JP2021181354A - 測定装置、画像読取装置及び画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で測定精度を向上させる。【解決手段】測定装置は、シートを搬送する第1ローラ対(406)と、シート搬送方向に関して第1ローラ対の下流に配置され、シート上の画像の色を測定する測定手段(501)と、シート搬送方向に関して測定手段の下流に配置され、第1ローラ対の周速より大きな周速で回転するように構成された第2ローラ対(407)と、第1ローラ対及び第2ローラ対を駆動するモータ(590)と、シートが第1ローラ対及び第2ローラ対の両方に挟持されている状態で、第2ローラ対が第1ローラ対の周速と等しい周速で回転することを許容するトルクリミッタ(588)と、を有する。【選択図】図6
Description
本発明は、シート上の画像を測定する測定装置、シートから画像情報を読み取る画像読取装置、及び、シートに画像を形成する画像形成システムに関する。
画像形成装置の主要な評価基準として、粒状性、面内一様性、文字品位、色再現性(色安定性を含む)、幾何特性(表裏見当を含む)等の指標で表される画質の高さが挙げられる。特許文献1、2には、電子写真式の画像形成システムにおいて、画像形成されたシートが搬送される搬送経路上に配置したカラーセンサを用いてシート上の画像の色を測定することが記載されている。このようなインライン式のカラーセンサを用いることで、カラーチャート等の測定対象となる画像をシートに形成することと画像形成条件の設定とを一連の動作として自動的に実行することが可能となる。
インライン式のカラーセンサによってシートの画像を高精度で測定するには、カラーセンサからシートまでの距離が安定していることが重要である。特許文献3には、カラーセンサによって色の測定を行う場合に、カラーセンサに対向する押さえローラによってシートをカラーセンサ側に押し付けることでシートの通過位置をカラーセンサのピント位置に合わせる構成が記載されている。
ところで、上記特許文献3の構成では、押さえローラや押さえローラを移動させるための機構を設ける必要があり、コストの増大や装置の大型化につながる。
そこで、本発明は、簡易な構成で測定精度を向上可能な測定装置、画像読取装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、シートを搬送する第1ローラ対と、シート搬送方向に関して前記第1ローラ対の下流に配置され、前記シート上の画像の色を測定する測定手段と、前記シート搬送方向に関して前記測定手段の下流に配置され、前記第1ローラ対の周速より大きな周速で回転するように構成された第2ローラ対と、前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を駆動するモータと、前記シートが前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対の両方に挟持されている状態で、前記第2ローラ対が前記第1ローラ対の周速と等しい周速で回転することを許容するトルクリミッタと、を有することを特徴とする測定装置である。
本発明の他の一態様は、シートを搬送する第1ローラ対と、シート搬送方向に関して前記第1ローラ対の下流に配置され、前記シートの画像情報を読み取る読取手段と、前記シート搬送方向に関して前記読取手段の下流に配置され、前記第1ローラ対の周速より大きな周速で回転するように構成された第2ローラ対と、前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を駆動するモータと、前記シートが前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対の両方に挟持されている状態で、前記第2ローラ対が前記第1ローラ対の周速と等しい周速で回転することを許容するトルクリミッタと、を有することを特徴とする画像読取装置である。
本発明によれば、簡易な構成で測定精度を向上可能な測定装置、画像読取装置及び画像形成システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態(実施例1)に係る画像形成システム100Sを示す概略図である。画像形成システム100Sは、画像形成装置100と、調整ユニット400と、フィニッシャ600とを備えている。画像形成装置100は本実施形態の画像形成装置であり、調整ユニット400は本実施形態の測定装置であり、フィニッシャ600は本実施形態のシート処理装置である。
画像形成装置100の筐体101には、画像形成エンジン102と、画像形成装置100を含めて画像形成システム100Sの動作を制御する後述のプリンタコントローラ103を収容する制御ボード収納部とが搭載されている。本実施形態の画像形成エンジン102は、電子写真プロセスにより記録材に画像を形成する光学処理機構及び定着処理機構と、記録材として用いられるシート110の給送及び搬送を行う給送処理機構及び搬送処理機構とを含む。記録材としては、普通紙或いは厚紙等の紙、コート紙或いはエンボス紙等の表面処理が施された紙、プラスチックフィルム又は布等のシート材が使用可能である。
光学処理機構は、イエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの各色のトナー像を形成するステーション120,121,122,123と、中間転写ベルト106とを備えている。各ステーション120〜123では、ドラム状の感光体である感光ドラム105の表面を一次帯電器111が帯電させる。レーザスキャナ部107は、画像データに基づいて生成されレーザスキャナ部107に送信される指令信号に基づいて感光ドラム105の露光処理を行う。レーザスキャナ部107は、不図示の半導体レーザから放射されるレーザ光をオン、オフに駆動するレーザドライバを有し、半導体レーザからのレーザ光を回転多面鏡により主走査方向に振り分けつつ反射ミラー109を介して感光ドラム105に導く。これにより、感光ドラム105の表面には、画像データに対応する静電潜像が形成される。
