JPH0986713A - 自動原稿給送型画像読取装置 - Google Patents

自動原稿給送型画像読取装置

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JPH0986713A
JPH0986713A JP7267662A JP26766295A JPH0986713A JP H0986713 A JPH0986713 A JP H0986713A JP 7267662 A JP7267662 A JP 7267662A JP 26766295 A JP26766295 A JP 26766295A JP H0986713 A JPH0986713 A JP H0986713A
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roller shaft
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シングルフィードローラ型の画像読取装置に
関し、用紙が適切な間隔でかつ用紙スキューを生ずるこ
となく給紙され、読取画像の間延び現象が防止され、パ
ッドの交換なども容易な小型で安価な構造を得る。 【解決手段】 ピックローラ1がローラ軸2に軸方向移
動不能かつ回転自在に嵌挿され、ローラ軸2に設けた突
起3とピックローラ1に設けた爪4とが係合してローラ
軸2の回転がピックローラ1に伝達され、突起3が爪4
から離隔する方向にピックローラ1が従動回転可能であ
る。フィードローラとピックローラの速度差により、ピ
ックローラが従動回転して用紙間に間隔が生ずる。好ま
しくは、ローラ軸2とその駆動部材6との間に、従動回
転方向の一方向クラッチを介装する。更に分離パッドの
先端を付勢する裏当てを、ローラ軸と直角に交叉する方
向のシーソ軸まわりに揺動自在に設け、付圧力のアンバ
ランスを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿上の文字な
いし図形情報を電気信号として読み取る画像読取装置に
関するもので、特に、給紙台上に積重されたシート原稿
を読取部に1枚ずつ自動給送しながら読み取る構造の画
像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動原稿給送型の画像読取装置に用いら
れる自動給紙装置として、従来は図15に示すように、
読取部18を挟んで用紙通路の上流側と下流側とに二つ
のフィードローラ41、9を配置し、これらのフィード
ローラとは別個に給紙台42上に積重された用紙7を1
枚ずつ分離して取り込むためのピック(兼分離)ローラ
1を設けた構造が多く用いられている。ピックローラ1
としては、用紙を取り込む(ピックする)ローラと分離
するローラとを別個のローラとしたものと兼用のローラ
としたものとがあるが、いずれにしても、これらは二つ
のフィードローラ41、9とは別に設けられる。
【0003】このような二つのフィードローラ41、9
を有する構造においては、ピックローラ1で取り込んだ
用紙を上流側フィードローラ41に当接させてスキュー
を矯正し、両フィードローラ41、9を等速で回転させ
ることにより、原稿の前端から後端までを一定の速度で
読取部18を通過させているので、正確で安定した原稿
の給送を実現できる。
【0004】ところがこの種のOA機器の広汎な普及に
伴い、装置の小型化と低価格化に対する要求が非常に強
くなってきている。そのような要求に応えるために、画
像読取装置においても、図16に示すように、フィード
ローラ9を読取部19の下流側にのみ設けてピックロー
ラ1に従来の上流側フィードローラの機能を持たせた装
置が提供されるようになってきている。
【0005】図16の装置では、用紙7は給紙台42上
に積重され、ピックローラ1の摩擦駆動力によって、上
方のものから順に装置内へ取り込まれていく。ピックロ
ーラ1の周面の用紙通路となる部分には、ピックバネ2
5と分離パッド12とが弾圧されている。ピックバネ2
5は、表面の滑らかな板バネからなり、用紙の先端をピ
ックローラ1の周面に押しつけて、用紙にピックローラ
の給紙力が確実に伝達されるようにしている。一方分離
パッド12は、通過する用紙の下面に摺接して摩擦抵抗
力を付与し、2枚目以降の用紙が通過するのを阻止して
いる。
【0006】装置内に取り込まれた用紙は、読取部18
を通過するときに、読取ユニット48でその表面の画像
