JP2019059559A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 給送ローラユニットを交換する際の手順を少なくし、ユーザビリティを向上させたシート搬送装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】 フィードローラ104の軸線方向に関するローラユニット101の移動に応じて、スライド軸113を移動させる連動機構Eを有し、装着部からローラユニット101を取り外す時にローラユニット101を駆動軸から離間する側へ移動させる場合に、連動機構は、スライド軸113の軸線方向の移動量がローラユニット101の軸線方向の移動量よりも大きくさせる。【選択図】 図7

Description

本発明はシート搬送装置及び画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式等の画像形成装置では、画像形成部にシートを搬送して、シートに画像形成するように構成したものが広く普及している。そしてこのような画像形成装置は、積載されたシートを画像形成部に搬送するシート搬送装置を備えているのが一般的である。
シート搬送装置は、回転体として、例えばゴム等の摩擦部材で形成された給送ローラを有しており、シートの給送時には給送ローラが積載されたシートに当接し、回転することでシートを画像形成部へと給送する。
このような構成のシート搬送装置において給送ローラのゴムが摩耗等によって劣化した場合、給送性能の低下を引き起こす恐れがある。したがって、ユーザやサービスマンによってローラが交換可能に構成されたシート搬送装置が提案されている。(特許文献1、2参照)
特許文献1、2ともに、ローラ(又はローラと保持部材をユニット化したローラユニット)と、ローラの同軸上に設けられたローラの一端を支持する支持軸と、他端側を支持しローラの軸方向に移動可能な移動軸から構成される。
特開2013−112460号公報 特開2008−222317号公報
特許文献1では、ローラユニットを支持軸から離間する方向(軸方向)に動かし、支持軸とローラユニットの連結を解除させると、ローラユニットを傾斜可能(ローラと支持軸を非同一軸状態にする)に構成されている。取り外しは以下の手順で行う。ローラユニットを操作し、支持軸から離間する方向に動かす。ローラユニットを傾斜させる。ローラユニットを傾斜させたまま、移動軸から離間する方向へ動かす。取り付けは取り外しの逆の手順で行う。
特許文献2では、移動軸が、ローラと連結した第1の位置と連結が解除される第2の位置とに移動可能であり、第2の位置で保持する係合機構を有している。取り外しは以下の手順で行う。移動軸を操作し、第2の位置に移動させた後、係合機構で保持する。ローラを操作し、支持軸から離間する方向へ動かした後取り出す。取り付けは逆の手順で行う。
各特許文献に記載の構成は、ローラ又はローラユニットを取り外すために有効な構成ではあるが、さらにローラの取り外しが容易に行える装置が要望されている。
そこで、本発明では、ユーザビリティをさらに向上させたシート搬送装置及び、画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、装着部と、前記装着部から取り外し可能な回転体ユニットであって、シートと当接可能な回転体と、前記回転体を保持する保持部材とを備える回転体ユニットと、前記回転体の軸線方向における前記回転体ユニットの一端側を支持する支持軸と、前記回転体の軸線方向における前記回転体ユニットの他端側を支持し、前記回転体の軸線方向に移動可能な移動軸と、を有し、前記回転体によってシートを搬送するシート搬送装置において、前記回転体の軸線方向に関する前記回転体ユニットの移動に応じて、前記移動軸を移動させる連動機構を有し、前記装着部から前記回転体ユニットを取り外す時に前記回転体ユニットを前記支持軸から離間する側へ移動させる場合に、前記連動機構は、前記移動軸の前記軸線方向の移動量が前記回転体ユニットの前記軸線方向の移動量よりも大きくなるように、前記移動軸を移動させることを特徴とする。
本発明によれば、回転体の軸線方向に関する回転体ユニットの移動に応じて移動軸を移動させる連動機構によって、ユーザビリティをさらに向上させたシート搬送装置及び、画像形成装置を提供することが可能である。
第1の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 第1の実施例に係るシート搬送装置の概略構成を示す断面図である。 第1の実施例に係るローラユニットの保持構成を示す斜視図であり、(a)は画像形成装置の右下斜視図、(b)は左上斜視図である。 第1の実施例に係る給送ユニットの積載板上昇前の給送ユニットを示す図であり、(a)は斜視図、(b)が断面図である。 第1の実施例に係る給送ユニットの積載板上昇後の給送ユニットを示す図であり、(a)は斜視図、(b)が断面図である。 第1の実施例に係る給送ユニットの給送カセットを取り外した状態の給送ユニットを示す図であり、(a)は斜視図、(b)が断面図である。 第1の実施例に係るローラユニットの取り外し手順を示す図であり、(a)は装着位置における斜視図、(b)はローラユニットを軸方向へ移動させた状態の斜視図、(c)は給送ローラユニットを取り外し方向へ移動させた状態の斜視図である。 第1の実施例に係るローラユニットが装着位置における連動機構の図であり、(a)が上面図、(b)が右方向断面図である。 第1の実施例に係るローラユニットがレバー部材と当接した位置の連動機構の図であり、(a)が上面図、(b)が右方向断面図である。 第1の実施例に係るローラユニットがレバー部材を押し込みスライド軸が給送ローラユニットから離間し始めた位置の連動機構の図であり、(a)が上面図、(b)が右方向断面図である。 第1の実施例に係るローラユニットを引き出し可能な位置の連動機構の図であり、(a)が上面図、(b)が右方向断面図である。 