JP7309375B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート搬送装置に関するものである。
従来、積載されたシートを、画像形成部或いは画像読取部等に1枚ずつ分離して給送するシート搬送装置或いは自動原稿搬送装置として、リタード分離方式を採用したものが広く知られている。
リタード分離方式のシート給送装置では、ピックアップローラで給送されたシートを、シートを給送する方向に回転するフィードローラとこのフィードローラにバネの弾性力で圧接されたリタードローラとの間のニップ部で1枚ずつに分離して搬送する。リタードローラは、トルクリミッタにより所定のトルク値を受けており、1枚のシートが給送された場合にはトルクリミッタによりシートに従動回転する。また、リタードローラは、2枚以上のシートがフィードローラとリタードローラとのニップ部に給送された場合には、リタードローラとシートとの間の摩擦係数よりもシート間の摩擦係数の方が小さいため停止して、2枚目以降のシートをニップ部で停止させる。
ピックアップローラ、フィードローラ及びリタードローラに対し、要求される搬送力や耐久性等の性能がそれぞれに異なるため、性能向上のために硬度や材質の異なるローラ部材を設定することがある。例えば、フィードローラとリタードローラの劣化や摩耗を防止するために、各ローラを異なる材質や硬度で構成する。
ピックアップローラ、フィードローラ及びリタードローラの各ローラ部材の組み合わせの例として、耐久性を優先した場合に、ピックアップローラやフィードローラのローラ部材と比較して硬度の大きいローラ部材をリタードローラとして用いることがある。これは、リタードローラはトルクリミッタ等を介してシート給送方向と逆の方向にトルクを負荷されているため、他のローラ部材と比較して摩耗が進みやすいためである。
しかし、耐久性に関しては良好であっても、硬度が大きいローラ部材は硬度が小さいローラ部材と比較して搬送力が低く、給送するシートの種類によっては不送りが発生したり、シートとの相性に起因してローラ寿命が短くなったりする場合がある。
そこで、このような場合に対応できるように、ピックアップローラ、フィードローラ及びリタードローラの各ローラ部材の組み合わせを許容できる範囲で交換可能にしたものが特許文献1で提案されている。
特許文献1では、ピックアップローラ、フィードローラ及びリタードローラの各ローラ部材の交換可能な組合せと交換不可の組合せを、図11に示されるように、ピックアップローラのローラ軸301a、フィードローラのローラ軸302a及びリタードローラのローラ軸303aに対するピックアップローラのローラ部材301b、フィードローラのローラ部材302b及びリタードローラのローラ部材303bのカップリングの可否によって区別できるようにしている。これにより、ローラ部材を交換する際の誤組を防止することができる。
特開2016-132528号公報
さらに近年、このようにローラ部材を交換する際の誤組を防止することとは別に、ローラ部材の取付け易さも重要となっている。
しかしながら、特許文献1に開示の構成では、ローラ軸にローラ部材を取り付ける際、ローラ軸とローラ部材との位相合わせを行う必要があり、ローラ部材の装着が困難であった。
本発明は以上の事情に鑑みなされたもので、ローラ支持手段に搬送ローラを容易に装着することが可能なシート搬送装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために本発明は、シートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを支持するローラ係合部と、を備える搬送ローラユニットと、前記搬送ローラユニットが前記搬送ローラの回転軸の方向から装着され、前記搬送ローラユニットを支持するローラ支持部であって、前記ローラ係合部と係合される支持係合部を有する前記ローラ支持部と、を備え、前記ローラ係合部は、前記搬送ローラの回転方向において前記搬送ローラユニットをガイドするガイド部を有し、前記ガイド部は、前記搬送ローラの前記回転軸の方向に突出する突出部と、前記搬送ローラの前記回転方向において前記突出部の一端から延びる第1ガイド部であって、前記搬送ローラユニットを前記ローラ支持部に装着させる装着動作にともなって、前記支持係合部に対して前記ローラ係合部を第1回転方向に回転させるようにガイドする前記第1ガイド部と、前記搬送ローラの前記回転方向において前記突出部の前記一端と反対側の他端から延びる第2ガイド部であって、前記搬送ローラユニットを前記ローラ支持部に装着される前記装着動作にともなって、前記支持係合部に対して前記ローラ係合部を前記第1回転方向と反対側の第2回転方向に回転させるようにガイドする前記第2ガイド部と、を有し、前記搬送ローラの前記回転軸の方向と直交する方向から視たときに、前記突出部は円弧部で形成され、前記第1ガイド部および前記第2ガイド部は、前記円弧部の両端部から延びる、かつ、前記搬送ローラの前記回転軸の方向に対して傾斜する傾斜部が形成され、前記搬送ローラの前記回転軸の方向と直交する方向から視たときに、前記突出部の前記円弧部は、前記第1ガイド部あるいは前記第2ガイド部の前記傾斜部よりも大きい、シート搬送装置とするものである。
