JP4627707B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、待機トレイに送り込まれた紙葉類を集積する紙葉類処理装置に関する。
従来、紙葉類処理装置として、複数枚のシートを重ねてステープル処理する処理トレイへシートを導く搬送路内にパドルを備えたシートストック部を有するシート後処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このシートストック部は、処理トレイにおけるステープル処理が終了するまで次の数枚のシートを待機させるよう機能する。
この装置では、シートストック部にシートをストックする度に、パドルを回転してシートの搬送方向後端を下方に押さえ付け、次にシートストック部に送り込まれるシートと干渉しないようにしている。これにより、複数枚のシートをストックする際に、先に集積したシートと後に送り込まれるシートが衝突することを防止でき、複数枚のシートを順序良く集積してストックできる。
しかし、上述した従来のシート後処理装置では、シートストック部へシートを送り込む度にパドルを180度回転させ、シート後端をパドルで叩くようにして下方へ折り曲げるため、比較的大きな音が発生する。また、シートを集積する度にシート後端を強制的に搬送路より下方へ折り曲げるため、ストックしたシートを処理トレイへ供給したとき、シート後端がカールして集積状態が悪化する問題が発生する。さらに、シート後端をパドルで叩くため、比較的薄いシートの場合、シートを損傷してしまう問題が発生する。
特開2001−171889号公報(要約書、図7〜図15)
この発明の目的は、待機トレイへ送り込まれる紙葉類を傷付けることなく安定した姿勢で集積できる紙葉類処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の紙葉類処理装置は、紙葉類を集積する待機トレイと、この待機トレイに向けて紙葉類を第1の方向に送り込む送り機構と、上記待機トレイから落下された紙葉類を処理する処理トレイと、上記待機トレイに集積された紙葉類の上記第1の方向に沿った後端を、この後端に沿って離間した複数位置で載置して受ける、上記待機トレイと別体の複数の受け部と、これら複数の受け部を下方へ回転させるように該受け部の後端をそれぞれ取り付けた複数の回転体と、上記後端に沿って上記複数の受け部の間に入れ子状に配置され上記受け部と協同して上記後端を上方から押えて保持する少なくとも1つの押さえ部材と、上記少なくとも1つの押さえ部材を上記受け部と協同して紙葉類の後端を保持する保持位置と保持を解除する解除位置との間で移動させる移動機構と、この移動機構によって上記少なくとも1つの押さえ部材を保持位置へ移動させた状態で、当該押さえ部材による紙葉類の保持力を発生させる付勢機構と、を有し、上記待機トレイは、上記第1の方向と交差する方向に開閉する2つの開閉トレイを有し、これら2つの開閉トレイを閉じた状態で上記送り機構によって送り込まれた紙葉類を集積し、これら2つの開閉トレイを互いに離間する方向に開くとともに、上記複数の回転体を回転させて上記複数の受け部を下方へ回転させることにより、上記集積した紙葉類を上記処理トレイへ落下させる。
上記発明によると、押さえ部材を受け部と入れ子状に配置して、押さえ部材を紙葉類の後端を保持する保持位置へ配置した状態で、押さえ部材による紙葉類の保持力を発生させるように、付勢機構を設けた。このため、付勢機構を比較的弱い保持力を発生せしめる機構にすることで、紙葉類の後端を受け部との間に保持したとき、紙葉類を傷付けることを防止できる。また、付勢機構による保持力を適切に選択することで、適度な保持力を発生させることができる。
この発明の紙葉類処理装置は、上記のような構成および作用を有しているので、待機トレイへ送り込まれる紙葉類を傷付けることなく安定した姿勢で集積できる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、この発明の実施の形態に係る紙葉類処理装置として機能する後処理装置1、およびこの後処理装置1を接続したデジタル複写機10の概略図を示してある。