第1の実施例に係る連動機構の動作を示す斜視図であり、(a)は図8の位置、(b)は図9の位置、(c)は図10の位置、(d)は図11の位置である。 第1の実施例に係るスライド軸がフィードローラの凹部から完全に離間していない状態の上方向断面図である。 (a)はローラユニット並びに連動機構を上からU方向に見た図、(b)は(a)図のフィードローラ中心の右方向からL方向に見た断面図、(c)は(a),(b)の連動機構Eを説明する斜視図である。 第1の実施例に係る給送ローラユニットの挿入前の状態を示す図であり、(a)は右斜視、(b)は左斜視図、(c)は下斜視図である。 実施例2に係る連動機構の動作を示す斜視図であり、(a)は給送ローラが装着位置における図、(b)はローラユニットがスライド部材と当接下位置の図、(c)はスライド軸が給送ローラユニットから離間し始めた位置の図、(d)は給送ローラユニットを引き出し可能な位置の図である。 第3の実施例に係る連動機構の動作を示す斜視図であり、(a)は給送ローラが装着位置における図、(b)はスライド部材をフォトインタラプタが検知した位置の図、(c)はローラユニットを引き出し可能な位置の図である。
[実施例1]
以下、本発明の第1の実施例を図1から図14を用いて詳細に説明する。
図1は、カラー電子写真方式の画像形成装置の構成を示す断面図である。但し、本発明は電子写真プロセスを採用した画像形成装置1に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、例えば、インクジェット画像形成プロセスを採用したプリンタであってもよい。尚、本実施例では、各図に示すように、画像形成装置1に向かって手前側(正面側)を前方向F、奥側(背側)を後方向B、左側を左方向L、右側を右方向R、上側を上方向U、下側を下方向Dとしている。
図1に示す画像形成装置1は、装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジ2(2Y、2M、2C、2K)を備えている。これら4個のプロセスカートリッジ2は同一構造であるが、異なる色、即ちイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーによる画像を形成する点で相違している。プロセスカートリッジ2は、像担持体である感光ドラム3(3Y、3M、3C、3K)、帯電手段4(4Y、4M、4C、4K)、クリーニング手段5(5Y、5M、5C、5K)、現像手段6(6Y、6M、6C、6K)を有している。プロセスカートリッジの下方にはレーザースキャナユニット7(7Y、7M、7C、7K)が配設されている。感光ドラム3は帯電ローラ4により表面を均一に帯電される。レーザースキャナユニット7は画像情報に基づいて感光ドラム3にレーザーを照射し静電潜像を形成する。現像手段6は感光ドラム3にトナーを付着させトナー像を形成する。
中間転写ベルトユニット8は転写ベルトとしての中間転写ベルト10と、中間転写ベルト10を張架する駆動ローラ11とテンションローラ12を有する。テンションローラ12は中間転写ベルト10に対してL方向に張力をかけている。感光ドラム3は図1における時計回りに回転し、中間転写ベルト10は反時計回りに回転する。中間転写ベルト10の内側には各感光ドラム3に対応する位置に一次転写ローラ9(9Y、9M、9C、9K)が設けられている。一次転写ローラ9は不図示の転写電源により転写電圧を印加する構成となっている。
一次転写ローラ9に電圧が印加されることにより、感光ドラム3Y上のトナー像から順次中間転写ベルト10へ転写され、四色のトナー像が重なった状態で二次転写部14まで搬送される。中間転写ベルト10に転写されず感光ドラム3の表面に残ったトナーはクリーニング手段5により除去される。
画像形成装置は、シートを搬送するためのシート搬送装置としてシート給送装置30を備える。シート給送装置30から給送されたシートSはレジストローラ対16により先端位置が揃えられた後、二次転写部14に搬送される。二次転写部14において、二次転写ローラ15に二次転写電源より転写電圧を印加することにより、搬送されたシートSに中間転写ベルト10上の四色のトナー像が転写される。シートSに転写されず中間転写ベルト10の表面に残ったトナーはベルトクリーニング手段17によって除去され、不図示の廃トナー回収容器に回収される。
トナー像が転写されたシートSは定着手段18へと搬送され、定着手段により加熱、加圧される。これによりシートS表面にトナー像が定着される。その後、シートSは両面フラッパ19にガイドされて排出搬送路側20へ導かれ、排紙ローラ対21を経て排紙トレイ22へ排出される。
図2にシート給送装置30の概略断面図を示す。シート給送装置30はシートSを画像形成部へと送り出す。シート給送装置30は画像形成装置(装置本体)1に取り付けられている給送ユニット100及び分離ユニット40、装置本体1に対し前後方向に着脱可能な給送カセット50を有する。さらに、シート給送装置30は、後述する各ローラやリフター機構等を駆動するための給送駆動ユニット(不図示)などを有する。
給送ユニット100は、ローラユニット(回転体ユニット)101を備えている。ローラユニット101は、回転体であるピックアップローラ103とフィードローラ104を備える。さらに、ローラユニット101は、ピックアップローラ103とフィードローラ104を並行な状態で保持するローラホルダ102(保持部材)を備え、給送ユニット100に対し着脱可能となっている。給送ユニット100の詳細な構成については後述する。
