JP5474228B2 - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを積載トレイに積載して整合するシート積載装置及びこのシート積載装置を備える画像形成装置に関する。
従来、画像形成されたシートを積載トレイに積載して整合するシート積載装置としては、特許文献1に開示されているように、整合部材によって排出されたシートの排出方向と直交する幅方向を整合して揃える構成が知られている。
特許文献1に記載のシート積載装置では、排出ローラにより積載トレイへと排出されたシートは、戻し手段により積載トレイ上で排出方向上流側に戻されて突き当て部材に突き当られて搬送方向の整合が行われる。その後、整合部材が排出方向と直交する幅方向に動作して、シートの幅方向端面に当接することでシートの幅方向の整合が行われる。この整合動作は、積載トレイにシートが排出されるごとに繰り返し行われる。
次々とシートが排出/積載されていくと、積載されたシートの最上面の高さが一定となるように積載トレイが順次下降していく。この時、シートの積載最上面の高さは、整合部材が積載されたシートの幅方向端面に当接する位置よりも排出方向上流でシート面検知部材がシートの最上面に当接することにより検知されている。このように動作することで、積載されたシートの排出方向上流端と次に排出されるシートの排出方向下流端との干渉による積載シートの押し出し、あるいはジャムの発生を防止することができる。
特開2002−179326号公報
上記特許文献1に記載のシート積載装置は、積載トレイ上にシートが積載されていない積載初期においては、整合部材のシート当接部が積載トレイのシート積載面に対して侵入する量(整合部材のシートに対するオーバーラップ量)が確保されている。このオーバーラップ量は、積載トレイに積載されたシート(又はシート束)の上面の形状が、排出方向下流が高くなるように傾斜した積載トレイのシート積載面と平行であれば、初期値である前述のオーバーラップ量だけ確保されている。
しかしながら、例えば凸状に湾曲(以下、下カールという)したシートを次々積載した場合、積載トレイには排出方向下流端が先に着地し、排出方向上流端が後から着地するため、排出方向上流側でシートとシートとの間に空気層が形成される。このため、シートの積載量が増すほど、排出方向下流が高くなるように傾斜した積載トレイのシート積載面に対してシートの最上面が排出方向下流ほど水平に近く、排出方向上流に対して相対的に低くなる。すなわち、シートの積載量が増すほど、シート面検知部材がシートの最上面に当接する排出方向の位置におけるシートの最上面の高さは、整合部材がシートに当接する排出方向の位置におけるシートの最上面の高さよりも相対的に高くなる。この場合、整合部材がシートの整合のためにシートに当接する排出方向の位置において、積載量が増すほど整合部材とシートのオーバーラップ量は確保されず、最終的にはシートの整合ができなくなり、積載トレイ上の整合性の著しい低下につながる。
また、凹状に湾曲(以下、上カールという)したシートを積載した場合も、積載トレイのシート積載面に対してシートの最上面が反り上がる形状になるため、同様の問題が発生する。
そこで、本発明の目的は、積載トレイに積載したシートがカールしていても、整合部材によるシートの整合が確実に行えるようにし、シートの整合性の低下を防止することである。
上記目的を達成するため、本発明は、シートを排出する排出手段と、前記排出手段により排出されたシートを積載する積載トレイと、前記積載トレイに積載されたシートの積載高さを検知するシート積載高さ検出手段と、を有し、前記シート積載高さ検出手段の検出結果に応じてシートの最上面の位置が一定となるように前記積載トレイをシート積載高さ方向に移動可能に設けた積載手段と、前記積載トレイの上方に昇降自在に設けられ、シートの排出方向と直交する幅方向に移動して、前記積載トレイに積載されたシートを前記シート積載高さ検出手段の排出方向下流で挟んで整合する整合部材対と、前記積載トレイに積載されたシートの積載量が増えると、前記整合部材対を下降させて、整合する際に前記整合部材対と前記積載トレイに積載されたシートが当接するよう前記整合部材対の位置を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、積載量検知手段により検知されたシートの積載量が増えた場合に、整合する際に整合部材対と積載トレイに積載されたシートを当接させるように整合部材対を下降させる。これにより、積載トレイに積載したシートがカールしていても、整合部材対によりシートを確実に整合することができ、シートの整合性の低下を防止することができる。
本発明に係るシート積載装置を備える画像形成装置の一例としての複写機を模式的に示す断面図 本発明に係るシート積載装置としてのフィニッシャを模式的に示す断面図 本発明に係る複写機を制御する制御部のブロック図 本発明に係るフィニッシャ制御部のブロック図 フィニッシャにおける幅方向整合部の斜視図 フィニッシャにおける幅方向整合部の斜視図 フィニッシャにおける幅方向整合部の斜視図 上部開閉ガイドに支持された排出方向整合部を示す斜視図 上部開閉ガイドに支持された排出方向整合部を示す斜視図 束排出モータに接続された排出方向整合部を示す斜視図 下積載トレイユニットとラック部のみを抜粋した斜視図 束排出ローラ部からシート搬送下流側の下積載トレイユニットのシート積載高さ検知部を見た図 (a)(b)(c)は下積載トレイユニットにおける整合部材とトレイパドルの動作を示す要部側断面図 (a)、(b)は積載トレイに排出されるシートと整合部材の関係を示す部分上視図 積載トレイに対する整合部材の位置関係を示す部分断面図 積載トレイユニットへのシートの積載動作の流れを示すフローチャート図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施形態に係るシート積載装置及びこれを備えた画像形成装置について、図1から図19を参照しながら説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれら複合機器等、積載部に排出されたシートを排出方向に整合処理可能なシート積載装置を備えた画像形成装置である。以下の実施形態においては、画像形成装置として、白黒/カラー複写機(以下、「複写機」という)1000を用いて説明する。
