JPH012944A

JPH012944A - 搬送装置

Info

Publication number: JPH012944A
Application number: JP62-157907A
Authority: JP
Inventors: 財津　宏八; 博青谷
Original assignee: 株式会社東芝
Filing date: 1987-06-26
Publication date: 1989-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明はたとえば電子複写機に備えられ、重ね転写ある
いは両面転写時に使用される搬送装置に関する。

（従来の技術）この種の搬送装置としては、たとえば、第１０図に示す
ようなものが知られている。すなわち、図中２は電子複
写機の本体１の底部に設けられた搬送装置で、その内部
には切変ゲート３、ガイド４、搬入ローラ対５ａ、５ｂ
ｓスタック部（集積部）６、ピックアップローラ（取出
し手段）７、分離ローラ対ＢａｒＢｂｓ用紙ガイド２７
ａ。

２７ｂ１アライニングローラ対９　ａ、９ｂｚゲート１
０、スイッチバックローラ対１１ａ、ｌｌｂおよびガイ
ド体１２が配設されている。また、上記ゲート１０の上
方部には導入口１３か設けられ、この導入口１３を介し
て上記電子複写機の本体１内のアライニングローラ１４
に用紙が送られるようになっている。

しかして、たとえば、重ね転写する場合には、給紙カセ
ット２３または２４から供給されて片面側に画像が転写
された用紙（被転写材）　Ｐ　（Ｐ”）は本体側の排紙
ローラ１５から排出され、この用紙Ｐ　（Ｐ’　）は切
換えゲート３の動作により、ガイド４を介して搬入ロー
ラ５ａ、５ｂに送られ、この搬入ローラ５ａ、５ｂの回
転により、スタ・ツク部６内に集積される。そして、こ
のスタック部６内に集積された用紙Ｐ　（Ｐ’　）はピ
ックアップローラ７の回転により一枚ずつ取出され、分
離ローラ８ａ、８ｂ、アライニングローラ対９ａ。

９ｂおよびゲート１０を介して導入口１３に送られ、こ
の導入口１３から装置本体１内のアライニングローラ１
４へと送られる。そして、このアライニングローラ１４
で整位されたのち、感光ドラム１６と転写チャージャー
１７との間に送られて、画像が再度転写されることにな
る。このように、画像が転写されたのち、用紙Ｐ　（Ｐ
”）は剥離チャージャー１８により剥離され、搬送ベル
ト１９により定着器２０に搬送され画像が熱定着される
。

この画像が定着された用紙Ｐは本体側の排紙ローラ１５
、切換えゲート３およびユニット側の排紙ローラ２１を
介して外部に排出されることになる。

また、両面転写する場合には、スタック部６から取出さ
れた用紙Ｐ　（Ｐ’　）　はアライニグローラ対９ａ、
９ｂ、スイッチバックローラ１１ａ。

１１ｂを介して矢印で示すように送られ、その後端がセ
ンサー２２によって検知されるとスイッチバックローラ
対１１ａ、ｌｌｂの回転が停止される。しかるのち、ス
イッチバックローラ１１ａ。

１１ｂが逆回転されることにより、用紙Ｐ　（Ｐ”）は
その後端部側からゲート１０および導入口１３を介して
アライニングローラ１４へ送られ、ついで、このアライ
ニングローラ１４から感光ドラム１６と転写チャージャ
ー１７との間に送られ裏面側に画像が転写される。しか
るのち、用紙Ｐ　（Ｐ’　）は剥離チャージャー１８に
より剥離され、搬送ベルト１つにより定着器２０に搬送
され画像が熱定着される。この画像が定着された用紙Ｐ
　（Ｐ’　）は本体側の排紙ローラ１５、切換えゲート
３およびユニット側の排紙ローラ２１を介して外部に排
出されることになる。