分離ユニット40は分離ローラ41、分離ローラ41を回転可能に保持する分離ローラホルダ42、分離ローラホルダ42を揺動可能に保持する分離ベース43、分離ベース43に保持され分離ローラホルダを押圧する分離バネ44より構成される。分離ユニット40は分離ローラ41がフィードローラ104の対向するように装置本体1に取りついており、分離ローラバネ44により分離ローラ41はフィードローラ104に対して押圧される。分離ローラ41は、不図示のトルクリミッタを介して分離ローラホルダ42に取り付けられている。なお、分離ローラ41に、シートを給送する方向とは反対方向の駆動がモータ等の不図示の駆動源から伝達される駆動軸にトルクリミッタを介して連結させてもよい。
給送カセット50は箱状のカセットトレイ52と、カセットトレイ52に揺動可能に取り付けられ、シートSが積載される積載板51とを有している。
続いて、シート給送装置30のシート給送動作について説明する。給送カセット50が装置本体1に挿入されると、積載板51が上昇し、積載されているシートSの最上位シートSaとピックアップローラ103が当接する。ピックアップローラ103とフィードローラ104は共に不図示の駆動源からの駆動を受け図2の反時計回りに回転する。ピックアップローラ103の回転により給送カセット50から給送されたシートSはフィードローラ104と分離ローラ41により1枚ずつに分離されて送られる。その後搬送ローラ対33によりレジストローラ対16へとシートSは搬送される。
[給送ユニット]
続いて給送ユニット100の構成及び給送ユニット100におけるローラユニット101の保持構成について図3を用いて説明する。図3はローラユニット101の保持構成を示す斜視図で、図3(a)は図1における右下方向からの斜視図、図3(b)は同左上方向からの斜視図である。
装置本体には給送フレーム110が取り付けられており、給送フレーム110に給送ユニット100が設けられている。給送フレーム110には不図示のモータからの駆動を受け回転する駆動軸(支持軸)111が軸受112を介して支持されている。この駆動軸111は、ローラユニット101が給送フレーム110に装着された場合に、ピックアップローラ103の回転軸線方向におけるローラユニット101の一端側を支持する。また、給送フレーム110にはスライド軸(移動軸)113が駆動軸111と同軸上を前後方向に移動自在に支持されており、スライド軸113は、付勢バネ114によりB方向(駆動軸111に向かう方向)への付勢力を受けている。このスライド軸113は、ローラユニット101が給送フレーム110に装着された場合に、ピックアップローラ103の回転軸線方向におけるローラユニット101の他端側を支持する。
給送ユニット100に設けられているローラユニット101はローラホルダ102、ピックアップローラ103、フィードローラ104、伝達ギア105などから構成される。ローラユニット101は、装着部である給送フレーム110に対して取り外し可能である。ピックアップローラ103の一端にはギア部103aが設けられている。フィードローラ104の一端にはギア部104aが設けられており、伝達ギア105はギア部103aとギア部104aとの間に配置されていて各ギア部103a、104aと噛み合っている。フィードローラ104のギア部104aには、駆動軸111の先端に形成されている歯部と噛合する歯部を有するカップリング部104bが一体に設けられている。
給送フレーム110に設けられている軸受112は駆動軸111と同心円状の凹部112aを有しており、この凹部112aにローラホルダ102に設けられた円形で中空の凸部102aが係合(嵌合)することが可能である。凹部112aの内部には、同軸上に駆動軸111の端部が位置しており、凸部102aの中空の部分とフィードローラ104のカップリング部104bが同軸上に配置されている。この構成により、軸受112の凹部112aにローラホルダ102の凸部102aが嵌合した際に駆動軸111の先端の歯部とカップリング部104bの歯部とが噛合う。
さらに、給送フレーム110には、駆動軸111と同軸上に配置されるスライド軸113が設けられている。このスライド軸113の先端部113aが、フィードローラ104のカップリング部104bと反対側に設けられた円形の凹部104cに係合(嵌合)する。これによって、ローラユニット101は、駆動軸111とスライド軸113とで挟まれて、これらの軸111、113を揺動支点としてピックアップローラ103が上下に移動するように給送フレーム110に揺動可能に保持される。
この状態で、不図示の駆動源からの駆動が、駆動軸111を介してフィードローラ104へと伝達される。さらに、ローラユニット101では、フィードローラ104に伝達される駆動がギア部103aから伝達ギア105を介してギア部104aに伝達され、ピックアップローラ103を回転させる
続いて、給送ユニット100に設けられているその他構成について図4乃至図6を用いて説明する。本実施形態のローラユニット101は、給送カセット50の装置本体1への着脱動作及び積載板51の上昇動作に応じて、揺動可能に構成されている。図4は給送カセット50挿入後に積載板51が上昇する前の状態、図5は積載板51が上昇した後の状態、図6は給送カセット50を装置本体1から引き出した状態をそれぞれ示している。それぞれの図において(a)が斜視図、(b)がピックアップローラ103の軸方向の中心における軸と垂直な面で切断した断面図を示している。
給送フレーム110は押圧部材115、第一リンク部材116、第二リンク部材117をそれぞれ回動可能に保持している。給送フレーム110には、ローラユニット101に当接してピックアップローラ103を下方に付勢するための押圧部材115が設けられている。この押圧部材115は押圧バネ118により支軸を中心に図4中R1方向に付勢されている。押圧部材115は第一押し上げ部115aを有し、第一押し上げ部115aはローラホルダ102の天面であるガイド部102cに当接可能に設けられている。そして、押圧部材115は押圧バネ118の弾性力により、ローラホルダ102を図4(b)中の反時計回りに回動するように付勢している。