現像器112は、トナーを含む現像剤を内部に収容し、帯電したトナー粒子を感光ドラム105に供給する。表面電位分布に応じてトナー粒子がドラム表面に付着することにより、感光ドラム105に担持された静電潜像はトナー像として可視化される。感光ドラム105に担持されたトナー像は、トナーの正規帯電極性とは逆極性の電圧が印加される中間転写ベルト106に転写(一次転写)される。カラー画像を形成する場合、4つのステーション120〜123によって形成されたトナー像が中間転写ベルト106の上で互いに重なるように多重転写されることで、ベルト上にフルカラーのトナー像が形成される。一方、給送処理機構は、画像形成装置100の筐体101に対して引出可能に挿入された収納庫113から転写ローラ114へ向けて1枚ずつシート110を給送する。中間転写体である中間転写ベルト106に担持されたトナー像は、転写ローラ114によってシート110に転写(二次転写)される。
中間転写ベルト106の周りには、画像形成を行う際の印字開始位置を決めるための画像形成開始位置検出センサ115、シート110の給送タイミングを図るための給送タイミングセンサ116、及び濃度センサ117が配置されている。濃度センサ117は、中間転写ベルト106に担持されたパッチ画像の濃度を測定する。プリンタコントローラは、濃度センサ117の検知結果に基づいて光学処理機構の動作条件(例えば、一次帯電器111の帯電目標電位や現像器112のバイアス電圧の設定)を調整する。
本実施形態の定着処理機構は、第1定着器150及び第2定着器160によって構成されている。第1定着器150は、シート110に熱を加えるための定着ローラ151、シート110を定着ローラ151に圧接させるための加圧ベルト152、及び第1定着器150による定着処理の完了を検知する第1定着後センサ153を含む。定着ローラ151を含む各ローラは中空ローラであり、内部にそれぞれヒータを有する。第1定着器150は、回転体対である定着ローラ151及び加圧ベルト152にシート110を挟持して搬送しながら、シート上のトナー像に熱及び圧力を加える。これによりトナー粒子が溶融し、その後固着することで、シート110に画像が定着する。
第2定着器160は、第1定着器150よりもシート110の搬送経路における下流側に配置されている。第2定着器160は、第1定着器150による定着処理が施された画像の光沢度を高めたり、シート110に対する画像の定着性を確保したりする機能を有する。第2定着器160は、第1定着器150同様に、シート110を搬送しながら加熱及び加圧する回転体対としての定着ローラ161及び加圧ローラ162と、第2定着器160による定着処理の完了を検知する第2定着後センサ163とを有している。
なお、シート110の種類によっては第2定着器160を通す必要がない場合がある。画像形成装置100は、このような場合に、エネルギー消費量低減の目的で第2定着器160を経由せずシート110を排出するための迂回搬送路130を有している。第1定着器150から送り出されたシート110は、第1切替フラップ131によって第2定着器160又は迂回搬送路130のいずれかに誘導される。
第2定着器160又は迂回搬送路130を通過したシート110は、第2切替フラップ132によって排出搬送路139又は反転搬送路135のいずれかに誘導される。反転搬送路135に搬入されたシート110は、反転センサ137によってシート110の位置を検出され、反転部136が行うスイッチバック動作によってシート搬送方向の先端と後端とを入れ替えられる。両面印刷の場合、第1面に画像が形成されたシート110は、反転部136によって先後端を入れ替えられた状態で、再搬送路138を介して再び転写ローラ114へ向けて搬送され、第2面に画像を形成される。片面印刷の画像形成が終了したシート110又は両面印刷における第2面の画像形成が終了したシート110は、排出搬送路139を介して画像形成装置100の外部に排出される。なお、反転搬送路135と排出搬送路139の間には、反転部136によってスイッチバックしたシート110を排出搬送路139へ向けて誘導可能な切替フラップ134が設けられている。切替フラップ134を設けたことで、画像形成装置から排出される際のシート110の表裏を選択可能な構成となっている。
画像形成装置100の上部には、画像形成装置100の筐体101に固定された本体部192と、自動原稿給送装置(オートドキュメントフィーダ。以下、ADFとする)191を含む画像読取装置190が設置されている。ADF191は、原稿となるシート2が載置される給送トレイ193と、画像情報が読み取られたシート2が排出される排出トレイ198とを備える。給送トレイ193にセットされたシート2は、給送ユニット194によって1枚ずつ給送され、搬送ローラ対197a,197bを介して搬送される。その間に、シート2はイメージセンサ195,196によって光学的に走査されてシート2の画像情報が読み取られる。図示した例では、シート2の一方の面から画像情報を読み取るイメージセンサ195が本体部192に配置され、シート2の他方の面から画像情報を読み取るイメージセンサ196がADF191の下部に設けられている。画像情報が読み取られたシート2は、排出ローラ対197cによって排出トレイ198に排出される。
なお、ADF191の下面に対向する位置には原稿台199が設けられ、画像読取装置190は、イメージセンサ195を移動させることで原稿台199に静置された読取対象物の表面から画像情報を読み取ることが可能である。このため、ADF191は、画像形成装置100の筐体101にヒンジを介して連結され、原稿台199から上方に向かって開放可能に構成されている。
画像形成装置100には、画像形成システム100Sのユーザインタフェースとなる操作部180が設けられている(図1も参照)。操作部180は、ユーザに対して情報を表示する表示手段としてのディスプレイを備えている。また、操作部180は、ユーザが画像形成システム100Sに対して指令やデータを入力可能な入力手段として、例えばテンキー及び印刷実行ボタン等の物理キーやディスプレイのタッチパネル機能を備えている。操作部180の操作により、ユーザは、ある収納庫113にセットされているシートの名称、坪量及び表面処理の有無等のシート属性を表す情報をプリンタコントローラ103に入力することができる。入力されたシート属性は、メモリ304に格納されているシートライブラリ900に登録される。
