JP2800370B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2800370B2 JP13646990A JP13646990A JP2800370B2 JP 2800370 B2 JP2800370 B2 JP 2800370B2 JP 13646990 A JP13646990 A JP 13646990A JP 13646990 A JP13646990 A JP 13646990A JP 2800370 B2 JP2800370 B2 JP 2800370B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリンタ,複写機等に用いられる給紙装置
に関し、更に詳細には給紙ローラを最上位の用紙に圧接
させ、かつ給紙ローラを回転させ紙を送り出すように構
成した給紙装置に関するものである。
[従来技術] この種の給紙装置において、給紙ローラからその下流
側の送り機構まで用紙が移送されるときに、前記給紙ロ
ーラが前記用紙と接触していると、前記送り機構による
紙送り精度に悪影響を及ぼす。
従来、前記送り機構による紙送り時において、前記給
紙ローラと用紙との間に生じる接触摩擦による用紙に対
する負荷を取除くために、例えば、第5図あるいは第6
図に示すものが知られている。
即ち、第5図に示すものは、給紙ローラ6の外周面の
一部を削除して非送り面6aを形成し、前記給紙ローラ6
によって用紙Pをその下流側の送り機構まで送出したと
きには、その非送り面6aが用紙Pと離反して対向するよ
うに設定したものである。
第6図に示すものは、基端部が回動可能に軸支された
切換えアーム30の先端部に、給紙ローラ6を回転駆動可
能に設け、切換えアーム30を、その支軸31を支点として
上下方向へ回動することで、給紙ローラ6を、用紙Pに
接する紙送り位置と、用紙Pから離反する非紙送り位置
とに配置切換可能に構成したものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、給紙ローラ6の外周面に非送り面6aを形成
したものにおいては、給紙ローラ6の外周面の円弧状の
送り面によって、用紙Pを下流側の送り機構まで送出す
るために、給紙ローラ6のローラ径を大きくする必要が
生じ、同給紙ローラ6の配置スペースも大きくなり、装
置が大型化する。
また、切換えアーム30の回動動作によって給紙ローラ
6を紙送り位置と非紙送り位置とに配置切換えするもの
においては、給紙ローラ6を切換配置するためのスペー
スを確保しなければならず、装置が大型化し、しかも、
回転駆動される給紙ローラ6を配置切換するために、そ
の切換駆動系や回転駆動系の構造が複雑化し、コスト高
となる等の問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、構造が簡単で、装置の小型化やコスト低減
等を図ることができる給紙装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明は積層された用紙を
一枚ずつ給送する給紙装置において、用紙と接触回転す
ることにより用紙を一枚ずつ給送する給紙ローラと、給
紙ローラと接触し、回転駆動力を給紙ローラに伝達する
給紙駆動ローラと、給紙ローラと給紙駆動ローラを連結
するアーム部材とを備え、給紙駆動ローラの回転によ
り、アーム部材を給紙駆動ローラ軸を支点として回動さ
せ、給紙ローラを用紙に圧接させると共に、給紙ローラ
を回転させることにより、給紙動作をする。
又、前記アーム部材と、給紙駆動ローラとの間に設け
られ、アーム部材と給紙駆動ローラに押圧力を与える保
持部材を備えるとよい。
[作用] 上記の構成を有する本発明において、給紙駆動ローラ
を給紙ローラが給紙する方向に回転させると、アーム部
材は下向きの力を受け、給紙ローラは回転しながら、積
層された最上位の用紙に圧接される。その結果、用紙は
送出され、さらに給紙装置の下流側の送り機構まで移送
される。移送されたところで、給紙駆動ローラは反転
し、アーム部材は上向きの力を受け、給紙ローラはアー
ム部材により最上位の用紙より離反される。又、給紙ロ
ーラを用紙に付勢させる力は、アーム部材に取り付けら
れた保持部材により、自由に正確な付勢力を設定するこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第1図に給紙装置全体の斜視図、第2図に側断面図を
示す。第1図において、カセットケース2は上方開口す
る方形箱形状に形成され、カセットケース2の底板2a上
には、用紙Pを積層上に支持する押圧板4がその後端部
