JPH0442279Y2 - - Google Patents

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JPH0442279Y2
JPH0442279Y2 JP17621885U JP17621885U JPH0442279Y2 JP H0442279 Y2 JPH0442279 Y2 JP H0442279Y2 JP 17621885 U JP17621885 U JP 17621885U JP 17621885 U JP17621885 U JP 17621885U JP H0442279 Y2 JPH0442279 Y2 JP H0442279Y2
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JP17621885U
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は用紙給送にかかり、特に用紙を搬送路
に沿つて給送する際に重送を防止するための装置
に関する。
<従来技術> 積載された用紙を1枚づつ分離して給送するた
めの手段としては、種々提案されている。例え
ば、載置台(給紙台等)に積載された用紙を給紙
ローラを用いて給紙し、この給紙用紙を給送ロー
ラ及びかかる給送ローラと逆方向に回転する分離
ローラとの間に通して、1枚給紙を行うものがあ
る。つまり、2枚以上の用紙がローラ間に送り込
まれると最上部の用紙が給送ローラの作用にて給
送される一方、下部の用紙は分離ローラの作用に
て送り戻されることで、1枚給紙が行われること
になる。
しかし、給送ローラ及び分離ローラにて用紙の
重送を防止するものにおいても、たまには2枚の
用紙が給送されることもある。この様な場合、搬
送路中で用紙ジヤム等が発生したり、電子写真複
写機等においてはその用紙に正常な画像が形成さ
れなかつたりする。このローラ間を通過後の重送
を防止する装置の一例としては、第6図に示すも
のがある。図において61は給送ローラ、62は
分離ローラ、63,64は用紙の搬送路を構成す
るガイド板である。上記両ローラ61と62の出
紙口の部分には、ゴム等の摩擦部材からなる重送
防止部材65が設けられている。この重送防止部
材65は、その一端がガイド板64の裏面に固定
され、その他端の自由端側がガイド板63の搬送
路面に軽く圧接すべく弾性力を有する部材にて形
成されている。
第6図に示す構造の重送防止機構であれば、給
送ローラ61及び分離ローラ62との間を通る用
紙は、重送防止部材65にてガイド板63に押し
付けられるようにして給送される。この時、2枚
送りが生じると、第7図に示す様に上部の用紙6
6aはそのまま給送ローラ61の作用にて図示し
ていない搬送ローラへと送り込まれ、下部の用紙
66bは高摩擦部材である重送防止部材65にて
その送りが阻止される。従つて、図示していない
搬送ローラへは上部の1枚の用紙のみが送り込ま
れることになる。
しかしながら、第6図に示す給送部分で用紙ジ
ヤムが生じた場合、図中左側(用紙搬送の上流
部)より用紙を引き抜いている。この場合、重送
防止部材65が高摩擦部材にて形成されているこ
とから、この重送防止部材65は用紙の引き抜き
に応じて第6図の破線で示す様な位置に反転す
る。そのため、次の給紙用紙は反転した重送防止
部材65にてその給送が阻止される。
<目的> 本考案は、用紙の重送を防止する装置にかかり
特に用紙の搬送路を形成するガイド板に当接する
重送防止部材との間に用紙を通すことで、重送を
防止するものであつて、上記重送防止部材の反転
を阻止し、確実な重送防止を可能とした装置を提
供するものである。
<実施例> 第1図は本考案における重送防止装置の一例を
示す斜視図、第2図はその断面図である。第1図
に示す如き重送防止装置は第3図に示す複写機等
における給紙部に設けられている。まず、第3図
において、給紙部全体の概要を説明する。
図において、符号1は用紙2を複数枚載置でき
る給紙台であつて、該給紙台上の用紙2は、最上
部より給紙ローラ3の回転にて給紙される。給紙
ローラ3はその軸3−1が給紙台1前方に配置さ
れた給送ローラ4の軸4−1の回転自在に設けら
れた連結板5に回転自在に支持されている。上記
両軸3−1,4−1間には、図示していないが回
転伝達手段が連結されており、軸4−1が回転す
れば、軸3−1も回転し給紙ローラ3が回転す
る。
上記給送ローラ4に対向して分離ローラ6が配
置されている。この分離ローラ6は、用紙2を給
紙台1に送り戻す方向に回転駆動されており、重
送時に最上部の用紙とそれ以下の用紙とを分離し
その用紙を送り戻す。
給送ローラ4の軸4−1に平行して設けられて