(調整ユニット)
次に、本実施形態の測定装置である調整ユニット400について説明する。図1の画像形成システム100Sにおいて、調整ユニット400は、水平方向(図中左右方向)における画像形成装置100とフィニッシャ600との間に設置されている。即ち、本実施形態における調整ユニット400の上流装置は画像形成装置100であり、調整ユニット400の下流装置はフィニッシャ600である。フィニッシャ600は、シートに綴じ処理及びサドル処理等の処理を施す処理部601を有し、処理を施したシート束を(処理が必要ない場合には、上流の装置から受け取ったシートを)画像形成システム100Sの成果物として排出する。
次に、本実施形態の測定装置である調整ユニット400について説明する。図1の画像形成システム100Sにおいて、調整ユニット400は、水平方向(図中左右方向)における画像形成装置100とフィニッシャ600との間に設置されている。即ち、本実施形態における調整ユニット400の上流装置は画像形成装置100であり、調整ユニット400の下流装置はフィニッシャ600である。フィニッシャ600は、シートに綴じ処理及びサドル処理等の処理を施す処理部601を有し、処理を施したシート束を(処理が必要ない場合には、上流の装置から受け取ったシートを)画像形成システム100Sの成果物として排出する。
なお、調整ユニット400の上流及び下流に接続される装置は画像形成システム100Sの構成によって変化する。例えば、調整ユニット400は画像形成装置100に直接的に接続されるとは限らず、画像形成装置100と調整ユニット400との間に中間ユニットが配置され、中間ユニットから調整ユニット400がシートを受け取る構成としてもよい。中間ユニットの例としては、画像形成されたシートの画像面に透明なトナーを付着させて光沢を付与するコーティング処理を行う装置が挙げられる。また、調整ユニット400の下流側にフィニッシャ600以外のシート処理装置が連結される場合がある。このようなシート処理装置の例としては、シート束に表紙となるシートを差し込むインサーター、綴じ処理されたシート束の端部を切断して揃えるトリマー、大量の成果物を収容した状態で台車によって移動可能なスタッカーが挙げられる。
図2に示すように、調整ユニット400は、測色ユニット500と、調整ユニット内のシート搬送路を構成するスルーパス431及び測色パス432と、を備えている。また、調整ユニット400の筐体上部には、本実施形態の積載部である排出トレイ423が設けられている。
スルーパス431は、画像形成装置100から排出されたシートを受け取ってフィニッシャ600へ向けて搬送する搬送パスであり、略水平方向に伸びている。スルーパス431には第1搬送ローラ対401、第2搬送ローラ対402、第3搬送ローラ対403及び第4搬送ローラ対404がシート搬送方向における上流から下流に向かってこの順に配置されている。
測色パス432は、スルーパス431から分岐して上方に延びている。測色パス432には第1搬送ローラ対405、第2搬送ローラ対406、第3搬送ローラ対407及び排出ローラ対408が測色パス432のシート搬送方向における上流から下流に向かってこの順に配置されている。
測色パス432の第2搬送ローラ対406と第3搬送ローラ対407の間には、後述するカラーセンサ501を有する測色ユニット500が配置されている。測色パス432とスルーパス431との分岐部には、シートの搬送経路をスルーパス431と測色パス432との間で切替可能な案内部材である切替フラップ422が配置されている。
画像形成システム100Sの初期設定時に出力画像の色調整を行う場合等、カラーセンサ501による測色を行う場合、画像形成装置100からスルーパス431に搬入されたシートは切替フラップ422によって測色パス432に案内される。測色パス432に配置された第1搬送ローラ対405、第2搬送ローラ対306及び第3搬送ローラ対407を順に受け渡されてシートが搬送されている間に、カラーセンサ501によってシート上の画像の色が測定される。そして、排出ローラ対408によってシートは排出トレイ423に排出される。
なお、測色パス432には、調整ユニット400又は画像形成システム100Sがシートの搬送を監視するためのシート検知手段として、シート位置センサ421,604が設けられている。測色パス432におけるシート搬送方向に関して、シート位置センサ421はカラーセンサ501の測定位置(シートからの反射光が入射する入光部)より上流に配置され、シート位置センサ604はカラーセンサ501の測定位置より下流に配置されている。シート位置センサ421,604としては、例えば、搬送路の空間に向けて検知光を照射してシートからの反射光を検知するフォトリフレクタや、搬送路に突出するフラグ部材がシートに押圧されて揺動したことを検知するフォトインタラプタを使用可能である。
(カラーセンサ)
以下、測色ユニット500が有するカラーセンサ501の構造及びカラーセンサ501を用いた色の管理について説明する。図3は本実施形態に係る測定手段としてのカラーセンサ501の概略図である。カラーセンサ501は、光源である白色LED507と、光の強度を検出するラインセンサ503と、光源の光をシート510に照射してシート510からの反射光をラインセンサ503に導く光学系と、を備えたセンサユニットである。白色LED507は、連続スペクトルを有する光をシート510上のパッチ画像520に照射する。回折格子502は、パッチ画像520によって反射された光を波長ごとに分散させる。ラインセンサ503は、n画素の撮像素子503−1,…,503−nによって構成され、回折格子502によって分解された光の波長ごとの強度を測定する。
以下、測色ユニット500が有するカラーセンサ501の構造及びカラーセンサ501を用いた色の管理について説明する。図3は本実施形態に係る測定手段としてのカラーセンサ501の概略図である。カラーセンサ501は、光源である白色LED507と、光の強度を検出するラインセンサ503と、光源の光をシート510に照射してシート510からの反射光をラインセンサ503に導く光学系と、を備えたセンサユニットである。白色LED507は、連続スペクトルを有する光をシート510上のパッチ画像520に照射する。回折格子502は、パッチ画像520によって反射された光を波長ごとに分散させる。ラインセンサ503は、n画素の撮像素子503−1,…,503−nによって構成され、回折格子502によって分解された光の波長ごとの強度を測定する。