デジタル複写機10は、装置の外殻をなす筐体12を有し、筐体12の上面に透明なガラス板からなる原稿載置台12aを有する。原稿載置台12aの上には、自動原稿送り装置14(以下、単にADF14と称する)が開閉可能に設けられている。ADF14は、原稿載置台12a上の所定位置に原稿Dを自動的に送るよう動作する。
例えば、ADF14の給紙トレイ14aに原稿Dをセットして、ステープル処理の有無、ステープル処理の仕方、複写枚数、用紙サイズなどを設定した後、複写開始スイッチを押すと、給紙トレイ14aの原稿Dが原稿載置台12a上の原稿読取位置に1枚ずつ自動的に給送され、原稿読み取り後、適当なタイミングで自動的に排紙される。
筐体12の内部には、スキャナ部16、プリンタ部18、コピー用紙Pのカセット21、22、23等が配設されている。また、筐体12の図中右壁には、同じサイズの多量の用紙を収容した大容量フィーダ24、および手差しトレイ25が取り付けられている。さらに、筐体12の図中左壁には、後述する後処理装置1が接続されている。
スキャナ部16は、ADF14によって原稿載置台12a上の原稿読取位置に給送された原稿Dを照明してスキャニングし、その反射光を読み取って光電変換し、原稿Dの画像情報を取得する。
プリンタ部18は、スキャナ部16で読み取った画像情報に基づいてレーザ装置18aを付勢し、感光体ドラム18bの周面上に画像情報に基づく静電潜像を形成する。そして、プリンタ部18は、現像装置18cを介して感光体ドラム18bの静電潜像にトナーを供給して顕像化し、このトナー像を転写チャージャ18dによってコピー用紙Pに転写する。このとき、コピー用紙Pは、カセット21、22、23、大容量フィーダ24、手差しトレイ25から給紙される。さらに、プリンタ部18は、トナー像を転写したコピー用紙Pを定着装置18eに供給し、トナー像を加熱溶融してコピー用紙Pに定着し、排出口20を介して後処理装置1へ排出する。この排出口20を介して排出されるコピー用紙Pが本発明の紙葉類Mに該当する。
なお、定着装置18eを通過した後、両面コピーが必要なコピー用紙Pは、反転搬送路26へ搬送されて表裏反転され、感光体ドラム18bと定着装置18eとの間の定着領域へ再び送り込まれる。
一方、後処理装置1は、画像が形成されたコピー用紙、すなわちデジタル複写機10の排出口20を介して排出された紙葉類Mを部数単位(一纏めにして綴じる枚数の単位)で集積して取り揃え、ステープル処理するよう動作する。ステープル処理とは、集積した複数枚の紙葉類Mの一端を取り揃えて綴じ合わせる処理を言う。
この後処理装置1は、デジタル複写機10の排出口20に対向する位置に、入口ローラ2および入口センサ3を有する。入口センサ3は、入口ローラ2を介して後処理装置1へ送り込まれた紙葉類Mの送り方向(第1の方向)(図中矢印T方向)先端および後端通過を検知する。
後処理装置1は、入口ローラ2を介して矢印T方向に送り込まれた数枚の紙葉類Mを集積して待機させる待機トレイ4、待機トレイ4から落下される紙葉類Mを受け入れてステープル処理のためその後端を取り揃える処理トレイ6、および処理トレイ6に集積されて取り揃えられた紙葉類Mの後端をステープル処理するステープラー8を有する。なお、待機トレイ4および処理トレイ6は、紙葉類Mの送り方向後端に向けて下方に傾斜して設けられている。
ステープラー8によるステープル処理には、一定の処理時間を要するため、処理トレイ6にある紙葉類Mをステープル処理しているときに次の部数単位の紙葉類Mを処理トレイ6とは別の場所で待機させる必要がある。本実施の形態では、前の部数単位の紙葉類Mをステープル処理しているときに次の部数単位の紙葉類Mのうち2枚の紙葉類Mを待機トレイ4に待機させ、前の部数単位の紙葉類Mをステープル処理する時間を確保するようにした。
つまり、矢印T方向に送り込まれた1枚目の紙葉類Mと2枚目の紙葉類Mを待機トレイ4に集積し、前の部数単位のステープル処理が終了した後、待機させていた2枚の紙葉類Mを処理トレイ6へ落下させ、3枚目以降の紙葉類Mを待機トレイ4を介して処理トレイ6へ直接集積するようにした。