においてピン4aを中心として、傾動可能に支持されてい
る。第2図において、前記押圧板4は、常にばね5によ
って給紙ローラ6に向けて弾発されている。そして、前
記ばね5と押圧板4によって前記用紙Pの最下位の用紙
の下面を押圧して最上位の用紙を用紙上限ストッパー7
に当接させる付勢手段を構成している。前記用紙上限ス
トッパー7は、カセット2内の用紙が前記付勢手段によ
りカセット外へはみ出さないように、規制し、又、最上
位の用紙が用紙上限ストッパーに接した状態で給紙する
為、給紙位置を規制する役目をもっている。
一方、プリンタ複写機等、本体には、第1図と第2図
に示すように、そのカセット収納部の上方において給紙
駆動ローラ軸8が回転可能に支持されている。前記給紙
駆動ローラ軸8の軸上には後述する給紙ローラ6に接し
て給紙ローラ6を回転させる左右一対の給紙駆動ローラ
9が給紙駆動ローラ軸8と一体に回転可能に設けられて
いる。又、給紙駆動ローラ軸8の軸上には給紙駆動ロー
ラ軸8を回転中心として、上下に揺動するアーム部材10
が左右一対給紙駆動ローラ9の外側に回転可能に取り付
けられている。
一対の前記アーム部材10の先端部分に、給紙ローラ軸
11が給紙駆動ローラ軸8と平行に回転可能に支持されて
いる。前記給紙ローラ軸11の軸上には、前記カセットケ
ース2内に積層された用紙Pのうちの最上位に位置する
用紙に接して紙送りをなす左右一対の給紙ローラ6が、
前記給紙駆動ローラ9と接するように設けられている。
前記給紙駆動ローラ9と給紙ローラ6間の摩擦係数は、
給紙ローラ6と用紙Pとの摩擦係数よりも十分大きく、
給紙駆動ローラ9の回転は完全に、給紙ローラ6に伝達
される。給紙ローラ6に上方には、アーム部材10が上方
に持ち上げられた時に、所定の位置で給紙ローラ6をス
トップさせることができる機器本体から延びるアームス
トッパーローラ19が配設されている。
又、一対の前記アーム部材10の内側には、第1図〜第
4図に示されるように、保持部材12が取り付けられてい
る。前記保持部材12は適当な付勢力を発生する圧着材13
により、前記給紙駆動ローラ9に圧接される。前記保持
部材12と前記給紙駆動ローラ9との摩擦係数は大きく、
保持部材12が付いた前記アーム部材10は、給紙駆動ロー
ラ9との接触による摩擦力により、給紙駆動ローラ9の
回転方向と同方向に回転しようとする。給紙駆動ローラ
9が第1図において時計回転すると、アーム部材10が、
前述した摩擦力により揺動することによりアーム部材10
先端に取り付けられた給紙ローラ6は給紙カセット内の
最上位の用紙に圧接させられ、かつ、給紙駆動ローラ9
の回転は給紙ローラ6に伝達され、給紙ローラ6は回転
し、用紙Pを送り出す。給紙ローラ6を用紙Pに圧接す
る付勢力の大きさは、アーム部材10に取り付けられた保
持部材12の位置関係、大きさ、材質保持部材12の給紙駆
動ローラ9への付勢力の大きさ、アーム部材10の回転中
心位置などによって決定づけられているものであり、従
来もちいられてきたバネによる付勢手段と比較し、自由
にかつ正確に付勢力を設定できる。
アーム部材10の保持部材12による摩擦を利用した付勢
力を2とし、バネ5の弾発を利用した付勢力を1とする
とその大小関係は、付勢力1>付勢力2と設定する。ア
ーム部材10の先端につけられた給紙ローラ6が付勢力2
で最上位の用紙に圧接されても、付勢力1の方が大きい
為、最上位の用紙は下に押し下げられることなく、用紙
上限ストッパー7に接した状態で最上位の用紙bは送出
される。その結果、用紙が送出される位置は一定とな
る。
次に動作について述べると、給紙駆動ローラ9が第1
図において時計回転すると、アーム部材10が前述した摩
擦力により揺動することによりアーム部材10先端に取り
付けられた給紙ローラ6は給紙カセット内の最上位の用
紙に圧接させられ、かつ、給紙駆動ローラ9の回転は給
紙ローラ6に伝達され、給紙ローラ6は回転し、用紙P
を送り出す。
さらに画像記録装置本体には、前記給紙ローラ6の下
流側において、送り機構14が配設され、送り機構14は、
駆動・従動の送りローラ15,16によって構成されるもの
で、各送りローラ15,16は画像記録装置本体の所定位置
に回転可能に支持された駆動・従動の各ローラ軸17,18
の軸上にそれぞれ配設されている。そして給紙ローラ6
の紙送り作用によって、最上位の用紙は送り機構14まで
送出される。
第2図に示す様に、給紙ローラ6駆動後、最上位の紙
は送り機構14まで送出され、送りローラ15,16によって
画像記録装置本体に取り込まれる。送り機構14に用紙P
到達後、給紙駆動ローラ9は反転し、保持部材12を介し
