JP5328229B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特にシートを給送する給送ローラを着脱自在に装着したものに関する。
従来、プリンタ、複写機、FAX等の画像形成装置では、複数枚のシートが積載されるシート積載手段からシートを1枚ずつ分離して送り出すシート給送装置が設けられている。
図13は、このような従来のシート給送装置の構成を説明する図であり、図13において、70はシート積載手段である給紙カセット、1は給紙カセット70に収納されたシートPを給送する給送ローラ、72は給紙カセット70の枠体であるカセットオケである。73はカセットオケ72に上下方向に回動自在に設けられた中板、74は中板73を給送ローラ1の方向に付勢する中板付勢バネであり、この中板付勢バネ74によって中板73を付勢することにより、給送ローラ1の回転によるシートPの送り出しが可能となる。76は給送ローラ1に圧接してシートを分離するシート分離手段の一例である分離パッドである。
給送ローラ1は、ゴム等の摩擦部材で形成され、その円周部の一部が切り欠かれた形状を有したシート当接部1aと、このシート当接部1aの両側に配された給送コロ3とを備えている。そして、シートPを送り出す前の待機状態においては、図13に示すようにシート当接部1aの切り欠き部がシートPに臨む状態となっている。この状態のときシートPは、給送コロ3に当接するようになっている。
この状態で給送ローラ1が回転すると、シート当接部1aがシートPに当接し、シート当接部1aの摩擦力を利用することにより、給紙カセット70に積載されたシートPの最上位のシートP1が画像形成部へと送り出される。なお、一度に複数枚のシートが給送されようとした場合は、分離パッド76によって分離され、最上位のシート1枚だけが給送される。
ところで、このような構成の従来のシート給送装置において、給送ローラ1(のシート当接部1a)が摩耗等によって劣化した場合には、給送性能の低下を引き起こす恐れがある。このため、給送ローラ1を定期的に交換することができるよう、給送ローラ1をシート給送装置本体に着脱自在に装着している。
ここで、ユーザやサービスマンによる給送ローラの交換作業を容易にするため、従来、給送ローラをユニット化し、給送ローラの一端の軸に沿って給送ローラ本体部をスライド(移動)可能に構成したものが知られている(特許文献1参照)。
図14は、ユニット化した給送ローラ1の構成を示す図である。この給送ローラ1は、筒状の摩擦ゴムにより形成されたシート当接部1aと、中央部にシート当接部1aが固着された芯金1bを具備したローラ本体部1Aを有している。さらに、このローラ本体部1Aの芯金1bの一端部には凸状嵌合部1cが、また他端部には凹状嵌合穴部1dが形成されている。
この凹状嵌合穴部1dには、例えばコイルばねのような円筒状の付勢手段5が挿入され、この後、ローラ本体部1Aの一側に設けられる軸部材2がスライド可能に挿入される。なお、この軸部材2により、スライド可能な第1ローラ軸2aが構成される。
また、軸部材2をスライド可能に保持する軸保持部である凹状嵌合穴部1dには軸部材2に取り付けられた第1給送コロ3aを係止するための弾性係止爪1eが設けられている。そして、この弾性係止爪1eを介して第1給送コロ3aを装着することにより、軸部材2はローラ本体部1Aにスライド可能に保持される。
従って、軸部材2は圧縮した付勢手段5により、ローラ本体部1Aに、外方に向けて付勢された状態で保持される。なお、このとき付勢手段5は、更に圧縮することができるようになっており、これにより軸部材2の先端2aを固定したとき、ローラ本体部1Aを軸部材2の先端側にスライド(移動)させることができる。
一方、芯金1bの一端部に設けられた凸状嵌合部1cは第2ローラ軸を構成し、先端部に設けられた係合溝1gがシート給送装置本体に設けられた駆動入力軸と嵌合するようになっている。これにより、駆動入力軸の回転に伴い給送ローラ1も回転するようになっている。3bは第2給送コロであり、ローラ本体部1Aに回転自在に係止されている。
図15は、このようにユニット化された給送ローラ1が、シート給送装置本体に設けられた支持部である給紙フレーム10に回転自在に支持されている状態を示す図である。図15において、4a、4bは不図示の弾性係止爪等により取り外し可能に給紙フレーム10に保持され、第1及び第2軸支部を構成する第1及び第2軸受である。そして、給送ローラ1は、この第1及び第2軸受4a,4bを介して給紙フレーム10に回転自在に弾性的に支持されている。
給送ローラ1を取り外すときには、図15の(a)に示す装着位置から、ローラ本体部1Aを、第1ローラ軸2aに沿って図15の(b)の矢印に示す取り外し方向にスライドさせる。これにより、ローラ本体部1Aと一体に第2ローラ軸である凸状嵌合部1cが移動して第2軸受4bとの嵌合が外れ、給送ローラ1を傾けることができるようになる。また、給送ローラ1を装着する際には、逆の手順により装着することができる。このように給送ローラ1の交換を容易に行うことができる。
一方、シート給送装置に搭載されるシート分離手段の他の例として、トルクリミッタを同軸上、もしくは内蔵した分離ローラを用いたものがある。そして、この分離ローラを給送ローラに圧接させ、トルクリミッタの制動トルクによってシートを分離するようにしている。
