JP2021179555A - 読取装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉛直方向に搬送されるシートの画像を高精度に読み取ることができる読取装置を提供する。【解決手段】読取装置は、搬送パス432により鉛直方向の下から上に向かって搬送されるシートSから画像を読み取る測色ユニット500を備える。測色ユニット500は、上流搬送駆動ローラ581及び上流搬送従動ローラ582と下流搬送駆動ローラ583及び下流搬送従動ローラ584との間に配置され、上流搬送駆動ローラ581及び上流搬送従動ローラ582と下流搬送駆動ローラ583及び下流搬送従動ローラ584とにより挟持された状態のシートSから画像を検出する色検出センサ551を有する。【選択図】図10

Description

本発明は、複写機、複合機、プリンタ等の画像形成装置に設けられ、シートに形成された画像を読み取る読取装置に関する。
近年、オンデマンド画像形成装置の市場が拡大している。例えば、オフセット印刷市場では、電子写真方式の画像形成装置が広がりつつある。また、ラージフォーマット、低イニシャルコスト、超高速等の理由で幅広い市場開拓に成功したインクジェット方式の画像形成装置がある。しかし市場拡大は容易なものではなく、その市場を担ってきた先行の画像形成装置の画像品質(以下、「画質」と呼ぶ。)を維持しなければならない。
画質には、階調性、粒状性、面内一様性、文字品位、色再現性(色安定性を含む)等がある。この中で最も重要なのは色再現性であるといわれている。人間は、経験に基づいた期待する色(特に人肌、空、金属等)についての記憶があり、この記憶の許容範囲を超えた色については違和感をおぼえることがある。このような記憶された色は「記憶色」と呼ばれる。記憶色は、写真等への出力時にその再現性が重要になる。この他にも、印刷されたビジネス文書とモニタとの色の差に違和感を覚えてしまうオフィスユーザ層、コンピュータグラフィックスを扱うグラフィックアーツユーザ層等は、オンデマンド画像形成装置に対する安定性を含んだ色再現性への要求度が高い。
色再現性については、同機種間だけではなく、異機種間、他方式の画像形成装置、或いはディスプレイのような画像表示装置との色の違いも問題になる。これら機器同士のカラーマッチングを行うため、ICC(International Color Consortium)プロファイルと呼ばれる多次元LUT(Look Up Table)を作成するソフトウェア及び測色器がある。プロユーザでは、プリンタのICCプロファイルとオフセット印刷機のICCプロファイルとを作成し、カラーマネジメント環境が構築される。これにより、オフセット印刷機で印刷される色にプリンタで出力される色を合わせることが可能となるため、プリンタが、オフセット印刷機の色校正や、小部数の印刷に使用可能になる。
オフセット印刷機のICCプロファイルとプリンタのICCプロファイルの内容は、測色器を用いたパッチ画像の色測定結果に基づいて、印刷機及びプリンタに依存しない色空間に対応付けて校正されている。色空間は、例えばCIE L*a*b*色空間(CIEは国際照明委員;Commission Internationale d'Eclairage)である。これにより、印刷機で印刷する色とプリンタでプリントする色とを一致させることができる。カラーマネジメントモジュール(CMM)は、これらのICCプロファイルを用いて色変換を行うことによりプリントデータを作成することができる。
以上のように測色器、アプリケーション、プロファイル作成ソフトなどのカラーマネジメント環境が整っている。しかし、オフラインの測色器は測色に時間がかかる。また、この環境は、ICCプロファイルの作成、ICCプロファイルのプリンタなどへのアップロード、アップロードしたICCプロファイルの有効利用などの課題があり、一般ユーザには普及していない。測色をより速く行って簡単にICCプロファイルを作成し、設定作業を自動化するために、プリンタのシート排出部付近にインラインで測色器を搭載している読取装置を備えた画像形成装置が提供されている。
特許文献1、2には、シート上に形成したパッチ画像を、光源、回折格子、及び位置検出センサからなるカラーセンサにより検出する画像形成装置が開示される。カラーセンサは、検出精度を向上させるインラインによる測色器構成とされている。カラーセンサによる検出値は、分光反射率に変換し、三刺激値などを考慮してCIE L*a*b*に変換可能である。
カラーマッチング精度や色の安定性についての指標として、ISO 12647-7記載のカラーマッチング精度規格(IT8.7/4(ISO 12642:1617パッチ)[4.2.2])により、ΔE平均で4.0と規定されている。また、色の安定性の規格である再現性[4.2.3]では各パッチ画像がΔE1.5以下であることが規定されている。このようなスペックを満足するためには、カラーセンサの検出精度はΔE1.0以下であることが望ましい。なお、ΔEは、CIEが定めるL*a*b*色空間内の2点間(L1,a1,b1)、(L2,a2,b2)における、以下の三次元距離の式で表される値である。
ΔE=((L1−L2)^2+(a1−a2)^2+(b1−b2)^2)^1/2
特開2013−54324号公報 特開2009−53346号公報
以上のように、従来、プリンタの後段にカラーセンサ(測色器)を搭載する読取装置を備えた画像形成装置により、インラインによるカラーマネジメントが行われている。しかしながら、例えば特許文献1のような構成の場合、カラーセンサは、固定されるため、シートの搬送方向に直交した方向(以下、「主走査方向」という。)でカラーセンサの読取位置にあるパッチ画像しか読み取る(測色する)ことができない。そのため1枚のシートから読み取られるパッチ画像数が少なくなってしまう。すなわちカラーマネジメントに必要なシート枚数が増加する。カラーセンサを主走査方向に複数個配置することで、1枚のシートから多くのパッチ画像を読み取ることができる。しかし、カラーセンサは一般的に高価であるため、製品コストが高くなってしまう。なお、パッチ画像を多く配置するという観点以外に、主走査方向の画像均一性、濃度均一性をチェックするためにも、主走査方向の全域で色味をチェックする必要がある。