ラインセンサ503が検出可能な波長領域は、実質的に可視光領域の全体に亘っており、例えば380nm〜720nmの範囲に設定される。また、ラインセンサ503の撮像素子503−1,…,503−nとしては、CMOSセンサを利用することができる。なお、図示した構成例では、パッチ画像520からの反射項を回折格子502に集光するレンズ506が配置されている。
ラインセンサ503の検出信号は、カラーセンサ501に搭載された演算部504によって処理され、演算結果がメモリ505に保存される。演算部504は、例えば光強度値から分光演算して、各パッチ画像520の分光反射率を算出する分光演算部を有する。
カラーセンサ501を用いたカラーマネジメント方法の概略を説明する。画像形成システム100Sに搭載されたCMM(カラーマネジメントモジュール)は、入力画像データをデバイス非依存の色空間(例えば、CIE L*a*b*色空間)のデータに変換した後、画像形成エンジン102に画像形成させるための信号に変換する。このとき、デバイス非依存の色空間から画像形成用の色空間への変換方法は、ICC(International Color Consortium)プロファイル等のカラープロファイルで規定される。画像形成用の色空間とは、例えば、ビデオ信号としてレーザスキャナ部107に入力される信号を指す。
画像形成システム100Sが入力画像データに対して高い再現性を有する画像を出力するためには、適切なカラープロファイルが設定されている必要がある。そこで、画像形成システム100Sは、画像形成エンジン102によってシート上に形成された画像の色をカラーセンサ501によって測定し、入力画像データの色と測定結果が表す色との近さを評価する。評価基準としては、例えば、ISO12647−7で規定されたカラーマッチング精度規格に従ってΔE<4を満たすこととする。ただし、ΔEは(例えば、CIE L*a*b*色空間)における2点間のユークリッド距離である。所定の評価基準を満たすようにカラープロファイルが変更されることで、同一の入力画像データに対して画像形成エンジン102が出力する画像の色や濃度等が調整され、色再現性の高い出力画像が得られるようになる。
なお、測定対象の画像は、今回の画像形成ジョブで出力する画像を試し刷りしたものであってもよく、ISO12642等の規格で予め定められたテストチャートであってもよい。以下の移動ユニットの説明では、所定の大きさ及び形状のパッチ画像が格子状に並んだテストチャートに対してカラーセンサ501が測定動作を行うものとして説明する。
また、ここでは測定手段として分光式のカラーセンサを例示したが、シート上の画像の色を測定可能な他の測定手段(例えば3色のLEDと電荷結合素子とを組み合わせたイメージセンサユニット)を用いてもよい。
(移動ユニット)
次に、測色ユニット500の他の部分について説明する。図4、図5に示すように、測色ユニット500は、カラーセンサ501を移動させる移動ユニット530、移動ユニット530を駆動する移動モータ571、及び、カラーセンサ501の位置を検知するスライド位置センサ545を有している。また、図6、図7に示すように、測色ユニット500の周辺部品として、シートを搬送する搬送ユニット580、及び、搬送ユニット580を駆動する搬送モータ590が設けられている。搬送ユニット580は、本実施形態の第1ローラ対としての第2搬送ローラ対406と、本実施形態の第2ローラ対としての第3搬送ローラ対407と、搬送モータ590の駆動力を伝達する駆動伝達部589と、を有する。
次に、測色ユニット500の他の部分について説明する。図4、図5に示すように、測色ユニット500は、カラーセンサ501を移動させる移動ユニット530、移動ユニット530を駆動する移動モータ571、及び、カラーセンサ501の位置を検知するスライド位置センサ545を有している。また、図6、図7に示すように、測色ユニット500の周辺部品として、シートを搬送する搬送ユニット580、及び、搬送ユニット580を駆動する搬送モータ590が設けられている。搬送ユニット580は、本実施形態の第1ローラ対としての第2搬送ローラ対406と、本実施形態の第2ローラ対としての第3搬送ローラ対407と、搬送モータ590の駆動力を伝達する駆動伝達部589と、を有する。
以下、特に断らないかぎり、第2搬送ローラ対406から第3搬送ローラ対407に向かってシートSが搬送される方向を「シート搬送方向Da」とする。シート搬送方向に垂直なシート幅方向(第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407の回転軸線の軸線方向)を「主走査方向Db」とする。
測色ユニット500は、測色パス432をシート搬送方向Daに搬送されてきたシートSを受け入れた後、移動ユニット530がカラーセンサ501を主走査方向Dbに移動させながらカラーセンサ501による色の測定を行うように構成されている。
まず、図4、図5を用いて移動ユニット530の説明を行う。移動ユニット530は、それぞれ主走査方向Dbに延びる移動軸534及び移動ベルト533と、移動軸534に沿って移動する移動支板531と、を有している。移動支板531は、カラーセンサ501を支持している。移動支板531には、移動軸534にスライド可能に嵌合する軸受532が取付けられ、軸受532には移動ベルト533の係合する歯面を有している。移動ベルト533は、主走査方向Dbに離れた2つのプーリ572(図4、図5では一方のみ図示)に張架されており、移動モータ571の回転に伴って移動ベルト533が回転する。
つまり、移動ユニット530は、移動モータ571の駆動力によって移動ベルト533を回転させて移動支板531を移動させることで、カラーセンサ501を主走査方向Dbに往復移動させるように構成されている。なお、調整ユニット400には、カラーセンサ501を検知する検知手段としてスライド位置センサ545が設けられている。