まず、本実施形態に係る複写機1000の全体構成について、図1及び図2を参照しながらシートSの動きに沿って説明する。図1は、本発明の実施形態に係る複写機1000を模式的に示す断面図である。図2は、本実施形態に係るフィニッシャ100を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、複写機1000は、シートSに画像を形成する画像形成装置本体としての複写機本体600と、シート積載装置としてのフィニッシャ100(シート処理装置)と、を備えている。本実施形態に係るフィニッシャ100は、複写機本体600に着脱自在に構成されており、単独でも使用可能な複写機本体600に対して、オプションとして使用することが可能となっている。
なお、本実施形態においては、着脱自在のフィニッシャ100を用いて説明するが、フィニッシャ100と複写機本体600とが一体であってもよい。また、以下においては、ユーザが複写機1000に対して各種入力/設定を行う操作部601に臨む位置を複写機1000の「手前側」といい、装置背面側を「奥側」という。つまり、図1は、手前側から見た複写機1000の内部構成を示したものであり、フィニッシャ100は、複写機本体600の側部に接続されている。
複写機本体600は、シート収納部602と、シート収納部602に収納されたシートSを給送するシート給送部603と、シート給送部603により給送されるシートSに画像を形成する画像形成部604とを備えている。また、複写機本体600は、原稿を給送可能な原稿給送装置605と、原稿給送装置605から給送された原稿の情報を読み取るイメージリーダ606とを備えている。
シート収納部602は、シートSを収納するカセット909a,909bを有しており、カセット909a,909bに収納されたシートSは、シート給送部603により所定のタイミングで画像形成部604に給送される。画像形成部604は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が形成される感光ドラム914a〜914dを有しており、感光ドラム914a〜914dに形成された各色のトナー像をシートSに転写する。これにより、未定着トナー像がシートSに形成される。その後、未定着トナー像が定着器904で定着されて、シートSは排出ローラ907によりフィニッシャ100に排出される。
なお、両面印刷の場合は、反転ローラ905でシートSが反転された後、反転搬送路に設けられる搬送ローラ906a〜906fにより反転したシートSが画像形成部604に再搬送され、上述が繰り返される。また、原稿の情報を画像情報としてシートSに形成する場合は、原稿給送装置605から給送され、イメージリーダ606により読み取られた画像情報のトナー像を感光ドラム914a〜914dに形成し、シートSに転写した後、これを定着させる。
フィニッシャ100は、複写機本体600の下流側に接続されており、複写機本体600から送り込まれた複数枚のシートSを導入し、オンラインでサドル処理等ができるようになっている。また、フィニッシャ100には、フィニッシャ100の内部の搬送パスにシートSを挿入可能なインサータ900が装置本体としてのフィニッシャ本体400の上部に設けられている。インサータ900は、例えば、シート束の先頭ページ、最終ページ、又は複写機本体600にて画像が形成されたシート間に、インサートシートを挿入するためのものである。
図2に示すように、複写機本体600から送り込まれたシートSは、まず、フィニッシャ100の入口ローラ対102に受け渡される。このとき、入口センサ101によりシートSの受渡しタイミングも同時に検知される。入口ローラ対102により搬送されたシートSは、搬送パス103を通過しながらシートSの端部位置を横レジ検知センサ104により検知される。横レジ検知センサ104は、センター(中央)位置に対してどの程度、シートSの横レジ誤差Xが生じているかを検知する。
横レジ検知センサ104による横レジ誤差Xが検知されると、シフトローラ対105,106に搬送されている途中でシフトユニット108が、手前奥方向に所定量移動することによるシートSのシフト動作(「横レジ検知処理」ともいう)が行われる。なお、シフトユニット108による横レジ検知処理については、ここではその説明を省略する。
シフトユニット108による横レジ検知処理が終了すると、シートSは、搬送ローラ対110により搬送され、搬送ローラ対110により搬送されたシートSは、バッファローラ対115により更に下流側に搬送される。ここで、シートSが上積載トレイ136に排出される場合は、上パス切換部材118が不図示のソレノイド等の駆動手段により図2に示す破線の位置に移動する。これにより、シートSは、上パス搬送路117に導かれ、上排出ローラ対120により上積載トレイ136に排出される。
一方、シートSが上積載トレイ136に排出されない場合は、上パス切換部材118が図2に示す実線の位置に移動する。これにより、シートSは、束搬送パス121に導かれ、バッファローラ対122及び束搬送ローラ対124により束搬送パス121内を通過する。