また、押圧部材115には、ローラホルダ102に設けられている板状のタブ部102bの下面に当接する押し上げ面115bを有する第一押し上げ部115aが設けられている。そして、図4(b)中において、押圧部材115が時計回りに回動したときに第一押し上げ部115aがローラホルダ102をフィードローラ104の軸(駆動軸111)の周りに時計回りに回動させる。
第一リンク部材116は不図示のバネにより支軸を中心に図4(a)中のR2方向に付勢されており、一端部に押圧部材115の第一押し上げ部115aに係合する第二押し上げ部116bが設けられている。第一リンク部材116の他端には、第二リンク部材117のアーム部117cに係合可能な当接面116aが設けられている。
第二リンク部材117は不図示のバネにより支軸を中心に図4(a)中のR3方向に付勢されていて、第二リンク部材117には、R3 方向に回動したときに、給送フレーム110のストッパ部110aに当接可能な第二係止部117bが設けられている。
図6を用いて、給送カセット50が取り外されている状態での各部材の状態を説明する。第二リンク部材117は不図示のバネの弾性力によりR3方向に付勢され、第二係止部117bが給送フレーム110のストッパ部110aに当接することにより停止している。第二リンク部材117は不図示のバネの弾性力によりR2方向に付勢されているが、アーム部117cが第一リンク部材116の当接面116aに押圧されてR2と反対方向に回動させられて停止している。これは、第二リンク部材117を付勢するバネの弾性力が第一リンク部材116を付勢するバネの弾性力よりも大きく設定されているためである。
第一リンク部材116の第二押し上げ部116bは、押圧部材115の第一押し上げ部115aに下側から係合し、図6(b)に示すように、押圧部材115を押圧バネ118の弾性力に抗してR1方向と反対方向に回動させる。さらに、押圧部材115の押し上げ面115bがローラホルダ102のタブ部102bの下側から押し上げることで、ローラユニット101を駆動軸111周りに反時計回りに回動させる。この状態は、ピックアップローラ103が上方に移動した状態である。
ローラユニット101が第一リンク部材116により回動させられた状態では、ローラホルダ102に設けられたガイド部102cが、ローラユニット101の各ローラ103、104が略水平となる位置で停止している。この状態が、後述するローラユニット101を給送ユニット100から取り外し及び取り付けることを許容する装着位置である。
図4に、給送カセット50が装置本体1のシートの給送が可能な装着位置に挿入され、積載板51が上昇する前の状態を示す。この状態において、第二リンク部材117は、バネBの付勢力に抗して、第一係止部117aが挿入される給送カセット50のカセットトレイ52に押圧されてR3方向と逆方向に回動させられている。
第二リンク部材117のアーム部117cもR3方向と逆方向に回動させられるため、第一リンク部材116は不図示のバネの付勢力によりR2方向に回転される。当接面116aは、停止している第二リンク部材117のアーム部117cと当接して停止している。
また、第一リンク部材116の押し上げ部116bによる押圧部材115の第一押し上げ部115aとの係合が解除され、押圧部材115は押圧バネ118の付勢力により図4(b)の反時計回りに回動して停止している。このとき押圧部材115の押し上げ面115bも下がるため、ローラユニット101が自重により駆動軸111周りに回動する。そして、ローラホルダ102は、タブ部102bが押圧部材115の押し上げ面115bに当接することでローラユニット101は停止している。この状態では、ピックアップローラ103が下方に移動した状態である。
図5に示すように、カセットトレイ52が装置本体1に装着されると図示しないリフター機構により積載板51を上昇させ、積載板51上のシートSが下がっているピックアップローラ103に当接する。さらに積載板51を上昇させ、最上位シートSaがピックアップローラ103を持ち上げて所定高さとなるのを不図示の検知手段で検出すると、積載板51の上昇は止められる。この所定の高さはピックアップローラ103により最上位シートSaを給送することが可能な位置である。
この際、ローラホルダ102のタブ部102bは第一リンク部材116の押し上げ部116aから離間する。さらに、ローラホルダ102のガイド部(天面)102cが押圧部材115の押圧部115cに当接し押圧部材115を押圧バネ118の付勢力に抗して、R1方向と反対方向に回動させる。積載板51の上昇が止まった状態において、押圧バネ118の付勢力は、ピックアップローラ103と積載板51上の最上位シートSa間に働く。これにより、ピックアップローラ103が回転すると摩擦力によりシートSを給送することができる。この位置をローラユニット101の給送位置とする。
この状態でピックアップローラ103が回転してシートを送り出し、フィードローラ104と分離ローラ41とによりシートを一枚ずつ分離して送り出す。シートが送り出されて積載板51上のシートの最上面の位置が低くなると、不図示の検知手段により検出され、その検知に基づいて不図示のリフター機構により積載板51が上昇されてシートの上面が所定の高さに移動する。このようにして、積載板51に積載されている最上位のシートが、給送可能な高さ範囲内に維持される
[給送ローラユニット取り外し動作]
続いてローラユニット101の給送ユニット100からの取り外し動作について図7を用いて説明する。
図7(a)はローラユニット101の装着位置における給送ユニット100の斜視図である。この状態では、分離ユニット40は取り外されているか、または、回動させてローラユニット101の着脱に支障がでない位置に移動させている。なお、ローラユニット101は、装置本体1の側面に設けられている開閉扉を開けて着脱される。
図7(a)の状態から、ユーザがローラユニット101を操作して、スライド軸113の付勢バネ114の付勢力に抗してF方向へと移動させるとローラユニット101が図7(b)に示す位置になる。ここでF方向とは、駆動軸112からローラユニット101が離間する方向である。