例えば、給送ローラと分離ローラの間に複数枚のシートがある場合には、トルクリミッタには比較的小さな回転トルクが作用するので、トルクリミッタが分離ローラの給送ローラとの連れ回りを阻止するようになっている。これにより、搬送ローラで一枚のシートを搬送し、分離ローラで他のシートが搬送されるのを阻止することができる。なお、給送ローラと分離ローラの間にシートが一枚のみある場合、トルクリミッタには大きな回転トルクが作用し、トルクリミッタが分離ローラの給送ローラとの連れ回りを許容する。これにより、シートが搬送される。
図16は、このようなトルクリミッタを用いた分離ローラによりシートを分離する従来のシート給送装置の構成を示す図である。図16において、11は給送ローラ、62は分離ローラであり、この分離ローラ62の同軸上にはトルクリミッタ62aが設けられている。63は分離ローラ62を上下方向にスライド可能に支持する分離ローラホルダであり、64は分離ローラ62を給送ローラ11に向けて付勢するバネである。
そして、バネ64によって分離ローラホルダ63を介して分離ローラ62を給送ローラ11に圧接させることにより、給送ローラ11により送り出されたシートPが分離ローラ62のトルクリミッタ62aの制動トルクによって分離され、下流に向けて搬送される。
しかしながら、このように給送ローラを着脱自在に装着し、給送ローラを交換可能とした従来のシート給送装置及び画像形成装置においては、以下のような問題点がある。
(1)給送ローラと、シート分離手段(分離パッド或は分離ローラ)との間にシートが挟まった状態でジャムを起こしてしまった場合、ジャム処理する際に不本意に給送ローラを外してしまうおそれがある。
これは、ジャムしたシートには激しい折れや破れが生じてしまう可能性があり、このように激しい折れや破れが生じているシートを、ジャム処理時にユーザ(もしくはサービスマン)が無理やりにひっぱってしまう可能性があるためである。特に、給紙カセットを装置から外すことなく、即ち給送ローラとシート分離手段の当接を解除することなくジャム処理を行った場合、ジャムシートの折れやたるみが給送ローラの端部にひっかかり、給送ローラをスライドさせてしまう可能性がある。
(2)給紙カセットの装着方向が給送ローラのスライド方向と同じ場合、給送ローラとシート分離手段との間にシートが挟まった状態でジャムが発生した際、給紙カセットを引き出すと、ジャムしたシートが給送ローラをスライドさせてしまう恐れがある。
(3)装置輸送時に思わぬ大きな力がかかり、外れてしまう恐れがある。
以上のような状況及び原因で不本意に給送ローラが外れてしまった場合、ユーザが、これに気づくことができれば容易に給送ローラを再装着することができるが、気づかない場合には、装置の故障と判断してしまう。
ここで、給送ローラの装着状態を検知するよう専用のセンサを設けると、コスト高になってしまう。また、給送ローラが外れることのないよう給送ローラに内蔵した付勢手段の付勢力(バネ力)を強くすると、給送ローラの交換作業性が困難になってしまう。
そこで、不本意に給送ローラが外れるのを防ぐためロック部材を設けることが考えられる。そして、このようにロック部材を設けた場合、給送ローラを交換する際には、ロック部材をロック位置からロック解除位置に切り換えた後、給送ローラを交換する。また、給送ローラ交換後は、ロック部材をロック解除位置からロック位置に切り換えるようにする。
ところが、このようにロック部材を設けた場合、給送ローラ交換後、ロック部材をロック位置に切り換えるのを忘れる場合が有る。この場合、この後、給紙カセットを装着する際、ロック部材が給紙カセットに積載されたシートに接触する場合があり、このようにロック部材がシートに接触すると、適切なタイミングでのシートの給送が行われない、或はシートに傷が付く等の不具合が生じる。
この問題を解決するために、例えば図17に示すように、給送ローラ近傍にロック部材として回動式のロックレバーを設けるようにしたものがある(特許文献2参照)。なお、図17において、20はロックレバー21を備えたロック機構である。
また、図17の(a)は、ロック機構20がロック状態にあるときの様子を示しており、このとき、ロックレバー21は当接部材である爪部21aが給送ローラ11の補助キャップ13に臨む位置になっている。そしてこのような位置にロックレバー21があるとき、爪部21aにより給送ローラ11のスライドを規制することができる。
図17の(b)は、ロック機構20がロック解除状態にあるときの様子を示している。このときロックレバー21は下方回動した状態となっている。このような位置にロックレバー21があるとき、給送ローラ11は矢印に示す取り外し方向にスライド(移動)可能となる。
ここで、ロックレバー内部にはバネが設けられており、ロック解除状態からロック状態に復帰する時、ロックレバー21に回動方向に力を与えれば、このバネにより、ロックレバー21にはロック位置まで引き込む力が働く。これにより、ロックレバー21をロック解除位置からロック位置に復帰させる際、手動でロックレバーを戻すようにすればバネの作用により、ロックレバー21はロック状態に復帰する。