次に、シートSを中綴じ処理(サドル処理)する場合は、不図示のソレノイド等の駆動手段によりサドルパス切換部材125が図2に示す破線の位置に移動する。これにより、シートSはサドルパス133に搬送され、サドルパス133に搬送されたシートSは、サドル入口ローラ対134によりサドルユニット135に導かれ、中綴じ処理(サドル処理)が行われる。なお、中綴じ処理(サドル処理)については、ここではその説明を省略する。
一方、中綴じ処理(サドル処理)を行わない場合は、サドルパス切換部材125を図2に示す実線の位置に移動させる。これにより、シートSは、束搬送ローラ対124に搬送され、綴じ処理を施す場合は、ステイプル部の処理トレイ138上に順次搬送される。処理トレイ138上に搬送されたシートSは、シート排出方向及び幅方向の揃え処理が行われた後、ステイプラ132による綴じ処理が行われる。なお、ステイプル部でのこれらシート処理の説明については、ここではその説明を省略する。
ステイプル部で所定のシート処理が行われたシートは、排出手段としての束排出ローラ対130により積載手段としての下積載トレイ137に排出される。一方、ステイプル部で綴じ処理を施さない場合は、シートSは処理トレイ138を経由せず、下排出ローラ対128から束排出ローラ対130へと受け渡され、下積載トレイ137へと排出される。下積載トレイ137へと排出されたシートSは、その後、後述の幅方向整合部200及び排出方向整合部300により下積載トレイ137上でのシート幅方向及び排出方向の整合が行われる。なお、幅方向整合部200による幅方向の整合及び排出方向整合部300によるシート排出方向の整合処理については、後に詳述する。
次に、本実施形態に係る複写機1000を制御するCPU回路部610について、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る複写機1000を制御するCPU回路部610のブロック図である。図4は、本実施形態に係るフィニッシャ制御部618のブロック図である。
図3に示すように、CPU回路部610は、CPU611と、ROM612と、RAM613とを備えている。また、CPU回路部610は、原稿給送装置制御部614、イメージリーダ制御部615、画像信号制御部616、プリンタ制御部617及びフィニッシャ制御部618と電気的に接続されている。CPU611は、ROM612に格納されているプログラム及び操作部601から入力される指示情報に従って、原稿給送装置制御部614、イメージリーダ制御部615、画像信号制御部616、プリンタ制御部617及びフィニッシャ制御部618等を制御する。RAM613は、制御データを一時的に保持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部614は、原稿給送装置605を制御し、イメージリーダ制御部615は、原稿給送装置605から給送された原稿の情報を読み取るイメージリーダ606を制御する(図1参照)。なお、イメージリーダ制御部615により読み取られた原稿のデータは、画像信号制御部616へ出力される。プリンタ制御部617は、複写機本体600を制御する。外部インターフェイス619は、外部コンピュータ620と複写機本体600を接続させるためのインターフェイスであり、例えば、外部コンピュータ620から入力されたプリントデータを画像に展開して画像信号制御部616へ出力する。画像信号制御部616に出力された画像データは、プリンタ制御部635へ出力され、画像形成部604で画像が形成される。
図4に示すように、フィニッシャ制御部618は、CPU(マイコン)701、RAM702、ROM703、入出力部(I/O)705a〜705e、通信インターフェイス706及びネットワークインターフェイス704を備えている。また、フィニッシャ制御部618は、搬送制御部707と、処理トレイ制御部708と、綴じ制御部709と、積載トレイ整合制御部710と、積載トレイ制御部711とを備えている。
次に、下積載トレイ137に排出されたシートの排出方向と直交する幅方向の整合処理を行う幅方向整合手段としての幅方向整合部200について、図2に加え、図5、図6、図7を参照しながら説明する。図5、図6、図7はフィニッシャ100における幅方向整合部200の斜視図である。
幅方向整合部200における整合部材対1は、シートの排出方向と直交する幅方向に移動可能に設けられており、後述するシート積載高さ検出手段510の排出方向下流で積載トレイに積載されたシートの幅方向端部に当接することで、シートを挟んで整合する。さらに、整合部材対1は、積載トレイの上方に、積載トレイとは独立してシートの積載高さ方向に移動可能(昇降自在)に設けられている。この移動動作は、前述したフィニッシャ制御部618により制御される。そして、フィニッシャ制御部618は、前記積載量検知手段により検知された積載トレイに積載されたシートの積載量が増えると、整合する際の整合部材対と積載トレイに積載された最上位シートを近づける制御を行う。以下、詳しく説明する。
図2に示すように、幅方向整合部200は、下積載トレイ137の上方、上積載トレイ136の上方にそれぞれ配設されている。上積載トレイ、下積載トレイに配設された整合部200の動作は同様であるため、下積載トレイの整合部200の説明を行い、上積載トレイの整合部200については省略する。図5〜図7に示すように、整合部200は、手前側に配置される手前整合ユニット220と、奥側に配置される奥整合ユニット210と、上ステイ11と、を備えている。手前整合ユニット220及び奥整合ユニット210は、上ステイ11に対して左右対称になるように取り付けられている。なお、手前整合ユニット220と奥整合ユニット210とは、構成が同じであるため、ここでは奥整合ユニット210の構成について説明し、手前整合ユニット220の構成についてはその説明を省略する。
