JP3201942B2 - 自動原稿給送型画像読取装置およびその用紙送り方法 - Google Patents
自動原稿給送型画像読取装置およびその用紙送り方法Info
- Publication number
- JP3201942B2 JP3201942B2 JP26766295A JP26766295A JP3201942B2 JP 3201942 B2 JP3201942 B2 JP 3201942B2 JP 26766295 A JP26766295 A JP 26766295A JP 26766295 A JP26766295 A JP 26766295A JP 3201942 B2 JP3201942 B2 JP 3201942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- pick roller
- pick
- roller shaft
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00567—Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
- H04N1/0057—Conveying sheets before or after scanning
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/12—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
- H04N1/121—Feeding arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/19—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
- H04N1/191—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
- H04N1/192—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
- H04N1/193—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿上の文字な
いし図形情報を電気信号として読み取る画像読取装置に
関するもので、特に、給紙台上に積重されたシート原稿
を読取部に1枚ずつ自動給送しながら読み取る構造の画
像読取装置に関するものである。
いし図形情報を電気信号として読み取る画像読取装置に
関するもので、特に、給紙台上に積重されたシート原稿
を読取部に1枚ずつ自動給送しながら読み取る構造の画
像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動原稿給送型の画像読取装置に用いら
れる自動給紙装置として、従来は図15に示すように、
読取部18を挟んで用紙通路の上流側と下流側とに二つ
のフィードローラ41、9を配置し、これらのフィード
ローラとは別個に給紙台42上に積重された用紙7を1
枚ずつ分離して取り込むためのピック(兼分離)ローラ
1を設けた構造が多く用いられている。ピックローラ1
としては、用紙を取り込む(ピックする)ローラと分離
するローラとを別個のローラとしたものと兼用のローラ
としたものとがあるが、いずれにしても、これらは二つ
のフィードローラ41、9とは別に設けられる。
れる自動給紙装置として、従来は図15に示すように、
読取部18を挟んで用紙通路の上流側と下流側とに二つ
のフィードローラ41、9を配置し、これらのフィード
ローラとは別個に給紙台42上に積重された用紙7を1
枚ずつ分離して取り込むためのピック(兼分離)ローラ
1を設けた構造が多く用いられている。ピックローラ1
としては、用紙を取り込む(ピックする)ローラと分離
するローラとを別個のローラとしたものと兼用のローラ
としたものとがあるが、いずれにしても、これらは二つ
のフィードローラ41、9とは別に設けられる。
【0003】このような二つのフィードローラ41、9
を有する構造においては、ピックローラ1で取り込んだ
用紙を上流側フィードローラ41に当接させてスキュー
を矯正し、両フィードローラ41、9を等速で回転させ
ることにより、原稿の前端から後端までを一定の速度で
読取部18を通過させているので、正確で安定した原稿
の給送を実現できる。
を有する構造においては、ピックローラ1で取り込んだ
用紙を上流側フィードローラ41に当接させてスキュー
を矯正し、両フィードローラ41、9を等速で回転させ
ることにより、原稿の前端から後端までを一定の速度で
読取部18を通過させているので、正確で安定した原稿
の給送を実現できる。
【0004】ところがこの種のOA機器の広汎な普及に
伴い、装置の小型化と低価格化に対する要求が非常に強
くなってきている。そのような要求に応えるために、画
像読取装置においても、図16に示すように、フィード
ローラ9を読取部19の下流側にのみ設けてピックロー
ラ1に従来の上流側フィードローラの機能を持たせた装
置が提供されるようになってきている。
伴い、装置の小型化と低価格化に対する要求が非常に強
くなってきている。そのような要求に応えるために、画
像読取装置においても、図16に示すように、フィード
ローラ9を読取部19の下流側にのみ設けてピックロー
ラ1に従来の上流側フィードローラの機能を持たせた装
置が提供されるようになってきている。
【0005】図16の装置では、用紙7は給紙台42上
に積重され、ピックローラ1の摩擦駆動力によって、上
方のものから順に装置内へ取り込まれていく。ピックロ
ーラ1の周面の用紙通路となる部分には、ピックバネ2
5と分離パッド12とが弾圧されている。ピックバネ2
5は、表面の滑らかな板バネからなり、用紙の先端をピ
ックローラ1の周面に押しつけて、用紙にピックローラ
の給紙力が確実に伝達されるようにしている。一方分離
パッド12は、通過する用紙の下面に摺接して摩擦抵抗
力を付与し、2枚目以降の用紙が通過するのを阻止して
いる。
に積重され、ピックローラ1の摩擦駆動力によって、上
方のものから順に装置内へ取り込まれていく。ピックロ
ーラ1の周面の用紙通路となる部分には、ピックバネ2
5と分離パッド12とが弾圧されている。ピックバネ2
5は、表面の滑らかな板バネからなり、用紙の先端をピ
ックローラ1の周面に押しつけて、用紙にピックローラ
の給紙力が確実に伝達されるようにしている。一方分離
パッド12は、通過する用紙の下面に摺接して摩擦抵抗
力を付与し、2枚目以降の用紙が通過するのを阻止して
いる。
【0006】装置内に取り込まれた用紙は、読取部18
を通過するときに、読取ユニット48でその表面の画像
情報が読み取られ、用紙先端がフィードローラ9で挟持
されたあとは、フィードローラ9で給送されながらさら
に読み取りが継続され、スタッカ49へ排出される。読
取部18の上流側には、用紙の前後端を検出するセンサ
50が設けられている。そして、この種の装置において
は、フィードローラ9の周速をピックローラ1の周速よ
り若干速くして、読取部18を通過する原稿に張力を付
与するとともに、原稿送り用のモータを連続回転したま
まで、次々と送り込まれる用紙の間に若干の間隙が生ず
るようにしている。
を通過するときに、読取ユニット48でその表面の画像
情報が読み取られ、用紙先端がフィードローラ9で挟持
されたあとは、フィードローラ9で給送されながらさら
に読み取りが継続され、スタッカ49へ排出される。読
取部18の上流側には、用紙の前後端を検出するセンサ
50が設けられている。そして、この種の装置において
は、フィードローラ9の周速をピックローラ1の周速よ
り若干速くして、読取部18を通過する原稿に張力を付
与するとともに、原稿送り用のモータを連続回転したま
まで、次々と送り込まれる用紙の間に若干の間隙が生ず
るようにしている。
【0007】図17は、ピックローラのローラ軸2を一
定速度で回転させながら、先に送られた用紙と次に送ら
れる用紙との間でピックローラ1を暫時停止させて、連