また、ロックレバー21がロック解除状態にあるとき、給紙カセットを装着すると、ロックレバー21は給紙カセットにより押圧される。これにより、ロックレバー21のロック位置への復帰操作を忘れたとしても、給紙カセットを装着すれば給紙カセットによりロックレバーが押圧されるので、その押圧力を利用してロックレバーをロック状態に復帰させることができる。
特開2004−256287号公報 特開2007−176621号公報
ところで、従来のシート給送装置及び画像形成装置においては、給紙カセットを外さずに別の開閉扉から給送ローラを交換する構成のものがある。このような構成の場合、給紙カセットが着脱されないまま給送ローラの交換が行われるため、ロックレバーを戻し忘れた場合には、給紙カセットによるロック状態への復帰は行われない。
この場合は、ロックレバーがロック解除状態のまま給紙動作が始まることになる。そして、このときロックレバーは下方に回動したまま保持されているため、中板が完全に上昇できず、給紙不良が発生することがある。
そこで、本発明はこのような現状を鑑みてなされたものであり、給送ローラ交換後、確実にロック部材をロック位置に切り換えることのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートを給送するシート給送装置において、第1ローラ軸及び第2ローラ軸を有するローラ本体部を備え、前記第1ローラ軸と前記ローラ本体部との間に設けられ、前記第1ローラ軸を前記ローラ本体部から突出させるように付勢するバネを有する給送ローラと、前記給送ローラを、前記バネの付勢力に抗して前記給送ローラの装着位置から軸方向移動させることにより取り外し可能に支持する支持部と、前記給送ローラの軸方向に位置する規制部材を有し、ロック位置において前記規制部材により前記給送ローラの軸方向の移動を規制して前記給送ローラの前記支持部からの取り外しを規制し、且つ、前記規制部材による前記給送ローラの軸方向の移動の規制を解除して前記給送ローラの取り外しの規制解除が可能であり、前記給送ローラの軸方向の移動の規制を解除した状態での前記給送ローラの、前記支持部からの取り外しが可能な取り外し可能位置への軸方向の移動に伴って移動可能に設けられたロック部材と、前記取り外し可能位置まで前記給送ローラ移動させた際、前記給送ローラの移動に伴って移動した前記ロック部材を、前記規制部材による前記給送ローラの軸方向の移動の規制を解除した状態で保持する保持部と、前記給送ローラを前記支持部に装着する際、前記バネを圧縮させて前記給送ローラを前記取り外し可能位置に挿入させた後、前記バネの付勢力により前記装着位置に向けて移動する前記ローラ本体部により前記ロック部材を移動させて前記保持部による保持を解除することにより、前記ロック部材の前記規制部材を前記給送ローラの軸方向の移動を規制する位置に移動させる移動機構と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明のように、給送ローラを支持部に装着する際、給送ローラの装着操作に連動してロック解除位置にあるロック部材をロック位置に移動させることができるので、給送ローラ交換後、確実にロック部材をロック位置に切り換えることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、100はレーザプリンタ本体(以下、装置本体という)であり、この装置本体100の下部に、画像形成部101にシートを給送するシート給送装置102が設けられている。
ここで、画像形成部101は、像担持体としての感光ドラム80aを有するカートリッジユニット80と、感光ドラム80aを露光するレーザスキャナ91を備えている。そして、画像形成の際には、レーザスキャナ91により感光ドラム80aを露光して感光ドラム表面に潜像を形成し、この後、この潜像を現像することにより、感光ドラム表面にトナー画像を形成するようにしている。
また、シート給送装置102は、装置本体100に着脱可能に設けられたシート積載部である給紙カセット70と、この給紙カセット70の上方に設けられ、給紙カセット70に収納されたシートPを送り出す給送ローラ1とを備えている。なお、カセット70にはシートPを給送ローラ側に押し付ける中板73が昇降可能に設けられている。そして、この中板73は不図示の昇降機構により、シート給送動作の際にはシートPを給送ローラ側に押し付ける位置に保持され、シートの補給等で右ドア90が開放されると下方回動するようになっている。
さらに、シート給送装置102は、給送ローラ1に圧接し、給送ローラ1により送り出されたシートPを分離するシート分離手段としての分離ローラ62を備えている。なお、本実施の形態において、装置本体100により、シート給送装置本体が構成されている。
そして、このように構成されたシート給送装置102は、上述した画像形成部101のトナー画像形成動作に並行して、給紙カセット70に収納されたシートPを給送ローラ11により送り出した後、分離ローラ62により1枚ずつ分離する。この後、シートPをレジストローラ対82によって所定のタイミングで感光ドラム80aと転写ローラ88とにより形成される転写部に搬送する。