図5に示すように、奥整合ユニット210は、アーム状の整合部材1を備えている。整合部材1は、第1整合支軸2に回転中心として支持され、また、基端が、第1整合支軸2にスライド自在に支持されたスライド部材3に支持されており、スライド部材3が第1整合支軸2に沿ってスライドすることで手前奥方向に移動するように構成されている。スライド部材3は、第1整合支軸2を回転中心として第1整合支軸2にスライド自在に支持されると共に、第2整合支軸4に回転止めとして支持されている。
また、スライド部材3は、図6に示すように、スライド位置検知部材5とで第2スライド駆動伝達ベルト7を挟持しており、第2スライド駆動伝達ベルト7は、両端をスライド駆動伝達プーリ8に掛架されている。スライド駆動伝達プーリ8は、プーリ支板10にカシメ結合されたプーリ支軸9に回転自在に支持されている。また、スライド駆動伝達プーリ8は、段プーリとなっており、第1スライド駆動伝達ベルト6とも係合している。第1スライド駆動伝達ベルト6は、奥整合部材スライドモータM10と係合している。整合部材1は、奥整合部材スライドモータM10の駆動が、第1スライド駆動伝達ベルト6、スライド駆動伝達プーリ8,8、第2スライド駆動伝達ベルト7及びスライド部材3を介して伝わり、第1整合支軸2に沿って手前・奥方向に移動するように構成されている。整合部材1のスライド位置検知は、スライド部材3に係合されたスライド位置検知部材5が奥側整合位置検知センサS10をON/OFFすることで行う。
また図5に示すように、整合部材1は、回転止めとしての第3整合支軸21に係合しており、第3整合支軸21は、第1整合支軸2に係合した整合部材昇降プーリ22に、両端が支持されている。第1整合支軸2、整合部材昇降プーリ22は、平行ピンにより係合されているため、整合部材昇降プーリ22と整合部材昇降プーリ22の回転は同期する。これにより、整合部材昇降プーリ22が回転すると、第3整合支軸21も第1整合支軸2を中心に回転移動し、係合している整合部材1が回転するようになっている。
図7に示すように、整合部材昇降プーリ22は、駆動伝達ベルト24を介して第2昇降プーリ23に連結されており、第2昇降プーリ23は、昇降伝達軸25に前奥共にDカットで取り付けられている。また、昇降伝達軸25には、第3昇降プーリ26が係合しており、第3昇降プーリ26は、駆動伝達ベルト27を介して整合部材昇降手段としての整合部材昇降モータM11に連結されている。これにより、整合部材昇降モータM11の駆動が駆動伝達ベルト27を介して第3昇降プーリ26へと伝わり、昇降伝達軸25、第2昇降プーリ23及び駆動伝達ベルト24を介して整合部材昇降プーリ22へと伝わる。そして、整合部材昇降プーリ22が回転し、第3整合支軸21を介して整合部材1が昇降する。
このとき、図7に示すように整合部材昇降プーリ22が持つフラグ部22fが、整合部材1の昇降位置を検出する整合部材昇降位置検知センサS11をON/OFFすることで、整合部材1の昇降位置は、検出される。そして、フィニッシャ制御部618の積載トレイ整合制御部710(図4参照)により整合部材1の位置制御が行われる。
このように、整合部材昇降モータM11の駆動が手前整合ユニット220と奥整合ユニット210の整合部材対1の昇降へと伝達され、手前整合ユニット220と奥整合ユニット210の整合部材対1の昇降(回転)は同期しながら、回転、位置制御される。
次に、下積載トレイ137に排出されたシートのシート排出方向の整合処理を行う排出方向整合部300について、図6を参照しながら説明する。図8及び図9は、上部開閉ガイド149に支持された排出方向整合部300を示す斜視図である。図10は、束排出モータM5に接続された排出方向整合部300を示す斜視図である。
図10に示すように、排出方向整合部300は、上部開閉ガイド149の手前奥方向の略中央部に支持されており、束排出ローラ対130の上方で支持されることで処理トレイ138から排出されるシートPの上方に位置するように構成されている。排出方向整合部300は、突き当て手段の回転体としてのトレイパドル40と、回動レバーとしての戻しホルダ50と、を有している。トレイパドル40は、戻しホルダ50の先端部に回転自在に支持されおり、戻しホルダ50の基端は、トレイ戻し支軸70に支持されている。トレイ戻し支軸70の手前側は、束排出ローラ対130の上方に位置するように上部開閉ガイド149に回転自在に支持されている。トレイ戻し支軸70の他端(奥側)は、ギア支板72(図8参照)を介して上部開閉ガイド149に支持されている。
図9に示すように戻し部材昇降プーリ60もトレイ戻し支軸70に支持されており、戻しホルダ50と係合している。つまり、戻し部材昇降プーリ60の回転と戻しホルダ50の回転(昇降)は同期する。戻し部材昇降プーリ60には、昇降プーリスペーサ59を介して駆動伝達ベルト61及び第1昇降リンク62が接続されており、駆動伝達ベルト61及び第1昇降リンク62は、昇降リンクプーリ63に接続されている。そして、昇降リンクプーリ63は、駆動伝達ベルト64の軸間を保持するために第2昇降リンク65が取り付けられた駆動伝達ベルト64及び昇降ギア66を介して、トレイパドル昇降モータM12に接続されている。トレイパドル昇降モータM12は、昇降モータ支板67に取り付けられており、昇降モータ支板67は、上ステイ11に取り付けられている。このように構成されることで、トレイパドル昇降モータM12の駆動力が、昇降ギア66、駆動伝達ベルト64、昇降リンクプーリ63、駆動伝達ベルト61、戻し部材昇降プーリ60へ伝わり、戻しホルダ50がトレイ戻し支軸70を中心に回動(昇降)可能となる。つまり、戻しホルダ50の先端に支持されたトレイパドル40が昇降自在になる。
