ11とが駆動連結する。給紙ローラ11が図中矢印R方向に駆動するときは、駆動ピン22aの駆動伝達部122aが、溝部11aの回転駆動方向下流側の壁面11dに突き当たることで、駆動ピン22aから給紙ローラ11に駆動力が伝達され、給紙ローラ11が回転駆動する。
次に、カップリング部100について具体的に説明する。
図11は、カップリング部100を示す斜視図であり、図12(a)は、図11のA-A断面図あり、図12(b)は、図11のB-B断面図である。
図11,図12(a)に示すように、案内部11eAの回転駆動方向の傾斜角度は、軸中心側と、外側とで異なっており、外側の方の傾斜角度θ11の方が軸中心側の傾斜角度θ13よりも大きくなっている。
また、図12(a)に示すように、案内部11eAの回転駆動方向上流側端部においては、軸中心に向けて、溝部11aの底面からの高さが徐々に低くなるような傾斜(傾斜角度θ21)となっているが、案内部11eAの回転駆動方向下流側端部においては、これとは逆に、軸中心に向けて溝部11aの底面からの高さが徐々に高くなるような傾斜(傾斜角度θ23)となっている。すなわち、案内部11eAの駆動ピン22aと対向する面は、軸方向に捩れるような形状となっている。そのため、案内部11eAの回転方向各位置における溝部の底面からの最大高さの位置が、回転駆動方向に行くに従い軸中心側に変わる形状である。
駆動ピン22aが当接しない非案内部11eBも、案内部11eAと同様、回転駆動方向の傾斜角度は、軸中心側と外側とで異なっており、外側の回転駆動方向の傾斜角度θ12の方が、軸中心側の傾斜角度θ14に比べて大きくなっている(図11,図12(a)参照)。しかし、非案内部11eBは、案内部11eAとは異なり、回転駆動方向下流側端部も、上流側端部と同様、軸中心に向けて溝部の底面からの高さが徐々に低くなる傾斜となっている。よって、非案内部11eBにおいては、回転方向どの位置においても、軸中心に向けて溝部底面からの高さが徐々に低くなうような傾斜となっている。その結果、非案内部11eBの回転方向各位置における溝部の底面からの最大高さの位置は、常に軸中心から最も離れた位置となっている。
また、案内部11eAの回転駆動方向上流側端部の軸中心に向かう傾斜角度θ21(図12(a)参照)は、非案内部11eBの回転駆動方向上流側端部の軸中心に向かう傾斜角度θ22(図12(b)参照)よりも小さくなっている。
駆動ピン22aの一端側から他端側までの長さはL1であり、カップリング部100の内径よりも短くなっている。そのため、図11,図12に示すように、案内部11eAおよび非案内部11eBの駆動ピン22aと対向する領域は、図中二点鎖線Cよりも内側である。
図12(a)、(b)に示すように案内部11eAの回転駆動方向上流側端部の外側端部の溝部11aからの高さH5と、非案内部11eBの回転駆動方向上流側端部の外側端部の溝部からの高さh5とは、ほぼ同一であるが、軸中心に向かう傾斜角度が、非案内部11eBの方が大きい(θ22>θ21)。その結果、回転駆動方向上流側端部の駆動ピン22aと対向する領域における溝部の底面からの最大高は、案内部の方が、非案内部よりも高くなっている(H1>h1)。
また、図12(b)からわかるように、非案内部11eBの回転駆動方向上流側端部の駆動ピン22aと対向する領域における溝部の底面からの最大高さh1は、案内部11eAの回転駆動方向上流側端部における軸中心側端部の高さH2とほぼ同一の高さとなっている。
また、案内部11eAの回転駆動方向下流側端部における軸中心側端部の高さは、H3であり、案内部11eAの回転駆動方向下流側端部における駆動ピン22aと対向する領域の外側端部の高さは、H4となっている。非案内部11eBの回転駆動方向下流側端部における駆動ピン22aと対向する領域の外側端部の高さはh4である。そして、案内部11eAの回転駆動方向下流側端部における駆動ピン22aと対向する領域外側端部の高さH4の方が、非案内部11eBの回転駆動方向下流側端部における駆動ピン22aと対向する領域外側端部の高さh4よりも高くなっている。
また、案内部11eAよりも軸中心側には、駆動軸22の先端が当接し、駆動軸22の先端を第一支持孔11bへガイドするための軸案内部11fが設けられている。軸案内部11fは、軸中心に向かうにつれて溝部底面からの高さが徐々に低くなるような傾斜面となっている。
図13は、カップリング部100を軸方向から見た図である。