ところで、上記重ね転写時あるいは両面転写時において
、用紙Ｐ　（Ｐ’　）が第１１図に示すように、アライ
ニングローラ対９ａ、９ｂに挟持されときは最上位の用
紙Ｐ　（Ｐ’　）の画像転写面は下の用紙Ｐ　（Ｐ”）
の被画像転写面、すなわち背面に接触された状態にある
。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、従来においては、分離ローラ８ａ、８ｂ
を転接させた状態のままにしていたため、上部側の分離
ローラ８ａの自重が最上位の用紙Ｐ　（Ｐ’　）に作用
し、用紙Ｐ　（Ｐ”）がアライニングローラ対８ａ、　
　８ｂにより搬送されると、画像が下の用紙Ｐ　（Ｐ’
　）に擦れてその背面を汚すという問題があった。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明は上記問題点を解決するために、片面側に画像が
転写された被転写材を集積部に集積し、この集積部に集
積された被転写材を取出手段によって取出すとともに、
転接する一対の分離ローラにより一枚ずつ分離して送り
出し、この送り出された被転写材をアライニングローラ
により整位し搬送するものにおいて、前記アライニング
ローラによって被転写材を搬送するとき、前記一対の分
離ローラを離間させる構成としたことを特徴とするもの
である。

（作用）上記手段により、アライニングローラによる被転写材の
搬送時に分離ローラの自重を被転写材に作用させないよ
うにした。

（実施例）以下、本発明を第１図乃至第９図に示す一実施例を参照
して説明する。

なお、第１０図および第１１図に示した部分と同一部分
については同一番号を付してその説明を省略する。

第１図は分離ローラ８ａの昇降機構３１を示すもので、
この昇降機構３１は取付ブラケット３０に取付けられて
いる。前記昇降機構３１は第２図にも分解して示すよう
に、シャフト３２、ギヤ３３、ジヨイント３４、ボス３
５、スプリングクラッチ３６、スリーブ３７、アーμ３
８およびレバー３９とによって構成されている。上記ギ
ャ３３、ジヨイント３４、ボス３５、スプリングクラッ
チ３６、スリーブ３７、アーム３８およびレバー３９に
は上記シャフト３２が挿通され、上記ギヤ３３とボス３
５とはジヨイント３４を介して連結されているとともに
、上記アーム３８およびレバー３９はねじ３８ａ、３９
ａにより上記シャフト３２に固定されている。また、上
記スリーブ３７の外周面には突起３７ａが形成され、上
記取付ブラケット３０には前記スリーブ３７の突起３７
ａを当接させる第１のストッパー４０および前記レバー
３９を当接させる第２のストッパー４１が一体的に形成
されている。

一方、分離ローラ８ａのシャフト４３は回動自在な支持
レバー４４によって上下動自在に支持されている。

しかして、重ね転写時あるいは両面転写時において、用
紙Ｐ　（Ｐ’　）が第６図に示すように分離ローラ対８
ａ、８ｂで分離されてアライニングローラ９ａ、９ｂに
送られると、第１図に示すように、ギヤ３３がＡ方向に
回転しジヨイント３４をクラッチ３６を介してアーム３
８がＡ方向に回転する。これにより、レバー３つが上方
に回動して分離ローラ８ａのシャフト４３を持ち上げる
。そして、レバー３９が所定角度回動してスリーブ３７
の突起３７ａが第１のストッパー４０に当接すると、ボ
ス３５とスプリングクラッチ３６が空転し、レバー３９
の上方への回動が停止される。

また、用紙Ｐ　（Ｐ’　）が分離ローラ８ａ、８ｂを通
過すると、ギヤ３３がＢ方向に回転する。これにより、
ボス３５とスプリングクラッチ３６がロックされてレバ
ー３９が下方に回転し、分離ローラ８ａが完全に下がっ
たところ（シャフト４３とレバー３９との間に隙間がで
きた時）で第２のストッパー４１にレバー３９が当り、
ボス３５とスプリングクラッチ３６が空転し、レバー３
９はその位置でストップする。