カラーセンサを主走査方向に移動させることで、シートの主走査方向のスキャンが可能である。主走査方向のスキャンとシートの搬送/停止とを繰り返し行うことで、シート全域のパッチ画像が検出可能になる。シート全域のパッチ画像が検出可能であれば、シート1枚あたりのパッチ画像数を増やして、色補正に必要なシート枚数を少なくすることができる。また、主走査方向の全域のパッチ画像を検出するために、主走査方向の濃度均一性を補正することもできる。
カラーセンサは、シートを鉛直方向に案内する搬送経路に設けられる場合がある。この場合、シートは鉛直方向に搬送されながらカラーセンサに読み取られる。鉛直方向に搬送されるシートを読み取る場合、シートの剛度が低ければシートの状態が自重により不安定になる。その結果、カラーセンサがシートにより主走査方向に移動できなくなる可能性がある。また、カラーセンサが移動可能であっても、カラーセンサとシートとの距離が要求値から外れてしまい、測色性能が保証できなくなる可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、鉛直方向に搬送されるシートの画像を高精度に読み取ることができる読取装置を提供することを主たる目的とする。
本発明の読取装置は、搬送パスにより鉛直方向の下から上に向かって搬送されるシートから画像を読み取る測色手段を備え、前記測色手段は、前記シートを挟持して搬送する第1ローラ対と、前記シートの搬送方向で前記第1ローラ対よりも下流側に設けられ、前記第1ローラ対から搬送される前記シートを挟持して搬送する第2ローラ対と、前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に配置され、前記第1ローラ対と前記第2ローラ対とにより挟持された状態の前記シートから前記画像を検出する検出手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、鉛直方向に搬送されるシートの画像を高精度に読み取ることが可能となる。
画像形成装置の構成図。 自動読取装置の構成図。 測色ユニットの構成説明図。 コントローラの説明図。 ICCプロファイルの説明図。 カラーマネジメントの説明図。 移動機構の説明図。 移動機構の説明図。 移動機構の説明図。 (a)〜(c)は、読取パスを搬送されるシートの姿勢の例示図。 (a)〜(e)は、パッチ画像の読取処理(測色)の説明図。 (a)、(b)は、パッチ画像の形成範囲の説明図。
以下に本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。
(画像形成装置)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。本実施形態の画像形成装置1は、プリンタ100、自動読取装置400、及び排紙装置600により構成される。プリンタ100は電子写真方式によりシートSに画像を形成する。なお、本実施形態のプリンタは、インクジェットプリンタや昇華型プリンタであってもよい。
プリンタ100は、筐体101内に画像形成のためのエンジン部を構成する各機構及び各機構の動作を制御する後述のコントローラを備える。筐体101の上部には操作パネル180が設けられる。操作パネル180はユーザインタフェースであり、ユーザからの指示を受け付ける入力装置と、操作画面等の画面を表示する出力装置と、を備える。入力装置は、各種キーボタンやタッチパネル等である。出力装置は、ディスプレイやスピーカである。エンジン部を構成する各機構は、画像を形成する機構(画像形成機構)、シートSに画像を転写する機構(転写機構)、シートSを給送する機構(給送機構)、及びシートSに画像を定着させる機構(定着機構)を含む。
画像形成機構は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する4つの画像形成部120、121、122、123を備える。画像形成部120、121、122、123は、対応する色の画像を形成する。画像形成部120、121、122、123は、形成する画像の色が異なるのみで、同じ構成である。ここでは画像形成部120の構成について説明し、他の画像形成部121、122、123の構成の説明は省略する。
画像形成部120は、感光ドラム105、帯電器111、レーザスキャナ107、及び現像器112を備える。感光ドラム105は、表面に感光層を有するドラム形状の感光体であり、ドラム軸を中心に回転する。帯電器111は、回転する感光ドラム105の表面の感光層を一様に帯電させる。レーザスキャナ107は、形成する画像を表す画像データに基づいて変調されたレーザ光により、感光ドラム105の表面を走査する。レーザスキャナ107は、半導体レーザから出射されるレーザ光を一方向に走査する発光部108と、発光部108からのレーザ光を感光ドラム105に向けて反射する反射ミラー109と、を備える。なお、レーザスキャナ107が感光ドラム105を走査する方向(図中奥行き方向)が主走査方向である。
感光ドラム105は、帯電した後にレーザ光により走査されることで、表面に、画像データに応じた静電潜像が形成される。現像器112は、感光ドラム105に形成された静電潜像を、対応する色の現像剤により現像する。これにより感光ドラム105の表面に静電潜像が顕像化された画像が形成される。画像形成部120の感光ドラム105には、イエローの画像が形成される。画像形成部121の感光ドラム105には、マゼンタの画像が形成される。画像形成部122の感光ドラム105には、シアンの画像が形成される。画像形成部123の感光ドラム105には、ブラックの画像が形成される。なお、感光ドラム105及び現像器112は、筐体101に対して着脱可能である。