情報が読み取られ、用紙先端がフィードローラ9で挟持
されたあとは、フィードローラ9で給送されながらさら
に読み取りが継続され、スタッカ49へ排出される。読
取部18の上流側には、用紙の前後端を検出するセンサ
50が設けられている。そして、この種の装置において
は、フィードローラ9の周速をピックローラ1の周速よ
り若干速くして、読取部18を通過する原稿に張力を付
与するとともに、原稿送り用のモータを連続回転したま
まで、次々と送り込まれる用紙の間に若干の間隙が生ず
るようにしている。
【0007】図17は、ピックローラのローラ軸2を一
定速度で回転させながら、先に送られた用紙と次に送ら
れる用紙との間でピックローラ1を暫時停止させて、連
続する用紙の間に間隙を持たせるようにした従来構造の
例を示したものである。この従来構造では、ピックロー
ラ1はローラ軸2に固定されており、ローラ軸2の駆動
側には段部43があり、この段部に回り止め用のDカッ
ト44が設けられている。段部43の外側の細くなった
軸の部分には、スリーブ45、クラッチバネ46及び駆
動ギヤ6が挿通され、スナップリング5によって軸方向
に固定されている。駆動ギヤ6はローラ軸2上で自由回
転可能であり、クラッチバネ46の一端は駆動ギヤ6に
固定されている。スリーブ45は、Dカット44に嵌合
してローラ軸2に対して相対回動不能であり、クラッチ
バネ46の先端に係合する爪47を有している。クラッ
チバネ46はコイルバネで、その巻線の先端が爪47に
当接する。図の矢印a、bは、ピックローラ1の回転方
向及び用紙の送り方向を示したものである。
【0008】駆動ギヤ6は、図の矢印aの方向(ピック
ローラの回転方向)に一定速度で回転している。この回
転方向は、クラッチバネ46を締め込む方向であり、ク
ラッチバネ46は、捻り力によって締められて縮径し、
スリーブ45を把持して駆動ギヤ6の回転をローラ軸2
に伝達する。これによってピックローラ1が回転し、用
紙を送る。送り込まれた用紙がフィードローラ9(図1
6)に挟持されると、フィードローラの周速がピックロ
ーラ1の周速よりわずかに速いため、ピックローラ1は
用紙に引かれて従動回転する状態となる。そうすると、
スリーブ45の回転が駆動ギヤ6の回転よりわずかに速
くなって、クラッチバネ46が徐々に弛められていく。
そして用紙の後端がピックローラ1を離れたとき、駆動
ギヤ6が弛められたクラッチバネ46を再び締め込むま
での間、ピックローラ1の回転が停止し、次に送られる
用紙との間に、このピックローラの停止期間に相当する
間隔が生ずることとなる。
【0009】この動作説明で理解されるように、用紙の
間隔は用紙の長さによって変化し、クラッチバネ46に
は締め側と弛め側との両方向のストレスが作用し、用紙
が規定以上に長いものであると、弛め側に過大なストレ
スが作用することとなる。
【0010】また、図16に示すフィードローラを1個
とした構造では、フィードローラ9に挟持されるまで、
用紙の前端部がピックローラ1の周速に従った速度で送
られている。ピックローラ1の周速は、フィードローラ
9の周速より若干遅く設定されており、さらに分離パッ
ド12や後続する用紙7の負荷が作用しているために、
ピックローラ1と用紙との間には、往々にして滑りが生
ずる。そのため用紙前端部の読取部18の通過速度は、
用紙がフィードローラ9に挟持された後の速度に比べて
遅くなり、用紙前端部の画像が間延びした状態で読み取
られることとなる。
【0011】さらに図16に示すフィードローラを1個
とした構造のものでは、ピックローラ1部分で用紙のス
キュー(斜行)が生じたとき、それを矯正する手段がな
く、特に積重用紙7を上方から取り込むようにした構造
の装置では、ピック時にスキューが生じたときにそれに
抵抗する用紙の自重がないため、用紙幅方向のピック力
のアンバランスがあると、用紙が大きくスキューしてし
まう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、小型でか
つ低コストの自動原稿給送型の画像読取装置を得ること
を課題としてなされたもので、送り込まれる用紙の間に
間隔を設けるためのより簡単で過負荷による故障等の虞
のない構造を得ること、この用紙の間隔を用紙長さに係
わらず一定にすることができ、かつ用紙が規格外の長大
なものであってもクラッチバネの折損等の問題が生ずる
虞のない構造を得ること、原稿前端部の読取画像が間延
びして読み取られることのない画像読取装置を得るこ