このローラユニット101の位置では、ローラホルダの凸部102aは軸受の凹部112aからは離間しており、駆動軸111の先端の歯部もフィードローラのカップリング部104bの歯部と離間をしている。また、ローラユニット101をF方向へ移動させる際に、後述の連動機構Eにより、スライド軸113の先端部113aがフィードローラの凹部104cから離間させられる。すると、図7(c)に示す様にR方向にローラユニット101が、駆動軸111及びスライド軸113のそれぞれから外れて引き出すことが可能となる。尚、ローラユニット101の引出し方向は、フィードローラ104の軸線方向と垂直な方向である。
ここで、本実施形態における連動機構Eの詳細な構成について図8から図11を用いて説明する。図8から図11はローラユニット101を前方向に動かした際の連動機構Eの動作を順に示している。各図において、(a)はローラユニット101並びに連動機構Eを上からU方向に見た図、(b)は(a)図のフィードローラ104中心の右方向からL方向に見た断面図である。図8〜図11までの連動機構Eの斜視図を図12に示しており、図12(a)が図8に、図12(b)が図9に、図12(c)が図10に、図12(d)が図11にそれぞれ対応している。
図8は図6に示した装着位置におけるローラユニット101並びに連動機構Eを示した図である。まず、連動機構Eの構成について説明する。
連動機構Eは、給送フレーム110に軸部130a周りに回動可能に支持されているレバー部材130を有し、レバー部材130はローラホルダ102と当接する当接部130bを備えている。また、連動機構Eは、スライド軸113に固定された取り付け部113dに設けられた被係合部113bを備えている。レバー部材130には被係合部113bと係合する、コの字形状の係合部130cが形成されている。
ここで、レバー部材130の軸部130aと当接部130bの距離をL1とし、レバー部材130の軸部130aとスライド軸113の被係合部113bの距離をL2とする。L2>L1となるように設定されている。また、ローラユニット101の給送位置と装着位置と間での揺動を妨げないよう、ローラユニット101が給送ユニット100に取りついた状態においては、レバー部材130の位置は位置決めされている。位置決めされたレバー部材130の当接部130bとローラホルダ102の間には隙間を設けている。この隙間により、ローラユニット101が上下に移動する際にレバー部材130が抵抗とならないようにしている。さらに、ローラホルダ102のタブ部102bとは反対側にはレバー部材と当接する板状の突出部102eが設けられており、さらにユーザがローラユニット101を操作する際に指を引っかけるための窪み102dが設けられている。
続いて、ローラユニット101の取り外しのための連動機構Eの動作について説明する。図8のローラユニット101の装着位置から、窪み102dに指を掛けてローラユニット101を操作しF方向へ移動させると、まず、ローラユニット101は、付勢バネ114のB方向の付勢力に逆らって、スライド軸113が一体で移動する。そして、レバー部材130の当接部130bがローラホルダ102の突出部102eと当接する図9に示す状態となる。
さらに、ローラホルダ102の突出部102eがレバー部材130と当接後、ローラユニット101が、レバー部材130を、軸部130aを支点として回動させながらF方向へと移動させる。この際、L2>L1となるよう配置されているため、スライド軸113はローラユニット101の前方向(軸線方向)の移動量よりも大きく移動する。その結果、図10に示すように、スライド軸の先端部113aがフィードローラの凹部104cから徐々に離間し始める。最終的にローラホルダ102の凸部102aは軸受の凹部112aからは離間し、スライド軸113の先端部113aとフィードローラの凹部104cとが離間する図11(図7(b))に示す状態になる。この状態で、ローラユニット101をR方向に引き出すと、ローラホルダ102の突出部102e(被当接部)をレバー部材130の当接部130bに摺擦させながら給送ユニット100から取り外すことができる。この時、スライド軸113を付勢する付勢バネ114の付勢力がレバー130からローラホルダ102に加わるが、この付勢力は比較的小さく設定されているためローラユニット101の引き出し動作に影響することはない。
ローラユニット101をR方向へ引き出す際に、スライド軸の先端部113aはフィードローラ104の凹部104cと完全に離間している必要はない。例えば、図13(スライド軸の先端部113aとフィードローラの凹部104cの係合部を上方向から見た断面図)に示すように、スライド軸113の先端部に設けた傾斜面113cを設ける。傾斜面113cの一部がフィードローラの凹部104よりも外側へ出ていれば、ユーザがローラユニット101を右側へ引き出す際に、スライド軸113の傾斜面113cが受ける力FのR方向分力F1によりスライド軸113はF方向へ移動する。したがって、スライド軸113がフィードローラの凹部104cと完全に離間していなくともローラユニット101をR方向へ引き出すことが可能となる。図14(a)はローラユニット101並びに連動機構Eを上からU方向に見た図、(b)は(a)図のフィードローラ104中心の右方向からL方向に見た断面図である。図14(c)は、図14(a),(b)の連動機構Eを説明する斜視図である。図14で示すように、ローラユニット101を給送フレーム110から取り外すことが可能である。
以上説明したように、装着位置からローラユニット101を操作しF方向へ移動させた際に、スライド軸113の移動量がローラユニット101の移動量よりも大きい。その結果、ローラユニット101を駆動軸111から離間させた際に、スライド軸113もローラユニット101から離間する。したがって、ローラユニット101をF方向に移動させた後に、R方向にローラユニット101を給送フレーム110から取り外すことが容易となり、交換する際の手順を少なくし、ユーザビリティを向上させることができる。
