JP4495655B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、処理トレイ上で紙葉類の整合もしくは綴じ等の後処理を行い、得られた紙葉類束を排紙トレイに排出する搬送手段を備えた紙葉類処理装置に関する。
[特許文献1]には、シート後処理装置が記載されている。この装置は、固定載置部である処理トレイ上に、画像形成装置から送られてくる画像記録されたシートを複数枚、重ねて収納し、シートの後端をステープル処理して、シート束を形成する。そのあと、シート束につきあて板が突き当たり、さらにつきあて板が移動してシート束を処理トレイから収納トレイ上へ押し出す。
なお説明すると、この装置では、はじめに上記つきあて板が処理トレイの後端に位置して、画像形成装置から送られてくるシートの後端を揃える。選択枚数のシートが処理トレイに積層されるとステープル機構が作動してシート後端をステープルし、つきあて板が移動を開始してシート束を搬送する。
特公平8−9451号公報(図8〜図11)
ところで、この種の装置においては、本来、つきあて板がシート束を収納トレイに押し出したら、即、つぎに後処理すべきシートを処理トレイに受け入れることで、処理能率の向上を得られて都合がよい。
しかしながら、上述の技術では、つきあて板がシート束を収納トレイに押し出してから元の原位置に復帰するまでの間は、つきあて板が処理トレイ上を復動しているので、つぎに後処理すべきシートを処理トレイに受け入れることができず、長い待ち時間が必要となっている。
そこで、本出願人においては上述の技術を発展させ、後処理したシート束を処理トレイの中途部まで第1のアームで送り、中途部からシート束の搬送を第2のアームが引き継いで収納トレイに排出する。第2のアームがシート束を引き継いで搬送する間に、上記第1のアームを元の原位置に復動させる構成を案出してみた。
したがって、第1のアームの戻り距離は短くてすみ、短時間で次のシートの待機状態に変えられる。処理トレイにシートを集積する間に、第2のアームは処理トレイとは反対側の部位を回って初期の位置に戻ればよい。
この場合は、上述の技術よりも処理時間の短縮化が得られるが、第1のアームと、第2のアームは別々の動作をなすために、それぞれ別個に駆動源と駆動機構を用意して連結しなければならず、部品費が嵩んでコストに悪影響を及ぼす虞れがある。
特に、第1のアームの駆動源は正転と逆転をなして、第1のアームを処理トレイに沿って往復駆動する必要がある。戻り時間の短縮化を図るために速度制御をなすことも可能であるが、制御方式が複雑になる。さらに、機構自体の大型化が避けられず、装置筐体に搭載するのにあたって実装スペースが大になるという問題が発生する。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、比較的簡素な構成であってコストへの影響を最小限抑制し、かつ小型化を推進しながら、紙葉類束を処理トレイから速やかに排出して、つぎに処理すべき紙葉類をより短時間で処理トレイに受け入れることができ、処理時間の短縮化を得られる紙葉類処理装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため本発明の紙葉類処理装置において
待機トレイは、紙葉類の送り方向とは交差する方向に開閉自在な2枚のトレイからなり、送られてくる紙葉類を支持し、処理信号に応じて2枚のトレイ間隔を広げて紙葉類を落下させる。
補助送り部材は、待機トレイの開放とともに紙葉類の端部を下方へ叩く。
処理トレイは、紙葉類を整合もしくは綴じ等の後処理を行う後処理機構を備え、補助送り部材によって叩かれながら待機トレイから落下する紙葉類を支持する。
補助搬送機構は紙葉類束の一端を掛止するアシストアームおよび処理トレイの所定部位に設けられるストッパを備え、アシストアームを移動して、アシストアームがストッパに衝止される位置へ向って紙葉類束を搬送する。
主搬送機構は、アシストアームがストッパに衝止される位置で補助搬送機構から紙葉類束を引き継いで搬送するメインアームを備え、処理トレイから紙葉類束を排出する。
単一の駆動源は補助搬送機構および主搬送機構を駆動する。
クラッチ体を駆動源と補助搬送機構との間に介設してアシストアームがメインアームとの引き継ぎ位置に到達するまで駆動源の駆動力を補助搬送機構に伝達するとともに、引継ぎ位置に到達してアシストアームがストッパに衝突した衝突信号を受けることで補助搬送機構に対する駆動力を遮断する。