戻しホルダ50の回動は、センサ板58を介して上部開閉ガイド149に取り付けられたトレイパドル昇降位置検知センサS12を、戻しホルダ50のフラグ部が遮断することで検知、制御される。具体的には、戻しホルダ50は、束排出ローラ対130の上方で待機する位置と、下積載トレイ137上のシートを突き当て部170に突き当てる突き当て位置との間を移動制御される。更に、戻しホルダ50は、ジョブ終了後には、上部開閉ガイド149に収容される。
トレイパドル40は、複数枚のパドルを回転軸に放射状に固着して形成されている。図8に示すように、トレイパドル40は戻しホルダ50の先端にトレイ戻し軸43と係合して回転自在に支持されている。トレイ戻し軸43は平行ピンを介してトレイ戻しプーリ41aと係合され、トレイ戻しプーリ41bは平行ピンを介してトレイ戻し支軸70と係合している。トレイ戻し支軸70の回転は、図10のように上部開閉ガイド149の奥側で束排出ローラ対130の駆動と連結されており、束排出ローラ対130同様に束排出モータM5から駆動される。このように、束排出モータM5の駆動がトレイ戻し支軸70等を介してトレイパドル40へと伝達される。
次に下積載トレイ137の昇降動作・制御を、図11及び図12を用いて説明する。
図11は下積載トレイユニットとラック部のみを抜粋した斜視図であり、下積載トレイユニットから下積載トレイ137を分解した図であり、かつ、その奥側駆動部を示す図である。図12は束排出ローラ対130側からシート搬送下流側のシート積載高さ検知部を見た図である。
下積載トレイ137は、ユニット内に内蔵されたピニオンギア501がラック509の上を走ることで昇降する。すなわち、下積載トレイ137は、シートの積載高さ方向(垂直上下方向)に移動可能に設けられている。図11(d)に示すようにピニオンギア501は、第一昇降ギア502、第二昇降ギア503、第三昇降ギア504、昇降プーリ505、昇降ベルト506を介して、トレイ昇降手段としてのトレイ昇降モータM13の駆動が伝えられる。ピニオンギア501、ラック509は前奥両方に取り付けられている。手前側ピニオンギア(不図示)は手前側の第三昇降ギア504aから駆動が伝えられ、奥側ピニオンギア501bは奥側の第三昇降ギア504bから駆動が伝えられる。手前側と奥側の第三昇降ギア504は平行ピンにより昇降軸507と係合しているため、手前側と奥側のピニオンギア501の駆動は同期する。そのため、二つのピニオンギア501で二つのラック509の上を走ることで下積載トレイ137を昇降している。
下積載トレイ137の位置は、シート積載面、及び、シート束最上面をシート積載高さ検出手段510によって検出することで制御する。下積載トレイ137は、シート積載高さ検出手段510の検出結果に応じてシートの最上面の位置が一定となるようにシート積載高さ方向に昇降される。
図12に示すように、シート積載高さ検出手段510は、下積載トレイ137に積載されたシートの上流端部に当接してシートの最上面位置を検知するよう設けられている。そして、シート積載高さ検出手段510は、第一検出手段510a、第二検出手段510b、第三検出手段510cと、各検出手段510a〜510cへと発光する発光部材510dから成る。発光部材510dから光が放たれて、各検出手段510a〜510cが受光したかどうかによってON/OFFを検知する。ジョブ開始前(積載トレイ上にシート無し)の時は、第三検出手段510cのみが下積載トレイ137により遮光され、ONの状態となる。その後、シートが下積載トレイ137へ順次積載されていくと、第二検出手段510bがシートにより遮光され、ONの状態となる。第二検出手段510bがONの状態となると、トレイ昇降モータM13を駆動して、下積載トレイ137を、第二検出手段510bがOFFとなるまで下降させる。このようにシートを積載、第二検出手段510bがON、トレイを下降、第二検出手段510bがOFF、の動作を繰り返すことで、シートを下積載トレイ137へ順次積載していく。
また、図11に示すように、第一昇降ギア502に係合した第二昇降ギア503の軸上にエンコーダ520が取り付けられている。このエンコーダ520のON/OFFを移動量検知手段としてのトレイ位置検知センサS13が検出することで下トレイ昇降モータM13の回転量、すなわち下積載トレイ137の下降量(シート積載高さ方向の移動量)を検出する。これにより、下積載トレイ137がジョブ開始時の初期位置からどれだけ下降したかを検出する。また、エンコーダ520及び下トレイ位置検知センサS13は、シートの最上面の位置が一定に保つためにシートの積載量の増加に伴い下降する下積載トレイ137の下降量(移動量)をシートの積載量として検知する積載量検知手段も構成し得る。
次に上記構成に基づき、本実施形態における積載トレイへのシート積載について、シートの流れとともに各部の動作を図13(a)、図13(b)、図13(c)、図14(a)(b)、図15、及び図16のフローチャートを用いて説明する。