なお、転写部に搬送されたシートPは、この転写部において感光ドラム80a表面に形成されたトナー画像が転写され、この後、定着器83に搬送され、定着器83において加熱及び加圧されることにより、トナー像が定着される。そして、このようにして画像が定着された後、シートPは、排紙ローラ対84により装置本体上面に設けられた排出部85に排出される。
図2は、本実施の形態に係るシート給送装置の給送ローラ部分の構成を示す図であり、図2に示すように、ユニット化された給送ローラ1が、シート給送装置本体に設けられた支持部である給紙フレーム10に回転自在に支持されている。そして、この給送ローラ1は、第1ローラ軸2aに沿ってローラ本体部1Aが矢印方向(軸方向)にスライド可能となっている。
20Aは給送ローラ11近傍に設けられたロック機構であり、このロック機構20Aは、給送ローラ1の矢印方向のスライド動作を可能、不可能に切り替える機能を有するものである。このロック機構20Aは、通常のシート給送動作の際、給送ローラ1の両側の軸2a,1cの上方に張り出して、給送ローラ1のスライド動作を規制する移動可能なロック部材であるスライド規制部材20を備えている。
図3の(a)は、スライド規制部材20が給送ローラ1の取り外しを規制するロック位置に位置するスライド規制状態を示しており、図3の(a)のA−A断面図である図3の(b)は、給送ローラ1とスライド規制部材20との半径方向の位置関係を示している。なお、スライド規制部材20がスライド規制状態にあるとき、図3の(b)に示すように、スライド規制部材20の突き当てリブ20aが給紙フレーム10に設けられた補助部材14の突き当て面14aに突き当たる。これにより、スライド規制部材20の姿勢が決まる。
ここで、図3において、10aは給紙フレーム10に設けられたリブである。そして、スライド規制部材20がスライド規制状態にあるとき、このリブ10aと給送ローラ1の第1搬送コロ3aとの間にスライド規制部材20の先端部分である第1張り出し部20bが存在する。
これにより、給送ローラ1を取り出し方向である矢印方向にスライドさせると、第1搬送コロ3aがスライド規制部材20の給送ローラ1のスライド方向側の第1張り出し部20bに当るようになる。さらに、この第1張り出し部20bは給紙フレーム10のリブ10aに突き当たることにより位置が決まるため、給送ローラ1のスライド動作を規制することができる。なお、スライド規制部材20は、給紙フレーム10と第1搬送コロ3aとの間に位置する第2張り出し部20cを備えており、規制部材としての第1張り出し部20bは、この第2張り出し部20cよりも給送ローラ1の取り外し方向側に設けられている。
ところで、スライド規制部材20は、図3の(b)に示すように補助部材14に設けられた回動支持部15を支点として上下方向に回動可能に設けられている。そして、給送ローラ1を取り外す際は、まず第1及び第2張り出し部20b,20cの一方、例えば取り出し方向と逆の第2張り出し部20cを図4の(a)の矢印方向に押し上げるようにする。
このように、手動操作により第2張り出し部20cを押し上げると、スライド規制部材20は上方回動する。そして、第1張り出し部20bの回動端が図4の(a)のB−B断面図である図4の(b)に示すように給紙フレーム10に設けられた切り欠き形状のストッパ部10bに突き当たるまで回動する。
なお、このストッパ部10bは、第1張り出し部20bの回動端が突き当たったとき、図4の(b)に示すように、第1張り出し部20bと第1搬送コロ3aとがオーバーラップしないような位置に設けられている。そして、このようなロック解除位置にスライド規制部材20を移動させることにより、この後、給送ローラ1を図5に示す矢印方向(軸方向)へスライドさせることができる。
また、ストッパ部10bは、第1張り出し部20bの回動端が突き当たったとき、第1張り出し部20bが、給紙フレーム10のリブ10aよりも上方に位置するような位置に設けられている。これにより、スライド規制部材20の給送ローラ1のスライド方向と同じ方向への移動が可能となる。
なお、スライド規制部材20には、第1ローラ軸2aに沿って図5に示す矢印方向に給送ローラ1がスライドする際、給送ローラ1の第1搬送コロ3aと当接するリブ20eが設けられている。これにより、給送ローラ1をスライドさせると、第1搬送コロ3aがスライド規制部材20のリブ20eに突き当り、スライド規制部材20も給送ローラ1と一体的に移動する。
ここで、このような移動により、スライド規制部材20の張り出し部20bは給紙フレームのリブ10aの上部に乗り上げるようになり、この結果、スライド規制部材20の下方への回動が規制される。さらに、スライド規制部材20にはスナップフィット20dが、また補助部材14には、スライド方向下流側に突起14bが設けられている。
なお、このスナップフィット20dと突起14bとにより、保持部材である給紙フレームのリブ10aにより保持されたスライド規制部材20を固定する固定部が構成される。これにより、スライド規制部材20が移動すると、やがてスナップフィット20dが補助部材14の突起14bに係合し、スライド規制部材20が固定される。