ねじりコイルばねは、クラッチ体が補助搬送機構に駆動力を伝達している間に弾性変形し、駆動力遮断時に弾性復帰力を作用して補助搬送機構のアシストアームを原位置に引き戻す。
そして、待機トレイは処理トレイの後処理機構が前の指定枚数単位の紙葉類を処理している間に、次に処理すべき指定枚数単位の紙葉類のうちの一部の紙葉類のみを支持して待機し、前の指定枚数単位の紙葉類の処理が終了した後に支持していた紙葉類を処理トレイに落下させ、残りの紙葉類は直接処理トレイに集積する。
駆動源は、主搬送機構のメインアームが処理トレイから紙葉類束を排出した後、再び原位置に戻るまでは継続して作用し、その間、クラッチ体は断状態を継続する。
本発明の紙葉類処理装置は、上記のような構成および作用を有しているので、コストの上昇を抑制しつつ小型化を図り、かつ処理時間の短縮化を得られる等の効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る紙葉類処理装置として機能する後処理装置1、およびこの後処理装置1を接続した画像形成装置であるデジタル複写機10の概略図を示している。
はじめにデジタル複写機10から説明すると、装置の外殻をなす筐体12を有し、筐体12の上面に透明なガラス板からなる原稿載置台12aが設けられる。原稿載置台12aの上には、自動原稿送り装置14(以下、単にADF14と称する)が開閉可能に設けられている。ADF14は、原稿載置台12a上の所定位置に原稿Dを自動的に送るよう動作する。
たとえば、ADF14の給紙トレイ14aに原稿Dをセットして、ステープル処理の有無、ステープル処理の仕方、複写枚数、用紙サイズなどを設定した後、複写開始スイッチを押すと、給紙トレイ14aの原稿Dが原稿載置台12a上の原稿読取り位置に1枚ずつ自動的に給送され、原稿読取り後、適当なタイミングで自動的に排紙される。
上記筐体12の内部には、スキャナ部16、プリンタ部18、異なるサイズのコピー用紙Pを収容するカセット21、22、23等が配設されている。また、筐体12の図中右壁には、同じサイズの多量の用紙を収容した大容量フィーダ24および手差しトレイ25が取付けられている。さらに、筐体12の図中左壁には、後述する後処理装置1が接続されている。
上記スキャナ部16は、ADF14によって原稿載置台12a上の原稿読取り位置に給送された原稿Dを照明してスキャニングし、その反射光を読取って光電変換し、原稿Dの画像情報を取得する。
上記プリンタ部18は、スキャナ部16で読取った画像情報にもとづいてレーザ装置18aを付勢し、感光体ドラム18bの周面上に画像情報に基づく静電潜像を形成する。そして、プリンタ部18は、現像装置18cを介して感光体ドラム18bの静電潜像にトナーを供給して顕像化し、このトナー像を転写チャージャ18dによってコピー用紙Pに転写する。
このとき、コピー用紙Pは、カセット21、22、23、大容量フィーダ24、手差しトレイ25のいずれかから給紙される。さらに、プリンタ部18は、トナー像を転写したコピー用紙Pを定着装置18eに供給し、トナー像を加熱溶融してコピー用紙Pに定着させ、排出口20を介して後処理装置1へ排出する。この排出口20を介して排出されるコピー用紙Pが本発明の紙葉類Mに該当する。
なお、定着装置18eを通過した後、両面コピーが必要なコピー用紙Pは、反転搬送路26へ搬送されて表裏反転され、感光体ドラム18bと定着装置18eとの間の定着領域へ再び送り込まれる。
一方、後処理装置1は、画像が形成されたコピー用紙、すなわちデジタル複写機10の排出口20を介して排出された紙葉類Mを、一纏めにして綴じる指定枚数の単位で集積して取揃え、後処理であるステープル処理をなすよう動作する。ステープル処理とは、集積した複数枚の紙葉類Mの一端を取り揃えて綴じ合わせる処理を言う。
この後処理装置1は、デジタル複写機10の排出口20に対向する位置に、入口ローラ2および入口センサ3を有する。入口センサ3は、入口ローラ2を介して後処理装置1へ送り込まれた紙葉類Mの図中矢印Tで示す送り方向の先端および後端の通過を検知する。
後処理装置1は、入口ローラ2を介して矢印T方向に送り込まれた数枚の紙葉類Mを集積して待機させる待機トレイ4と、この待機トレイ4から落下される紙葉類Mを受け入れてステープル処理のため後端を取揃える処理トレイ6および、処理トレイ6に集積されて取揃えられた紙葉類Mの後端をステープル処理する後処理機構であるステープラー8を有する。
上記待機トレイ4および処理トレイ6は、紙葉類Mの送り方向に沿って上方へ傾斜して設けられる。換言すれば、待機トレイ4および処理トレイ6は紙葉類Mの後端に向って下方に傾斜している。