スライド位置センサ545は、移動支板531に設けられたフラグ部531fによって斜光されるフォトインタラプタを用いることができる。移動モータ571としてステッピングモータを用いる場合、スライド位置センサ545のON/OFFが切り替わった時点からのモータの駆動パルス数をカウントすることで、主走査方向Dbにおけるカラーセンサ501の位置制御を行うことが可能である。
次に、図6を用いて搬送ユニット580の説明を行う。搬送ユニット580は、カラーセンサ501の上流側の第2搬送ローラ対406を構成する駆動ローラ581及び従動ローラ582と、下流側の第3搬送ローラ対407を構成する駆動ローラ583及び従動ローラ584と、駆動伝達部589と、を含む。
駆動伝達部589は、搬送モータ590の出力軸に取付けられた駆動プーリ585と、各駆動ローラ581,583と接続された従動プーリ586,587と、駆動プーリ585と従動プーリ586,587を連結するベルトとによって構成される。搬送モータ590が回転すると、駆動伝達部589を介して伝達される駆動力により、駆動ローラ581,583はシート搬送方向Daに沿った回転方向R1に回転駆動され、従動ローラ582,584は駆動ローラ581,583に追従して回転する。
ここで、本実施形態の搬送ユニット580は、下流側の第3搬送ローラ対407の搬送速度が、上流側の第2搬送ローラ対406の搬送速度より大きな値に設定されている。ただし、搬送速度とは、駆動ローラ581,583の周速を指している。例えば、搬送モータ590の出力軸に設けられた駆動プーリ585の内、第3搬送ローラ対407と連結される歯面の歯数を第2搬送ローラ対406と連結される歯面の歯数より多くすればよい。これにより、搬送モータ590の出力軸の角速度に対する駆動ローラ581の角速度の比(速比)を、出力軸の角速度に対する駆動ローラ583の角速度の比(速比)より小さくできる。ただし、搬送速度の差を生じさせる方法はこれに限らず、例えば上流側の駆動ローラ581の外径を下流側の駆動ローラ583の外径より小さく設定してもよい。
このように、本実施形態では、1つの搬送モータ590で第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407を駆動する簡易な構成において第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407の搬送速度に差を設けている。このため、第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407の両方にシートが挟持されて搬送されている状態で、シートに張力が作用する。これにより、カラーセンサ501の入光部501S(図3のレンズ506)からシートまでの距離が安定し、カラーセンサ501の測定精度向上に貢献する。
また、本実施形態において、従動プーリ587と第3搬送ローラ対407の駆動ローラ583とは固定されておらず、トルクリミッタ588を介して接続されている。トルクリミッタ588は、例えば内輪部と外輪部に分かれており、内輪部が駆動ローラ583のローラ軸に取付けられ、外輪部が従動プーリ587と連結されている。この場合、トルクリミッタ588に所定のトルク値以上の負荷がかかると内輪部と外輪部との間に滑りが生じ(空転し)、所定のトルク値未満の負荷であれば内輪部と外輪部が一体回転する。ただし、トルク値以上の負荷がかかると駆動伝達を遮断するものであればトルクリミッタの構成は上記のものに限定されない。
トルクリミッタ588のトルク値は、第3搬送ローラ対407がシートに引っ張られることで空転することを許容するように設定される。一方、第2搬送ローラ対406の駆動ローラ581と従動プーリ586は相対回転不能に連結されている。このため、シートが第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407の両方に挟持されて搬送されている期間中は、第3搬送ローラ対407がシートに引っ張られてトルクリミッタ588の滑りが生じる。そして、第3搬送ローラ対407は、設定上の搬送速度よりも遅い第2搬送ローラ対406の周速と等しい周速で回転する。
上記のトルクリミッタ588を配置することで、シートの張力によって搬送ユニット580の各部に過度な負荷が作用することを防いで、装置の耐久性を向上させることができる。
なお、カラーセンサ501の測定精度を高める代替構成としては、カラーセンサ501の入光部501Sに対向する位置にシートを押さえる押さえ部材を配置することが考えられるが、装置の大型化・複雑化につながる。また、他の代替構成として、被写界深度の大きいカラーセンサ501を用いることが考えられるが、光学系が複雑となってコストが増大する懸念がある。本実施形態によれば、簡易な構成でカラーセンサ501の測定精度を確保可能である。なお、これらの代替構成を本実施形態と組み合わせることも可能である。
(測色動作)
図7〜図9を用いてテストチャートのパッチ画像Pの色をカラーセンサ501で測定する動作(測色動作)を説明する。図7に示すように、測色動作を開始する時点までに、シートSの先端(シート搬送方向Daにおける下流端)は下流側の第3搬送ローラ対407に到達しており、第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407にシートSが挟持されているものとする。なお、シート搬送方向DaにおけるシートSの位置は、例えばシート位置センサ421,604(図2)がシートの先端を検知した検知時刻からの搬送モータ590の駆動量に基づいて制御される。
図7〜図9を用いてテストチャートのパッチ画像Pの色をカラーセンサ501で測定する動作(測色動作)を説明する。図7に示すように、測色動作を開始する時点までに、シートSの先端(シート搬送方向Daにおける下流端)は下流側の第3搬送ローラ対407に到達しており、第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407にシートSが挟持されているものとする。なお、シート搬送方向DaにおけるシートSの位置は、例えばシート位置センサ421,604(図2)がシートの先端を検知した検知時刻からの搬送モータ590の駆動量に基づいて制御される。
