JP2900655B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2900655B2
JP2900655B2 JP3237712A JP23771291A JP2900655B2 JP 2900655 B2 JP2900655 B2 JP 2900655B2 JP 3237712 A JP3237712 A JP 3237712A JP 23771291 A JP23771291 A JP 23771291A JP 2900655 B2 JP2900655 B2 JP 2900655B2
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賢 大西
雅和 内藤
隆則 河口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタなど
に利用される給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等では、給紙カセットに多
数枚の用紙を収納し、この給紙カセットを複写機本体に
挿入して、複写機本体の給送装置により給紙カセット内
の用紙を1枚ずつ送り出して連続複写を可能としてい
る。給送装置は、給紙カセット内の用紙を1枚ずつ送り
出すために、給紙ローラと重送防止手段により構成され
ている。
【0003】以下、図面に従って従来の複写機の給紙装
置について説明する。図2は従来の給紙装置の要部断面
図、図3は同じく従来の給紙装置の要部平面図である。
図2、3において11は複写機本体、12は給紙カセッ
トで用紙13を収納している。14は用紙13に軽く圧
接して時計方向に回転することにより、前記給紙カセッ
ト12より用紙13を複写機本体11へ送り出す第1ロ
ーラ、15は第2ローラで第1ローラ14と同方向に回
転する。16は逆転ローラで第2ローラ15に押圧さ
れ、トルクリミッタ(図示せず)を介して時計方向への
回転力が与えられている。第2ローラ15と逆転ローラ
16とで重送防止機構を構成している。第1ローラ1
4、第2ローラ15、逆転ローラ16とも用紙の走行中
心線上に配置されている。ここで走行中心とは、走行方
向に対する用紙幅の中心線を意味している。17は給紙
カセット12内にあり収納された用紙の進行方向側面を
案内する第1案内板、18は第2案内板で、用紙13を
隔てて第1案内板17の反対側に配設され、用紙13を
第1案内板17に向かって押圧する押圧部材19を有し
ている。
【0004】この従来の給紙装置で用紙を送り出すとき
の各部の動きについて説明する。第1ローラ14が図2
において時計方向に回転しカセット内の最上面の用紙を
送り出すと同時に、第2ローラ15もほぼ同じ送り速度
で回転する。この時、用紙の重送があれば、逆転ローラ
により重送が防止され最上面の1枚のみが複写機本体へ
と送り込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の給紙装置では第1ローラと第2ローラの送り速
度がほぼ同じで、2つのローラとも用紙の走行中心上に
配置されているため、第1、第2ローラの傾きなど、取
付誤差によって用紙が図3の矢印A方向またはB方向い
ずれかに振れ、特にB方向に振れた場合には、第2案内
板は用紙の側面とすきまがあるため規制がきかず、図3
に破線で示すように用紙が斜めに傾いたまま(13a)
送られる(斜行が発生する)という問題点を有してい
た。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので各ローラの取付誤差等に影響されず、安定した斜行
防止を実現した給紙装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明の給紙装置は、収納された用紙の
進行方向に対し一方の側面を案内する第1案内板と、こ
の用紙の他の側面側にあり用紙を前記第1案内板に向か
って押圧する押圧部材を有する第2案内板と、前記収納
された用紙に軽く圧接して回転させることにより前記用
紙を送り出す第1ローラと、前記用紙の送り出し方向下
流側に配置された第2ローラとを備え、前記第1ローラ
は前記第2ローラより送り速度が遅く、前記用紙の走行
中心をはずして前記第2案内板側寄りに配設され、前記
第2ローラは前記用紙の走行中心上に配設され、前記第
1ローラよりも用紙の搬送力を強くした構成としてい
る。
【0008】
【作用】この構成によって、第1ローラで用紙を送り出
し第2ローラで搬送する時、第1ローラの送り速度が第
2ローラの送り速度よりも小さいため、第1ローラが用
紙にブレーキ効果を与えるとともに用紙を第1案内板側
に押圧する効果が得られ、用紙が常に第1案内板側に沿
って走行するために、安定して斜行を防止することが出
来る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の給紙装置の要部平面図であ
る。なお、本発明の給紙装置の断面図にて表される構成
は図3に示す従来の給紙装置の構成と同一であるので詳
細の説明は省略する。図1において1は複写機本体、2
は給紙カセットで用紙3を収納している。4は用紙3に
軽く圧接して回転することにより、前記給紙カセット2
より用紙3を複写機本体1へ送り出す第1ローラ、5は
第2ローラで第1ローラ4と同方向に回転する。6は逆
転ローラで第2ローラ5に押圧され、トルクリミッタ
(図示せず)を介して時計方向への回転力が与えられて
いる。第2ローラ5と逆転ローラ6とで重送防止機構を
構成している。7は給紙カセット2内にあり収納された
用紙の進行方向側面を案内する第1案内板、8は第2案
内板で、用紙3を隔てて第1案内板7の反対側に配設さ