と、ピック時における用紙スキューの発生がなくかつ分
離パッドが摩耗したときのパッド交換も容易な構造を得
ることにより、より正確で安定した原稿送りが可能で、
読取画像の品質に優れ、かつ保守も容易なシングルフィ
ードローラ型の画像読取装置を得ることを課題としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動原稿
給送型画像読取装置は、ピックローラ1がそのローラ軸
2に軸方向移動不能かつ回転自在に嵌挿され、ローラ軸
2に設けた突起3とピックローラ1に設けた爪4とが係
合してローラ軸2の回転がピックローラ1に伝達される
とともに、上記突起3が爪4から離隔する方向にピック
ローラ1がローラ軸2上で遊動回転可能であることを特
徴とするものである。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動原稿給送型画像読取装置において、ピックローラのロ
ーラ軸2とその駆動部材6との間に、ピックローラ1が
その駆動周速より速い速度で移動する用紙によって従動
回転させられたときに、ローラ軸2が当該ピックローラ
の従動回転の方向に駆動部材6より速い速度で回転する
ことを許す一方向クラッチ11が介装されていることを
特徴とするものである。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の自
動原稿給送型画像読取装置において、ローラ軸2に当接
してローラ軸2に回転負荷を与えるクッション材13を
備えたものである。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項2記載の自
動原稿給送型画像読取装置において、樹脂フレーム14
に一体に設けた可撓性腕16の先端にローラ軸上でのピ
ックローラの軸方向移動を阻止するスラスト鍔17が装
着されており、このスラスト鍔17が可撓性腕16の撓
みによってローラ軸2に弾圧されてローラ軸2に回転負
荷を与えていることを特徴とするものである。
【0017】請求項5記載の発明は、自動原稿給送型画
像読取装置において、各用紙に対するピックローラの回
転の開始から当該用紙の先端辺がフィードローラ9の直
前に達するまでの区間のピックローラ1の回転が、ピッ
クローラ1とフィードローラ9の周速差に相当する速度
差で定常速度よりも速く回転駆動されることを特徴とす
るものである。
【0018】請求項6記載の発明は、自動原稿給送型画
像読取装置において、基端をパッド台19に固定されて
先端側をピックローラ1の周面に付圧された分離パッド
12を備えた自動原稿給送型画像読取装置において、分
離パッド12の先端側裏面を押圧して分離パッド12を
ピックローラ1の周面に付勢している裏当て23が、ロ
ーラ軸2と直角に交叉する方向のシーソ軸22まわりに
揺動自在に装着され、かつ分離パッドを付勢するバネ2
4がこのシーソ軸の直上(積重原稿を下から順に給紙す
る構造の場合)または直下(積重用紙を上から順に給紙
する構造の場合)に配置されていることを特徴とするも
のである。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項6記載の自
動原稿給送型画像読取装置において、シーソ軸22がパ
ッド台19または裏当て23と一体に成形されてその先
端に抜け防止用爪26を備えており、このシーソ軸を挿
通する挿通孔27は、前記抜け防止用爪26が通過する
スリット35と奥端で抜け防止用爪26を収容する幅広
部28とを備えており、パッド台19を上下方向に揺動
支持する支点軸21は、パッド台19の側面に短く突出
する突起状に形成され、かつこの突起を形成したパッド
台の側壁部を内側に向けて撓ますことを可能とする切込
29が設けられており、フレームのパッド台装着部に前
記支点軸21を回動自在に支持する支点孔37が設けら
れていることを特徴とするものである。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項6又は7記
載の自動原稿給送型画像読取装置において、分離パッド
12の基端がパッド台19に千鳥状に形成した受台32
と押え板33との間に挿通され、受台32または押え板
33には分離パッドの固定孔36に挿入されて分離パッ
ド12の脱落を防止する固定ピン34が植立されている
ことを特徴とするものである。
【0021】
【作用】請求項1の発明によれば、ピックローラ1の周