本発明によれば、ローラ支持手段に搬送ローラを容易に装着することが可能なシート搬送装置を提供できるものである。
本発明の第1実施形態に係る電子写真方式による画像形成装置の概略断面図である。 本発明の第1実施形態に係る図1のシート給送装置100の詳細断面図である。 本発明の第1実施形態に係る図2の矢印B方向から見たシート給送装置100の上面図である。 本発明の第1実施形態に係る図1のシート給送部10の要部拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る図4の各ローラ軸からローラを取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る各ローラの異なるカップリング形状を示す斜視図、正面図及び断面図である。 本発明の第1実施形態に係る各ローラ軸の各カップリング部と、異なる性質の各ローラとの対応関係を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る係合部112bと被係合部51との係合状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るピックアップローラ軸141に対する第1ローラ部材32aの傾きをについて説明する説明図である。 本発明の第2実施形態に係るカップリング部112とピックアップローラ32の構成を示す斜視図、断面図及び正面図である。 従来の構成を説明する斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態に記載される構成要素はあくまで例示であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において本発明が適用される装置の構成や機能、材質、形状、その相対配置等の各種条件は適宜修正又は変更可能であり、以下の実施形態に限定されるものではない。例えば、以下の実施形態では画像形成装置として電子写真画像形成プロセスによるカラーレーザープリンタを例に説明するが、本発明は電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置に限らず、インクジェット方式等の他の方式による画像形成装置であってもよい。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子写真方式による画像形成装置の概略断面図である。
図1において、画像形成装置200は、シートSを収納する収納庫106と、収納庫106に収納されたシートSを給送するためのシート給送部10とにより構成されるシート搬送装置としてのシート給送装置100を備える。
また、電子写真方式により画像を形成するための画像形成部20と、形成した画像をシートS上に転写するための中間転写部30を備える。さらに、転写されたトナー像を定着させるための定着部40と、画像が定着されたシートSを機外へと排出するシート排出部60を備える。
矢印Aは、収納庫106より給送されたシートSがシート排出部60のシート積載台61上に排出されるまでの搬送経路例である。シートSは、シート給送部10により収納庫106から給送された後、回転する搬送ローラ対11を介してレジローラ対12へと搬送される。シートSはレジローラ対12によりループを形成することで先端の向きが補正される。レジローラ対12を通過したシートSは、転写ローラ対42まで搬送され、転写ローラ対42にて画像形成部20により形成された画像をトナー像として載せた中間転写ベルト31と当接しながら搬送されることでシートS上に未定着トナー像が形成される。
未定着トナー像を載せたシートSは、定着部40へと搬送され、定着ローラ対41により加熱及び加圧処理を施されることで未定着トナー像がシートS上に定着する。トナー像が定着したシートSは、定着部40より下流に位置する排出ローラ対62により、シート積載台61へと排出される。
また、不定型サイズのシートSを使用する場合には、マルチパーパストレイ71上にシートSをセットすることでマルチ給送部72により給送され、搬送ローラ対11に搬送されることで収納庫106から給送された場合と同様にシート積載台61まで搬送される。
図2は図1のシート給送装置100の詳細断面図である。
図2において、収納庫106には、昇降可能なトレイ105と、トレイ105を昇降するためのトレイ昇降板109とが備えられている。トレイ昇降板109が不図示のトレイ昇降モータ及び駆動伝達手段により駆動を伝達されることで回転中心109aを中心に回動して、回転中心105aを中心として回動するトレイ105をリフトアップする。
シート給送部10は、ピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34、及び搬送ローラ対11が給送部フレーム119に備えられている。ピックアップローラ32近傍にはリフトアップされたトレイ105に積載されたシートのシート上面高さを検出するためのシート上面高さ検出センサ110が配置されている。