本実施形態では、図中二点鎖線Cよりも内側の駆動ピン22aと対向する領域において、案内部11eA上とカップリング部材の軸中心Oを通る直線Y~Yいずれの直線上においても、直線上における溝部からの最大高さの箇所が、常に案内部側に存在するように構成している。
案内部11eAにおける各直線上における最大高さの位置は、直線Y1上においては、回転駆動方向上流側端部の駆動ピン22aと対向する領域における外側端部Z1の箇所となり、その溝部底面からの高さはH1である。直線Y1~直線Y2の間においては、その直線上における案内部11eAの最大高さの箇所が、回転駆動方向上流側端部にある(図中D1-1)。また、その最大高さの箇所は、直線Y2に向かうに従って、軸中心側に変化していく。そして、直線Y2上における案内部11eAの最大高さの箇所は、回転駆動方向上流側端部における軸中心側端部Z2となり、高さはH2となる。
次に、直線Y2~直線Yx-1までの間においては、案内部11eAの最大高さの箇所が、軸中心側端部(図中D1-2)となる。
そして、直線Yx-1上における案内部11eAの最大高さの箇所は、回転駆動方向下流側端部における軸中心側端部となり、高さH3となる。次に、直線Yx-1~直線Yxまでの間においては、その直線上における案内部11eAの最大高さの位置が、回転駆動方向下流側端部にある(図中D1-3)。また、その最大高さの箇所は、直線Yxに向かうに従って、軸中心側と反対側に変化していく。そして、直線Yx上では、回転駆動方向上流側端部の駆動ピン22aと対向する領域における外側端部Z4の箇所となり、その最大高さは、H4となる。
一方、非案内部11eBにおける直線Y1~Yx上の最大高さの箇所は、すべて、駆動ピン22aと対向する領域の最も外側となる(図中D2)。従って、直線Y1のときの非案内部11eBの最大高さの箇所は、回転駆動方向上流側端部における駆動ピンと対向する領域の外側端部W1であり、その高さh1となる。また、Y2、Yx-1のときは、その直線上における駆動ピンと対向する領域の外側端部W2,W3となる。そして、Yxのときは、回転駆動方向下流側端部の駆動ピン22aと対向する領域における外側端部W4の箇所となり、その最大高さはh4となる。
図14は、案内部11eAの各直線Y1~Yx上における最大高さと、非案内部11eBの最大高さとを示すグラフである。
図14からわかるように、各直線Y1~Yx上において、案内部11eAの最大高さの方が、非案内部11eBの最大高さよりも高いことがわかる。
上記直線Y1~Yxは、外周円形状の駆動ピン22aの最下部(駆動ピンの最もカップリング側に位置する部分)と見なすことができる。よって、各直線Y1~Yx上のいずれにおいても最大高さの箇所が、案内部側にあるため、駆動ピン22aと溝部との位相が合っていないとき、一対の駆動伝達部122aのうち、案内部11eAと対向する駆動伝達部のみが、案内部11eAにのみに当接することになる。
このように、一対の駆動伝達部122aの一方のみ案内部11eAと当接することで、溝部との間の山部すべてを案内部とし一対の駆動伝達部122a両方を、案内部に当接させる場合に比べて、接触抵抗を低減することができる。
図14から分かるように、案内部11eAの当接箇所(案内部の各直線上の最大高さの箇所)は、回転駆動方向下流側にいくに従って溝部からの高さが徐々に低くなる形状となっている。よって、駆動ピン22aの駆動伝達部122aが案内部を押し込む力により、カップリング部(給紙ローラ11)が駆動ピン22aに対して相対的に回転し、駆動ピン22aの駆動伝達部122aを溝部11aに導く。この際に、本実施形態では、一対の駆動伝達部122aのうち一方しか案内部に当接していないので、両方案内部に当接するものに比べて、接触抵抗を低減することができ、弱い押し込み力でも、カップリング部(給紙ローラ11)が駆動ピンに対して容易に相対回転し、駆動ピン22aの駆動伝達部122aを溝部11aに導くことができる。これにより、確実に駆動ピンの駆動伝達部122aを溝部11aに入りこませることができる。
また、本実施形態においては、案内部11eA,非案内部11eBが、給紙ローラの回転駆動方向下流側にいくに従い溝部の底面からの高さが徐々に低くなる形状としている。従って、駆動ピン22aの駆動伝達部122aが当接して駆動力を伝達する溝部の駆動伝達方向下流側の壁面11dの溝部底面からの高さを、上流側の壁面に比べて高くすることができる。これにより、確実に、駆動伝達部122aを溝部の駆動伝達方向下流側の壁面11dに当接させることができ、良好な駆動伝達を行なうことができる。