速より若干速い周速のフィードローラ9を設けた原稿自
動給送型の画像読取装置において、ピックローラのロー
ラ軸2を一定速度で回転させたまま、次々と給送される
用紙の間に間隔を設けることが可能で、かつ部品点数の
少ない簡単な構造にできるとともに、過負荷による部品
の損傷や寿命の低下が生じない構造にできる。
【0022】請求項2の発明によれば、給送される用紙
の間隔を用紙長さが長くなっても一定の狭い間隔とする
ことが可能で、従って用紙寸法が大きいときの用紙のス
ループットを向上させることが可能であるとともに、規
格寸法を超える長さの用紙を用いた場合でも、ピックロ
ーラと用紙との間のスリップの発生や、過負荷による部
品の損傷等が生じない構造を得ることができる。
【0023】請求項3の発明によれば、請求項2の構成
の装置において、分離パッドの付勢力の増大等によって
ピックローラ1の空転負荷が大きくなった場合にも、給
送される用紙の間隔を確実に一定に維持することができ
る装置が得られる。
【0024】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
の作用をより安価な構造で実現できるとともに、当該作
用を実現するための部材を用いて、ローラ軸2上でのピ
ックローラ1の軸方向位置を規定できる。
【0025】請求項5の発明によれば、フィードローラ
9の周速をピックローラ1の周速より若干速く設定した
自動原稿給送型の画像読取装置において、原稿がピック
ローラ1でのみ送られるときの読取画像の間延び現象を
防止することができる。
【0026】請求項6の発明によれば、簡単でかつ小型
の構造で、分離パッド12の当接力のアンバランスを皆
無にすることができ、ピックローラ通過時における用紙
スキューの発生を極めて有効に回避することが可能で、
部品の形状誤差や組立誤差があっても、用紙スキューの
発生が完全に回避される。
【0027】請求項7の発明によれば、請求項6の作用
を有する構造をより部品点数が少なく、かつ組み立てが
容易なものとすることができる。
【0028】請求項8の発明によれば、請求項6または
請求項7と同様な作用を備え、かつ分離パッド12が摩
耗したり紙粉等が付着して分離能力が低下したとき、分
離パッドの交換を簡単な操作で行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、この発明にかか
る画像読取装置のピックローラ駆動部の第1の形態を示
したものである。この形態のものにおいては、ピックロ
ーラ1はローラ軸2に自由回転可能に挿通され、ローラ
軸に設けた突起3とピックローラ1に設けた爪4とが係
合することにより、ローラ軸2の回転がピックローラ1
に伝達される。ピックローラ1の軸方向位置は、ローラ
軸の前記突起3とスナップリング5とによって規定され
ている。駆動ギヤ6は、ローラ軸2の軸端に固定した状
態で取り付けられる。
【0030】図1、2の構造にものにおいては、ローラ
軸の突起3はローラ軸の円周一箇所に設けられ、この突
起と係合するピックローラ側の爪4も、その円周の一箇
所に設けられている。従ってピックローラ1のローラ軸
2に対する相対的な回転方向が反転したとき、ピックロ
ーラ1とローラ軸2との間には、突起3が略一回転して
爪4の反対側に係合するまでの間の遊びが存在してい
る。この構造によれば、ピックローラ駆動部の部品点数
が非常に少なく、極めて簡単な構造にできる。
【0031】図2の構造のピックローラの動作を、図1
を参照して説明する。駆動ギヤ6は、用紙送り方向(図
1の右回り)に一定速度で回転している。駆動ギヤ6の
回転はローラ軸2に伝達され、突起3が爪4の一方の側
面に当接した後、両者の係合によってピックローラ1が
ローラ軸2と同期回転駆動される。この回転により、積
重用紙7の1枚が装置8内ヘと取り込まれていく。
【0032】取り込まれた用紙がフィードローラ9に挟
持されると、フィードローラ9の周速がピックローラ1
の周速より若干速いため、ピックローラ1は従動回転状
態となる。すなわちピックローラ1の図で右回りの回転
が、ローラ軸2の図で右回りの回転より若干速くなる関
係上、図1に実線で示す突起3が爪4から離れ、突起3
がピックローラ1内で相対的にゆっくり左回動する状態
となる。このように突起3と爪4とが離れたあと用紙後
端がピックローラ1を通過すると、ピックローラ1の従
動回転は止まり、連続回転しているローラ軸の突起3が
再び爪4と係合したときに、ピックローラ1の回転を再