転写機構は、中間転写体106及び転写ローラ114を備える。中間転写体106は、画像形成部120、121、122、123の各感光ドラム105から、画像が順次重畳して転写される。本実施形態では、中間転写体106は、図中時計回りに回転しており、画像形成部120(イエロー)、画像形成部121(マゼンタ)、画像形成部122(シアン)、画像形成部123(ブラック)の順に画像が転写される。中間転写体106の回転方向で画像形成部123の下流側には、中間転写体106上に形成される画像濃度検出用の画像から画像濃度を検出するための画像濃度検出センサ117が設けられる。
中間転写体106に転写された画像は、中間転写体106が回転することで転写ローラ114まで搬送される。中間転写体106の回転方向で転写ローラ114の上流側には、シートSへの転写位置を決めるための画像形成開始位置検出センサ115が設けられる。転写ローラ114は、シートSを中間転写体106に圧接すると同時に、中間転写体106上の画像と逆特性のバイアスが印加されることで、中間転写体106からシートSに画像を転写する。
給送機構は、シートSを収納する給紙カセット113と、シートSが給送される搬送パスと、シートSを搬送パスに搬送するための各種ローラと、を備える。シートSは、給紙カセット113から給紙され、搬送パスを搬送されながら画像が転写、定着されることで画像が形成され、筐体101の外部に排出される。
そのためにシートSは、まず、給紙カセット113から給紙されて、搬送パスを転写ローラ114まで搬送される。給紙カセット113から転写ローラ114までの搬送パスの途中には、シートSの搬送タイミングを調整するための給紙タイミングセンサ116が設けられる。画像形成開始位置検出センサ115が中間転写体106上の画像を検出するタイミングと、給紙タイミングセンサ116がシートSを検出するタイミングとにより、シートSが転写ローラ114へ搬送されるタイミングが調整される。これによりシートSの所定の位置に、中間転写体106から画像が転写される。
画像が転写されたシートSは、定着機構へ搬送される。本実施形態の定着機構は、第1定着器150及び第2定着器160を備える。第1定着器150は、シートSに画像を熱圧着するために、シートSを加熱するための定着ローラ151、シートSを定着ローラ151に圧接させるための加圧ベルト152、及び定着完了を検知する定着後センサ153を含む。定着ローラ151は中空ローラであり、内部にヒータ1510を有し、回転することでシートSを搬送するように構成されている。加圧ベルト152は、シートSを定着ローラ151に圧接する。定着後センサ153は、画像定着後のシートSを検出する。
第2定着器160は、第1定着器150よりもシートSの搬送方向で下流側に配置され、第1定着器150により定着処理されたシートS上の画像に対するグロスの付加や、定着性の確保に用いられる。第2定着器160は、定着ローラ161、加圧ローラ162、及び定着後センサ163を有する。定着ローラ161は定着ローラ151と同様の構成であり、同様に機能する。加圧ローラ162は、加圧ベルト152と同様に機能する。定着後センサ163は、定着後センサ153と同様に機能する。第2定着器160は、第1定着器150と同様にシートSへの定着処理を行う。
第2定着器160は、シートSの種類や画像形成処理の内容によっては使用されないことがある。搬送パス130は、第1定着器150で定着処理されたシートSを、第2定着器160を経由せずに搬送するために設けられる。そのために、シートSの搬送方向で第1定着器150の下流側には、シートSを第2定着器160と搬送パス130とのいずれかに誘導するためのフラッパ131が設けられる。
第2定着器160と搬送パス130とのいずれか一方を経由したシートSは、そのまま排出される場合と、搬送パス135に搬送される場合とがある。そのために、第2定着器160後の搬送パスと搬送パス130とが合流した後に、フラッパ132が設けられる。フラッパ132は、シートSを搬送パス135とシートSの排出パスとのいずれかに誘導する。排出パスに誘導されたシートSは、画像が形成された面を上に向けて筐体101の外部に排出される。
搬送パス135は、シートSの表裏面の反転に用いられる反転パス136までシートSを搬送する経路である。反転パス136には、シートSを検出する反転センサ137が設けられる。反転センサ137がシートSの後端を検出すると、シートSは反転パス136で搬送方向が反転される。搬送方向が反転したシートSは、搬送パス135と反転パス138とのいずれかに搬送される。そのために搬送パス135と反転パス138との分岐点にフラッパ133が設けられる。搬送パス135に搬送される場合、シートSは、フラッパ133により搬送パス135に誘導され、表裏面が反転されて(画像が形成された面を下に向けて)筐体101の外部に排出される。反転パス138に搬送される場合、シートSは、フラッパ133により反転パス138に誘導される。反転パス138に誘導されたシートSは、表裏面が反転されて、再度転写ローラ114へ搬送される。これによりシートSは、裏面への画像形成が行われる。
(自動読取装置)
図2は、自動読取装置400の構成図である。自動読取装置400は、プリンタ100の後段に設けられ、プリンタ100から排出された画像形成後のシートSを受け付ける。自動読取装置400は、スルーパス431と読取パス432との2つの搬送パスを備える。スルーパス431は、水平方向にシートSを搬送するように設けられる。読取パス432は、鉛直方向にシートSを搬送するように設けられる。スルーパス431には、搬送ローラ401、402、403、及び排出ローラ404が設けられる。読取パス432には、搬送ローラ405、406、407、及び排出ローラ408が設けられる。読取パス432は、搬送ローラ405と搬送ローラ406との間にシートセンサ421が配置され、搬送ローラ406と搬送ローラ407との間に測色ユニット500が配置される。プリンタ100から送られてきたシートSは、搬送ローラ401、402、403により、スルーパス431と読取パス432との分岐点へ搬送される。シートSは、分岐点でスルーパス431と読取パス432とのいずれか一方へ搬送される。そのためにスルーパス431と読取パス432との分岐点にフラッパ422が設けられる。