上記ステープラー8によるステープル処理には一定の処理時間を要するため、処理トレイ6にある紙葉類Mをステープル処理しているときには、次に綴じる指定枚数単位の紙葉類Mを処理トレイ6とは別の場所で待機させておく必要がある。
本実施の形態では、前の指定枚数単位の紙葉類Mをステープル処理しているときに、次に処理すべき紙葉類Mのうち、2枚の紙葉類Mを待機トレイ4に待機させ、前の指定枚数単位の紙葉類Mをステープル処理する時間を確保するようにした。
つまり、矢印T方向に送り込まれた1枚目の紙葉類Mと2枚目の紙葉類Mを待機トレイ4に集積待機する。そして、前の指定枚数単位のステープル処理が終了した後、待機トレイ4に待機させていた2枚の紙葉類Mを処理トレイ6へ落下させる。3枚目以降の全ての紙葉類Mは、待機トレイ4を通過して処理トレイ6へ直接集積するようにした。
図2は待機トレイ4と処理トレイ6を模式的に示す図である。
上記待機トレイ4は紙葉類Mの送り方向Tと交差する方向(図中矢印W方向)(以下、この方向を「幅方向W」と称する)に沿って開閉する2枚の開閉トレイ4r、4fを有する。開閉トレイ4r、4fは、たとえば図示しないラック・ピニオン機構を介してモータに接続され、送り方向Tに沿って送り込まれた紙葉類Mの送り方向後端角部近くを支持する支持位置と、支持を解除する解除位置との間で互いに同期して開閉動作される。
上記開閉トレイ4r、4fが解除位置へ開かれると、集積していた紙葉類Mが処理トレイ6へ落下される。このとき、2枚の開閉トレイ4r、4fの間に形成される開口の幅が、送り方向上流側に向けて広くなっている。そのため、開閉トレイ4r、4fを開くと、集積していた紙葉類Mの送り方向後端が先に処理トレイ6へ落下される。
そして、上記待機トレイ4および処理トレイ6ともに、後端側に向けて下方に傾斜しているため、紙葉類Mが待機トレイ4から処理トレイ6へ落下すると、紙葉類Mは後端側へわずかに移動付勢されるようになっている。
待機トレイ4の送り方向上流側には、図1にも示すように、矢印示す送り方向Tに沿って送り込まれた紙葉類Mを挟持して待機トレイ4へ給送する給紙ローラ31が設けられている。給紙ローラ31は、互いに対向した複数の上ローラ31aおよび下ローラ31bを有する。この給紙ローラ31は、上記入口センサ3によって紙葉類Mの送り方向Tの先端通過を検知したことをトリガーとして回転を開始し、入口センサ3によって当該紙葉類Mの送り方向Tの後端通過を検知したことをトリガーとして回転を停止するよう制御される。
待機トレイ4の送り方向Tの下流側には、待機トレイローラ32が設けられている(図1でのみ示し、図2では図示を省略)。この待機トレイローラ32は、待機トレイ4の紙葉類載置面に対して離接可能に対向配置され、正逆両方向に回転可能となっている。つまり、待機トレイ4に送り込まれた紙葉類Mを送り方向Tと逆方向に僅かに搬送して整位するため逆転し、ステープル処理を必要としない紙葉類Mを待機トレイ4に集積したあと、排紙トレイ36、38に向けて排紙するため正転する。排紙トレイ36、38は、処理対象に合わせて上下に昇降移動可能となっている。
上記処理トレイ6は、待機トレイ4から落下される紙葉類Mを載置して集積する平らな紙葉類載置面6aを有する。処理トレイ6の幅方向Wの中央部には、後述するように後処理された紙葉類M束を排紙トレイ36、38へ向けて搬送するための主搬送機構HAと補助搬送機構HB(図2では図示を省略)を備えている。これら主搬送機構HAと補助搬送機構HBの紙葉類M搬送面を紙葉類載置面6aから露出させるために、処理トレイ6は中央部を除いて左右に二分割されている。
図3は後処理装置1を構成する送り部材40、押え部材60、補助送り部材70および上記主搬送機構HAと補助搬送機構HBの斜視図である。(一部の構成部品については符号を省略し、もしくは図示しない)
はじめに、送り部材40、押え部材60、補助送り部材70について概略的に説明する。
上記給紙ローラ31に隣接した位置に幅方向Wに亘って、駆動機構に連結される回転軸が枢支される。回転軸の中央部に押え部材60が設けられ、この左右両側に一対の送り部材40が設けられ、送り部材40のそれぞれ外側に補助送り部材70が設けられる。
上記押え部材60は、回転軸に対して回動自在に枢支される枢支部と、この枢支部の周面一部に突設され全面に亘ってゴム材が貼り付けられた押え部と、この押え部の先端縁に亘って一体に折曲形成され、断面直状の押え部62に対して断面湾曲状に形成される案内部を有している。