開させる。すなわち、突起3がピックローラ1内で空転
する間、ピックローラ1の回転が停止することとなり、
この停止期間に対応する間隔をあけて次の用紙が送り込
まれることになる。
【0033】上述した形態は構造が非常に簡単である
が、用紙の間の間隔が用紙の長さによって変化し、また
用紙長さがあまり大きいと、突起3が爪4の反対側に当
接して、ピックローラ1の従動回転を阻止するので、ピ
ックローラ1の周面と用紙との間に好ましくない滑りが
生ずる。
【0034】このような問題を生じさせないためには、
図1に示すセンサ50の検出スパンをA、フィードロー
ラ9で挟持されない状態で読み取られる用紙長さをB、
ローラスパンをL、ピックローラの径をd1 、突起3が
爪4から離れてから爪の反対面に当接するまでのローラ
軸2の遊動回転角を(360−θ)、使用される用紙の
最小寸法をlmin 、最大寸法をlmax 、ピックローラ1
とフィードローラ9の周速比をFe1 /Fe9 として次
の2式が満足され、かつ原稿がピックローラ1でのみ送
られて読み取られるとき(図のBの領域)の読取画像の
間延びが実用上問題とならない速度比となるように設定
する。
【0035】 (1)式 A≦(lmin −L)(1−Fe1 /Fe9 ) (2)式 lmax ≦πd1 ×(360−θ)÷360÷
(1−Fe1 /Fe9
【0036】(1)式は、用紙の間隔がセンサ50の検出
スパンより広くなければそれぞれの用紙の前端を検出す
ることができないという条件から導かれる式であり、
(2)式は、突起3が爪4の反対側に当接してピックロー
ラの従動回転を阻止する前に用紙の後端がピックローラ
を離れるという条件から導かれる式である。
【0037】図3及び図4は、この発明のピックローラ
駆動機構の第2の形態を示す図である。この形態のもの
においては、ローラ軸2に自由回転可能に挿通されたピ
ックローラ1の遊動可能な回転角(図1の360−θ)
がより狭い角度に規制され、駆動ギヤ6とローラ軸2と
の間に、ローラ軸2にピックローラ1の従動回転方向の
回転を許すワンウェイクラッチ11が介装される。図
3、4に示す形態においては、ローラ軸2の周面180
度対向する位置に2本の突起3を設け、ピックローラ1
側には、180度対向する位置に幅広い台形の爪4を設
けて、ピックローラ1内でのローラ軸2の遊動回転角が
略90度に規制されるようにしている。
【0038】この第2の形態のものでは、装置に取り込
まれた用紙の先端がフィードローラに挟持された後、ピ
ックローラ1がローラ軸2に対して相対的に90度遊動
回転した段階で、突起3が反対側の爪に当接してピック
ローラ1の従動回転がローラ軸2に伝達される。この回
転は、ワンウェイクラッチ11によって許容され、ピッ
クローラ周面と用紙の間の滑りは生じない。用紙の後端
がピックローラ1を離れると、ピックローラ1の回転は
停止するが、ローラ軸2はワンウェイクラッチ11によ
って直ちに回転駆動され、ローラ軸2がピックローラ1
内で90度回転した後、ピックローラ1の回転を再開さ
せる。
【0039】従って、この第2の形態のものでは、用紙
長さがいかに長くても、ピックローラ1の従動回転が阻
止されて用紙との間に滑りを生じさせることがなく、ま
た用紙の長さにかかわらず、後続する用紙との間の間隔
は、ピックローラの許容遊動回転角(図3のものでは9
0度)に対応する一定の間隔となる。
【0040】この第2の形態のものが安定に動作するた
めには、ローラ軸上でのピックローラ1の空転負荷がワ
ンウェイクラッチ11の空転負荷より小さいことが必要
である。ところが、分離パッド12のピックローラ1に
対する押圧力が大きい場合など、ピックローラ1の空転
負荷を充分に小さくできない場合が生ずる。
【0041】図5及び図6に示した第3及び第4の形態
は、この問題を解決するための簡単な手段を示したもの
である。図5に示したものは、ローラ軸2に発泡ウレタ
ン成形品等からなるクッション材13を当接させたもの
で、このクッション材13により、ローラ軸2に空転負
荷を与え、ローラ軸2上でのピックローラ1の空転負荷
が相対的に小さくなるようにしている。
【0042】図6の構造では、ローラ軸2の先端を合成
樹脂製のフレーム14に一体成形した軸受15で支持す
るとともに、同じフレームから一体の腕16を介して、
ローラ軸2上でのピックローラ1の軸方向移動を阻止す
るスラスト鍔17を設けている。このスラスト鍔17
は、軸受15より若干高くなるように成形されており、