すなわち、待機トレイ4は、図2に示すように、紙葉類Mの送り方向Tと交差する方向(図中矢印W方向)(以下、この方向を幅方向Wと称する)に開閉する2枚の開閉トレイ4r、4fを有する。開閉トレイ4r、4fは、例えば、ここでは図示しないラック・ピニオン機構を介してモータに接続され、矢印T方向に送り込まれた紙葉類Mの送り方向後端角部近くを支持する支持位置と、支持を解除する解除位置と、の間で互いに同期して開閉動作される。
開閉トレイ4r、4fが解除位置へ開かれると、集積していた紙葉類Mが処理トレイ6へ落下される。このとき、2枚の開閉トレイ4r、4fの間に形成される開口の幅が、送り方向上流側に向けて広くなっているため、開閉トレイ4r、4fを開くと、集積していた紙葉類Mの送り方向後端が先に処理トレイ6へ落下される。また、待機トレイ4、処理トレイ6ともに後端側に向けて下方に傾斜しているため、紙葉類Mが待機トレイ4から処理トレイ6へ落下するとき、後端側へわずかに付勢される。
待機トレイ4の送り方向上流側には、図1にも図示したように、矢印T方向に送り込まれた紙葉類Mをクランプして待機トレイ4へ給送する給紙ローラ31(送り機構)が設けられている。給紙ローラ31は、互いに対向した複数の上ローラ31aおよび下ローラ31bを有する。この給紙ローラ31は、上述した入口センサ3によって紙葉類Mの送り方向先端通過を検知したことをトリガーとして回転を開始し、入口センサ3によって当該紙葉類Mの送り方向後端通過を検知したことをトリガーとして回転を停止するよう制御される。
待機トレイ4の送り方向下流側には、図1に示すように、待機トレイローラ32が設けられている(図2では図示を省略してある)。この待機トレイローラ32は、待機トレイ4の紙葉類載置面に対して離接可能に対向配置され、後述するアイドルローラとの間で紙葉類を挟んで正逆両方向に回転可能となっている。つまり、待機トレイ4に送り込まれた紙葉類Mを送り方向Tと逆方向に僅かに搬送して整位するため逆転し、ステープル処理を必要としない紙葉類Mを待機トレイ4に集積した後、排紙トレイ36、38に向けて排紙するため正転する。排紙トレイ36、38は、処理対象に合わせて上下に昇降移動可能となっている。
より詳細には、待機トレイ4に紙葉類Mを集積するとき、待機トレイローラ32が上方に退避し、紙葉類Mを集積した後、待機トレイ4に向けて下降させる。このように、待機トレイローラ32を集積した紙葉類Mに接触せしめた状態で、待機トレイローラ32を逆転させ、当該紙葉類Mの送り方向後端を図示しないストッパに突き当てて整位する。この後、次に送り込まれる紙葉類Mを待機トレイ4上に受け入れるため、待機トレイローラ32は、再び上方に退避する。
処理トレイ6は、待機トレイ4から落下される紙葉類Mを載置して集積する平らな紙葉類載置面6aを有する。また、処理トレイ6は、処理トレイ6上に集積載置された紙葉類Mを排出トレイ36、38に向けて送り出すための搬送機構34(図1参照)の一部を紙葉類載置面6aから露出させるための開口6bを有する。
また、待機トレイ4と処理トレイ6の間には、図3に部分的に拡大して示すような送り部材40が設けられている。本実施の形態では、回転軸方向に互いに離間して2つの送り部材40を設けたが、3つ以上の送り部材40を取り付けても良い。なお、図3に示す構造物は、図2にSで示すスペースに組み込まれる。
すなわち、これら送り部材40は、待機トレイ4に受け入れた紙葉類Mの送り方向後端に作用する位置に配置され、紙葉類Mの後端を処理トレイ6に向けて案内するとともに、処理トレイ6に落下させた紙葉類Mの後端近くを送り方向と逆方向へ掻き送るように動作する。
より具体的には、図4に示すように、各送り部材40は、待機トレイ4に送り込まれた紙葉類Mの送り方向後端を載置して受ける受け部42と、この受け部で受けた後端を下方へ叩き落す叩き部44と、処理トレイ6に落された紙葉類Mの後端近くをストッパ50に向けて掻き送るためのパドル46と、受け部42、叩き部44、およびパドル46の後端を取り付けた回転体48と、を有する。すなわち、送り部材40は、回転体48を図中矢印R方向(反時計周り方向)に回転させながら動作する。
