JPH081227Y2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH081227Y2 JPH081227Y2 JP2364690U JP2364690U JPH081227Y2 JP H081227 Y2 JPH081227 Y2 JP H081227Y2 JP 2364690 U JP2364690 U JP 2364690U JP 2364690 U JP2364690 U JP 2364690U JP H081227 Y2 JPH081227 Y2 JP H081227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- friction member
- feed position
- feed
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子写真装置等に使用される給紙装置に関
するものである。
するものである。
従来、この種の給紙装置は第6図及び第7図に示すよ
うに、給紙ローラ1と、この給紙ローラ1の摩擦力によ
り給紙カセット2から引き出された用紙3を1枚ずつ分
離する分離板4(第7図参照)と、この分離板4を給紙
ローラ1に圧接させるバネ5とから構成され、給紙ロー
ラ1と分離板4との間を通過した用紙3はフィード位置
に設けられたフィードローラ6により図示しない転写部
(又は印字部)へ搬送されるようになっている。
うに、給紙ローラ1と、この給紙ローラ1の摩擦力によ
り給紙カセット2から引き出された用紙3を1枚ずつ分
離する分離板4(第7図参照)と、この分離板4を給紙
ローラ1に圧接させるバネ5とから構成され、給紙ロー
ラ1と分離板4との間を通過した用紙3はフィード位置
に設けられたフィードローラ6により図示しない転写部
(又は印字部)へ搬送されるようになっている。
しかしながら、上記のような給紙装置では給紙ローラ
1で給紙された用紙3を転写部または印字部へ搬送する
ためにフィードローラ6を必要とするため、コストが上
昇するという問題があった。
1で給紙された用紙3を転写部または印字部へ搬送する
ためにフィードローラ6を必要とするため、コストが上
昇するという問題があった。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもの
で、フィード位置にフィードローラを設ける必要がな
く、コストの低減を図ることのできる給紙装置を提供す
ることにある。
で、フィード位置にフィードローラを設ける必要がな
く、コストの低減を図ることのできる給紙装置を提供す
ることにある。
上記課題を解決するために本考案は、給紙位置とフィ
ード位置に移動可能に設けられたローラ状の摩擦部材
と、給紙位置側に配置され、摩擦部材が給紙位置にある
とき、この摩擦部材に給紙カセットの用紙を押し当てる
用紙押し当て手段と、前記フィード位置に設けられ前記
摩擦部材の摩擦力により前記給紙位置からフィード位置
に給紙された用紙を前記摩擦部材との間に挟持するピン
チローラと、前記フィード位置に移動した摩擦部材を前
記用紙の搬送方向に回転させる駆動手段とを具備したも
のである。
ード位置に移動可能に設けられたローラ状の摩擦部材
と、給紙位置側に配置され、摩擦部材が給紙位置にある
とき、この摩擦部材に給紙カセットの用紙を押し当てる
用紙押し当て手段と、前記フィード位置に設けられ前記
摩擦部材の摩擦力により前記給紙位置からフィード位置
に給紙された用紙を前記摩擦部材との間に挟持するピン
チローラと、前記フィード位置に移動した摩擦部材を前
記用紙の搬送方向に回転させる駆動手段とを具備したも
のである。
本考案では、摩擦部材を給紙位置からフィード位置へ
移動させると、摩擦部材の摩擦力により用紙が給紙位置
からフィード位置へ給紙される。そして、フィード位置
に移動した摩擦部材を駆動手段により用紙の搬送方向へ
回転させると、フィード位置に給紙された用紙が摩擦部
材の回転力により転写部(又は印字部)へ搬送される。
したがって、ローラ状の摩擦部材で用紙の給紙とフィー
ドを行なうことができ、フィード位置にフィードローラ
を設ける必要がないので、コストの低減を図ることがで
きる。
移動させると、摩擦部材の摩擦力により用紙が給紙位置
からフィード位置へ給紙される。そして、フィード位置
に移動した摩擦部材を駆動手段により用紙の搬送方向へ
回転させると、フィード位置に給紙された用紙が摩擦部
材の回転力により転写部(又は印字部)へ搬送される。
したがって、ローラ状の摩擦部材で用紙の給紙とフィー
ドを行なうことができ、フィード位置にフィードローラ
を設ける必要がないので、コストの低減を図ることがで
きる。
以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図を参照して