[給送ローラユニット取り付け動作]
続いて、ローラユニット101の給送フレーム110への取り付け動作について図15を用いて説明する。図15はローラユニット101の挿入前における給送ユニット100の斜視図であり、図15(a)は右上方向から見た斜視図、図15(b)は本体左前方向から見た斜視図、図15(c)は本体左下方向から見た斜視図である。
まず、ローラユニット101の取り付け動作を説明する前に、取り付けに係わる構成を説明する。
ローラホルダ102にはタブ部102bとは反対側に突出部102eが設けられている。一方、給送フレーム110にはローラホルダ102の突出部102eをガイドするための側方が開口したガイド部110aが設けられている。また、軸受112にはローラホルダ102のタブ部102bをガイドするための側方が開口したガイド部112dが設けられている。ガイド部110aとガイド部112dは開口側を対向して配置されている。さらに押圧部材115にもローラホルダ102のタブ部102bをガイドするためのガイド部115cが設けられている。ローラユニット101の装着位置において、図15(b)に示すように、軸受112のガイド部112dと押圧部材のガイド部115cは一直線上となるように配置されている。
また、ローラホルダ102のスライド軸113に対向する面に斜面部102fが設けられている。ローラホルダ102を給送フレーム110に装着する方向に差し込むと、スライド軸113の先端部113aが摺動し、斜面部102fに沿ってスライド軸113が付勢バネ114の弾性力に抗してF方向に移動するように構成されている。
取り付けは取り外しと逆の手順で行う。ローラユニット101を保持し、ローラホルダ102の突出部102eが給送フレーム110のガイド部110aに合うように、ローラホルダのタブ部102bが軸受112のガイド部112d及び押圧部材115のガイド部115cに合うように位置を合わせる。
これにより、ローラユニット101の前後方向及び上下方向の位置がおおよそ決まる。その後、ローラユニット101をL方向に押し込んでいく。この際、図15(c)に示すローラホルダ102に設けられた斜面部102fがスライド軸113の先端部113aに当接し、スライド軸113をF方向に退避させながら、ローラユニット101はL方向へと移動していく。フィードローラ104が駆動軸111及びスライド軸113と同一直線上に来ると、スライド軸113の先端部113aがフィードローラの凹部104cに入る。また、付勢バネ114の力を受けローラユニット101は自動的にR方向へと移動し、装着位置となる。
以上説明した通り、給送ユニット100はローラユニット101の上下方向と前後方向の移動を規制するガイド部110a、112d、115cを有している。また、ローラユニット101は装着方向への移動に伴ってスライド軸113を付勢バネ114の付勢力に抗してF方向に退避させる斜面部102fを有している。したがって、ユーザはL方向へとローラユニット101を押し込むだけで、ローラユニット101の取り付けることが可能となり、ユーザビリティを向上することができる。
尚、ローラユニット101は、回転体としてフィードローラ104とピックアップローラ103を備えているが、どちらか一方だけを備える構成でもよい。また、給送ユニット100に対してローラユニット101を取り外す構成を説明したが、回転体であるフィードローラ104又はピックアップローラ103をそれぞれ単独で取り外す構成であってもよい。例えば、フィードローラ104自体を給送ユニット100から取り外す場合、フィードローラ104を軸支する両側の軸が、移動軸、支持軸になる。
[実施例2]
次に本発明の実施例2を、図16を用いて説明する。図16は実施例2の連動機構E2の動作を示す斜視図である。本実施例では連動機構E2がラック機構と段ギアを用いる点で第1の実施例と構成が異なるが、それ以外の構成は同様であるため、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施例の連動機構E2は図16に示すように段ギア210が給送フレーム110に回転可能に支持される。また、スライド部材211が前後方向に移動自在になるように、フック部211aと211bを給送フレーム110に保持されており、スライド部材211は段ギア210の歯数が少ないギア(小ギア)210aと噛合するラック部211cを有している。
第1の実施例のスライド軸113と同様に、本実施形態のスライド軸(移動軸)212は駆動軸111と同軸上を前後方向に移動自在に給送フレーム110に支持されており、付勢バネ114によりB方向への付勢力を受けている。また、スライド軸212の先端部212aがフィードローラ104の凹部104cに係合することでローラユニット101を支持している。さらにスライド軸212は段ギア210の歯数が多いギア(大ギア)210bと噛合するラック部212bを有している。
続いて、連動機構E2の動作について説明する。まず、ローラユニット101を引き出す動作について説明する。
図16(a)のローラユニット101の装着位置から、ローラユニット101を操作しF方向へ移動させる。ローラユニット101は付勢バネ114のB方向の付勢力に逆らって、スライド軸212と一体となりF方向へと移動しスライド部材211とローラホルダ102の突出部102eが当接する図16(b)に示す状態となる。なお、図16(a)の状態では、スライド部材211とローラホルダ102の突出部102eとは離間している。
スライド部材211とローラホルダ102の突出部102eが当接後、ローラユニット101はスライド部材211と一体となりF方向へと移動する。この際、段ギア210の大ギア210bと小ギア210aのギア比により、スライド軸212はローラユニット101のF方向移動量よりも大きく移動する。