このように、本実施の形態において、スナップフィット20dと補助部材14に設けられた突起14b、及び給紙フレームのリブ10aとにより、ロック解除位置に移動したスライド規制部材20を保持する保持部が構成される。
そして、このような保持部を備えることにより、スライド規制部材20を上方回動させた後、給送ローラ1をスライドさせると、スライド規制部材20は、回動方向とスライド方向の何れの方向においても、給送ローラ1の着脱を妨げない位置で保持される。この結果、給送ローラ1の着脱をスムーズに行うことができる。
次に、交換した給送ローラ1の装着動作について説明する。
まず、図6に示すように給送ローラ1の装着の際には、給送ローラ1の第1ローラ軸2aを、軸受16に合わせて縮ませながら、既述した図14に示す第2ローラ軸を構成する凸状嵌合部1cが軸受17に入るようにして装着する。そして、このように給送ローラ1を装着すると、この後、ばね力により給送ローラ1は、図7の(a)に示す矢印方向へスライドする。
ここで、このとき図7の(a)のD−D断面である図7の(b)に示すように、スライド規制部材20の第2張り出し部20cは第1搬送コロ3bと半径方向で干渉する位置関係にある。また、第2張り出し部20cには、給送ローラ1が取り出し方向と逆方向の装着方向にスライドする際、給送ローラ1の当接部である第1搬送コロ3aと当接する係止部である突起部20fが設けられている。
なお、この第1搬送コロ3aと第2張り出し部20cの突起部20fとにより、給送ローラ1を装着する際、給送ローラ1の装着操作に連動して保持部によりロック解除位置に保持されたスライド規制部材20をロック位置に移動させる移動機構が構成される。
さらに、スライド規制部材の、スナップフィット20dの補助部材14の突起14bと係合する力は、給送ローラ1のバネの戻し力よりも小さくなるよう設定されている。このようなことから、給送ローラ1を装着方向にスライドさせると、第1搬送コロ3aがスライド規制部材20の突起部20fに突き当り、スライド規制部材20も給送ローラ1と一体的に移動するようになる。また、スナップフィット20dは給送ローラのバネの戻し力に負けて補助部材14の突起部14bを乗り越えるようになるので、スライド規制部材20の保持部による保持が解除される。
そして、このようにスライド規制部材20の保持が解除されると、給送ローラ1が給紙動作を行う位置まで戻る途中で、スライド規制部材20のリブ20eは給紙フレーム10のリブ10aから外れる。これにより、スライド規制部材20は重力により下方回動し、スライド規制状態、即ちロック位置に戻る。
このように、給送ローラ1を給紙フレーム10に装着すると、給送ローラ1のバネ力(戻し力)により、スライド規制部材20もスライドし、スライド規制部材20は給紙フレーム10のリブ10aから外れ、重力により下方回動する。この結果、スライド規制部材20はスライド規制状態に復帰することができる。
以上説明したように、本実施の形態においては、給送ローラ1を装着する際、給送ローラ1の装着操作に連動してロック解除位置にあるスライド規制部材20をロック位置に移動させることができる。
これにより、スライド規制部材20がロック解除位置にあるときでも、給紙カセットの着脱に関係なく、給送ローラ1を装着するだけでスライド規制部材20をロック位置に自動復帰させることができる。この結果、給送ローラ交換後、確実にスライド規制部材20をロック位置に切り換えることができる。また、このように構成することにより、給紙カセット以外のユーザーアクセス部からの交換においても確実にスライド規制部材20を自動復帰させることができ、多様な構成に対応可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図8は本実施の形態に係るシート給送装置の給送ローラ付近の構成を示す図である。
図8において、11は切り欠き部分のない給送ローラであり、この給送ローラ11には、スライド可能な第1ローラ軸12aが設けられており、第1ローラ軸12aを伸縮させることにより給紙フレーム10に対して着脱可能となっている。
21は、給送ローラ11のスライド動作を規制するスライド規制部材であり、このスライド規制部材21は、図9に示す補助部材14に回動可能(移動可能)に保持されている。また、このスライド規制部材21は、図9で示す給紙動作時、給送ローラ11のスライド動作を規制する規制位置(ロック位置)から、図10で示す給紙ローラ11を外すことができる取り外し位置(ロック解除位置)まで回動する。
なお、本実施の形態においては、このスライド規制部材21は、バネ等の弾性部材30を備えた保持部を構成するトグル機構により規制位置に保持される一方、スライド規制部材21が取り外し位置に移動した際にはトグル機構により取り外し位置に保持される。つまり、スライド規制部材21は、トグル機構により規制位置及び取り外し位置の一方に保持される。
このような本実施の形態において、給送ローラ11を外す場合は、まずスライド規制部材21を上方回動させる。なお、上方回動させる前、スライド規制部材21は図9の(a)に示す規制位置にある。ここで、このとき図9の(a)のC−C断面図である図9の(b)に示すように第1張り出し部21aは給送ローラコア11bと半径方向にオーバーラップしているため、給送ローラ11が誤って外れるはない。