上記押え部材60の近傍部位には電磁ソレノイドが配置され、この電磁ソレノイドと押え部材60との間に亘って連結機構が設けられる。電磁ソレノイドに対する制御に応じて連結機構を介し押え部材60を回動付勢するようになっている。
上記送り部材40は、待機トレイ4に送り込まれた紙葉類Mの送り方向Tの後端を受ける受け部と、この受け部で受けた紙葉類Mの後端を下方へ叩き落す叩き部と、処理トレイ6に落された紙葉類Mを下方である上流側へ掻き送るためのパドルと、これら受け部、叩き部およびパドルの後端が一体に取付けられ上記回転軸に嵌着される回転体とを有する。
上記補助送り部材70は、上記回転軸に嵌着固定される回転体と、この回転体に設けられる補助叩き部からなる。補助送り部材70の回転軸に対する補助叩き部の位置と、送り部材40の回転軸に対する叩き部の位置は全く同一の角度に設定されている。
つぎに、上記主搬送機構HAおよび補助搬送機構HBについて詳述する。
図4(A)(B)は処理トレイ6と、この処理トレイ6の紙葉類載置面6aに露出する主搬送機構HAおよび補助搬送機構HBの斜視図であって、互いに異なる状態を示している。図5は主搬送機構HAと補助搬送機構HBを備えたユニット構造体HYの斜視図、図6は処理トレイ6を取除いた状態での主搬送機構HAと補助搬送機構HBの斜視図である。
上記主搬送機構HAから説明すると、処理トレイ6の送り方向Tの上流側端部と下流側端部に、略幅方向に亘って回転軸Ka,Kbが設けられている。それぞれの回転軸Ka,Kbにプーリが嵌着固定され、これらプーリ相互間にベルト81が掛け渡される。一方の回転軸Kbは後述する駆動機構82を介して駆動源83に連結され、上記ベルト81は処理トレイ6の紙葉類載置面6aに露出し、載置面6aに沿って無端走行できる。
特に図4(B)と図6に示すように、ベルト81の一部には、ベルト81と同一幅の束排出アーム(以下、「メインアーム」と呼ぶ)85が一体に設けられている。このメインアーム85は、処理トレイ6の紙葉類載置面6aから突出している場合に、送り方向Tに沿う下流側に向けて開放するよう、断面が略コ字状に形成される。なお、ベルト81の下部側においてメインアーム85が走行するのに何らの障害物も存在しない。
特に図5に示すように、主搬送機構HAと補助搬送機構HBはユニット化されていて、このユニット構造体HYの下面に上述した駆動源である駆動モータ83が取付けられる。駆動モータ83の回転軸にプーリが嵌着され、後述する支軸84に設けられるプーリとの間に駆動ベルト86aが掛け渡される。上記支軸84は、送り方向Tの下流側回転軸Kb近傍に並行に設けられていて、この支軸84のユニット構造体HY内部にもプーリが嵌着される。
さらに、下流側回転軸Kbにプーリが設けられていて、支軸84のプーリとの間に従動ベルト86bが掛け渡される。このようにして主搬送機構用HAの駆動機構82が構成され、駆動モータ83の回転駆動力は2段のベルト86a,86bを備えた駆動機構82を介して処理トレイ6の紙葉類載置面6aと並行に張設されたベルト81に伝達されるようになっている。
一方、補助搬送機構HBは、送り方向Tの上流側端部の回転軸Kaに取付けられる主搬送機構HAのプーリの両側にプーリを備えるとともに、送り方向Tの下流側端部の回転軸Kb近傍に設けられる後述する支軸87にプーリを備えていて、これらプーリ相互にベルト88が掛け渡される。このベルト88も処理トレイ6の紙葉類載置面6aに露出していて、載置面6aに沿って無端走行できる。
上記ベルト88の一部には、ベルト88と同一幅のアシストアーム50が取付け具89を介して設けられている。上記アシストアーム50は、ベルト88の幅と略同一の幅寸法に形成される片部であり、先端部が送り方向に沿う下流側に向けて開放するよう略コ字状に折曲される。
図4(A)および図5は、アシストアーム50が原位置にある状態を示している。すなわち、アシストアーム50は処理トレイ6に後処理すべき紙葉類Mが集積するのを待機する。このとき、アシストアーム50の基端部(取付け具89を介してベルト88に取付けられる部位)は送り方向Tに沿う上流側回転軸Kaの近傍にあって、略コ字状先端部はベルト88から上流側方向へ突出している。
取付け具89から先のアシストアーム50は略直状に形成されていて、ベルト88がそのまま延長された状態となっている。したがって、処理トレイ6に導かれる紙葉類Mは、後端がアシストアーム50の略コ字状先端部に載り、一部は処理トレイ6側へ突出する。また、アシストアーム50の先端部は上記ステープラー8と同一位置に揃えられる。