図3は、図2の矢印B方向から見たシート給送装置100の上面図で、図2の(A)は収納庫106が画像形成装置200内に収容されている状態を示し、図2の(B)は収納庫106が画像形成装置200から引き出されている状態を示している。
図3において、収納庫106には、トレイ105にセットされたシートSの位置を規制するための側端規制板104F,104R及び後端規制板120が所定の位置に配置されている。収納庫106は、図3の(B)に示されるようにユーザがシートを収納庫106内にセットする際に画像形成装置200から矢印Y方向に引き出せるよう構成されている。画像形成装置200内には、収納庫106が画像形成装置200内に収容されているかを検出するための収納庫検出センサ103が配置されている。
図4は図1のシート給送部10の要部拡大斜視図である
図4において、フィードローラの回転支持軸としてのフィードローラ軸142にはワンウェイクラッチ37が設けられており、ワンウェイクラッチ37を介してフィードローラ33が取り付けられている。ワンウェイクラッチ37は、シートを給送している途中で駆動が遮断され、駆動が遮断されたときにフィードローラ33がシートに連れ回りするために設けられている。不図示の給送駆動モータ及び駆動伝達手段によりフィードローラ軸142に駆動力が伝わることでフィードローラを回転させる。
フィードローラ33の対向には、リタードローラの回転支持軸としてのリタードローラ軸に取り付けられたリタードローラ34が圧接している。リタードローラ34はトルクリミッタ39を介してシート給送方向とは逆方向にトルクを受け、そのトルク値はシートS間の摩擦係数によりシートS間に発生する摩擦力よりも大きい。一方、そのトルク値はシートSとフィードローラ33との間の摩擦係数により発生する摩擦力よりも小さく設定されている。
これにより、フィードローラ33とリタードローラ34のニップ部Nに入り込むシートが1枚の場合、またはシートが入り込んでいない場合にはリタードローラ34はフィードローラ33に連れ回りする。一方、フィードローラ33とリタードローラ34のニップ部Nに入り込むシートが2枚以上の場合は、リタードローラ34は給送方向に対して逆方向の力がかかることになり、シートを1枚ずつ分離する。
また、フィードローラ軸142上のワンウェイクラッチ37には、ギヤ37aが設けられており、フィードローラ軸142に伝達された回転は、フィードローラ軸142に連動して回転するワンウェイクラッチ37のギヤ37aを駆動させる。フィードローラ軸142には、ピックアップローラ32を、フィードローラ軸142を中心に回動させるための昇降プレート111が回動可能に支持されており、昇降プレート111には、アイドラギヤ113及びピックアップローラの回転支持軸としてのピックアップローラ軸141が設けられている。
ギヤ37aは、アイドラギヤ113を介してアイドラギヤ112aへと回転を伝達する。アイドラギヤ112aへと伝達された回転はローラ支持手段としてのカップリング部112によりアイドラギヤ112aからピックアップローラ32へと伝達され、ピックアップローラ32を回転させる。
次に、図4のシート給送部10における給送ローラの支持構成について、図4~図7を用いて説明する。
図5は図4の各ローラ軸からローラを取り外した状態を示す斜視図である。図6は各ローラの異なるカップリング(軸継手)形状を示すものである。図6の(A1)はピックアップローラ32の斜視図、図6の(A2)はピックアップローラ32の正面図、図6の(A3)は図6の(A2)のA―A断面図である。図6の(B1)はフィードローラ33の斜視図、図6の(B2)はフィードローラ33の正面図、図6の(B3)は図6の(B2)のB―B断面図である。図6の(C1)はリタードローラ34の斜視図、図6の(C2)はリタードローラ34の正面図、図6の(C3)は図6の(C2)のC―C断面図である。図7は、各ローラ支持部のカップリング部と、異なる性質の各ローラとの対応関係を示す斜視図である。
図4、図5において、ピックアップローラ軸141、フィードローラ軸142、リタードローラ軸143と、ピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34とはそれぞれカップリングで接続される。フィードローラ軸142とフィードローラ33とはワンウェイクラッチ37がカップリングの機能を備えており、リタードローラ軸143とリタードローラ34とはトルクリミッタ39がカップリングの機能を備えている。したがって、これ以降は、ワンウェイクラッチ37及びトルクリミッタ39をローラ支持手段であるカップリング部と称して説明する。
カップリング部112、37、39は、ピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34に対し、代替可能なものを含み係合可能な係合部112b、37b、39bをそれぞれ有している。一方、ピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34もこれに対応して図6に示されるように、係合部112b、37b、39bの対応するものに係合可能なローラ係合部としての被係合部51、52、53をそれぞれ有している。また、ピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34は、兼用可能となるように互いに同じ外径寸法を有している。