説明する。
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す給紙装置の斜視図、
第2図はその側面図であり、この給紙装置は軸11を中心
に回動自在に設けられたアーム12と、このアーム12に回
転自在に支持されたローラ軸13と、このローラ軸13に取
り付けられたローラ状の摩擦部材14と、この摩擦部材14
に用紙15を押し当てるための給紙カセット16とを具備し
て構成されている。
第2図はその側面図であり、この給紙装置は軸11を中心
に回動自在に設けられたアーム12と、このアーム12に回
転自在に支持されたローラ軸13と、このローラ軸13に取
り付けられたローラ状の摩擦部材14と、この摩擦部材14
に用紙15を押し当てるための給紙カセット16とを具備し
て構成されている。
上記アーム12にはソレノイド17が連結されており、こ
のソレノイド17でアーム12を図中時計方向に回動させる
ことにより摩擦部材14が給紙位置からフィード位置へ移
動するようになっている。そして、上記ローラ軸13の端
部には摩擦部材14を用紙15の搬送方向へ回転させるため
のギヤ18が取り付けられている。このギヤ18はフィード
位置に設けられた駆動ギヤ19と噛み合うようになってお
り、摩擦部材14がフィード位置に移動すると駆動ギヤ19
の回転力がギヤ18を介してローラ軸13に伝わるようにな
っている。
のソレノイド17でアーム12を図中時計方向に回動させる
ことにより摩擦部材14が給紙位置からフィード位置へ移
動するようになっている。そして、上記ローラ軸13の端
部には摩擦部材14を用紙15の搬送方向へ回転させるため
のギヤ18が取り付けられている。このギヤ18はフィード
位置に設けられた駆動ギヤ19と噛み合うようになってお
り、摩擦部材14がフィード位置に移動すると駆動ギヤ19
の回転力がギヤ18を介してローラ軸13に伝わるようにな
っている。
また、フィード位置にはピンチローラ20が設けられて
おり、このピンチローラ20とフィード位置に移動した摩
擦部材14とで用紙15を図示しない転写部(または印字
部)へ搬送するようになっている。なお、給紙位置とフ
ィード位置との間には用紙15を給紙位置からフィード位
置へ案内するペーパーガイド21が設けられている。
おり、このピンチローラ20とフィード位置に移動した摩
擦部材14とで用紙15を図示しない転写部(または印字
部)へ搬送するようになっている。なお、給紙位置とフ
ィード位置との間には用紙15を給紙位置からフィード位
置へ案内するペーパーガイド21が設けられている。
また、上記ギヤ18とローラ軸13との間には第3図及び
第4図に示すように爪車22とラチェット23からなる一方
向クラッチ24が設けられており、摩擦部材14がフィード
位置から給紙位置へ移動するときには用紙の搬送方向に
回転しながら戻るようになっている。なお、上記アーム
12には摩擦部材14を給紙位置へ戻すための復帰バネ25が
連結されている。また、上記給紙カセット16はカセット
ケース26と、このカセットケース26内に回動自在に設け
られたプレート27と、このプレート27上に積層された用
紙15を摩擦部材14に押し当てる用紙押し当て手段として
のバネ28とから構成されている。
第4図に示すように爪車22とラチェット23からなる一方
向クラッチ24が設けられており、摩擦部材14がフィード
位置から給紙位置へ移動するときには用紙の搬送方向に
回転しながら戻るようになっている。なお、上記アーム
12には摩擦部材14を給紙位置へ戻すための復帰バネ25が
連結されている。また、上記給紙カセット16はカセット
ケース26と、このカセットケース26内に回動自在に設け
られたプレート27と、このプレート27上に積層された用
紙15を摩擦部材14に押し当てる用紙押し当て手段として
のバネ28とから構成されている。
上記のように構成される給紙装置では、第5図に示す
ように摩擦部材14を給紙位置からフィード位置へ移動さ
せると、用紙15が摩擦部材14の摩擦力により給紙位置か
らフィード位置へ給紙される。そして、摩擦部材14がフ
ィード位置に移動すると、ローラ軸13に取り付けられた
ギヤ18がフィード位置に設けられた駆動ギヤ19と噛み合
い、摩擦部材14を用紙15の搬送方向に回転させる。これ
によりフィード位置に給紙された用紙15は摩擦部材14の
回転力により図示しない転写部(又は印字部)へ搬送さ
れる。
ように摩擦部材14を給紙位置からフィード位置へ移動さ
せると、用紙15が摩擦部材14の摩擦力により給紙位置か
らフィード位置へ給紙される。そして、摩擦部材14がフ
ィード位置に移動すると、ローラ軸13に取り付けられた
ギヤ18がフィード位置に設けられた駆動ギヤ19と噛み合