そのため図16(c)に示す様にスライド軸の先端部212aがフィードローラの凹部104cから徐々に離間し始める。最終的にローラホルダの凸部102aは軸受の凹部112aから離間し、スライド軸の先端部212aとフィードローラの凹部104cが離間する図16(d)に示す状態となると、ローラユニット101をR方向へ引き出すことができる。
大ギア210bと小ギア210aのギア比は、ローラホルダの凸部102aは軸受の凹部112aから離間するように、ローラユニット101のF方向の移動量に対して、スライド軸212の移動量が大きくなるように設定されている。なお、第1の実施例の図13で説明したとおり、必ずしもローラホルダの凸部102aと軸受の凹部112aとを完全に離間させなくてもよい。
ローラユニット101の給送ユニット100への取り付けについては、第1の実施例と同じであるため説明は省略する。
以上説明したように、装着位置からローラユニット101を操作しF方向へ動かした際に、スライド軸212の移動量がローラユニット101の移動量よりも大きい。そのため、ローラユニット101を駆動軸111から離間させた際に、スライド軸212もローラユニット101から離間するように設定可能である。
したがって、ローラユニット101をF方向に動かした後に、R方向にローラユニット101を取り外すことが可能となり、交換する際の手順を少なくし、ユーザビリティを向上させることができる。
[実施例3]
次に本発明の第3の実施例を、図17を用いて説明する。図17は第3の実施例の連動機構E3の動作を示す斜視図である。本実施例では連動機構E3がローラユニット101の軸方向移動を検知する検知部とスライド軸を移動させるソレノイド(動作部)を有する点で実施例1と構成が異なるが、それ以外の構成は同様であるため、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施例の連動機構E3は図17に示すようにスライド部材310が前後方向に移動自在になるように、フック部310aと310bを給送フレーム110に保持されており、不図示の付勢手段によりB方向へと付勢されている。また、給送フレーム110にはフォトインタラプタ311が固定されており、スライド部材に設けられた遮光部310cにより透光/遮光が変化し、スライド部材の位置を検出することが可能になっている。さらに、スライド軸313のフィードローラ104の反対側にはソレノイド312が取りつけられており、ソレノイド312が作動すると付勢バネ114に逆らってスライド軸313をF方向へ動かすことができる。
続いて、連動機構E3の動作について説明する。図17(a)の装着位置から、ローラユニット101を操作しF方向へ移動させると、まず、ローラユニット101は付勢バネ114のB方向の付勢力に逆らって、スライド軸313と一体となりF方向へと移動する。その結果、スライド部材310とローラホルダ102が当接する。その後ローラユニット101はスライド軸313とスライド部材310と一体となり、フォトインタラプタ311がスライド部材の遮光部310cを検出する位置(図17(b)の位置)まで移動する。フォトインタラプタ311がスライド部材の遮光部310cを検知すると、ソレノイド312が作動し、付勢バネ114に逆らってスライド軸313はF方向へと移動する。最終的に、ローラホルダの凸部102aが軸受の凹部112aから離間し、スライド軸の先端部313aがフィードローラの凹部104cから離間する図17(c)に示す状態なるため、ローラユニット101をR方向へと引き出すことができる。
以上説明したように、装着位置からローラユニット101を操作しF方向へ動かした際に、ソレノイド312が作動し、スライド軸313の移動量がローラユニット101の移動量よりも大きく、スライド軸313とローラユニット101が離間可能である。したがって、ローラユニット101をF方向に動かした後に、R方向にローラユニット101を取り外すことが可能となり、交換する際の手順を少なくし、ユーザビリティを向上させることができる。
100 給送ユニット
101 ローラユニット(回転体ユニット)
103 ピックアップローラ(回転体)
104 フィードローラ(回転体)
110 給送フレーム
111 駆動軸(支持軸)
113 スライド軸(移動軸)
114 付勢バネ(付勢手段)
130 レバー部材
110a、112d、115c ガイド部

Claims (20)

  1. 装着部と、
    前記装着部から取り外し可能な回転体ユニットであって、シートと当接可能な回転体と、
    前記回転体を保持する保持部材とを備える回転体ユニットと、
    前記回転体の軸線方向における前記回転体ユニットの一端側を支持する支持軸と、
    前記回転体の軸線方向における前記回転体ユニットの他端側を支持し、前記回転体の軸線方向に移動可能な移動軸と、を有し、前記回転体によってシートを搬送するシート搬送装置において、
    前記回転体の軸線方向に関する前記回転体ユニットの移動に応じて、前記移動軸を移動させる連動機構を有し、