次に、図10の(a)に示すように第1及び第2張り出し部21a,21bの一方、例えば取り出し方向と逆の第2張り出し部21bを矢印に示す方向に押し上げる。ここで、このように第2張り出し部21bを押し上げると、スライド規制部材21が上方回動して規制解除位置に移動し、この後、トグル機構により取り外し位置で保持される。
なお、トグル機構によりスライド規制部材21が保持されたとき、第1張り出し部20aの回動端が図10の(a)のE−E断面図である図10の(b)に示すように給送ローラ11のスライド軌跡から退避する位置まで移動している。このため、給送ローラ11は給紙フレーム10から外れる位置までスライド可能となり、給送ローラ11の着脱が可能となる。
そして、このようにスライド規制部材21を回動させてトグル機構により取り外し位置で保持した後、給送ローラ1を取り外し、交換した給送ローラ1を装着する。この場合、給送ローラ11の第1ローラ軸12aの先端を軸受16に合わせて第1ローラ軸12aを縮ませながら、カップリング11dが軸受17に入るようにして装着する。
ところで、本実施の形態において、給送ローラ11のローラコア11bの側面には当接部である突起部11cが設けられ、またスライド規制部材21の第2張り出し部21bには係止部であるリブ21cが設けられている。なお、本実施の形態において、突起部11cと第2張り出し部21bのリブ21cとにより、給送ローラ11を装着する際、給送ローラ11の装着操作に連動してロック解除位置に保持されたスライド規制部材21をロック位置に移動させる移動機構が構成される。
ここで、この給送ローラ11の突起部11cと、第2張り出し部21bのリブ21cは、給送ローラ11が1回転する軌跡において突起部11cがリブ21cに当接する位置関係で設けられている。なお、給送ローラ11が装着された際、すなわち給送ローラ11がホームポジションにある状態のとき、給送ローラ11の突起部11cは図9の(b)に示す位置にある。一方、この後、給紙動作が始まると給送ローラの回転に伴って突起部11cも時計周りに回転し、図10の(b)に示すようにスライド規制部材21のリブ21cに当接する。
そして、このように突起部11cがリブ21cに当接するとき、リブ21cには、給送ローラ11の半径方向内側に力が加わるように構成されている。また、このときリブ21cに加わる力は、トグル機構による保持力よりも大きくなるように設定されている。
このため、突起部11cがリブ21cに当接すると、スライド規制部材21には下方回動する方向に力が働くようになり、またこの力はトグル機構による保持力よりも大きいことから、スライド規制部材21は下方回動する。これにより、スライド規制部材21は、取り外し位置(ロック解除位置)から規制位置(ロック位置)に移動する。なお、このように規制位置に移動した後、スライド規制部材21は、トグル機構により規制位置に保持されるので、給送ローラ11が外れることはない。
なお、スライド規制部材21が規制位置にあるとき、図9の(b)に示すようにスライド規制部材のリブ21cは突起部11cとローラコア11bの軸部11dとの間の切り欠き部11eを通過する位置関係となっている。このため、給送ローラ11の回転に影響を及ぼすことは無い。
このように、給送ローラ11を装着した後、給紙動作が開始されて給送ローラ11が1回転すると、給送ローラ11が規制解除状態にあるスライド規制部材21のリブに当接し、スライド規制部材21が下方回動する。これにより、スライド規制部材21は給送ローラ11に押圧されて取り外し位置から規制位置に復帰する。
つまり、本実施の形態においては、給送ローラ11の装着後の回転動作に連動して保持部により取り外し位置に保持されたスライド規制部材21を規制位置に移動させるようにしている。これにより、スライド規制部材21がロック解除位置にあるとき、給紙カセットの着脱に関係なく、給送ローラ11を交換して通常通り給紙動作を始めるだけでスライド規制部材21を規制位置に自動復帰させることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図11は本実施の形態に係るシート給送装置の給送ローラ付近の構成を示す図である。
図11において、31は切り欠き部のない給送ローラであり、この給送ローラ31には第1ローラ軸31aが設けられており、第1ローラ軸31aを伸縮させることにより給紙フレーム10に対して着脱可能となっている。
22は、給送ローラ31のスライド動作を規制するスライド規制部材であり、このスライド規制部材22は給紙フレーム10に回動可能に保持されている。なお、本実施の形態において、このスライド規制部材22は、給送ローラ31の下方から給送ローラ31の側方に突出する張り出し部22a,22bを備えている。
そして、給送ローラ31を交換する際、ユーザは、図11に示すように張り出し部22a,22bの一方、例えば取り出し方向と逆の第2張り出し部22bを矢印に示す方向に押し下げるようにする。なお、第2張り出し部22bを押下げるまでは、スライド規制部材22は給送ローラ31と半径方法でオーバーラップしている。このため、誤って給送ローラ31にスライド方向の力が働いたとしても、スライド規制部材22に当たり給送ローラ31が外れることはない。