図7に示されるように、ピックアップローラ軸の141のカップリング部112の支持係合部としての係合部112bは、ピックアップローラ32の被係合部51のみと係合可能な形状を有している。フィードローラ軸142のカップリング部37の係合部37bは、ピックアップローラ32及びフィードローラ33のそれぞれの被係合部51、52に共通に係合可能な形状を有している。リタードローラ軸143のカップリング部39の係合部39bは、ピックアップローラ32、フィードローラ33及びリタードローラ34のそれぞれの被係合部51~53に共通に係合可能な形状を有している。
一方、ピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34もこれに対応して、係合部112b、37b、39bの対応するものに係合可能な被係合部51、52、53がそれぞれ設けられている。
なお、係合部112b、37b、39b及び被係合部51~53は、取付け手段を構成する。この取付け手段は、互いに性質の異なる材料から構成される複数種(本実施形態では3種)のローラ部材を、ピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34として代替可能な範囲内でのみシート給送部10に対し取付け可能にしている。
ピックアップローラ32におけるシートと接触してシートを搬送するローラ部材32a(以下、第1ローラ部材32aという)は、ピックアップローラ32、フィードローラ33及びリタードローラ34として兼用可能に構成されている。フィードローラ33におけるシートと接触してシートを搬送するするローラ部材33a(以下、第2ローラ部材33aという)は、フィードローラ33及びリタードローラ34として兼用可能に構成されている。リタードローラ34におけるシートと接触してシートに従動又はシートを分離するローラ部材34a(以下、第3ローラ部材34aという)は、リタードローラ34としてのみ使用可能に構成されている。これにより、材質的に代替可能なローラ部材のみを間違いなく取り付けることが可能になる。
ピックアップローラ32、フィードローラ33及びリタードローラ34のそれぞれに採用できる第1~第3ローラ部材32a,33a,34aの性質の異なる材料例として、以下の組み合わせが挙げられる。なお、以下に示す硬度(ゴム硬度)は、JISスプリング式で測定したものである。
第1ローラ部材32aでは硬度が24~44[°]の範囲に設定され、第2ローラ部材33aでは硬度が43~63[°]の範囲に設定され、第3ローラ部材34aでは硬度が65~85[°]の範囲に設定されている。そして、第1ローラ部材32aは、EPDM(Ethylene Propylene Rubber:エチレンプロピレンゴム)から構成されている。また、第2ローラ部材33a及び第3ローラ部材34aは、それぞれウレタン樹脂から構成されている。
代替可否のローラ部材を設定する理由は、ピックアップローラ32、フィードローラ33及びリタードローラ34のそれぞれの表面に掛かる負荷の大きさが、ピックアップローラ32<フィードローラ33<リタードローラ34の関係となっているためである。耐久性を考慮した場合、負荷の大きいリタードローラ34では、比較的搬送力が高く硬度の小さい第1ローラ部材32a若しくは第2ローラ部材33aを採用できないことが要因となっている。
一方、リタードローラ34において耐久性を向上させるために採用する硬度の大きい第3ローラ部材34aは、比較的搬送力が低いため、搬送するシートの種類によっては不送りが発生したり、シートの添加剤との相性によっては短寿命になったりする。さらには、シートとの帯電により第3ローラ部材34aが通過した領域に画像跡が出る、といった問題が生じることがある。同様に、フィードローラ33においても、より搬送力の必要となるシートを給送する場合に不送りが発生したり、短寿命や画像跡が出たりする、といった問題が生じることがある。
そこでこのような場合に対処するため、前述のように、比較的搬送力が高く若しくは材質の異なる第1ローラ部材32aを、ピックアップローラ32、フィードローラ33及びリタードローラ34として兼用できるように構成している。また、第3ローラ部材34aに比較して搬送力の高い第2ローラ部材33aを、フィードローラ33及びリタードローラ34として兼用できるように構成している。さらに、搬送力が低い第3ローラ部材34aは、リタードローラ34としてのみ使用できるように構成している。
ここで、図5~図7を参照して、カップリング部112、37、39の係合部112b、37b、39b、及びピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34の被係合部51,52,53の構成について説明する。