上記補助搬送機構HBのベルト88に対して、送り方向Tに沿う下流側回転軸Kb近傍に、ベルト88上面を跨いだ状態でストッパ90が設けられている。ベルト88が走行し、アシストアーム50が原位置から移動すれば、アシストアーム50をベルト88に取付け固定する取付け具89がついにはストッパ90に衝止され、アシストアーム50とベルト88のそれ以上の移動が規制されるようになっている。
一方、上記駆動ベルト86aと従動ベルト86bの両方のプーリが嵌着される上記支軸84の端部には、クラッチ体である電磁クラッチ91が設けられる。電磁クラッチ91の出力部にユニット構造体HYに枢支される駆動ギヤ92が噛合していて、この駆動ギヤ92は補助搬送機構HBの上記支軸87に設けられる従動ギヤ93に噛合する。
このようにして補助搬送機構HBの駆動機構94が構成されていて、駆動モータ83の駆動力を駆動ベルト86aから電磁クラッチ91に伝達する。さらに、電磁クラッチ91からギヤ列92,93を介して上記支軸87に伝達し、一対のベルト88を同時に走行駆動する。上記電磁クラッチ91は、制御信号にもとづいて駆動モータ83の駆動力をベルト88に伝達し、もしくは駆動力を遮断してベルト88に伝達しないようにする。
特に図5および図6に示すように、送り方向Tに沿う下流側の上記支軸87で、上記従動ギヤ93が嵌着される端部とは反対側の端部はユニット構造体HYから突出している。この突出部には弾性体であるねじりコイルばね95が巻装されるとともに、上記ねじりコイルばね95の一部は保持部材96で覆われる。
図7は支軸87に対するねじりコイルばね95の形態と、保持部材96を説明するための図である。上記ねじりコイルばね95の一端部はユニット構造体HYに設けられる孔部aに掛止され、他端部は保持部材96に掛止される。上記保持部材96は断面円形をなし、内径はねじりコイルばね95の外径よりも大に形成され、ねじりコイルばね95の一部もしくは大部分を覆う。
なお説明すると、保持部材96の端部には内径から外径に貫通する孔部bが設けられ、ねじりコイルばね95の他端部が挿通し掛止される。そして、軸心に沿って挿通する挿通用孔cが設けられ支軸87の端部が挿通する。この挿通部分に径方向にピン97が設けられていて、ピン97は支軸87と保持部材96を貫通し、支軸87に対する保持部材96の位置を固定する。
つぎに、後処理装置1の動作を説明する。
上記デジタル複写機10から1枚目の紙葉類Mが後処理装置1へ送り込まれ、この紙葉類Mは待機トレイ4へ向けて給出される。このとき、押え部材60は給出される紙葉類Mの邪魔にならない。紙葉類Mの左右両側部は待機トレイ4上に載り、紙葉類Mの後端は受け部上に載る。
待機トレイ4および受け部が送り方向に沿って上方に傾斜していて、紙葉類Mは自重によって後端側へ移動付勢される。待機トレイ4を構成する開閉トレイ4r、4f間の開口の幅が紙葉類Mの後端に向けて広く形成されているので、後端中央部が自重により下方に垂れ下がり、この部分を受け部が受ける。
このとき、主搬送機構HAのメインアーム85がベルト81の下部側にあって、処理トレイ6の紙葉類載置面6a上に露出しない。補助搬送機構HBのアシストアーム50は基端部がベルト88の送り方向に沿う上流側端部にあって、先端部はさらに上流側へ突出している。また、上述したようにアシストアーム50のコ字状先端部の位置は上記ステープラー8の取付け位置と一致する。
タイミングをとって押え部材60が回動し、押え部が紙葉類Mの後端上面に載り、上記受け部と協同して紙葉類Mの後端をクランプする。そのあと、2枚目の紙葉類Mが押え部材60を乗り越えて待機トレイ4へ送り込まれ、1枚目の紙葉類Mの上に重ねて集積される。1枚目の紙葉類Mの後端がクランプされているため、2枚目の紙葉類Mの先端が1枚目の紙葉類Mに衝突しても、および1枚目の紙葉類M上を滑って移動しても、1枚目の紙葉類Mの姿勢が崩れることがなく、2枚の紙葉類Mが正常に集積される。
2枚目の紙葉類Mが1枚目の紙葉類Mの上に載った状態で、2枚目の紙葉類Mの後端は案内部の先端に当接する。したがって、1枚目の紙葉類Mに対して2枚目の紙葉類Mは送り方向の下流側にずれた状態で支持され、1枚目の紙葉類M後端よりも前側へずれる。
次に、待機トレイ4を構成する開閉トレイ4r、4fが左右外側に移動して開放し、送り部材40が回転駆動される。受け部は1枚目の紙葉類Mの後端から離間して支持を解除し、叩き部が回動して2枚の紙葉類Mの後端を叩く。同時に、補助送り部材70が作動して補助叩き部が2枚の紙葉類Mの後端を叩く。