いる軸7には、給紙ローラ3を、給紙台1上の最
上部の用紙に当接又は離間させるための操作板8
が固定されている。この操作板8は、連結板5に
一体的に形成されたアーム部5−1と対向して設
けられており、図の状態において給紙ローラ3を
用紙2より離間させている。この状態において、
軸7を時計方向に回転させることで、操作板8が
上方向に回動する。そのため、連結板5の規制が
解かれ、軸4−1を中心に自重で連結板5が反時
計方向に回動し、給紙ローラ3が最上部の用紙2
に当接する。
また、上記軸7には、回転自在に設けられた用
紙規制ゲート9が設けられている。用紙規制ゲー
ト9は、軸7と反対側の自由端部9−1が給紙台
1に設けられている孔10に貫通するように設け
られており、また一体的に形成された突部9−2
が操作板8に係止するように設けられている。従
つて、用紙規制ゲート9は操作板8にてその自重
による回転が規制され、図に示す状態であれば先
端部9−1が孔10に貫通する。この状態で給紙
台1上に用紙を載置し、用紙規制ゲート9にて用
紙先端が揃えられる。
上述の様に構成された給紙装置において、給紙
台1上の用紙2は、給紙信号に従つて給紙され
る。つまり、給紙信号に従つて、軸7が時計方向
に回動され、給紙ローラ3が最上部の用紙に当接
する位置まで降下する。また、用紙規制ゲート9
は操作板8が上方向に回動することで、同時に持
ち上げられる。これにより、用紙2の規制状態が
解除され、用紙2の給紙が可能となる。この状態
で、給紙ローラ3が回転され且つ給送ローラ4及
び分離ローラ6も回転することで、用紙2は最上
部のものより給紙ローラ3に従つてローラ4,6
の間へと送り込まれる。この送り込まれた用紙2
は、給送ローラ4の作用により更に下流部へと送
り出されることになる。ここで、給紙ローラ3に
て2枚送りが生じれば、下部の用紙は分離ローラ
6にて給紙台1側の上流側へと送り戻すように作
用するため、最上部の用紙2のみ下部用紙と分離
され給送ローラ4の回転方向へ送り出されること
になる。
以上のようにして用紙2の重送が分離ローラ6
の作用にて防止される。しかしながら、用紙束の
密着度や、用紙間の摩擦係数の違い、湿度の影響
等により、給送ローラ4及び分離ローラ6の間を
重送される場合がある。このように給送ローラ4
の部分を送られる用紙の重送を防止するために
も、第1図及び第2図にその詳細を示す様に、重
送防止部材11が給送ローラ4の下流部に設けら
れている。重送防止部材11は、上下のガイド板
12及び13にて形成される給送ローラ4の下流
部の搬送路中に位置する。下ガイド板13は給紙
台1に引き続いて設けられたものである。重送防
止部材11は、例えば第4図に示す通り変形可能
なポリエチレンテレフタレート、板ばね等の弾性
シート14にゴム等からなる高摩擦部材15を貼
り付けた構造であつて、その一端部11−1がガ
イド板13の裏面に固着されている。一端がガイ
ド板13に固定された重送防止部材11は、その
自由端側、特に高摩擦部材15の先端部分が弾性
シート14の弾性力により、上部のガイド板12
に弾性的に当接する様に構成されている。
上記重送防止部材11には、更に重送部材11
の反転を防止するための反転防止部材16が取付
けられている。反転防止部材16は、コ字状に形
成されており、摩擦部材15より突出する弾性シ
ート14の一端に固定されている。この反転防止
部材16の他端部は、ガイド板13に形成された
孔17に挿通されており、ガイド板13の裏面に
係止される構造である。つまり、反転防止部材1
6は、重送防止部材11の用紙通過時等の移動を
拘束することのないように、ある程度揺動する様
に設けられている。
以上の様に構成された重送防止装置によれば、
給送ローラ4及び分離ローラ6にて用紙の重送が
生じた場合、ガイド板12及び13からなる搬送
路へと誘導され、重送防止部材11の位置へと達
する。この重送防止部材11は、弾性シート14
の弾性力等にて上ガイド板12に当接しており、
下部の用紙が重送防止部材11の摩擦力によつて
給送方向とは逆方向の力が作用し、分離ローラ6
の逆方向の搬送力と共同して、それ以上の用紙給
送が阻止される。これに対し、最上部の用紙2は
重送防止部材11の作用を受けることなく、給送
ローラ4の作用に従つて、ガイド板12に沿つて
送り出されることで、1枚給送が確実になる。
ここで、第7図で示す様な給送位置で用紙ジヤ
ムが生じれば、このジヤム用紙を給送方向と逆方
向に引き抜くことがある。この様に用紙を給送方
向と逆方向に引き抜いた際、重送防止部材11は
用紙の引き抜きに追従つて反転しようとする。こ
の時、重送防止部材11には、反転防止部材16
が連結されていることから、この反転防止部材1