次に、給紙ローラ11の給送ユニット50からの取り外しについて説明する。
図15は、給紙ローラ11を給送ユニット50から取り外す様子を示す図である。
まず、図3に示すように、装置本体から給紙トレイ30を取り外した後、下から給紙ローラ11を掴んで給紙ローラ11を図15(a)に示すように、図中左側(図中矢印Y1方向)へ給紙ローラ11を押し込む。すると、加圧スプリング25は、すべり軸23、すべり軸23に固定された案内部材24を介して図中左側へ押し込まれる。その結果、給紙ローラ11は、すべり軸23および案内部材24とともに、加圧スプリング25の付勢力に抗して図中矢印Y1方向へ移動する。給紙ローラ11が図中矢印Y1方向へ移動することで、駆動軸22の先端が給紙ローラ11の第一支持孔11bから抜け出すとともに、駆動軸22の駆動ピン22aが、カップリング部100の溝部11aから抜け出す。
給紙ローラ11を図中矢印Y1方向へ移動させていくと、図15(b)のEに示すように、案内部材24が、支持壁部50dに突き当たる。これにより、給紙ローラ11の矢印Y方向の移動が規制される。給紙ローラ11の矢印Y方向の移動が規制されたとき、駆動軸22の先端が給紙ローラ11から完全に離れている。
給紙ローラ11の軸方向の移動が規制されたら、図15(c)に示すように、加圧スプリング25の付勢力に抗して、給紙ローラ11を案内部材24側へ押し込みながらすべり軸のローラ支持部23aを支点にして給紙ローラ11を図中矢印Z1方向に傾けることで、給紙ローラ11を給送ユニット50から取り外すことができる。
給紙ローラ11が取り外されると、加圧スプリング25の付勢力によって、案内部材24とともにすべり軸23が駆動軸22へ向けて移動する。そして、先の図7に示したように、案内部材24が駆動軸側とは反対側から支持壁部50dに突き当たり、駆動軸22側への移動が規制される。
本実施形態では、駆動軸22と反対側の軸(すべり軸23)とともに給紙ローラ11を駆動軸22から離間する方向へ移動させることで、容易に駆動軸22と給紙ローラ11との駆動連結を解除することができる。また、給紙ローラ11を、駆動軸22とすべり軸23とで両持ち支持する構成とすることで、各軸それぞれ、給紙ローラ11の軸方向端部付近のみを支持する構成にできる。従って、給紙ローラ11を少し駆動軸22と反対側へ移動させるだけで、給紙ローラ11を駆動軸22から取り外すことができる。また、駆動軸22から取り外した後は、すべり軸23に対して給紙ローラ11を傾けるだけで(駆動軸側へ移動させることなく)、給紙ローラ11をすべり軸23から取り外すことができる。これにより、容易に給紙ローラ11を装置から取り外すことができる。
次に、給紙ローラ11の取り付けについて説明する。
新品の給紙ローラ11を給送ユニット50に取り付けるときは、給紙ローラ11を傾けた状態で、給紙ローラ11の第二支持孔11gの端部を案内部材24の案内部24aに押し当てる。すると、案内部材24がすべり軸23とともに加圧スプリング25の付勢力に抗して駆動軸22から離れる方向に移動する。また、第二支持孔11gの端部が、すり鉢状の案内部24aによりすべり軸23のローラ支持部23aへ案内され、第二支持孔11gの端部がローラ支持部23aへ落ち込む。そして、案内部材24が駆動軸側から支持壁部50dに突き当たり、図15(c)と同様な状態となったら、給紙ローラ11を駆動軸22と反対側へ押し込みながら、ローラ支持部23aを支点にして給紙ローラ11の駆動軸側を、給送ユニット50の給紙ローラ収容部50aに向けて移動させる。この操作によって、給紙ローラ11の第二支持孔11gにすべり軸のローラ支持部23aが挿入される。
本実施形態では、案内部材24を設け、案内部材24の案内部24aで給紙ローラ11の第二支持孔11gをローラ支持部23aへ案内する。これにより、すべり軸23のローラ支持部23aと、給紙ローラ11の第二支持孔11gとの位置関係を目視で確認せずとも、すべり軸23のローラ支持部23aを第二支持孔11gに突き当てることができる。また、給紙ローラ11を、駆動軸22とすべり軸23とで両持ち支持する構成とし、すべり軸23の先端部分のみ第二支持孔11gに挿入する構成とすることで、傾いた給紙ローラ11を軸方向に対して平行にするだけで(ローラ支持部の先端が第二支持孔に入った後で、軸方向へ移動させることなく)、すべり軸23に給紙ローラ11を組み付けることができる。よって、容易に給紙ローラ11をすべり軸23に組み付けることができる。