てアーム部材10は上方へ持ち上げられ紙に圧接していた
給紙ローラ6は紙から離間される。アーム部材10は上方
に持ち上げられ、アームストッパーローラ19に圧接さ
れ、アーム部材10は第4図に示す位置関係となる。
以上述べてきたように、本給紙装置は第2図の状態に
て、カセット2内の最上位の紙を給紙ローラ6で送り機
構14まで送り出す。送り機構14に用紙到達後、給紙駆動
ローラは反転し、第4図の状態となる。
この第4図の状態にて、送り機構14が最上位の用紙を
プリンタ複写機本体が要求する所定のピッチ量で移送す
るので、そのピッチ送りは給紙ローラ6との接触摩擦に
よる影響を受けることなく、従って送り機構14若しくは
さらに下流の用紙送り機構による独立した精度の良い用
紙微小送りが可能となる。
また、カセットケース2を脱着する際に、給紙ローラ
はアームストッパローラ19に圧接されている為、最上位
の用紙はプリンタ複写機等本体に設けられた給紙ローラ
6と接触回避することができる。
本発明は以上詳述した実施例にとらわれることなく発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形例を考えること
ができる。例えば、アームストッパローラ19と給紙ロー
ラ6の間で紙を給紙するようにすることも可能である。
又、プリンタ複写機等を長時間放置する場合、給紙駆動
ローラ9の回転も止まっている。その為、アーム部材10
が自重のため下に下がる可能性があり、カセットの脱着
に支障をきたす。アーム部材10が下がらないようにする
為、アーム部材が下向きに持つ付勢力よりも十分小さい
力でアーム部材10を上向きに付勢させておくと都合がよ
い。又、アーム部材10を第4図の位置に磁石や、バネの
ロック機構を用いて固定する方法もよい。
又、給紙駆動ローラ9を定期的に駆動させて給紙ロー
ラ6をアームストッパーローラ19に圧接させる方法もあ
る。
又、用紙収納部は前記カセットのように、ばね5によ
り押圧板を付勢して、紙が給送される位置を一定とし、
送り機構14まで給紙しているが、カセットから送り機構
までの新たな紙経路を用いれば、ばね5を用いない方法
も可能である。
更に、用紙収納部は前記カセットのように着脱可能な
ものでなくてもよく、積層された紙を置いておく平面と
しても応用可能である。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明の給紙
装置は、簡単な構造で、カセットケース着脱時におい
て、積層された用紙と給紙ローラとを離間させることが
でき、これにより用紙異常(シワ,折れ曲り,位置ずれ
等)を防ぐことができるとともに、給紙ローラの用紙給
送路下流側に配設された用紙送り機構により用紙を移送
する際にも、用紙と給紙ローラとを離間することができ
るもので、前記用紙送り機構による独立した、高精度な
用紙送りを実現することができるという効果を有する。
又、給紙ローラの付勢力を精度良く設定することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は給紙装置を示す概略斜視図、第2図
は給紙ローラが作用位置にある側断面図、第3図はアー
ム部の上面図、第4図は給紙ローラが非作用位置にある
側断面図、第5図及び第6図は従来の給紙装置図であ
る。 図中、6は給紙ローラ、8は給紙駆動ローラ軸、9は給
紙駆動ローラ、10はアーム部材、12は保持部材である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された用紙を一枚ずつ給送する給紙装
    置において、 用紙と接触回転することにより用紙を一枚ずつ給送する
    給紙ローラと、 給紙ローラと接触し、回転駆動力を給紙ローラに伝達す
    る給紙駆動ローラと、 給紙ローラと給紙駆動ローラを連結するアーム部材とを
    備え、 給紙駆動ローラの回転により、アーム部材を給紙駆動ロ
    ーラ軸を支点として回動させ、給紙ローラを用紙に圧接
    させると共に、 給紙ローラを回転させることにより、給紙動作をするこ
    とを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】前記アーム部材と、給紙駆動ローラとの間
    に設けられ、アーム部材と給紙駆動ローラに押圧力を与
    える保持部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の給紙装置。
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