図8に示すように、シートSにP1〜Pmのm行のパッチ画像が形成され、各行のパッチ画像群は、P1−1、P1−2、P1−3・・・P1−nとn個のパッチ画像で構成されているものとする。すなわち、以下では、1枚のシートにm行n列のパッチ画像が格子状に配列されたテストチャートを考える。
シートSをカラーセンサ501の測定位置へ搬送する際は、図8(a)に示すようにカラーセンサ501は主走査方向Dbに関してシートSの通過範囲から退避した位置で待機している。先頭行のパッチ画像(P1)がシート搬送方向におけるカラーセンサの入光部501Sの位置に到達すると、シートSの搬送は停止される。そして、図8(b)に示すようにカラーセンサ501が主走査方向Dbに移動してn個のパッチ画像(P1−1…P1−n)の色を読み取る。
その後、図8(c)のように、カラーセンサ501が主走査方向Dbに関してシートSの通過範囲外に移動した状態でシートSの搬送が再開される。2行目のパッチ画像(P2)がシート搬送方向Daにおけるカラーセンサの入光部501Sの位置に到達すると、シートSの搬送は停止される。そして、カラーセンサ501が主走査方向Dbに移動してn個のパッチ画像(P2−1…P2−n)の色を読み取る。
以上のようなシートSの送り動作とカラーセンサ501の往復動作が繰り返されることで、m行n列の全てのパッチ画像の色がカラーセンサ501によって読み取られる。その過程で、図9に示すように、シートSの先端が排出ローラ対408に受け渡される。
上述した通り、カラーセンサ501の上流側の第2搬送ローラ対406と下流側の第3搬送ローラ対407に速度差を付けたことで、図7に示すように、測色動作の途中でシートSが一時停止している時にシートSは張った状態となる。そのため、カラーセンサ501と入光部501SからシートSまでの距離A1が安定した状態でカラーセンサ501がパッチ画像の色を測定することができる。シートSに適切な張力を生じさせるためには、下流側の第3搬送ローラ対407の搬送速度を例えば上流側の第2搬送ローラ対406の搬送速度より10%大きな値に設定すると好適であった。
(測色動作後のシート搬送)
図10に示すように、シートSの後端(シート搬送方向Daの上流端)がカラーセンサ501の上流側の第2搬送ローラ対406を抜けると、シートSは第3搬送ローラ対407及び排出ローラ対408によってさらに搬送される。このとき、シートSの後端が第2搬送ローラ対406を抜けた時点でシートSには張力が作用しなくなるため、トルクリミッタ588が連結状態となり、第3搬送ローラ対407の周速が加速する。また、第3搬送ローラ対407の加速に同期して、排出ローラ対408の周速が増加するように排出ローラ対408の駆動モータが加速制御される。言い換えると、測定手段の上流側の第1ローラ対をシート後端が抜ける時刻に合わせて、測定手段の下流側の第2ローラ対のさらに下流の第3ローラ対の駆動速度を、第1速度(V1)から第1速度より大きい第2速度(V2)に加速する。
図10に示すように、シートSの後端(シート搬送方向Daの上流端)がカラーセンサ501の上流側の第2搬送ローラ対406を抜けると、シートSは第3搬送ローラ対407及び排出ローラ対408によってさらに搬送される。このとき、シートSの後端が第2搬送ローラ対406を抜けた時点でシートSには張力が作用しなくなるため、トルクリミッタ588が連結状態となり、第3搬送ローラ対407の周速が加速する。また、第3搬送ローラ対407の加速に同期して、排出ローラ対408の周速が増加するように排出ローラ対408の駆動モータが加速制御される。言い換えると、測定手段の上流側の第1ローラ対をシート後端が抜ける時刻に合わせて、測定手段の下流側の第2ローラ対のさらに下流の第3ローラ対の駆動速度を、第1速度(V1)から第1速度より大きい第2速度(V2)に加速する。
図11(a)はシートSの後端の移動速度704を表している。シートSの後端が第2搬送ローラ対406を抜けることで、シートSの移動速度は第2搬送ローラ対406の搬送速度V1から第3搬送ローラ対407の搬送速度V2へと加速していることが分かる。図11(b)は排出ローラ対408の駆動速度605(排出ローラ対408の駆動ローラの周速)を表しており、第2搬送ローラ対406の後端抜けタイミングに合わせて排出ローラ対408を加速させていることを表している。
本実施形態では、カラーセンサ501の上流側と下流側の搬送ローラ対に速度差を付けて測色動作中のシート位置の変動を抑制することに伴って、シート後端が上流側の搬送ローラ対を抜けた際にシートの移動速度が加速する。これに対し、シートの加速に同期して排出ローラ対408も加速させることで、第3搬送ローラ対407と排出ローラ対408との間でシートのシワや押し込みが発生することを抑制し、シートを安定して搬送することができる。
なお、加速前の排出ローラ対408の周速は、図11(a、b)に示すように第2搬送ローラ対406の搬送速度と実質的に等しいと好ましい。同様に、加速後の排出ローラ対408の周速は、トルクリミッタ588の滑りがない状態における第3搬送ローラ対407の搬送速度と実質的に等しいと好ましい。
また、排出ローラ対408の加速タイミングである「シート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける時刻」は、シート位置センサ421又は604(図2)の検知信号に基づいて判断される。例えば、第2搬送ローラ対406より上流のシート位置センサ421がシートの後端の通過を表す検知信号を発した時刻(検知時刻)から所定時間が経過した時点を「シート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける時刻」とする。上記所定時間とは、シート位置センサ421から第2搬送ローラ対406までシート後端が搬送速度V1で移動する際の所要時間である。また、第2搬送ローラ対406より下流のシート位置センサ604がシートの後端の通過を表す検知信号を発した検知時刻からの経過時間に基づいて「シート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける時刻」を求めることも可能である。