2つの送り部材40の間には、待機トレイ4に受け入れた紙葉類Mの後端を下方に押える押さえ部材60(図3)が設けられている。この押さえ部材60は、図10に示すように、2つの送り部材40の2つの受け部42の間に入れ子状に配置され、受け部42で支承した紙葉類Mの後端を紙葉類Mの上方から押えるように動作され、2つの受け部42と協同して紙葉類Mの後端をクランプする。なお、押さえ部材60が紙葉類Mに接触する面には、滑りを抑制するための弾性変形可能なゴム材61(滑り止め部材)が貼り付けられている。
この押さえ部材60は、図11に示すように、ソレノイド62(移動機構)により動作される。つまり、ソレノイド62をONにした状態で、図11(a)に示すように、紙葉類Mの後端を押える保持位置に配置され、ソレノイド62をOFFにした状態で、図11(b)に示すように、紙葉類Mから上方に退避した解除位置に配置される。
なお、押さえ部材60の紙葉類Mに対する押圧力(すなわち、受け部42との間で生じる保持力)は、押さえ部材60を保持位置に配置した状態で図13に示すαばね80(付勢機構)により付与される。また、押さえ部材60を2位置間で動作させるための移動機構は如何なるものであっても良く、ソレノイドに限定されるものではない。
αばね80は、図13に示すように、ソレノイド62の作動ロッドに接続されたアーム63の先端に回転支持体82を介して回動自在に取り付けられている。回転支持体82は、アーム63の先端に回転可能に接続され、押さえ部材60を回動自在に取り付けている。そして、回転支持体82には、αばね80が取り付けられている。αばね80の一端は回転支持体82に固設され、他端は押さえ部材60に押し付けられている。
つまり、ソレノイド62をONにした状態で、図11(a)に示すように、押さえ部材60は、回転支持体82に対して、図中実線で示す位置と破線で示す位置との間で回動自在となっており、αばね80は、この回動範囲内の全ての姿勢において押さえ部材60を紙葉類Mに向けて付勢する。より詳細には、αばね80は、図10に示すように、2つの受け部42が紙葉類Mの後端を載置する面より下がった位置まで押さえ部材60を付勢し、この位置より保持力を発生させる方向と逆方向に押さえ部材60を移動可能に付勢する。つまり、押さえ部材60の保持位置は、図11(a)に実線で示す位置と破線で示す位置との間の可動範囲内全てを指す。
以上のように、押さえ部材60を回転支持体82に対して回動自在とし、且つ押さえ部材60と回転支持体82との間にαばね80を取り付けたため、2つの受け部42との間で紙葉類Mの後端を保持する際、紙葉類Mに与える保持力をαばね80のばね力に依存して決定できる。このため、処理対象となる紙葉類Mの腰の強さに合わせて適切なばね定数を有するαばね80を選択すれば、後端を強く押さえ過ぎて跡が残るような不具合を防止できる。
図12には、待機トレイ4、およびその周辺構造を概略的に示してある。これによると、待機トレイ4へ紙葉類Mを送り込む給紙ローラ31の上側のローラ31aの回転軸に重り部材70が回動自在に取り付けられているのが分かる。この重り部材70は、例えば細長い板状に形成され、その一端がローラ31aの回転軸に対して自由に回転可能に取り付けられ、他端が自重によって下方に回動して紙葉類Mを上方から押えるようになっている。本実施の形態では、この重り部材70をローラ31aの回転軸に沿って離間して2つ設けた。
また、待機トレイ4の送り方向下流側には、上述した待機トレイローラ32が配置されている。この待機トレイローラ32は、待機トレイ4の対向位置に回動自在に取り付けられたアイドルローラ33との間で紙葉類Mを挟んで正逆両方向に回転する。なお、待機トレイ4に紙葉類Mを受け入れるときには、図示しない退避機構によって図中上方へ退避する。
しかして、給紙ローラ31によって待機トレイ4に紙葉類Mが送り込まれると、紙葉類Mの腰によって重り部材70が跳ね上げられ、重り部材70の回動の先端が紙葉類Mの上面に摺接しつつ、紙葉類Mが待機トレイローラ32に向けて送られる。このとき、待機トレイローラ32は、上方に退避しておりアイドルローラ33に非接触となっている。そして、紙葉類Mの送り方向後端が給紙ローラ31のニップを抜けた後、重り部材70の自重によって紙葉類Mの後端が下方へ付勢され、送り部材40の受け部42上に押さえこまれる。