スルーパス431をそのまま搬送される場合、シートSは、フラッパ422により排出ローラ404側に誘導され、自動読取装置400の外部(排紙装置600)へ排出される。排紙装置600は、シートSを外部へ排出する。なお、排紙装置600は、シートSに綴じ処理や製本処理等の後処理を行う後処理装置であってもよい。
読取パス432へ搬送される場合、シートSは、フラッパ422により読取パス432へ誘導される。読取パス432に誘導されたシートSは、測色ユニット500によりパッチ画像が読み取られた後に、排出ローラ408により排出トレイ423へ排出される。測色ユニット500は、読取パス432を搬送されるシートSから画像を読み取るインラインセンサである。
(測色ユニット)
図3は、測色ユニット500の構成説明図である。測色ユニット500は、色検出センサ551を備える。色検出センサ551は、シートS上に形成されたパッチ画像Pの分光反射率を検出して測色を行うためのカラーセンサである。色検出センサ551は、白色LED(Light Emitting Diode)501と、回折格子502と、ラインセンサ503と、演算部504と、メモリ505と、レンズ506と、を備える。色検出センサ551は、シートSの搬送方向に直交する主走査方向(図2の奥行き方向)に移動しながらシートSに形成された画像を読み取る。色検出センサ551を主走査方向に移動させる移動機構については後述する。
白色LED501は、発光部であり、読取パス432を搬送されるシートSに対して白色光を照射する。回折格子502は、パッチ画像Pによる反射光を波長毎に分光する。レンズ506は、白色LED501から照射される白色光をパッチ画像Pに集光し、且つパッチ画像Pによる反射光を回折格子502に集光する。
ラインセンサ503は、n個の受光素子503−1〜503−nを有する受光部である。ラインセンサ503の各受光素子503−1〜503−nは、回折格子502により波長毎に分光された反射光を受光する。各受光素子503−1〜503−nは、検出結果として、例えば受光した反射光の強度を表す光強度値を出力する。演算部504は、各受光素子503−1〜503−nから出力された光強度値に所定の演算を行う。例えば演算部504は、光強度値に対して分光演算やLab値を演算する。メモリ505は、演算結果等の各種データを保存する。
(コントローラ)
図4は、以上のような構成の画像形成装置1の動作を制御するコントローラの説明図である。プリンタ100には、プリンタ100の動作を制御するプリンタコントローラ103及び画像形成のためのエンジン部の動作を制御するエンジン制御部312が、コントローラとして設けられる。自動読取装置400には、自動読取装置400の動作を制御する制御部451及びプリンタコントローラ103と通信を行う通信部450が設けられる。
エンジン制御部312は、定着後センサ153、163、反転センサ137、シートSを搬送する各ローラを駆動する駆動モータ311、及びフラッパ131、132が接続される。エンジン制御部312は、各センサの検出結果に基づいて、駆動モータ311、及びフラッパ131、132を制御することで、エンジン部によるシートSの搬送を行う。また、図示は省略しているが、エンジン制御部312は、画像形成機構、転写機構、給送機構、及び定着機構の動作を制御して、シートSへの画像形成を行う。エンジン制御部312は、プリンタコントローラ103により動作が制御される。
プリンタコントローラ103には、操作パネル180及び外部I/F308が接続される。外部I/F308は、所定のネットワークを介して外部装置と通信を行う通信インタフェースである。プリンタコントローラ103は、外部I/F308を介して外部装置からジョブなどを受け付けることができる。プリンタコントローラ103の動作の詳細については後述する。
自動読取装置400の制御部451は、搬送モータ452、シートセンサ421、フラッパ422、及び測色ユニット500が接続される。制御部451は、通信部450を介してプリンタコントローラ103と通信を行い、プリンタコントローラ103と協働で処理を行う。制御部451は、搬送モータ452により、自動読取装置400内の搬送ローラ401、402、403、排出ローラ404、搬送ローラ405、406、407、及び排出ローラ408の動作を制御して、シートSを搬送する。制御部451は、フラッパ422の動作を制御する。制御部451は、シートセンサ421がシートSを検出したタイミングに応じて測色ユニット500の動作を制御し、シートS上のパッチ画像Pを検出する。
(調整基本処理)
本実施形態の画像形成装置1は、プリンタ100により、シートSに画質を維持するためのパッチ画像Pを形成する。プリンタ100は、パッチ画像Pを形成したシートSを自動読取装置400へ搬送する。自動読取装置400は、測色ユニット500(色検出センサ551)によりシートSに形成されたパッチ画像Pを読み取る。プリンタコントローラ103は、色検出センサ551による検出結果(読取結果)に基づいてフィードバック制御を行い、色再現性などの画質の維持を図る。そのためにプリンタコントローラ103は、測色ユニット500による測色結果に基づいて、色再現性などの画質を維持するために、プリンタ100による画像形成条件を補正する。
本実施形態の画像形成装置1は、画像形成条件としてプロファイルを作成し、作成したプロファイルを用いて画像形成を行う。優れた色再現性を実現するプロファイルとして、本実施形態では、ICCプロファイルを用いる。なお、プロファイルには、CRD(Color Rendering Dictionary)、色分解テーブル、ColorWise内CMYKシミュレーションなども用いることができる。
(分光反射率の測定、色度演算)
自動読取装置400は、色検出センサ551によりパッチ画像Pの分光反射率を測定し、その測定結果を色度に変換し、色変換プロファイルとしてICCプロファイルを作成する。内部変換色処理は、作成したICCプロファイルを用いて行われる。