まず、ピックアップローラ32における被係合部51は、第1ローラ部材32aを保持する外周面とピックアップローラ軸141が回転軸として挿通されて保持される内周面を有する回転軸穴部51aを備えている。また、ピックアップローラ軸141が挿通される位置を中心として対向する2箇所に第1開口部51cが設けられ、それら2箇所の第1開口部51cの間に凸部としての突出部51bが設けられている。第1開口部51cの軸方向奥側には、補強リブ51fと収納溝部としての空洞部51gが形成されている。突出部51bはカップリング部112との係合方向、すなわち回転軸方向における突出部先端51dを頂点として突出部根元方向にかけて図6の(A3)に示されるように傾斜部を形成する誘導部として呼込み勾配51eがそれぞれ2箇所設けられている。突出部先端51dとそれぞれの勾配51eは滑らかな円弧形状で連続的に形成され、各々の勾配51eに隣接して駆動力伝達部としての突出部壁面51iが2箇所に設けられている。
一方、図7において、カップリング部112の係合部112bは、ピックアップローラ軸141が回転軸として挿通されて保持される回転軸穴部112cを備えている。また、ピックアップローラ軸141が挿通される位置を中心として対向する2箇所に、ピックアップローラ32の第1開口部51cにそれぞれ嵌合可能な凸部としての第1突起部112dが設けられている。さらに、これら2箇所の第1突起部112d間に凹部112eが設けられている。第1突起部112dの第1ローラ部材32aとの係合方向、すなわち回転軸方向における突起部先端112gを頂点として突起部根元方向にかけて傾斜部を形成する誘導部としての呼込み勾配112hがそれぞれ2箇所設けられている。突起部先端112gとそれぞれの勾配112hは滑らかな円弧形状で連続的に形成され、各々の勾配112hに隣接して駆動力伝達部としての突起部壁面112fが2箇所に設けられている。
フィードローラ33における被係合部52は、第2ローラ部材33aを保持する外周面とフィードローラ軸142が回転軸として挿通されて保持される内周面を有する回転軸穴部52aを備えている。また、フィードローラ軸142が挿通される位置を中心として対向する4箇所に第2開口部52cが設けられ、それら4箇所の第2開口部52cの間に凸部としての突出部52bが設けられている。本実施形態では、第2開口部52c同士のピッチ角度θaは90degで配置している。突出部52bはカップリング部37との係合方向、すなわち回転軸方向における突出部先端52dを頂点として突出部根元方向にかけて図6の(B3)に示されるように傾斜部を形成する誘導部としての呼込み勾配52eがそれぞれ2箇所設けられている。突出部先端52dとそれぞれの勾配52eは滑らかな円弧形状で連続的に形成され、各々の勾配52eに隣接して駆動力伝達部としての突出部壁面52iが2箇所に設けられている。
一方、図7において、カップリング部37の係合部37bは、フィードローラ軸142が回転軸として挿通されて保持される回転軸穴部37cを備えている。また、フィードローラ軸142が挿通される位置を中心として対向する4箇所に、フィードローラ33の第2開口部52cにそれぞれ嵌合可能な凸部としての第2突起部37dが設けられている。さらに、これら4箇所の第2突起部37dの間に凹部37eが設けられている。また、第2突起部37dには、駆動力伝達部としての突起部壁面37fが2箇所にそれぞれ設けられている。
リタードローラ34における被係合部53は、第3ローラ部材342aを保持する外周面とリタードローラ軸43が回転軸として挿通されて保持される内周面を有する回転軸穴部53aを備えている。また、リタードローラ軸43が回転軸として挿通される位置を中心として対向する6箇所に第3開口部53cが設けられ、それら6箇所の第3開口部53cの間に凸部としての突出部53b設けられている。本実施形態では、第3開口部53c同士のピッチ角度θbは60degで配置している。突出部53bはカップリング部39への挿通方向における突出部先端53dを頂点として突出部根元方向にかけて図6の(C3)に示されるように傾斜部を形成する誘導部として呼込み勾配53eがそれぞれ2箇所設けられている。突出部先端53dとそれぞれの勾配53eは滑らかな円弧形状で連続的に形成され、各々の勾配53eに隣接して駆動力伝達部としての突出部壁面53iが2箇所に設けられている。
一方、図7において、カップリング部39の係合部39bは、リタードローラ軸143が回転軸として挿通されて保持される回転軸穴部39cを備えている。また、リタードローラ軸143が挿通される位置を中心として対向する2箇所に、リタードローラ34の第3開口部53cにそれぞれ嵌合可能な凸部としての第3突起部39dとが設けられている。さらに、これら2箇所の第3突起部39d間に凹部39eが設けられている。また、第3突起部39dには、駆動力伝達部としての突起部壁面39fが2箇所にそれぞれ設けられている。
以上の構成により、ピックアップローラ軸141のカップリング部112の係合部112bは、ピックアップローラ32の被係合部51のみと係合可能とすることができる。また、フィードローラ軸142のカップリング部37の係合部37bは、4箇所の第2突起部37dで形成することで、ピックアップローラ32及びフィードローラ33の被係合部51、52のみと係合可能とすることができる。さらに、リタードローラ軸143のカップリング部39の係合部39bは、2箇所の第3突起部39dにすることで、ピックアップローラ32、フィードローラ33及びリタードローラ34のそれぞれの被係合部51、52、53と係合可能とすることができる。