2枚の紙葉類Mは、ともに処理トレイ6へ落下する。このとき、1枚目の紙葉類Mを押えている押え部の下方には何も無いため、受け部による支持が無くなると、紙葉類Mの後端は完全に自由な状態となる。2枚目の紙葉類Mの後端は押え部よりも前側にあるので、押え部が邪魔になることはなく、2枚の紙葉類Mは円滑に処理トレイ6上に載る。
さらに、送り部材40の回転が継続して叩き部が紙葉類Mから離間する一方で、パドルが上側にある紙葉類Mに接触する。パドルは弾性材からなり、2枚目の紙葉類Mに接触して弾性変形して摩擦力で2枚目の紙葉類Mを回転方向であるアシストアーム50方向へ掻き送る。
2枚目の紙葉類Mの後端が1枚目の紙葉類Mの後端よりも前側にずれて重なっていて、パドルの掻き送り力は主に2枚目の紙葉類Mに作用するので、1枚目の紙葉類Mに対するずれを直しつつ、2枚の紙葉類Mの後端をアシストアームに対して完全に揃えることができる。
上記待機トレイ4を構成する開閉トレイ4r、4fは開放状態が継続されていて、3枚目と、3枚目以降の指定枚数の紙葉類Mは直接処理トレイ6に送り出され、後端が揃えられた2枚の紙葉類Mの上に順に載る。紙葉類Mが処理トレイ6の上に載った直後のタイミングを合わせてパドルがアシストアームに向けて掻き送る。処理トレイ6自体が送り方向に沿って上方へ傾斜していることもあり、全ての紙葉類の後端が揃う。
このようにして、指定された紙葉類Mの全てが処理トレイ6上に後端を揃えて載ると、図8に示すように紙葉類Mの後端に沿って移動可能に設けられたステープラー8が所定のステープル位置へ移動して紙葉類Mを綴じる。このとき、上記アシストアーム50がステープラー8と衝突しないよう、アシストアームの形状構造および取付け位置が考慮されている。
図9(A)(B)は、主搬送機構HAと補助搬送機構HBの構成と作用を模式的に示す図である。実際には送り方向Tに沿って上方へ傾斜しているが、ここでは水平に記載している。また、紙葉類Mと処理トレイ6は図示していない。
処理トレイ6に紙葉類Mが集積され、かつ後端を綴じる等の後処理が行われている間は、駆動モータ83が停止しているとともに、主搬送機構HAのメインアーム85はベルト81の下部側に位置して処理トレイ6の紙葉類載置面6aには露出しない。したがって、待機トレイ4から処理トレイ6に2枚の紙葉類Mが落とされても、また3枚目以降の紙葉類Mが直接処理トレイ6に導かれても、メインアーム85は紙葉類Mに対して何らの障害にもならない。
一方、補助搬送機構HBにおけるアシストアーム50は、コ字状先端部が送り方向Tの上流側へ突出し、かつ下流側に向けて開放される。しかも、処理トレイ6が上方に傾斜しているとともにパドルの掻き落とし作用があるところから、コ字状先端部は紙葉類Mの後端を揃えて掛止する。
図9(A)に示すように、紙葉類Mに対する後処理が終了した信号を受けて駆動モータ83が駆動され、主搬送機構HAの駆動機構82を介してベルト81に駆動力が伝達され、ベルト81は図に示す矢印である送り方向Tへ走行移動を開始する。補助搬送機構HBにおいては電磁クラッチ91が接状態にあって、駆動モータ83の駆動力は駆動機構94を介して伝達され、ベルト88は図に示す矢印の送り方向Tへ走行移動を開始する。
処理トレイ6上に集積された紙葉類束Mは、上記主搬送機構HAと補助搬送機構HBを構成するベルト81,88上にあるとともに一対のアシストアーム50に掛止されている。実際には、紙葉類束Mの後端がアシストアーム50のコ字状先端部に掛止され、他の部分はアシストアーム50をベルト81に取付ける取付け具89上に載っていて、主搬送機構HAと補助搬送機構HBのベルト81,88主面とは狭小の隙間が介在している。
したがって、紙葉類束Mはアシストアーム50によって搬送され、主搬送機構HAのベルト81の走行と無関係な状態となっている。同時に、主搬送機構HAにおいてはメインアーム85がベルト81の下部側から上部側へ回る位置移動が行われる。
処理トレイ6とともに主、補助搬送機構HA,HBのベルト81,88は送り方向Tに沿う上方へ傾斜して設けられているが、紙葉類束Mは後端がアシストアーム50のコ字状先端部に掛止されたまま搬送されるので、紙葉類M束が送り方向Tとは逆方向へずり落ちることはない。
さらに、アシストアーム50が移動して図に二点鎖線で示す所定部位に到達したとき、メインアーム85もまた図に二点鎖線で示す同一の所定部位に到達する。このようなメインアーム85とアシストアーム50の位置が揃った状態を、図4(B)および図6にも示している。したがって、紙葉類M束の後端にはアシストアーム50およびメインアーム85が掛止されることとなり、これら双方で紙葉類M束を搬送する。紙葉類M束に接触する部位が増えて、より安定した状態で搬送できる。