給紙ローラ11の駆動軸側を、給送ユニット50の給紙ローラ収容部50aに入りこませると、図15(b)と同様な状態となり、この状態から給紙ローラ11のすべり軸側の押し込み弱めていくと、加圧スプリング25の付勢力により、給紙ローラ11が、駆動軸側へ移動し、駆動軸22と給紙ローラ11とが駆動連結する。
この駆動連結の際に、給紙ローラ11のカップリング部100の溝部11aの回転方向の位置と、駆動ピン22aの回転方向位置とが合っていないと、駆動ピン22aの駆動伝達部122aが溝部11aに入りこまずに、駆動連結が完了しない。本実施形態では、給紙ローラ11は、装置本体の下側にあるため、駆動ピン22aがカップリング部100の溝部11aに入り込んだか否かを目視で確認することが難しい。その結果、実際には、カップリング部100の溝部11aに駆動ピン22aの駆動伝達部122aが入り込んでいなくても、給紙ローラ11を駆動軸22に組みつけたと判断するおそれがある。その結果、交換後の最初の給紙の際に、駆動伝達部が溝部に入るまで給紙ローラ111が回転駆動せず、シートの給送遅れが発生し、ジャムとなるなどの不具合が発生する可能性がある。
さらに、カップリング部100の溝部11aに駆動ピン22aの駆動伝達部122aが入り込んでいなくても、給紙ローラ11を駆動軸22に組みつけたと判断され放置されたときに、衝撃等により給紙ローラ11が加圧スプリング25の付勢力に抗して駆動軸22から離れる方向へ移動すると、駆動軸22と給紙ローラとの係合が完全に離れ、給紙ローラ11の駆動軸側が自重で落ちてしまい給紙ローラが給紙ユニットから外れてしまうおそれがある。これは、給紙ローラ11の組み付け性の観点から、給紙ローラをすべり軸と駆動軸とで両持ち支持する構成としており、すべり軸のみで給紙ローラが支持されない構成を取っているからである。
特に、本実施形態では、給紙ローラ11の組み付け性の観点から加圧スプリング25の付勢力を高めることができず、衝撃などにより給紙ローラ11が加圧スプリング25の付勢力に抗して駆動軸22から離れる方向へ移動しやすい。従って、カップリング部100の溝部11aに駆動ピン22aの駆動伝達部122aが入り込んでいない状態で放置しておくと、給紙ローラ11の給紙ユニットから外れが生じやすい。
しかしながら、本実施形態では、カップリング部100を図12~図14に示したような構成とすることで、給紙ローラ11のカップリング部100の溝部11aの回転方向の位置と、駆動ピン22aの回転方向位置とが合っていない状態で、駆動軸と給紙ローラとの組み付けが行なわれても、カップリング部100(給紙ローラ11)が容易に駆動軸22に対し相対的に回転し、駆動ピンの駆動伝達部122aをカップリング部100の溝部11aに入れ込むことができる。以下、具体的に説明する。
上述したように、給紙ローラ11の案内部材24側への押し込みを弱め、加圧スプリング25の付勢力で、手で保持している給紙ローラ11を駆動軸側へ移動させる。このとき、給紙ローラ11が、すべり軸23先端のローラ支持部23aを支点にして傾いている場合は、駆動軸22の先端が、カップリング部100の軸案内部11fに突き当る。図12(a)などに示すように、軸案内部11fは、軸中心に向かう方向に傾斜しているため、駆動軸22が軸案内部11fに突き当ることで、駆動軸先端からの反力により、給紙ローラ11には、法線方向に向かう力が働く。その結果、給紙ローラ11がローラ支持部23aを支点にして回動し、傾きが補正され、駆動軸22の先端が軸案内部11fにより、相対的に第一支持孔11bへ向かう方向に案内される。これにより、給紙ローラ11と、駆動軸22との軸中心が合わさり、駆動軸22の先端が第一支持孔11bに挿入され、給紙ローラ11が、駆動軸22とローラ支持部23aとにより両持ち支持される。
このように、カップリング部100に軸案内部11fを設けることで、給紙ローラ11が駆動軸22に対して多少傾いていても、給紙ローラ11を駆動軸22に組み付けることができ、給紙ローラ11の交換作業性を高めることができる。