ここで、第2張り出し部22bを押し下げると、スライド規制部材22は、給送ローラ31のスライド動作を規制する規制位置(ロック位置)から、給紙ローラ31を外すことができる取り外し位置(ロック解除位置)まで下方回動する。そして、この後、スライド規制部材22は、保持部である不図示のトグル機構により取り外し位置で保持され、これにより給送ローラ31の着脱が可能となる。
ところで、既述したように開閉可能な扉である右ドア90(図1参照)が開放されると、カセット70の中板73は不図示の昇降機構により、図12に示すように符号73Aに示す給紙可能位置から下方回動して符号73Bに示す待機位置に移動する。また、右ドア90が閉じられると上方回動し、待機位置から給紙可能位置に移動する。
ここで、本実施の形態においては、中板73の上方回動に連動してスライド規制部材22を復帰回動させるようにしており、このためスライド規制部材22の先端には下方に伸びるリブ22fが設けられている。そして、このようなリブ22fを設けることにより、給送ローラ31を装着して右ドア90を閉じた後、中板73が右ドア90の閉じ動作に連動して上方回動すると、中板73がリブ22fに下方から圧接し、スライド規制部材22には上方回動する方向に力が働く。
このときの力はトグル機構による保持力よりも大きいことから、スライド規制部材22は上方回動し、スライド規制部材22は、規制位置に移動する。なお、このように規制位置に移動した後、スライド規制部材22は、トグル機構により規制位置に保持されるので、給送ローラ31が外れることはない。
このように、本実施の形態においては、右ドア90の閉じ動作に連動して上方回動する給紙カセット72の中板73によってスライド規制部材22を押圧することにより、スライド規制部材22を確実に規制位置に復帰することができる。つまり、本実施の形態においては、中板73を、右ドア90の閉じ動作に連動して取り外し位置に保持されたスライド規制部材22をロック位置に移動させながら上昇させるようにしている。
これにより、スライド規制部材22がロック解除位置にあるとき、給紙カセットの着脱に関係なく、給送ローラ31を交換して通常通り給紙動作を始めるだけでスライド規制部材22を規制位置に自動復帰させることができる。
本発明の実施の形態に係るシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの概略構成を示す図。 上記シート給送装置の給送ローラ部分の構成を示す図。 上記シート給送装置に設けられ、給送ローラのスライド動作を規制するロック機構を説明する図。 上記ロック機構のロック解除操作を説明する図。 上記ロック機構のロックを解除した後、給送ローラと一体にスライド規制部材を移動させる構成を説明する図。 上記給送ローラの装着動作を説明する図。 上記給送ローラを装着したときの上記ロック機構の状態を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置の給送ローラ付近の構成を示す図。 上記シート給送装置に設けられ、給送ローラのスライド動作を規制するロック機構を説明する図。 上記ロック機構のロック解除操作を説明する図。 本発明の第3の実施の形態に係るシート給送装置の給送ローラ付近の構成を示す図。 上記シート給送装置のスライド規制部材と給紙カセットの中板の動作を説明する図。 従来のシート給送装置の構成を説明する図。 従来のシート給送装置に設けられた給送ローラの分解斜視図。 上記給送ローラが給紙フレームに回転自在に支持されている状態を示す図。 従来のシート給送装置の他の構成を示す図。 従来のシート給送装置に設けられた給送ローラのロック機構を説明する図。
1 給送ローラ
3a 給送ローラの第1搬送コロ
10 給紙フレーム
10a 給紙フレームのリブ
11 給送ローラ
11c 給送ローラの突起部
14 補助部材
14b 補助部材の突起
20A ロック機構
20 スライド規制部材
20b,20c 張り出し部
20d スナップフィット
20f 突起部
21 スライド規制部材
21c スライド規制部材のリブ
22 スライド規制部材
30 弾性部材
31 給送ローラ
70 給紙カセット
73 中板
90 右ドア
100 レーザプリンタ本体
101 画像形成部
102 シート給送装置
P シート

Claims (10)

  1. シートを給送するシート給送装置において、
    第1ローラ軸及び第2ローラ軸を有するローラ本体部を備え、前記第1ローラ軸と前記ローラ本体部との間に設けられ、前記第1ローラ軸を前記ローラ本体部から突出させるように付勢するバネを有する給送ローラと、
    前記給送ローラを、前記バネの付勢力に抗して前記給送ローラの装着位置から軸方向移動させることにより取り外し可能に支持する支持部と、
    前記給送ローラの軸方向に位置する規制部材を有し、ロック位置において前記規制部材により前記給送ローラの軸方向の移動を規制して前記給送ローラの前記支持部からの取り外しを規制し、且つ、前記規制部材による前記給送ローラの軸方向の移動の規制を解除して前記給送ローラの取り外しの規制解除が可能であり、前記給送ローラの軸方向の移動の規制を解除した状態での前記給送ローラの、前記支持部からの取り外しが可能な取り外し可能位置への軸方向の移動に伴って移動可能に設けられたロック部材と、