同時に、補助搬送機構HBにおける支軸87の回転にともなってねじりコイルばね95の一端を掛止する保持部材96が回転し、かつねじりコイルばね95の他端部はユニット構造体HYに掛止されているので位置が変らない。ねじりコイルばね95は直径が順次小さく絞られ弾性力が蓄積されていく。
図9(B)に示すように、アシストアーム50が移動していくと、ベルト88上に跨設されるストッパ90に衝止される。実際には、アシストアーム50の基端部をベルト88に取付けている取付け具89がストッパ90に衝突する。この衝突信号を受けることで、電磁クラッチ91に信号が送られて断状態に変り、補助搬送機構HBのベルト88の移動は停止する。
アシストアーム50の停止位置は、処理トレイ6において紙葉類M束のほとんど大部分を搬送し、わずかな距離しか残っていない。駆動モータ83は継続して駆動していて、主搬送機構HAのベルト81はそのまま走行移動し、メインアーム85のみで紙葉類M束を搬送する。その直後にメインアーム85は処理トレイ6の送り方向に沿う下流側端部に到達し、搬送していた紙葉類M束を上記排紙トレイ36,38へ排出する。
一方、補助搬送機構HBにおいては電磁クラッチ91が断状態になって支軸87に対する回転駆動力が除去される。したがって、それまで支軸87に巻き取られ直径が絞られていたねじりコイルばね95は、蓄積していた弾性力を一気に放出する。ねじりコイルばね95の作用で支軸87は急速に逆転駆動され、ベルト88はそれまでの走行方向とは逆方向に急速度で走行駆動される。
上記ねじりコイルばね95の少なくとも一部は、円筒形の保持部材96によって覆われている。したがって、支軸87の回転にともなってねじりコイルばね95の直径が絞られる際は勿論のこと、蓄積していた弾性力を一気に放出して直径が拡大する際にも、保持部材96はねじりコイルばね95の外形をガイドする。すなわち、ねじりコイルばね95の少なくとも一部を円筒形の保持部材96が覆うことにより、振れを防止し、荷重を安定させることができる。
ねじりコイルばね95の作用によって、アシストアーム50は先に上記メインアーム85と位置が揃った所定部位を通過し、元の原位置方向へ急速に復帰する。アシストアーム50の取付け具89は図示しないストッパに衝止され、ベルト81の移動が停止する。メインアーム85のみが紙葉類M束を搬送して排紙トレイ36,38に排出する間に、ねじりコイルばね95の弾性復帰力の作用でアシストアーム50をほとんど瞬時に図9(A)に示す原位置に戻すことができる。
主搬送機構HAのメインアーム85が再び図9(A)に示す原位置に戻るまでは駆動モータ83は継続して作用し、その間は電磁クラッチ91が断状態を継続する。したがって、処理トレイ6の紙葉類載置面6a上にはメインアーム85が存在せず、かつアシストアーム50が待機位置にあるので、つぎに後処理すべき紙葉類Mを処理トレイ6に集積できる。
本発明においては、単一の駆動源である上記駆動モータ83を用いて主搬送機構HAと補助搬送機構HBの双方を駆動するようにしたので、部品費の低減化を得られてコストへの影響を最小限に抑制するとともに、機構の小型化を図ることができて、配置スペースを低減させ、装置自体の小型化に寄与する。
処理トレイ6におけるほとんど大部分の距離を主搬送機構HAのメインアーム85と補助搬送機構HBのアシストアーム50が搬送するので、紙葉類M束に対する搬送姿勢を安定して保持し傾きの発生を確実に抑制する。
アシストアーム50が所定部位から元の原位置までの復帰する移動を、電磁クラッチ91と弾性体95の組合せで行うようにしたので、特に復帰用の駆動力を付与する駆動源と駆動機構が不要となり、簡素な構成による部品費のより低減化を図れる。
弾性体95の弾性復帰力を一気に放出させてアシストアーム50を略瞬間的に原位置に引き戻すことができ、その間に、メインアーム85は紙葉類M束を排紙トレイ36,38に排出する。したがって、後処理された紙葉類M束を処理トレイ6から排出した直後に、つぎに後処理すべき紙葉類Mを処理トレイ6に受け入れることができ、待機時間がほとんどない。処理時間の短縮と処理効率の向上化を得られて、極めて有利である。
上記弾性体としてねじりコイルばね95を使用したから、最小の取付けスペースで、確実な動作をなす。たとえば、弾性体として引張りばねを用いると、引張りばねの伸張と収縮にともなう空間スペースを確保しなければならず、その分、小型化が抑制される。これに対して、ねじりコイルばね95であれば径方向に変化する分のスペースだけ確保すればよいことになる。