色度の算出式について説明する。色検出センサ551は、白色LED501から照射された白色光の測定対象物による反射光を、回折格子502で分光し、380[nm]〜720[nm]の各波長領域に配置された受光素子503−1〜503−nで検出する。色検出センサ551の演算部504は、受光素子503−1〜503−nの検出結果から、分光反射率を算出する。本実施形態では、演算部504は、検出演算精度の向上を図るために、CIEの規定通り、分光反射率を、等色関数などにより色度値(L*a*b*)に変換する。L*a*b*とパッチ画像Pの信号値(画像データ)との関係により、色変換プロファイルであるICCプロファイルが作成される。
(L*a*b*演算)
以下は、分光反射率から色度値(L*a*b*)を算出する方法である(ISO13655で規定)。
a.試料の分光反射率R(λ)を求める(380[nm]〜780[nm])
b.等色関数x(λ)、y(λ)、z(λ)と標準光分光分布SD50(λ)を用意
なお、等色関数はJIS Z8701 、SD50(λ)はJIS Z8720 で規定され、補助標準イルミナントD50とも呼ばれる。
c.R(λ)×SD50(λ)×x(λ)、R(λ)×SD50(λ)×y(λ)、R(λ)×SD50(λ)×z(λ)
d.各波長積算 Σ{R(λ)×SD50(λ)×x(λ)}
Σ{R(λ)×SD50(λ)×y(λ)}
Σ{R(λ)×SD50(λ)×z(λ)}
e.等色関数y(λ)と標準光分光分布SD50(λ)の積を各波長積算
Σ{SD50(λ)×y(λ)}
f.XYZ算出
X=100×Σ{SD50(λ)×y(λ)}/Σ{R(λ)×SD50(λ)×x(λ)}
Y=100×Σ{SD50(λ)×y(λ)}/Σ{R(λ)×SD50(λ)×y(λ)}
Z=100×Σ{SD50(λ)×y(λ)}/Σ{R(λ)×SD50(λ)×z(λ)}
g.L*a*b*算出
L*=116×(Y/Yn)^(1/3)-16
a*=500{(X/Xn)^(1/3)-(Y/Yn)^(1/3)}
b*=200{(Y/Yn)^(1/3)-(Z/Zn)^(1/3)} Y/Yn>0.008856のとき
Y/Yn>0.008856のとき:Xn、Yn、Znは標準光三刺激値
(X/Xn)^(1/3)=7.78(X/Xn)^(1/3)+16/116
(Y/Yn)^(1/3)=7.78(Y/Yn)^(1/3)+16/116
(Z/Zn)^(1/3)=7.78(Z/Zn)^(1/3)+16/116
(プロファイル作成)
カスタマエンジニアによる部品交換時、カラーマッチング精度が要求されるジョブの前、さらにはデザイン構想段階などで最終出力物の色味が知りたいときなどに、ユーザは操作パネル180によりプロファイルの作成処理を指示する。プリンタコントローラ103は、操作パネル180からの指示に応じてプロファイルを作成する。
図4に示すとおり、プリンタコントローラ103は、プロファイル作成部301、Lab演算部303、出力ICCプロファイル格納部305、CMM306、及び入力ICCプロファイル格納部307を備える。
プロファイル作成の指示は、操作パネル180からプロファイル作成部301に入力される。プロファイル作成部301は、該指示に応じて、ISO12642テストフォームのCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)色信号(パッチ画像)を、プロファイルを介さずに形成するようにエンジン制御部312に信号を送る。同時に、プリンタコントローラ103は、色検出センサ551に測色指示を送信する。エンジン制御部312は、プリンタ100の動作を制御して、シートSにISO12642テストフォーム(パッチ画像)を印刷する。テストフォーム(パッチ画像)が印刷されたシートSは、色検出センサ551により測色される。測色された928パッチ画像の分光反射率は、プリンタコントローラ103に入力される。分光反射率は、Lab演算部303を介してL*a*b*データに変換され、プロファイル作成部301に入力される。なお、分光反射率は、L*a*b*ではない、機器に依存しない色空間信号であるCIE1931XYZ表色系へ変換されてもよい。
プロファイル作成部301は、テストフォームのCMYK色信号と入力されたL*a*b*データとの関係により、出力ICCプロファイルを作成する。プロファイル作成部301は、作成した出力ICCプロファイルを、出力ICCプロファイル格納部305に既に格納されている出力ICCプロファイルと入れ替える。
ISO12642テストフォームは、一般的な複写機が出力可能な色再現域を網羅するCMYK色信号のパッチ画像を含む。プロファイル作成部301は、それぞれの色信号値と測色したL*a*b*データとの関係から色変換テーブルを作成する。つまりCMYKからLabへの変換テーブル(A2Bxタグ)が作成される。この変換テーブルに基づいて、逆変換テーブル(B2Axタグ)が作成される。
図5は、ICCプロファイルの説明図である。ICCプロファイルは、ヘッダ、タグ、及びデータからなる。タグには色変換テーブルはもちろん、白色点(Wtpt)やプロファイル内部で定義されているLab値によって表現される色が、ハードコピーの再現可能な再現範囲の内側か外側かを記述する(gamt)タグなども記述される。
プリンタコントローラ103は、外部I/F308を介して外部装置からプロファイル作成の指示を受け付けることもある。この場合、プリンタコントローラ103は、外部装置で作成された出力ICCプロファイルを取得し、該ICCプロファイルに対応したアプリケーションにより色変換を行う。
(色変換処理)
通常のカラー画像形成における色変換では、外部I/F308を介して入力されたRGB信号値やJapanColorなどの標準印刷CMYK信号値を想定して入力された画像データは、外部入力用の入力ICCプロファイル格納部307に格納される。この場合、外部I/F308にはスキャナなどが外部装置として接続される。入力ICCプロファイル格納部307に格納された画像データは、RGB→L*a*b*或いはCMYK→L*a*b*変換が行われる。入力ICCプロファイルは、入力信号のガンマ値を制御する一次元LUT、ダイレクトマッピングといわれる多次色LUT、生成された変換データのガンマ値を制御する一次元LUTで構成される。これらのテーブルを用いて、入力ICCプロファイル格納部307に格納された画像データは、デバイスに依存した色空間からデバイスに依存しないL*a*b*データに変換される。