続する用紙の間に間隙を持たせるようにした従来構造の
例を示したものである。この従来構造では、ピックロー
ラ1はローラ軸2に固定されており、ローラ軸2の駆動
側には段部43があり、この段部に回り止め用のDカッ
ト44が設けられている。段部43の外側の細くなった
軸の部分には、スリーブ45、クラッチバネ46及び駆
動ギヤ6が挿通され、スナップリング5によって軸方向
に固定されている。駆動ギヤ6はローラ軸2上で自由回
転可能であり、クラッチバネ46の一端は駆動ギヤ6に
固定されている。スリーブ45は、Dカット44に嵌合
してローラ軸2に対して相対回動不能であり、クラッチ
バネ46の先端に係合する爪47を有している。クラッ
チバネ46はコイルバネで、その巻線の先端が爪47に
当接する。図の矢印a、bは、ピックローラ1の回転方
向及び用紙の送り方向を示したものである。
定速度で回転させながら、先に送られた用紙と次に送ら
れる用紙との間でピックローラ1を暫時停止させて、連
続する用紙の間に間隙を持たせるようにした従来構造の
例を示したものである。この従来構造では、ピックロー
ラ1はローラ軸2に固定されており、ローラ軸2の駆動
側には段部43があり、この段部に回り止め用のDカッ
ト44が設けられている。段部43の外側の細くなった
軸の部分には、スリーブ45、クラッチバネ46及び駆
動ギヤ6が挿通され、スナップリング5によって軸方向
に固定されている。駆動ギヤ6はローラ軸2上で自由回
転可能であり、クラッチバネ46の一端は駆動ギヤ6に
固定されている。スリーブ45は、Dカット44に嵌合
してローラ軸2に対して相対回動不能であり、クラッチ
バネ46の先端に係合する爪47を有している。クラッ
チバネ46はコイルバネで、その巻線の先端が爪47に
当接する。図の矢印a、bは、ピックローラ1の回転方
向及び用紙の送り方向を示したものである。
【0008】駆動ギヤ6は、図の矢印aの方向(ピック
ローラの回転方向)に一定速度で回転している。この回
転方向は、クラッチバネ46を締め込む方向であり、ク
ラッチバネ46は、捻り力によって締められて縮径し、
スリーブ45を把持して駆動ギヤ6の回転をローラ軸2
に伝達する。これによってピックローラ1が回転し、用
紙を送る。送り込まれた用紙がフィードローラ9(図1
6)に挟持されると、フィードローラの周速がピックロ
ーラ1の周速よりわずかに速いため、ピックローラ1は
用紙に引かれて従動回転する状態となる。そうすると、
スリーブ45の回転が駆動ギヤ6の回転よりわずかに速
くなって、クラッチバネ46が徐々に弛められていく。
そして用紙の後端がピックローラ1を離れたとき、駆動
ギヤ6が弛められたクラッチバネ46を再び締め込むま
での間、ピックローラ1の回転が停止し、次に送られる
用紙との間に、このピックローラの停止期間に相当する
間隔が生ずることとなる。
ローラの回転方向)に一定速度で回転している。この回
転方向は、クラッチバネ46を締め込む方向であり、ク
ラッチバネ46は、捻り力によって締められて縮径し、
スリーブ45を把持して駆動ギヤ6の回転をローラ軸2
に伝達する。これによってピックローラ1が回転し、用
紙を送る。送り込まれた用紙がフィードローラ9(図1
6)に挟持されると、フィードローラの周速がピックロ
ーラ1の周速よりわずかに速いため、ピックローラ1は
用紙に引かれて従動回転する状態となる。そうすると、
スリーブ45の回転が駆動ギヤ6の回転よりわずかに速
くなって、クラッチバネ46が徐々に弛められていく。
そして用紙の後端がピックローラ1を離れたとき、駆動
ギヤ6が弛められたクラッチバネ46を再び締め込むま
での間、ピックローラ1の回転が停止し、次に送られる
用紙との間に、このピックローラの停止期間に相当する
間隔が生ずることとなる。
【0009】この動作説明で理解されるように、用紙の
間隔は用紙の長さによって変化し、クラッチバネ46に
は締め側と弛め側との両方向のストレスが作用し、用紙
が規定以上に長いものであると、弛め側に過大なストレ
スが作用することとなる。
間隔は用紙の長さによって変化し、クラッチバネ46に
は締め側と弛め側との両方向のストレスが作用し、用紙
が規定以上に長いものであると、弛め側に過大なストレ
スが作用することとなる。
【0010】また、図16に示すフィードローラを1個
とした構造では、フィードローラ9に挟持されるまで、
用紙の前端部がピックローラ1の周速に従った速度で送
られている。ピックローラ1の周速は、フィードローラ
9の周速より若干遅く設定されており、さらに分離パッ
ド12や後続する用紙7の負荷が作用しているために、
ピックローラ1と用紙との間には、往々にして滑りが生
ずる。そのため用紙前端部の読取部18の通過速度は、
用紙がフィードローラ9に挟持された後の速度に比べて
遅くなり、用紙前端部の画像が間延びした状態で読み取
られることとなる。
とした構造では、フィードローラ9に挟持されるまで、
用紙の前端部がピックローラ1の周速に従った速度で送
られている。ピックローラ1の周速は、フィードローラ
9の周速より若干遅く設定されており、さらに分離パッ
ド12や後続する用紙7の負荷が作用しているために、
ピックローラ1と用紙との間には、往々にして滑りが生
ずる。そのため用紙前端部の読取部18の通過速度は、
用紙がフィードローラ9に挟持された後の速度に比べて
遅くなり、用紙前端部の画像が間延びした状態で読み取
られることとなる。
【0011】さらに図16に示すフィードローラを1個
とした構造のものでは、ピックローラ1部分で用紙のス
キュー(斜行)が生じたとき、それを矯正する手段がな
く、特に積重用紙7を上方から取り込むようにした構造
の装置では、ピック時にスキューが生じたときにそれに
抵抗する用紙の自重がないため、用紙幅方向のピック力
のアンバランスがあると、用紙が大きくスキューしてし
まう。
とした構造のものでは、ピックローラ1部分で用紙のス
キュー(斜行)が生じたとき、それを矯正する手段がな
く、特に積重用紙7を上方から取り込むようにした構造
の装置では、ピック時にスキューが生じたときにそれに
抵抗する用紙の自重がないため、用紙幅方向のピック力
のアンバランスがあると、用紙が大きくスキューしてし
まう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、小型でか
つ低コストの自動原稿給送型の画像読取装置を得ること
を課題としてなされたもので、送り込まれる用紙の間に
間隔を設けるためのより簡単で過負荷による故障等の虞
のない構造を得ること、この用紙の間隔を用紙長さに係
わらず一定にすることができ、かつ用紙が規格外の長大
なものであってもクラッチバネの折損等の問題が生ずる
虞のない構造を得ること、原稿前端部の読取画像が間延
びして読み取られることのない画像読取装置を得るこ
と、ピック時における用紙スキューの発生がなくかつ分
離パッドが摩耗したときのパッド交換も容易な構造を得
ることにより、より正確で安定した原稿送りが可能で、
読取画像の品質に優れ、かつ保守も容易なシングルフィ
ードローラ型の画像読取装置を得ることを課題としてい
る。
つ低コストの自動原稿給送型の画像読取装置を得ること
を課題としてなされたもので、送り込まれる用紙の間に
間隔を設けるためのより簡単で過負荷による故障等の虞
のない構造を得ること、この用紙の間隔を用紙長さに係
わらず一定にすることができ、かつ用紙が規格外の長大
なものであってもクラッチバネの折損等の問題が生ずる
虞のない構造を得ること、原稿前端部の読取画像が間延
びして読み取られることのない画像読取装置を得るこ
と、ピック時における用紙スキューの発生がなくかつ分
離パッドが摩耗したときのパッド交換も容易な構造を得
ることにより、より正確で安定した原稿送りが可能で、
読取画像の品質に優れ、かつ保守も容易なシングルフィ
ードローラ型の画像読取装置を得ることを課題としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動原稿
給送型画像読取装置は、ピックローラ1がそのローラ軸
2に軸方向移動不能かつ回転自在に嵌挿され、ローラ軸