ローラ軸2を装着したときに、腕16が下方に若干撓ま
せられて、鍔17の凹部がローラ軸2に押し付けられる
ようにしている。この押付力により、ローラ軸2に図5
のクッション材13と同様な空転抵抗を与えて、ピック
ローラ1の相対的な空転負荷を低下させるとともに、ピ
ックローラ機構部をより少ない部品点数で構成し、より
容易に組み立てることができるようにしている。
【0043】図7は、この出願の請求項5にかかる発明
の動作線図の例を示したものである。縦軸はピックロー
ラの回転速度、横軸は各用紙に対するピックローラの回
転開始位置を原点として、用紙送り長さ(ピックローラ
の周面の回転距離)を左向きに取った図である。この線
図から分かるように、請求項5の発明では、ピックロー
ラ1によって取り込まれた用紙の先端がフィードローラ
9に達する直前の位置まで、ピックローラ1の回転数を
ピックローラ1とフィードローラ9との周速差に相当す
る分だけ速くしている。そして用紙先端がフィードロー
ラ9に達する直前から、ピックローラの回転速度を低減
して、フィードローラ9にかみこまれるときに通常速度
となるようにし、その後ピックローラ1が定常速度で回
転するようにしている。
【0044】この構成によれば、用紙がピックローラで
のみ送られているときの読取部18の用紙の通過速度
が、用紙がフィードローラ9に挟持された後の通過速度
と等しい速度となり、従って、用紙の前端部を読み取る
ときの読取画像の間延び現象が回避できる。そして図7
に示すように、ピックローラ1に用紙がかみこまれる直
前で、ピックローラ1の回転を低減して通常速度に戻す
ことにより、送り速度の急激な変化による画像の乱れを
生じさせないことができる。
【0045】図8及び9は、この発明の画像読取装置に
おけるパッド装着部の第1の実施の形態を示したもの
で、請求項6及び8にかかる発明の形態を示したもので
ある。パッド台19は、フレーム20にピックローラ1
の軸と平行な支点軸21で揺動自在に枢支されており、
分離パッド12の基端は、このパッド台19に嵌着され
ている。パッド台19の揺動端には、支点軸21と直交
する方向のシーソ軸22が突出しており、ピックローラ
軸方向に細長い裏当て23の中心がこのシーソ軸22に
遊動自在に嵌合している。
【0046】裏当て23はその名のとおり、分離パッド
12の先端裏側に当接する裏当て材となっており、裏当
て23の下面とフレーム20との間に介装された圧縮バ
ネ24によって、裏当て23及びパッド台19が支点軸
21まわりに上方に付勢されて、分離パッド12の先端
側上面がピックローラ1の周面に弾圧されている。バネ
板からなるピックバネ25は、基端をパッド台19の上
面にモールドされた状態で装着されている。なおバネ2
4は1個だけ設けられ、シーソ軸22の直下の位置で裏
当て23を付勢している。
【0047】この構造によれば、裏当て23がシーソ軸
22まわりに揺動して分離パッド12をローラ軸2の長
手方向に均一な力で付勢するから、ピックローラ1と分
離パッド12の間を通過する用紙にアンバランスな給紙
力ないし分離力を付与することがなく、従って用紙がピ
ックローラ部分を通過する際に、用紙スキューが発生す
るのを防止することができる。すなわち、上記の構成に
よれば、部品形状に若干の誤差があったり、ローラ軸2
と支点軸21の平行度に組立誤差があったとしても、こ
れらの誤差は、裏当て23がシーソ軸22上で揺動する
ことによって解消され、ピックローラ1と分離パッド1
2との間の隙間や付勢力のアンバランスが生ずることが
ない。
【0048】このようなアンバランスを防止する構造と
して、従来、ピックローラ1の軸方向に分割した複数の
分離パッドをそれぞれ個別のバネでピックローラ周面に
付勢する構造があるが、本発明の構造は、そのような従
来構造に比べて、構造が簡単で部品点数が少なく、部品
及び組立工数を低減できるとともに、装置を小型にでき
る。
【0049】図10ないし14は、分離パッド装着部分
の第2の実施例を示したもので、請求項7及び8にかか
る発明の実施例に相当するものである。この実施例を含
む形態のものにおいては、裏当て23をパッド台19に
揺動自在に枢支するシーソ軸22が裏当て23と一体と
され、その先端に横方向に張り出す抜け防止用爪26が
設けられている。パッド台19には、このシーソ軸が挿
入される挿通孔27が成形されており、その奥端に抜け
防止用爪26が挿入される幅広部28が形成されてい
る。シーソ軸22は、裏当て23を立てた状態で挿通孔