    前記取り外し可能位置まで前記給送ローラ移動させた際、前記給送ローラの移動に伴って移動した前記ロック部材を、前記規制部材による前記給送ローラの軸方向の移動の規制を解除した状態で保持する保持部と、
    前記給送ローラを前記支持部に装着する際、前記バネを圧縮させて前記給送ローラを前記取り外し可能位置に挿入させた後、前記バネの付勢力により前記装着位置に向けて移動する前記ローラ本体部により前記ロック部材を移動させて前記保持部による保持を解除することにより、前記ロック部材の前記規制部材を前記給送ローラの軸方向の移動を規制する位置に移動させる移動機構と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記規制部材を前記給送ローラの軸方向の両側に配置し、前記移動機構は、前記規制部材のうちの前記給送ローラを装着する方向下流側の規制部材に設けられた係止部と、前記給送ローラに設けられ、前記給送ローラを前記支持部に装着する際、前記係止部に当接し、前記ロック部材を移動させる当接部とを備えていることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 記給送ローラを取り外す際には、前記ローラ本体部を、前記第2ローラ軸の前記支持部による軸支を解除することができる位置まで前記バネの付勢力に抗して前記第1ローラ軸に沿って移動させることを特徴とする請求項1又は2記載のシート給送装置。
  4. 前記ロック部材は、前記規制部材により前記ローラ本体部の前記第1ローラ軸に沿った移動を規制し、
    手動操作により、前記ロック部材を、前記規制部材による前記ローラ本体部の移動の規制を解除する位置に移動させ、かつ前記ローラ本体部の移動に伴って前記保持部に保持される位置に移動させることを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。
  5. 前記保持部は、前記ローラ本体部の移動に伴って移動した前記ロック部材を保持する保持部材と、前記保持部材により保持された前記ロック部材を固定する固定部と、を備え、
    前記ロック部材を、前記ローラ本体部の移動に伴って前記保持部の前記保持部材により保持されると共に前記固定部により固定される位置に移動し、前記給送ローラの装着操作に連動して前記固定部による固定を解除して前記ロック位置に移動させることを特徴とする請求項4記載のシート給送装置。
  6. シートを給送する給送ローラを着脱自在に設けたシート給送装置において、
    前記給送ローラを軸方向に取り外し可能に支持する支持部と、
    前記給送ローラの取り外しを規制するロック位置と、前記給送ローラの取り外しを許容するロック解除位置とに移動可能なロック部材と、
    前記ロック解除位置に移動した前記ロック部材を保持する保持部と、
    前記給送ローラの装着後の回転動作に連動して前記保持部により前記ロック解除位置に保持された前記ロック部材を前記ロック位置に移動させる移動機構と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  7. 前記移動機構は、前記ロック部材に設けられた係止部と、前記給送ローラに設けられ、前記給送ローラが回転する際、前記保持部に設けられた前記係止部に当接し、前記保持部により前記ロック解除位置に保持された前記ロック部材を前記ロック解除位置から前記ロック位置へ移動させる当接部とを備えていることを特徴とする請求項6記載のシート給送装置。
  8. シート積載部に積載されたシートを給送する給送ローラを着脱自在に設けたシート給送装置において、
    前記給送ローラを軸方向に取り外し可能に支持する支持部と、
    前記給送ローラの取り外しを規制するロック位置と、前記給送ローラの取り外しを許容するロック解除位置とに移動可能なロック部材と、
    前記シート積載部に昇降可能に設けられ、シートを前記給送ローラに押し付ける中板と、
    前記ロック解除位置に移動した前記ロック部材を保持する保持部と、
    前記中板が上昇する際、前記中板により前記ロック部材を前記保持部によって前記ロック解除位置に保持された前記ロック部材を前記ロック位置に移動させることを特徴とするシート給送装置。
  9. 開閉可能な扉を備え、
    前記中板は前記扉の閉じ動作に連動して前記保持部によって前記ロック解除位置に保持された前記ロック部材を前記ロック位置に移動させながら上昇することを特徴とする請求項8記載のシート給送装置。
  10. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを給送する請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート給送装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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