2に設けた突起3とピックローラ1に設けた爪4とが係
合してローラ軸2の回転がピックローラ1に伝達される
とともに、上記突起3が爪4から離隔する方向にピック
ローラ1がローラ軸2上で遊動回転可能である。
給送型画像読取装置は、ピックローラ1がそのローラ軸
2に軸方向移動不能かつ回転自在に嵌挿され、ローラ軸
2に設けた突起3とピックローラ1に設けた爪4とが係
合してローラ軸2の回転がピックローラ1に伝達される
とともに、上記突起3が爪4から離隔する方向にピック
ローラ1がローラ軸2上で遊動回転可能である。
【0014】また請求項1記載の自動原稿給送型画像読
取装置は、ピックローラのローラ軸2とその駆動部材6
との間に、ピックローラ1がその駆動周速より速い速度
で移動する用紙によって従動回転させられたときに、ロ
ーラ軸2が当該ピックローラの従動回転の方向に駆動部
材6より速い速度で回転することを許す一方向クラッチ
11が介装されている。
取装置は、ピックローラのローラ軸2とその駆動部材6
との間に、ピックローラ1がその駆動周速より速い速度
で移動する用紙によって従動回転させられたときに、ロ
ーラ軸2が当該ピックローラの従動回転の方向に駆動部
材6より速い速度で回転することを許す一方向クラッチ
11が介装されている。
【0015】更に請求項3記載の自動原稿給送型画像読
取装置は、ローラ軸2に当接してローラ軸2に回転負荷
を与えるクッション材13を備えている。
取装置は、ローラ軸2に当接してローラ軸2に回転負荷
を与えるクッション材13を備えている。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動原稿給送型画像読取装置において、樹脂フレーム14
に一体に設けた可撓性腕16の先端にローラ軸上でのピ
ックローラの軸方向移動を阻止するスラスト鍔17が装
着されており、このスラスト鍔17が可撓性腕16の撓
みによってローラ軸2に弾圧されてローラ軸2に回転負
荷を与えていることを特徴とするものである。
動原稿給送型画像読取装置において、樹脂フレーム14
に一体に設けた可撓性腕16の先端にローラ軸上でのピ
ックローラの軸方向移動を阻止するスラスト鍔17が装
着されており、このスラスト鍔17が可撓性腕16の撓
みによってローラ軸2に弾圧されてローラ軸2に回転負
荷を与えていることを特徴とするものである。
【0017】請求項3記載の自動原稿給送型画像読取装
置における用紙送り方法は、ピックローラ1がそのロー
ラ軸2に軸方向移動不能かつ回転自在に嵌挿され、ロー
ラ軸2に設けた突起3とピックローラ1に設けた爪4と
が係合してローラ軸2の回転がピックローラ1に伝達さ
れるとともに上記突起3が爪4から離隔する方向にピッ
クローラ1がローラ軸2上で遊動回転可能であり、上記
ローラ軸2とその駆動部材6との間に、ピックローラ1
がその駆動周速より速い速度で移動する用紙によって従
動回転させられたときに、ローラ軸2が当該ピックロー
ラの従動回転の方向に駆動部材6より速い速度で回転す
ることを許す一方向クラッチ11が介装されている自動
原稿給送型画像読取装置における用紙送り方法におい
て、フィードローラ9の周速をピックローラ1の周速よ
り若干速くして原稿送り用のモータを連続回転するとと
もに、各用紙に対するピックローラの回転の開始から当
該用紙の先端辺がフィードローラ9の直前に達するまで
の区間のピックローラ1の回転をピックローラ1とフィ
ードローラ9の周速差に相当する速度差で定常速度より
も速く回転駆動し、用紙先端がフィードローラ(9)に達
する直前からピックローラの回転速度を低減してフィー
ドローラ(9)にかみこまれるときに通常速度とすること
を特徴とするものである。
置における用紙送り方法は、ピックローラ1がそのロー
ラ軸2に軸方向移動不能かつ回転自在に嵌挿され、ロー
ラ軸2に設けた突起3とピックローラ1に設けた爪4と
が係合してローラ軸2の回転がピックローラ1に伝達さ
れるとともに上記突起3が爪4から離隔する方向にピッ
クローラ1がローラ軸2上で遊動回転可能であり、上記
ローラ軸2とその駆動部材6との間に、ピックローラ1
がその駆動周速より速い速度で移動する用紙によって従
動回転させられたときに、ローラ軸2が当該ピックロー
ラの従動回転の方向に駆動部材6より速い速度で回転す
ることを許す一方向クラッチ11が介装されている自動
原稿給送型画像読取装置における用紙送り方法におい
て、フィードローラ9の周速をピックローラ1の周速よ
り若干速くして原稿送り用のモータを連続回転するとと
もに、各用紙に対するピックローラの回転の開始から当
該用紙の先端辺がフィードローラ9の直前に達するまで
の区間のピックローラ1の回転をピックローラ1とフィ
ードローラ9の周速差に相当する速度差で定常速度より
も速く回転駆動し、用紙先端がフィードローラ(9)に達
する直前からピックローラの回転速度を低減してフィー
ドローラ(9)にかみこまれるときに通常速度とすること
を特徴とするものである。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【作用】請求項1の自動原稿給送型画像読取装置は、ピ
ックローラ1の周速より若干速い周速のフィードローラ
9を設けた原稿自動給送型の画像読取装置において、ピ
ックローラのローラ軸2を一定速度で回転させたまま、
次々と給送される用紙の間に間隔を設けることが可能で
ある。
ックローラ1の周速より若干速い周速のフィードローラ
9を設けた原稿自動給送型の画像読取装置において、ピ
ックローラのローラ軸2を一定速度で回転させたまま、
次々と給送される用紙の間に間隔を設けることが可能で
ある。
【0022】また請求項1の自動原稿給送型画像読取装
置は、給送される用紙の間隔を用紙長さが長くなっても
一定の狭い間隔とすることが可能で、従って用紙寸法が
大きいときの用紙のスループットを向上させることが可
能であるとともに、規格寸法を超える長さの用紙を用い
た場合でも、ピックローラと用紙との間のスリップの発
生や、過負荷による部品の損傷等が生じない。
置は、給送される用紙の間隔を用紙長さが長くなっても
一定の狭い間隔とすることが可能で、従って用紙寸法が
大きいときの用紙のスループットを向上させることが可
能であるとともに、規格寸法を超える長さの用紙を用い
た場合でも、ピックローラと用紙との間のスリップの発
生や、過負荷による部品の損傷等が生じない。
【0023】そして請求項1の発明によれば、分離パッ
ドの付勢力の増大等によってピックローラ1の空転負荷
が大きくなった場合にも、給送される用紙の間隔を確実
に一定に維持することができる装置が得られる。
ドの付勢力の増大等によってピックローラ1の空転負荷
が大きくなった場合にも、給送される用紙の間隔を確実
に一定に維持することができる装置が得られる。
【0024】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の作用をより安価な構造で実現できるとともに、当該作
用を実現するための部材を用いて、ローラ軸2上でのピ
ックローラ1の軸方向位置を規定できる。
の作用をより安価な構造で実現できるとともに、当該作
用を実現するための部材を用いて、ローラ軸2上でのピ
ックローラ1の軸方向位置を規定できる。
【0025】請求項3の発明によれば、フィードローラ
9の周速をピックローラ1の周速より若干速く設定した
自動原稿給送型の画像読取装置において、原稿がピック
ローラ1でのみ送られるときの読取画像の間延び現象を
防止することができる。
9の周速をピックローラ1の周速より若干速く設定した
自動原稿給送型の画像読取装置において、原稿がピック
ローラ1でのみ送られるときの読取画像の間延び現象を
防止することができる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、この発明の前
提となる画像読取装置のピックローラ駆動部の構造の例
を示した図である。図1及び図22示すものにおいて
は、ピックローラ1はローラ軸2に自由回転可能に挿通
され、ローラ軸に設けた突起3とピックローラ1に設け
た爪4とが係合することにより、ローラ軸2の回転がピ