27に挿通され、奥端の位置で裏当てを水平に回動させ
ることにより、抜け防止用爪26が幅広部28に収まっ
て、裏当て23が抜け落ちるのを防止する。
【0050】受台32の前記シーソ軸の挿通孔27は、
図13に示す形状であり、抜け防止用爪26は、挿通孔
27の上下に設けたスリット35部分を通過して、幅広
部28へと導かれ、シーソ軸22は挿通孔27内で回動
可能である。
【0051】パッド台19をフレーム20に枢支する支
点軸21は、パッド台19の側面から短い高さで突出す
る一体の突起状に形成され、パッド台の両側面の内側に
切込29が設けられて、パッド台の側面31従ってこの
側面に設けられた支点軸21を内側へ撓ますことができ
るようになっている。またパッド台の前記シーソ軸の挿
通孔27を設けた部分は、パッド台の中央部下方に突出
する受台32となっており、この受台32の両側上方に
は押え板33が受台32と同方向に庇状に延びている。
そして押え板33の下面には、分離パッド12を固定す
る固定ピン34が突出している。
【0052】分離パッド12は、図10に示すように、
前端側が両側に分割された形状をしている。分離パッド
をこのような先端が分割された形状としたのは、裏当て
23のシーソ軸回りの揺動によるパッドの均一なピック
ローラ周面への付勢がより確実に行われるようにするた
めである。分離パッド12の基端側には、前記固定ピン
34に挿入される固定孔36が設けられている。
【0053】バネ板製のピックバネ25は、図14に示
すように、フレーム20のパッド台19を装着する部分
に固定されており、フレームのこの部分には、支点軸2
1を枢支する支点孔37及び裏当てを上方へ付勢するバ
ネ24の下端を嵌挿する突起39などが配置されてい
る。
【0054】上記構成において、分離パッド12は、そ
の基端側を逆U字状に屈曲させて、パッド台の受台32
と押え板33との間に挿入し、分離パッド12の弾性に
よって水平に復帰させて、固定ピン34を固定孔36に
挿通することによってパッド台19に装着される。分離
パッドを取り外す際は、この逆の操作によって取り外せ
ばよく、分離パッド12の交換が簡単にできる。
【0055】このようにして分離パッドを装着したパッ
ド台19は、その側面31を挟んで側壁部分の撓みによ
って横幅を少し狭くした状態でフレームのパッド台装着
部分に挿入される。そして上記挟む力を解放することに
よって、支点軸21をフレームの支点孔37に挿通す
る。バネ24は、予めフレームの突起39に下端を挿入
して取り付けておく。以上の操作により、パッド台19
をフレーム20に装着することが可能で、逆の手順によ
って、パッド台19をフレーム20から取り外すことも
簡単にできる。
【0056】
【発明の効果】この発明により、ピックローラの取付構
造及び分離パッドの取付構造が簡単で、長い用紙を用い
た場合にも、過負荷による部品の損傷の危険がなく、読
取画像が部分的に間延びすることがなく、用紙がピック
ローラを通過するときの用紙スキューの発生が有効に防
止でき、かつ分離パッドの交換も容易な小型で安価な構
造のシングルフィードローラ型の画像読取装置を提供す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置の側面図
【図2】ピックローラ駆動機構の分解斜視図
【図3】ピックローラ駆動機構の他の例を示す分解斜視
【図4】図3のピックローラ駆動機構の側面図
【図5】ピックローラ軸に空転負荷を付与する実施例を
示す斜視図
【図6】ピックローラ軸に空転負荷を付与する他の例を
示す斜視図
【図7】ピックローラの動作線図
【図8】分離パッド装着部の断面図
【図9】分離パッド装着部の分解斜視図
【図10】分離パッド装着部の他の例を示す斜視図
【図11】図10の分離パッド装着部の断面図
【図12】図10のパッド台の分解斜視図
【図13】受け台の挿通孔を示す斜視図
【図14】分離パッドの装着動作の説明図
【図15】第1従来例の側面図
【図16】第2従来例の側面図
【図17】第2従来例のピックローラ駆動機構の分解斜
視図
【符号の説明】
1 ピックローラ 2 ローラ軸 3 突起 4 爪 6 駆動ギヤ 9 フィードローラ 11 ワンウェイクラッチ 12 分離パッド 13 クッション材 16 腕 17 スラスト鍔 19 パッド台 21 支点軸 22 シーソ軸 23 裏当て 24 圧縮バネ 26 抜け防止爪 28 幅広部 29 切込 32 受台 33 押え板 35 スリット 36 固定孔 37 支点孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピックローラ(1) がそのローラ軸(2) に