また、呼込みの勾配51e、52e、53eを設けているため、各係合部112b、37b、39bとの位相を合わせなくても各ローラを係合部の回転軸方向へ押し込むだけでその装着動作に連動して各ローラを回動させて装着位置へ誘導し装着することができる。
特にリタードローラ34に関しては、カップリング部39の係合部39bが2箇所に第3突起部39dを配置しているのに対し、リタードローラ34の被係合部53は6箇所に第3開口部53cを有している。これにより、カップリング部39に対するリタードローラ34の係合部の位相がどの位置にあっても容易に呼込むことができ、確実にリタードローラ34をカップリング部39へと装着することが可能となっている。
一方、上述のようにリタードローラ34の被係合部53が6箇所の第3開口部53cを有するということは、フィードローラ軸142のカップリング部37にリタードローラ34が装着される懸念があるが、フィードローラ軸142のカップリング部37の係合部37bは、4箇所に第2突起部37dから形成され、且つこれら各第2突起部37dのピッチが90degになっており、リタードローラ34の各第3開口部53cのピッチが60degであるため、フィードローラ軸142のカップリング部37にリタードローラ34が装着されることはない。
つまり、リタードローラ軸143のカップリング部39の第3突起部39dの個数をX個とし、フィードローラ軸142のカップリング部37の第2突起部37dの個数をY個とした場合、リタードローラ34の第3開口部53cの個数はX個よりも多くし、且つX個の倍数でY個の倍数でない正数にすることで、リタードローラ34のフィードローラ軸142のカップリング部37への誤装着を防止できる。
以上より、ピックアップローラ32を、フィードローラ33やリタードローラ34として兼用することができ、フィードローラ33を、リタードローラ34として兼用することができる。さらに、リタードローラ34を、リタードローラ34としてのみ使用することができる。
なお、以上の各ローラの開口部と各カップリング部の突起部との関係は上述の構成と逆にすることも可能である。即ち、第1開口部51c、第2開口部52c及び第3開口部53c等をカップリング部112、37、39側に形成し、第1突起部112d、第2突起部37d及び第3突起部39d等をピックアップローラ32、フィードローラ33、リタードローラ34側に形成しても良い。この場合にも、同様の効果を得ることができる。
次に、ピックアップローラ軸141のカップリング部112の係合部112bとピックアップローラ32の被係合部51との係合について説明する。図8は係合部112bと被係合部51との係合状態を示す断面図である。
カップリング部112にピックアップローラ32を取付ける際には、カップリング部112の係合部112bに設けられた2つの第1突起部112dと、ピックアップローラ32の2つのカップリング溝である第1開口部51cとが約90°で形成されているため、その分回転させて位相合わせを行う必要がある。そのため、第1突起部112dと第1開口部51cとの位相合わせの回転位相分、第1突起部112dが係合方向へ延長され、その分第1開口部51cの溝が深くなる。
そこで、図8に示されるように、カップリング部112の係合部112bの2箇所の第1突起部112dは先端にかけて第1ローラ部材32aの半径方向に厚みが薄くなるように形成される段差部112iが設けられ突起部先端112gに至る。段差部112iから突起部先端112gに至る先端側の突起部側面には呼込み勾配112hが設けられている。段差部112iから突起部根元側に向けては呼込み勾配112hに比べて厚みの厚いピックアップローラ32に駆動を伝達するための突起部壁面112fが設けられている。
ピックアップローラ32がピックアップローラ軸141方向、すなわち回転軸方向に挿入されると、被係合部51の回転軸穴部51aはピックアップローラ軸表面141aに嵌合して、ピックアップローラ32の係合爪51hがピックアップローラ軸141の爪係合部141bに係合して固定される。このとき、段差部112iから先端にかけて薄くなる突起部先端112g及びその突起部側面の呼込み勾配112hがピックアップローラ32における被係合部51の突出部先端51d及び突出部側面の呼込み勾配51eを押圧して回動させる。これにより、ピックアップローラ32の被係合部52が装着位置でカップリング部112の係合部112bに係合保持される。
同時に、カップリング部112の突起部先端112g及び呼込み勾配112hが回転軸穴部51aにおける第1ローラ部材32aを保持する外周面とピックアップローラ軸141が回転軸として挿通されて保持される内周面と間に形成された空洞部51gに収まる。よって、第1突起部112dの突起部壁面112fは、突出部51bの突出部壁面51iに密着し、ピックアップローラ軸141からピックアップローラ32へ確実に駆動を伝達できるようになる。なお、ピックアップローラ32がこの装着位置に装着された状態では、呼込み勾配51eはピックアップローラ軸141からピックアップローラ32への駆動伝達に寄与しない。