次に、第2の実施形態(実施例2)について説明する。本実施形態は、排出ローラ対408の加速タイミングが実施例1と異なっている。以下、実施例1と共通の符号を付した要素は、実施例1と実質的に同一の構成及び作用を有するものとし、実施例1と異なる部分を中心に説明する。
図12(a、b)は、実施例1の図11(a、b)に対応するものであり、図12(a)はシートの後端の移動速度606を表しており、図12(b)は排出ローラ対408の駆動速度607を表している。実施例1と同じく、測色動作の後にシートの後端が第2搬送ローラ対406を抜けることで、シートの移動速度606は第2搬送ローラ対406の搬送速度V1から第3搬送ローラ対407の搬送速度V2へと加速していることが分かる(図12(a)。また、シートの後端が第2搬送ローラ対406を抜ける前の排出ローラ対408の駆動速度(V1)より、シートの後端が第2搬送ローラ対406を抜けた後の排出ローラ対408の駆動速度(V2)が大きな値に設定されている。
ここで、本実施形態における排出ローラ対408の加速タイミングは、図12(b)に示すように、シート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける時刻に対して遅れ時間ΔTが設定されている。このような遅れ時間ΔTを設ける理由を以下で説明する。
まず、シート後端が第2搬送ローラ対406を抜けた時点から、シートの張力から解放されたトルクリミッタ588が連結解除状態から連結状態に遷移するまでの時間は変動しうる。このようなトルクリミッタ588の遷移時間のズレ量をΔT1とする。
また、シート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける時刻は、上述した通りシート位置センサ421又は604の検知時刻に基づいて決定することが可能であるが、実際にシート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける時刻にはバラつきが生じる。このような後端抜けタイミングのバラつきは、第3搬送ローラ対407の外径の公差、シート位置センサ421,604が検知信号を発した時のシート位置のバラつき等によって生じる。シート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける計算上の時刻に対し、実際にシート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける時刻の変動量をΔT2とする。
以上のことから、シート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける計算上の時刻に対し、トルクリミッタ588が連結状態となってシートの加速が生じる時刻は、(ΔT1+ΔT2)程度の時間幅で変動し得る。つまり、仮に上記の計算上の時刻ちょうどに排出ローラ対408を加速した場合、(ΔT1+ΔT2)程度の時間、排出ローラ対408の搬送速度が第3搬送ローラ対407の周速より大きい状態となってシートの引っ張り合いが生じる可能性がある。
そこで、本実施形態では、排出ローラ対408の加速タイミングを、シート後端が第2搬送ローラ対406を抜ける計算上の時刻から、ΔT=ΔT1+ΔT2の遅れ時間ΔTが経過した時点に設定している。これにより、排出ローラ対408の加速が開始される時点では第3搬送ローラ対407の周速も加速し始めた後であり、シートの引っ張り合いによるシートへのダメージやモータ等への過負荷を抑制することができる。
本実施形態では、実施例1と同じく1つの搬送モータ590で第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407を駆動する簡易な構成において第2搬送ローラ対406及び第3搬送ローラ対407の搬送速度に差を設けている。これにより、カラーセンサ501からシートまでの距離が安定し、カラーセンサ501の測定精度向上に貢献する。また、トルクリミッタ588を配置することで、シートの張力によって搬送ユニット580の各部に過度な負荷が作用することを防いで、装置の耐久性を向上させることができる。
加えて、本実施形態では、排出ローラ対408の加速タイミングに遅れ時間ΔTを設定したことで、排出ローラ対408の加速によってシートへのダメージやモータ等への過負荷につながるシートの引っ張り合いを防ぐことが可能である。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、カラーセンサ501を含む測色ユニット500を備えた調整ユニット400を例示したが、カラーセンサ501に代えて、シートから画像情報を読み取る読取手段を配置した画像読取装置に本技術を適用してもよい。例えば、図1に示す画像読取装置190は、読取手段としてのイメージセンサ196を備えている。この場合において、搬送ローラ対197aを第1ローラ対とし、搬送ローラ対197bを第2ローラ対とし、排出ローラ対197cを第3ローラ対として上記実施形態の構成を適用することができる。また、画像形成装置(システム)に組み込まれた画像読取装置に限らず、バーコードリーダやシート状製品の検査装置等、他の用途の画像読取装置であってもよい。
上記実施形態では、カラーセンサ501を含む測色ユニット500を備えた調整ユニット400を例示したが、カラーセンサ501に代えて、シートから画像情報を読み取る読取手段を配置した画像読取装置に本技術を適用してもよい。例えば、図1に示す画像読取装置190は、読取手段としてのイメージセンサ196を備えている。この場合において、搬送ローラ対197aを第1ローラ対とし、搬送ローラ対197bを第2ローラ対とし、排出ローラ対197cを第3ローラ対として上記実施形態の構成を適用することができる。また、画像形成装置(システム)に組み込まれた画像読取装置に限らず、バーコードリーダやシート状製品の検査装置等、他の用途の画像読取装置であってもよい。