さらに、上記ねじりコイルばね95の少なくとも一部を、コイル外形をガイドする円筒形の保持部材96によって覆うようにした。すなわち、保持部材96によってねじりコイルばね95の外形をガイドして、振れを防止し、荷重を安定させることができる。具体的には、安定荷重でゼンマイのような大変形(大角度)に耐え得ることが可能である。
以上を総括すれば、本発明によれば比較的簡素な構成であって、コストへの影響を最小限抑制して装置の小型化を図り、かつ処理時間のより短縮化を得られる。
なお、上述した実施の形態では、複写用紙に記録画像を形成した紙葉類Mを取り揃えてステープル処理する場合について説明したが、これに限らず、郵便物や紙幣などの他の紙葉類を取り揃える装置に本発明を適用してもよい。
また本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるとともに、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。
本発明の一実施の形態に係る、後処理装置を備えたデジタル複写機を示す概略構成図。 同実施の形態に係る、待機トレイと処理トレイの模式的な斜視図。 同実施の形態に係る、主要部の一部斜視図。 同実施の形態に係る、処理トレイにおける主搬送機構と補助搬送機構の異なる状態を示す斜視図。 同実施の形態に係る、主搬送機構と補助搬送機構のユニットを示す斜視図。 同実施の形態に係る、処理トレイを除去した状態での主搬送機構と補助搬送機構の斜視図。 同実施の形態に係る、補助搬送機構における保持部材を説明する図。 同実施の形態に係る、ステープラーの動作を説明する図。 同実施の形態に係る、主搬送機構と補助搬送機構の模式的な構成と、動作を順に説明する図。
符号の説明
M…紙葉類、8…ステープラー(後処理機構)、6…処理トレイ、50…アシストアーム、HB…補助搬送機構、HA…主搬送機構、83…駆動モータ(駆動源)、91…電磁クラッチ(クラッチ体)、95…ねじりコイルばね(弾性体)、96…保持部材。

Claims (1)

  1. 紙葉類の送り方向とは交差する方向に開閉自在な2枚のトレイからなり、送られてくる紙葉類を支持し、かつ処理信号に応じて2枚のトレイ間隔を広げて紙葉類を落下させる待機トレイと、
    上記待機トレイの開放とともに、上記紙葉類の端部を下方へ叩く補助送り部材と、
    上記紙葉類を整合もしくは綴じ等の後処理を行う後処理機構を備え、上記補助送り部材によって叩かれながら待機トレイから落下する紙葉類を支持する処理トレイと、
    この処理トレイ上における紙葉類束の一端を掛止するアシストアームおよび処理トレイの所定部位に設けられるストッパを備え、上記アシストアームを移動して、アシストアームが上記ストッパに衝止される位置へ向って紙葉類束を搬送する補助搬送機構と、
    上記アシストアームがストッパに衝止される位置で上記補助搬送機構から紙葉類束を引き継いで搬送するメインアームを備え、処理トレイから紙葉類束を排出する主搬送機構と、
    上記補助搬送機構および主搬送機構に連結され、これら補助搬送機構と主搬送機構を駆動する単一の駆動源と、
    この駆動源と上記補助搬送機構との間に介設され、補助搬送機構のアシストアームが主搬送機構のメインアームとの引き継ぎ位置に到達するまで駆動源の駆動力を補助搬送機構に伝達し、引継ぎ位置に到達してアシストアームがストッパに衝突した衝突信号を受けることで補助搬送機構に対する駆動力を遮断するクラッチ体と、
    上記補助搬送機構に係合され、上記クラッチ体が補助搬送機構に駆動力を伝達している間に弾性変形し、駆動力遮断時に弾性復帰力を作用して補助搬送機構のアシストアームを原位置に引き戻すねじりコイルばねとを具備し、
    上記待機トレイは、上記処理トレイの後処理機構が前の指定枚数単位の紙葉類を処理している間に、次に処理すべき指定枚数単位の紙葉類のうちの一部の紙葉類のみを支持して待機し、前の指定枚数単位の紙葉類の処理が終了した後に支持していた紙葉類を上記処理トレイに落下させ、残りの紙葉類は直接、処理トレイに集積するよう構成され、
    上記駆動源は、上記主搬送機構のメインアームが処理トレイから紙葉類束を排出した後、再び原位置に戻るまでは継続して作用し、その間、上記クラッチ体は断状態を継続するよう制御されることを特徴とする紙葉類処理装置。
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