L*a*b*の色度座標に変換された画像データは、CMM306に入力される。図6は、CMM306によるカラーマネジメントの説明図である。CMM306は、外部装置であるスキャナなどの読取色空間と、出力機器としてのプリンタ100の出力色再現範囲とのミスマッチをマッピングするGUMAT変換を行う。また、CMM306は、入力時の光源種と出力物を観察するときの光源種のミスマッチ(色温度設定のミスマッチとも言う)を調整する色変換や、黒文字判定等を行う。これによりL*a*b*データは、L*’a*’b*’データへ変換されて、出力ICCプロファイル格納部305に格納される。上述のように、作成したプロファイルは、出力ICCプロファイル格納部305に格納されており、新たに作成したICCプロファイルによって色変換され、出力機器に依存したCMYK信号へと変換され、出力される。図6に示すように、CMM306はカラーマネジメントを行うモジュールである。CMM306は、入力プロファイルと出力プロファイルを使って色変換を行っているモジュールである。
(測色ユニット)
図7、図8、及び図9は、色検出センサ551を主走査方向に移動させる移動機構の説明図である。測色ユニット500は、色検出センサ551に加えて、移動機構を備える。移動機構は、色検出センサ551を主走査方向に移動させるための移動ユニット530、移動ユニット530を駆動する移動駆動モータ570、及び位置検知センサ545を備える。移動ユニット530には、図示を省略しているが、色検出センサ551が取り付けられる。移動機構の周辺部品として、シートSをa方向に搬送する搬送ローラユニット580、及び搬送ローラユニット580を駆動する搬送駆動ユニット590が配置される。移動駆動モータ570及び搬送駆動ユニット590の駆動制御は、制御部451により行われる。
シートSが搬送ローラユニット580により色検出センサ551の読取位置551Sに搬送されると、移動ユニット530は、色検出センサ551を主走査方向(b方向)に移動開始させる。シートセンサ421がシートSを検出したタイミングと、シートセンサ421がシートSを検出する位置と、シートSの搬送速度に基づいて、シートSが色検出センサ551の読取位置に搬送されるタイミングが判定される。色検出センサ551は、主走査方向に移動しながらシートSの画像を読み取る(測色する)。
移動ユニット530は、移動軸受532が取り付けられた移動支板531を有する。移動軸受532は、歯面を介して移動ベルト533に係合されるとともに、移動軸534に係合されている。移動ベルト533は、移動プーリ572を介して移動駆動モータ570に接続される。このような構成では、移動駆動モータ570が駆動すると、移動プーリ572が回転し、移動プーリ572の回転により移動ベルト533が回転する。移動ベルト533の回転により移動ユニット530がb方向へ移動する。
移動支板531には、フラグ部531fが形成される。移動ユニット530の移動位置は、位置検知センサ545がフラグ部531fを検知したタイミングを基点として、移動駆動モータ570に供給されるパルス信号のパルス数により制御される。
搬送ローラユニット580は、シートSの搬送方向(a方向)で色検出センサ551の上流側に上流搬送駆動ローラ581及び上流搬送従動ローラ582を有する。また、搬送ローラユニット580は、シートSの搬送方向で色検出センサ551の下流側に下流搬送駆動ローラ583及び下流搬送従動ローラ584を有する。搬送ローラユニット580は、搬送ローラ406から搬送されてきたシートSを、読取位置551S(検出位置)を介して搬送ローラ407へ搬送する。
上流搬送駆動ローラ581は、アルミニウム材からなるパイプの外周に厚さ30[μm]のウレタンがコーティングされており、その外径が20[mm]である。上流搬送駆動ローラ581は、両端を不図示の軸受により回転可能に支持される。上流搬送従動ローラ582は、アルミニウム材からなるローラの表面にシリコンゴムを巻付けて構成され、その外径が20[mm]である。上流搬送従動ローラ582も、両端を不図示の軸受により回動可能に支持される。上流搬送駆動ローラ581は、搬送駆動ユニット590に駆動されることで、R1方向に回転する。上流搬送従動ローラ582は、不図示のバネにより上流搬送駆動ローラ581側に付勢され、上流搬送駆動ローラ581に圧接される。上流搬送従動ローラ582は、上流搬送駆動ローラ581の回転に従動して回転する。上流搬送駆動ローラ581と上流搬送従動ローラ582とによりニップが形成される。
下流搬送駆動ローラ583は、上流搬送駆動ローラ581と同様の構成であり、搬送駆動ユニット590によりR1方向に回転させられる。下流搬送従動ローラ584は、上流搬送従動ローラ582と同様の構成であり、下流搬送駆動ローラ583の回転に従動して回転する。下流搬送従動ローラ584は、不図示のバネにより下流搬送駆動ローラ583側に付勢され、下流搬送駆動ローラ583に圧接される。下流搬送駆動ローラ583と下流搬送従動ローラ584とによりニップが形成される。
本実施形態では、1個の搬送駆動ユニット590により上流搬送駆動ローラ581及び下流搬送駆動ローラ583を駆動する構成である。この他に、上流搬送駆動ローラ581と下流搬送駆動ローラ583との各々に搬送駆動ユニットを設け、上流搬送駆動ローラ581と下流搬送駆動ローラ583とを個別に駆動制御する構成であってもよい。
(測色動作)
図10は、読取パス432を搬送されるシートSの色検出センサ551の読取位置551Sにおける姿勢を例示する。読取パス432は、鉛直方向の下から上に向かってシートSが搬送されるように設けられる。測色ユニット500は、鉛直方向に搬送されるシートSからパッチ画像を読み取る(測色する)。シートSと測色ユニット500の色検出センサ551との距離が一定に保たれない場合、色検出センサ551は、シートSから正確にパッチ画像を読み取ることができなくなる可能性がある。