以下、図5乃至図9を参照して、上述した後処理装置1の動作を説明する。なお、図5乃至図9では、上述した押さえ部材60および重り部材70の図示を省略してある。
まず、デジタル複写機10から1枚目の紙葉類Mが送り込まれるとき、送り部材40は図5に示す姿勢に配置される。また、このとき、押さえ部材60は、図11(b)に示す姿勢に配置される。この状態で、押さえ部材60を乗り越えて、待機トレイ4に紙葉類Mが送り込まれる。
待機トレイ4に送り込まれる紙葉類Mは、重り部材70の自重によって下方に僅かに湾曲されつつ待機トレイローラ32とアイドルローラ33との間を通して搬送される。このとき、待機トレイローラ32は上方に退避してアイドルローラ33から離間している。そして、紙葉類Mの送り方向後端が給紙ローラ31のニップを抜けると、重り部材70によって後端が受け部42に向けて押圧され、後端が2つの送り部材40の各受け部42で支持される。
このとき、待機トレイ4が送り方向上流側に向けて下方に傾斜していることから紙葉類Mはその自重により後端側へ僅かに付勢され、開閉トレイ4r、4f間の開口の幅が紙葉類Mの後端に向けて広くされていることから後端中央がその自重により下方に垂れ下がる。つまり、この垂れ下がる紙葉類Mの後端中央近くが送り部材40の受け部42で支承されることとなる。この状態では、紙葉類Mは、開閉トレイ4r、4fおよび2つの受け部42、42上に載置されているだけであるため、外力により移動可能な状態である。
この後、待機トレイローラ32を下降させて動作位置に配置し、アイドルローラ33との間で紙葉類Mを挟持拘束し、待機トレイローラ32を僅かに逆転させる。これにより、当該紙葉類Mの後端が図示しないストッパに向けて送られてストッパに当接される。そして、再び待機トレイローラ32を上方に退避させて拘束を解除する。これにより、紙葉類Mの戻し量が多すぎて紙葉類Mが撓んだ状態であっても撓みが元に戻ることになる。
この後、ソレノイド62がONにされて押さえ部材60が図11(b)に示す退避位置から図11(a)に示す動作位置へ回動され、図10に示すように2つの受け部42の間で紙葉類Mの後端を下方へ押える。このとき、本実施の形態の押さえ部材60は、2つの受け部42の間隔より僅かに小さい幅を有するため、2つの受け部42との間で比較的強いせん断力が発生する。また、本実施の形態の押さえ部材60は、αばね80によって保持力を発生するため、適切な保持力で紙葉類を保持できる。
そして、紙葉類Mの後端は、図10に示すように僅かに撓むことでせん断力によってクランプされる。押さえ部材60がαばね80によって付勢されるため、紙葉類Mの腰により、押さえ部材60の位置は変化する。また、クランプされた紙葉類Mの後端には、押さえ部材60のゴム材61により比較的強い摩擦力が付与されるため、この状態で、紙葉類Mが容易に引き抜かれることはない。さらに、ゴム材61は、弾性変形可能であるため、保持力が紙葉類の一部に局所的に作用することがなく、紙葉類を破損することがない。
このように1枚目の紙葉類Mの後端をクランプした状態(図11aに示す状態)で、押さえ部材60を乗り越えて2枚目の紙葉類Mが待機トレイ4へ送り込まれ、後端をクランプされた1枚目の紙葉類Mに重ねて集積される。このとき、1枚目の紙葉類Mの後端がクランプされているため、2枚目の紙葉類Mの送り方向先端が1枚目の紙葉類Mに衝突しても1枚目の紙葉類Mの姿勢が崩れることがなく、2枚の紙葉類Mが正常に集積される。また、2枚目の紙葉類Mが1枚目の紙葉類Mの下に潜り込んでしまうこともない。なお、この場合、1枚目の紙葉類Mの後端が押さえ部材60によってクランプされているため、その押さえ部材60を乗り越えて集積される2枚目の紙葉類Mは1枚目の紙葉類Mに対してずれた状態で重ねられることになる。
そして、この後、開閉トレイ4r、4fが開放されるとともに、送り部材40が図6に示すように回転され、受け部42による支持を解除するとともに叩き部44によって紙葉類Mの後端が叩かれ、処理トレイ6に向けて落下される。このとき、1枚目の紙葉類Mを押えていた押さえ部材60の下方には何も無いため、受け部42による支持が無くなると、紙葉類Mの後端は自由な状態となる。また、2枚目の紙葉類Mの後端も押さえ部材60を超えているので、押さえ部材60が邪魔になることはない。押さえ部材60は、この後、適当なタイミングで退避位置へ退避される。