ユーザーにより、未綴じ下排出積載モードが設定されてジョブが開始されると(S800)、整合部材対1、下積載トレイ137、及びトレイパドル40をイニシャル動作させてホームポジションへ移動させる。整合部材対1のスライド位置ホームポジション検出は奥側、手前側に各々設けられた奥側整合位置検知センサS10、手前側整合位置検知センサS9(図6参照)により行い、整合部材対1をシート幅方向のホームポジションへ移動させる。整合部材対1の昇降位置ホームポジション検出は、整合部材昇降位置検知センサS11(図7参照)により行い、整合部材対1をシート積載高さ方向のホームポジションへ移動させる。トレイパドル40も同様にトレイパドル昇降位置検知センサS12によりホームポジションへ移動させる。さらに、下積載トレイ137も下トレイ昇降モータM13を駆動させ、シート積載高さ検出手段510の第三検出手段510cのみが下積載トレイ137により遮光されONの状態になる位置へと移動し、各部材のホームポジション検出が完了する。上述のイニシャル動作により、整合部材対1、下積載トレイ137、及びトレイパドル40をホームポジションへ移動させると、図13(a)に示すような状態となる。
次にイニシャル動作完了後、整合部材対1、及びトレイパドル40はシート受け入れ位置へと移動する。まず、シートサイズ情報に応じて整合部材対1をシート受け入れ位置にスライド移動させる。シート受け入れ位置とは、整合部材1同士の間隔がシートの奥行き方向の長さよりも所定量大きく設定され、排出されるシートの妨げにならない位置関係である。ここで、シートの奥行き方向の長さとは、シートの排出方向と直交する幅方向(装置の手前奥方向)の長さである。その後、イニシャル動作により通紙面から退避した上昇退避位置にある整合部材対1を整合部材昇降機構により所定量降下させてシート受け入れ位置に移動させる(S801)。同様にトレイパドル40も図13(b)に示すシート受け入れ位置へと移動する(S802)。下積載トレイ137は前述のホームポジションがシート受け入れ位置であるため、シート受け入れ準備は完了している(S803)。上述のシート受け入れ位置への移動が完了すると、整合部材対1、トレイパドル40は図13(b)に示すような状態となる。
続いて、適宜面付けされて画像形成されたシートが順次、プリンタ部600の排出ローラ907から排出される。シートは、フィニッシャ100の入口ローラ対102に受け渡された後、搬送パス103を通過して、束搬送パス121に進入する。その後のシートは、束搬送パス121途中の切換部材125により、下パス126に搬送され、下排出ローラ対128から束排出ローラ対130を経て、下積載トレイ137へ搬送される(S804)。その後、搬送されるシート後端が束排出ローラ対130のニップを通過した後に、図13(c)に示すようにトレイパドル40を所定量下降させて排出されたシートSを落下させる。それと同時に、トレイパドル40が回転していることで、シートSをトレイ上の突き当て部材85へと突き当てて搬送方向の整合を行う(S805)。シート後端が束排出ローラ対130のニップを抜けてからトレイパドル40を降下させるタイミングは、シート後端が下排出センサ127(図2参照)を通過した所定時間後に降下する、という方法で制御している。トレイパドル40は降下位置(図13(c)に示す位置)で所定時間停止した後に、シート受け入れ位置(図13(b)に示す位置)へと上昇する。
続いて、図14(a)に示すように、シートが積載トレイに着地した後にシートSの奥行き方向の長さよりも所定量(図14(a)のA)大きい位置で待機している整合部材対1によりシートを挟むことにより整合動作を行い、図14(b)の状態となる(S806)。整合動作完了後、整合部材対1を上述したシート受け入れ位置(図14(a)に示す位置)に再び移動して次のシートの受け入れに備える。
下積載トレイ137上にシートが積載された後、シート積載高さ検出手段510の第二検出手段510bがON状態かを確認する。第二検出手段510bがONであれば、下積載トレイ137を第二検出手段510bがOFFになるまで下降させる。一方、積載直後も第二検出手段510bがOFFであれば、下積載トレイ137は元の位置のまま次シートを受け入れる。上述の動作をシート毎に行う(S807、S808)。このように、シートの排出、下積載トレイ137の下降を繰り返し、図15に示すようにシートが所定量積載され、それに伴い下積載トレイ137が積載初期の高さから所定量下がった位置へと移動する(S809)。
ここで、下積載トレイ137がシート積載高さ方向下方に所定量以上移動したことを積載量検知手段としてのエンコーダ520、トレイ位置検知センサS13により検出すると、整合部材昇降モータM11が回転して、整合部材対1を回転(下降)させる(S810)。すなわち、下積載トレイ137がシート積載高さ方向下方に所定量以上移動した場合、所定の積載量を超えたと判断して整合部材対1をシート積載高さ方向下方に回転移動させる。これにより、整合部材対1が、下積載トレイ137の下降に追従して、第1の整合位置(図15に示す1−1)から第2の整合位置(図15に示す1−2)へ移動される。第1の整合位置は、下積載トレイ137が移動せず又は所定量を超えない場合にシートを整合する整合位置である。これに対して第2の整合位置は、前記第1の整合位置より下方の整合位置である。
前述したように、下積載トレイ137の所定量以上の下降に追従して整合部材対1が下降すると、積載されたシート又はシート束の最上面に対するオーバーラップ量Lが下降前よりも大きくなる。図15は整合部材対1の下降前と下降後を重ね合わせた図である。整合部材1−1が下降前(第1の整合位置)、整合部材1−2が下降後(第2の整合位置)であり、お互いのオーバーラップ量L1、L2の関係がL2>L1であることがわかる。
整合部材対1がジョブ中に下降した後も、シートの幅方向の整合動作は継続し、最終シートまでシートの排出、整合動作を行う。最終シートの整合動作が完了した後、整合部材対1、及びトレイパドル40はホームポジション位置へ移動して、ジョブが完了する(S811、S812)。
