JPH0423861Y2 - - Google Patents

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JPH0423861Y2
JPH0423861Y2 JP1985068771U JP6877185U JPH0423861Y2 JP H0423861 Y2 JPH0423861 Y2 JP H0423861Y2 JP 1985068771 U JP1985068771 U JP 1985068771U JP 6877185 U JP6877185 U JP 6877185U JP H0423861 Y2 JPH0423861 Y2 JP H0423861Y2
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paper
bottom plate
cassette case
plate
feeding device
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は複写機の給紙装置に関し、特に底板回
動式の給紙装置に係るものである。
(従来技術) 第3図にこの種給紙装置の概略を示す。
図において、1はカセツトケースであり、その
底部の中央部より前方に底板2を配置している。
この底板2には一対の起立したアーム3が設け
てあり、カセツトケース1に支軸部4で軸支され
ている。従つてこの底板2は後端側を中心に時計
回り方向に回動する。5はバツクプレートであ
り、積載紙8の後端を規制する。カセツトケース
1の前方端上方には給紙コロ6が固定位置に設け
てある。カセツトケース1の下方からは底板加圧
用のレバー7が底板2の下面に当接しており、反
時計回り方向に図示しない駆動源により回動し、
底板2を押し上げるようになつている。底板2が
押し上げられる、つまり支軸部4を中心として回
動すると、積載紙8は給紙コロ6に適当な給紙圧
を以つて押しつけられ、給紙コロ6の回転により
最上紙から一枚ずつ給紙される。
第4図は底板2の回動に伴う各部のサイズの関
係を示す図である。
第3図の様にカセツトケース1内に充分な厚み
の積載紙が収容されている場合は底板2は略水平
になつている。この時、紙に対応するケース側の
長さ(水平であるから紙の長さと同義)はL1
ある。
この状態から給紙を開始して、積載紙が順次減
り、最終紙に近づくと底板2は第4図に示す様に
αの角度で上方に傾斜する。
各部の寸法L1,L2,L3を図に示す様に決める
と、次式が成立する。
L1=L2+L3cosα ……(1) α≠0だから1>cosα ……(2) 従つて L3>L3cosα=L1−L2 ……(3) ところで、この状態で紙と接触するケース側の
長さは、 紙当接全長=L3+L2 ……(4) となる。
従つて(3),(4)より L3+L2>(L1−L2)+L2 L3+L2>L1 ……(5) (L3+L2)−L1=△(△>0) ……(6) 即ち、バツクプレート5を規準にして、このバ
ツクプレート5に紙の後端が突き当つた状態で考
えると、第4図の如く、底板2がαの角度で傾斜
した場合△分だけ、紙の先端部が後方にずれる
ことになり、従つて給紙コロ6に届かない場合が
生ずる。そうなると不送りが生じてしまう欠点が
あつた。尚αは13度位である。
(目的) 本考案はこの様な従来例の欠点を解消し、底板
回動式の給紙装置において紙残量が少なくなつた
場合でも不送りが発生することのない機構を提供
することを目的とする。
(構成) そのために本考案は、カセツトケースのほぼ中
央部より先端側に底板を配設し、この底板を、そ
の一端がこの底板に設けられた起立アームの他端
を支点として回動自在に設け、前記底板を回動さ
せることにより底板上の紙をカセツトケースの上
部の固定位置に設けた給紙コロに押圧し、給紙コ
ロによつて紙を送り出す給紙装置において、カセ
ツトケースの底部後端側に、紙の後端を規制する
カセツトケースと別体であり、カセツトケースと
の固定手段を備えたバツクプレートを固定し、且
つこのバツクプレートに、積載された下層部の紙
を前方に押し出すために下端を自由端となるよう
に傾斜させ、かつ、その端部が水平折り曲げ部と
してある板バネを設けたことを特徴とするもので
ある。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
尚、従来例と同一個所は同一符号とする。
第1図は本考案の一実施例に係る給紙装置の概
略図であり、従来例の第4図に対応する図であ
る。
また第2図はその要部であるバツクプレート部
分の外観斜視図である。
第2図に示す様にバツクプレート5の2枚の起
立片にそれぞれ板バネ9,9を設けている。この