給紙ローラ11が、駆動軸22とローラ支持部23aとにより両持ち支持されたら、給紙ローラ11から手を離してもよい。また、本実施形態では、駆動軸に給紙モータの駆動力を伝達する駆動伝達部にクラッチを設けており、給紙ローラ11の交換の際は、クラッチを切って駆動軸22が容易に回転できるようにしている。従って、駆動軸22とローラ支持部23aとにより両持ち支持された後、給紙ローラ11から手を離さずとも、駆動軸が回動して、駆動連結を行なうことができる。
給紙ローラ11が、駆動軸22とローラ支持部23aとにより両持ち支持され状態から、給紙ローラ11を加圧スプリング25の付勢力により駆動軸側移動させる。このとき、駆動ピンの駆動伝達部122aの回転方向の位置とカップリング部100の溝部11aの回転方向の位置とが合っていないときは、駆動ピンの一対の駆動伝達部122aのうち、案内部11eAと対向する一方の駆動伝達部のみが案内部11eAと当接する。
上述したように、案内部11eAは、回転駆動方向(図10などの矢印R方向)に傾斜しているため、案内部11eAから駆動伝達部122aが受ける加圧スプリング25の付勢力により、給紙ローラ11および駆動ピン22aには回転方向の力が働く。このとき、作業者が、給紙ローラ11を掴んでいる場合は、駆動軸22が回転する。作業者が、給紙ローラ11から手を離しているときは、給紙ローラ11および駆動軸22のいずれか一方が回転する。このように、給紙ローラ11が駆動軸22に対して相対的に回転することで、駆動ピン22aの駆動伝達部122aが案内部11eAにより、相対的に溝部11aへ移動し、駆動伝達部122aが溝部11aに入り込む。これにより、給紙ローラ11と駆動軸22とが駆動連結され、給紙ローラ11の駆動軸22への組み付けが完了する。
本実施形態では、駆動ピン22aの駆動軸22から突出する一対の駆動伝達部122aのうち、一方のみ案内部11eAに当接する。よって、一対の駆動伝達部の両方が、案内部と当接するものに比べて、接触抵抗を少なくすることができる。これにより、加圧スプリング25の付勢力で給紙ローラ11が容易に駆動軸22に対して相対的に回動し、駆動伝達部122aを溝部11aに確実に入り込ませることができる。
また、この組み付け時に駆動伝達部122aを溝部11aに入り混ませて、駆動軸22から給紙ローラ11への駆動伝達が行なえる状態にすることで、給紙ローラ交換後の最初の給紙でも、シートの遅れが生じることなく良好に給紙を行なうことができる。
また、駆動ピン22aの駆動軸22から突出する一対の駆動伝達部122aのうち、一方のみ案内部11eAに当接して駆動伝達部の案内部との接触抵抗を低減することで、弱い加圧力でも給紙ローラ11を駆動軸22に対して相対的に回転し、駆動伝達部122aを溝部11aに入れ込むことができる。これにより、加圧スプリング25の付勢力を弱めることができ、給紙ローラ11の給送ユニット50への組み付け性を高めることができる。
さらには、給紙ローラ11の組み付け時に、確実に駆動伝達部を溝部に入り込ませておくことで、衝撃などにより給紙ローラ11が加圧スプリング25の付勢力に抗して駆動軸22から離れる方向に多少移動しても、給紙ローラ11が駆動軸22から完全に外れてしまうのを防止することができ、給紙ローラ11が給送ユニット50から外れてしまうのを防止することができる。
さらに、給紙ローラが駆動軸に組み付けられている(溝部に駆動伝達部が入り込んでいる)状態で、衝撃などにより給紙ローラ11が加圧スプリング25の付勢力に抗して駆動軸22から離れる方向に移動し、駆動伝達部122aが溝部11aから外れて駆動伝達部122aと溝部11aと回転方向位置が合致しなくなった場合でも、加圧スプリング25の付勢力で給紙ローラ11が容易に駆動軸22に対して相対的に回動し、駆動伝達部122aを溝部11aに確実に入り込ませることができる。よって、駆動伝達部が溝部から外れた状態で放置されることがなく、給紙ローラの駆動開始の遅れによるジャムや、給紙ローラ11の給送ユニット50からの外れが生じるのを防止することができる。
なお、カップリング部100の形状は、これに限られるものでなく、一対の駆動伝達部のうちのひとつだけに接触し溝部に案内できる形状であればよい。例えば、本実施形態においては、非案内部11eBを回転方向に溝部底面からの高さが同一の平面形状としてもよい。
また、駆動軸の先端に、カップリング部100の溝部11aに挿入される駆動伝達部を備えた第二部材としてのカップリング部材を取り付けて、カップリング部材と給紙ローラのカップリング部とを駆動連結する構成としてもよい。また、駆動軸の先端に第一部材としての溝部を有するカップリング部材を設け、給紙ローラの駆動軸側の側壁に、駆動軸に設けたカップリング部材の溝部に挿入される挿入部を設けた構成でもよい。