以上のように、ピックアップローラ32における被係合部51の突出部先端51d及び呼込み勾配51eを回転させて位相合わせを行う突起部先端112g及び呼込み勾配112hの厚さを薄くして空洞部51gに収納できるようにしている。これにより、図9の(B)に示される回転軸穴部51aにおけるピックアップローラ軸141の挿入方向の長さを図9の(A)に示されるように短くしないようにしている。このため、回転軸穴部51aをピックアップローラ軸表面141aに確実に密着させてピックアップローラ軸141に対する第1ローラ部材32aの傾きを抑制することができる。
以上により、ピックアップローラ軸141に対するピックアップローラ32の装着性を向上させつつ、シートを給送する際の斜行を防止することが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態の基本構成は第1実施形態と同一であるため、それらを援用するものとして重複する部分は省略する。また、第1実施形態と同一機能を有する構成には同一符号を付すと共に適宜説明を省略する。
図10は、ピックアップローラ軸141のカップリング部112とピックアップローラ32の構成を示すもので、図10の(A)はカップリング部112の斜視図、図10の(B)はカップリング部112とピックアップローラ32の関係を示す断面図、図10の(C)及び(D)はピックアップローラ32の他の構成を示す正面図である。
図10の(A)、(B)において、ピックアップローラ32の剛性を上げ、シートを給送する際の斜行を防止するため、被係合部51の第1開口部51cの軸挿入方向奥側に補強リブ51fが空洞部51gを2分割するように2箇所に設けられている。これに伴い、空洞部51gに収納される第1突起部112dの先端には、補強リブ51fとの干渉を避けるための干渉防止溝部としての突起部溝112jが設けられている。これに伴い、突起部溝112jの両側には第1突起部先端112k及び第2突起部先端112lが非対称に設けられ、それぞれの突起部から根元方向にかけて傾斜部を形成する第1呼込み勾配112n及び第2呼込み勾配112oが設けられている。
また、第1突起部先端112kと第1呼込み勾配112nの間には製造上必要な突起部段差112mがある。第1突起部先端112kは第2突起部先端112lよりも長くなっている。第1突起部先端112kから第1呼込み勾配112nに向けた傾斜部としての第1傾斜線112pと、第2突起部先端112l及び第2呼込み勾配112oに向けた傾斜部としての第2傾斜線112qとがある。なお、第1傾斜線112pは第2傾斜線112qより角度が急になっている。これにより、突起部溝112jが第1突起部先端112kを頂点とする第1傾斜線112pの途中に設けられるかたちとなるようにしている。
また、第1突起部先端112kの一方の端から突起部段差112mの端までの距離をL1、第1突起部先端112kの他方の端から第2突起部先端112lの頂点までの距離をL2、突出部先端51dの頂点から勾配51eの端までの距離をL3とすると、距離L3は距離L1及び距離L2よりも大きく設定されている。
以上の構成とすることにより、突出部先端51dは、第1突起部112dに突起部溝112jや突起部段差112mがあっても、これらに妨げられることがなくなる。つまり、ピックアップローラ32は、第1傾斜線112p及び第2傾斜線112q沿って、被係合部51の突出部先端51d及び呼込み勾配51eが押圧されてスムーズに回動し位相合わせを行い装着位置に装着させることができる。
また、この回動による位相合わせに伴い第1、第2突起部先端112k、112l及び第1、第2呼込み勾配112n、112oが空洞部51gに収納される。よって、回転軸穴部51aはピックアップローラ軸表面141aに確実に密着し、ピックアップローラ軸141に対する第1ローラ部材32aの傾きを抑制することができる。
以上により、ピックアップローラ軸141に対するピックアップローラ32の装着性を向上させつつ、シートを給送する際の斜行を防止することが可能となる。
なお。補強リブ51fは、図10の(C)に示すように、補強リブ51fを回転軸穴部51aの方向に延長して、補強リブ51fがピックアップローラ軸表面141aに直接接触するような構成としても良い。
また、以上の実施形態では補強リブ51fを2箇所に設ける構成を説明したが、図9の(D)に示されるように補強リブ51fを4箇所に設ける構成やそれ以外の構成として良い。
また、本実施例ではピックアップローラ32の場合について説明したが、フィードローラ33やリタードローラ34でも同様に適用できるものである。
さらに、以上の各実施形態では、ピックアップローラ、フィードローラ、リタードローラについて説明したが、本発明はその他の搬送ローラであって同様に適用できるものである。
10…シート給送部
32…ピックアップローラ
32a…第1ローラ部材
33…フィードローラ
33a…第2ローラ部材
34…リタードローラ
34a…第3ローラ部材
37…ワンウェイクラッチ
37b…係合部
37c…回転軸穴部
37d…第2突起部
37e…凹部
37f…突起部壁面
39…トルクリミッタ
39b…係合部
39c…回転軸穴部