処理トレイ6における処理時間をより長く確保するため、3枚以上の紙葉類Mを待機トレイ4に待機させる場合、上述したように2枚目の紙葉類Mを送り込んだ後、押さえ部材60を一旦上方へ退避させ、待機トレイローラ32を2枚目の紙葉類に接触させて逆転させ、2枚目の紙葉類Mを1枚目の紙葉類Mに揃え、再び押さえ部材60を保持位置へ回動して2枚の紙葉類Mの後端をクランプし、3枚目の紙葉類Mを受け入れるようにすれば良い。このように、待機トレイ4に送り込まれる紙葉類Mの後端をその都度拘束することで、紙葉類Mの集積状態を良好にでき、安定した姿勢で集積できる。
ところで、待機トレイ4の2枚の紙葉類Mを落下させる際、開閉トレイ4r、4f間の開口の幅が送り方向上流に向けて広くされているため、待機トレイ4の紙葉類Mはその後端側が先に支持を解除され、図6に示すように、後端から先に処理トレイ6へ指向される。同時に、叩き部44によって紙葉類Mの後端中央が処理トレイ6に向けて下方に叩かれて、当該紙葉類Mの後端が処理トレイ6へ強制的に指向される。また、処理トレイ6が傾斜していることから、2枚の紙葉類Mの落下により、上述したずれは多少緩和される。
この後、送り部材40がさらに回転されると、図7に示すように、処理トレイ6に落下された紙葉類Mの後端近くがパドル46によってストッパ50に向けて掻き送られる。このとき、搬送機構34が動作され、パドル46の掻き送り動作に協同して処理トレイ6に集積した紙葉類Mをストッパ50に向けて搬送する。なお、パドル46は、処理トレイ6に集積される紙葉類Mの厚さに応じて適宜弾性変形する。
さらに、図8に示すように、送り部材40が紙葉類Mの受け入れ時と同じ姿勢(ホームポジション)まで回転され、次の紙葉類Mが待機トレイ4へ送り込まれ、その紙葉類Mの送り方向後端が送り部材40の受け部42で支持される。以上の動作を繰り返して部数単位の紙葉類Mが処理トレイ6に集積される。
さらに、この後、部数単位の紙葉類Mが処理トレイ6に集積されて後端が取り揃えられると、この後端に沿って移動可能に設けられたステープラー8が図9に示すようにステープル位置へ移動され、適当な位置で部数単位の紙葉類Mが綴じられる。このようにして後端を綴じられた紙葉類Mの束は、搬送機構34を動作させることによって排出トレイ36、38に向けて搬送される。
以上のように、本実施の形態の後処理装置1によると、待機トレイ4に2枚の紙葉類Mを待機させるとき、1枚目の紙葉類Mの後端をクランプした状態で2枚目の紙葉類Mを待機トレイ4へ受け入れるようにしたため、1枚目の紙葉類Mに2枚目の紙葉類Mが衝突してジャムを生じたり、1枚目の紙葉類Mの下に2枚目の紙葉類Mが潜り込んだり、2枚目の紙葉類Mの衝突により1枚目の紙葉類Mの姿勢が崩れたりする不具合を防止できる。これにより、待機トレイ4において安定した姿勢で紙葉類Mを集積でき、良好な集積状態を維持したまま処理トレイ6へ落下させることができ、さらに処理トレイ6においても紙葉類Mの後端を確実に取り揃えることができる。
特に、本実施の形態によると、待機トレイ4に送り込まれた紙葉類の後端を保持する保持力をαばね80によって付与するようにしたため、αばね80を比較的弱いばねにすることで、紙葉類Mの後端にクランプの跡が残る不具合を防止できる。また、本実施の形態によると、押さえ部材60を回転支持体82に対して回動自在とし、且つ、αばね80により一定の可動範囲において押さえ部材60を紙葉類Mに対して付勢するようにしたため、待機トレイ4に集積する紙葉類Mの厚さや枚数が変化した場合においても、厚さ方向の変化を吸収できる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、上述した実施の形態では、コピー用紙に画像を形成した紙葉類Mを取り揃えてステープル処理する場合について説明したが、これに限らず、郵便物や紙幣などの他の媒体を取り揃える装置に本発明を適用しても良い。
また、上述した実施の形態では、2つの受け部の間に1つの押さえ部材を配置した場合について説明したが、3つ以上の受け部を後端に沿って配置し、これら受け部と入れ子状となる2つ以上の押さえ部材を設けても良い。