図10(a)は、シートSの搬送方向の先端が下流搬送駆動ローラ583と下流搬送従動ローラ584とのニップに到達している状態を例示する。シートSは、下流搬送駆動ローラ583と下流搬送従動ローラ584とに挟持され、且つ上流搬送駆動ローラ581と上流搬送従動ローラ582とに挟持される。搬送駆動ユニット590は、下流搬送駆動ローラ583及び下流搬送従動ローラ584によるシートSの搬送速度を、上流搬送駆動ローラ581及び上流搬送従動ローラ582によるシートSの搬送速度よりも所定量、例えば10%速くするように構成される。これによりシートSは、所定のテンションで張った状態になる。そのためにシートSと色検出センサ551との距離A1が安定した状態で、色検出センサ551は主走査方向に移動しながらパッチ画像を読み取ることができる。
図10(b)は、シートSの先端が下流搬送駆動ローラ583と下流搬送従動ローラ584とのニップから外れている状態を例示する。この場合、色検出センサ551は、主走査方向に移動しながらパッチ画像を読み取ろうとすると、シートSに挟まって移動できなくなる可能性がある。図10(c)は、シートSの先端が下流搬送駆動ローラ583と下流搬送従動ローラ584とのニップに到達しているが、シートSが所定のテンションで張っていない状態を例示する。この場合、シートSと色検出センサ551との距離A2が不安定になる。この状態で色検出センサ551が主走査方向に移動しながらパッチ画像を読み取ると、測色精度が低下する可能性がある。
図11は、測色ユニット500によるパッチ画像の読取処理(測色)の説明図である。シートSには、行方向及び列方向のそれぞれに所定数のパッチ画像が形成される。本実施形態では、シートSには、P1〜Pmのm行の測色用のパッチ画像Pが形成される。各行の列方向に、P1−1、P1−2、P1−3・・・P1−nのn個のパッチ画像が形成されている。つまり1枚のシートSにm×n個のパッチ画像が配置されている。
上記の通り、色検出センサ551は、移動ユニット530によりシートSの搬送方向に直交する主走査方向へ移動する。シートSは、色検出センサ551にパッチ画像を読み取られる際に、搬送ローラユニット580により搬送/停止が制御され、所定量の搬送が可能である。搬送駆動ユニット590は、搬送ローラユニット580により、シートSを所定量だけ搬送して一時停止する動作を繰り返す。シートSの位置は、不図示のシート位置検知センサにより検知される。色検出センサ551は、シートSが一時停止している間に主走査方向へ移動して、1行分のパッチ画像を読み取る。
図11(a)に示すように、シートSが色検出センサ551の読取位置551Sに搬送される際に、色検出センサ551は、主走査方向のシートSの領域外に退避して待機する。シートSは、色検出センサ551の読取位置551Sと先頭行のパッチ画像P1の位置とが搬送方向で合うまで搬送されて停止する。シートSの搬送が停止されると、色検出センサ551は、図11(b)に示すように主走査方向に移動しながら、n個のP1行のパッチ画像P1−1〜P1−nを読み取る。
このとき、図10(a)に示すように、シートSは先端が下流搬送駆動ローラ583及び下流搬送従動ローラ584に到達している。そのためにシートSは、上流搬送駆動ローラ581及び上流搬送従動ローラ582と、下流搬送駆動ローラ583及び下流搬送従動ローラ584とのそれぞれで挟持されている。色検出センサ551は、シートSまでの距離A1が安定した状態で、主走査方向に移動しながらパッチ画像P1を読み取ることができる。シートSが図10(b)の状態であれば、色検出センサ551がシートSにより主走査方向に移動できなくなる。シートSが図10(c)の状態であれば、色検出センサ551は、シートSまでの距離A2が不安定な状態で主走査方向に移動しながらパッチ画像P1を読み取るために、測色精度が低下する可能性がある。
図12は、シートS上のパッチ画像の形成範囲を説明する図である。本実施形態のシートSは、搬送方向の先端側に先端余白B1が設けられ、搬送方向の後端側に後端余白C1が設けられる。先端余白B1及び後端余白C1は、パッチ画像が形成されない領域である。
先端余白B1は、色検出センサ551の読取位置551Sと、下流搬送駆動ローラ583と下流搬送従動ローラ584とにより形成されるニップ(中心)との、搬送方向の距離B2よりも、搬送方向に長くなるように設けられる。例えば、先端余白B1は60[mm]であり、距離B2は50[mm]である。そのために、先頭行のパッチ画像P1は、シートSの搬送方向の先端から、距離B2までの距離より離れた位置に形成される。
後端余白C1は、色検出センサ551の読取位置551Sと、上流搬送駆動ローラ581と上流搬送従動ローラ582とにより形成されるニップ(中心)との、搬送方向の距離C2よりも、搬送方向に長くなるように設けられる。例えば、後端余白C1は60[mm]であり、距離C2は50[mm]である。そのために、最終行のパッチ画像Pmは、シートSの搬送方向の後端から、距離C2までの距離より離れた位置に形成される。
したがって、本実施形態のシートSのパッチ画像の形成範囲は、シートSの搬送方向の長さから、先端から距離B2までと後端から距離C2までを除いた範囲内になる。なお、シートSの搬送方向に直交する方向(主走査方向)には、余白を設ける必要がない。主走査方向の余白は、主に画像形成装置1の性能により決定され、例えば5[mm]である。
先頭行のパッチ画像P1を読み取った色検出センサ551は、図11(c)に示すように主走査方向のシートSの領域外に待機する。この状態でシートSはパッチ画像P2が読取位置551Sと搬送方向で同じ位置に到達するまで搬送される。パッチ画像P2が読取位置551Sと搬送方向で同じ位置に到達すると、色検出センサ551は、図11(d)に示すようにパッチ画像P2の方向に移動しながら、2行目のn個のパッチ画像P2を読み取る。色検出センサ551は、主走査方向にm/2回往復移動しながらシートS上のm×n個のすべてのパッチ画像Pを読み取る。このように色検出センサ551は、主走査方向に往復移動しながら、1行ずつパッチ画像Pを読み取る。