ックローラ1に伝達される。ピックローラ1の軸方向位
置は、ローラ軸の前記突起3とスナップリング5とによ
って規定されている。駆動ギヤ6は、ローラ軸2の軸端
に固定した状態で取り付けられる。
提となる画像読取装置のピックローラ駆動部の構造の例
を示した図である。図1及び図22示すものにおいて
は、ピックローラ1はローラ軸2に自由回転可能に挿通
され、ローラ軸に設けた突起3とピックローラ1に設け
た爪4とが係合することにより、ローラ軸2の回転がピ
ックローラ1に伝達される。ピックローラ1の軸方向位
置は、ローラ軸の前記突起3とスナップリング5とによ
って規定されている。駆動ギヤ6は、ローラ軸2の軸端
に固定した状態で取り付けられる。
【0030】図1、2の構造にものにおいては、ローラ
軸の突起3はローラ軸の円周一箇所に設けられ、この突
起と係合するピックローラ側の爪4も、その円周の一箇
所に設けられている。従ってピックローラ1のローラ軸
2に対する相対的な回転方向が反転したとき、ピックロ
ーラ1とローラ軸2との間には、突起3が略一回転して
爪4の反対側に係合するまでの間の遊びが存在してい
る。
軸の突起3はローラ軸の円周一箇所に設けられ、この突
起と係合するピックローラ側の爪4も、その円周の一箇
所に設けられている。従ってピックローラ1のローラ軸
2に対する相対的な回転方向が反転したとき、ピックロ
ーラ1とローラ軸2との間には、突起3が略一回転して
爪4の反対側に係合するまでの間の遊びが存在してい
る。
【0031】図2の構造のピックローラの動作を、図1
を参照して説明する。駆動ギヤ6は、用紙送り方向(図
1の右回り)に一定速度で回転している。駆動ギヤ6の
回転はローラ軸2に伝達され、突起3が爪4の一方の側
面に当接した後、両者の係合によってピックローラ1が
ローラ軸2と同期回転駆動される。この回転により、積
重用紙7の1枚が装置8内ヘと取り込まれていく。
を参照して説明する。駆動ギヤ6は、用紙送り方向(図
1の右回り)に一定速度で回転している。駆動ギヤ6の
回転はローラ軸2に伝達され、突起3が爪4の一方の側
面に当接した後、両者の係合によってピックローラ1が
ローラ軸2と同期回転駆動される。この回転により、積
重用紙7の1枚が装置8内ヘと取り込まれていく。
【0032】取り込まれた用紙がフィードローラ9に挟
持されると、フィードローラ9の周速がピックローラ1
の周速より若干速いため、ピックローラ1は従動回転状
態となる。すなわちピックローラ1の図で右回りの回転
が、ローラ軸2の図で右回りの回転より若干速くなる関
係上、図1に実線で示す突起3が爪4から離れ、突起3
がピックローラ1内で相対的にゆっくり左回動する状態
となる。このように突起3と爪4とが離れたあと用紙後
端がピックローラ1を通過すると、ピックローラ1の従
動回転は止まり、連続回転しているローラ軸の突起3が
再び爪4と係合したときに、ピックローラ1の回転を再
開させる。すなわち、突起3がピックローラ1内で空転
する間、ピックローラ1の回転が停止することとなり、
この停止期間に対応する間隔をあけて次の用紙が送り込
まれることになる。
持されると、フィードローラ9の周速がピックローラ1
の周速より若干速いため、ピックローラ1は従動回転状
態となる。すなわちピックローラ1の図で右回りの回転
が、ローラ軸2の図で右回りの回転より若干速くなる関
係上、図1に実線で示す突起3が爪4から離れ、突起3
がピックローラ1内で相対的にゆっくり左回動する状態
となる。このように突起3と爪4とが離れたあと用紙後
端がピックローラ1を通過すると、ピックローラ1の従
動回転は止まり、連続回転しているローラ軸の突起3が
再び爪4と係合したときに、ピックローラ1の回転を再
開させる。すなわち、突起3がピックローラ1内で空転
する間、ピックローラ1の回転が停止することとなり、
この停止期間に対応する間隔をあけて次の用紙が送り込
まれることになる。
【0033】上述した形態は構造が非常に簡単である
が、用紙の間の間隔が用紙の長さによって変化し、また
用紙長さがあまり大きいと、突起3が爪4の反対側に当
接して、ピックローラ1の従動回転を阻止するので、ピ
ックローラ1の周面と用紙との間に好ましくない滑りが
生ずる。
が、用紙の間の間隔が用紙の長さによって変化し、また
用紙長さがあまり大きいと、突起3が爪4の反対側に当
接して、ピックローラ1の従動回転を阻止するので、ピ
ックローラ1の周面と用紙との間に好ましくない滑りが
生ずる。
【0034】このような問題を生じさせないためには、
図1に示すセンサ50の検出スパンをA、フィードロー
ラ9で挟持されない状態で読み取られる用紙長さをB、
ローラスパンをL、ピックローラの径をd1 、突起3が
爪4から離れてから爪の反対面に当接するまでのローラ
軸2の遊動回転角を(360−θ)、使用される用紙の
最小寸法をlmin 、最大寸法をlmax 、ピックローラ1
とフィードローラ9の周速比をFe1 /Fe9 として次
の2式が満足され、かつ原稿がピックローラ1でのみ送
られて読み取られるとき(図のBの領域)の読取画像の
間延びが実用上問題とならない速度比となるように設定
する。
図1に示すセンサ50の検出スパンをA、フィードロー
ラ9で挟持されない状態で読み取られる用紙長さをB、
ローラスパンをL、ピックローラの径をd1 、突起3が
爪4から離れてから爪の反対面に当接するまでのローラ
軸2の遊動回転角を(360−θ)、使用される用紙の
最小寸法をlmin 、最大寸法をlmax 、ピックローラ1
とフィードローラ9の周速比をFe1 /Fe9 として次
の2式が満足され、かつ原稿がピックローラ1でのみ送
られて読み取られるとき(図のBの領域)の読取画像の
間延びが実用上問題とならない速度比となるように設定
する。
【0035】 (1)式 A≦(lmin −L)(1−Fe1 /Fe9 ) (2)式 lmax ≦πd1 ×(360−θ)÷360÷
(1−Fe1 /Fe9 )
(1−Fe1 /Fe9 )
【0036】(1)式は、用紙の間隔がセンサ50の検出
スパンより広くなければそれぞれの用紙の前端を検出す
ることができないという条件から導かれる式であり、
(2)式は、突起3が爪4の反対側に当接してピックロー
ラの従動回転を阻止する前に用紙の後端がピックローラ
を離れるという条件から導かれる式である。
スパンより広くなければそれぞれの用紙の前端を検出す
ることができないという条件から導かれる式であり、
(2)式は、突起3が爪4の反対側に当接してピックロー
ラの従動回転を阻止する前に用紙の後端がピックローラ
を離れるという条件から導かれる式である。
【0037】図3及び図4に示す構造のものにおいて
は、ローラ軸2に自由回転可能に挿通されたピックロー
ラ1の遊動可能な回転角(図1の360−θ)がより狭
い角度に規制され、駆動ギヤ6とローラ軸2との間に、
ローラ軸2にピックローラ1の従動回転方向の回転を許
すワンウェイクラッチ11が介装される。図3、4に示
す形態においては、ローラ軸2の周面180度対向する
位置に2本の突起3を設け、ピックローラ1側には、1
80度対向する位置に幅広い台形の爪4を設けて、ピッ
クローラ1内でのローラ軸2の遊動回転角が略90度に
規制されるようにしている。
は、ローラ軸2に自由回転可能に挿通されたピックロー
ラ1の遊動可能な回転角(図1の360−θ)がより狭
い角度に規制され、駆動ギヤ6とローラ軸2との間に、
ローラ軸2にピックローラ1の従動回転方向の回転を許
すワンウェイクラッチ11が介装される。図3、4に示
す形態においては、ローラ軸2の周面180度対向する
位置に2本の突起3を設け、ピックローラ1側には、1
80度対向する位置に幅広い台形の爪4を設けて、ピッ
クローラ1内でのローラ軸2の遊動回転角が略90度に
規制されるようにしている。
【0038】この図3、4の構造のものでは、装置に取
り込まれた用紙の先端がフィードローラに挟持された
後、ピックローラ1がローラ軸2に対して相対的に90
度遊動回転した段階で、突起3が反対側の爪に当接して
ピックローラ1の従動回転がローラ軸2に伝達される。
この回転は、ワンウェイクラッチ11によって許容さ