このようにジョブ途中で、下積載トレイ137が所定量以上下降した場合に整合部材対1を下降させることで、シート又はシート束の最上面に対する整合部材対1のオーバーラップ量Lが増える。すなわち、下積載トレイ137が所定量以上下方に移動した場合に、整合部材対1を下方に移動させることで、積載シートに対する整合部材の空振りを防ぐことができ、カールしたシートにおいても確実に整合を行うことができる。これにより、シートの整合性の低下を防止することができ、整合されたシート束をユーザーへ供給することができる。
本発明の課題を解決するために、積載初期の積載トレイに対する整合部材のオーバーラップ量Lを予め大きく設定しておく方法が考えられる。しかし、オーバーラップ量Lを大きくとると、そのための積載トレイのくぼみ部分も大きくしなければならない。そのため、積載トレイ全体の厚みも大きくする必要もある。一方、積載高さのスペースは限られているため、結果として、オーバーラップ量Lを大きくするとシートの積載量(枚数)を減少させることとなってしまう。
本発明によれば、カールしたシートのために、積載初期のオーバーラップ量を予め大きくとる必要がないため、積載トレイの厚みを最小限に抑えることができる。その結果、積載スペースを最大限に活用することができ、積載トレイへのシートの積載量(枚数)を多くとることができるとともに、積載トレイのコスト削減にもつながる。
また、積載初期の整合部材の高さを、積載トレイに突き当たる位置まで下げて前述のオーバーラップ量をよりかせぐことも考えられる。しかし、積載トレイに対する整合部材の突き当て時の騒音がユーザーにとって不快なものとなり、効果的な方法ではない。この騒音を防ぐため、整合部材下端の停止位置を積載トレイのくぼみ部分の底部よりも所定量高い位置に設定する必要があり、オーバーラップ量Lは積載トレイのくぼみ部分の深さよりも小さくなる。また、整合部材の下降時は、その下降の勢いにより、停止位置よりも積載トレイへ近づく方向へ余計に移動してしまうため、停止位置を積載トレイのくぼみ部分の底部に所定量よりも近づけることはできない。つまり、オーバーラップ量Lは積載トレイのくぼみ量より大きく減少するため、前述した空振りによる整合性の低下を招きやすい。
本発明によれば、積載初期において整合部材を積載トレイに突き当てることを回避できるため、衝突音も回避できる。
なお、上述したシート排出後の積載トレイの所定量以上の下降、それに伴う整合部材の下降の動作は、前述したように1回で行っても良いし、あるいは、複数回に分けて行っても良い。例えば下積載トレイが5mm下降、整合部材が2度回転を5回繰り返すというように複数回に分けて小刻みに行ってもよいし、あるいは、下積載トレイが25mm下降、整合部材が10度回転というように一回で行ってもよい。
また、本実施形態では下積載トレイ137に内蔵されたエンコーダ520により、下積載トレイ137の高さを検出し、それに追従して整合部材対1の高さを変更した。しかしながら、これに限定されるものではない。例えば、下積載トレイ137へのシートの積載枚数をカウントする積載量検知手段としてのカウント手段を持ち、下積載トレイ137に積載されたシートの枚数(積載量)に応じて整合部材対1の高さ(シート積載高さ方向下方への移動量)を変えるよう制御してもよい。
なお、前述した実施形態では、画像形成部604を構成する感光ドラムなどを各色ごとに使用した構成を例示しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばプリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。あるいは、中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像を記録材に一括して転写する画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置におけるシート積載装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、画像形成装置に対して着脱自在なシート積載装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば画像形成装置が一体的に有するシート積載装置であっても良く、該シート積載装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
M5 …束排出モータ
M10 …奥整合部材スライドモータ
M11 …整合部材昇降モータ
M12 …トレイパドル昇降モータ
M13 …トレイ昇降モータ
S …シート
S9 …手前側整合位置検知部材
S10 …奥側整合位置検知センサ
S11 …整合部材昇降位置検知センサ
S12 …トレイパドル昇降位置検知部材
S13 …トレイ位置検知センサ
1 …整合部材対
40 …トレイパドル
50 …戻しホルダ
100 …フィニッシャ
130 …束排出ローラ対
136 …上積載トレイ
137 …下積載トレイ
138 …処理トレイ
200 …幅方向整合部
210 …奥整合ユニット
220 …手前整合ユニット
300 …排出方向整合部
510 …シート積載高さ検出手段
510a …第一検出手段
510b …第二検出手段
510c …第三検出手段
510d …発光部材
520 …エンコーダ
600 …複写機本体
601 …操作部
604 …画像形成部
610 …CPU回路部
618 …フィニッシャ制御部
710 …積載トレイ整合制御部
711 …積載トレイ制御部
907 …排出ローラ
914a〜914d …感光ドラム
1000 …複写機

Claims (11)

  1. シートを排出する排出手段と、
