JP5895608B2 - 用紙搬送装置、および画像形成装置 - Google Patents
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Description
まず、実施形態1に係る画像形成装置について説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、「画像形成装置」とは、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に現像剤やインクを付着させて画像形成を行う装置を意味する。「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。
以下、実施形態1に係る画像形成装置であるレーザープリンターについて説明する。図1は実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図、図2は同画像形成装置の内部構造を示す断面図、図3は同画像形成装置の転写カバーを開いた状態の斜視図、図4は同画像形成装置の転写カバーを開いた状態の断面図、図5は転写カバーを閉じた時の転写カバーの内側状態を示す斜視図である。実施形態1では画像形成装置の下部に給紙トレイ30を配置し、当該給紙トレイ30の上部に内部点検用のカバーである転写カバー8を配置している。また装置の上部に排紙トレイ44を配置している。
1つのプロセスユニット1Kを例にその構成を説明する。プロセスユニット1Kは、像担持体2K(感光体ドラム)と、ドラムクリーニング装置3Kと、図示しない除電装置、帯電装置4K、現像装置5K等を有している。プロセスユニット1Kは、画像形成装置の本体に対して着脱自在に装着され、一度に消耗部品を交換できるよう構成する。
この画像形成装置の基本的動作について説明する。図1において、図示しない画像形成装置の制御部からの給紙信号によって給紙ローラ30aを回転させると、給紙トレイ30に積載した用紙Pの最上位の用紙のみを分離して給紙路31へ送り出す。用紙Pの先端がタイミングローラ対32のニップ部に到達すると、中間転写ベルト16上に形成されるトナー画像とタイミング(同期)をとるとともに、用紙Pの先端スキューを補正するため、用紙Pにたるみを形成した状態で待機する。
印刷途中で用紙詰まりによるジャムが発生した場合、図3、図4に示すように、ユーザーが転写カバー8を手で開き、内部のジャム紙を取り出すことができる。用紙Pがタイミングローラ対32に挟まれている場合、タイミングローラ対32の圧力が非常に高いので、タイミングローラ対32が閉じたままではジャム紙を取り出すのが困難である。
実施形態1に係る用紙搬送装置では、二次転写ローラ20を、図12A、図12Bに示すように、転写カバー8の内側に配置する。転写カバー8の内面には、左右両側部分に一対の端板27を配置し、この端板27の内側に支持板28を配置している。この支持板28に、二次転写ローラ20の回転軸20aを回転可能に支持する。図2に示すように、圧縮バネ25が支持板28を二次転写駆動ローラ18に向けて押し付ける。
図5に示すように、転写カバー8の内面に配置されたタイミング駆動ローラ32aの回転軸32a1の両端を、回動アーム45に対して、軸方向外側にやや突き出した状態で支持している。この回動アーム45は、その基端部に形成した長穴45aに、搬送ハウジング9aの両側の端板27の軸部材27aが回動自在に挿入し、回動アームはこの軸部材27aを中心にして回動可能、かつ、長穴45aの方向にスライド可能となっている。
図7A、図7B、図7Cに示すように、タイミング駆動ローラ32aの下方に、両面ユニット9の用紙搬送ガイド50を配置している。この用紙搬送ガイド50は、タイミングローラ対32に搬送されて来る用紙Pを、転写ニップ部に正確に案内するためのものであり、本体側にも、図2に示すように、同様の用紙搬送ガイド51を配置している。
図9Aに示すように、装置本体側にはタイミング従動ローラ32bを配置している。このタイミング従動ローラ32bと、転写カバー8側のタイミング駆動ローラ32aとが互いに当接して、タイミングローラ対32によるタイミング機構を構成する。
図12Aは、回動アーム45が加圧レバー46によって押し付けられ、サポート部材52に当接した状態を示している。転写カバー8を開閉する際、この図12Aに示す状態から、装置外側にかけては、タイミング駆動ローラ32aが回転軸12を中心とする半径R1の破線で示す回転軌跡すなわち第1軌跡A1を描き、この回転軌跡に対して、本体側の中間転写ベルト16と二次転写駆動ローラ18が干渉しない配置になっている。
次に実施形態に係る用紙搬送装置について説明する。実施形態2に係る用紙搬送装置では、タイミング従動ローラ32bの回転軸の両端の直径を異なる(例えばD1、D2:D1>D2)ものにする。そして、回転軸の両端にはめ込む位置決めガイド部材150、160のそれぞれの軸穴151、162の内径を、それぞれ回転軸をはめ込めるように異なる値(d1、d2:d1>d2)とする。図15は実施形態2に係る画像形成装置の2つの位置決めガイド部材を示す側面図である。