れ、ピックローラ周面と用紙の間の滑りは生じない。用
紙の後端がピックローラ1を離れると、ピックローラ1
の回転は停止するが、ローラ軸2はワンウェイクラッチ
11によって直ちに回転駆動され、ローラ軸2がピック
ローラ1内で90度回転した後、ピックローラ1の回転
を再開させる。
り込まれた用紙の先端がフィードローラに挟持された
後、ピックローラ1がローラ軸2に対して相対的に90
度遊動回転した段階で、突起3が反対側の爪に当接して
ピックローラ1の従動回転がローラ軸2に伝達される。
この回転は、ワンウェイクラッチ11によって許容さ
れ、ピックローラ周面と用紙の間の滑りは生じない。用
紙の後端がピックローラ1を離れると、ピックローラ1
の回転は停止するが、ローラ軸2はワンウェイクラッチ
11によって直ちに回転駆動され、ローラ軸2がピック
ローラ1内で90度回転した後、ピックローラ1の回転
を再開させる。
【0039】従って、図3、4の構造のものでは、用紙
長さがいかに長くても、ピックローラ1の従動回転が阻
止されて用紙との間に滑りを生じさせることがなく、ま
た用紙の長さにかかわらず、後続する用紙との間の間隔
は、ピックローラの許容遊動回転角(図3のものでは9
0度)に対応する一定の間隔となる。
長さがいかに長くても、ピックローラ1の従動回転が阻
止されて用紙との間に滑りを生じさせることがなく、ま
た用紙の長さにかかわらず、後続する用紙との間の間隔
は、ピックローラの許容遊動回転角(図3のものでは9
0度)に対応する一定の間隔となる。
【0040】この図3、4の構造のものが安定に動作す
るためには、ローラ軸上でのピックローラ1の空転負荷
がワンウェイクラッチ11の空転負荷より小さいことが
必要である。ところが、分離パッド12のピックローラ
1に対する押圧力が大きい場合など、ピックローラ1の
空転負荷を充分に小さくできない場合が生ずる。
るためには、ローラ軸上でのピックローラ1の空転負荷
がワンウェイクラッチ11の空転負荷より小さいことが
必要である。ところが、分離パッド12のピックローラ
1に対する押圧力が大きい場合など、ピックローラ1の
空転負荷を充分に小さくできない場合が生ずる。
【0041】図5及び図6は、上記問題を解決したこの
出願の請求項1及び2の発明の実施例を示した図であ
る。図5に示したものは、ローラ軸2に発泡ウレタン成
形品等からなるクッション材13を当接させたもので、
このクッション材13により、ローラ軸2に空転負荷を
与え、ローラ軸2上でのピックローラ1の空転負荷が相
対的に小さくなるようにしている。
出願の請求項1及び2の発明の実施例を示した図であ
る。図5に示したものは、ローラ軸2に発泡ウレタン成
形品等からなるクッション材13を当接させたもので、
このクッション材13により、ローラ軸2に空転負荷を
与え、ローラ軸2上でのピックローラ1の空転負荷が相
対的に小さくなるようにしている。
【0042】図6の構造では、ローラ軸2の先端を合成
樹脂製のフレーム14に一体成形した軸受15で支持す
るとともに、同じフレームから一体の腕16を介して、
ローラ軸2上でのピックローラ1の軸方向移動を阻止す
るスラスト鍔17を設けている。このスラスト鍔17
は、軸受15より若干高くなるように成形されており、
ローラ軸2を装着したときに、腕16が下方に若干撓ま
せられて、鍔17の凹部がローラ軸2に押し付けられる
ようにしている。この押付力により、ローラ軸2に図5
のクッション材13と同様な空転抵抗を与えて、ピック
ローラ1の相対的な空転負荷を低下させるとともに、ピ
ックローラ機構部をより少ない部品点数で構成し、より
容易に組み立てることができるようにしている。
樹脂製のフレーム14に一体成形した軸受15で支持す
るとともに、同じフレームから一体の腕16を介して、
ローラ軸2上でのピックローラ1の軸方向移動を阻止す
るスラスト鍔17を設けている。このスラスト鍔17
は、軸受15より若干高くなるように成形されており、
ローラ軸2を装着したときに、腕16が下方に若干撓ま
せられて、鍔17の凹部がローラ軸2に押し付けられる
ようにしている。この押付力により、ローラ軸2に図5
のクッション材13と同様な空転抵抗を与えて、ピック
ローラ1の相対的な空転負荷を低下させるとともに、ピ
ックローラ機構部をより少ない部品点数で構成し、より
容易に組み立てることができるようにしている。
【0043】図7は、この出願の請求項3にかかる発明
の動作線図の例を示したものである。縦軸はピックロー
ラの回転速度、横軸は各用紙に対するピックローラの回
転開始位置を原点として、用紙送り長さ(ピックローラ
の周面の回転距離)を左向きに取った図である。この線
図から分かるように、請求項3の発明では、ピックロー
ラ1によって取り込まれた用紙の先端がフィードローラ
9に達する直前の位置まで、ピックローラ1の回転数を
ピックローラ1とフィードローラ9との周速差に相当す
る分だけ速くしている。そして用紙先端がフィードロー
ラ9に達する直前から、ピックローラの回転速度を低減
して、フィードローラ9にかみこまれるときに通常速度
となるようにし、その後ピックローラ1が定常速度で回
転するようにしている。
の動作線図の例を示したものである。縦軸はピックロー
ラの回転速度、横軸は各用紙に対するピックローラの回
転開始位置を原点として、用紙送り長さ(ピックローラ
の周面の回転距離)を左向きに取った図である。この線
図から分かるように、請求項3の発明では、ピックロー
ラ1によって取り込まれた用紙の先端がフィードローラ
9に達する直前の位置まで、ピックローラ1の回転数を
ピックローラ1とフィードローラ9との周速差に相当す
る分だけ速くしている。そして用紙先端がフィードロー
ラ9に達する直前から、ピックローラの回転速度を低減
して、フィードローラ9にかみこまれるときに通常速度
となるようにし、その後ピックローラ1が定常速度で回
転するようにしている。
【0044】この構成によれば、用紙がピックローラで
のみ送られているときの読取部18の用紙の通過速度
が、用紙がフィードローラ9に挟持された後の通過速度
と等しい速度となり、従って、用紙の前端部を読み取る
ときの読取画像の間延び現象が回避できる。そして図7
に示すように、ピックローラ1に用紙がかみこまれる直
前で、ピックローラ1の回転を低減して通常速度に戻す
ことにより、送り速度の急激な変化による画像の乱れを
生じさせないことができる。
のみ送られているときの読取部18の用紙の通過速度
が、用紙がフィードローラ9に挟持された後の通過速度
と等しい速度となり、従って、用紙の前端部を読み取る
ときの読取画像の間延び現象が回避できる。そして図7
に示すように、ピックローラ1に用紙がかみこまれる直
前で、ピックローラ1の回転を低減して通常速度に戻す
ことにより、送り速度の急激な変化による画像の乱れを
生じさせないことができる。
【0045】図8及び9は、画像読取装置におけるパッ
ド装着部の一例を示したものである。パッド台19は、
フレーム20にピックローラ1の軸と平行な支点軸21
で揺動自在に枢支されており、分離パッド12の基端
は、このパッド台19に嵌着されている。パッド台19
の揺動端には、支点軸21と直交する方向のシーソ軸2
2が突出しており、ピックローラ軸方向に細長い裏当て
23の中心がこのシーソ軸22に遊動自在に嵌合してい
る。
ド装着部の一例を示したものである。パッド台19は、
フレーム20にピックローラ1の軸と平行な支点軸21
で揺動自在に枢支されており、分離パッド12の基端
は、このパッド台19に嵌着されている。パッド台19
の揺動端には、支点軸21と直交する方向のシーソ軸2
2が突出しており、ピックローラ軸方向に細長い裏当て
23の中心がこのシーソ軸22に遊動自在に嵌合してい
る。
【0046】裏当て23はその名のとおり、分離パッド
12の先端裏側に当接する裏当て材となっており、裏当
て23の下面とフレーム20との間に介装された圧縮バ
ネ24によって、裏当て23及びパッド台19が支点軸
21まわりに上方に付勢されて、分離パッド12の先端
側上面がピックローラ1の周面に弾圧されている。バネ