    前記排出手段により排出されたシートを積載する積載トレイと、前記積載トレイに積載されたシートの積載高さを検知するシート積載高さ検出手段と、を有し、前記シート積載高さ検出手段の検出結果に応じてシートの最上面の位置が一定となるように前記積載トレイをシート積載高さ方向に移動可能に設けた積載手段と、
    前記積載トレイの上方に昇降自在に設けられ、シートの排出方向と直交する幅方向に移動して、前記積載トレイに積載されたシートを前記シート積載高さ検出手段の排出方向下流で挟んで整合する整合部材対と、
    前記積載トレイに積載されたシートの積載量が増えると、前記整合部材対を下降させて、整合する際に前記整合部材対と前記積載トレイに積載されたシートが当接するよう前記整合部材対の位置を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記積載トレイに積載されたシートの積載量を検知する積載量検知手段を有し、
    前記積載量検知手段は、前記積載トレイのシート積載高さ方向の移動量を検知する移動量検知手段を有し、前記移動量検知手段により検知される前記積載トレイのシート積載高さ方向の移動量から前記積載トレイに積載されたシートの積載量を検知するように構成され、
    前記制御部は、前記移動量検知手段により検知された前記積載トレイのシート積載高さ方向の移動量が所定量以上になると、前記整合部材対をシート積載高さ方向下方に移動させることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記制御部は、前記積載トレイがシート積載高さ方向下方に所定量以上移動した場合に、前記整合部材対を、前記積載トレイのシート積載高さ方向の移動量が所定量を超えない場合にシートを整合する第1の整合位置から、前記第1の整合位置より下方の第2の整合位置に移動することを特徴とする請求項2に記載のシート積載装置。
  4. 前記制御部は、前記積載トレイのシート積載高さ方向下方への所定量以上の移動、及び前記積載トレイの移動に伴う整合部材対のシート積載高さ方向下方への移動を、複数回に分けて行うことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のシート積載装置。
  5. 前記積載トレイに積載されたシートの枚数をカウントするカウント手段を有し、
    前記制御部は、前記カウント手段によりカウントされたシートの枚数に応じて、前記整合部材対のシート積載高さ方向下方への移動量を変えることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  6. シートを排出する排出手段と、
    前記排出手段により排出されたシートを積載する積載トレイと、前記積載トレイに積載されたシートの積載高さを検知するシート積載高さ検出手段と、を有し、前記シート積載高さ検出手段の検出結果に応じてシートの最上面の位置が一定となるように前記積載トレイをシート積載高さ方向に移動可能に設けた積載手段と、
    前記積載トレイの上方に、前記積載トレイに積載されたシートの積載量が増えると下降するよう設けられ、シートの排出方向と直交する幅方向に移動して、前記積載トレイに積載されたシートを前記シート積載高さ検出手段の排出方向下流で挟んで整合する整合部材対と、
    を備えたことを特徴とするシート積載装置。
  7. 前記整合部材対のシート積載高さ方向における位置を制御する制御部と、
    前記積載トレイに積載されたシートの積載量を検知する積載量検知手段と、を有し、
    前記積載量検知手段は、前記積載トレイのシート積載高さ方向の移動量を検知する移動量検知手段を有し、前記移動量検知手段により検知される前記積載トレイのシート積載高さ方向の移動量から前記積載トレイに積載されたシートの積載量を検知するように構成され、
    前記制御部は、前記移動量検知手段により検知された前記積載トレイのシート積載高さ方向の移動量が所定量以上になると、前記整合部材対をシート積載高さ方向下方に移動させることを特徴とする請求項6に記載のシート積載装置。
  8. 前記制御部は、前記積載トレイがシート積載高さ方向下方に所定量以上移動した場合に、前記整合部材対を、前記積載トレイのシート積載高さ方向の移動量が所定量を超えない場合にシートを整合する第1の整合位置から、前記第1の整合位置より下方の第2の整合位置に移動することを特徴とする請求項7に記載のシート積載装置。
  9. 前記制御部は、前記積載トレイのシート積載高さ方向下方への所定量以上の移動、及び前記積載トレイの移動に伴う整合部材対のシート積載高さ方向下方への移動を、複数回に分けて行うことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のシート積載装置。
  10. 前記整合部材対のシート積載高さ方向における位置を制御する制御部と、
    前記積載トレイに積載されたシートの枚数をカウントするカウント手段と、を有し、
    前記制御部は、前記カウント手段によりカウントされたシートの枚数に応じて、前記整合部材対のシート積載高さ方向下方への移動量を変えることを特徴とする請求項6に記載のシート積載装置。
  11. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを積載する請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のシート積載装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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