    前記装着部から前記回転体ユニットを取り外す時に前記回転体ユニットを前記支持軸から離間する側へ移動させる場合に、前記連動機構は、前記移動軸の前記軸線方向の移動量が前記回転体ユニットの前記軸線方向の移動量よりも大きくなるように、前記移動軸を移動させることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記回転体は前記支持軸と同軸上に配置され、シートを搬送する搬送ローラであることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記支持軸を駆動させる駆動源を備え、前記回転体は、前記回転体ユニットが前記支持軸に軸支された状態で、前記駆動源によって駆動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記移動軸を、前記回転体ユニットを軸支するように、前記回転体ユニットに向けて付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記連動機構は、軸部を支点として回転するレバー部材を備え、前記レバー部材の回動により前記移動軸を移動させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記回転体ユニットは、前記レバー部材の当接部に当接する被当接部を備え、前記レバー部材は前記当接部が前記被当接部によって押圧されることで前記移動軸を移動させることを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 前記レバー部材は、前記移動軸が備える被係合部に係合する係合部を備えることを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. 前記軸部から前記係合部までの距離は、前記軸部から前記被当接部まので距離より長いことを特徴とする請求項7に記載のシート搬送装置。
  9. 前記レバー部材によって前記移動軸が移動した後に、前記回転体ユニットの前記被当接部が前記レバー部材の前記当接部に摺擦しながら、前記回転体ユニットは前記装着部から取り外されることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のシート搬送装置。
  10. 前記回転体ユニットが前記装着部に装着された状態において、前記当接部が前記被当接部に当接しないように、前記レバー部材の位置が位置決めされていることを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  11. 前記回転体ユニットは、前記装着部に対して取り付けることが可能であり、前記装着部へ前記回転体ユニットを取り付ける場合に、前記連動機構は、前記回転体ユニットと当接することで前記移動軸を移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  12. 前記回転体ユニットの取り外しを許容するガイド部を有し、
    前記回転体ユニットを前記ガイド部に沿って前記装着部に取り付ける際に、前記移動軸を前記軸線方向へ移動させるための斜面部を前記回転体ユニットが備えることを特徴とする請求項11に記載のシート搬送装置。
  13. 前記連動機構は、歯数が異なる2つのギアからなる段ギアと
    前記軸線方向に移動可能に支持され、前記回転体ユニットと当接するスライド部材と、
    前記段ギアの歯数が少ないギアに噛合し前記スライド部材に設けられた第1ラック部と前記段ギアの歯数が多いギアに噛合し前記移動軸に設けられた第2ラック部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  14. 前記回転体ユニットの前記軸線方向の移動を検知する検知部と、
    前記移動軸を前記軸線方向に移動させる動作部と、を有し
    前記検知部が前記回転体ユニットを検知した場合に前記動作部が移動軸を移動させることを特徴とする請求項1乃至4までのいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  15. 装着部と、
    前記装着部から取り外し可能な回転体ユニットであって、シートと当接可能な回転体と、
    前記回転体を保持する保持部材とを備える回転体ユニットと、
    前記回転体の軸線方向における前記回転体ユニットの一端側を支持する支持軸と、
    前記回転体の軸線方向における前記回転体ユニットの他端側を支持し、前記回転体の軸線方向に移動可能な移動軸と、
    前記回転体によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置において、
    前記回転体の軸線方向に関する前記回転体ユニットの移動に応じて、前記移動軸を移動させる連動機構を有し、
    前記装着部から前記回転体ユニットを取り外す時に前記回転体ユニットを前記支持軸から離間する側へ移動させる場合に、前記連動機構は、前記移動軸の前記軸線方向の移動量が前記回転体ユニットの前記軸線方向の移動量よりも大きくなるように、前記移動軸を移動させることを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記回転体は前記支持軸と同軸上に配置され、シートを搬送する搬送ローラであることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記支持軸を駆動させる駆動源を備え、前記回転体は、前記回転体ユニットが前記支持軸に軸支された状態で、前記駆動源によって駆動することを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記連動機構は、軸部を支点として回転するレバー部材を備え、前記レバー部材の回動により前記移動軸を移動させることを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 前記回転体ユニットは、前記レバー部材の当接部に当接する被当接部を備え、前記レバー部材は前記当接部が前記被当接部によって押圧されることで前記移動軸を移動させることを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記レバー部材は、前記移動軸が備える被係合部に係合する係合部を備え、
    前記軸部から前記係合部までの距離は、前記軸部から前記被当接部まので距離より長いことを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
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