なお、図11(e)に示すように、色検出センサ551は、同じ行のパッチ画像を往路と復路との2回検出してもよい。この場合、同じ行のパッチ画像が2回読み取られることになるために、読み取り精度が向上する。
以上のような本実施形態は、鉛直方向に搬送されるシートSから、測色ユニット500の色検出センサ551によりシートSのパッチ画像を読み取る。測色ユニット500は、読取位置551Sを挟む位置に、シートSの搬送方向の上流側と下流側のそれぞれに、シートSを挟持するローラ対が設けられる。2つのローラ対(上流搬送駆動ローラ581及び上流搬送従動ローラ582、下流搬送駆動ローラ583及び下流搬送従動ローラ584)により挟持されることで、シートSが所定のテンションで張った状態になる。色検出センサ551は、この状態のシートSから、主走査方向に移動しながらパッチ画像を読み取る。そのために、色検出センサ551がシートSにより移動できなくなる可能性が低減し、パッチ画像の正確な検出が可能になる。
なお、上記の説明では、測色ユニット500が自動読取装置400に設けられる例について説明したが、自動読取装置400は、プリンタ100内に設けられてもよい。例えば、第2定着器160と搬送パス130とが合流した後に、測色ユニット500が配置された読取パス432が設けられていてもよい。

Claims (11)

  1. 搬送パスにより鉛直方向の下から上に向かって搬送されるシートから画像を読み取る測色手段を備え、
    前記測色手段は、
    前記シートを挟持して搬送する第1ローラ対と、
    前記シートの搬送方向で前記第1ローラ対よりも下流側に設けられ、前記第1ローラ対から搬送される前記シートを挟持して搬送する第2ローラ対と、
    前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に配置され、前記第1ローラ対と前記第2ローラ対とにより挟持された状態の前記シートから前記画像を検出する検出手段と、を有することを特徴とする、
    読取装置。
  2. 前記測色手段は、前記第1ローラ対と前記第2ローラ対とを駆動する搬送駆動手段を有しており、
    前記搬送駆動手段は、前記第2ローラ対が前記シートを搬送する速度を、前記第1ローラ対が前記シートを搬送する速度よりも速くすることを特徴とする、
    請求項1記載の読取装置。
  3. 前記測色手段は、前記検出手段を前記シートの搬送方向に直交する方向に移動させる移動手段を備え、
    前記検出手段は、前記シートの搬送方向に直交する前記方向に移動しながら、前記シートから前記画像を検出することを特徴とする、
    請求項1又は2記載の読取装置。
  4. 前記測色手段は、前記検出手段を前記シートの搬送方向に直交する方向に移動させる移動手段を備え、
    前記搬送駆動手段は、前記シートを所定量だけ搬送して一時停止する動作を繰り返し、
    前記検出手段は、前記シートが一時停止している間に、前記シートの搬送方向に直交する前記方向に移動しながら、前記シートから前記画像を検出することを特徴とする、
    請求項2記載の読取装置。
  5. 前記検出手段は、前記シートの搬送方向に直交する前記方向に移動する往路と復路とで、前記シートから前記画像を検出することを特徴とする、
    請求項3又は4記載の読取装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    画像が形成されたシートを鉛直方向の下から上に向かって搬送するための搬送パスと、
    前記搬送パスに設けられ、前記搬送パスを搬送される前記シートに形成された前記画像を読み取る測色手段と、を備え、
    前記測色手段は、
    前記シートを挟持して搬送する第1ローラ対と、
    前記シートの搬送方向で前記第1ローラ対よりも下流側に設けられ、前記第1ローラ対から搬送される前記シートを挟持して搬送する第2ローラ対と、
    前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に配置され、前記第1ローラ対と前記第2ローラ対とにより挟持された状態の前記シートから前記画像を検出する検出手段と、を有することを特徴とする、
    画像形成装置。
  7. 前記測色手段は、前記第1ローラ対と前記第2ローラ対とを駆動する搬送駆動手段を有しており、
    前記搬送駆動手段は、前記第2ローラ対が前記シートを搬送する速度を、前記第1ローラ対が前記シートを搬送する速度よりも速くすることを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成手段は、前記シートの搬送方向の先端から、前記第2ローラ対から前記検出手段による検出位置までの搬送方向の距離より離れた位置に前記画像を形成することを特徴とする、
    請求項6又は7記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段は、前記シートの搬送方向の後端から、前記第1ローラ対から前記検出手段による検出位置までの搬送方向の距離より離れた位置に前記画像を形成することを特徴とする、
    請求項6〜8のいずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段は、前記シートの搬送方向の先端から、前記第2ローラ対から前記検出手段による読取位置までの搬送方向の距離より離れた位置から、前記搬送方向の後端から、前記第1ローラ対から前記検出手段による読取位置までの搬送方向の距離より離れた位置までの、前記搬送方向の範囲内に画像を形成することを特徴とする、
    請求項6又は7記載の画像形成装置。
  11. 前記検出手段による前記画像の読取結果に基づいて前記画像形成手段が画像を形成する際の画像形成条件を補正する補正手段をさらに備えることを特徴とする、
    請求項6〜10のいずれか1項記載の画像形成装置。
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