次に実施形態3に係る用紙搬送装置について説明する。図16は実施形態3に係る画像形成装置の位置決めガイド部材を示す側面図である。実施形態3に係る用紙搬送装置では、位置決めガイド部材170の下側顎部171の上面172に、タイミング駆動ローラ32aがタイミングローラ対32に移動するとき、下方に向け移動する断面円弧状の凹部173を形成した。実施形態1で示した場合に比して、第1軌跡A1の半径R1をR2に伸ばすことができる。このため、タイミング駆動ローラ32aを中間転写ベルト16の端部下側すなわち二次転写駆動ローラ18の下側に極めて接近して配置するレイアウトが実現できる。そして、このレイアウトにより装置の奥行き寸法と上下高さをともに短縮することが可能となり、装置をコンパクト化することができる。
2K,2Y,2M,2C:像担持体(感光体ドラム)
8:転写カバー(カバー)
9:両面ユニット
9a:搬送ハウジング
9b:戻り通路
12:転写カバーの回転軸
15:転写装置
16:中間転写ベルト
17:従動ローラ
18:二次転写駆動ローラ
19K,19Y,19M,19C:一次転写ローラ
20:二次転写ローラ
20a:回転軸
25:圧縮バネ
27:端板
27a:軸部材
28:支持板
30:給紙トレイ
30a:給紙ローラ
31:給紙路
32:タイミングローラ対
32a:タイミング駆動ローラ(カバー側ローラ)
32b:タイミング従動ローラ(本体側ローラ)
33:転写後搬送路
34:定着装置
34a:定着ローラ
34b:加圧ローラ
36:排紙路
37:排紙ローラ対
41:反転搬送路
45:回動アーム
46:加圧レバー
47:引張バネ(付勢手段)
50:用紙搬送ガイド
52:サポート部材
52a:縦長溝
52b:ストッパ面
55:位置決めガイド部材(ガイド部材)
55b:上側顎部
55c:下側顎部
Claims (10)
- 装置本体の下部で回転可能に支持され、用紙搬送経路の一部を開閉可能に覆うカバーと、前記装置本体側に配置した本体側ローラ、および前記カバー側に配置し、カバーが閉状態となったとき前記本体側ローラに押し付けられてニップ部を形成するカバー側ローラからなるローラ対と、前記カバー側ローラを、前記ニップ部より下側に位置する揺動軸を中心として揺動可能に支持する揺動支持機構と、
前記装置本体の前記ニップ部と前記カバーの回動中心との間に配置され、前記カバー側ローラを用紙搬送方向と直交する方向に案内するガイド部材とを備え、
前記揺動支持機構は、前記揺動軸に支持されて前記カバー側ローラとともに回動する回動アームと、該回動アーム介して前記カバー側ローラを前記本体側ローラ側へ押し付け付勢する加圧機構と、を備えるとともに、前記揺動軸が前記回動アームを支持する部位に、前記回動アームの長手方向に該回動アームの移動を可能とする長穴を備え、
前記カバーが開閉動する際における前記カバー側ローラは、前記カバーの移動方向と同一である第1軌跡と、前記ガイド部材に案内される第2軌跡に沿って移動するものであり、
前記ガイド部材は、前記本体側ローラ側から前記カバー側に向けて互いに平行に延びる上側顎部と、この上側顎部より下側に配置されるとともに前記上側顎部よりカバー側に向け長く延びる下側顎部と、を備えることを特徴とする用紙搬送装置。 - 前記ガイド部材の下顎部と上側顎部とは基部で連結しており、この連結した箇所に円筒面の一部をなす内周面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
- 前記ガイド部材の下顎部の上面には、前記カバー側ローラが本体側ローラ側に移動するにつれて上側に向け移動させる斜行部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置。
- 前記ガイド部材の下顎部の上面には、前記カバー側ローラが本体側ローラ側に移動するとき下方に向け移動する断面円弧状の凹部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置。
- 前記ガイド部材を複数備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の用紙搬送装置。
- 前記ガイド部材は、該ガイド部材を前記本体側ローラの軸に取り付ける軸穴を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の用紙搬送装置。
- 前記ガイド部材を複数個配置し、それぞれのガイド部材の軸穴の内径を異なるものとしたことを特徴とする請求項6に記載の用紙搬送装置。
- 前記本体側ローラおよびカバー側ローラはタイミング駆動ローラ対をなすことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の用紙搬送装置。
- 前記ガイド部材の上側顎部には、前記カバーを閉状態とするとき、前記カバーに接触して、前記カバーをガイドする案内部を形成したことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の用紙搬送装置。
- 請求項1から請求項9のいずれかに記載の用紙搬送装置と、
この用紙搬送装置で搬送される用紙上に画像を形成する作像装置と、
画像が形成された用紙を機外に搬出する排出装置と、
を少なくとも備えることを特徴とする画像形成装置。
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