この発明の実施の形態に係る後処理装置を備えたデジタル複写機を示す概略図。 図1の後処理装置の待機トレイを示す斜視図。 待機トレイと処理トレイの間に設けられた送り部材および押さえ部材を示す部分拡大斜視図。 図3の送り部材の正面図。 図4の送り部材および図3の押さえ部材による動作を説明するための動作説明図。 図4の送り部材および図3の押さえ部材による動作を説明するための動作説明図。 図4の送り部材および図3の押さえ部材による動作を説明するための動作説明図。 図4の送り部材および図3の押さえ部材による動作を説明するための動作説明図。 ステープラーの動作を説明するための動作説明図。 図3の押さえ部材を動作させたときの紙葉類のクランプ状態を示す概略図。 図3の押さえ部材を動作位置へ回動せしめた状態を示す概略図(a)、および図3の押さえ部材を退避位置へ回動せしめた状態を示す概略図(b)。 待機トレイにおける紙葉類の挙動を説明するための動作説明図。 押さえ部材を付勢するためのαばねの構造を示す部分拡大斜視図。
符号の説明
1…後処理装置、4…待機トレイ、4r、4f…開閉トレイ、6…処理トレイ、6a…紙葉類載置面、8…ステープラー、10…デジタル複写機、32…待機トレイローラ、33…アイドルローラ、40…送り部材、42…受け部、44…叩き部、46…パドル、48…回転体、50…ストッパ、60…押さえ部材、61…ゴム材、62…ソレノイド、70…重り部材、80…αばね、82…回転支持体、M…紙葉類。

Claims (5)

  1. 紙葉類を集積する待機トレイと、
    この待機トレイに向けて紙葉類を第1の方向に送り込む送り機構と、
    上記待機トレイから落下された紙葉類を処理する処理トレイと、
    上記待機トレイに集積された紙葉類の上記第1の方向に沿った後端を、この後端に沿って離間した複数位置で載置して受ける、上記待機トレイと別体の複数の受け部と、
    これら複数の受け部を下方へ回転させるように該受け部の後端をそれぞれ取り付けた複数の回転体と、
    上記後端に沿って上記複数の受け部の間に入れ子状に配置され上記受け部と協同して上記後端を上方から押えて保持する少なくとも1つの押さえ部材と、
    上記少なくとも1つの押さえ部材を上記受け部と協同して紙葉類の後端を保持する保持位置と保持を解除する解除位置との間で移動させる移動機構と、
    この移動機構によって上記少なくとも1つの押さえ部材を保持位置へ移動させた状態で、当該押さえ部材による紙葉類の保持力を発生させる付勢機構と、を有し、
    上記待機トレイは、上記第1の方向と交差する方向に開閉する2つの開閉トレイを有し、これら2つの開閉トレイを閉じた状態で上記送り機構によって送り込まれた紙葉類を集積し、これら2つの開閉トレイを互いに離間する方向に開くとともに、上記複数の回転体を回転させて上記複数の受け部を下方へ回転させることにより、上記集積した紙葉類を上記処理トレイへ落下させる紙葉類処理装置。
  2. 上記付勢機構は、上記受け部が紙葉類の後端を載置する面より下がった位置まで上記押さえ部材を付勢することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  3. 上記押さえ部材は、上記移動機構によって上記保持位置へ移動された状態で、上記保持力を発生させる方向およびそれとは逆方向に移動可能であり、上記付勢機構は、この移動可能な範囲内の全ての姿勢において上記押さえ部材を上記後端を押える方向に付勢することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙葉類処理装置。
  4. 上記押さえ部材が紙葉類に接触する面には、紙葉類との間の滑りを抑制するための滑り止め部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  5. 上記滑り止め部材は、弾性変形可能な材料により形成されていることを特徴とする請求項4に記載の紙葉類処理装置。
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