また、上記実施形態では、測定装置としての調整ユニット400が画像形成装置100の側部に連結された状態の画像形成システム100Sを説明した。これに代えて、調整ユニット400の機能が画像形成エンジン102と同一の筐体に組み込まれた画像形成システムに本技術を適用してもよい。例えば、図1に破線で示すように、画像形成装置100内の反転搬送路上に測定手段としてのカラーセンサ509を配置してもよい。
以上、図面を参照しながら本発明の例示的な実施形態を説明したが、本発明は例示された実施形態に限定解釈されるべきものではない。この観点から、特許請求の範囲に記載された発明は、例示された実施形態の全ての変形例並びに均等な構造及び機能を含むものとして最も広く解釈されるべきものである。
100S…画像形成システム/102…画像形成手段(画像形成エンジン)/190…画像読取装置/196…読取手段(イメージセンサ)/197a,406…第1ローラ対(第2搬送ローラ対)/197b,407…第2ローラ対(第3搬送ローラ対)/197c,408…第3ローラ対(排出ローラ対)/400…測定装置(調整ユニット)/421,604…シート検知手段(シート位置センサ)/423…積載部(排出トレイ)/501…測定手段(カラーセンサ)/530…移動ユニット/588…トルクリミッタ/589…駆動伝達部/590…モータ(搬送モータ)
Claims (10)
- シートを搬送する第1ローラ対と、
シート搬送方向に関して前記第1ローラ対の下流に配置され、前記シート上の画像の色を測定する測定手段と、
前記シート搬送方向に関して前記測定手段の下流に配置され、前記第1ローラ対の周速より大きな周速で回転するように構成された第2ローラ対と、
前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を駆動するモータと、
前記シートが前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対の両方に挟持されている状態で、前記第2ローラ対が前記第1ローラ対の周速と等しい周速で回転することを許容するトルクリミッタと、
を有することを特徴とする測定装置。 - 前記シート搬送方向に関して前記第2ローラ対の下流に配置され、前記シートを搬送する第3ローラ対をさらに有し、
前記第3ローラ対は、前記シート搬送方向における前記シートの後端が前記第1ローラ対を抜ける前に第1速度で駆動され、前記シートの後端が前記第1ローラ対を抜けた後に前記第1速度より大きい第2速度で駆動される、
ことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。 - 前記シートの通過を検知するシート検知手段をさらに有し、
前記シート検知手段の検知時刻に基づいて決定される前記シートの後端が前記第1ローラ対を通過する時刻に合わせて、前記第3ローラ対の駆動速度を前記第1速度から前記第2速度に変更する、
ことを特徴とする請求項2に記載の測定装置。 - 前記シートの通過を検知するシート検知手段をさらに有し、
前記シート検知手段の検知時刻に基づいて決定される前記シートの後端が前記第1ローラ対を通過する時刻から、所定の遅れ時間が経過した時点で、前記第3ローラ対の駆動速度を前記第1速度から前記第2速度に変更する、
ことを特徴とする請求項2に記載の測定装置。 - 前記第1速度は、前記第3ローラ対の周速が前記第1ローラ対の周速と等しくなるように設定され、
前記第2速度は、前記第3ローラ対の周速が前記トルクリミッタの滑りが生じていない状態における前記第2ローラ対の周速と等しくなるように設定される、
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の測定装置。 - 前記第3ローラ対によって前記測定装置から排出されたシートが積載される積載部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の測定装置。 - 前記測定手段を前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対の軸線方向に沿った主走査方向に移動させる移動ユニットをさらに有し、
前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対による前記シートの搬送を停止させ、前記トルクリミッタのトルク値に応じた張力が前記シートに作用している状態で、前記移動ユニットにより前記測定手段を前記主走査方向に移動させながら前記測定手段による測定を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の測定装置。 - 前記モータの回転を前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対に伝達する駆動伝達部であって、前記モータの出力軸の角速度に対する前記第1ローラ対の角速度の比に比べて、前記出力軸の角速度に対する前記第2ローラ対の角速度の比の方が大きくなるように構成された駆動伝達部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の測定装置。 - シートを搬送する第1ローラ対と、
シート搬送方向に関して前記第1ローラ対の下流に配置され、前記シートの画像情報を読み取る読取手段と、
前記シート搬送方向に関して前記読取手段の下流に配置され、前記第1ローラ対の周速より大きな周速で回転するように構成された第2ローラ対と、
前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を駆動するモータと、
前記シートが前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対の両方に挟持されている状態で、前記第2ローラ対が前記第1ローラ対の周速と等しい周速で回転することを許容するトルクリミッタと、
を有することを特徴とする画像読取装置。 - シートに画像を形成する画像形成手段と、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の測定装置又は請求項9に記載の画像読取装置と、
を有する画像形成システム。
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