また、上述では、給紙トレイ30に積載されたシートを給送する給紙ローラ11について説明したが、手差しトレイ40上のシートを給送する手差し給紙コロ17を、給紙ローラ11と同様な構成にしてもよい。
また、例えば、原稿自動搬送装置150の給紙ローラにも本発明を適用することができる。
図16は、原稿自動搬送装置150の要部構成をスキャナの上部とともに示す拡大構成図である。原稿自動搬送装置150は、原稿セット部A、分離給送部B、レジスト部C、ターン部D、第一読取搬送部E、第二読取搬送部F、排紙部G、スタック部H等を備えている。原稿自動搬送装置150の原稿搬送部154は、分離給送部Bの下流側の突き当てセンサ172による検知位置から読取入口ローラ197まで、原稿Sを搬送する経路を構成する部分である。
原稿自動搬送装置150は、原稿セット部Aにセットした原稿S装置内に受け入れる原稿給紙口と、画像の読み込んだ原稿Sをスタック部Hに排出する排紙口とを備えたシートスルー方式の自動原稿搬送装置である。
原稿自動搬送装置150を備える原稿搬送読取ユニットは、被読み取り記録媒体である原稿Sを固定の読み取り装置部である第一面読取部及び第二面読取部に搬送し所定の速度で搬送しながら画像読み取りを行う。
原稿セット部Aは、原稿Sの第一面が上方となるように原稿Sの束がセットされる原稿載置台153を有している。
分離給送部Bは、ピックアップローラ180、分離ベルト184及びリバースローラ185等を備え、原稿載置台153にセットされた原稿Sの束から原稿Sを一枚ずつ分離して給送するものである。
レジスト部Cは、分離給送部Bから給送された原稿Sを一次突き当て整合する働きと、整合した後の原稿Sを引き出して搬送する働きとを有するものである。
ターン部Dは、C字状に湾曲した湾曲搬送路を有し、この湾曲搬送路内で搬送する原稿Sを折り返しながらその上下が反転するようにターンさせて、原稿Sの第一面を下方の第一面読取部に向けるように搬送するものである。
第一読取搬送部Eでは、プラテンガラスからなる第一コンタクトガラス145の上で原稿Sを搬送させる。そして、搬送しながら、第一コンタクトガラス145の下方からスキャナの内部に配設している第一面読取部に原稿Sの第一面の画像を読み取らせる。
第二読取搬送部Fは、第一読取搬送部Eを通過した原稿Sを、第二面読取部148の下方に配置した第二読取部対向ローラ196によって搬送しながら、原稿Sの第二面の画像を第二面読取部148に読み取らせるものである。
排紙部Gは、第二読取搬送部Fを通過した原稿Sを機外のスタック部Hに向けて排出するものである。
スタック部Hは、読取完了後の原稿Sを原稿スタック台155の上に積載保持するものである。
図16に示す原稿自動搬送装置150のピックアップローラ180などにも、本発明を適用することができる。また、給送ローラに限らず、レジストローラなど搬送ローラなどにも本発明を適用することができる。さらには、プロセスカートリッジなどの装置本体に対して着脱可能な着脱ユニットに設けられた感光体や現像ローラなどの回転体の軸と、装置本体側の駆動装置の駆動軸とを駆動連結するカップリング部材にも本発明を適用することができる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
回転方向に180度の間隔を開けて設けられた一対の溝部11aを有する給紙ローラ11などの第一部材と、回転方向に180度の間隔を開けて設けられ、溝部11aに挿入される駆動伝達部122aなどの一対の挿入部を有する駆動軸22などの第二部材とを備えた駆動伝達装置において、第一部材は、回転方向に前記溝部の底面からの高さが徐々に減少するように傾斜し、挿入部を溝部11aへ案内する案内部11eAと、案内部11eAに対して回転中心Oを基準にして点対称となる位置に配置され、一対の挿入部のうち一方の挿入部が案内部11eAに当接しているときに他方の挿入部に対して非接触な非案内部11eBとを有する。
これによれば、回転方向に溝部11aの底面からの高さが徐々に減少するように傾斜した案内部11eAを有することで、駆動伝達部122aなどの一対の挿入部の回転方向の位置と、第一部材の溝部11aの回転方向の位置とが一致していないとき、挿入部が案内部11eAに当接し、挿入部から案内部11eAに加わる力により、第一部材が挿入部に対して相対的に回動する。これにより、挿入部を溝部11aに挿入することができる。しかも、一対の挿入部の一方のみ案内部11eAと当接するので、一対の挿入部の両方が案内部に当接する構成のものに比べて、接触抵抗を低減することができ、挿入部が案内部11eAを軸方向に押し込む力によって、第一部材が駆動伝達部に対して相対的に容易に回動し、容易に挿入部を溝部に挿入することができる。