板からなるピックバネ25は、基端をパッド台19の上
面にモールドされた状態で装着されている。なおバネ2
4は1個だけ設けられ、シーソ軸22の直下の位置で裏
当て23を付勢している。
12の先端裏側に当接する裏当て材となっており、裏当
て23の下面とフレーム20との間に介装された圧縮バ
ネ24によって、裏当て23及びパッド台19が支点軸
21まわりに上方に付勢されて、分離パッド12の先端
側上面がピックローラ1の周面に弾圧されている。バネ
板からなるピックバネ25は、基端をパッド台19の上
面にモールドされた状態で装着されている。なおバネ2
4は1個だけ設けられ、シーソ軸22の直下の位置で裏
当て23を付勢している。
【0047】この構造によれば、裏当て23がシーソ軸
22まわりに揺動して分離パッド12をローラ軸2の長
手方向に均一な力で付勢するから、ピックローラ1と分
離パッド12の間を通過する用紙にアンバランスな給紙
力ないし分離力を付与することがなく、従って用紙がピ
ックローラ部分を通過する際に、用紙スキューが発生す
るのを防止することができる。すなわち、上記の構成に
よれば、部品形状に若干の誤差があったり、ローラ軸2
と支点軸21の平行度に組立誤差があったとしても、こ
れらの誤差は、裏当て23がシーソ軸22上で揺動する
ことによって解消され、ピックローラ1と分離パッド1
2との間の隙間や付勢力のアンバランスが生ずることが
ない。
22まわりに揺動して分離パッド12をローラ軸2の長
手方向に均一な力で付勢するから、ピックローラ1と分
離パッド12の間を通過する用紙にアンバランスな給紙
力ないし分離力を付与することがなく、従って用紙がピ
ックローラ部分を通過する際に、用紙スキューが発生す
るのを防止することができる。すなわち、上記の構成に
よれば、部品形状に若干の誤差があったり、ローラ軸2
と支点軸21の平行度に組立誤差があったとしても、こ
れらの誤差は、裏当て23がシーソ軸22上で揺動する
ことによって解消され、ピックローラ1と分離パッド1
2との間の隙間や付勢力のアンバランスが生ずることが
ない。
【0048】このようなアンバランスを防止する構造と
して、従来、ピックローラ1の軸方向に分割した複数の
分離パッドをそれぞれ個別のバネでピックローラ周面に
付勢する構造があるが、本発明の構造は、そのような従
来構造に比べて、構造が簡単で部品点数が少なく、部品
及び組立工数を低減できるとともに、装置を小型にでき
る。
して、従来、ピックローラ1の軸方向に分割した複数の
分離パッドをそれぞれ個別のバネでピックローラ周面に
付勢する構造があるが、本発明の構造は、そのような従
来構造に比べて、構造が簡単で部品点数が少なく、部品
及び組立工数を低減できるとともに、装置を小型にでき
る。
【0049】図10ないし14は、分離パッド装着部分
の他の例を示したものである。この例のものにおいて
は、裏当て23をパッド台19に揺動自在に枢支するシ
ーソ軸22が裏当て23と一体とされ、その先端に横方
向に張り出す抜け防止用爪26が設けられている。パッ
ド台19には、このシーソ軸が挿入される挿通孔27が
成形されており、その奥端に抜け防止用爪26が挿入さ
れる幅広部28が形成されている。シーソ軸22は、裏
当て23を立てた状態で挿通孔27に挿通され、奥端の
位置で裏当てを水平に回動させることにより、抜け防止
用爪26が幅広部28に収まって、裏当て23が抜け落
ちるのを防止する。
の他の例を示したものである。この例のものにおいて
は、裏当て23をパッド台19に揺動自在に枢支するシ
ーソ軸22が裏当て23と一体とされ、その先端に横方
向に張り出す抜け防止用爪26が設けられている。パッ
ド台19には、このシーソ軸が挿入される挿通孔27が
成形されており、その奥端に抜け防止用爪26が挿入さ
れる幅広部28が形成されている。シーソ軸22は、裏
当て23を立てた状態で挿通孔27に挿通され、奥端の
位置で裏当てを水平に回動させることにより、抜け防止
用爪26が幅広部28に収まって、裏当て23が抜け落
ちるのを防止する。
【0050】受台32の前記シーソ軸の挿通孔27は、
図13に示す形状であり、抜け防止用爪26は、挿通孔
27の上下に設けたスリット35部分を通過して、幅広
部28へと導かれ、シーソ軸22は挿通孔27内で回動
可能である。
図13に示す形状であり、抜け防止用爪26は、挿通孔
27の上下に設けたスリット35部分を通過して、幅広
部28へと導かれ、シーソ軸22は挿通孔27内で回動
可能である。
【0051】パッド台19をフレーム20に枢支する支
点軸21は、パッド台19の側面から短い高さで突出す
る一体の突起状に形成され、パッド台の両側面の内側に
切込29が設けられて、パッド台の側面31従ってこの
側面に設けられた支点軸21を内側へ撓ますことができ
るようになっている。またパッド台の前記シーソ軸の挿
通孔27を設けた部分は、パッド台の中央部下方に突出
する受台32となっており、この受台32の両側上方に
は押え板33が受台32と同方向に庇状に延びている。
そして押え板33の下面には、分離パッド12を固定す
る固定ピン34が突出している。
点軸21は、パッド台19の側面から短い高さで突出す
る一体の突起状に形成され、パッド台の両側面の内側に
切込29が設けられて、パッド台の側面31従ってこの
側面に設けられた支点軸21を内側へ撓ますことができ
るようになっている。またパッド台の前記シーソ軸の挿
通孔27を設けた部分は、パッド台の中央部下方に突出
する受台32となっており、この受台32の両側上方に
は押え板33が受台32と同方向に庇状に延びている。
そして押え板33の下面には、分離パッド12を固定す
る固定ピン34が突出している。
【0052】分離パッド12は、図10に示すように、
前端側が両側に分割された形状をしている。分離パッド
をこのような先端が分割された形状としたのは、裏当て
23のシーソ軸回りの揺動によるパッドの均一なピック
ローラ周面への付勢がより確実に行われるようにするた
めである。分離パッド12の基端側には、前記固定ピン
34に挿入される固定孔36が設けられている。
前端側が両側に分割された形状をしている。分離パッド
をこのような先端が分割された形状としたのは、裏当て
23のシーソ軸回りの揺動によるパッドの均一なピック
ローラ周面への付勢がより確実に行われるようにするた
めである。分離パッド12の基端側には、前記固定ピン
34に挿入される固定孔36が設けられている。
【0053】バネ板製のピックバネ25は、図14に示
すように、フレーム20のパッド台19を装着する部分
に固定されており、フレームのこの部分には、支点軸2
1を枢支する支点孔37及び裏当てを上方へ付勢するバ
ネ24の下端を嵌挿する突起39などが配置されてい
る。
すように、フレーム20のパッド台19を装着する部分
に固定されており、フレームのこの部分には、支点軸2
1を枢支する支点孔37及び裏当てを上方へ付勢するバ
ネ24の下端を嵌挿する突起39などが配置されてい
る。
【0054】上記構成において、分離パッド12は、そ
の基端側を逆U字状に屈曲させて、パッド台の受台32
と押え板33との間に挿入し、分離パッド12の弾性に
よって水平に復帰させて、固定ピン34を固定孔36に
挿通することによってパッド台19に装着される。分離
パッドを取り外す際は、この逆の操作によって取り外せ
ばよく、分離パッド12の交換が簡単にできる。
の基端側を逆U字状に屈曲させて、パッド台の受台32
と押え板33との間に挿入し、分離パッド12の弾性に
よって水平に復帰させて、固定ピン34を固定孔36に
挿通することによってパッド台19に装着される。分離
パッドを取り外す際は、この逆の操作によって取り外せ
ばよく、分離パッド12の交換が簡単にできる。
【0055】このようにして分離パッドを装着したパッ
ド台19は、その側面31を挟んで側壁部分の撓みによ
って横幅を少し狭くした状態でフレームのパッド台装着
部分に挿入される。そして上記挟む力を解放することに
よって、支点軸21をフレームの支点孔37に挿通す
る。バネ24は、予めフレームの突起39に下端を挿入
して取り付けておく。以上の操作により、パッド台19