39d…第3突起部
39e…凹部
39f…突起部壁面
51…被係合部
51a…回転軸穴部
51b…突出部
51c…第1開口部
51d…突出部先端
51e…呼込み勾配
51f…補強リブ
51g…空洞部
51h…係合爪
52…被係合部
52a…回転軸穴部
52b…突出部
52c…第2開口部
52d…突出部先端
52e…呼込み勾配
53…被係合部
53a…回転軸穴部
53b…突出部
53c…第3開口部
53d…突出部先端
53e…呼込み勾配
112…カップリング部
112a…アイドラギヤ
112b…係合部
112c…回転軸穴部
112d…第1突起部
112e…凹部
112f…突起部壁面
112g…突起部先端
112h…呼込み勾配
112i…段差部
112j…突起部溝
112k…第1突起部先端
112l…第2突起部先端
112m…突起部段差
112n…第1呼込み勾配
112o…第2呼込み勾配
112p…第1傾斜線
112q…第2傾斜線
113…アイドラギヤ
141…ピックアップローラ軸
141a…ピックアップローラ軸表面
141b…爪係合部
142…フィードローラ軸
143…リタードローラ軸

Claims (5)

  1. シートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを支持するローラ係合部と、を備える搬送ローラユニットと、
    前記搬送ローラユニットが前記搬送ローラの回転軸の方向から装着され、前記搬送ローラユニットを支持するローラ支持部であって、前記ローラ係合部と係合される支持係合部を有する前記ローラ支持部と、を備え、
    前記ローラ係合部は、前記搬送ローラの回転方向において前記搬送ローラユニットをガイドするガイド部を有し、
    前記ガイド部は、前記搬送ローラの前記回転軸の方向に突出する突出部と、
    前記搬送ローラの前記回転方向において前記突出部の一端から延びる第1ガイド部であって、前記搬送ローラユニットを前記ローラ支持部に装着させる装着動作にともなって、前記支持係合部に対して前記ローラ係合部を第1回転方向に回転させるようにガイドする前記第1ガイド部と、
    前記搬送ローラの前記回転方向において前記突出部の前記一端と反対側の他端から延びる第2ガイド部であって、前記搬送ローラユニットを前記ローラ支持部に装着される前記装着動作にともなって、前記支持係合部に対して前記ローラ係合部を前記第1回転方向と反対側の第2回転方向に回転させるようにガイドする前記第2ガイド部と、を有し、
    前記搬送ローラの前記回転軸の方向と直交する方向から視たときに、前記突出部は円弧部で形成され、前記第1ガイド部および前記第2ガイド部は、前記円弧部の両端部から延びる、かつ、前記搬送ローラの前記回転軸の方向に対して傾斜する傾斜部が形成され、
    前記搬送ローラの前記回転軸の方向と直交する方向から視たときに、前記突出部の前記円弧部は、前記第1ガイド部あるいは前記第2ガイド部の前記傾斜部よりも大きい、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. シートを収納するシート収納部、をさらに備え、
    前記搬送ローラは、前記シート収納部に収納されるシートを給送する給送ローラである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記支持係合部は前記搬送ローラユニットが前記ローラ支持部に装着される装着方向に突出する凸部と、
    前記ローラ係合部は前記装着方向と反対方向に隆起する凹部と、を備える、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  4. 前記支持係合部は複数の前記凸部と、前記ローラ係合部は複数の前記凹部と、を備え、
    前記複数の前記凸部の数は、前記複数の前記凹部の数と同等である、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記支持係合部は複数の前記凸部と、前記ローラ係合部は複数の前記凹部と、を備え、
    前記シート搬送装置は、第2搬送ローラユニットと第2ローラ支持部と、をさらに有し、
    前記第2搬送ローラユニットは、シートを搬送する第2搬送ローラと、前記第2搬送ローラを支持する第2ローラ係合部と、
    前記第2ローラ支持部は、前記第2搬送ローラユニットが前記第2搬送ローラの第2回転軸の方向から装着され、前記第2搬送ローラユニットを支持する前記第2ローラ支持部であって、前記第2ローラ係合部と係合される第2支持係合部を有し、
    前記第2支持係合部は、前記支持係合部と異なる複数の前記凸部と、前記第2ローラ係合部は複数の前記凹部と、を備え、
    前記搬送ローラユニットの前記ローラ係合部は前記第2ローラ支持部と係合可能であり、前記第2搬送ローラユニットの前記第2ローラ支持部は前記ローラ支持部と係合可能でない、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート搬送装置。
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