(態様2)
態様1において、挿入部と対向する対向領域内において、給紙ローラ11などの第一部材の軸中心と、案内部11eAと非案内部11eBとを通る直線上(図13に示すY1~Yx)おける溝部11aの底面からの最大高さの箇所が、案内部側に存在する。
これにより、実施形態で説明したように、溝部11aと駆動伝達部122aなどの挿入部との回転方向の位置が合っていないとき、一対の挿入部のうち、一方のみが案内部に当接することができる。
(態様3)
態様1または2において、第一部材および第二部材の少なくとも一方の部材を、他方の部材に向けて付勢する加圧スプリング25などの付勢手段を設ける。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動伝達部122aなどの挿入部が案内部に当接した際に、加圧スプリング25の付勢力により、挿入部と案内部との間で押し合う力が発生し、第一部材を第二部材に対して相対的に回動させることができる。これにより、駆動伝達部122aたる挿入部を案内部11eAにより溝部11aへ案内することができる。
(態様4)
態様1乃至3いずれかにおいて、案内部11eAよりも軸中心側には、軸中心に向かうに従って、溝部11aの底面からの高さが徐々に低くなる軸案内部11fなどの傾斜面を有している。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動軸22などの第二部材と給紙ローラ11などの第一部材とを組み付ける際に第一部材と第二部材との軸中心があっていない場合、第二部材の先端が軸案内部11fなどの傾斜面に突き当たり、第二部材を第一部材の軸中心側へ相対的に移動させることができる。これにより、第一部材とカ第二部材との軸中心をあわせることができる。
(態様5)
態様1乃至4いずれかにおいて、第一部材は、給紙ローラ11などのローラ部材であり、第二部材は、駆動軸22である。
これによれば、実施形態で説明したように、容易に、駆動軸と給紙ローラ11などのローラ部材とを駆動連結することができる。
(態様6)
態様5において、給紙ローラ11などのローラ部材は、加圧スプリング25などの付勢手段により駆動軸側へ付勢されており、付勢手段に抗する方向にローラ部材を移動させることで、ローラ部材を着脱可能にした。
これによれば、実施形態で説明したように、給紙ローラ11などのローラ部材を、加圧スプリング25などの付勢手段に抗する方向に移動させるだけで、駆動軸から取り外すことができかつ、付勢手段の付勢力でローラ部材を駆動軸に組み付けることができる。これにより、ローラ部材の交換性を高めることができる。
(態様7)
態様5または6において、ローラ部材は、シートを搬送する給紙ローラ11などの搬送ローラである。
これによれば、給紙ローラ11などの搬送ローラを容易に駆動軸22と駆動連結することができる。
(態様8)
態様1乃至7いずれかにおいて、溝部11aは、回転軸中心から放射状に延設されている。
これによれば、駆動伝達部122aなどの挿入部を溝部11aに入れ込むことができる。
(態様9)
態様1乃至8いずれかにおいて、案内部11eAは、回転駆動方向下流側に向かうにつれて溝部11aの底面からの高さが徐々に減少するように傾斜している。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動伝達部122aなどの挿入部が当接して駆動力を伝達する溝部11aの回転駆動方向下流側の壁面11dを高くすることができ、確実に、駆動伝達部122aから駆動力が伝達される。
(態様10)
シートを搬送する給紙ローラ11などの搬送部材と、搬送部材に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達手段とを備えたシート搬送装置において、駆動伝達手段として、態様1乃至9いずれか一項に記載の駆動伝達装置を用いた。
これによれば、給紙ローラ11などの搬送部材と駆動軸とを確実に駆動連結することができる。
(態様11)