れ、用紙3を第1案内板7に向かって押圧する押圧部材
9を有している。第1ローラ4は用紙の走行中心をはず
して第2案内板側寄りに配置してあり、第2ローラ5、
逆転ローラ6は用紙の走行中心線上に配置されており、
さらに、第2ローラ5は第1ローラ4よりも用紙の搬送
力を強く設定してある。
【0011】次に、この給紙装置で用紙を送り出すとき
の各部の動きについて説明する。第1ローラ4が時計方
向に回転しカセット内の最上面の用紙を送り出すと同時
に、第2ローラ5は第1ローラ4よりも速い送り速度で
回転する。この時、用紙の重送があれば、従来装置と同
様に逆転ローラにより重送が防止され最上面の1枚のみ
が複写機本体へと送り込まれる。前述したように用紙の
送り速度および用紙搬送力は第1ローラ4よりも第2ロ
ーラ5の方を大きくしてあるので、用紙3が第1ローラ
4および第2ローラ5に同時にはさまれて搬送されてい
く時、第1ローラ4が用紙3に対してブレーキ効果を与
える。さらに、第1ローラ4は用紙の走行中心をはずし
て第2案内板側寄りに設けてあるため、第2ローラ5に
よる搬送力は用紙3に矢印A方向のモーメントを与え
る。すなわち、用紙3は常に第1案内板7に押し付けら
れながら搬送される(3a)ため、常に安定した斜行防
止効果が得られる。
【0012】実験の結果、第1ローラの配設位置は、第
1ローラの端面4aが走行中心にほぼ一致するような位
置に設けた場合に最も安定した斜行防止効果が得られる
ことがわかった。なお、本実施例では給紙カセットから
の給紙の場合を説明したが、複写機等の機器本体に儲け
た給紙装置、例えば手差し給紙トレイ部に同様の構成を
適用できることは言うまでもない。また、本実施例では
重送防止機構部のローラを第2ローラとして使用した
が、斜行防止専用の第2ローラとすることも可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、収納され
た用紙の進行方向に対し一方の側面を案内する第1案内
板と、この用紙の他の側面側にあり用紙を前記第1案内
板に向かって押圧する押圧部材を有する第2案内板と、
前記収納された用紙に軽く圧接して回転させることによ
り前記用紙を送り出す第1ローラと、前記用紙の送り出
し方向下流側に配置された第2ローラとを備え、前記第
1ローラは前記第2ローラより送り速度が遅く、前記用
紙の走行中心をはずして前記第2案内板側寄りに配設さ
れ、前記第2ローラは前記用紙の走行中心上に配設さ
れ、前記第1ローラよりも用紙の搬送力を強くした構成
としたことによって、用紙を常に第1案内板に沿って走
行させることができ、安定した斜行防止効果を実現でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における給紙装置の要部平面
【図2】従来の給紙装置の要部断面図
【図3】従来の給紙装置の要部平面図
【符号の説明】
4 第1ローラ 5 第2ローラ 7 第1案内版 8 第2案内版 9 押圧部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−185641(JP,A) 特開 平3−133845(JP,A) 実開 昭61−197034(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62H 1/00 - 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納された用紙の進行方向に対し一方の
    側面を案内する第1案内板と、この用紙の他の側面側に
    あり用紙を前記第1案内板に向かって押圧する押圧部材
    を有する第2案内板と、前記収納された用紙に軽く圧接
    して回転させることにより前記用紙を送り出す第1ロー
    ラと、前記用紙の送り出し方向下流側に配置された第2
    ローラとを備え、前記第1ローラは前記第2ローラより
    送り速度が遅く、前記用紙の走行中心をはずして前記第
    2案内板側寄りに配設され、前記第2ローラは前記用紙
    の走行中心上に配設され、前記第1ローラよりも用紙の
    搬送力を強く構成したことを特徴とする給紙装置。
JP3237712A 1991-09-18 1991-09-18 給紙装置 Expired - Fee Related JP2900655B2 (ja)

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JPH0577945A JPH0577945A (ja) 1993-03-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7802790B2 (en) 2007-05-01 2010-09-28 Funai Electric Co., Ltd. Image generating apparatus with paper cassette having pressing portion

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7802790B2 (en) 2007-05-01 2010-09-28 Funai Electric Co., Ltd. Image generating apparatus with paper cassette having pressing portion

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JPH0577945A (ja) 1993-03-30

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