6がガイド板13の裏面に引掛り、重送防止部材
11は用紙に追従することなくその位置に維持さ
れる。そして、用紙を除去した後は、上記重送防
止部材11は、その自身の弾性力にて第2図に示
す位置へ復帰し、次に送られてくる重送用紙を防
止する様に作用する。
第5図は本考案における他の実施例態様を示す
重送防止部分の断面図である。図において、重送
防止部材11は第4図に示すものと同様な構造を
有しておりその自由端部がガイド板12に弾性的
に当接している。この重送防止部材11の自由端
部には、例えば0.05mm厚のポリエチレンテレフタ
レート等のシート部材20が固着されており、こ
のシート部材20の他端がガイド板13に固着さ
れている。このシート部材20にて重送防止部材
11の反転防止部材を構成している。この様に非
常に薄いシート部材20を設けることで、重送防
止部材11の自由端部は、その移動がなんら拘束
されず、重送防止効果を十分に発揮できる。
ここで、用紙ジヤム時に、用紙を給送方向と逆
に引き抜いても、用紙引き抜きには関係なく、重
送防止部材11は、反転方向への移動がシート部
材20にて規制され、第1図のものと同様に反転
が防止される。
本実施例によれば、複写機等の用紙給送におけ
る重送防止について説明したが、これに限らず1
枚送りを行う給送装置に適用できることは明白で
ある。
<効果> 本考案の用紙の重送防止装置によれば、給送さ
れる用紙の搬送路中に一端を搬送路を形成する一
方のガイド部材に固定し、他端の自由端側を他方
のガイド部材に弾性的に当接させてなる摩擦材に
て形成された重送防止部材にて、給送手段にて給
送された用紙の重送を阻止し、安定した1枚の給
送を可能にし、また重送防止部材の自由端側に反
転防止部材を取り付けていることから、この搬送
路中でのジヤム用紙を、用紙を給送方向と逆方向
に引き抜いても、重送防止部材が反転することは
なく、ジヤム用紙の処理が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における重送防止機構の一例を
示す斜視図、第2図はその断面図、第3図は本考
案の重送防止機構を用いる複写機等の給紙の構造
を示す断面図、第4図は本考案の重送防止部材の
一具体例を示す斜視図、第5図は本考案の他の実
施態様を示す断面図、第6図は従来の重送防止機
構の一例を示す断面図、第7図は重送防止の作用
説明に供する断面図である。 1……給紙台、2……用紙、3……給紙ロー
ラ、4……給送ローラ、6……分離ローラ、11
……重送防止部材、14……弾性シート、15…
…摩擦部材、16……反転防止部材、20……シ
ート部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 用紙を給送する給送手段と、 該給送手段にて給送される用紙を案内し搬送路
    を形成する上下のガイド部材と、 該ガイド部材の一方に一端部が固定され、上記
    搬送路の上記給送手段より下流側に他端部の自由
    端が位置し、上記ガイド部材の他方側に弾性的に
    当接してなり、給送される用紙と当接する面が摩
    擦材にて形成された重送防止部材と、 を有した用紙の重送防止装置において、 上記給送手段にて給送される用紙と下流側で接
    する上記重送防止部材の自由端側に用紙の給送方
    向と反対側に重送防止部材が反転することのない
    反転防止部材を取り付けたことを特徴とする用紙
    の重送防止装置。
JP17621885U 1985-11-15 1985-11-15 Expired JPH0442279Y2 (ja)

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JP17621885U JPH0442279Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15

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JPS6286345U JPS6286345U (ja) 1987-06-02
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JP5760673B2 (ja) * 2011-05-16 2015-08-12 セイコーエプソン株式会社 媒体給送装置、スキャナ装置、記録装置

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JPS6286345U (ja) 1987-06-02

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