給紙ローラ11などの回転体と、回転体に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達手段とを備えた画像形成装置において、駆動伝達手段として、態様1乃至9いずれか一項の駆動伝達装置を用いた。
これによれば、回転体と駆動軸との駆動連結を確実に行なうことができる。
1 :プリンタ
11 :給紙ローラ
11a :溝部
11b :第一支持孔
11d :壁面
11eA :案内部
11eB :非案内部
11f :軸案内部
11g :第二支持孔
12 :搬送ローラ対
12a :搬送ローラ
17 :手差し給紙コロ
22 :駆動軸
22a :駆動ピン
23 :すべり軸
23a :ローラ支持部
24 :案内部材
24a :案内部
25 :加圧スプリング
30 :給紙トレイ
34 :分離ローラ
40 :手差しトレイ
50 :給送ユニット
50a :給紙ローラ収容部
50d :支持壁部
100 :カップリング部
122a :駆動伝達部
特開2002-265078号公報

Claims (10)

  1. 回転方向に180度の間隔を開けて設けられた一対の溝部を有する第一部材と、
    回転方向に180度の間隔を開けて設けられ、前記溝部に挿入される一対の挿入部を有する第二部材とを備えた駆動伝達装置において、
    前記第一部材は、
    記挿入部を前記溝部へ案内する案内部と、
    前記案内部に対して回転中心を基準にして点対称となる位置に配置され、前記一対の挿入部のうち一方の挿入部が前記案内部に当接しているときに他方の挿入部に対して非接触な非案内部とを有し、
    前記案内部は、前記溝部の回転駆動方向の下流側の壁面から別の溝部の前記回転駆動方向の上流側の壁面まで延びており、
    前記案内部は、前記回転駆動方向の上流側端部の前記溝部の底面からの高さが最大で、前記上流側端部から前記回転駆動方向の下流側に向かうに連れて徐々に前記溝部の底面からの高さが減少するように傾斜していることを特徴とする駆動伝達装置。
  2. 請求項1に記載の駆動伝達装置において、
    前記挿入部と対向する対向領域内において、前記第一部材の軸中心と、前記案内部と前記非案内部とを通る直線上における溝部の底面からの最大高さの箇所が、前記案内部側に存在することを特徴とする駆動伝達装置。
  3. 請求項1または2に記載の駆動伝達装置において、
    前記第一部材および前記第二部材の少なくとも一方の部材を、他方の部材に向けて付勢する付勢手段を設けることを特徴とする駆動伝達装置。
  4. 請求項1乃至3いずれか一項に記載の駆動伝達装置において、
    前記案内部よりも軸中心側には、軸中心に向かうに従って、溝部の底面からの高さが徐々に低くなる傾斜面を有していることを特徴とする駆動伝達装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか一項に記載の駆動伝達装置において、
    前記第一部材は、ローラ部材であり、前記第二部材は、駆動軸であることを特徴とする駆動伝達装置。
  6. 請求項5に記載の駆動伝達装置において、
    前記ローラ部材は、付勢手段により前記駆動軸側へ付勢されており、
    前記付勢手段に抗する方向に前記ローラ部材を移動させることで、ローラ部材を着脱可能にしたことを特徴とする駆動伝達装置。
  7. 請求項5または6に記載の駆動伝達装置において、
    前記ローラ部材は、シートを搬送する搬送ローラであることを特徴とする駆動伝達装置。
  8. 請求項1乃至7いずれか一項に記載の駆動伝達装置において、
    前記溝部は、回転軸中心から放射状に延設されていることを特徴とする駆動伝達装置
  9. ートを搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達手段とを備えたシート搬送装置において、
    前記駆動伝達手段として、請求項1乃至いずれか一項に記載の駆動伝達装置を用いたことを特徴とするシート搬送装置。
  10. 回転体と、
    前記回転体に駆動源の駆動力を伝達する駆動伝達手段とを備えた画像形成装置において、
    前記駆動伝達手段として、請求項1乃至いずれか一項に記載の駆動伝達装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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