    軸方向移動不能かつ回転自在に嵌挿され、ローラ軸(2)
    に設けた突起(3) とピックローラ(1) に設けた爪(4) と
    が係合してローラ軸(2) の回転がピックローラ(1) に伝
    達されるとともに、上記突起(3) が爪(4) から離隔する
    方向にピックローラ(1) がローラ軸(2) 上で遊動回転可
    能であることを特徴とする、自動原稿給送型画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】 ピックローラのローラ軸(2) とその駆動
    部材(6) との間に、ピックローラ(1) がその駆動周速よ
    り速い速度で移動する用紙によって従動回転させられた
    ときに、ローラ軸(2) が当該ピックローラの従動回転の
    方向に駆動部材(6) より速い速度で回転することを許す
    一方向クラッチ(11)が介装されていることを特徴とす
    る、請求項1記載の自動原稿給送型画像読取装置。
  3. 【請求項3】 ローラ軸(2) に当接してローラ軸(2) に
    回転負荷を与えるクッション材(13)を備えた、請求項2
    記載の自動原稿給送型画像読取装置。
  4. 【請求項4】 樹脂フレーム(14)に一体に設けた可撓性
    腕(16)の先端にローラ軸(2) 上でのピックローラ(1) の
    軸方向移動を阻止するスラスト鍔(17)が装着されてお
    り、このスラスト鍔(17)が可撓性腕(16)の撓みによって
    ローラ軸(2) に弾圧されてローラ軸(2) に回転負荷を与
    えていることを特徴とする、請求項2記載の自動原稿給
    送型画像読取装置。
  5. 【請求項5】 各用紙に対するピックローラ(1) の回転
    開始から当該用紙の先端辺がフィードローラ(9) の直前
    に達するまでの区間のピックローラ(1) の回転が、ピッ
    クローラ(1) とフィードローラ(9) の周速差に相当する
    速度差で定常速度よりも速く回転駆動されることを特徴
    とする、自動原稿給送型画像読取装置。
  6. 【請求項6】 基端をパッド台(19)に固定されて先端側
    をピックローラ(1)の周面に付圧された分離パッド(12)
    を備えた自動原稿給送型画像読取装置において、分離パ
    ッド(12)の先端側裏面を押圧して分離パッド(12)をピッ
    クローラ(1)周面に付勢している裏当て(23)が、ローラ
    軸(2) と直角に交叉する方向のシーソ軸(22)まわりに揺
    動自在に装着され、かつ分離パッドを付勢するバネ(24)
    がこのシーソ軸の直上または直下に配置されていること
    を特徴とする、自動原稿給送型画像読取装置。
  7. 【請求項7】 シーソ軸(22)がパッド台(19)または裏当
    て(23)と一体に成形されてその先端に抜け防止用爪(26)
    を備えており、このシーソ軸を挿通する挿通孔(27)に
    は、前記抜け防止用爪(26)が通過するスリット(35)と奥
    端で抜け防止用爪(26)を収容する幅広部(28)とを備えて
    おり、パッド台(19)を上下方向に揺動支持する支点軸(2
    1)は、パッド台(19)の側面に短く突出する突起状に形成
    され、かつこの突起を形成したパッド台の側壁部を内側
    に向けて撓ますことを可能とする切込(29)が設けられて
    おり、フレームのパッド台装着部に前記支点軸(21)を回
    動自在に支持する支点孔(37)が設けられていることを特
    徴とする、請求項6記載の自動原稿給送型画像読取装
    置。
  8. 【請求項8】 分離パッド(12)の基端がパッド台(19)に
    千鳥状に形成した受台(32)と押え板(33)との間に挿通さ
    れ、受台(32)または押え板(33)には分離パッドの固定孔
    (36)に挿入されて分離パッド(12)の脱落を防止する固定
    ピン(34)が植立されていることを特徴とする、請求項6
    又は7記載の自動原稿給送型画像読取装置。
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