上述したように、用紙Ｐ　（Ｐ’　）がアライニグロー
ラ９ａ、９ｂに到達したときは分離ローラ８ａを上方へ
移動させるため、用紙Ｐ　（Ｐ’　）が分離ローラ８ａ
の自重により下の用紙Ｐ　（Ｐ”）に押し付けられるこ
とがない。したがって、用紙Ｐ　（Ｐ’　）の転写画像
が下の用紙（Ｐ’　）Ｐの背面部に擦れて汚すというこ
とは確実に防止される。

なお、ピックアップローラ７は取り出した用紙Ｐｌがア
ライニングローラ９ａ、９ｂに到達しても上昇せず、第
９図に示すように、そのままの位置て、次ぎの用紙Ｐ２
を自重により下方に押し付け、用紙の２枚取りを防止で
きるようになっている。すなわち、第７図に示すように
、分離ローラ８ａ、８ｂで用紙ＰＩ＋　　Ｐ２が分離仕
切れない状態のとき、最上段の用紙Ｐ１はアライニング
ローラ９ａ、９ｂにより搬送され、下段の用紙Ｐ３は分
離ローラ８ａの摩擦により停止するが、中段の用紙Ｐ２
はフリーな状態にあるため、分離ローラ８ａの上からの
押し付は力により、最上段の用紙Ｐ１がアライニングロ
ーラ９ａ、９ｂにより搬送される際に、摩擦で一緒に搬
送されてしまう。そこで、これを防止するため、ピック
アップローラ７を下げたままにしておくことにより、最
上段の用紙Ｐ１の後端部がピックアップローラ７を離れ
ると、次ぎの用紙Ｐ２にピックアップローラ７の押し付
は力が加わり、用紙Ｐ２は停止、最上段の用紙Ｐ１だけ
がアライニングローラ９ａ、９ｂにより搬送される。こ
れにより、２枚取りが防止されることなる。

また、上記分離ローラ８ａ、８ｂとアライニングローラ
９ａ、９ｂとの間に設けられたガイド２７ｂには、三角
形状のリブ４５が形成されている。このリブ４５により
、用紙Ｐはたわみ、用紙Ｐの突っ張り防止される。した
がって、分離ローラ８ａ、８ｂにおける滑りがなくなり
、用紙Ｐをたわませてアライニングを確実に行うことが
でき、スキュウーや先端位置ずれを防止できるようにな
っている。

なお、上記一実施例においては、上部側の分離ローラ８
ａを上昇させたが、これに限られず、下部側の分離ロー
ラ８ｂを下降させてもよく、また、上下部の分離ローラ
８ａ、８ｂを互いに逆方向に移動させてもよい。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、被転写材が分離
ローラで分離されてアライニングローラに送られたとき
、分離ローラ対を離間させたから、被転写材の転写画像
が下の被転写材の背面に擦れることがなく、汚すことが
ないという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第９図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は分離ローラの昇降機構を示す斜視図、第２図はそ
の分解斜視図、第３図は電子複写機および自動両面装置
を示す構成図、第４図はゲートおよび搬入ローラの駆動
部を示す斜視図、第５図は用紙の搬送系を示す斜視図、
第６図はその側面図、第７図乃至第９図は用紙の分離動
作を示す説明図、第１０図および第１１図は従来例を示
すもので、第１０図は電子複写機および自動両面装置を
示す構成図、第１１図は用紙の分離動作を示す説明図で
ある。１・・・装置本体、Ｐ・・・用紙（被転写材）、６・・
・集積部、８ａ、８ｂ・・・分離ローラ、９ａ、９ｂ・
・・アライニングローラ。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第２図第４図第５図第　６　図第７図第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

片面側に画像が転写された被転写材を集積部に集積し、
この集積部に集積された被転写材を取出手段によって取
出すとともに、転接する一対の分離ローラにより一枚ず
つ分離して送り出し、この送り出された被転写材をアラ
イニングローラにより整位し搬送するものにおいて、前
記アライニングローラによって被転写材を搬送するとき
、前記一対の分離ローラを離間させる構成としたことを
特徴とする搬送装置。