をフレーム20に装着することが可能で、逆の手順によ
って、パッド台19をフレーム20から取り外すことも
簡単にできる。
ド台19は、その側面31を挟んで側壁部分の撓みによ
って横幅を少し狭くした状態でフレームのパッド台装着
部分に挿入される。そして上記挟む力を解放することに
よって、支点軸21をフレームの支点孔37に挿通す
る。バネ24は、予めフレームの突起39に下端を挿入
して取り付けておく。以上の操作により、パッド台19
をフレーム20に装着することが可能で、逆の手順によ
って、パッド台19をフレーム20から取り外すことも
簡単にできる。
【0056】
【発明の効果】この発明により、ピックローラの取付構
造及び分離パッドの取付構造が簡単で、長い用紙を用い
た場合にも、過負荷による部品の損傷の危険がなく、読
取画像が部分的に間延びすることがなく、用紙がピック
ローラを通過するときの用紙スキューの発生が有効に防
止でき、かつ分離パッドの交換も容易な小型で安価な構
造のシングルフィードローラ型の画像読取装置を提供す
ることができるという効果がある。
造及び分離パッドの取付構造が簡単で、長い用紙を用い
た場合にも、過負荷による部品の損傷の危険がなく、読
取画像が部分的に間延びすることがなく、用紙がピック
ローラを通過するときの用紙スキューの発生が有効に防
止でき、かつ分離パッドの交換も容易な小型で安価な構
造のシングルフィードローラ型の画像読取装置を提供す
ることができるという効果がある。
【図1】画像読取装置の側面図
【図2】ピックローラ駆動機構の分解斜視図
【図3】ピックローラ駆動機構の他の例を示す分解斜視
図
図
【図4】図3のピックローラ駆動機構の側面図
【図5】ピックローラ軸に空転負荷を付与する実施例を
示す斜視図
示す斜視図
【図6】ピックローラ軸に空転負荷を付与する他の例を
示す斜視図
示す斜視図
【図7】ピックローラの動作線図
【図8】分離パッド装着部の断面図
【図9】分離パッド装着部の分解斜視図
【図10】分離パッド装着部の他の例を示す斜視図
【図11】図10の分離パッド装着部の断面図
【図12】図10のパッド台の分解斜視図
【図13】受け台の挿通孔を示す斜視図
【図14】分離パッドの装着動作の説明図
【図15】第1従来例の側面図
【図16】第2従来例の側面図
【図17】第2従来例のピックローラ駆動機構の分解斜
視図
視図
1 ピックローラ 2 ローラ軸 3 突起 4 爪 6 駆動ギヤ 9 フィードローラ 11 ワンウェイクラッチ 12 分離パッド 13 クッション材 16 腕 17 スラスト鍔 19 パッド台 21 支点軸 22 シーソ軸 23 裏当て 24 圧縮バネ 26 抜け防止爪 28 幅広部 29 切込 32 受台 33 押え板 35 スリット 36 固定孔 37 支点孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68
Claims (3)
- 【請求項1】 ピックローラ(1)がそのローラ軸(2)に軸
方向移動不能かつ回転自在に嵌挿され、ローラ軸(2)に
設けた突起(3)とピックローラ(1)に設けた爪(4)とが係
合してローラ軸(2)の回転がピックローラ(1)に伝達され
るとともに上記突起(3)が爪(4)から離隔する方向にピッ
クローラ(1)がローラ軸(2)上で遊動回転可能であり、上
記ローラ軸(2)とその駆動部材(6)との間に、ピックロー
ラ(1)がその駆動周速より速い速度で移動する用紙によ
って従動回転させられたときに、ローラ軸(2)が当該ピ
ックローラの従動回転の方向に駆動部材(6)より速い速
度で回転することを許す一方向クラッチ(11)が介装され
ている自動原稿給送型画像読取装置において、上記ロー
ラ軸(2)に当接してローラ軸(2)に回転負荷を与えるクッ
ション材(13)が設けられている、自動原稿給送型画像読
取装置。 - 【請求項2】 樹脂フレーム(14)に一体に設けた可撓性
腕(16)の先端にローラ軸(2)上でのピックローラ(1)の軸
方向移動を阻止するスラスト鍔(17)が装着されており、
このスラスト鍔(17)が可撓性腕(16)の撓みによってロー
ラ軸(2)に弾圧されてローラ軸(2)に回転負荷を与えてい
ることを特徴とする、請求項1記載の自動原稿給送型画
像読取装置。 - 【請求項3】 ピックローラ(1)がそのローラ軸(2)に軸
方向移動不能かつ回転自在に嵌挿され、ローラ軸(2)に
設けた突起(3)とピックローラ(1)に設けた爪(4)とが係
合してローラ軸(2)の回転がピックローラ(1)に伝達され
るとともに上記突起(3)が爪(4)から離隔する方向にピッ
クローラ(1)がローラ軸(2)上で遊動回転可能であり、上
記ローラ軸(2)とその駆動部材(6)との間に、ピックロー
ラ(1)がその駆動周速より速い速度で移動する用紙によ
って従動回転させられたときに、ローラ軸(2)が当該ピ
ックローラの従動回転の方向に駆動部材(6)より速い速
度で回転することを許す一方向クラッチ(11)が介装され
ている自動原稿給送型画像読取装置における用紙送り方
法において、 フィードローラ(9)の周速をピックローラ(1)の周速より
若干速くして原稿送り用のモータを連続回転するととも
に、各用紙に対するピックローラ(1)の回転開始から当
該用紙の先端辺がフィードローラ(9)の直前に達するま
での区間のピックローラ(1)の回転をピックローラ(1)と
フィードローラ(9)の周速差に相当する速度差で定常速
度よりも速く回転駆動し、用紙先端がフィードローラ
(9)に達する直前からピックローラの回転速度を低減し
てフィードローラ(9)にかみこまれるときに通常速度と
することを特徴とする、自動原稿給送型画像読取装置に
おける用紙送り方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26766295A JP3201942B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自動原稿給送型画像読取装置およびその用紙送り方法 |
US08/715,402 US6025936A (en) | 1995-09-20 | 1996-09-18 | Image reading device |
DE19638536A DE19638536C2 (de) | 1995-09-20 | 1996-09-20 | Bildlesegerät |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26766295A JP3201942B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自動原稿給送型画像読取装置およびその用紙送り方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0986713A JPH0986713A (ja) | 1997-03-31 |
JP3201942B2 true JP3201942B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=17447798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26766295A Expired - Fee Related JP3201942B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 自動原稿給送型画像読取装置およびその用紙送り方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6025936A (ja) |
JP (1) | JP3201942B2 (ja) |
DE (1) | DE19638536C2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6268938B1 (en) * | 1997-12-05 | 2001-07-31 | Mustek Systems Inc. | Scanner with a groove in its scanning surface for reducing sticking effect |