板バネ9は上端の取り付け部9aをバツクプレー
トにリベツト溶接等で固定し、下端部を自由端と
して、前方にL4だけせり出している。従つて下
方に向かつて前方側に傾斜している。また下端に
は紙の入り込みを防止する水平折り曲げ部9bが
設けてある。
板バネ9の傾斜幅L4は L4>△=(L3+L2)−L1 ……(7) であることが条件となる。
(7)の条件の時、ラスト紙の状態では (紙当接)全長=L3+L2−L4 ……(8) ∴ 全長+L4=L3+L2 ∴ 全長+L4−L1=L3+L2−L1 ……(9) (7),(9)より L4>全長+L4−L1 L1>全長 ……(10) 従つて紙先端は必ず給紙コロ6に届く。
よつて不送りが防止される。
厚みのある積載紙束をカセツトケース1の上方
より収納する時、この板バネ9は垂直方向に伸び
た状態に変位するから問題はなく、厚みが薄くな
るにつれて少しずつ弾性により、自由端が前方に
移動して来る。
尚、紙厚110K以上の時、板バネ(SUS)の板
厚は0.1ミリメートル以上が望ましい。
(効果) 本考案は以上述べた通りのものであり、本考案
に係る給紙装置によれば板バネの先端が水平折り
曲げ部としてあるので、紙を押し出すあたりに、
板バネ先端部と、バツクプレートの紙面と並行な
面の間に紙が入り込まず、用紙の残りが少なくな
つても確実に押しだすことができる。
又、特別な機構なしに底板先端が略垂直な軌跡
を描いて動くことになり、転写紙とコロが、底板
の角度に関わらず、一定の位置で当接するので、
円滑な給紙を実現できる。
このように、カセツトケース内の積層紙が少な
くなつても、確実に紙先端部を給紙コロに当接す
ることができるので不送りを生ずることなく、信
頼性の高い給紙装置を提供することができる。
更に、本考案では、板バネそのものが紙を前に
押しだすため、連結板等の駆動伝達手段を設ける
必要がないことから、バツクプレートを取外し、
カセツトに転写紙サイズに応じて複数の被固定手
段、例えば穴を設けておけば、バツクプレートを
転写紙のサイズに応じて各被固定手段間を移動さ
せるだけで簡単に異なつたサイズの転写紙に対応
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る給紙装置の各
部の寸法関係を示す図、第2図は同、要部のバツ
クプレートを示す外観斜視図、第3図は従来例の
給紙装置を示す概略図、第4図は同、各部の寸法
関係を示す図である。 1……カセツトケース、2……底板、5……バ
ツクプレート、6……給紙コロ、9……板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトケースのほぼ中央部より先端側に底板
    を配設し、この底板を、その一端がこの底板に設
    けられた起立アームの他端を支点として回動自在
    に設け、前記底板を回動させることにより底板上
    の紙をカセツトケースの上部の固定位置に設けた
    給紙コロに押圧し、給紙コロによつて紙を送り出
    す給紙装置において、カセツトケースの底部後端
    側に、紙の後端を規制するカセツトケースと別体
    であり、カセツトケースとの固定手段を備えたバ
    ツクプレートを固定し、且つこのバツクプレート
    に、積載された下層部の紙を前方に押し出すため
    に下端を自由端となるように傾斜させ、かつ、そ
    の端部が水平折り曲げ部としてある板バネを設け
    たことを特徴とする底板回動式給紙装置。
JP1985068771U 1985-05-11 1985-05-11 Expired JPH0423861Y2 (ja)

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Families Citing this family (2)

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CN103395650A (zh) * 2013-07-23 2013-11-20 昆山市长宏印刷厂 一种印刷机挡纸叉

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JPS5147179B2 (ja) * 1971-09-30 1976-12-13

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JPS5147179U (ja) * 1974-10-03 1976-04-07
JPS5692632U (ja) * 1979-12-14 1981-07-23

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