い、摩擦部材14を用紙15の搬送方向に回転させる。これ
によりフィード位置に給紙された用紙15は摩擦部材14の
回転力により図示しない転写部(又は印字部)へ搬送さ
れる。
なお、摩擦部材14がフィード位置から給紙位置へ戻る
ときには、摩擦部材14は用紙の搬送方向に回転しながら
戻るので、摩擦部材14で用紙15を折り曲げ、ジャム等が
発生することもない。
ときには、摩擦部材14は用紙の搬送方向に回転しながら
戻るので、摩擦部材14で用紙15を折り曲げ、ジャム等が
発生することもない。
したがって、上記実施例ではローラ状の摩擦部材14で
用紙15の給紙とフィードを行なうことができ、フィード
位置にフィードローラを設ける必要がないので、コスト
の低減を図ることができる。
用紙15の給紙とフィードを行なうことができ、フィード
位置にフィードローラを設ける必要がないので、コスト
の低減を図ることができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の用紙を逸脱しない範囲で種々の変形が実施
可能である。
く、本考案の用紙を逸脱しない範囲で種々の変形が実施
可能である。
以上説明したように本考案によれば、ローラ状の摩擦
部材で用紙の給紙とフィードを行なうことができ、フィ
ード位置にフィードローラを設ける必要がないので、コ
ストの低減を図ることができる。
部材で用紙の給紙とフィードを行なうことができ、フィ
ード位置にフィードローラを設ける必要がないので、コ
ストの低減を図ることができる。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を説明するための図
で、第1図は給紙装置の斜視図、第2図はその平面図、
第3図は一方向クラッチの構成を示す斜視図、第4図は
ラチェットの正面図、第5図は同実施例の作用を示す
図、第6図及び第7図は従来の給紙装置を示す図であ
る。 11……軸、12……アーム、13……ローラ軸、14……摩擦
部材、15……用紙、16……給紙カセット、17……ソレノ
イド、18……ギヤ、19……駆動ギヤ、20……ピンチロー
ラ、24……一方向クラッチ。
で、第1図は給紙装置の斜視図、第2図はその平面図、
第3図は一方向クラッチの構成を示す斜視図、第4図は
ラチェットの正面図、第5図は同実施例の作用を示す
図、第6図及び第7図は従来の給紙装置を示す図であ
る。 11……軸、12……アーム、13……ローラ軸、14……摩擦
部材、15……用紙、16……給紙カセット、17……ソレノ
イド、18……ギヤ、19……駆動ギヤ、20……ピンチロー
ラ、24……一方向クラッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】給紙位置とフィード位置に移動可能に設け
られたローラ状の摩擦部材と、給紙位置側に配置され、
前記摩擦部材が給紙位置にあるとき、この摩擦部材に給
紙カセットの用紙を押し当てる用紙押し当て手段と、前
記フィード位置に設けられ前記摩擦部材の摩擦力により
前記給紙位置からフィード位置に給紙された用紙を前記
摩擦部材との間に挟持するピンチローラと、前記フィー
ド位置に移動した摩擦部材を前記用紙の搬送方向に回転
させる駆動手段とを具備したことを特徴とする給紙装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2364690U JPH081227Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2364690U JPH081227Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116324U JPH03116324U (ja) | 1991-12-02 |
JPH081227Y2 true JPH081227Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31526626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2364690U Expired - Lifetime JPH081227Y2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081227Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP2364690U patent/JPH081227Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03116324U (ja) | 1991-12-02 |
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