DE10039699C2 (de) * | 2000-08-14 | 2003-12-04 | Wincor Nixdorf Int Gmbh | Vorrichtung zum Bearbeiten von Wettscheinen |
JP3618659B2 (ja) * | 2000-11-08 | 2005-02-09 | ニスカ株式会社 | 自動原稿搬送装置における原稿シートの分離構造 |
CN1313337C (zh) * | 2002-02-04 | 2007-05-02 | 尼司卡股份有限公司 | 纸张传送供给装置及使用该装置的原稿自动传送供给装置 |
JP3933024B2 (ja) * | 2002-09-27 | 2007-06-20 | 松下電器産業株式会社 | 分離給紙装置 |
BRPI0408280B1 (pt) * | 2003-03-10 | 2016-06-14 | Diebold Inc | aparelho; método de abertura da portinhola do aparelho; método para instalar o eixo mecânico pegador do aparelho; e método para operar o aparelho |
CN1839081B (zh) * | 2003-03-10 | 2010-09-15 | 迪布尔特有限公司 | 现金分发自动银行机及方法 |
TWI232179B (en) * | 2004-03-01 | 2005-05-11 | Benq Corp | Diverter and image forming apparatus utilizing the same |
TWI316471B (en) * | 2006-12-19 | 2009-11-01 | Teco Image Sys Co Ltd | Differential apparatus in paper separation |
US8243344B2 (en) * | 2006-12-29 | 2012-08-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Media drive |
JP4916369B2 (ja) * | 2007-04-17 | 2012-04-11 | 株式会社Pfu | 画像読取装置 |
JP5328229B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2013-10-30 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP4752873B2 (ja) * | 2008-06-20 | 2011-08-17 | ブラザー工業株式会社 | シート材搬送装置、それを備えた画像読取装置さらに画像読取装置を備えた画像記録装置 |
JP5576707B2 (ja) | 2010-05-12 | 2014-08-20 | 株式会社Pfu | 画像読取装置および画像読取方法 |
JP5273217B2 (ja) * | 2011-06-30 | 2013-08-28 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
JP2015030576A (ja) * | 2013-08-01 | 2015-02-16 | 株式会社リコー | 用紙後処理装置 |
US8861051B1 (en) * | 2013-08-14 | 2014-10-14 | Foxlink Image Technology Co., Ltd. | Roller assembly |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5155603A (en) * | 1990-02-28 | 1992-10-13 | Goldstar Co., Ltd. | Apparatus for transferring documents in a facsimile |
DE69325225T2 (de) * | 1992-03-19 | 1999-12-02 | Fujitsu Ltd., Kawasaki | Bildlesevorrichtung |
JP3384205B2 (ja) * | 1995-08-28 | 2003-03-10 | 富士通株式会社 | 媒体搬送装置 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP26766295A patent/JP3201942B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-09-18 US US08/715,402 patent/US6025936A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-20 DE DE19638536A patent/DE19638536C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19638536C2 (de) | 2002-08-14 |
DE19638536A1 (de) | 1997-03-27 |
JPH0986713A (ja) | 1997-03-31 |
US6025936A (en) | 2000-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3201942B2 (ja) | 自動原稿給送型画像読取装置およびその用紙送り方法 | |
US7618036B2 (en) | Paper feed unit, paper separating unit, and image forming apparatus | |
JP2712308B2 (ja) | シート材分離装置 | |
US5934665A (en) | Separation mechanism for separating and feeding paper sheet | |
JP2547978B2 (ja) | シート材給送装置 | |
JP2850036B2 (ja) | 給紙機構のリタード装置 | |
JP3211844B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH1191971A (ja) | 給紙装置 | |
JP2826917B2 (ja) | シート給送装置 | |
JPH05278885A (ja) | 摩擦分離給紙装置及び摩擦分離給紙方法 | |
JP2801438B2 (ja) | 自動給紙装置及び記録装置 | |
JP3297719B2 (ja) | 原稿読取装置 | |
JP2801439B2 (ja) | 自動給紙装置及び記録装置 | |
JPH0213405Y2 (ja) | ||
JP2800370B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP3069394B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH0647243U (ja) | 自動原稿給紙装置 | |
JPH0442279Y2 (ja) | ||
JPH07133034A (ja) | 給紙装置 | |
JP3730016B2 (ja) | 用紙分離搬送装置 | |
JP2001019192A (ja) | シート搬送装置及び画像読取装置 | |
JP3239006B2 (ja) | シート材搬送装置及び画像形成装置 | |
JPH0745477Y2 (ja) | 紙葉類分離給送装置 | |
JPH0611977Y2 (ja) | 給送分離機構 | |
JPH10291661A (ja) | シート給送装置及び画像読取装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |